JP2003183423A - 二軸延伸フィルム - Google Patents

二軸延伸フィルム

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JP2003183423A
JP2003183423A JP2001386602A JP2001386602A JP2003183423A JP 2003183423 A JP2003183423 A JP 2003183423A JP 2001386602 A JP2001386602 A JP 2001386602A JP 2001386602 A JP2001386602 A JP 2001386602A JP 2003183423 A JP2003183423 A JP 2003183423A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 、耐ピンホール性、耐衝撃性、透明性、耐熱
性を兼ね備えたポリエステル系二軸延伸フィルムを提供
する。 【解決手段】 ジカルボン酸構成単位とジオール構成単
位とを有するポリエステル樹脂であって、少なくとも、
(a)前記ジカルボン酸構成単位の1〜10モル%が環
状アセタール骨格を有するジカルボン酸単位であるか、
又は(b)前記ジオール構成単位の1〜10モル%が環
状アセタール骨格を有するジオール単位である、下記の
(1)及び(2)の物性を有するポリエステル樹脂を用
いてなる二軸延伸フィルム。 (1)フェノールと1,1,2,2−テトラクロロエタ
ンとの質量比6:4の混合溶媒中、25℃で測定した極
限粘度が0.3〜1.5dl/g。 (2)280℃で溶融して150〜230℃で定温結晶
化した際の脱偏光強度法に基づく半結晶化時間の最小値
が300秒以下。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、環状アセタール骨
格を有するジオール単位及び/又は環状アセタール骨格
を有するジカルボン酸単位を有するポリエステル樹脂を
用いた、耐ピンホール性、耐衝撃性、透明性、耐熱性が
良好な二軸延伸フィルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリエチレンテレフタレート(以下PE
Tと略すことがある)に代表されるポリエステル樹脂か
ら得られる二軸延伸フィルムは、透明性、機械的物性、
寸法安定性、耐熱性、耐薬品性などが良好であることか
ら磁気テープ、食品包装用などに幅広く使用されてい
る。
【0003】近年、食品包装用途では、内容物が美しく
見えることや、内容物が保存期間中に食味を損なわない
ことなど、包装フィルムに特に高度な要求がされてい
る。しかしながら、PETの二軸延伸フィルムは透明
性、ガスバリア性には優れるが、柔軟性、耐ピンホール
性が乏しいため、輸送時などにピンホールができ、それ
によりガスバリア性が低下したり、内容物が外に出てし
まったりすることがあるという問題があった。
【0004】そこで、耐ピンホール性を改善するため
に、ポリエステルにソフトセグメントを共重合する事が
提案されている。具体的には、特開平7−330926
号公報には分子量の低いポリテトラメチレングリコール
とテレフタル酸とエチレングリコールからなるポリエス
テル樹脂から得られる二軸延伸フィルムが提案されてい
る。この二軸延伸フィルムは耐ピンホール性は改善され
るものの耐熱性が低下するという問題があった。また、
特開平8−41184号公報には分子量の低いポリオキ
シテトラメチレングリコールとナフタレンジカルボン酸
とエチレングリコールからなるポリエステル樹脂から得
られる二軸延伸フィルムが提案されている。この二軸延
伸フィルムは耐ピンホール性、耐熱性は良好であるが、
透明性が損なわれるという問題があった。PET、ポリ
エチレンナフタレート(以下PENと略すことがある)か
ら得られる二軸延伸フィルムに耐ピンホール性を付与す
