JPH0524083A - 射出成形機の射出装置 - Google Patents
射出成形機の射出装置Info
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- JPH0524083A JPH0524083A JP17947191A JP17947191A JPH0524083A JP H0524083 A JPH0524083 A JP H0524083A JP 17947191 A JP17947191 A JP 17947191A JP 17947191 A JP17947191 A JP 17947191A JP H0524083 A JPH0524083 A JP H0524083A
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- JP
- Japan
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- injection
- support
- screw
- slide base
- injection support
- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/46—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
- B29C45/47—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using screws
- B29C45/50—Axially movable screw
- B29C45/5008—Drive means therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/46—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
- B29C45/47—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using screws
- B29C45/50—Axially movable screw
- B29C45/5008—Drive means therefor
- B29C2045/5032—Drive means therefor using means for detecting injection or back pressures
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】荷重検出器の全体に均等の荷重が加わるように
して、射出力を正確に検出する。 【構成】前方射出サポート１１と後方射出サポート１７
の間に２本のガイドバー２１が水平に架設されている。
また、プレッシャプレート３０がガイドバー２１に沿っ
て移動自在に配設され、プレッシャプレート３０によっ
てスクリュの後端が支持される。プレッシャプレート３
０と後方射出サポート１７の間にはスクリュ前進手段が
配設される。そして、スクリュの前進に伴って発生する
射出力を検出するための荷重検出器３９が設けられてお
り、前方射出サポート１１及び後方射出サポート１７
は、互いに分離した前方スライドベース４５及び後方ス
ライドベース４６を介してフレーム２２上に支持されて
いる。前方スライドベース４５及び後方スライドベース
４６が互いに分離しているので、射出力を検出する時に
ガイドバー２１に拘束力を与えない。
して、射出力を正確に検出する。 【構成】前方射出サポート１１と後方射出サポート１７
の間に２本のガイドバー２１が水平に架設されている。
また、プレッシャプレート３０がガイドバー２１に沿っ
て移動自在に配設され、プレッシャプレート３０によっ
てスクリュの後端が支持される。プレッシャプレート３
０と後方射出サポート１７の間にはスクリュ前進手段が
配設される。そして、スクリュの前進に伴って発生する
射出力を検出するための荷重検出器３９が設けられてお
り、前方射出サポート１１及び後方射出サポート１７
は、互いに分離した前方スライドベース４５及び後方ス
ライドベース４６を介してフレーム２２上に支持されて
いる。前方スライドベース４５及び後方スライドベース
４６が互いに分離しているので、射出力を検出する時に
ガイドバー２１に拘束力を与えない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形機の射出装置
に関するものである。
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、加熱シリンダ内で加熱され流動化
