JP2002315785A - 椅子の座部 - Google Patents
椅子の座部Info
- Publication number
- JP2002315785A JP2002315785A JP2001124403A JP2001124403A JP2002315785A JP 2002315785 A JP2002315785 A JP 2002315785A JP 2001124403 A JP2001124403 A JP 2001124403A JP 2001124403 A JP2001124403 A JP 2001124403A JP 2002315785 A JP2002315785 A JP 2002315785A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- cushion member
- edges
- plate
- chair
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
- Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は例えば病人や老人がシャワーをする
場合に使用する椅子の座部のクッション部材を簡単に着
脱出来るようにすることを課題とする。 【解決手段】 座部２の基板４の両側縁に立上り部６
Ａ，６Ｂ，６Ｃ，６Ｄを設け、更に該基板４の所定個所
には嵌合孔７を設け、該基板４上にはクッション部材５
を載置し、該クッション部材５の下面から突出する位置
決め突起８を該基板４の嵌合孔７に嵌合し、該クッショ
ン部材５の左右縁を該基板４の左右縁の立上り部６Ａ，
６Ｂ内面によって固定し、前後縁を該基板４の前後縁の
立上り部６Ｃ，６Ｄ内面によって固定する。
場合に使用する椅子の座部のクッション部材を簡単に着
脱出来るようにすることを課題とする。 【解決手段】 座部２の基板４の両側縁に立上り部６
Ａ，６Ｂ，６Ｃ，６Ｄを設け、更に該基板４の所定個所
には嵌合孔７を設け、該基板４上にはクッション部材５
を載置し、該クッション部材５の下面から突出する位置
決め突起８を該基板４の嵌合孔７に嵌合し、該クッショ
ン部材５の左右縁を該基板４の左右縁の立上り部６Ａ，
６Ｂ内面によって固定し、前後縁を該基板４の前後縁の
立上り部６Ｃ，６Ｄ内面によって固定する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば浴室でシャワ
ーをする場合に使用される椅子の座部に関するものであ
る。
ーをする場合に使用される椅子の座部に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来は、図６に示すように椅子の座部(1
2)は基板(14)と、該基板(14)上に載置されるクッション
部材(15)とからなり、該クッション部材(15)は該基板(1
4)にピン(16)あるいは接着剤によって固定されている。
2)は基板(14)と、該基板(14)上に載置されるクッション
部材(15)とからなり、該クッション部材(15)は該基板(1
4)にピン(16)あるいは接着剤によって固定されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】クッション部材(15)を
ピン(16)によって固定した場合には、基板(14)からクッ
ション部材(15)を取はずし洗浄等を行なう場合に簡単に
取はずすことが出来ないこと、またクッション部材(15)
を基板(14)に固定する時、ピン(16)を基板(14)に刺通す
ことが困難であること、ピン(16)が抜けるおそれがあ
り、ピン(16)が抜ければクッション部材(15)が基板(14)
上で動き不安定になること等の問題点がある。またクッ
ション部材(15)を接着剤で基板(14)に固定する場合に
は、クッション部材(15)を基板(14)から取はずすことが
出来なくなるので、クッション部材(15)を洗浄したり取
替えたりすることが困難になる。
ピン(16)によって固定した場合には、基板(14)からクッ
ション部材(15)を取はずし洗浄等を行なう場合に簡単に
取はずすことが出来ないこと、またクッション部材(15)
を基板(14)に固定する時、ピン(16)を基板(14)に刺通す
ことが困難であること、ピン(16)が抜けるおそれがあ
り、ピン(16)が抜ければクッション部材(15)が基板(14)
上で動き不安定になること等の問題点がある。またクッ
ション部材(15)を接着剤で基板(14)に固定する場合に
は、クッション部材(15)を基板(14)から取はずすことが
出来なくなるので、クッション部材(15)を洗浄したり取
替えたりすることが困難になる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、座部(2) の基板(4) の両
