JP2003347190A - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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JP2003347190A JP2002150919A JP2002150919A JP2003347190A JP 2003347190 A JP2003347190 A JP 2003347190A JP 2002150919 A JP2002150919 A JP 2002150919A JP 2002150919 A JP2002150919 A JP 2002150919A JP 2003347190 A JP2003347190 A JP 2003347190A
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  • Coating Apparatus (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置構成を複雑化させることなく、簡易に処
理状況を確認することができる基板処理装置を提供す
る。 【解決手段】 基板処理装置1の架橋構造4のうち基板
の表面と対向する位置に、所定の方向の存在物との間の
距離を検出するギャップセンサ42を取り付ける。基板
に対するレジスト液の塗布処理を開始する前に、リニア
モータ50,51により、架橋構造4をX軸方向に移動
させ、ギャップセンサ42による基板の表面とのギャッ
プを検出する。さらに、レジスト液の塗布処理が終了し
た時点で、同様にギャップセンサ42による走査を行
い、レジスト膜の表面とのギャップを検出する。それぞ
れ検出したギャップの差を計算して、レジスト膜の厚さ
寸法を求め、所定値と比較することにより、塗布処理の
状況を判定し、判定結果を表示部に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板に対して所定
の処理を行う基板処理装置における技術に関する。より
詳しくは、基板に所定の処理液を塗布し、当該処理が適
切に行われたか否かの判定を行う検査技術に関する。
【0002】
【従来の技術】基板の表面に対してレジスト液などの所
定の処理液を塗布する場合、保持台上の所定の位置に基
板を保持しておき、スリットノズルによって処理液を吐
出しつつ基板の表面を走査するスキャンコーティングが
行われる。例えば、特開平11−165111号公報に
は、モータによってボールネジを回転させ、スリットノ
ズルの両端に剛性結合された2つの移動台を移動させる
ことにより、スキャンコーティングを行う基板処理装置
に関する技術が提案されている。このような技術は、処
理対象となる基板が大型である場合や、角形の基板であ
る場合には、スピンコーティング(基板を回転させつつ
塗布する手法)による均一な薬液塗布が難しいため、特
に有効である。
【0003】しかし、このように塗布処理に有効なスキ
ャンコーティングにおいても、スリットノズルの吐出不
良など、種々の原因によって基板の表面上に形成される
べき処理液の層が均一に形成されない場合がある。これ
らの不良基板は、製品として出荷すべきでないことか
ら、従来より、後工程において、塗布処理が行われた後
の基板に対して、塗布処理により形成された処理液の層
の検査が行われ、不良基板の検出を行い、当該不良基板
の再処理または破棄が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、後工程にお
ける前述の検査によって、不良基板の選別を行うことは
できるものの、不良基板が検出されるのは、基板が後工
程に搬送され、検査された後である。したがって、塗布
不良となる原因が基板処理装置において発生していても
迅速な対応ができず、その間に処理された基板が同じ原
因により、不良基板となってしまうという問題があっ
た。
【0005】また、上記問題を解決するために、例え
ば、後工程における検査と同等の検査を行うための構成
を基板処理装置に設けるとすれば、装置構成がいたずら
に複雑化するという問題があった。
【0006】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あり、装置構成を複雑化させることなく、簡易に処理状
況を確認することができる基板処理装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1の発明は、基板を保持する保持台と、前記
基板に対して所定の処理液を吐出するスリットノズル
と、前記保持台の上方に略水平に掛け渡された架橋構造
と、前記架橋構造を前記基板の表面に沿った略水平方向
に移動させる移動手段と、を備え、前記移動手段が、前