された樹脂を高圧で金型内に射出し、その中で冷却し、
固化又は硬化させ、次いで金型を開いて成形品を取り出
すようにした射出成形機においては、加熱シリンダ内に
スクリュが回転自在かつ進退自在に支持されており、ス
クリュを回転させない状態で前進させることによって射
出を行うことができ、スクリュを回転させながら後退さ
せることによって計量を行うことができるようになって
いる。
された樹脂を高圧で金型内に射出し、その中で冷却し、
固化又は硬化させ、次いで金型を開いて成形品を取り出
すようにした射出成形機においては、加熱シリンダ内に
スクリュが回転自在かつ進退自在に支持されており、ス
クリュを回転させない状態で前進させることによって射
出を行うことができ、スクリュを回転させながら後退さ
せることによって計量を行うことができるようになって
いる。
【０００３】図２は従来の射出成形機の射出装置の断面
図、図３は従来の射出成形機の射出装置の正面図であ
る。図において、１１は前方射出サポート、１２は該前
方射出サポート１１に取り付けられる加熱シリンダ、１
３は該加熱シリンダ１２の先端に設けられた射出ノズル
である。１４は加熱シリンダ１２内に樹脂を供給するた
めのホッパ、１６は上記加熱シリンダ１２内を回転自在
かつ進退自在に支持されたスクリュである。
図、図３は従来の射出成形機の射出装置の正面図であ
る。図において、１１は前方射出サポート、１２は該前
方射出サポート１１に取り付けられる加熱シリンダ、１
３は該加熱シリンダ１２の先端に設けられた射出ノズル
である。１４は加熱シリンダ１２内に樹脂を供給するた
めのホッパ、１６は上記加熱シリンダ１２内を回転自在
かつ進退自在に支持されたスクリュである。
【０００４】１７は上記前方射出サポート１１に対して
所定の間隔を置いて配設された後方射出サポートであ
る。上記前方射出サポート１１及び後方射出サポート１
７は、それぞれボルト１８，１９を介してスライドベー
ス２０に固定されていて、両者間には水平方向に平行
に、２本のガイドバー２１が架設される。２２はフレー
ムであり、上記スライドベース２０を摺動自在に支持す
る。したがって、射出装置を前進させて図示しない固定
プラテンのスプルブッシュに対してノズルタッチさせる
ことができる。
所定の間隔を置いて配設された後方射出サポートであ
る。上記前方射出サポート１１及び後方射出サポート１
７は、それぞれボルト１８，１９を介してスライドベー
ス２０に固定されていて、両者間には水平方向に平行
に、２本のガイドバー２１が架設される。２２はフレー
ムであり、上記スライドベース２０を摺動自在に支持す
る。したがって、射出装置を前進させて図示しない固定
プラテンのスプルブッシュに対してノズルタッチさせる
ことができる。
【０００５】上記前方射出サポート１１と後方射出サポ
ート１７の間には、プレッシャプレート３０が上記ガイ
ドバー２１に沿って進退可能に配設され、上記プレッシ
ャプレート３０に上記スクリュ１６の後端がベアリング
３１を介して回転自在に支持されるとともに、規制部材
３２によって軸方向に固定される。３３はスクリュ回転
用プーリであり、図示しない駆動源にベルトを介して接
続されていて、計量時において駆動されてスクリュ１６
を後退させる。
ート１７の間には、プレッシャプレート３０が上記ガイ
ドバー２１に沿って進退可能に配設され、上記プレッシ
ャプレート３０に上記スクリュ１６の後端がベアリング
３１を介して回転自在に支持されるとともに、規制部材
３２によって軸方向に固定される。３３はスクリュ回転
用プーリであり、図示しない駆動源にベルトを介して接
続されていて、計量時において駆動されてスクリュ１６
を後退させる。
【０００６】３４はベアリング３５を介して上記後方射
出サポート１７に回転自在に支持される送りねじであ
る。該送りねじ３４は後端に規制部材３６が設けられて
いて、上記後方射出サポート１７に対して軸方向に移動
しないように規制される。３７は上記送りねじ３４に対
して螺合させられるナットである。該ナット３７は上記
プレッシャプレート３０に固定されていて、上記送りね
じ３４を回転させることによって上記プレッシャプレー
ト３０を前後に移動させることができる。そのため、上
記送りねじ３４の後端には射出用プーリ３８が取り付け
られ、図示しない駆動源にベルトを介して接続されてい
る。
出サポート１７に回転自在に支持される送りねじであ
る。該送りねじ３４は後端に規制部材３６が設けられて
いて、上記後方射出サポート１７に対して軸方向に移動
しないように規制される。３７は上記送りねじ３４に対
して螺合させられるナットである。該ナット３７は上記
プレッシャプレート３０に固定されていて、上記送りね
じ３４を回転させることによって上記プレッシャプレー
