JPH07108903A - ピラーエアバッグ装置 - Google Patents

ピラーエアバッグ装置

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JPH07108903A JP5281671A JP28167193A JPH07108903A JP H07108903 A JPH07108903 A JP H07108903A JP 5281671 A JP5281671 A JP 5281671A JP 28167193 A JP28167193 A JP 28167193A JP H07108903 A JPH07108903 A JP H07108903A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両外部にエアバッグを展開させ、歩行者へ
の衝撃を緩和する。 【構成】 フロントバンパ１２に取り付けた歩行者衝突
検出センサ１３と、この歩行者衝突検出センサ１３によ
って歩行者との衝突が検出されるとフロントピラー１７
の外側に展開するピラーエアバッグ１８と、このピラー
エアバッグ１８を膨張展開させるインフレータとを備え
ている。そして、歩行者衝突検出センサ１３で衝突を検
出したら、インフレータでガスを発生させ、ピラーエア
バッグ１８を膨張させてフロントピラー１７の前面を覆
うようにするので歩行者への衝撃を緩和することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、走行中の車両が歩行
者に衝突した際に、歩行者が車体のフロントピラーと二
次衝突する際の衝撃を吸収緩和して、歩行者を保護する
ピラーエアバッグ装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】走行中の車両が歩行者に衝突すると、衝
突された歩行者は、下半身を車体前部によって払われ
て、車体前部のフード上面に二次衝突することが知られ
ている。例えば、図１１は米国特許明細書第４２４９６
３２号に開示されている歩行者保護用の安全装置を示し
ており、これはフードとの二次衝突から歩行者を保護す
るもので、車体１の前端部のバンパ２に設けられたセン
サ３によって、歩行者４の衝突が検出されると、フード
５の後端下部に設置されたエアバッグ６が膨張展開し、
フード５の後端側を弾性的に上方へ持上げることによっ
て、歩行者４がフード５に二次衝突した際の衝撃を緩和
するようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
の歩行者保護用の安全装置においては、車両に衝突され
た歩行者がフード５と二次衝突する際の衝撃は吸収でき
るが、フード５の上に倒れた歩行者は、更にフード上面
より立ち上がるように設けられたウィンドシールドガラ
ス両側縁の剛性の高いフロントピラーに衝突する虞があ
る。
【０００４】この発明は、上記の事情に鑑みなされたも
ので、歩行者との衝突を検出してフロントピラー上にエ
アバッグを展開させ、歩行者への衝撃を緩和するピラー
エアバッグ装置の提供を目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段としてこの発明は、歩行者との衝突を検出する
歩行者衝突検出手段と、ウィンドシールドガラス周縁部
の車体骨格に設置されたピラーエアバッグと、前記歩行
者衝突検出手段からの衝突検出を受けて前記ピラーエア
バッグを前記車体骨格上に膨張展開させるさせるための
インフレータとを備えていることを特徴としている。
【０００６】また、歩行者との衝突を検出する歩行者衝
突検出手段と、車体のフード上に展開するフードエアバ
ッグと、ピラー上に展開するピラーエアバッグと、前記
フードエアバッグと前記ピラーエアバッグとが共有する
インフレータとを備え、前記歩行者衝突検出手段からの
衝突検出を受けて前記インフレータを作動させ、前記フ
ードエアバッグと前記ピラーエアバッグとを膨張展開さ