記略水平方向に前記架橋構造を移動させつつ、前記スリ
ットノズルによって前記基板の表面を走査することによ
り、前記基板の表面に対して前記所定の処理液の層(形
成層)を形成する基板処理装置において、前記基板を前
記保持台に保持した状態で前記形成層の厚さ寸法を検出
する検出手段と、前記検出手段により検出された前記形
成層の厚さ寸法に基づいて、前記基板に対する処理の良
否を判定する判定手段とをさらに備える。
【0008】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
に係る基板処理装置において、前記検出手段が、前記架
橋構造のうち前記基板の表面と対向する位置に取り付け
られ、所定の方向の存在物との間の距離を検出するセン
シング手段と、前記センシング手段の検出結果に基づい
て前記形成層の厚さ寸法を算出する算出手段とを有す
る。
【0009】また、請求項3の発明は、請求項2の発明
に係る基板処理装置において、前記センシング手段が、
前記形成層が形成される前後において、前記基板の表面
との間の第1距離と前記形成層の表面との間の第2距離
とを検出し、前記算出手段が、前記第1距離と前記第2
距離との差を計算することにより、前記形成層の厚さ寸
法を算出する。
【0010】また、請求項4の発明は、請求項2または
3の発明に係る基板処理装置において、前記センシング
手段が、前記所定の方向にレーザ光を投光し、前記存在
物の表面により反射された前記レーザ光のうちの正反射
光を受光素子配列で受光することにより、前記存在物と
の間の距離を検出するレーザ式変位計である。
【0011】また、請求項5の発明は、請求項2ないし
4のいずれかの発明に係る基板処理装置において、前記
スリットノズルを昇降させる昇降手段と、前記昇降手段
を制御する制御手段とをさらに備え、前記制御手段が、
前記センシング手段の検出結果に基づいて、前記昇降手
段を制御する。
【0012】また、請求項6の発明は、請求項1ないし
5のいずれかの発明に係る基板処理装置において、前記
検出手段が、所定の方向にレーザ光を投光し、前記レー
ザ光のうち、前記形成層の表面により反射された第1正
反射光と、前記基板の表面により反射された第2正反射
光とを同時に受光素子配列上に受光し、前記第1正反射
光により受光素子配列上に現れる強度分布のピークと、
前記第2正反射光により受光素子配列上に現れる強度分
布のピークとの受光素子配列上における距離に基づい
て、前記形成層の厚さ寸法を検出する。
【0013】また、請求項7の発明は、請求項1ないし
6のいずれかの発明に係る基板処理装置において、前記
基板がフラットパネルディスプレイ用の基板であり、前
記所定の処理液がレジスト液である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、添付の図面を参照しつつ、詳細に説明する。
【0015】<1. 実施の形態> <1.1 構成の説明>図1は、本発明の実施の形態で
ある基板処理装置1の概略を示す斜視図である。図2
は、基板処理装置1の本体2を上方から見た平面図であ
る。また、図3および図4は、本体2の正面図および側
面図である。
【0016】基板処理装置1は、本体2と制御系6とに
大別され、液晶表示装置の画面パネルを製造するための
角形ガラス基板を被処理基板90としており、基板90
の表面に形成された電極層などを選択的にエッチングす
るプロセスにおいて、基板90の表面にレジスト液を塗
布する塗布装置として構成されている。したがって、こ
の実施の形態では、スリットノズル41は基板90に対
してレジスト液を吐出するようになっている。なお、基
板処理装置1は、液晶表示装置用のガラス基板だけでな
く、一般に、フラットパネルディスプレイ用の種々の基
板に処理液(薬液)を塗布する装置として変形利用する
こともできる。
【0017】本体2は、被処理基板90を載置して保持
するための保持台として機能するとともに、付属する各
機構の基台としても機能するステージ3を備える。ステ
ージ3は直方体形状の一体の石製であり、その上面(保
持面30)および側面は平坦面に加工されている。
【0018】ステージ3の上面は水平面とされており、
基板90の保持面30となっている。保持面30には多
数の真空吸着口が分布して形成されており、基板処理装
置1において基板90を処理する間、基板90を吸着す
ることにより、基板90を所定の水平位置に保持する。
【0019】この保持面30のうち基板90の保持エリ
ア(基板90が保持される領域)を挟んだ両端部には、
略水平方向に平行に伸びる一対の走行レール31aが固
設される。走行レール31aは、架橋構造4の両端部に
固設される支持ブロック31bとともに、架橋構造4の
移動を案内し(移動方向を所定の方向に規定する)、架