ト３０を前後に移動させることができる。そのため、上
記送りねじ３４の後端には射出用プーリ３８が取り付け
られ、図示しない駆動源にベルトを介して接続されてい
る。
【０００７】ところで、上記構成の射出成形機の射出装
置においては、上記射出用プーリ３８を図示しない駆動
源によって回転させることによってプレッシャプレート
３０を介してスクリュ１６を前進させて射出を行うこと
ができるが、この時発生する射出力を検出することによ
って、精密かつ再現性のよい射出工程及び保圧工程を実
現することができる。
置においては、上記射出用プーリ３８を図示しない駆動
源によって回転させることによってプレッシャプレート
３０を介してスクリュ１６を前進させて射出を行うこと
ができるが、この時発生する射出力を検出することによ
って、精密かつ再現性のよい射出工程及び保圧工程を実
現することができる。
【０００８】そのため、上記プレッシャプレート３０と
ナット３７の間に歪み計から成る荷重検出器３９が設け
られている。該荷重検出器３９は、送りねじ３４の回転
によってナット３７を移動させ、上記プレッシャプレー
ト３０及びスクリュ１６を前進させるが、この時加熱シ
リンダ１２内の樹脂による反力が発生し、上記ガイドバ
ー２１が引き伸ばされるとともに、上記荷重検出器３９
は押圧される。
ナット３７の間に歪み計から成る荷重検出器３９が設け
られている。該荷重検出器３９は、送りねじ３４の回転
によってナット３７を移動させ、上記プレッシャプレー
ト３０及びスクリュ１６を前進させるが、この時加熱シ
リンダ１２内の樹脂による反力が発生し、上記ガイドバ
ー２１が引き伸ばされるとともに、上記荷重検出器３９
は押圧される。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の射出成形機の射出装置においては、上記射出用プー
リ３８を図示しない駆動源によって回転させることによ
ってプレッシャプレート３０を介してスクリュ１６を前
進させて射出を行う場合、上記ガイドバー２１が引き伸
ばされるが、上記前方射出サポート１１及び後方射出サ
ポート１７は下部においてスライドベース２０に固定さ
れているため、上記ガイドバー２１はスライドベース２
０から拘束力を受ける。
来の射出成形機の射出装置においては、上記射出用プー
リ３８を図示しない駆動源によって回転させることによ
ってプレッシャプレート３０を介してスクリュ１６を前
進させて射出を行う場合、上記ガイドバー２１が引き伸
ばされるが、上記前方射出サポート１１及び後方射出サ
ポート１７は下部においてスライドベース２０に固定さ
れているため、上記ガイドバー２１はスライドベース２
０から拘束力を受ける。
【００１０】したがって、上記ガイドバー２１に曲げ応
力が加わるなどして荷重検出器３９の全体に均等の荷重
が加わらず、射出力を正確に検出することができなくな
ってしまう。本発明は、上記従来の射出成形機の射出装
置の問題点を解決して、荷重検出器の全体に均等の荷重
が加わるようにして、射出力を正確に検出することがで
きる射出成形機の射出装置を提供することを目的とす
る。
力が加わるなどして荷重検出器３９の全体に均等の荷重
が加わらず、射出力を正確に検出することができなくな
ってしまう。本発明は、上記従来の射出成形機の射出装
置の問題点を解決して、荷重検出器の全体に均等の荷重
が加わるようにして、射出力を正確に検出することがで
きる射出成形機の射出装置を提供することを目的とす
る。
【００１１】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の射
出成形機の射出装置においては、スクリュを回転自在か
つ進退自在に支持する加熱シリンダが前方射出サポート
に固定されている。該前方射出サポートに対向して後方
射出サポートが配設され、両者間に２本のガイドバーが
水平に架設されている。
出成形機の射出装置においては、スクリュを回転自在か
つ進退自在に支持する加熱シリンダが前方射出サポート
に固定されている。該前方射出サポートに対向して後方
射出サポートが配設され、両者間に２本のガイドバーが
水平に架設されている。
【００１２】上記前方射出サポートと後方射出サポート
間にプレッシャプレートが上記ガイドバーに沿って移動
自在に配設され、該プレッシャプレートによってスクリ
ュの後端が回転自在で軸方向に規制された状態で支持さ
れる。該プレッシャプレートと後方射出サポートの間に
は、上記プレッシャプレートを前方に付勢するスクリュ
前進手段が配設され、プレッシャプレートを前進させる
ことによってスクリュを前方に移動させ、射出を行うこ
とができる。
間にプレッシャプレートが上記ガイドバーに沿って移動
自在に配設され、該プレッシャプレートによってスクリ
