JP2003080559A - 射出成形機の射出ユニット - Google Patents

射出成形機の射出ユニット

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JP2003080559A JP2001276692A JP2001276692A JP2003080559A JP 2003080559 A JP2003080559 A JP 2003080559A JP 2001276692 A JP2001276692 A JP 2001276692A JP 2001276692 A JP2001276692 A JP 2001276692A JP 2003080559 A JP2003080559 A JP 2003080559A
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一仁 小林
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淳介 川合
Fumiyuki Kato
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スクリュの前進推力(射出圧力)を高い精度
で検出すること可能で、且つ、装置の小型化が可能な射
出ユニットを提供する。 【解決手段】 フロントプレート5及びリアプレート6
は、複数のタイバー8で互いに結合されている。中間プ
レート7は、フロントプレート5とリアプレート6の間
に配置され、タイバー8によりガイドされて移動するこ
とができる。フロントプレート5は摺動ベース23の上
に固定されている。リアプレート6及び中間プレート7
は、リニアガイド17を介して摺動ベース23の上に支
持されている。バレル2の後端部はフロントプレート5
の中央に固定されている。スクリュ4の後端部は中間プ
レート7に軸受け11を介して支持されている。リアプ
レート6にはボールネジ13が組み込まれ、ボールネジ
13の先端は、ロードセル14を介して中間プレート7
の背面の中央に固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形機の射出
ユニットに係り、特に、いわゆる3プレート構造の射出
ユニットに係る。
【0002】
【従来の技術】図3に、従来の3プレート構造の射出ユ
ニットの概要を示す。
【0003】ベース1上には、フロントプレート5及び
リアプレート6が配置され、フロントプレート5とリア
プレート6は、複数のタイバー8を介して互いに結合さ
れている。フロントプレート5とリアプレート6の間に
は中間プレート7が配置されている。中間プレート7
は、タイバー8により支持され、タイバー8によりガイ
ドされて前後方向(図の左右方向)に移動することがで
きる。
【0004】バレル2は、先端にノズル3を備え、この
ノズル3を介して金型(図示せず)の背面に接続され
る。バレル2の内部にはスクリュ4が組み込まれてい
る。バレル2内でスクリュ4を回転させることよって、
原料樹脂がバレル2内に導入され、加熱及び混練されな
がらバレル2の先端側に送り込まれる。バレル2の先端
側に所定量の溶融樹脂が貯えられた後、バレル2内でス
クリュ4を前進させることよって、溶融樹脂が金型内に
射出される。
【0005】バレル2の後端部は、フロントプレート5
の中央に固定されて支持されている。スクリュ4の後端
部は、中間プレート7の中央に軸受け11を介して支持
されている。中間プレート7の上にはサーボモータ12
が載せられている。このサーボモータ12は、バレル2
内に原料樹脂を導入する際、スクリュ4を回転させるた
めに使用される。
【0006】リアプレート6の中央にはボールネジ13
が組み込まれている。ボールネジ13の先端は、ロード
セル14を介して中間プレート7の背面の中央に固定さ
れている。リアプレート6の上にはサーボモータ15が
載せられている。このサーボモータ15は、バレル2か
ら金型内に溶融樹脂を注入する際、ボールネジ13を駆
動してスクリュ4を前進させるために使用される。
【0007】(従来の3プレート構造の射出ユニットの
問題点)スクリュ4の大径化に伴い、スクリュ4の前進
推力も大きくなり、数百トン程度になる場合がある。溶
融樹脂の射出圧力を制御するためには、通常、スクリュ
4の前進推力を検出する必要がある。このスクリュ4の
前進推力を検出する際、通常、図3に示したように、ロ
ードセル14が使用されている。しかし、数百トンの荷
重を検出するロードセルは、一般的ではない上、製作し