る検討が種々行われてきたが、耐ピンホール性、耐衝撃
性、透明性、耐熱性を兼ね備えた二軸延伸フィルムは未
だ提案されていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題に
鑑み、耐ピンホール性、耐衝撃性、透明性、耐熱性を兼
ね備えた二軸延伸フィルムを提供しようとするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記の課題
を解決するために鋭意検討した結果、環状アセタール骨
格を有するジカルボン酸及び/又は環状アセタール骨格
を有するジオールで変性したポリエステル樹脂から得ら
れる二軸延伸フィルムが耐ピンホール性、耐衝撃性、透
明性、耐熱性が良好であること見い出し、本発明に到達
した。
【0007】すなわち本発明は、ジカルボン酸構成単位
とジオール構成単位とを有するポリエステル樹脂であっ
て、少なくとも、(a)前記ジカルボン酸構成単位の1
〜10モル%が環状アセタール骨格を有するジカルボン
酸単位であるか、又は(b)前記ジオール構成単位の1
〜10モル%が環状アセタール骨格を有するジオール単
位である、下記の(1)及び(2)の物性を有するポリ
エステル樹脂を用いてなる二軸延伸フィルムに関するも
のである。 (1)フェノールと1,1,2,2−テトラクロロエタ
ンとの質量比6:4の混合溶媒中、25℃で測定した極
限粘度が0.3〜1.5dl/g。 (2)280℃で溶融して150〜230℃で定温結晶
化した際の脱偏光強度法に基づく半結晶化時間の最小値
が300秒以下。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明について詳細に説明
する。本発明の二軸延伸フィルムに用いられるポリエス
テル樹脂は、(A)環状アセタール骨格を有するジカル
ボン酸単位(環状アセタール骨格を有するジカルボン酸
に由来する構成単位)を1〜10モル%含むジカルボン
酸構成単位と環状アセタール骨格を有さないジオール構
成単位、(B)環状アセタール骨格を有さないジカルボ
ン酸構成単位と環状アセタール骨格を有するジオール単
位(環状アセタール骨格を有するジオールに由来する構
成単位)を1〜10モル%含むジオール構成単位、又
は、(C)環状アセタール骨格を有するジカルボン酸単
位を1〜10モル%含むジカルボン酸構成単位と環状ア
セタール骨格を有するジオール単位を1〜10モル%含
むジオール構成単位とから成るポリエステル樹脂であ
る。
【0009】本発明の二軸延伸フィルムに用いられる樹
脂を構成する環状アセタール骨格を有するジオールとし
ては一般式(1):
【化5】 又は一般式(2):
【化6】 で表される化合物が好ましい。一般式(1)と(2)に
おいて、R1およびR2はそれぞれ独立して、炭素数が1
〜10の脂肪族基、炭素数が3〜10の脂環式基、及び
炭素数が6〜10の芳香族基からなる群から選ばれる有
機基、好ましくは、メチレン基、エチレン基、プロピレ
ン基、ブチレン基又はこれらの構造異性体、例えば、イ
ソプロピレン基、イソブチレン基を表す。R3は炭素数
が1〜10の脂肪族基、炭素数が3〜10の脂環式基、
及び炭素数が6〜10の芳香族基からなる群から選ばれ
る有機基、好ましくは、メチル基、エチル基、プロピル
基、ブチル基、又はこれらの構造異性体、例えば、イソ
プロピル基、イソブチル基を表す。一般式(1)及び
(2)の化合物としては、3,9−ビス(1,1−ジメ
チル−2−ヒドロキシエチル)−2,4,8,10−テ
トラオキサスピロ〔5.5〕ウンデカン、5−メチロー
ル−5−エチル−2−(1,1−ジメチル−2−ヒドロ
キシエチル)−1,3−ジオキサン等が特に好ましい。
【0010】環状アセタール骨格を有するジカルボン酸
としては、一般式(3):
【化7】 又は一般式(4):
【化8】 で表される化合物が好ましい。一般式(3)及び(4)
において、R3は前記と同様であり、R4及びR5はそれ
