JP2003200800A - 外面展開型エアバッグ装置 - Google Patents
外面展開型エアバッグ装置Info
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Abstract
ことなくスムーズに膨張する外面展開型エアバッグ装置
を提供する。 【解決手段】 リッド8は、フック部10が開口16内
において上下方向に移動することにより、リテーナ2に
対し上下方向に変位することができる。リッド8は、エ
アバッグ4が膨張するときには該エアバッグ4の膨張圧
により上昇して開き出し、フラップ28,30を形成す
る。車両前方に開き出したフラップ28はフード18の
後縁部の外面に重なる。また、車両後方に開き出したフ
ラップ30は、ウィンドシールド20の下側のカウルト
ップ22に重なってワイパ装置26を覆う。
Description
歩行者、自転車、バイク等と衝突した際に歩行者や自転
車、バイク等の乗員(以下、歩行者等という。)がウィ
ンドシールド下部やボンネットフード後端部やピラー部
等の剛性の高い部分等に直接に当ることを防止して歩行
者等を保護するための外面展開型エアバッグ装置に関す
る。
ク等に衝突すると、衝突された歩行者等は、下半身を該
自動車の車体前部によって払われて、車体前部上面を覆
うフード上にはね上げられ、ウィンドシールド下部やボ
ンネットフード後端部やピラー部等の剛性の高い部分等
に二次衝突することがある。
後部からウィンドシールドの外面に沿ってエアバッグを
展開させ、このエアバッグによって歩行者等がウィンド
シールドに直接に当ることを防止する歩行者等保護用エ
アバッグ装置としての外面展開型エアバッグ装置が記載
されている。以下、第21図を参照して同号公報の外面
展開型エアバッグ装置について説明する。
グ装置を備えた自動車の車体前部の斜視図、第21図
(b),(c)は第21図(a)のB−B線に沿う断面
図である。なお、第21図(b)はこの外面展開型エア
バッグ装置の平常時(当該自動車が歩行者等との衝突状
況にないとき)の態様を示しており、第21図(c)は
この外面展開型エアバッグ装置のエアバッグ展開時の態
様を示している。
エアバッグ102と、このエアバッグ102を膨張させ
るためのガス発生器(インフレータ)104を備えてい
る。このガス発生器104は、自動車のウィンドシール
ド(フロント窓ガラス)106の下部に設けられたコン
テナ状のカウルトップ108内に設置されており、エア
バッグ102は、平常時には、このカウルトップ108
内に折り畳まれた状態で収容されている。このカウルト
ップ108は、自動車の車体前部上面を覆うフード(ボ
ンネットフード)110の車両前後方向後端部と隣接し
ている。
前部上面に露出したカウルトップアウタパネル112
と、該カウルトップ108の底部を構成するカウルトッ
プインナパネル114とからなる。該カウルトップアウ
タパネル112に、エアバッグ102を車体前部上面に
膨出させるための開口部が設けられている。この開口部
は、該カウルトップ108内に収容されたエアバッグ1
02の上方に配置されている。平常時には、この開口部
を閉鎖するようにリッド116が装着されている。
体前端部には、当該自動車が走行中に歩行者や自転車、
バイク等に衝突したことを検知するための接触/衝突検
知センサ120が設けられている。上記外面展開型エア
バッグ装置100は、この接触/衝突検知センサ120
が衝突を検知すると、ガス発生器104が作動し、この
ガス発生器104からエアバッグ102内にガスが導入
されてエアバッグ102が膨張するように構成されてい
る。
えた自動車が走行中に歩行者や自転車、バイク等に衝突
すると、接触/衝突検知センサ120がこの衝突を検知
し、ガス発生器104からエアバッグ102内にガスが
導入されてエアバッグ102が膨張する。そして、エア
バッグ102は、カウルトップ108の上面開口に装着
されたリッド116を押し開いて車体前部上面に膨出
し、第21図(c)に示すように、フード110の後部
からウィンドシールド106の外面に沿って展開する。
10上にはね上げられた歩行者等がウィンドシールド1
06側に突っ込んできても、該エアバッグ102がこの
歩行者等を受け止め、該歩行者等がウィンドシールド1
06の下部やフード110の後端部、ピラー部等の剛性
の高い部分などに直接に当ることを防止することができ
る。
ッグ装置100にあっては、エアバッグ102は、フー
ド110の後部からウィンドシールド106の外面に沿
って展開するときに、フードの後縁やワイパに引掛か
り、傷付くおそれがある。
パ等の車体の角縁部や突起部などに引掛かることなくス
