JP2003231163A - 射出成形機の型締装置 - Google Patents
射出成形機の型締装置Info
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- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
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- B29C45/661—Mould opening, closing or clamping devices mechanical using a toggle mechanism for mould clamping
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 移動ダイプレート用のガイド機構のために装
置の全長が増大することがないトグル式型締装置を提供
する。 【解決手段】 固定ダイプレート1とリンクハウジング
5はタイバー6を介して互いに連結されている。移動ダ
イプレート2は、トグル機構7を介してリンクハウジン
グ5の前面に連結されている。移動ダイプレート2の背
面には、2本のスライドバー21が固定され、各スライ
ドバー21は、移動ダイプレート2の背面から移動ダイ
プレートの移動方向に対して平行に伸びている。これら
のスライドバー21に対応して、リンクハウジング5の
前面には2本の中空ロッド23が固定され、各中空ロッ
ド23は、リンクハウジング5の前面から移動ダイプレ
ート2の移動方向に対して平行に伸びている。各スライ
ドバー21は、各中空ロッド23の内側に嵌合し、各中
空ロッド23内を摺動する。
置の全長が増大することがないトグル式型締装置を提供
する。 【解決手段】 固定ダイプレート1とリンクハウジング
5はタイバー6を介して互いに連結されている。移動ダ
イプレート2は、トグル機構7を介してリンクハウジン
グ5の前面に連結されている。移動ダイプレート2の背
面には、2本のスライドバー21が固定され、各スライ
ドバー21は、移動ダイプレート2の背面から移動ダイ
プレートの移動方向に対して平行に伸びている。これら
のスライドバー21に対応して、リンクハウジング5の
前面には2本の中空ロッド23が固定され、各中空ロッ
ド23は、リンクハウジング5の前面から移動ダイプレ
ート2の移動方向に対して平行に伸びている。各スライ
ドバー21は、各中空ロッド23の内側に嵌合し、各中
空ロッド23内を摺動する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形機の型締
装置に係り、特に、トグル式型締装置において、移動ダ
イプレートの可動方向を装置の軸方向に拘束するための
ガイド機構の構造に関する。
装置に係り、特に、トグル式型締装置において、移動ダ
イプレートの可動方向を装置の軸方向に拘束するための
ガイド機構の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図4に、従来のトグル式型締装置の概要
を示す。
を示す。
【0003】固定ダイプレート1と移動ダイプレート2
は、互いに対向するように配置されている。固定ダイプ
レート1の前面には固定金型3が取り付けられ、移動ダ
イプレート2の前面には移動金型4が取り付けられる。
移動ダイプレート2の後方にはリンクハウジング5が配
置されている。
は、互いに対向するように配置されている。固定ダイプ
レート1の前面には固定金型3が取り付けられ、移動ダ
イプレート2の前面には移動金型4が取り付けられる。
移動ダイプレート2の後方にはリンクハウジング5が配
置されている。
【0004】固定ダイプレート1とリンクハウジング5
は4本のタイバー6を介して互いに連結されている。タ
イバー6は、移動ダイプレート2の四隅近傍を貫通し、
その一方の端部は固定ダイプレート1に固定され、他方
の端部は送りネジ機構を介してリンクハウジング5に接
続されている。即ち、各タイバー6がリンクハウジング
5を貫通する部分には雄ネジが形成され、リンクハウジ
ング5にはナット(図示せず)が回転自在に組付けられ
ている。各ナットを駆動することによって、リンクハウ
ジング5が固定ダイプレート1に対して前進または後退
し、両者の間隔が調整される。
は4本のタイバー6を介して互いに連結されている。タ
イバー6は、移動ダイプレート2の四隅近傍を貫通し、