側縁に立上り部(6A,6B,6C,6D) を設け、更に該基板(4)
の所定個所には嵌合孔(7) を設け、該基板(4) 上にはク
ッション部材(5) を載置し、該クッション部材(5) の下
面から突出する位置決め突起(8) を該基板(4) の嵌合孔
(7) に嵌合し、該クッション部材(5) の左右縁を該基板
(4) の左右縁の立上り部(6A,6B) 内面によって固定し、
前後縁を該基板(4) の前後縁の立上り部(6C,6D) 内面に
よって固定した椅子(1) の座部(2) を提供するものであ
る。該基板(4) の前後側縁の立上り部(6C,6D) は中央に
低く左右端に向けて高く形成されていることが望まし
く、また更に座部(2) の前縁中央部には凹部(11)が設け
られていることが望ましい。
を解決するための手段として、座部(2) の基板(4) の両
側縁に立上り部(6A,6B,6C,6D) を設け、更に該基板(4)
の所定個所には嵌合孔(7) を設け、該基板(4) 上にはク
ッション部材(5) を載置し、該クッション部材(5) の下
面から突出する位置決め突起(8) を該基板(4) の嵌合孔
(7) に嵌合し、該クッション部材(5) の左右縁を該基板
(4) の左右縁の立上り部(6A,6B) 内面によって固定し、
前後縁を該基板(4) の前後縁の立上り部(6C,6D) 内面に
よって固定した椅子(1) の座部(2) を提供するものであ
る。該基板(4) の前後側縁の立上り部(6C,6D) は中央に
低く左右端に向けて高く形成されていることが望まし
く、また更に座部(2) の前縁中央部には凹部(11)が設け
られていることが望ましい。
【０００５】
【作用】クッション部材(5) はその位置決め突起(8) を
該基板(4) の嵌合孔(7) に嵌合することによって該基板
(4) 上に取付けられる。この状態で該クッション部材
(5) の左右前後縁は該基板(4) の左右前後縁の立上り部
(6A,6B,6C,6D) の内面によって固定され、左右前後の動
きを阻止される。このクッション部材(5) を取はずす時
には該クッション部材(5) を上に引張って該クッション
部材(5) の位置決め突起(8) を該基板(4) の嵌合孔(7)
から引抜く。
該基板(4) の嵌合孔(7) に嵌合することによって該基板
(4) 上に取付けられる。この状態で該クッション部材
(5) の左右前後縁は該基板(4) の左右前後縁の立上り部
(6A,6B,6C,6D) の内面によって固定され、左右前後の動
きを阻止される。このクッション部材(5) を取はずす時
には該クッション部材(5) を上に引張って該クッション
部材(5) の位置決め突起(8) を該基板(4) の嵌合孔(7)
から引抜く。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明を図１〜図３に示す一実施
例によって説明すれば、椅子(1) は座部(2)と、該座部
(2) の下面四隅から差出されている伸縮可能の脚部(3)
とからなり、該座部(2) は基板(4) と該基板(4) 上に載
置されているクッション部材(5) とからなる。
例によって説明すれば、椅子(1) は座部(2)と、該座部
(2) の下面四隅から差出されている伸縮可能の脚部(3)
とからなり、該座部(2) は基板(4) と該基板(4) 上に載
置されているクッション部材(5) とからなる。
【０００７】該基板(4) には図２に示すように左右縁お
よび前後縁に立上り部(6A,6B,6C,6D) が設けられてお
り、該前後縁の立上り部(6C,6D) は中央部に低く（高さ
は実質的に０）、左右端に向けて高く形成され、左右端
において左右縁の立上り部(6A,6B) に連続する。更に該
基板(4) の四隅部には嵌合孔(7) が設けられている。
よび前後縁に立上り部(6A,6B,6C,6D) が設けられてお
り、該前後縁の立上り部(6C,6D) は中央部に低く（高さ
は実質的に０）、左右端に向けて高く形成され、左右端
において左右縁の立上り部(6A,6B) に連続する。更に該
基板(4) の四隅部には嵌合孔(7) が設けられている。
【０００８】上記脚部(3) は金属製であり、基板(4) は
例えばポリ塩化ビニル、アクリロニトリル−ブタジエン
−スチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等の合成樹脂を材
料とする。
例えばポリ塩化ビニル、アクリロニトリル−ブタジエン
−スチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等の合成樹脂を材
料とする。
【０００９】クッション部材(5) は中央部に薄く左右端