ぞれ独立して炭素数が1〜10の脂肪族基、炭素数が3
〜10の脂環式基、及び炭素数が6〜10の芳香族基か
らなる群から選ばれる有機基、好ましくは、メチレン
基、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基又はこれら
の構造異性体、例えば、イソプロピレン基、イソブチレ
ン基を表す。R6およびR7はそれぞれ独立して水素原
子、メチル基、エチル基、又はイソプロピル基、好まし
くは水素原子あるいはメチル基を表す。一般式(3)及
び(4)の化合物としては、3,9−ビス(1,1−ジ
メチル−2−カルボキシエチル)−2,4,8,10−
テトラオキサスピロ〔5.5〕ウンデカン、5−カルボ
キシ−5−エチル−2−(1,1−ジメチル−2−カル
ボキシエチル)−1,3−ジオキサン等が特に好まし
い。
【0011】本発明に用いられるポリエステル樹脂は、
環状アセタール骨格を有するジカルボン酸単位及び/又
は環状アセタール骨格を有するジオール単位を導入する
ことにより、二軸延伸フィルムに屈曲時の耐ピンホール
性、耐衝撃性、透明性、耐熱性が付与できる。
【0012】本発明に用いられる樹脂を構成する環状ア
セタール骨格を有するジオール単位、又は環状アセター
ル骨格を有するジカルボン酸単位の含有割合は、それぞ
れジオール構成単位、ジカルボン酸構成単位の1〜10
モル%であり、好ましくは3〜10モル%である。1モ
ル%未満では屈曲時の耐ピンホール性、耐衝撃性、透明
性が充分には得られないことがあり好ましくなく、10
モル%を超えると、樹脂の結晶性が確保できないことが
あり好ましくない。上記割合で製造された二軸延伸フィ
ルム用ポリエステル樹脂を二軸延伸して得られる二軸延
伸フィルムは、良好な屈曲時の耐ピンホール性、耐衝撃
性、透明性を示す。
【0013】本発明に用いられる樹脂を構成する環状ア
セタール骨格を有するジオール以外のジオールとして
は、特に制限はされないが、エチレングリコール、トリ
メチレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,5
−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ジエ
チレングリコール、プロピレングリコール、ネオペンチ
ルグリコール等の脂肪族ジオール類;ポリエチレングリ
コール、ポリプロピレングリコール、ポリブチレングリ
コール等のポリエーテル化合物類;1,3−シクロヘキ
サンジメタノール、1,4−シクロヘキサンジメタノー
ル、1,2−デカヒドロナフタレンジメタノール、1,
3−デカヒドロナフタレンジメタノール、1,4−デカ
ヒドロナフタレンジメタノール、1,5−デカヒドロナ
フタレンジメタノール、1,6−デカヒドロナフタレン
ジメタノール、2,7−デカヒドロナフタレンジメタノ
ール、テトラリンジメタノール、ノルボルネンジメタノ
ール、トリシクロデカンジメタノール、ペンタシクロド
デカンジメタノール等の脂環式ジオール類;4,4’−
(1−メチルエチリデン)ビスフェノール、メチレンビ
スフェノール(ビスフェノールF)、4,4’−シクロ
ヘキシリデンビスフェノール(ビスフェノールZ)、
4,4’−スルホニルビスフェノール(ビスフェノール
S)等のビスフェノール類;前記ビスフェノール類のア
ルキレンオキシド付加物;ヒドロキノン、レゾルシン、
4,4’−ジヒドロキシビフェニル、4,4’−ジヒド
ロキシジフェニルエーテル、4,4’−ジヒドロキシジ
フェニルベンゾフェノン等の芳香族ジヒドロキシ化合
物;及び前記芳香族ジヒドロキシ化合物のアルキレンオ
キシド付加物等が例示できる。本発明の二軸延伸フィル
ムの機械的性能、経済性等の面から特にエチレングリコ
ールが好ましい。ジオール構成単位中のエチレングリコ
ール単位の割合を好ましくは80〜99モル%、より好
ましくは90〜99モル%とすることで上記効果は一層
顕著になる。
【0014】また本発明に用いられる樹脂を構成する環