その一方の端部は固定ダイプレート1に固定され、他方
の端部は送りネジ機構を介してリンクハウジング5に接
続されている。即ち、各タイバー6がリンクハウジング
5を貫通する部分には雄ネジが形成され、リンクハウジ
ング5にはナット(図示せず)が回転自在に組付けられ
ている。各ナットを駆動することによって、リンクハウ
ジング5が固定ダイプレート1に対して前進または後退
し、両者の間隔が調整される。
【0005】リンクハウジング5の前面にはトグル機構
7が支持され、移動ダイプレート2はこのトグル機構7
を介してリンクハウジング5に連結されている。トグル
機構7は、駆動源となる油圧シリンダ19(電動式の装
置の場合にはボールネジ等が使用される)、クロスヘッ
ド13、トグルリンク15などから構成される。油圧シ
リンダ19を用いてクロスヘッド13を軸方向に進退さ
せることにより、トグルリンク15を伸縮させ、それに
より移動ダイプレート2を前進または後退させて、型締
めまたは型開きの動作を行う。
7が支持され、移動ダイプレート2はこのトグル機構7
を介してリンクハウジング5に連結されている。トグル
機構7は、駆動源となる油圧シリンダ19(電動式の装
置の場合にはボールネジ等が使用される)、クロスヘッ
ド13、トグルリンク15などから構成される。油圧シ
リンダ19を用いてクロスヘッド13を軸方向に進退さ
せることにより、トグルリンク15を伸縮させ、それに
より移動ダイプレート2を前進または後退させて、型締
めまたは型開きの動作を行う。
【0006】移動ダイプレート2はタイバー6上を摺動
する。更に、移動ダイプレート2の下面には、自重及び
金型重量を支えるために、ローラ方式(またはクサビ方
式)の支持機構(図示せず)が取り付けられている。
する。更に、移動ダイプレート2の下面には、自重及び
金型重量を支えるために、ローラ方式(またはクサビ方
式)の支持機構(図示せず)が取り付けられている。
【0007】型締めの際には、トグル機構7が伸びきる
直前に金型を合わせ、その後、トグル機構7を更に伸長
させることにより型締め力を発生させる。油圧シリンダ
19による力がトグル機構7によって数倍に拡大され
て、金型3、4に加えられる。このとき、型締め力に対
応する反力がタイバー6に作用し、タイバー6が弾性変
形により伸ばされる。
直前に金型を合わせ、その後、トグル機構7を更に伸長
させることにより型締め力を発生させる。油圧シリンダ
19による力がトグル機構7によって数倍に拡大され
て、金型3、4に加えられる。このとき、型締め力に対
応する反力がタイバー6に作用し、タイバー6が弾性変
形により伸ばされる。
【0008】(従来のトグル式型締装置の問題点)上記
のような従来のトグル式型締装置において、金型間の平
行度、即ち固定ダイプレート1と移動ダイプレート2の
間の平行度は、タイバー6上を摺動する移動ダイプレー
ト2が、タイバー6(固定ダイプレート1に対して直角
に取り付けられている)に対して平行に移動できるかで
決まる。
のような従来のトグル式型締装置において、金型間の平
行度、即ち固定ダイプレート1と移動ダイプレート2の
間の平行度は、タイバー6上を摺動する移動ダイプレー
ト2が、タイバー6(固定ダイプレート1に対して直角
に取り付けられている)に対して平行に移動できるかで
決まる。
【0009】図4中の部分拡大図に示すように、移動ダ
イプレート2のタイバー6が貫通する部分には、スムー
ズな摺動ができるように、スベリ摺動部材41が取り付
けられ、更に、油膜形成のため微少な隙間δが設けられ
ている。スベリ摺動部材41とタイバー6の間の隙間δ
と、スベリ摺動部材41による支持長さLによって、移
動ダイプレート2には、θ=tan-1(δ/L)の傾き
が生じる可能性がある。この傾き角度θのために、固定
ダイプレート1に取り付けられた固定金型3と、移動ダ
イプレート2に取り付けられた移動金型4との間で、ガ
イドピンがスムーズに入らないことや、圧縮成形におい
て均一な厚みに圧縮できない等の問題があった。
イプレート2のタイバー6が貫通する部分には、スムー
ズな摺動ができるように、スベリ摺動部材41が取り付
けられ、更に、油膜形成のため微少な隙間δが設けられ
ている。スベリ摺動部材41とタイバー6の間の隙間δ
と、スベリ摺動部材41による支持長さLによって、移
動ダイプレート2には、θ=tan-1(δ/L)の傾き
が生じる可能性がある。この傾き角度θのために、固定