ても非常に大きなものになる。サイズの小さいロードセ
ルを複数個取付けて推力を検知する方法もあるが、この
場合、取付スペースが大きくなり射出ユニット自体の大
型化につながる。
【0008】なお、この様な問題を回避するため、ロー
ドセルを使用せずに、構成部品の歪みから前進推力を検
出する方法が提案されている。しかし、リアプレート6
や中間プレート7の歪みから前進推力を検出する方法の
場合、中間プレート7とガイドバー8の間の摺動部の摩
擦抵抗の影響を大きく受けるので、十分な検出精度が得
られない。
【0009】中間プレート7(従って、スクリュ4)を
前後方向に駆動するため、一般的にボールネジ13が使
用されている。しかし、取付部の剛性が低いとサイドロ
ードが作用し、ボールネジ13の寿命が急激に低下す
る。そのため、リアプレート6や中間プレート7は、撓
みが小さくなるように高い剛性を備えている必要があ
る。従って、そのような微少な撓みから前進推力を検出
しようとすると、分解能が小さくなり制御性が悪くな
る。
【0010】また、歪みを検出しやすい構成部品として
タイバー8が考えられるが、その場合も、中間プレート
7との間の摺動部の摩擦抵抗の影響を受けるので、十分
な検出精度が得られない。更に、前進推力によってタイ
バー8が引伸ばされるため、リアプレート6がベース1
上で微少なすべりを起して僅かに後退するが、その摩擦
抵抗が、タイバー8の伸びの量に影響を与える。従っ
て、微少な前進推力の変化を検出することができない。
【0011】中間プレート7の重量が増大すると、タイ
バー8に作用する曲げモーメントが増大し、図3に示し
たように、タイバー8に生ずる撓みを無視することがで
きなくなる。その様な場合、中間プレート7の位置によ
って曲げモーメントの分布が変わるので、タイバー8の
歪にもその影響が現われ、前進推力の検出精度の低下を
招く。
【0012】更に、中間プレート7の重量によりタイバ
ー8の撓みが増大すると、中間プレート7が傾く結果、
ボールネジ13のロッドの接続部に芯ずれが発生する。
これがサイドロードとして作用するため、ボールネジ1
3の寿命の低下を招く。
【0013】タイバーの撓みを小さくするには、タイバ
ー8の径を太くする方法が考えられる。しかし、それに
伴い前進推力による伸びが小さくなるので、分解能が小
さくなる。また、タイバー8の径を太くすることは、装
置を大型化することにつながるので、望ましくない。
【0014】その他、タイバー8の撓みを小さくするに
は、タイバー8を短くする(即ち、フロントプレート5
とリアプレート6の間隔を縮める)方法も考えられる。
しかし、タイバー8の長さは、スクリュ4の軸方向のス
トローク及びボールネジ13の設置スペースにより制約
されるので、この方法にも限界がある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な従来の射出成形機の射出ユニットの問題点に鑑み成さ
れたもので、本発明の目的は、スクリュの前進推力を高
い精度で検出することが可能で、且つ、装置の小型化が
可能な射出ユニットを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の射出成形機の射
出ユニットは、先端にノズルを備えたバレルと、バレル
の中に組み込まれたスクリュと、バレルの後端部近傍を
支持するフロントプレートと、フロントプレートの後方
に配置され、タイバーを介してフロントプレートと結合
されたリアプレートと、フロントプレートとリアプレー
トの間に配置され、前記タイバーが貫通する貫通孔を有
し、前記タイバーによりガイドされて前後方向に移動
し、スクリュの後端部を軸受けを介して支持する中間プ
レートと、中間プレートに取り付けられ、スクリュを回
転駆動するモータと、リアプレートに取り付けられ、中
間プレートを前後方向に駆動する直線運動機構とを備
え、バレル内でスクリュを前進させて金型内に溶融樹脂
を注入する射出成形機の射出ユニットにおいて、固定ベ
ースの上に前後方向に移動可能な移動ベースを設置し、
この移動ベースの上に前記フロントプレート及び前記リ
アプレートを支持するとともに、この移動ベースの上に
前記中間プレートを前後方向に移動可能なリニアガイド
を介して支持したことを特徴とする。
【0017】本発明の射出成形機の射出ユニットによれ
ば、中間プレートを移動ベースの上にリニアガイドを介
して支持することによって、従来のように中間プレート
の重量をタイバーで支える必要がなくなる。従って、タ