に向けて厚く形成されており、下面四隅部からは位置決
め突起(8) が突設されている。該クッション部材(5) は
例えばポリウレタン発泡体、ポリエチレン発泡体、ポリ
プロピレン発泡体、合成ゴム発泡体、熱可塑性エラスト
マー発泡体等の発泡体からなり、周面を防水性シートで
被覆されていてもよい。
に向けて厚く形成されており、下面四隅部からは位置決
め突起(8) が突設されている。該クッション部材(5) は
例えばポリウレタン発泡体、ポリエチレン発泡体、ポリ
プロピレン発泡体、合成ゴム発泡体、熱可塑性エラスト
マー発泡体等の発泡体からなり、周面を防水性シートで
被覆されていてもよい。
【００１０】該クッション部材(5) はその位置決め突起
(8) を該基板(4) の嵌合孔(7) にそれぞれ嵌合すること
によって、該基板(4) 上に固定される。該突起(8) は該
クッション部材(5) と一体的に形成され、発泡体からな
るので外力によって若干変形するが、該クッション部材
(5) は左右前後縁を該基板(4) の左右前後立上り部(6A,
6B,6C,6D) によって固定されており、それによって該ク
ッション部材(5) は該基板(4) 上で左右前後の動きを阻
止されている。
(8) を該基板(4) の嵌合孔(7) にそれぞれ嵌合すること
によって、該基板(4) 上に固定される。該突起(8) は該
クッション部材(5) と一体的に形成され、発泡体からな
るので外力によって若干変形するが、該クッション部材
(5) は左右前後縁を該基板(4) の左右前後立上り部(6A,
6B,6C,6D) によって固定されており、それによって該ク
ッション部材(5) は該基板(4) 上で左右前後の動きを阻
止されている。
【００１１】この椅子(1) は例えば浴槽内で特に病人、
老人の弱者がシャワーをする場合に使用され、脚部(3)
を伸縮させて椅子(1) の高さを調節した上で人が該椅子
(1)に腰かける。そして人が該椅子(1) に腰かけた場
合、該クッション部材(5) は中央に低く左右縁に向かっ
て高くなっているから、腰かけた人は安定に保持され、
また前後縁の立上り部(6C,6D) はそれに対応して中央で
は実質的に高さが０とされ左右縁に向かって高くされて
いるから、腰かけた人に該前後縁の立上り部(6C,6D) が
干渉することはない。
老人の弱者がシャワーをする場合に使用され、脚部(3)
を伸縮させて椅子(1) の高さを調節した上で人が該椅子
(1)に腰かける。そして人が該椅子(1) に腰かけた場
合、該クッション部材(5) は中央に低く左右縁に向かっ
て高くなっているから、腰かけた人は安定に保持され、
また前後縁の立上り部(6C,6D) はそれに対応して中央で
は実質的に高さが０とされ左右縁に向かって高くされて
いるから、腰かけた人に該前後縁の立上り部(6C,6D) が
干渉することはない。
【００１２】該クッション部材(5) を取替えたり洗浄し
たりする場合には、該クッション部材(5) を上に引張っ
て、該クッション部材(5) の突起(8) を該基板(4) の嵌
合孔(7) からそれぞれ引抜けば、該クッション部材(5)
は該基板(4) から簡単に取はずせる。
たりする場合には、該クッション部材(5) を上に引張っ
て、該クッション部材(5) の突起(8) を該基板(4) の嵌
合孔(7) からそれぞれ引抜けば、該クッション部材(5)
は該基板(4) から簡単に取はずせる。
【００１３】図４および図５には本発明の他の実施例が
示される。この実施例では椅子(1)の基板(4) とクッシ
ョン部材(5) の前縁中央部から凹部(9,10)がそれぞれ設
けられている。このように椅子(1) の座部(2) の前縁中
央部に凹部(11)が設けられていると、該椅子(1) に腰か
けた人Ｈが図５に示すように該凹部(11)に一方の脚を入
れる。そうすれば立上る時、他方の脚をふんばることが
出来て、弱者でも立上り易くなるし、またこの椅子(1)
に腰かけた人を介護人が洗う場合、前部が洗い易くな
る。
示される。この実施例では椅子(1)の基板(4) とクッシ
ョン部材(5) の前縁中央部から凹部(9,10)がそれぞれ設
けられている。このように椅子(1) の座部(2) の前縁中
央部に凹部(11)が設けられていると、該椅子(1) に腰か
けた人Ｈが図５に示すように該凹部(11)に一方の脚を入
れる。そうすれば立上る時、他方の脚をふんばることが
出来て、弱者でも立上り易くなるし、またこの椅子(1)
に腰かけた人を介護人が洗う場合、前部が洗い易くな
る。
【００１４】
【発明の効果】本発明では椅子のクッション部材を簡単
に取はずして取替えたり、洗ったりすることが出来る。
に取はずして取替えたり、洗ったりすることが出来る。
図１〜図３は本発明の一実施例を示すものである。
【図１】斜視図
【図２】分解斜視図