状アセタール骨格を有するジカルボン酸以外のジカルボ
ン酸としては、特に制限はされないが、コハク酸、グル
タル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼラ
イン酸、セバシン酸、デカンジカルボン酸、ドデカンジ
カルボン酸、シクロヘキサンジカルボン酸、ノルボルナ
ンジカルボン酸、トリシクロデカンジカルボン酸、ペン
タシクロドデカンジカルボン酸等の脂肪族ジカルボン酸
及びこれらのエステル形成性誘導体;テレフタル酸、イ
ソフタル酸、フタル酸、2−メチルテレフタル酸、1,
4−ナフタレンジカルボン酸、1,5−ナフタレンジカ
ルボン酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、2,7−
ナフタレンジカルボン酸、ビフェニルジカルボン酸、テ
トラリンジカルボン酸等の芳香族ジカルボン酸及びこれ
らのエステル形成性誘導体が例示できる。本発明の二軸
延伸フィルムの機械的性能の面から芳香族ジカルボン酸
及びそのエステル形成性誘導体が好ましく、経済性の面
から特にテレフタル酸及びこのエステル形成性誘導体が
好ましい。また、耐熱性の面から2,6−ナフタレンジ
カルボン酸及びそのエステル形成性誘導体が好ましい。
ジカルボン酸構成単位中に占める芳香族ジカルボン酸単
位の割合は、好ましくは80モル%以上、より好ましく
は90モル%以上である。上記割合とすることにより、
本発明の二軸延伸フィルムは耐熱性、機械的性能がより
優れたものとなる。
【0015】本発明で用いられるポリエステル樹脂は、
280℃で溶融して150〜230℃で定温結晶化した
際の脱偏光強度法に基づく半結晶化時間の最小値が30
0秒以下である。半結晶化時間が300秒を超えると結
晶性が小さくなり、二軸延伸フィルムを熱固定する際に
球晶が大きくなって、透明性が損なわれたり、熱固定が
できなくなったりすることがあり好ましくない。
【0016】本発明で用いられるポリエステル樹脂の極
限粘度(フェノールと1,1,2,2−テトラクロロエ
タンとの質量比が6:4の混合溶媒中25℃で測定)は
好ましくは0.3〜1.5dl/gの範囲であり、より
好ましくは0.5〜1.3dl/g、更に好ましくは
0.6〜1.1dl/gの範囲である。上記範囲とする
ことで、二軸延伸フィルムに強度と良好な成形性を付与
することができる。
【0017】本発明で用いられるポリエステル樹脂には
本発明の目的を損なわない範囲でブチルアルコール、ヘ
キシルアルコール、オクチルアルコール等のモノアルコ
ール類やトリメチロールプロパン、グリセリン、ペンタ
エリスリトール等の3価以上の多価アルコール、安息香
酸、プロピオン酸、酪酸等のモノカルボン酸を原料モノ
マーとして用いることもできる。
【0018】更に用途に応じて各種の成形助剤や添加
剤、例えばフィラー、着色剤、補強剤、表面平滑剤、レ
ベリング剤、硬化反応促進剤、光安定化剤、紫外線吸収
剤、可塑剤、酸化防止剤、増量剤、つや消し剤、乾燥調
節剤、帯電防止剤、沈降防止剤、界面活性剤、流れ改良
剤、乾燥油、ワックス類、熱可塑性オリゴマー等を含む
こともできる。
【0019】本発明で用いられるポリエステル樹脂を製
造する方法に特に制限はなく、従来公知の方法を適用す
ることが出来る。例えばエステル交換法、直接エステル
化法等の溶融重合法または溶液重合法を挙げることが出
来る。エステル交換触媒、エステル化触媒、エーテル化
防止剤、また重合に用いる重合触媒、熱安定剤、光安定
剤等の各種安定剤、重合調整剤等も従来既知のものを用
いることが出来る。エステル交換触媒として、マンガ
ン、コバルト、亜鉛、チタン、カルシウム等の化合物、
またエステル化触媒として、マンガン、コバルト、亜
鉛、チタン、カルシウム等の化合物、またエーテル化防
止剤としてアミン化合物等が例示される。重縮合触媒と
してはゲルマニウム、アンチモン、スズ、チタン等の化
合物が例示される。また熱安定剤としてリン酸、亜リン