ムーズに膨張する外面展開型エアバッグ装置を提供する
ことを目的とする。
面展開型エアバッグ装置は、自動車のフード後部からウ
ィンドシールド外面に沿って展開可能なエアバッグと、
該エアバッグを収容したケースと、該ケースを覆うリッ
ドと、該エアバッグを膨張させるガス発生器とを備え、
該エアバッグが膨張するときに該リッドが該エアバッグ
に押されて外側に開き出す外面展開型エアバッグ装置に
おいて、開き出したリッドが該フードの後端及びワイパ
装置の少なくとも一方を覆うことを特徴とするものであ
る。
置にあっては、エアバッグ展開時に開き出したリッドが
フードの後縁やワイパを覆うため、エアバッグがこれら
後縁やワイパ装置に引掛かることなくスムーズに膨張す
る。
は、リッドは車体外面から後退して配置され、且つ、該
リッドは前記ケースに対し上方へ移動可能に装着されて
おり、膨張するエアバッグに押されることにより上方に
移動して開裂するものであることが好ましい(請求項
2)。
は外面展開型エアバッグ装置が目立たず、車体前部上面
の外観が損なわれない。また、リッドに直接日光や強い
風雨が当りにくくなり、リッドの耐久性も良くなる。し
かも、エアバッグ展開時にはリッドは上方に持ち上げら
れて開き出すので、リッドの開放動作もスムーズなもの
となる。
グ装置は、自動車のフード後部からウィンドシールド外
面に沿って展開可能なエアバッグと、該エアバッグを収
容したケースと、該ケースを覆うリッドと、該エアバッ
グを膨張させるガス発生器とを備え、該エアバッグが膨
張するときに該リッドが該エアバッグに押されて外側に
開き出す外面展開型エアバッグ装置において、エアバッ
グ展開時に該リッドは該エアバッグの展開領域に存在す
る車体の角縁部や突起部を覆うことを特徴とするもので
ある。
置にあっては、エアバッグが膨張するときにはリッドが
該エアバッグの展開領域に存在する車体の角縁部や突起
部を覆うため、エアバッグがこれらに引掛ることなくス
ムーズに膨張する。
施の形態について説明する。第1図は本発明の実施の形
態に係る外面展開型エアバッグ装置を備えた自動車の平
常時における車体前部の縦断面図、第2図はこの外面展
開型エアバッグ装置の要部斜視図であり、第3図はこの
外面展開型エアバッグ装置のエアバッグ膨張時における
自動車の車体前部の縦断面図である。なお、以下の説明
において、上下方向とは車両上下方向即ち第1〜3図の
上下方向をいい、前後方向とは車両前後方向即ち第1〜
3図の左右方向をいい、左右方向とは車両幅方向即ち第
1〜3図の紙面と垂直方向をいう。
が開放口となっているケースとしての容器状のリテーナ
(エアバッグ保持部材)2と、このリテーナ2内に折り
畳まれて配置されたエアバッグ4と、このエアバッグ4
を膨張させるためのガス発生器6と、該リテーナ2の上
部開放口を覆うリッド(蓋状体)8を備えている。
両幅方向に長く且つ車両前後方向に短い略直方体形の外
観を有する容器状部材である。リッド8の裏面には、該
リッド8の車両前後方向中央部付近において車両幅方向
に延設された凹条よりなるテアライン(開裂予定線)9
が設けられている。エアバッグ4が膨張するときに、こ
のエアバッグ4の膨張圧によりリッド8の裏面に所定以
上の押圧力が加えられると、リッド8はこのテアライン
9に沿って開裂して外側に開き出す。
前後方向の中央部付近が最上位となり且つ車両前方及び
車両後方にそれぞれ下り勾配となる略へ字形の縦断面
(車両前後方向に延在する鉛直面に沿う断面)形状を有
している。このため、膨張しようとするエアバッグ4か
ら該リッド8の裏面に加えられる応力はリッド8の該車
両前後方向中央部付近即ちテアライン9に集中するの
で、該リッド8は該テアライン9に沿って開裂し易いも
のとなっている。
方側の側面の上部には、それぞれ該リッド8を係止する
ための下向き鉤状のフック部10が複数個設けられてい
る。これらのフック部10は、リテーナ2の該車両前方
側及び車両後方側の各側面の上縁部に沿って並列に配置
されている。
2,14が突設されている。これらの壁状片12,14
は、それぞれリテーナ2の該車両前方側の側面と車両後
方側の側面に沿うように配置されている。各壁状片1
2,14には、それぞれ対面するリテーナ2の該側面の
フック部10が係合した開口16が設けられている。こ
の開口16は上下方向に長い溝孔状のものであり、該フ
ック部10がこの開口16内を相対的に上下に移動する
ことができるようになっている。なお、各壁状片12,
14には、対面するリテーナ2の該側面に設けられたフ
ック部10と同数個の開口16が設けられており、これ
らは該壁状片12,14の左右幅方向に該フック部10