ダイプレート1に取り付けられた固定金型3と、移動ダ
イプレート2に取り付けられた移動金型4との間で、ガ
イドピンがスムーズに入らないことや、圧縮成形におい
て均一な厚みに圧縮できない等の問題があった。
【0010】傾き角度θを小さくする方策としては、支
持長さLを長くすることがあるが、L寸法はほぼ移動ダ
イプレート2の厚み程度しか取ることができないので、
傾き角度θをそれほど小さくすることはできない。ま
た、隙間δを小さくすることは、油膜形成上難しく、ま
た、4本のタイバー6の取付ピッチ誤差を小さくする必
要があり、難しい。
持長さLを長くすることがあるが、L寸法はほぼ移動ダ
イプレート2の厚み程度しか取ることができないので、
傾き角度θをそれほど小さくすることはできない。ま
た、隙間δを小さくすることは、油膜形成上難しく、ま
た、4本のタイバー6の取付ピッチ誤差を小さくする必
要があり、難しい。
【0011】そこで、従来から、図4に示すように、移
動ダイプレート2の背面から後方に向けて棒状の摺動部
材21(以下、スライドバーと呼ぶ)を伸ばし、リンク
ハウジング5に埋め込まれたガイドブッシュ22内を貫
通させてガイドする方式が用いられている。
動ダイプレート2の背面から後方に向けて棒状の摺動部
材21(以下、スライドバーと呼ぶ)を伸ばし、リンク
ハウジング5に埋め込まれたガイドブッシュ22内を貫
通させてガイドする方式が用いられている。
【0012】このようにすれば、先のLの値と比べて、
移動ダイプレート2の前面からガイドブッシュ22まで
の距離L1が非常に大きいので、傾き角度θ1=tan
-1(δ/L1)を小さく抑えることができる。しかし、
このような方法を採用した場合には、スライドバー21
の先端がリンクハウジング5の後方に飛び出してしまう
ので、移動ダイプレート2のストローク分、装置全長が
長くなる。
移動ダイプレート2の前面からガイドブッシュ22まで
の距離L1が非常に大きいので、傾き角度θ1=tan
-1(δ/L1)を小さく抑えることができる。しかし、
このような方法を採用した場合には、スライドバー21
の先端がリンクハウジング5の後方に飛び出してしまう
ので、移動ダイプレート2のストローク分、装置全長が
長くなる。
【0013】なお、油圧式のトグル機構の場合には、ト
グル機構7の駆動源として油圧シリンダ19が用いられ
ており、その油圧シリンダ19はリンクハウジング5の
背面側に取り付けられている。そのため、スライドバー
21の先端がリンクハウジング5の後方に飛び出して
も、油圧シリンダ19を含めた型締装置の全長に影響を
及ぼすことはなかった。
グル機構7の駆動源として油圧シリンダ19が用いられ
ており、その油圧シリンダ19はリンクハウジング5の
背面側に取り付けられている。そのため、スライドバー
21の先端がリンクハウジング5の後方に飛び出して
も、油圧シリンダ19を含めた型締装置の全長に影響を
及ぼすことはなかった。
【0014】しかし、電動式のトグル機構の場合には、
トグル機構7の駆動源として例えばボールネジが用いら
れるため、元来、リンクハウジング5の背面側には大き
な突出部がない。そのため、スライドバー21がリンク
ハウジング5を貫通する上記の構造では、型締装置の全
長が長くなると言う問題があった。
トグル機構7の駆動源として例えばボールネジが用いら
れるため、元来、リンクハウジング5の背面側には大き
な突出部がない。そのため、スライドバー21がリンク
ハウジング5を貫通する上記の構造では、型締装置の全
長が長くなると言う問題があった。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来のトグ
ル式型締装置における以上のような問題点に鑑み成され
たもので、本発明は、移動ダイプレート用のガイド機構
のために装置の全長が増大することがないトグル式型締
装置を提供することにある。
ル式型締装置における以上のような問題点に鑑み成され
たもので、本発明は、移動ダイプレート用のガイド機構
のために装置の全長が増大することがないトグル式型締
装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の射出成形機の型
締装置は、リンクハウジングの前方にトグル機構を介し
て移動ダイプレートが連結された射出成形機の型締装置
において、移動ダイプレートに固定され、その背面から
移動ダイプレートの移動方向に対して平行に伸びるスラ
イドバーと、リンクハウジングに固定され、リンクハウ