酸、フェニルホスホン酸等の各種リン化合物を加えるこ
とも有効である。その他光安定剤、耐電防止剤、滑剤、
酸化防止剤、離型剤等を加えても良い。また、直接エス
テル化法において、スラリー性改善のために水を加えて
も良い。
【0020】本発明で用いられるポリエステル樹脂から
二軸延伸フィルムを得る方法としては特に制限されるも
のではないが、押し出し成形やカレンダー成形等の公知
の方法でフィルムを製膜し、一方向に1.1〜7倍、好
ましくは2〜6倍、特に好ましくは2.5〜5倍に延伸
し、該方向と直角方向に1.1〜7倍、好ましくは2〜
6倍、特に好ましくは2.5〜5倍に延伸する。フィル
ムの延伸手段としては、ロール延伸、長間隙延伸、テン
ター延伸などの方法が適用でき、また、延伸時の形状に
おいてもフラット状、チューブ状等の方法が適用でき
る。更に、逐次二軸延伸、同時二軸延伸、一軸延伸ある
いはこれらの組み合わせなどで行われる。これらの延伸
におけるヒートセットは30〜240℃の加熱ゾーンを
1〜30秒通すことにより行われる。
【0021】本発明の二軸延伸フィルムの厚さは好まし
くは5〜300μm、より好ましくは7〜100μm、
更に好ましくは10〜50μmである。
【0022】本発明の二軸延伸フィルムを500回屈曲
させた後のピンホールの数は2.0個/m2以下、好ま
しくは1.0個/m2以下である。500回屈曲させた
後のピンホールの数が2.0個/m2を超えると、ピン
ホールが出来易く、ガスバリア性が損なわれたり、機械
的性能が損なわれたりすることがあり好ましくない。
【0023】本発明の二軸延伸フィルムの衝撃穴あけ試
験での衝撃強度は5000kg・cm/cm以上、好ま
しくは6000kg・cm/cm以上、更に好ましくは
7000kg・cm/cm以上である。衝撃穴あけ試験
での衝撃強度が5000kg・cm/cm未満では衝撃
強度が不足し、二軸延伸フィルムが破損することがあり
好ましくない。
【0024】本発明の二軸延伸フィルム(厚さ15μ
m)のヘーズは3%以下、好ましくは2%以下、更に好
ましくは1%以下である。ヘーズが3%を超えると透明
性が損なわれることがあり好ましくない。
【0025】本発明の二軸延伸フィルムは沸騰水中で3
0分間熱水処理した後の収縮率が3%以下、好ましくは
2%以下、更に好ましくは1%以下である。該収縮率が
3%を越えると、耐熱性が不足することがあり好ましく
ない。
【0026】本発明の二軸延伸フィルムは耐ピンホール
性、耐衝撃性、透明性、耐熱性が良好であり、食品をは
じめ各種包装フィルム、磁気記録媒体用フィルム、コン
デンサ用フィルムなどに好適に用いることができる。
【0027】
【実施例】以下実施例により本発明を更に具体的に説明
する。但し本発明はこれらの実施例により限定するもの
ではない。
【0028】実施例1〜7、比較例1〜3 (1)樹脂の合成 充填塔式精留塔、分縮器、全縮器、コールドトラップ、
攪拌翼、加熱装置、窒素導入管を備えた150リットル
(L)のポリエステル製造装置に表1〜3に記載の量の
モノマーを仕込み、酢酸マンガン四水和物をジカルボン
酸成分に対して0.03モル%加え、常圧、窒素雰囲気
下で昇温した。200℃まで昇温し、エステル交換反応
を行った。ジカルボン酸成分の反応転化率を90モル%
以上とした後、ジカルボン酸成分に対して0.02モル
%の三酸化アンチモンと0.06モル%のリン酸トリメ
チルを加え、昇温と減圧を徐々に行い、最終的に270
〜300℃、0.1kPa以下で重縮合反応を行った。
徐々に反応物の粘度が上昇し、適度な溶融粘度になった
時点で反応を終了し、ポリエステル樹脂を得た。
【0029】(2)二軸延伸フィルムの作製 得られたポリエステル樹脂を押し出し成形により、シリ
ンダー温度250〜280℃、ダイ温度250〜280
℃、ロール温度75〜80℃の条件で、厚さ約0.2m
mの未延伸シートを作製した。次に該未延伸シートをガ
ラス転移温度より10〜20℃高い温度で3.6×3.