せることを特徴としている。
【０００７】
【作用】上記のように構成することにより、車体に配設
された歩行者衝突検出手段が歩行者との衝突を検出する
と、インフレータにガスを発生させてピラーエアバッグ
を膨張させ、ウィンドシールドガラス周縁部の車体骨格
の前面側に展開させる。したがって、前記車体骨格の前
面がピラーエアバッグによって覆われるため、フロント
ピラーに二次衝突する歩行者への衝撃を効果的に緩衝す
る。
【０００８】また、前記ピラーエアバッグに加えてフー
ド上に展開するフードエアバッグを設け、かつ両エアバ
ッグが共通のインフレータによって膨張するように接続
し、前記歩行者衝突検出手段が歩行者との衝突を検出し
た時に、前記インフレータから発生するガスによって、
フードエアバッグをフード上に膨張展開させるととも
に、前記ピラーエアバッグを前記車体骨格の前面に膨張
展開させる。これによりフード上に倒れ込む歩行者等
を、フードエアバッグによって緩衝するとともに、この
歩行者が後方へ移動してフロントピラーに二次衝突する
のをピラーエアバッグによって緩衝する。
【０００９】
【実施例】以下、この発明のピラーエアバッグ装置の実
施例を図１ないし図８に基づいて説明する。
【００１０】図１および図２はこの発明の第１実施例を
示すもので、ピラーエアバッグ装置を装備した車両は、
その車体１１の前端部に設けられたフロントバンパ１２
の最も前方へ突出した部分に歩行者衝突検出センサ１３
が配設されている。この歩行者衝突検出センサ１３は、
前方から入力される衝突荷重によって圧縮されると接点
が導通するタッチセンサであり、車両走行時に、歩行者
等との衝突を検出することができるようになっている。
【００１１】また、車体前部のフード１４の後方には、
車室前面に取付けられたフロントガラス１５と、このフ
ロントガラス１５の両側縁を固定するとともに車室の屋
根部１６を支持するフロントピラー１７が、前記フード
１４の上面から斜め後方に傾斜して立上がるように形成
されている。そして、フロントガラス１５の両側に位置
する各フロントピラー１７（一方は図示せず）には、図
２に示すフロントピラーの断面図のように、溝状の凹部
２２が、車体外側（図２において上側）を開口させて形
成されており、この凹部２２には、ピラーエアバッグ１
８とインフレータ１９をバックアッププレート２０に一
体に取付けられたピラーエアバッグモジュール２１が嵌
装されるとともにバックアッププレート２０の開口側フ
ランジを、凹部２２の口縁部にビス止めして収納されて
いる。
【００１２】そして、収納したピラーエアバッグモジュ
ール２１が開口しているフロントピラー１７の前面に
は、一つの角部を肉薄にしてインテグラヒンジ２３ａを
形成した断面“コ”字形の樹脂製ガーニッシュ２３が、
その両側部をピラー１７の両側にそれぞれ係合させると
ともに、前記インテグラルヒンジ２３ａ側の一方の側部
を、ピラー１７の一側面にビスで固着し、このガーニッ
シュ２３の他方の側部をピラー１７の他側面に、樹脂製
のシェアピン２４によって係止して取付けられている。
なお、図２において参照符号２５は、サイドドアガラス
である。
【００１３】次に、上記のように構成されるこの実施例
の作用を説明すると、走行中の車両が歩行者に衝突する
と、フロントバンパ１２に取付けられている歩行者衝突
検出センサ１３が、衝突荷重に圧縮されて接点が導通し
て、ピラーエアバッグモジュール２１のインフレータ１
９に着火電流が流される。これを受けてインフレータ１
９はガスを発生し、ピラーエアバッグ１８にこのガスを
充填して膨張させる。膨張するピラーエアバッグ１８
は、フロントピラー１７の前面を覆うガーニッシュ２３
を内側から押圧し、その圧力によってシェアピン２４が
破断して、このガーニッシュ２３がインテグラルヒンジ
２３を支点に回動して開く。そして、ガーニッシュ２３
が開くと内側からピラーエアバッグ１８が膨出し、この
ピラーエアバッグ１８がフロントピラー１７の前面を覆
うように展開する。