ジングの前方に突出し、前記スライドバーがその中を摺
動することによりガイドされるガイド孔を有するガイド
部材と、を備えたことを特徴とする。
締装置は、リンクハウジングの前方にトグル機構を介し
て移動ダイプレートが連結された射出成形機の型締装置
において、移動ダイプレートに固定され、その背面から
移動ダイプレートの移動方向に対して平行に伸びるスラ
イドバーと、リンクハウジングに固定され、リンクハウ
ジングの前方に突出し、前記スライドバーがその中を摺
動することによりガイドされるガイド孔を有するガイド
部材と、を備えたことを特徴とする。
【0017】本発明の射出成形機の型締装置によれば、
前記スライドバーをガイドするための前記ガイド部材
が、移動ダイプレートとリンクハウジングの間に位置し
ているので、前記スライドバーの先端を、リンクハウジ
ングを貫通させてリンクハウジングの後方に突出させる
必要がない。従って、装置の全長が増大することがな
い。
前記スライドバーをガイドするための前記ガイド部材
が、移動ダイプレートとリンクハウジングの間に位置し
ているので、前記スライドバーの先端を、リンクハウジ
ングを貫通させてリンクハウジングの後方に突出させる
必要がない。従って、装置の全長が増大することがな
い。
【0018】また、移動ダイプレートから前記ガイド部
材までの距離を、先の図4に示した従来の場合における
スベリ摺動部材による支持長さLと比べて、遥かに大き
くとることができる。これにより、移動ダイプレートの
傾き角度を小さく抑え、固定金型と移動金型の間の平行
度を高めることができる。
材までの距離を、先の図4に示した従来の場合における
スベリ摺動部材による支持長さLと比べて、遥かに大き
くとることができる。これにより、移動ダイプレートの
傾き角度を小さく抑え、固定金型と移動金型の間の平行
度を高めることができる。
【0019】好ましくは、前記ガイド部材を、リンクハ
ウジングの前面から移動ダイプレートの移動方向に対し
て平行に伸びる中空ロッドによって構成し、この中空ロ
ッドの内側に前記スライドバーを嵌合させて、この中空
ロッド内を摺動させる。
ウジングの前面から移動ダイプレートの移動方向に対し
て平行に伸びる中空ロッドによって構成し、この中空ロ
ッドの内側に前記スライドバーを嵌合させて、この中空
ロッド内を摺動させる。
【0020】このように構成すれば、前記中空ロッドに
対する前記スライドバーの接触部の長さを大きく取るこ
とができるので、移動ダイプレート傾き角度を小さく抑
え、固定金型と移動金型の間の平行度を高めることがで
きる。
対する前記スライドバーの接触部の長さを大きく取るこ
とができるので、移動ダイプレート傾き角度を小さく抑
え、固定金型と移動金型の間の平行度を高めることがで
きる。
【0021】なお、前記中空ロッドを用いて、前記トグ
ル機構のクロスヘッドをその側方からガイドすることも
できる。即ち、前記中空ロッドにクロスヘッドのガイド
バーを兼ねさせることもできる。
ル機構のクロスヘッドをその側方からガイドすることも
できる。即ち、前記中空ロッドにクロスヘッドのガイド
バーを兼ねさせることもできる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1〜3に、本発明のトグル式型
締装置の概要を示す。なお、図1は平面図、図2は正面
図、図3は移動ダイプレートのガイド部分の拡大断面図
である。
締装置の概要を示す。なお、図1は平面図、図2は正面
図、図3は移動ダイプレートのガイド部分の拡大断面図
である。
【0023】固定ダイプレート1と移動ダイプレート2
は互いに対向するように配置されている。固定ダイプレ
ート1の前面には固定金型3が取り付けられ、移動ダイ
プレート2の前面には移動金型4が取り付けられる。移
動ダイプレート2の後方にはリンクハウジング5が配置
されている。
は互いに対向するように配置されている。固定ダイプレ
ート1の前面には固定金型3が取り付けられ、移動ダイ
プレート2の前面には移動金型4が取り付けられる。移
動ダイプレート2の後方にはリンクハウジング5が配置
されている。
【0024】固定ダイプレート1とリンクハウジング5
は4本のタイバー6を介して互いに連結されている。タ
イバー6は、移動ダイプレート2の四隅近傍を貫通し、
その一方の端部は固定ダイプレート1に固定され、他方
の端部は送りネジ機構を介してリンクハウジング5を貫
通している。各送りネジ機構を駆動することによって、