ュの後端が回転自在で軸方向に規制された状態で支持さ
れる。該プレッシャプレートと後方射出サポートの間に
は、上記プレッシャプレートを前方に付勢するスクリュ
前進手段が配設され、プレッシャプレートを前進させる
ことによってスクリュを前方に移動させ、射出を行うこ
とができる。
【００１３】上記スクリュの前進に伴って発生する射出
力を検出するための荷重検出器が設けられており、上記
前方射出サポート及び後方射出サポートは、互いに分離
した前方スライドベース及び後方スライドベースを介し
てフレーム上に支持されている。上記前方スライドベー
スと後方スライドベース間を剛性の低い連結具で連結す
ることができる。
力を検出するための荷重検出器が設けられており、上記
前方射出サポート及び後方射出サポートは、互いに分離
した前方スライドベース及び後方スライドベースを介し
てフレーム上に支持されている。上記前方スライドベー
スと後方スライドベース間を剛性の低い連結具で連結す
ることができる。
【００１４】
【作用】本発明によれば、上記のようにスクリュを回転
自在かつ進退自在に支持する加熱シリンダが前方射出サ
ポートに固定されている。該前方射出サポートに対向し
て後方射出サポートが配設され、両者間に２本のガイド
バーが水平に架設されている。また、上記前方射出サポ
ートと後方射出サポート間にプレッシャプレートが上記
ガイドバーに沿って移動自在に配設され、該プレッシャ
プレートによってスクリュの後端が回転自在で軸方向に
規制された状態で支持される。
自在かつ進退自在に支持する加熱シリンダが前方射出サ
ポートに固定されている。該前方射出サポートに対向し
て後方射出サポートが配設され、両者間に２本のガイド
バーが水平に架設されている。また、上記前方射出サポ
ートと後方射出サポート間にプレッシャプレートが上記
ガイドバーに沿って移動自在に配設され、該プレッシャ
プレートによってスクリュの後端が回転自在で軸方向に
規制された状態で支持される。
【００１５】該プレッシャプレートと後方射出サポート
の間には、上記プレッシャプレートを前方に付勢するス
クリュ前進手段が配設され、プレッシャプレートを前進
させることによってスクリュを前方に移動させ、射出を
行うことができる。また、スクリュを回転させながら後
退させることによって計量を行うことができる。上記ス
クリュの前進に伴って発生する射出力を検出するための
荷重検出器が設けられており、射出力に対応して精密で
再現性の高い射出及び保圧を行うことができるようにな
る。
の間には、上記プレッシャプレートを前方に付勢するス
クリュ前進手段が配設され、プレッシャプレートを前進
させることによってスクリュを前方に移動させ、射出を
行うことができる。また、スクリュを回転させながら後
退させることによって計量を行うことができる。上記ス
クリュの前進に伴って発生する射出力を検出するための
荷重検出器が設けられており、射出力に対応して精密で
再現性の高い射出及び保圧を行うことができるようにな
る。
【００１６】上記前方射出サポート及び後方射出サポー
トは、互いに分離した前方スライドベース及び後方スラ
イドベースを介してフレーム上に支持されている。上記
スクリュ前進手段が駆動されてプレッシャプレートを前
進させると、スクリュが前方に移動し、加熱シリンダ内
の樹脂が押し出されて射出が行われる。この時、樹脂が
発生する反力を受け、上記ガイドバーが伸びようとし、
荷重検出器が反力を受けて射出力を検出する。
トは、互いに分離した前方スライドベース及び後方スラ
イドベースを介してフレーム上に支持されている。上記
スクリュ前進手段が駆動されてプレッシャプレートを前
進させると、スクリュが前方に移動し、加熱シリンダ内
の樹脂が押し出されて射出が行われる。この時、樹脂が
発生する反力を受け、上記ガイドバーが伸びようとし、
荷重検出器が反力を受けて射出力を検出する。
【００１７】前方スライドベース及び後方スライドベー
スが互いに分離しているので、ガイドバーが伸びようと
する時にガイドバーに拘束力を与えない。したがって、
荷重検出器の全体に均等な荷重が加わる。また、スクリ
ュの交換などで前方射出サポートを前方スライドベース
から外した時、前方スライドベースと後方スライドベー
スとの間隔を維持するために剛性の低い連結具で連結し
てもよい。この場合連結具の剛性が低ければ、上記ガイ
ドバーに作用する拘束力も小さくなり、射出力の検出に
支障はない。
スが互いに分離しているので、ガイドバーが伸びようと
する時にガイドバーに拘束力を与えない。したがって、
荷重検出器の全体に均等な荷重が加わる。また、スクリ
ュの交換などで前方射出サポートを前方スライドベース
から外した時、前方スライドベースと後方スライドベー
スとの間隔を維持するために剛性の低い連結具で連結し