【００１４】したがって、車両に衝突された歩行者は、
車体１１のフード上に倒れ込んだ後、このフード上を移
動してフロントピラー１７に二次衝突する際の衝撃が緩
和される。
【００１５】なお、この実施例においては、フロントピ
ラー１７の前面を、インテグラルヒンジ２３ａを形成し
た樹脂製ガーニッシュ２３の一側部をシェアピン２４に
よって係止する構造としたが、図３に示すように、ピラ
ーエアバッグモジュール２１を収納したフロントピラー
１７の前面を、中央部付近の裏面に亀裂誘発溝６ａを形
成した断面“コ”字形の樹脂製ガーニッシュ２６を、そ
の両側部がピラー両側にそれぞれビス止めして取付けら
れ、シェアピン２４を使用しない構成とすることもでき
る。この場合には、歩行者との衝突が検出されてピラー
エアバッグ１８が膨張すると、膨張する圧力によってガ
ーニッシュ２６が外側に押圧される。その結果、ガーニ
ッシュ２６の最も弱い亀裂誘発溝２６ａのところに亀裂
が生じ、中央部付近で裂けて左右に開く。したがって、
前述の場合と同様に、内側から膨出したピラーエアバッ
グ１８が、フロントピラー１７の前面を覆うように展開
するので、フロントピラー１７への二次衝突の衝撃をピ
ラーエアバッグ１７によって緩和することができる。
【００１６】さらに、図４に示すように、フロントピラ
ー３７の前面に形成された凹部３７ａ内にインフレータ
３９を収容するとともに、通気孔４０ａが形成されると
ともに、この通気孔４０ａの外側にピラーエアバッグ４
１が取付けられたバックアッププレート４０が、前記凹
部３７ａを塞ぐように取付けられ、さらに、その外側を
薄い樹脂製の化粧用カバー４３で覆った構造とすること
もできる。この場合、インフレータ３９で発生したガス
は、バックアッププレート４０の通気孔４０ａを通って
ピラーエアバッグ４１に充填される。膨張するピラーエ
アバッグ４１は、前記化粧用カバ４３を押し出して、フ
ロントピラー３７の前面に展開する。
【００１７】また図５および図６は、この発明の第２実
施例を示すもので、ピラーエアバッグモジュールを、左
右のフロントピラー５７，５７の下端間を継ぐカウル部
５２内に収容したもので、以下図面に基づいて説明す
る。
【００１８】車体５１のフード５４の後方には、左右の
フロントピラー５７の下端間を継ぐアウタパネル５２ａ
とインナパネル５２ｂとからなるカウル部５２が設置さ
れており、フロントガラス５５の下方に露出する前記ア
ウタパネル５２ａには、矩形に切り欠いてエアバッグ膨
出用の開口部５２ｃが形成されている。そして、この開
口部５２ｃの内部には、歩行者との衝突を検出した時に
膨出して前記カウル部５２の表面を覆うとともに、車体
の左右方向に分かれて、左右の各フロントピラー５７の
前面をそれぞれ覆うピラーエアバッグ５８とインフレー
タ５９をバックアッププレート６０に一体に取付けたピ
ラーエアバッグモジュール６１が収納されている。
【００１９】そして、ピラーエアバッグモジュール６１
が収納されている開口部５２ｃは、その上部を樹脂製の
化粧用カバー５３によって覆われるとともに、カバー５
３の周縁部を、フロントガラス５５の下端に設けられた
シールドゴム等のシール材６２によって防水されてい
る。さらに、前記カバー５３は、その裏面中央付近に肉
厚を薄くして亀裂誘発溝５３ａが形成されている。な
お、図６において参照符号６３はスペーサで、カウル部
５２の内部に収納したピラーエアバッグモジュール６１
のバックアッププレート６０の開口端を、カウル部５２
に形成された開口部５２ｃに係止可能な高さとするため
に、高さ調整をするものである。
【００２０】次に、上記のように構成されるこの実施例
の作用を説明すると、走行中の車両が歩行者に衝突し、
フロントバンパ等に配設された歩行者衝突検出センサ
が、歩行者との衝突を検出すると、ピラーエアバッグモ
ジュール６１のインフレータ５９に着火電流が流され、
発生するガスによってピラーエアバッグ５８が膨張す
る。ピラーエアバッグ５８が膨張すると、カウル部５２
の開口部５２ｃを覆っているカバー５３が内側から押圧