リンクハウジング5が固定ダイプレート1に対して前進
または後退し、両者の間隔が調整される。
は4本のタイバー6を介して互いに連結されている。タ
イバー6は、移動ダイプレート2の四隅近傍を貫通し、
その一方の端部は固定ダイプレート1に固定され、他方
の端部は送りネジ機構を介してリンクハウジング5を貫
通している。各送りネジ機構を駆動することによって、
リンクハウジング5が固定ダイプレート1に対して前進
または後退し、両者の間隔が調整される。
【0025】リンクハウジング5の前面にはトグル機構
7が支持され、移動ダイプレート2はこのトグル機構7
を介してリンクハウジング5に連結されている。
7が支持され、移動ダイプレート2はこのトグル機構7
を介してリンクハウジング5に連結されている。
【0026】更に、移動ダイプレート2の背面には、2
本の棒状の摺動部材21(スライドバー)が固定されて
いる。これらのスライドバー21は、移動ダイプレート
2の背面から移動ダイプレートの移動方向に対して平行
に伸びている。これらのスライドバー21に対応して、
リンクハウジング5の前面には2本の中空ロッド23が
固定されている。これらの中空ロッド23は、リンクハ
ウジング5の前面から移動ダイプレート2の移動方向に
対して平行に伸びている。各スライドバー21は、各中
空ロッド23の内側に嵌合し、各中空ロッド23内を摺
動することができる。
本の棒状の摺動部材21(スライドバー)が固定されて
いる。これらのスライドバー21は、移動ダイプレート
2の背面から移動ダイプレートの移動方向に対して平行
に伸びている。これらのスライドバー21に対応して、
リンクハウジング5の前面には2本の中空ロッド23が
固定されている。これらの中空ロッド23は、リンクハ
ウジング5の前面から移動ダイプレート2の移動方向に
対して平行に伸びている。各スライドバー21は、各中
空ロッド23の内側に嵌合し、各中空ロッド23内を摺
動することができる。
【0027】トグル機構7は、駆動源となるサーボモー
タ11、ボールネジ12(図3)、クロスヘッド13、
トグルリンク15などから構成される。ボールネジ12
を用いてクロスヘッド13を軸方向に進退させることに
よりトグルリンク15を伸縮させ、それにより移動ダイ
プレート2を前進または後退させて、型締めまたは型開
きの動作を行う。
タ11、ボールネジ12(図3)、クロスヘッド13、
トグルリンク15などから構成される。ボールネジ12
を用いてクロスヘッド13を軸方向に進退させることに
よりトグルリンク15を伸縮させ、それにより移動ダイ
プレート2を前進または後退させて、型締めまたは型開
きの動作を行う。
【0028】図3に示すように、この例では、上記の中
空ロッド23は、トグル機構7のクロスヘッド13をそ
の側方からガイドするガイドバーを兼ねている。
空ロッド23は、トグル機構7のクロスヘッド13をそ
の側方からガイドするガイドバーを兼ねている。
【0029】図3に示すように、金型が開いた状態では
Laが短く、移動ダイプレート2の倒れを規制する効果
は薄いが、金型が閉じる状態まで移動ダイプレート2を
前進させることによりLbのようにサポート長が長くな
り、移動ダイプレート2の倒れを小さくすることができ
る。すなわち、金型の平行度が良くなる。
Laが短く、移動ダイプレート2の倒れを規制する効果
は薄いが、金型が閉じる状態まで移動ダイプレート2を
前進させることによりLbのようにサポート長が長くな
り、移動ダイプレート2の倒れを小さくすることができ
る。すなわち、金型の平行度が良くなる。
【0030】また、上記のように移動ダイプレート用の
ガイド機構を構成すれば、スライドバー21を、移動ダ
イプレート2とリンクハウジング5の中間位置で支持す
ることができるので、スライドバー21の先端をリンク
ハウジング5の後方に飛び出させる必要がない。従っ
て、装置の全長が増大することがない。
ガイド機構を構成すれば、スライドバー21を、移動ダ
イプレート2とリンクハウジング5の中間位置で支持す
ることができるので、スライドバー21の先端をリンク
ハウジング5の後方に飛び出させる必要がない。従っ
て、装置の全長が増大することがない。
【0031】なお、上記の例では、中空ロッド23を用
いてスライドバー21を支持しているが、中空ロッド2
3の代わりに、スライドバー21がその中を摺動するこ
とによりガイドされる貫通孔を有するガイド部材を、リ