イバーには中間プレートが前後方向(スクリュの軸方
向)に移動する際のガイド機能のみを持たせれば良いこ
とになる。その場合の中間プレートとリニアガイドの間
の摩擦力は、中間プレートの重量をタイバーで支えた場
合の中間プレートとタイバーの間の摩擦力と比べて、遥
かに小さく抑えることができる。その結果、中間プレー
トの背面と直線運動機構の間にロードセルを取り付け、
このロードセルの出力からスクリュの前進推力(射出圧
力)を求める際、その測定精度を高めることができる。
【0018】また、タイバーの撓みが無くなるので、直
線運動機構に芯ずれを生じさせる要因が無くなり、サイ
ドロードによる直線運動機構の寿命低下を防止すること
ができる。
【0019】好ましくは、更に、前記リアプレートを、
前記移動ベースの上に前後方向に移動可能なリニアガイ
ドを介して支持する。
【0020】これによって、リアプレートと移動ベース
の間の摩擦力が小さくなるので、スクリュの前進推力に
対する反力のほぼ全てをタイバーで受けることができ
る。その結果、タイバーの弾性歪からスクリュの前進推
力(射出圧力)を求める際、その測定精度を高めること
ができる。
【0021】なお、前記直線運動機構は、例えば、ボー
ルネジである。
【0022】更に、上記の射出ユニットにおいて、移動
ベースを省略することもできる。但し、その場合には、
前記中間プレート及び前記リアプレートに加えて、更
に、前記フロントプレートを固定ベースの上に前後方向
に移動可能なリニアガイドを介して支持する必要があ
る。
【0023】このように構成すれば、射出ユニットの構
成を簡略化することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】(例1)図1に、本発明に基づく
射出成形機の射出ユニットの一例を示す。
【0025】図中、1はベース(固定ベース)、2はバ
レル、3はノズル、4はスクリュ、5はフロントプレー
ト、6はリアプレート、7は中間プレート、8はタイバ
ー、12はモータ、13はボールネジ(直線運動機
構)、17はリニアガイド、23は摺動ベース(移動ベ
ース)を表わす。
【0026】ベース1上にはスベリイタ22が固定さ
れ、スベリイタ22の上には摺動ベース23が載せられ
ている。スベリイタ22の両側面に沿って、ガイド24
a、24bがベース1上に取り付けられている。これに
よって、摺動ベース23は、横方向(紙面に対して垂直
方向)の動きが拘束された状態で、スベリイタ22の上
を前後方向(図の左右方向)に摺動することができる。
【0027】摺動ベース23の上には、フロントプレー
ト5及びリアプレート6が配置され、フロントプレート
5とリアプレート6は、複数(2〜4本)のタイバー8
で互いに結合されている。フロントプレート5とリアプ
レート6の間には中間プレート7が配置されている。中
間プレート7は、周縁部にタイバー8が貫通する貫通孔
を有し、タイバー8によりガイドされて前後方向(図の
左右方向)に移動することができる。
【0028】この例では、フロントプレート5は、摺動
ベース23の上に固定されている。更に、摺動ベース2
3の上には、リニアガイド17を介して、リアプレート
6及び中間プレート7が支持されている。なお、リニア
ガイド17は、レール部17a及び可動部17b、17
cから構成され、レール部17aは摺動ベース23の上
に固定され、可動部17bはリアプレート6の下端部に
固定され、可動部17cは中間プレート7の下端部に固
定されている。
【0029】バレル2は、先端部にノズル3を備え、こ
のノズル3を介して金型(図示せず)の背面に接続され
る。バレル2の内部には、スクリュ4が組み込まれてい
る。バレル2内でスクリュ4を回転させることよって、
原料樹脂がバレル2内に導入され、加熱及び混練されな
がらバレル2の先端側に送り込まれる。バレル2の先端
側に所定量の溶融樹脂が貯えられた後、バレル2の中で
スクリュ4を前進させることよって、溶融樹脂が金型内
に射出される。
【0030】バレル2の後端部は、フロントプレート5
の中央に固定されて支持されている。スクリュ4の後端
部は、中間プレート7の中央に軸受け11を介して支持
されている。中間プレート7の上にはサーボモータ12
が載せられている。このサーボモータ12は、ベルト及
びプーリ等を介してスクリュ4に接続されている。この
サーボモータ12は、バレル2内に原料樹脂を導入する
際、スクリュ4を回転させるために使用される。
【0031】リアプレート6には、ボールネジ13のハ
ウジング13aが固定されている。ボールネジ13のロ