されて、その中央に形成された亀裂誘発溝５３ａが裂け
て開蓋される。そして開口部５２ｃから膨出したピラー
エアバッグ５８は、カウル部５２の表面に沿って車体の
左右方向に展開し、このカウル部５２を覆うとともに、
カウル部５２の車両幅方向の両端付近から車体後方へ展
開して、左右のフロントピラー５７の前面をそれぞれ覆
うように展開する。
【００２１】したがって、車両に衝突された歩行者は前
記第１実施例の場合と同様に、先ず、車体５１のフード
５４上に倒れ込んだ後ち、このフード５４上を移動し、
フロントピラー５７に二次衝突する際の衝撃が緩和され
るとともに、左右のフロントピラー５７の下端間を継い
でいる剛構造のカウル部５２をエアバッグで覆うことが
できるため、フード５４上を移動する歩行者のカウル部
５２との二次衝突も緩衝することができる。
【００２２】さらに図７および図８はこの発明の第３実
施例を示すもので、この実施例ではピラーエアバッグと
ともにフードエアバッグを展開させることにより、より
効果的に歩行者の保護を図ろうとするもので、以下図面
に基づいて説明する。
【００２３】車体７１のフード７４の後方で、左右のフ
ロントピラー７７の下端間を継ぐカウル部を覆う部分に
は、このフード７４の後端側を車体幅方向に切欠いて、
エアバッグ膨出用の開口部７２ａが形成されており、こ
の開口部７２ａの内部には、膨出してフード７４上を覆
うフードエアバッグ７５が収納されるとともに、開口部
７２ａはリッド７３によって開放可能に覆われている。
【００２４】また、左右の各フロントピラー７７の内部
には、ピラーエアバッグ７８が、膨張させた際にフロン
トピラー７７の前面に展開するように収納されている。
また、前記フードエアバッグ７５の収納場所の下方に
は、前記フードエアバッグ７５および各ピラーエアバッ
グ７８をそれぞれ膨張させる一対のインフレータ７９
（一方は図示せず）が車体の両側寄りに１箇ずつ設置さ
れており、各インフレータ７９は、折り畳まれた状態の
フードエアバッグ７５の左右の両端下面に、直接ガス供
給可能に接続されるとともに、左右の各ピラーエアバッ
グ７８には、比較的小径の耐圧ホース８０を介してガス
供給可能に接続されている。
【００２５】さらに、各ピラーエアバッグ７８には、前
記フードエアバッグ７５の両側縁部付近との間を補給ホ
ース８１によって、両エアバッグ内を互いに連通するよ
うに接続され、フードエアバッグ７５内のガス圧が一定
以上となると前記補給ホース８１を経由して各ピラーエ
アバッグ７８に、フードエアバッグ７５内からガス補給
されるようになっており、前記フードエアバッグ７５
が、両ピラーエアバッグ７８より先行して膨張展開する
ようになっている。
【００２６】次に、上記のように構成されるこの実施例
の作用を説明すると、走行中の車両が歩行者に衝突し、
フロントバンパ等に設けた歩行者衝突検出センサが、歩
行者との衝突を検出すると、左右に一対設けられたイン
フレータ７９にそれぞれ着火電流が流され、各インフレ
ータ７９内のガス発生剤が着火して大量のガスを発生す
る。そして、各インフレータ７９において発生したガス
は、大口径で直接接続されているフードエアバッグ７５
に、左右の二箇所からそれぞれ充填されるとともに、発
生したガスの一部は、耐圧ホース８０を介して各ピラー
エアバッグに徐々に充填される。したがって、衝突が検
出された直後、すなわちインフレータが着火した直後に
おいては、発生するガスの殆どがフードエアバッグ７５
に充填されるので、フードエアバッグ７５が先行して膨
張し、フード７４の上面を覆うように展開するととも
に、各ピラーエアバッグ７８が遅れて膨張する。そし
て、フードエアバッグ７５が所定の内圧まで膨張展開す
ると、フードエアバッグ７５に充填されたガスの一部が
補給ホース８１を経由して各ピラーエアバッグ７８に補
給され、ピラーエアバッグ７８の膨張速度が増加する。
耐圧ホース８１の径を大きくし、フードエアバッグ７５
とピラーエアバッグ７８とを同時に膨張展開することも