ンクハウジング5の前方に突出させてリンクハウジング
2に固定しても良い。その場合、これらのガイド部材
を、クロスヘッド13をガイドするガイドバーと共通の
支持構造に取り付けることができる。
いてスライドバー21を支持しているが、中空ロッド2
3の代わりに、スライドバー21がその中を摺動するこ
とによりガイドされる貫通孔を有するガイド部材を、リ
ンクハウジング5の前方に突出させてリンクハウジング
2に固定しても良い。その場合、これらのガイド部材
を、クロスヘッド13をガイドするガイドバーと共通の
支持構造に取り付けることができる。
【0032】また、上記の例では、電動式の型締装置に
ついて説明したが、上記のガイド機構は油圧式の型締装
置に対しても適用することができる。
ついて説明したが、上記のガイド機構は油圧式の型締装
置に対しても適用することができる。
【0033】
【発明の効果】本発明の射出成形機の型締装置によれ
ば、従来の型締装置のように、移動ダイプレートの背面
に取り付けられたスライドバーがリンクハウジングを貫
通する場合と比較して、装置の全長を短くすることがで
きる。
ば、従来の型締装置のように、移動ダイプレートの背面
に取り付けられたスライドバーがリンクハウジングを貫
通する場合と比較して、装置の全長を短くすることがで
きる。
【0034】更に、上記のスライドバーをガイドするガ
イド部材を中空ロッドで構成すれば、中空ロッドに対す
るスライドバーの接触部の長さを大きく取ることができ
るので、移動ダイプレートの傾き角度を小さく抑え、固
定金型と移動金型の間の平行度を高めることができる。
イド部材を中空ロッドで構成すれば、中空ロッドに対す
るスライドバーの接触部の長さを大きく取ることができ
るので、移動ダイプレートの傾き角度を小さく抑え、固
定金型と移動金型の間の平行度を高めることができる。
【0035】また、上記のガイド部材を中空ロッドで構
成することにより、剛性を損なうことなく軽量化するこ
とができる。
成することにより、剛性を損なうことなく軽量化するこ
とができる。
【図1】本発明に基づく射出成形機の型締装置の一例を
示す図(平面図)。
示す図(平面図)。
【図2】本発明に基づく射出成形機の型締装置の一例を
示す図(正面図)。
示す図(正面図)。
【図3】本発明に基づく射出成形機の型締装置の一例を
示す図(部分拡大図)。
示す図(部分拡大図)。
【図4】従来の射出成形機の型締装置の一例を示す図。
1・・・固定ダイプレート、
2・・・移動ダイプレート、
3・・・固定金型、
4・・・移動金型、
5・・・リンクハウジング、
6・・・タイバー、
7・・・トグル機構、
11・・・サーボモータ
12・・・ボールネジ、
13・・・クロスヘッド、
15・・・トグルリンク
19・・・油圧シリンダ、
21・・・スライドバー、
22・・・ガイドブッシュ、
23・・・中空ロッド(ガイド部材)、
41・・・スベリ摺動部材。
─────────────────────────────────────────────────────
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(72)発明者 西沢 誠
静岡県沼津市大岡2068の3 東芝機械株式
会社内
Fターム(参考) 4F202 CA11 CB01 CL01 CL32 CL38
CL42
Claims (3)
- 【請求項1】 リンクハウジングの前方にトグル機構を
介して移動ダイプレートが連結された射出成形機の型締
装置において、 移動ダイプレートに固定され、その背面から移動ダイプ
レートの移動方向に対して平行に伸びるスライドバー
と、 リンクハウジングに固定され、リンクハウジングの前方
に突出し、前記スライドバーがその中を摺動することに
よりガイドされるガイド孔を有するガイド部材と、 を備えたことを特徴とする射出成形機の型締装置。 - 【請求項2】 前記ガイド部材は、リンクハウジングの
前面から移動ダイプレートの移動方向に対して平行に伸
びる中空ロッドであり、 前記スライドバーは、この中空ロッドの内側に嵌合し、
中空ロッド内を摺動することを特徴とする請求項1に記
載の射出成形機の型締装置。 - 【請求項3】 前記中空ロッドは、前記トグル機構のク
ロスヘッドをその側方からガイドするガイドバーを兼ね
ることを特徴とする請求項2に記載の射出成形機の型締
装置。
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