橋構造4を保持面30の上方に支持するリニアガイドを
構成する。
【0020】ステージ3の上方には、このステージ3の
両側部分から略水平に掛け渡された架橋構造4が設けら
れている。架橋構造4は、カーボンファイバ樹脂を骨材
とするノズル支持部40と、その両端を支持する昇降機
構43,44とから主に構成される。
【0021】ノズル支持部40には、スリットノズル4
1とギャップセンサ42とが取り付けられている。
【0022】水平Y方向に伸びるスリットノズル41に
は、スリットノズル41へ薬液(レジスト液)を供給す
る配管やレジスト用ポンプを含む吐出機構(図示せず)
が接続されている。スリットノズル41は、レジスト用
ポンプによりレジスト液が送られ、基板90の表面を走
査することにより、基板90の表面の所定の領域(以
下、「レジスト塗布領域」と称する。)にレジスト液を
吐出する。
【0023】ギャップセンサ42は、架橋構造4のノズ
ル支持部40に基板90の表面と対向する位置に取り付
けられ、所定の方向(−Z方向)の存在物(例えば、基
板90やレジスト膜)との間の距離(ギャップ)を検出
して、検出結果を制御系6に伝達する。
【0024】図5は、ギャップセンサ42に用いられる
レーザ変位計の原理を示す図である。ギャップセンサ4
2は、CCD(一般には、受光素子配列)420および
受光レンズ421を備え、図示しない投光部から所定の
方向にレーザ光を発射(投光)する。投光部から発射さ
れたレーザ光(入射光)は、存在物の表面SF1で反射
され、当該反射されたレーザ光のうちの正反射光が受光
レンズ421を通して、CCD420で受光される。
【0025】ここで、ギャップセンサ42において、投
光部、基準面SF0、およびCCD420の各位置関係
は既知であり、投光部が発射するレーザ光の発射方向お
よび受光レンズ421の焦点位置も既知である。したが
って、ギャップセンサ42は、受光したレーザ光のCC
D420上における強度分布(CCD420上の受光位
置を示す)から三角測量法の原理に基づいて、基準面S
F0と存在物の表面SF1との間の距離(ギャップ)D
を検出する機能を有している。
【0026】このように、ギャップセンサ42が、存在
物の表面で反射されるレーザ光のうち、正反射光を受光
して当該存在物との間の距離の検出を行うことにより、
例えば、拡散反射光を受光する場合に比べて、分解能を
向上させることができるため、存在物の表面との間の距
離を精度よく測定することができる。
【0027】また、ノズル支持部40にスリットノズル
41とギャップセンサ42とが取り付けられることによ
り、これらの相対的な位置関係が固定される。したがっ
て、制御系6は、ギャップセンサ42の検出結果に基づ
いて、基板90の表面とスリットノズル41との距離を
検出することができる。なお、本実施の形態における基
板処理装置1では2つのギャップセンサ42を備えてい
るが、ギャップセンサ42の数はこれに限られるもので
はなく、さらに、多くのギャップセンサ42を備えてい
てもよい。
【0028】昇降機構43,44はスリットノズル41
の両側に分かれて、ノズル支持部40によりスリットノ
ズル41と連結されている。昇降機構43,44はスリ
ットノズル41を並進的に昇降させるとともに、スリッ
トノズル41のYZ平面内での姿勢を調整するためにも
用いられる。
【0029】架橋構造4の両端部には、ステージ3の両
側の縁側に沿って別れて配置された一対のACコアレス
リニアモータ(以下、単に、「リニアモータ」と略す
る。)50,51が、それぞれ固設される。
【0030】リニアモータ50は、固定子(ステータ)
50aと移動子50bとを備え、固定子50aと移動子
50bとの電磁的相互作用によって架橋構造4をX軸方
向(基板90の表面に沿った方向)に移動させるための
駆動力を生成するモータである。また、リニアモータ5
0による移動量および移動方向は、制御系6からの制御
信号により制御可能となっている。なお、リニアモータ
51もほぼ同様の機能、構成を有する。
【0031】リニアエンコーダ52,53は、それぞれ
スケール部および検出子(図示せず)を備え、スケール
部と検出子との相対的な位置関係を検出して、制御系6
に伝達する。各検出子は架橋構造4の両端部にそれぞれ
固設されており、リニアエンコーダ52,53は架橋構
造4の位置検出を行う機能を有している。
【0032】制御系6は、プログラムに従って各種デー
タを処理する演算部60、プログラムや各種データを保
存する記憶部61を内部に備える。また、前面には、オ
ペレータが基板処理装置1に対して必要な指示を入力す
るための操作部62、および各種データを表示する表示
部63を備える。
【0033】制御系6は、図示しないケーブルにより本