てもよい。この場合連結具の剛性が低ければ、上記ガイ
ドバーに作用する拘束力も小さくなり、射出力の検出に
支障はない。
【００１８】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図１は本発明の射出成形機の射
出装置の正面図である。図において、１１は前方射出サ
ポート、１２は該前方射出サポート１１に取り付けら
れ、内部にスクリュを回転自在かつ進退自在に支持する
加熱シリンダ、１３は該加熱シリンダ１２の先端に設け
られた射出ノズルである。１４は加熱シリンダ１２内に
樹脂を供給するためのホッパである。
ながら詳細に説明する。図１は本発明の射出成形機の射
出装置の正面図である。図において、１１は前方射出サ
ポート、１２は該前方射出サポート１１に取り付けら
れ、内部にスクリュを回転自在かつ進退自在に支持する
加熱シリンダ、１３は該加熱シリンダ１２の先端に設け
られた射出ノズルである。１４は加熱シリンダ１２内に
樹脂を供給するためのホッパである。
【００１９】１７は上記前方射出サポート１１に対して
所定の間隔を置いて配設された後方射出サポートであ
る。上記前方射出サポート１１及び後方射出サポート１
７は、それぞれボルト１８，１９を介して前方スライド
ベース４５及び後方スライドベース４６に固定されてい
て、両者間には水平方向に平行に、２本のガイドバー２
１が架設される。２２はフレームであり、上記両スライ
ドベース４５，４６を摺動自在に支持する。したがっ
て、射出装置を前進させて図示しない固定プラテンのス
プルブッシュに対してノズルタッチさせることができ
る。
所定の間隔を置いて配設された後方射出サポートであ
る。上記前方射出サポート１１及び後方射出サポート１
７は、それぞれボルト１８，１９を介して前方スライド
ベース４５及び後方スライドベース４６に固定されてい
て、両者間には水平方向に平行に、２本のガイドバー２
１が架設される。２２はフレームであり、上記両スライ
ドベース４５，４６を摺動自在に支持する。したがっ
て、射出装置を前進させて図示しない固定プラテンのス
プルブッシュに対してノズルタッチさせることができ
る。
【００２０】上記前方射出サポート１１と後方射出サポ
ート１７の間には、プレッシャプレート３０が上記ガイ
ドバー２１に沿って進退可能に配設され、上記プレッシ
ャプレート３０にスクリュの後端がベアリングを介して
回転自在に支持されるとともに、規制部材によって軸方
向に固定される。３３はスクリュ回転用プーリであり、
図示しない駆動源にベルトを介して接続されていて、計
量時において駆動されてスクリュを後退させる。
ート１７の間には、プレッシャプレート３０が上記ガイ
ドバー２１に沿って進退可能に配設され、上記プレッシ
ャプレート３０にスクリュの後端がベアリングを介して
回転自在に支持されるとともに、規制部材によって軸方
向に固定される。３３はスクリュ回転用プーリであり、
図示しない駆動源にベルトを介して接続されていて、計
量時において駆動されてスクリュを後退させる。
【００２１】上記後方射出サポート１７には、送りねじ
が図２と同様にベアリングによって回転自在に支持さ
れ、上記送りねじにナット３７が螺合させられる。該ナ
ット３７は上記プレッシャプレート３０に固定されてい
て、上記送りねじを回転させることによって上記プレッ
シャプレート３０を前後に移動させることができる。そ
のため、上記送りねじの後端には射出用プーリ３８が取
り付けられ、図示しない駆動源にベルトを介して接続さ
れている。
が図２と同様にベアリングによって回転自在に支持さ
れ、上記送りねじにナット３７が螺合させられる。該ナ
ット３７は上記プレッシャプレート３０に固定されてい
て、上記送りねじを回転させることによって上記プレッ
シャプレート３０を前後に移動させることができる。そ
のため、上記送りねじの後端には射出用プーリ３８が取
り付けられ、図示しない駆動源にベルトを介して接続さ
れている。
【００２２】ところで、上記構成の射出成形機の射出装
置においては、上記射出用プーリ３８を図示しない駆動
源によって回転させることによってプレッシャプレート
３０を介してスクリュを前進させて射出を行うことがで
きるが、この時発生する射出力を検出することができる
ようになっている。そのため、上記プレッシャプレート
３０とナット３７の間に歪み計から成る荷重検出器３９
が設けられている。
置においては、上記射出用プーリ３８を図示しない駆動
源によって回転させることによってプレッシャプレート
３０を介してスクリュを前進させて射出を行うことがで
きるが、この時発生する射出力を検出することができる
ようになっている。そのため、上記プレッシャプレート
３０とナット３７の間に歪み計から成る荷重検出器３９