6倍に同時二軸延伸を行った後、210〜230℃で1
0〜30秒間熱固定処理して、厚さ15μmの二軸延伸
フィルムを得た。
【0030】(3)樹脂の評価 ・極限粘度 混合溶媒(質量比:フェノール/1,1,2,2−テト
ラクロロエタン=6/4)を用いて25℃恒温下で測定
した。 ・半結晶化時間 樹脂ペレットを押し潰してシート状とし、カバーガラス
にはさみ、280℃で3分間溶融した後、所定温度の結
晶化浴に入れ脱偏光強度の経時変化を測定して、その温
度での半結晶化時間を求めた。結晶化浴の温度を150
〜230℃まで10℃間隔で変化させて半結晶化時間を
測定し、その中で最小の値をその樹脂の半結晶化時間と
した。
【0031】(4)二軸延伸フィルムの評価 ・耐ピンホール性 二軸延伸フィルムを理学工業(株)製ゲルボーフレック
スで、500回屈曲させた後、ゲルボーフレックスの軸
方向を測定方向としてピンホールテスター(微弱電流測
定法)でピンホールの数を測定した。測定回数は5回、
測定電圧は1.0kVで行った。 ・衝撃穴あけ試験での衝撃強度 JIS P813、ASTM D781に準じて測定し
た。測定機器は、東洋精機(株)製パンクチャー テス
ターを使用した。測定回数は5回、測定条件は、温度2
3℃、相対湿度50%で行った。 ・ヘーズ JIS−K−7105、ASTM D1003に準じ、
測定装置は、日本電色工業社製の曇価測定装置(型式:
COH−300A)を使用した。 ・耐熱性 二軸延伸フィルムに5.0cm×5.0cmの印をつ
け、沸騰水中に30分間入れて熱水処理を行った後、そ
の間隔を測定した。収縮率を以下の式によりにより算出
した。 収縮率(%)=(1−熱水処理後の間隔/熱水処理前の
間隔)×100 これらの結果を表1〜3に示す。
【0032】尚、表中で使用した略記の意味は下記の通
りである。 DMT:テレフタル酸ジメチル NDCM:2,6−ナフタレンジカルボン酸ジメチル SPD:3,9−ビス(1,1−ジメチル−2−カルボ
キシエチル)−2,4,8,10−テトラオキサスピロ
〔5.5〕ウンデカンを DOD:5−カルボキシ−5−エチル−2−(1,1−
ジメチル−2−カルボキシキシエチル)−1,3−ジオ
キサン EG:エチレングリコール SPG:3,9−ビス(1,1−ジメチル−2−ヒドロ
キシエチル)2,4,8,10−テトラオキサスピロ
〔5.5〕ウンデカン DOG:5−メチロール−5−エチル−2−(1,1−
ジメチル−2−ヒドロキシエチル)−1,3−ジオキサ
【0033】 表1実施例番号 実施例1 実施例2 実施例3 実施例4 モノマー仕込量(モル) ジカルボン酸成分 DMT 293.7 304.5 280.4 − NDCM − − − 235.9 ジオール成分 EG 484.6 511.6 451.4 389.2 SPG 14.7 6.1 25.2 11.8 ポリエステル樹脂の評価 Tg(℃) 87 85 89 125 IV(dl/g) 0.68 0.67 0.70 0.65 半結晶化時間(秒) 125 57 247 198 二軸延伸フィルムの評価 ヘーズ(%/15μm)0.3 0.8 0.2 0.3 衝撃強度(kg・cm/cm) 7000 6000 7500 9000 耐ピンホール性(個/m2) 0.3 0.7 0.1 0.5 収縮率(TD:%) 0.8 1.2 0.5 0.2収縮率(MD:%) 1.4 1.8 0.8 0.3
【0034】 表2実施例番号 実施例5 実施例6 実施例7 モノマー仕込量(モル) ジカルボン酸成分 DMT 300.0 297.2 303.7 SPD − 14.9 − DOD − − 15.2 ジオール成分 EG 495.0 505.2 516.2 DOG 15.0 − − ポリエステル樹脂の評価 Tg(℃) 85 84 84 IV(dl/g) 0.65 0.69 0.68 半結晶化時間(秒) 78 178 277 二軸延伸フィルムの評価 ヘーズ(%/15μm) 0.2 0.5 0.8 衝撃強度(kg・cm/cm) 8500 5500 5500 耐ピンホール性(個/m2) 0.1 0.8 0.9 収縮率(TD:%) 0.4 1.2 0.9収縮率(MD:%) 0.6 1.6 1.3