と同間隔にて並列に配置されている。
において上下方向に移動させるようにして、該リテーナ
2に対し上下方向に変位可能となっている。
ンネットフード)18の後縁部とウィンドシールド20
の下側のカウルトップ22との間にエアバッグ装置設置
用の開口部が設けられている。エアバッグ装置1は、こ
の開口部内のスペースに配置されており、リテーナ2が
ブラケット24を介して車体メンバ(図示略)に固定さ
れている。
て、リッド8は、平常時には下降限に位置しており、該
フード18の後縁部及びカウルトップ22よりも下位と
なる高さ、即ちこれらよりも車体内部側に後退した高さ
に配置されている。また、エアバッグ4が膨張するとき
には、リッド8は膨張しようとするエアバッグ4に押圧
されて上方へ移動する。リッド8は、フック部10が開
口16の下端側の縁部に当接するまで上昇可能である。
装置26が取り付けられている。また、この自動車のフ
ロントバンパ(図示略)やフード18の下部等の車体前
端部には、走行時における歩行者や自転車、バイク等と
の接触や衝突を検知するための接触/衝突検知センサ
(図示略)が設けられている。
グ装置1は、この衝突検知センサが衝突を検知するとガ
ス発生器6を作動させ、このガス発生器6からのガスに
よりエアバッグ4を膨張させる。
8は、このエアバッグ4の膨張圧により上方へ押し上げ
られ、第3図の如く、フード18の後縁部及びカウルト
ップ22と同程度の高さか又はこれらよりも上位となる
高さまで上昇する。
押圧力によりテアライン9に沿って開裂すると共に、該
テアライン9よりも車両前方側の一半部と、該テアライ
ン9よりも車両後方側の他半部とがそれぞれフラップ
(符号28,30。第3図参照)状に車両前方及び車両
後方に開き出す。車両前方に開き出したフラップ28
は、フード18の後縁部に重なる。また、車両後方に開
き出したフラップ30は、カウルトップ22に重なって
ワイパ装置26を覆う。そのため、該エアバッグ4は、
これらフード18の後縁部やワイパ装置26に引掛かる
ことなく極めてスムーズに展開することができる。
は、平常時にリッド8がフード18の後縁部及びカウル
トップ22よりも下位となる高さに配置されているの
で、エアバッグ装置1が目立たず、フード18の後縁か
らカウルトップ22付近の外観が良好であると共に、リ
ッド8に直射日光や強い風雨が当りにくく、該リッド8
の耐久性も良い。
アバッグ4が膨張するときには該エアバッグ4の膨張圧
によりフード18の後縁部及びカウルトップ22と同程
度の高さか又はこれらよりも上位となる高さまで上昇し
て開き出すので、該リッド8の開き出し動作が極めてス
ムーズである。
は、その車両前後方向の中央部付近が最上位となり且つ
車両前方及び車両後方にそれぞれ下り勾配となる略へ字
形の縦断面形状を有しているが、本発明の外面展開型エ
アバッグ装置においては、該リッドの上面を平坦な形状
としてもよく、第4図及び第5図等に示されるように、
これ以外の種々の形状としてもよい。
面展開型エアバッグ装置の要部斜視図である。
おいては、リッド8Aは、車両前後方向(第4図におけ
る左右方向)の中央部付近が最上位となる略円弧状の縦
断面形状を有したものとなっており、このリッド8Aの
裏面の該車両前後方向中央部付近には、車両幅方向に延
在するテアライン9Aが設けられている。
〜3図のリッド8と同様のものとなっており、エアバッ
グ4が膨張するときには、リッド8Aは、このエアバッ
グ4からの膨張圧により上方へ押し上げられた後、テア
ライン9に沿って開裂すると共に、このリッド8Aの該
テアライン9よりも車両前方側の一半部と車両後方側の
他半部とが2葉のフラップを形成し、それぞれ車両前方
及び車両後方に開き出すようになっている。
ド8A以外の構成は前記第1〜3図の外面展開型エアバ
ッグ装置1と同様のものとなっており、第4図におい
て、第1〜3図と同一の部分には同一の符号を付して説
明を省略する。
面展開型エアバッグ装置のエアバッグ膨張時における自
動車の車体前部の縦断面図である。
伴って2葉のフラップがそれぞれ車両前方と車両後方に
開き出すように構成しているが、第5図に示す外面展開
型エアバッグ装置1Bでは、1葉のフラップのみがエア
バッグの膨張に伴って車両前方又は車両後方のどちらか
に開き出すように構成している。
おいては、テアライン(図示略)はリッド8Bの車両前
方側の壁状片12の基端部付近に沿って設けられてい
る。エアバッグ4が膨張するときには、リッド8Bは、
該エアバッグ4の膨張圧によりフード18の後縁部及び
カウルトップ22と同程度の高さか又はこれらよりも上
位となる高さまで押し上げられた後、該テアラインに沿
って開裂し、該テアラインよりも車両後方側の部位がフ