が設けられている。
【００２３】上記ガイドバー２１は、同じ高さにいずれ
も水平に配設され、２本のガイドバー２１の中間に上記
スクリュ及び送りねじが配設され、それらが同一平面上
に置かれる。また、上記前方射出サポート１１及び後方
射出サポート１７は、それぞれ別のスライドベース４
５，４６に支持されていて、独立してリニアガイドなど
の摺動用レール上を前後進することができるようになっ
ている。
も水平に配設され、２本のガイドバー２１の中間に上記
スクリュ及び送りねじが配設され、それらが同一平面上
に置かれる。また、上記前方射出サポート１１及び後方
射出サポート１７は、それぞれ別のスライドベース４
５，４６に支持されていて、独立してリニアガイドなど
の摺動用レール上を前後進することができるようになっ
ている。
【００２４】このようにすると、上記プレッシャプレー
ト３０を前進させて射出を行うと、射出力が発生すると
ともに、加熱シリンダ１２内の樹脂が発生する反力がガ
イドバー２１を伸ばそうとする。ところが、この時、上
記前方射出サポート１１及び後方射出サポート１７は、
それぞれ独立したスライドベース４５，４６に支持され
ているので、ガイドバー２１は引き伸ばされる際に両ス
ライドベース４５，４６から拘束力を受けない。
ト３０を前進させて射出を行うと、射出力が発生すると
ともに、加熱シリンダ１２内の樹脂が発生する反力がガ
イドバー２１を伸ばそうとする。ところが、この時、上
記前方射出サポート１１及び後方射出サポート１７は、
それぞれ独立したスライドベース４５，４６に支持され
ているので、ガイドバー２１は引き伸ばされる際に両ス
ライドベース４５，４６から拘束力を受けない。
【００２５】したがって、荷重検出器３９の全体に均等
な荷重を加えることができ、荷重検出器３９によって正
確な射出力を検出することができる。そして、射出力を
正確にモニターすることができるので、精密かつ再現性
のよい射出工程及び保圧工程を実現することができる。
図４は本発明の射出成形機の射出装置の他の実施例を示
す図である。
な荷重を加えることができ、荷重検出器３９によって正
確な射出力を検出することができる。そして、射出力を
正確にモニターすることができるので、精密かつ再現性
のよい射出工程及び保圧工程を実現することができる。
図４は本発明の射出成形機の射出装置の他の実施例を示
す図である。
【００２６】図において、４５は前方スライドベース、
４６は後方スライドベースであり、両者は小断面積を有
し、引っ張りに対して剛性の低い連結具４７によって連
結される。射出力が発生する時の応力は上記ガイドバー
２１が受け、上記連結具４７は単に上記前方射出サポー
ト１１と後方射出サポート１７間を連結して、相対的な
位置決めを行うだけに設けられる。
４６は後方スライドベースであり、両者は小断面積を有
し、引っ張りに対して剛性の低い連結具４７によって連
結される。射出力が発生する時の応力は上記ガイドバー
２１が受け、上記連結具４７は単に上記前方射出サポー
ト１１と後方射出サポート１７間を連結して、相対的な
位置決めを行うだけに設けられる。
【００２７】このようにすることによって、射出に伴っ
て射出力が発生してガイドバー２１が伸ばされようとす
る時、上記連結具４７の剛性が低いので拘束力は発生せ
ず、荷重検出器３９によって正確な射出力を検出するこ
とができる。また、射出装置のスクリュを修理したり、
交換したりする場合には、ボルト１８，１９が外されて
上記前方射出サポート１１が前方スライドベース４５か
ら、後方射出サポート１７が後方スライドベース４６か
ら分離され、後方射出サポート１７と後方スライドベー
ス４６間に配設されたピン４８を中心にして射出装置が
旋回させられる。
て射出力が発生してガイドバー２１が伸ばされようとす
る時、上記連結具４７の剛性が低いので拘束力は発生せ
ず、荷重検出器３９によって正確な射出力を検出するこ
とができる。また、射出装置のスクリュを修理したり、
交換したりする場合には、ボルト１８，１９が外されて
上記前方射出サポート１１が前方スライドベース４５か
ら、後方射出サポート１７が後方スライドベース４６か
ら分離され、後方射出サポート１７と後方スライドベー
ス４６間に配設されたピン４８を中心にして射出装置が
旋回させられる。
【００２８】この時、上記連結具４７が前方スライドベ
ース４５と後方スライドベース４６間を連結しているの
で、旋回時及びスクリュの修理、交換時に両スライドベ
ース４５，４６間の距離が変わるのを防止することがで
き、射出装置を元の位置に戻す際の作業が容易になる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の趣旨に基づいて種々変形することが可能であ