できる。
【００２７】したがって、衝突された歩行者をフード７
４上のフードエアバッグ７５で二次衝突の衝撃を緩和
し、その時のフードエアバッグに加わる力によりフード
エアバッグ７５の内圧が上昇するため、前記補給ホース
を介して補給されるガスの量も増加して、各ピラーエア
バッグ７８がフロントピラー７７の前面の所定の範囲に
展開する。その結果、衝突された歩行者が、フードエア
バッグ７５に緩衝された後、フロントピラー７７に二次
衝突するときにはピラーエアバッグ７５により衝撃を緩
和することができる。
【００２８】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明のピラーエ
アバッグ装置は、歩行者衝突検出手段が歩行者との衝突
を検出すると、インフレータが着火してウィンドシール
ドガラス周縁部の車体骨格の外側にピラーエアバッグを
膨張展開させるため、前記車体骨格に二次衝突する歩行
者への衝撃を緩和することができる。
【００２９】また、ピラーエアバックを、フード上に展
開させるフードエアバッグと組み合わせ、同一のインフ
レータから供給されるガスによって前記ピラーエアバッ
グを前記フードエアバッグとともに膨張展開させるよう
に構成するので、車両と衝突した歩行者の衝撃をより効
果的に緩和することができる。また、ピラーエアバッグ
とフードエアバッグとを別々に設置する場合より装置を
コンパクト化でき、また廉価とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の第１実施例のピラーエアバッグ装置
を装備した車両の斜視図である。
【図２】第１実施例におけるピラーエアバッグの収納状
態を示すフロントピラーの断面平面図である。
【図３】開蓋方法の異なる別の樹脂製ガーニッシュを取
付けた例を示すフロントピラーの断面平面図である。
【図４】エアバッグの取付け状態の異なる別の例を示す
フロントピラーの断面平面図である。
【図５】この発明の第２実施例のピラーエアバッグ装置
を装備した車両の斜視図である。
【図６】第２実施例におけるピラーエアバッグの収納状
態を示すカウル部の断面側面図である。
【図７】この発明の第３実施例のピラーエアバッグ装置
を装備した車両の斜視図である。
【図８】第３実施例におけるピラーエアバッグの収納状
態を示す断面側面図である。
【図９】従来の歩行者保護手段を備えた車両の概略説明
図である。
【符号の説明】
１２ フロントバンパ １３ 歩行者衝突検知センサ １４ フード １７ フロントピラー １８ ピラーエアバッグ １９ インフレータ ２１ ピラーエアバッグモジュール ２３ 樹脂製ガーニッシュ ５２ カウル部 ５７ フロントピラー ５８ ピラーエアバッグ ７４ フード ７５ フードエアバッグ ７７ フロントピラー ７８ ピラーエアバッグ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 歩行者との衝突を検出する歩行者衝突検
    出手段と、ウィンドシールドガラス周縁部の車体骨格に
    設置されたピラーエアバッグと、前記歩行者衝突検出手
    段からの衝突検出を受けて前記ピラーエアバッグを前記
    車体骨格上に膨張展開させるさせるためのインフレータ
    とを備えていることを特徴とするピラーエアバッグ装
    置。
  2. 【請求項２】 歩行者との衝突を検出する歩行者衝突検
    出手段と、車体のフード上に展開するフードエアバッグ
    と、ピラー上に展開するピラーエアバッグと、前記フー
    ドエアバッグと前記ピラーエアバッグとが共有するイン
    フレータとを備え、前記歩行者衝突検出手段からの衝突
    検出を受けて前記インフレータを作動させ、前記フード
    エアバッグと前記ピラーエアバッグとを膨張展開させる
    ことを特徴とするピラーエアバッグ装置。
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