ラップ(符号32)状に該車両後方に開き出してカウル
トップ22に重なる。
を介してフード18の後部からウィンドシールド20の
外面に沿って展開する。このとき、カウルトップ22に
取り付けられたワイパ装置26は該フラップ32によっ
て覆われているので、エアバッグ4は該ワイパ装置26
に引掛かることなくスムーズに展開するようになる。
ド8B以外の構成は前記第1〜3図の外面展開型エアバ
ッグ装置1と同様のものとなっており、第5図におい
て、第1〜3図と同一の部分には同一の符号を付して説
明を省略する。
面展開型エアバッグ装置の要部斜視図である。また、第
7図はこの外面展開型エアバッグ装置のリッドの壁状片
の延在方向に沿う断面図であり、(a)図は平常時の状
況を示しており、(b)図はエアバッグ膨張時の状況を
示している。
ては、リテーナ2Aの車両前方側の側面及び車両後方側
の側面にはリッド8Cを係止するためのピン34が複数
個設けられている。このピン34の配置と、このピン3
4が奏する作用は前記リテーナ2のフック部10と同様
のものである。
状片12,14がそれぞれリテーナ2Aの該車両前方側
の側面と車両後方側の側面に重なり、且つ、各壁状片1
2,14に設けられた溝孔状の開口16A内に、それぞ
れ対面する該側面のピン34が係合することにより、該
リテーナ2Aの上部に係止されている。なお、該開口1
6Aは前記リッド8の開口16と同様の作用を奏するも
のであり、該ピン34を該開口16A内において上下方
向に移動させることにより、このリッド8Cを該リテー
ナ2Aに対し上下方向に変位させることが可能となって
いる。
に、該開口16A内に係合したピン34を該開口16A
の上端側に係止するための仕切り部材36が設けられて
いる。この仕切り部材36により、該ピン34は平常時
には開口16Aの上端側に係止されており、これによ
り、リッド8Cは上方への移動が阻止された状態となっ
ている。
張圧を受けて上方に移動しようとすると、第7図(b)
に示すように、この仕切り部材36はピン34により押
し破られ、該ピン34が開口16A内を下方へ移動する
ことを許容する。これにより、リッド8Cが上方へ移動
することも許容されるようになる。
他の構成は第1〜3図の外面展開型エアバッグ装置1と
同様のものとなっており、第6,7図において、第1〜
3図と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略す
る。
グ装置1Cにあっては、平常時にはリッド8Cが下降限
にて係止され、上方への移動を阻止された状態となって
おり、自動車の走行時の振動等により該リッド8Cが上
下に揺動することが防止される。
にエアバッグ装置設置用開口の深部に位置した構成とな
っているが、リッドが該エアバッグ装置設置用開口を覆
った構成としてもよい。第8図及び第9図はこのような
タイプの外面展開型エアバッグ装置を備えた自動車の車
体前部の縦断面図であり、第8図はこの外面展開型エア
バッグ装置の平常時の態様を示しており、第9図はエア
バッグ膨張時の態様を示している。なお、以下の説明に
おいて、前後方向とは車両前後方向をいい、左右方向と
は車両幅方向をいう。
ては、容器状のリテーナ2Dの前面開口を覆うリッド8
Dがフード18Dとカウルトップ22Dとの間に設けら
れたエアバッグ装置設置用開口を閉鎖している。
用開口を覆う主板部40と、該主板部40の前縁から上
方に立設された立壁状片42と、該立壁状片42と連な
るように該主板部40の前縁から下方に垂設されてお
り、リテーナ2Dの前側の側面に沿うように配置された
垂壁状片12Dと、該垂壁状片12Dと対向するように
該主板部40の裏面から下方に垂設されており、該リテ
ーナ2Dの後側の側面に沿うように配置された垂壁状片
14Dとから主として構成されている。
Dの前部に当接しており、該立壁状片42の上端部はフ
ード18Dの後端側縁部の下面(裏面)に当接してい
る。各垂壁状片12D,14Dは、リテーナ2Dの前側
及び後側の各側面に突設されたフック10Dにそれぞれ
係止されている。また、該主板部40の裏面には、該主
板部40の前後方向中央部付近において左右幅方向に延
在された凹条よりなるテアライン9Dが設けられてい
る。
立壁状片42の上端部を係止するための凹段部44が設
けられている。該リッド8Dは、立壁状片42の上端部
に設けられた切り欠き状の凹段部42aがこの凹段部4
4と係合することにより、エアバッグ装置設置用開口内
において位置固定されている。
ように、リテーナ2Dの底面の前縁部に沿ってガス発生
器6Dが配置されており、このガス発生器6Dと共にエ
アバッグ4Dがリテーナ2Dの底面に留め付けられてい