体2に付属する各機構と接続されており、操作部62お
よび各種センサなどからの信号に基づいて、ステージ
3、架橋構造4、昇降機構43,44、およびリニアモ
ータ50,51などの各構成を制御する。
【0034】特に制御系6は、この実施の形態では、ギ
ャップセンサ42の検出結果に基づいて、スリットノズ
ル41の基板90に対する姿勢および高さを制御し、ま
た、ギャップセンサ42の検出結果に基づいて、基板9
0の表面に形成されたレジスト膜の厚さ寸法を算出し、
算出した厚さ寸法に基づいて、基板90に対するレジス
ト塗布処理の良否を判定する。なお、判定結果は、表示
部63に表示させる。
【0035】制御系6の具体的な構成としては、記憶部
61はデータを一時的に記憶するRAM、読み取り専用
のROM、および磁気ディスク装置などが該当し、可搬
性の光磁気ディスクやメモリーカードなどの記憶媒体、
およびそれらの読み取り装置などであってもよい。ま
た、操作部62は、ボタンおよびスイッチ類(キーボー
ドやマウスなどを含む。)などであるが、タッチパネル
ディスプレイのように表示部63の機能を兼ね備えたも
のであってもよい。表示部63は、液晶ディスプレイや
各種ランプなどが該当する。
【0036】<1.2 動作の説明>次に、基板処理装
置1の動作について説明する。基板処理装置1では、オ
ペレータまたは図示しない搬送機構により、所定の位置
に基板90が搬送されることによって、レジスト塗布処
理が開始される。なお、処理を開始するための指示は、
基板90の搬送が完了した時点で、オペレータが操作部
62を操作することにより入力されてもよい。
【0037】まず、ステージ3が保持面30上の所定の
位置に基板90を吸着して保持する。続いて、制御系6
からの制御信号に基づいて、昇降機構43,44が、ノ
ズル支持部40に取り付けられたギャップセンサ42を
基板90の厚み分よりも高い所定の高度(以下、「測定
高度」と称する。)に移動させる。
【0038】ギャップセンサ42が測定高度にセットさ
れると、リニアモータ50,51が、架橋構造4をX方
向に移動させることにより、ギャップセンサ42をレジ
スト塗布領域の上方まで移動させる。ここで、レジスト
塗布領域とは、基板90の表面のうちでレジスト液を塗
布しようとする領域であって、通常、基板90の全面積
から、端縁に沿った所定幅の領域を除いた領域である。
このとき、制御系6は、リニアエンコーダ52,53の
検出結果に基づいて、それぞれのリニアモータ50,5
1に制御信号を与えることにより、ギャップセンサ42
のX軸方向の位置を制御する。
【0039】次に、ギャップセンサ42が基板90表面
のレジスト塗布領域における基板90表面とスリットノ
ズル41とのギャップの測定を開始する。測定が開始さ
れると、リニアモータ50,51が架橋構造4をさらに
X方向に移動させることでギャップセンサ42がレジス
ト塗布領域を走査し、走査中の測定結果を制御系6に伝
達する。このとき、制御系6は、ギャップセンサ42の
測定結果を、リニアエンコーダ52,53によって検出
される水平位置と関連づけて記憶部61に保存する。
【0040】架橋構造4が基板90の上方をX方向に通
過して、ギャップセンサ42による走査が終了すると、
制御系6は、架橋構造4をその位置で停止させ、ギャッ
プセンサ42からの検出結果に基づいて、スリットノズ
ル41のYZ平面における姿勢が、適切な姿勢(スリッ
トノズル41とレジスト塗布領域との間隔がレジスト液
を塗布するために適切な間隔となる姿勢。以下、「適正
姿勢」と称する。)となるノズル支持部40の位置を算
出し、算出結果に基づいて、それぞれの昇降機構43,
44に制御信号を与える。その制御信号に基づいて、そ
れぞれの昇降機構43,44がノズル支持部40をZ軸
方向に移動させ、スリットノズル41を適正姿勢に調整
する。
【0041】このように、基板処理装置1では、レジス
ト液の均一な塗布を実現するために、スリットノズル4
1と基板90の表面との距離を厳密に調整する必要があ
るが、制御系6が、ギャップセンサ42の検出結果に基
づいて、昇降機構43,44を制御する。
【0042】さらに、リニアモータ50,51が架橋構
造4を−X方向に移動させ、スリットノズル41を吐出
開始位置に移動させる。ここで、吐出開始位置とは、レ
ジスト塗布領域の一辺にスリットノズル41がほぼ沿う
位置である。
【0043】スリットノズル41が吐出開始位置まで移
動すると、制御系6が制御信号をリニアモータ50,5
1およびレジスト用ポンプ(図示せず)に与える。その
制御信号に基づいて、リニアモータ50,51が架橋構
造4を−X方向に移動させることでスリットノズル41
が基板90の表面を走査し、そのスリットノズル41の
走査中にレジスト用ポンプを運転することでスリットノ