【0035】 表3実施例番号 比較例1 比較例2 比較例3 モノマー仕込量(モル) ジカルボン酸成分 DMT 262.6 312.2 − NDCM − − 248.0 ジオール成分 EG 407.0 530.8 421.1 SPG 39.4 − − ポリエステル樹脂の評価 Tg(℃) 94 84 124 IV(dl/g) 0.70 0.69 0.68 半結晶化時間(秒) 18000 65 440 二軸延伸フィルムの評価 ヘーズ(%/15μm) (a) 0.7 0.9 衝撃強度(kg・cm/cm) (a) 5500 7500 耐ピンホール性(個/m2) (a) 9.8 12.7 収縮率(TD:%) (a) 1.8 0.1収縮率(MD:%) (a) 2.1 0.2 (a):熱固定ができず、フィルムを得ることができなかった。
【0036】
【発明の効果】本発明で用いられる樹脂から得られる二
軸延伸フィルムは耐ピンホール性、耐衝撃性、透明性、
耐熱性など、優れた性能を兼ね備えており本発明の工業
的意義は大きい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桑原 章二郎 神奈川県平塚市東八幡5丁目6番2号 三 菱瓦斯化学株式会社平塚研究所内 Fターム(参考) 4F071 AA44X AA45X AA46X AE05 AF23Y AF53 AF54Y AF61Y AH04 BA01 BB04 BB06 BB07 BB08 BB09 BC01 BC17 4J029 AA03 AC01 AC02 AD01 AD10 AE03 BA02 BA03 BA05 BA08 BA10 BB04A BB05A BB12A BB13A BC04A BC05A BD00 BD07A BD09A BD10 BE05A BF09 BF24 BF25 BF30 BH02 CA02 CA04 CA05 CB06A CB06B CB10A CC03A CC05A CD03 CD07 CF19 DB13 HA01 HB01 JB171 JC023 JC581 JE181 JF141 JF181 JF251 JF321 JF371 JF471 JF541 JF571

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジカルボン酸構成単位とジオール構成単
    位とを有するポリエステル樹脂であって、少なくとも、
    (a)前記ジカルボン酸構成単位の1〜10モル%が環
    状アセタール骨格を有するジカルボン酸単位であるか、
    又は(b)前記ジオール構成単位の1〜10モル%が環
    状アセタール骨格を有するジオール単位である、下記の
    (1)及び(2)の物性を有するポリエステル樹脂を用
    いてなる二軸延伸フィルム。 (1)フェノールと1,1,2,2−テトラクロロエタ
    ンとの質量比6:4の混合溶媒中、25℃で測定した極
    限粘度が0.3〜1.5dl/g。 (2)280℃で溶融して150〜230℃で定温結晶
    化した際の脱偏光強度法に基づく半結晶化時間の最小値
    が300秒以下。
  2. 【請求項2】 環状アセタール骨格を有するジオールが
    一般式(1): 【化1】 (式中、R1およびR2はそれぞれ独立して、炭素数が1
    〜10の脂肪族基、炭素数が3〜10の脂環式基、及び
    炭素数が6〜10の芳香族基からなる群から選ばれる有
    機基を表す。) または一般式(2): 【化2】 (式中、R1は前記と同様であり、R3は炭素数が1〜1
    0の脂肪族基、炭素数が3〜10の脂環式基、及び炭素
    数が6〜10の芳香族基からなる群から選ばれる有機基
    を表す。)で表される請求項1記載の二軸延伸フィル
    ム。
  3. 【請求項3】 環状アセタール骨格を有するジカルボン
    酸が一般式(3): 【化3】 (式中、R4およびR5はそれぞれ独立して炭素数が1〜
    10の脂肪族基、炭素数が3〜10の脂環式基、及び炭
    素数が6〜10の芳香族基からなる群から選ばれる有機
    基を表し、R6およびR7はそれぞれ独立して水素原子、
    メチル基、エチル基、又はイソプロピル基を表す。) または一般式(4): 【化4】 (式中、R3、R4、R6及びR7は前記と同様である。)
    で表される請求項1または2記載の二軸延伸フィルム。
  4. 【請求項4】 環状アセタール骨格を有するジオールが
    3,9−ビス(1,1−ジメチル−2−ヒドロキシエチ
    ル)−2,4,8,10−テトラオキサスピロ〔5.