り、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
ース４５と後方スライドベース４６間を連結しているの
で、旋回時及びスクリュの修理、交換時に両スライドベ
ース４５，４６間の距離が変わるのを防止することがで
き、射出装置を元の位置に戻す際の作業が容易になる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の趣旨に基づいて種々変形することが可能であ
り、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【００２９】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、加熱シリンダが前方射出サポートに固定され、該
前方射出サポートに対向して後方射出サポートが配設さ
れて両者間に２本のガイドバーが水平に架設されてい
る。また、上記前方射出サポートと後方射出サポート間
にプレッシャプレートが上記ガイドバーに沿って移動自
在に配設され、該プレッシャプレートと後方射出サポー
トの間には、上記プレッシャプレートを前方に付勢する
スクリュ前進手段が配設される。
れば、加熱シリンダが前方射出サポートに固定され、該
前方射出サポートに対向して後方射出サポートが配設さ
れて両者間に２本のガイドバーが水平に架設されてい
る。また、上記前方射出サポートと後方射出サポート間
にプレッシャプレートが上記ガイドバーに沿って移動自
在に配設され、該プレッシャプレートと後方射出サポー
トの間には、上記プレッシャプレートを前方に付勢する
スクリュ前進手段が配設される。
【００３０】そして、スクリュの前進に伴って発生する
射出力を検出するための荷重検出器が設けられており、
上記前方射出サポート及び後方射出サポートは、互いに
分離した前方スライドベース及び後方スライドベースを
介してフレーム上に支持されている。したがって、射出
に伴って発生する射出力を荷重検出器が検出した時に、
前方スライドベース及び後方スライドベースが互いに分
離しているので、ガイドバーに拘束力を与えない。した
がって、荷重検出器の全体に均等な荷重が加わり、正確
な射出力を検出することができる。
射出力を検出するための荷重検出器が設けられており、
上記前方射出サポート及び後方射出サポートは、互いに
分離した前方スライドベース及び後方スライドベースを
介してフレーム上に支持されている。したがって、射出
に伴って発生する射出力を荷重検出器が検出した時に、
前方スライドベース及び後方スライドベースが互いに分
離しているので、ガイドバーに拘束力を与えない。した
がって、荷重検出器の全体に均等な荷重が加わり、正確
な射出力を検出することができる。
【００３１】また、メンテナンス性を考慮に入れ前方ス
ライドベースと後方スライドベースとの間隔を維持する
ため剛性の低い連結具で連結した場合でもその剛性が十
分低ければ、上記ガイドバーに作用する拘束力は小さく
なり射出力を正確に検出することができる。
ライドベースと後方スライドベースとの間隔を維持する
ため剛性の低い連結具で連結した場合でもその剛性が十
分低ければ、上記ガイドバーに作用する拘束力は小さく
なり射出力を正確に検出することができる。
【図１】本発明の射出成形機の射出装置の正面図であ
る。
る。
【図２】従来の射出成形機の射出装置の断面図である。
【図３】従来の射出成形機の射出装置の正面図である。
【図４】本発明の射出成形機の射出装置の他の実施例を
示す図である。
示す図である。
１１ 前方射出サポート
１２ 加熱シリンダ
１３ 射出ノズル
１７ 後方射出サポート
２１ ガイドバー
２２ フレーム
３０ プレッシャプレート
３９ 荷重検出器
４５ 前方スライドベース
４６ 後方スライドベース
Claims (2)
- 【請求項１】 （ａ）スクリュを回転自在かつ進退自在
に支持する加熱シリンダと、 （ｂ）該加熱シリンダを固定する前方射出サポートと、 （ｃ）該前方射出サポートに対向して配設される後方射
出サポートと、 （ｄ）上記前方射出サポートと後方射出サポート間に水
平に２本架設されたガイドバーと、 （ｅ）上記前方射出サポートと後方射出サポート間にお
いて上記ガイドバーに沿って移動自在に配設され、スク
リュの後端を回転自在で軸方向に規制して支持するプレ
ッシャプレートと、 （ｆ）該プレッシャプレートと後方射出サポートの間に
配設され、上記プレッシャプレートを前方に付勢するス
クリュ前進手段と、 （ｇ）上記スクリュの前進に伴って発生する射出力を検
出する荷重検出器を有し、 （ｈ）上記前方射出サポート及び後方射出サポートは、
互いに分離した前方スライドベース及び後方スライドベ
ースを介してフレーム上に支持されたことを特徴とする