ズル41にレジスト液が送られ、スリットノズル41が
レジスト塗布領域にレジスト液を吐出する。これによ
り、基板90の表面上にレジスト液の層が形成される。
【0044】スリットノズル41が吐出終了位置まで移
動すると、制御系6が制御信号をレジスト用ポンプ、昇
降機構43,44およびリニアモータ50,51に与え
る。その制御信号に基づいて、レジスト用ポンプが停止
することによってスリットノズル41からのレジスト液
の吐出が停止し、昇降機構43,44がギャップセンサ
42を測定高度に移動させる。
【0045】次に、リニアモータ50,51が架橋構造
4をX方向に移動させることでギャップセンサ42がレ
ジスト塗布領域を走査し、基板90上に形成されたレジ
スト膜とのギャップを測定して制御系6に伝達する。制
御系6は、レジスト塗布前に測定したギャップの値(基
板90の表面との間の距離)と、レジスト塗布後に測定
したギャップの値(レジスト膜の表面との間の距離)と
の差を計算することにより、基板90上に形成されたレ
ジスト膜の厚さ寸法を算出する。
【0046】さらに、算出した厚さ寸法に応じて、許容
される厚さ寸法の範囲として予め設定されている所定値
と比較することにより、基板90に対して行われた塗布
処理の良否を判定し、判定結果を表示部63に表示す
る。
【0047】これにより、基板90の表面上に処理液の
層(レジスト膜)を形成した後、速やかに良否判定を行
うことができることことから、表示部63に表示された
判定結果に基づいて、例えば、オペレータなどが処理状
況に迅速に対応できる。また、当該判定は、ギャップセ
ンサ42を設けるだけで行うことができることから、装
置構成をいたずらに複雑にすることなく簡易に検査をす
ることができる。
【0048】なお、ギャップセンサ42を用いた検査で
は、主にX軸方向の異常の検出を行うことができること
から、例えば、レジスト液が塗布されていない(レジス
ト液の不足)、吐出開始位置や吐出終了位置がずれてい
る、塗布終了位置において厚膜化現象が生じているとい
った異常を検出することができる。このような異常は、
個々の基板90毎に起きるというよりも、同じ状態で処
理されるすべての基板90において生じる可能性が高
く、後工程において異常を検出していたのでは、その間
にも不良基板が発生してしまうことになる。したがっ
て、基板処理装置1のように、迅速に対応することによ
る効果は大きい。また、当該判定により、基板90に対
する処理に異常が検出された場合には、判定結果を表示
するのみならず、その程度に応じて処理を停止してノズ
ル洗浄を行うなど自動的に回復処理を行うようにしても
よい。
【0049】レジスト膜の検査が終了すると、ステージ
3は基板90の吸着を停止し、オペレータまたは搬送機
構が基板90を保持面30から取り上げ、次の処理工程
に搬送する。
【0050】以上のように、基板処理装置1では、レジ
スト液を塗布する前後において、それぞれギャップセン
サ42による走査を行い、基板90の表面との間の距離
と、レジスト膜の表面との間の距離とを検出し、それら
の差を計算することにより、基板90の表面に形成され
たレジスト膜の厚さ寸法を算出して、基板90に対する
処理の良否を判定することにより、基板90の表面上に
処理液の層を形成した後、速やかに良否判定を行うこと
ができることことから、異常状態が発生している場合に
迅速に対応できる。また、レジスト膜厚測定専用のセン
サを必要としないため、装置構成を複雑にすることなく
簡易に検査をすることができる。
【0051】また、制御系6が、ギャップセンサ42の
検出結果に基づいて、スリットノズルを昇降させる昇降
機構43,44を制御することにより、スリットノズル
41の姿勢および高さの検出とレジスト膜厚の測定とを
ギャップセンサ42で兼用することができ、別途、スリ
ットノズルの高さ位置を検出するため、専用の構成を設
ける必要がなく、装置構成を簡素化することができる。
【0052】<2. 第2の実施の形態>第1の実施の
形態では、レジスト塗布前に測定したギャップの値(基
板90の表面との距離)と、レジスト塗布後に測定した
ギャップの値(レジスト膜の表面との距離)との差を求
めることにより、レジスト膜の厚さ寸法を検出して、塗
布処理の良否を判定すると説明したが、レジスト膜の厚
さ寸法を検出する手法は、これに限られるものではな
く、レジスト膜の厚さ寸法を直接検出するように構成し
てもよい。
【0053】図6は、このような原理に基づいて構成し
た第2の実施の形態におけるギャップセンサ46の原理
を説明する図である。なお、第2の実施の形態における
基板処理装置1は、ギャップセンサ46以外の構成は第
1の実施の形態とほぼ同様であるため説明を省略する。
【0054】図6に示すように、ギャップセンサ46