ッド13bの先端は、ロードセル14を介して、中間プ
レート7の背面に固定されている。リアプレート6の上
にはサーボモータ15が載せられている。このサーボモ
ータ15は、ベルト及びプーリ等を介してボールネジ1
3のナット13cに接続されている。このサーボモータ
15は、バレル2から金型内に溶融樹脂を射出する際、
中間プレート7を介してスクリュ4を前進させるために
使用される。
【0032】金型(図示せず)の背面にノズル3を接続
する際、あるいは金型の背面からノズル3を切り離す
際、アクチュエータ(図示せず)を用いて、摺動ベース
23をスベリイタ22の上で前後方向に移動することに
よって、バレル2の前後方向の位置を制御する。
【0033】上記の例のように、中間プレート7をリニ
アガイド17を介して摺動ベース23の上に支持するこ
とによって、中間プレート7の重量をタイバー8で支え
る必要がなくなる。従って、タイバー8にはスクリュ4
の前進推力をフロントプレート5からリアプレート6に
伝達する機能のみを持たせれば良いことになる。その場
合の中間プレート7とリニアガイド17の間の摩擦力
は、従来(図3)の様に中間プレート7の重量をタイバ
ー8で支えた場合の中間プレート7とタイバー8の間の
摩擦力と比べて、遥かに小さく抑えることができる。こ
れによって、ロードセル14の出力からスクリュ4の前
進推力(射出圧力)を求める際、その測定精度を高める
ことができる。
【0034】また、タイバー8の撓みが無くなるので、
ボールネジ17に芯ずれを生じさせる要因が無くなり、
サイドロードによるボールネジ17の寿命低下を防止す
ることができる。
【0035】更に、上記の例のように、リアプレート6
を摺動ベース23の上にリニアガイド17を介して支持
することによって、リアプレート6と摺動ベース23の
間の摩擦力が小さくなるので、スクリュ4の前進推力に
対する反力のほぼ全てをタイバー8で受けることができ
る。その結果、タイバー8に歪検出器9を取り付けて、
タイバー8の弾性歪からスクリュ4の前進推力(射出圧
力)を求める場合に、その測定精度を高めることができ
る。
【0036】(例2)図2に、本発明に基づく射出成形
機の射出ユニットの他の例を示す。
【0037】この例では、先に例における摺動ベース2
3、スベリイタ22、ガイド24a、24bを省略し、
リニアガイド17をベース1上に直接固定している。そ
の代わりに、中間プレート7及びリアプレート6に加え
て、更に、フロントプレート5をベース1上にリニアガ
イド17を介して支持している。なお、このリニアガイ
ド17は、レール部17a及び可動部17b、17c、
17dから構成され、可動部17bはリアプレート6の
下端部に固定され、可動部17cは中間プレート7の下
端部に固定され、可動部17dはフロントプレート5の
下端部に固定されている。
【0038】このように構成した場合、金型(図示せ
ず)の背面にノズル3を接続する際、あるいは金型の背
面からノズル3を切り離す際、アクチュエータ(図示せ
ず)を用いて、フロントプレート5(または、リアプレ
ート6)をリニアガイド17の上で前後方向に移動する
ことによって、バレル2の前後方向の位置を制御する。
【0039】この様に摺動ベース23を省略することに
よって、射出ユニットの構成を簡略化することができ
る。
【0040】なお、上記の例においては、リニアガイド
17のレール部17aを、各可動部17b〜dで共通に
使用しているが、各可動部17b〜dに対して、それぞ
れ個別にレール部を設けても良い。
【0041】
【発明の効果】本発明の射出成形機の射出ユニットによ
れば、中間プレートを移動ベースの上にリニアガイドを
介して支持することによって、従来のように中間プレー
トの重量をタイバーで支える必要がなくなる。その場合
の中間プレートとリニアガイドの間の摩擦力は、中間プ
レートの重量をタイバーで支えた場合の中間プレートと
タイバーの間の摩擦力と比べて、遥かに小さく抑えるこ
とができる。その結果、中間プレートの背面と直線運動
機構の間にロードセルを取り付け、このロードセルの出
力からスクリュの前進推力(射出圧力)を求める際、そ
の測定精度を高めることができる。
【0042】また、リアプレートを移動ベースの上にリ
ニアガイドを介して支持することによって、リアプレー
トと移動ベースの間の摩擦力が小さくなるので、スクリ
ュの前進推力に対する反力のほぼ全てをタイバーで受け
ることができる。その結果、タイバーの弾性歪からスク
リュの前進推力(射出圧力)を求める場合に、その測定