る。該リテーナ2Dは、ブラケット(図示略)を介して
車体メンバ(図示略)に固定されている。
に、フード18Dの後部外面からウィンドシールド20
Dの外面に沿って展開可能なものであり、平常時にはロ
ール状に減容されてリテーナ2D内に収容されている。
また、このエアバッグ4Dは、第9図に示すように、膨
張状態においてフード18D及びウィンドシールド22
Dの外面と対向するフード及びウィンドシールド対向面
46と、歩行者等を受承するための歩行者等受承面48
とがテザー(吊紐状部材)50によって接続されてお
り、これによって歩行者等受承面48が歩行者等に向っ
て過度に膨み出すことが防止されている。
時にフード18Dとウィンドシールド20Dの境界部分
において歩行者等受承面48の膨み出しを規制するよう
配置されており、これによって、エアバッグ4Dがフー
ド18D及びウィンドシールド20Dの外面の形状に追
従してスムーズに展開できるようになっている。
グ装置1Dにおいては、フロントバンパ(図示略)等の
車体前端部に設けられた衝突検知センサ(図示略)が衝
突を検知してガス発生器6Dが作動し、このガス発生器
6Dからのガスによりエアバッグ4Dが膨張すると、リ
ッド8Dの主板部40がこのエアバッグ4Dの膨張圧に
よりテアライン9Dに沿って開裂し、該主板部40のテ
アライン9Dよりも前半側と、該主板部40のテアライ
ン9Dよりも後半側とがそれぞれ垂壁状片12D,14
Dの基端部を回動中心としてフラップ(符号52,5
4。第9図参照。)状に前後に開き出す。
出したフラップ52はフード18Dの後端部に重なり、
後方に開き出したフラップ54はカウルトップ22Dの
前部に設けられたワイパ装置26’のピボット部26a
に重なる。これにより、エアバッグ4Dはこれらフード
18Dの後端部やワイパ装置26’のピボット部26a
に引掛かることなく極めてスムーズに展開することがで
きる。
ては、立壁状片42の上端部がフード18Dの後端部の
下面に設けられた凹段部44に係止されると共に主板部
40の後端部がカウルトップ22Dの前部に当接される
ことにより、リッド8Dのガタ付きが確実に防止され
る。また、エアバッグ装置設置用開口が該リッド8Dに
よって閉鎖されることにより、このエアバッグ装置1D
及び車体内部の各機器の耐候性が著しく向上する。
ド8Dにおいては、主板部40の前後方向中央部付近に
テアライン9Dが設けられており、これにより、エアバ
ッグ4Dの膨張時には前方及び後方にそれぞれ開き出す
2葉のフラップ52,54が形成される構成となってい
るが、次の第10図に示す外面展開型エアバッグ装置1
Eのリッド8Eのように、主板部40Eの後縁に沿って
テアライン9Eを設け、これにより、エアバッグ膨張時
には前方に開き出す1葉のフラップ52Eのみが形成さ
れる構成としてもよく、第11図に示す外面展開型エア
バッグ装置1Fのリッド8Fのように、主板部40Fの
前縁に沿ってテアライン9Fを設け、これにより、エア
バッグ膨張時には後方に開き出す1葉のフラップ54F
のみが形成される構成としてもよい。
置1Eは、リッド8Eの主板部40Eの後縁からリテー
ナ2Dの後側の側面に沿うように垂壁状片14Eが垂設
されており、該垂壁状片14Eの下縁からカウルトップ
22Dの前部に当接する鍔状片56が突設されていると
共に、該垂壁状片14Eの基端部付近において該主板部
40Eの後縁に沿ってテアライン9Eが設けられている
こと以外は前述の第8,9図の外面展開型エアバッグ装
置1Dと基本的に同一の構成となっており、第10図に
おいて、第8,9図と基本的に同一の機能を有する部分
には同一の符号を付すことによりその説明を省略する。
ては、エアバッグ4Dが膨張すると、主板部40Eが該
エアバッグ4Dの膨張圧によりテアライン9Eに沿って
開裂し、第10図において二点鎖線により示すフラップ
52Eを形成する。このフラップ52Eは、垂壁状片1
2Dの基端部付近を回動中心として前方に開き出し、フ
ード18Dの後端部を覆う。エアバッグ4Dは、このフ
ラップ52Eにガードされてスムーズに膨張展開する。
においては、リッド8Fの主板部40Fの前縁からリテ
ーナ2Dの前側の側面に沿って垂壁状片12Fが垂設さ
れており、該垂壁状片12Fから先端部がフード18D
の凹段部44に当接した鍔状片58が突設されており、
該垂壁状片12Fの基端部付近において該主板部40の
前縁に沿ってテアライン9Fが設けられている。該主板
部40Fの後端部はカウルトップ22Dの前部に当接し
ている。また、この外面展開型エアバッグ装置1Fにお
いては、リテーナ2Dの底面の後縁部に沿ってガス発生