は、第1の実施の形態におけるギャップセンサ42と同
様に、CCD460および受光レンズ461を備えるレ
ーザ変位計であり、ギャップセンサ42が有する機能を
同様に有している。さらに、ギャップセンサ46は、投
光したレーザ光(入射光)のうち、第1反射光(表面S
F2で反射されたレーザ光)と、第2反射光(表面SF
3で反射されたレーザ光)とを同時にCCD460上に
受光し、第1反射光によりCCD460上に現れる強度
分布のピークと、第2反射光によりCCD460上に現
れる強度分布のピークとのCCD460上における距離
δに基づいて、表面SF2と表面SF3との間の距離d
を検出する機能を有する。すなわち、ギャップセンサ4
6は、表面SF2が基板90の表面に形成されたレジス
ト膜の表面であり、表面SF3が基板90の表面である
場合に、直接、レジスト膜の厚さ寸法(距離d)を検出
することができる。
【0055】検出したレジスト膜の厚さ寸法は、制御系
6に伝達され、第1の実施の形態と同様に、制御系6に
よる判定が行われる。
【0056】以上により、第2の実施の形態における基
板処理装置1においても、第1の実施の形態と同様の効
果を得ることができる。また、ギャップセンサ46が、
直接、レジスト膜の厚さ寸法を検出することにより、制
御系6がレジスト膜の厚さ寸法を算出する必要がなく、
基板処理装置1における演算量を削減することができ
る。
【0057】<3. 変形例>以上、本発明の実施の形
態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に
限定されるものではなく様々な変形が可能である。
【0058】例えば、同時に2つの面からの反射光を検
出する機能を有するギャップセンサを用いて、レジスト
膜の表面と基準面SF0との間の距離、および基板の表
面と基準面SF0との間の距離を一回の走査で同時に求
め、それらの差を算出することにより、レジスト膜の厚
さ寸法を検出してもよい。
【0059】また、上記実施の形態では、塗布処理に対
する判定結果は表示部63に表示するとしたが、判定結
果を確認する手段はこれに限られるものではない。例え
ば、プリンタなどにより印刷されてもよいし、オペレー
タのいる位置が離れている場合などには、判定結果をネ
ットワークを介して遠隔地へ送信する、あるいは、警告
音を発生させるなどの手段を用いてもよい。
【0060】
【発明の効果】請求項1ないし7に記載の発明では、検
出手段により検出された形成層の厚さ寸法に基づいて、
基板に対する処理の良否を判定することにより、基板の
表面上に処理液の層を形成した後、速やかに良否判定を
行うことができることことから、処理状況に迅速に対応
できる。
【0061】請求項2に記載の発明では、検出手段が、
架橋構造のうち基板の表面と対向する位置に取り付けら
れ、所定の方向の存在物との間の距離を検出するセンシ
ング手段の検出結果に基づいて前記形成層の厚さ寸法を
算出することにより、装置構成を複雑にすることなく簡
易に検査をすることができる。
【0062】請求項4に記載の発明では、センシング手
段が、存在物にレーザ光を投光し、存在物の表面により
反射されたレーザ光のうちの正反射光を受光素子配列で
受光することにより、存在物との間の距離を検出するレ
ーザ式変位計であることにより、存在物との間の距離を
精度よく検出することができる。
【0063】請求項5に記載の発明では、制御手段が、
センシング手段の検出結果に基づいて、昇降手段を制御
することにより、別途、スリットノズルと基板の表面と
の距離を検出するための構成を設ける必要がなく、装置
構成を簡素化することができる。
【0064】請求項6に記載の発明では、測定手段が、
形成層の表面により反射された第1正反射光と、基板の
表面により反射された第2正反射光とを同時に受光素子
配列上に受光し、第1正反射光により受光素子配列上に
現れる強度分布のピークと、第2正反射光により受光素
子配列上に現れる強度分布のピークとの受光素子配列上
における距離に基づいて、形成層の厚さ寸法を測定する
ことにより、演算量を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における基板処理装
置の概略を示す斜視図である。
【図2】基板処理装置の本体を上方から見た平面図であ
る。
【図3】本体の正面図である。
【図4】本体の側面図である。
【図5】第1の実施の形態におけるギャップセンサの原
理を説明する図である。
【図6】第2の実施の形態におけるギャップセンサの原
理を説明する図である。
【符号の説明】