精度を高めることができる。
【0043】更に、本発明の射出成形機の射出ユニット
において、移動ベース等を省略し、その代わりに、中間
プレート及びリアプレートに加えて、フロントプレート
を固定ベース上にリニアガイドを介して支持すれば、射
出ユニットの構成を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく射出成形機の射出ユニットの一
例を示す図。
【図2】本発明に基づく射出成形機の射出ユニットの他
の例を示す図。
【図3】従来の射出成形機の射出ユニットの一例を示す
図。
【符号の説明】
1・・・ベース(固定ベース)、 2・・・バレル、 3・・・ノズル、 4・・・スクリュ、 5・・・フロントプレート、 6・・・リアプレート、 7・・・中間プレート、 8・・・タイバー、 9・・・歪検出器、 11・・・軸受け、 12・・・サーボモータ、 13・・・ボールネジ(直線運動機構)、 14・・・ロードセル、 15・・・サーボモータ、 17・・・リニアガイド、 22・・・スベリイタ、 23・・・摺動ベース(移動ベース)、 24、24a・・・ガイド。
フロントページの続き (72)発明者 川合 淳介 静岡県沼津市大岡2068の3 東芝機械株式 会社内 (72)発明者 加藤 文行 静岡県沼津市大岡2068の3 東芝機械株式 会社内 Fターム(参考) 4F206 JA07 JQ07 JQ11 JT02 JT33 JT38

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端にノズルを備えたバレルと、 バレルの中に組み込まれたスクリュと、 バレルの後端部近傍を支持するフロントプレートと、 フロントプレートの後方に配置され、タイバーを介して
    フロントプレートと結合されたリアプレートと、 フロントプレートとリアプレートの間に配置され、前記
    タイバーが貫通する貫通孔を有し、前記タイバーにより
    ガイドされて前後方向に移動し、スクリュの後端部を軸
    受けを介して支持する中間プレートと、 中間プレートに取り付けられ、スクリュを回転駆動する
    モータと、 リアプレートに取り付けられ、中間プレートを前後方向
    に駆動する直線運動機構とを備え、 バレル内でスクリュを前進させて金型内に溶融樹脂を注
    入する射出成形機の射出ユニットにおいて、 固定ベースの上に前後方向に移動可能な移動ベースを設
    置し、この移動ベースの上に前記フロントプレート及び
    前記リアプレートを支持するとともに、この移動ベース
    の上に前記中間プレートを前後方向に移動可能なリニア
    ガイドを介して支持したことを特徴とする射出成形機の
    射出ユニット。
  2. 【請求項2】 前記リアプレートを、前記移動ベースの
    上に前後方向に移動可能なリニアガイドを介して支持し
    たことを特徴とする請求項1に記載の射出成形機の射出
    ユニット。
  3. 【請求項3】 前記直線運動機構はボールネジであるこ
    とを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の射
    出成形機の射出ユニット。
  4. 【請求項4】 先端にノズルを備えたバレルと、 バレルの中に組み込まれたスクリュと、 バレルの後端部近傍を支持するフロントプレートと、 フロントプレートの後方に配置され、タイバーを介して
    フロントプレートと結合されたリアプレートと、 フロントプレートとリアプレートの間に配置され、前記
    タイバーが貫通する貫通孔を有し、前記タイバーにより
    ガイドされて前後方向に移動し、スクリュの後端部を軸
    受けを介して支持する中間プレートと、 中間プレートに取り付けられ、スクリュを回転駆動する
    モータと、 リアプレートに取り付けられ、中間プレートを前後方向
    に駆動する直線運動機構とを備え、 バレル内でスクリュを前進させて金型内に溶融樹脂を注
    入する射出成形機の射出ユニットにおいて、 前記フロントプレート、前記リアプレート及び前記中間
    プレートを、固定ベースの上に前後方向に移動可能なリ
    ニアガイドを介して支持したことを特徴とする射出成形
    機の射出ユニット。
  5. 【請求項5】 前記直線運動機構はボールネジであるこ
    とを特徴とする請求項4に記載の射出成形機の射出ユニ
    ット。
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