器6Dが配置されている。この外面展開型エアバッグ装
置1Fのその他の構成は、前述の第8,9図の外面展開
型エアバッグ装置1Dと基本的に同一の構成となってお
り、第11図において、第8,9図と同一の機能を有す
る部分には同一の符号を付すことによりその説明を省略
する。
ては、エアバッグ4Dが膨張すると、主板部40Fが該
エアバッグ4Dの膨張圧によりテアライン9Fに沿って
開裂し、第11図において二点鎖線により示すフラップ
54Fを形成する。このフラップ54Fは、垂壁状片1
4Dの基端部付近を回動中心として後方に開き出し、ワ
イパ装置26’のピボット部26aに重なる。エアバッ
グ4Dは、このフラップ54Fにガードされてスムーズ
に膨張展開する。
示す外面展開型エアバッグ装置1Gのように、リテーナ
に装着されるリッドとエアバッグ装置設置用開口を閉鎖
するリッドとをそれぞれ別体に設けてもよい。以下に、
第12,13図を参照してこの外面展開型エアバッグ装
置1Gについて説明する。なお、第12図及び第13図
は別の異なる実施の形態に係る外面展開型エアバッグ装
置を備えた自動車の車体前部の縦断面図であり、第12
図はこの外面展開型エアバッグ装置の平常時の態様を示
し、第13図はエアバッグ膨張時の態様を示している。
ては、上面に開口を有する容器状のリテーナ2Gの底面
の前後方向中央部付近にガス発生器6Gが配置されてお
り、このガス発生器6Gと共にエアバッグ4Gが該リテ
ーナ2Gの底面に留め付けられている。このエアバッグ
4Gは、第13図に示すように、ウィンドシールド22
Gの外面に沿って展開可能なものであり、平常時には、
ウィンドシールド対向面60と歩行者等受承面62がそ
れぞれロール状に減容された状態でリテーナ2G内に収
容されている。このリテーナ2Gは、その上面開口を覆
うようにリッド8Gが装着された状態で、該フード18
Gとカウルトップ22Gとの間に設けられたエアバッグ
装置設置用開口内に配置されており、ブラケット(図示
略)を介して車体メンバ(図示略)に固定されている。
を覆う主板部64と、該リテーナ2Gの前側及び後側の
側面にそれぞれ沿うように該主板部64の前縁及び後縁
から下方に垂設された1対の垂壁状片66,68とから
主として構成されており、該垂壁状片66の基端部付近
において、該主板部64の前縁に沿ってテアライン9G
が設けられている。各垂壁状片66,68は、該リテー
ナ2Gの前側及び後側の側面にそれぞれ係止されてい
る。
によって閉鎖されている。このリッド70は、該エアバ
ッグ装置設置用開口を覆っている主板部72と、該主板
部72の前縁からフード18Gの後端側縁部の下面に沿
うように突設されており、フード18Gの該後端側縁部
の下面に設けられた凹段部44Gに係合、固定された脚
片部74と、カウルトップ22Gの前部に取り付けられ
ており、該主板部72の後端部を支持する支持部76と
からなる。
グ装置1Gにおいては、フロントバンパ(図示略)等の
車体前端部に設けられた衝突検知センサ(図示略)が衝
突を検知してガス発生器6Gが作動し、このガス発生器
6Gからのガスによりエアバッグ4Gが膨張すると、ま
ず、このエアバッグ4Gの膨張圧により主板部64がテ
アライン9Aに沿って開裂し、フラップ78(第13
図)が形成される。該フラップ78は垂壁状片68の基
端部付近を回動中心として後方へ開き出す。次いで、該
フラップ78を介して引き続き膨張しようとするエアバ
ッグ4Gによりリッド70の主板部72が押圧され、該
主板部72が脚片部74の基端部付近を回動中心に前方
に開き出す。
き出したフラップ78はカウルトップ22Gの前部に設
けられたワイパ装置26”のピボット部26a’に重な
り、前方に開き出したリッド70の主板部72はフード
18Gの後端部を覆う。これにより、エアバッグ4G
は、該フード18Gの後端部やワイパ装置26”のピボ
ット部26a’に引掛かることなく極めてスムーズに展
開することができる。
ッグ4Gが膨張するとリッド8Gの主板部64がフラッ
プ78を形成して後方に開き出し、ワイパ装置26”の
ピボット部26aに重なると共に、リッド70の主板部
72が前方に開き出してフード18Gの後端部を覆うよ
うに構成しているが、これとは逆に、リッド8Gの主板
部64により形成されるフラップ78が前方に開き出し
てフード18Gの後端部を覆うと共に、リッド70の主
板部72が後方に開き出してワイパ装置26”のピボッ
ト部26a’に重なるように構成してもよい。
体の上記以外の箇所に設置されてもよい。
開型エアバッグ装置1Hは、フロントバンパ80の上部
に設けられたフロントグリル81(第16図)の内側に
設置されている。該フロントグリル81の上側にはフー