1 基板処理装置 3 ステージ 30 保持面 4 架橋構造 40 ノズル支持部 41 スリットノズル 42 ギャップセンサ 420 CCD 43,44 昇降機構 46 ギャップセンサ 460 CCD 50,51 リニアモータ 50a 固定子 50b 移動子 6 制御系 60 演算部 61 記憶部 90 基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中川 良幸 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天神 北町1番地の1 大日本スクリーン製造株 式会社内 Fターム(参考) 2H096 AA27 AA28 CA13 DA00 4F041 AA02 AA05 AB01 BA05 BA22 BA56 CA02 CA18 CA22 4F042 AA02 AA06 AB00 BA25 CB03 DD44 DF07 5F046 JA02 JA21

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を保持する保持台と、 前記基板に対して所定の処理液を吐出するスリットノズ
    ルと、 前記保持台の上方に略水平に掛け渡された架橋構造と、 前記架橋構造を前記基板の表面に沿った略水平方向に移
    動させる移動手段と、を備え、 前記移動手段が、前記略水平方向に前記架橋構造を移動
    させつつ、前記スリットノズルによって前記基板の表面
    を走査することにより、前記基板の表面に対して前記所
    定の処理液の層(形成層)を形成する基板処理装置にお
    いて、 前記基板を前記保持台に保持した状態で前記形成層の厚
    さ寸法を検出する検出手段と、 前記検出手段により検出された前記形成層の厚さ寸法に
    基づいて、前記基板に対する処理の良否を判定する判定
    手段と、をさらに備えることを特徴する基板処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の基板処理装置におい
    て、 前記検出手段が、 前記架橋構造のうち前記基板の表面と対向する位置に取
    り付けられ、所定の方向の存在物との間の距離を検出す
    るセンシング手段と、 前記センシング手段の検出結果に基づいて前記形成層の
    厚さ寸法を算出する算出手段と、を有することを特徴と
    する基板処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の基板処理装置におい
    て、 前記センシング手段が、 前記形成層が形成される前後において、前記基板の表面
    との間の第1距離と前記形成層の表面との間の第2距離
    とを検出し、 前記算出手段が、 前記第1距離と前記第2距離との差を計算することによ
    り、前記形成層の厚さ寸法を算出することを特徴とする
    基板処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載の基板処理装置
    において、 前記センシング手段が、 前記所定の方向にレーザ光を投光し、前記存在物の表面
    により反射された前記レーザ光のうちの正反射光を受光
    素子配列で受光することにより、前記存在物との間の距
    離を検出するレーザ式変位計であることを特徴とする基
    板処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項2ないし4のいずれかに記載の基
    板処理装置において、 前記スリットノズルを昇降させる昇降手段と、 前記昇降手段を制御する制御手段と、 をさらに備え、 前記制御手段が、前記センシング手段の検出結果に基づ
    いて、前記昇降手段を制御することを特徴とする基板処
    理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の基
    板処理装置において、 前記検出手段が、 所定の方向にレーザ光を投光し、前記レーザ光のうち、
    前記形成層の表面により反射された第1正反射光と、前
    記基板の表面により反射された第2正反射光とを同時に
    受光素子配列上に受光し、前記第1正反射光により受光
    素子配列上に現れる強度分布のピークと、前記第2正反
    射光により受光素子配列上に現れる強度分布のピークと
    の受光素子配列上における距離に基づいて、前記形成層
    の厚さ寸法を検出することを特徴とする基板処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載の基
    板処理装置において、 前記基板がフラットパネルディスプレイ用の基板であ
    り、前記所定の処理液がレジスト液であることを特徴と
    する基板処理装置。
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