    5〕ウンデカン、または5−メチロール−5−エチル−
    2−(1,1−ジメチル−2−ヒドロキシエチル)1,
    3−ジオキサンである請求項1ないし3のいずれかに記
    載の二軸延伸フィルム。
  5. 【請求項5】 環状アセタール骨格を有するジカルボン
    酸が3,9−ビス(1,1−ジメチル−2−カルボキシ
    エチル)−2,4,8,10−テトラオキサスピロ
    〔5.5〕ウンデカン、または5−カルボキシ−5−エ
    チル−2−(1,1−ジメチル−2−カルボキシエチ
    ル)−1,3−ジオキサンである請求項1ないし4のい
    ずれかに記載の二軸延伸フィルム。
  6. 【請求項6】 ジカルボン酸構成単位の90〜100モ
    ル%が芳香族ジカルボン酸単位である請求項1ないし5
    のいずれかに記載の二軸延伸フィルム。
  7. 【請求項7】 ジカルボン酸構成単位の90〜100モ
    ル%がテレフタル酸ジメチル及び/又はそのエステル形
    成性誘導体に由来する構成単位である請求項1ないし5
    のいずれかに記載の二軸延伸フィルム。
  8. 【請求項8】 ジカルボン酸構成単位の90〜100モ
    ル%が2,6−ナフタレンジカルボン酸ジメチル及び/
    又はそのエステル形成性誘導体に由来する構成単位であ
    る請求項1ないし5のいずれかに記載の二軸延伸フィル
    ム。
  9. 【請求項9】 下記の(1)ないし(4)の物性を有す
    る請求項1ないし8のいずれかに記載の二軸延伸フィル
    ム。 (1)屈曲試験後のピンホールの数が2.0個/m2以
    下。 (2)衝撃穴あけ試験での衝撃強度が5000kg・c
    m/cm以上。 (3)厚さ15μmのフィルムのヘーズが3%以下。 (4)沸騰水中で30分間熱水処理した後の収縮率が3
    %以下。
  10. 【請求項10】 ジカルボン酸構成単位とジオール構成
    単位とを有するポリエステル樹脂であって、少なくと
    も、(a)前記ジカルボン酸構成単位の1〜10モル%
    が環状アセタール骨格を有するジカルボン酸であるか、
    又は(b)前記ジオール構成単位の1〜10モル%が環
    状アセタール骨格を有するジオール単位である、下記の
    (1)および(2)の物性を有する二軸延伸フィルム用
    ポリエステル樹脂。 (1)フェノールと1,1,2,2−テトラクロロエタ
    ンとの質量比6:4の混合溶媒中、25℃で測定した極
    限粘度が0.3〜1.5dl/g。 (2)280℃で溶融して150〜230℃で定温結晶
    化した際の脱偏光強度法に基づく半結晶化時間の最小値
    が300秒以下。
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