ド18Hの前縁がせり出している。
いて二点鎖線により示すように、フロントグリル81か
ら四方に膨張してフロントバンパ80やフード18Hの
前部等を覆うように車体前端面に沿って膨張展開可能な
エアバッグ4Hを有している。このエアバッグ4Hは、
平常時には、膨張状態における上半側と下半側とがそれ
ぞれロール状に折り畳まれた状態にて、前面が開放した
リテーナ2H内に収容されている。このエアバッグ4H
の折り畳み体を覆うようにリテーナ2Hの前面開口にリ
ッド8Hが装着されている。このリッド8Hは、平常時
にはフロントグリル81の一部(又は全部)を構成して
いる。このリッド8Hの下縁に沿ってテアライン9Hが
設けられている。
はエアバッグ4Hを膨張させるためのガス発生器を示し
ており、符号12G,14Gはそれぞれ該リッド8Hを
リテーナ2Hに係止するための脚片部を示している。ま
た、符号20H,22H及び26Hは、それぞれ車体の
ウィンドシールド、該ウィンドシールドの下部に設けら
れたカウルトップ、及びワイパ装置を示している。
ては、エアバッグ4Hが膨張するときには、該リッド8
Hはテアライン9Hに沿って開裂し、第15図に示すよ
うに、脚片部12Hの基端側を回動中心としてフラップ
状に上方へ開き出し、フード18Hの前縁を覆う。これ
により、エアバッグ4Hは該フード18Hの前端の角縁
部に引掛ることなく車体前端面に沿ってスムーズに膨張
展開する。
リヤバンパ82の上部とトランクルーム83のフード
(トランクフード)84の後端部との間にエアバッグ膨
出用の開口85が設けられていると共に、該トランクル
ーム83の後端側にこの開口85と通じたエアバッグ設
置用の室86が区画されており、この室86内に外面展
開型エアバッグ装置1Jが設置されている。
すように、該開口85から膨出してリヤバンパ82やフ
ード84の後部を覆うように車体後端面に沿って膨張展
開可能なエアバッグ4Jを有している。このエアバッグ
4Jは、平常時には、膨張状態における上半側と下半側
とがそれぞれロール状に折り畳まれた形態にて、後面が
開放したリテーナ2J内に収容されている。このエアバ
ッグ4Jの折り畳み体を覆うように該リテーナ2Jにリ
ッド8Jが装着されている。
85を閉鎖して車体後端面の一部を構成している。この
リッド8Jの下縁に沿ってテアライン9Jが設けられて
いる。
はエアバッグ4Jを膨張させるためのガス発生器を示し
ており、符号12J,14Jはそれぞれ該リッド8Jを
リテーナ2Jに係止するための脚片部を示している。ま
た、符号87及び88は、それぞれ車体のウィンドガラ
ス及び後部座席を示している。
ては、エアバッグ4Jが膨張するときには、該リッド8
Jはテアライン9Jに沿って開裂し、第17図において
二点鎖線により示すように、脚片部12Jの基端側を回
動中心としてフラップ状に上方へ開き出し、開口85の
上縁及びフード84の後縁を覆う。これにより、エアバ
ッグ4Jは該開口85の上縁及びフード84の後縁の角
縁部に引掛ることなく車体後端面に沿ってスムーズに膨
張展開する。
フロントエントランスドア90A及びリヤエントランス
ドア90B(以下、単に「ドア90A,90B」と称す
ることがある。)の外面に設けられたサイドプロテクシ
ョンモール91A,91Bにそれぞれエアバッグ膨出用
の開口92A,92Bが設けられており、該開口92
A,92Bに通じたドア90A,90Bの内部領域にそ
れぞれ外面展開型エアバッグ装置1K,1Lが設置され
ている。
図において二点鎖線により示すように、該開口92Aか
ら膨出してドア90Aの上部からAピラー93A及びサ
イドウィンドガラス94Aを覆うように車体側面に沿っ
て膨張展開可能なエアバッグ4Kを有している。このエ
アバッグ4Kは、平常時には、該開口92Aに対して開
放したリテーナ2K内にロール状に折り畳まれた形態に
て収容されている。このエアバッグ4Kの折り畳み体を
覆うように該リテーナ2Kにリッド8Kが装着されてい
る。このリッド8Kは、平常時には、該開口92Aを閉
鎖して前記サイドプロテクションモール91Aの一部を
構成している。このリッド8Kの下縁に沿ってテアライ
ン9Kが設けられている。
20図において二点鎖線により示すように、該開口92
Bから膨出してドア90Bの上部からBピラー93B,
Cピラー93C及びサイドウィンドガラス94Bを覆う
ように車体側面に沿って膨張展開可能なエアバッグ4L
を有している。このエアバッグ4Lは、平常時には、該
開口92Bに対して開放したリテーナ2L内にロール状
に折り畳まれた形態にて収容されている。このエアバッ
グ4Lの折り畳み体を覆うように該リテーナ2Lにリッ
ド8Lが装着されている。このリッド8Lは、平常時に