射出成形機の射出装置。 - 【請求項２】 上記前方スライドベースと後方スライド
ベース間が剛性の低い連結具によって連結された請求項
１記載の射出成形機の射出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17947191A JPH0524083A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 射出成形機の射出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17947191A JPH0524083A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 射出成形機の射出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0524083A true JPH0524083A (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=16066428
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17947191A Withdrawn JPH0524083A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 射出成形機の射出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0524083A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996022183A1 (fr) * | 1995-01-19 | 1996-07-25 | Fanuc Ltd | Mecanisme d'injection pour machines de moulage par injection |
| JP2001269974A (ja) * | 2000-03-27 | 2001-10-02 | Japan Steel Works Ltd:The | 射出成形機の射出装置 |
| WO2005023507A1 (de) * | 2003-09-09 | 2005-03-17 | Netstal-Maschinen Ag | Einspritzeinheit sowie verfahren für die einstellung der einspritzeinheit |
| JP2011121310A (ja) * | 2009-12-11 | 2011-06-23 | Toshiba Mach Co Ltd | 射出成形機 |
| JP2017170799A (ja) * | 2016-03-24 | 2017-09-28 | 住友重機械工業株式会社 | 射出成形機 |
-
1991
- 1991-07-19 JP JP17947191A patent/JPH0524083A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996022183A1 (fr) * | 1995-01-19 | 1996-07-25 | Fanuc Ltd | Mecanisme d'injection pour machines de moulage par injection |
| US5955117A (en) * | 1995-01-19 | 1999-09-21 | Fanuc Ltd. | Injection mechanism of an injection molding machine |
| JP2001269974A (ja) * | 2000-03-27 | 2001-10-02 | Japan Steel Works Ltd:The | 射出成形機の射出装置 |
| WO2005023507A1 (de) * | 2003-09-09 | 2005-03-17 | Netstal-Maschinen Ag | Einspritzeinheit sowie verfahren für die einstellung der einspritzeinheit |
| JP2011121310A (ja) * | 2009-12-11 | 2011-06-23 | Toshiba Mach Co Ltd | 射出成形機 |
| JP2017170799A (ja) * | 2016-03-24 | 2017-09-28 | 住友重機械工業株式会社 | 射出成形機 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981008 |