は、該開口92Bを閉鎖して前記サイドプロテクション
モール91Bの一部を構成している。このリッド8Lの
下縁に沿ってテアライン9Lが設けられている。
はそれぞれエアバッグ4K,4Lを膨張させるためのガ
ス発生器を示しており、符号95A,95Bは、リテー
ナ2K,2Lをそれぞれドア90A,90Bの内面に固
定するためのブラケットを示している。
K,4Lが膨張するときには、該リッド8K,8Lがそ
れぞれテアライン9K,9Lに沿って開裂し、第19図
において二点鎖線により示すように、フラップ状に上方
へ開き出し、エアバッグ膨出用開口92A,92Bの上
縁を覆う。これにより、該エアバッグ4K,4Lはそれ
ぞれ該開口92A,92Bの上縁に引掛ることなく該開
口92A,92Bから車体側面に沿って上方にスムーズ
に膨張展開する。
損ねるのを避けるために各ドア90A,90Bのサイド
プロテクションモール91A,91Bにエアバッグ膨出
用の開口92A,92Bを設けているが、該開口92
A,92Bの配置はこの限りではない。
あり、本発明は図示以外の形態をもとりうることは明ら
かである。例えば、本発明の外面展開型エアバッグ装置
は車体のその他の各所に更に複数設置されてもよい。ま
た、自動車が歩行者等に衝突したときだけでなく、自動
車と歩行者等との衝突を予期してエアバッグが膨張展開
するよう構成してもよい。
グがフード後縁やワイパに引掛かることなくスムーズに
膨張する外面展開型エアバッグ装置が提供される。
グ装置を備えた自動車の車体前部の平常時における縦断
面図である。
図である。
グ膨張時における自動車の車体前部の縦断面図である。
バッグ装置の要部斜視図である。
型エアバッグ装置を備えた自動車の車体前部の平常時に
おける縦断面図である。
バッグ装置の要部斜視図である。
要部断面図である。
ッグ装置を備えた自動車の車体前部の平常時における縦
断面図である。
グ膨張時における自動車の車体前部の縦断面図である。
グ装置を備えた自動車の車体前部の縦断面図である。
アバッグ装置を備えた自動車の車体前部の縦断面図であ
る。
バッグ装置を備えた自動車の車体前部の平常時の縦断面
図である。
バッグ膨張時における自動車の車体前部の縦断面図であ
る。
展開型エアバッグ装置を備えた自動車の車体前部の平常
時の縦断面図である。
バッグ膨張時の態様を示す断面図である。
た自動車の斜め前方からの斜視図である。
外面展開型エアバッグ装置を備えた自動車の車体後部の
縦断面図である。
た自動車の斜め後方からの斜視図である。
に係る外面展開型エアバッグ装置を備えた自動車のドア
の断面図である。
た自動車の側面図である。
ある。
H,1J,1K,1L外面展開エアバッグ装置 2,2A,2D リテーナ 4 エアバッグ 6 ガス発生器 8,8A,8B,8C,8D,8E,8E,8F,8
G,70 リッド 10 フック部 12,14 壁状片 16,16A 開口 28,30,32,52,54,52E,54F,78
フラップ 18,18D,18G フード 20,20D,20G ウィンドシールド 22,22D,22G カウルトップ 26,26’ ワイパ装置 34 ピン 36 仕切り部材
Claims (3)
- 【請求項1】 自動車のフード後部からウィンドシール
ド外面に沿って展開可能なエアバッグと、該エアバッグ
を収容したケースと、該ケースを覆うリッドと、該エア
バッグを膨張させるガス発生器とを備え、 該エアバッグが膨張するときに該リッドが該エアバッグ
に押されて外側に開き出す外面展開型エアバッグ装置に
おいて、 開き出したリッドが該フードの後端及びワイパ装置の少
なくとも一方を覆うことを特徴とする外面展開型エアバ
ッグ装置。 - 【請求項2】 請求項1において、該リッドは車体外面
から後退して配置され、 且つ、該リッドは前記ケースに対し上方へ移動可能に装
着されており、膨張するエアバッグに押されることによ
り上方に移動して開裂することを特徴とする外面展開型
エアバッグ装置。 - 【請求項3】 自動車のフード後部からウィンドシール
ド外面に沿って展開可能なエアバッグと、該エアバッグ
を収容したケースと、該ケースを覆うリッドと、該エア
バッグを膨張させるガス発生器とを備え、 該エアバッグが膨張するときに該リッドが該エアバッグ
に押されて外側に開き出す外面展開型エアバッグ装置に
おいて、 エアバッグ展開時に該リッドは該エアバッグの展開領域
に存在する車体の角縁部や突起部を覆うことを特徴とす
る外面展開型エアバッグ装置。
Priority Applications (4)
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