【図３】図１におけるＡ−Ａ断面図 図４および図５は他の実施例を示すものである。
【図４】分解斜視図
【図５】人が立上る場合の説明図
【図６】従来例の断面図
1 椅子 2 座部 3 脚部 4 基板 5 クッション部材 6A,6B,6C,6D 立上り部 7 嵌合孔 8 突起 11 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 敬二 大阪府高槻市梶原４丁目627番地２ アロ ン化成株式会社高槻事業所内 Ｆターム(参考） 2D032 DA01 4C094 BC25 GG03 GG05
Claims (3)
- 【請求項１】座部の基板の両側縁に立上り部を設け、更
に該基板の所定個所には嵌合孔を設け、該基板上にはク
ッション部材を載置し、該クッション部材の下面から突
出する位置決め突起を該基板の嵌合孔に嵌合し、該クッ
ション部材の左右縁を該基板の左右縁の立上り部内面に
よって固定し、前後縁を該基板の前後縁の立上り部内面
によって固定したことを特徴とする椅子の座部 - 【請求項２】該基板の前後側縁の立上り部は中央に低く
左右端に向けて高く形成されている請求項１に記載の椅
子の座部 - 【請求項３】座部の前縁中央部には凹部が設けられてい
る請求項１または２に記載の椅子の座部
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001124403A JP2002315785A (ja) | 2001-04-23 | 2001-04-23 | 椅子の座部 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001124403A JP2002315785A (ja) | 2001-04-23 | 2001-04-23 | 椅子の座部 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002315785A true JP2002315785A (ja) | 2002-10-29 |
Family
ID=18973798
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001124403A Pending JP2002315785A (ja) | 2001-04-23 | 2001-04-23 | 椅子の座部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002315785A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007061509A (ja) * | 2005-09-01 | 2007-03-15 | Aron Kasei Co Ltd | 介護用シャワー椅子 |
| KR200477413Y1 (ko) * | 2013-06-10 | 2015-06-05 | 신동현 | 유아용 조립식 의자 |
| JP2020168319A (ja) * | 2019-04-05 | 2020-10-15 | アロン化成株式会社 | フレーム体及び浴槽台 |
| JP2020175225A (ja) * | 2020-07-21 | 2020-10-29 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 浴室用椅子 |
-
2001
- 2001-04-23 JP JP2001124403A patent/JP2002315785A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007061509A (ja) * | 2005-09-01 | 2007-03-15 | Aron Kasei Co Ltd | 介護用シャワー椅子 |
| JP4584798B2 (ja) * | 2005-09-01 | 2010-11-24 | アロン化成株式会社 | 介護用シャワー椅子 |
| KR200477413Y1 (ko) * | 2013-06-10 | 2015-06-05 | 신동현 | 유아용 조립식 의자 |
| JP2020168319A (ja) * | 2019-04-05 | 2020-10-15 | アロン化成株式会社 | フレーム体及び浴槽台 |
| JP7179667B2 (ja) | 2019-04-05 | 2022-11-29 | アロン化成株式会社 | フレーム体及び浴槽台 |
| JP2020175225A (ja) * | 2020-07-21 | 2020-10-29 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 浴室用椅子 |
| JP7033752B2 (ja) | 2020-07-21 | 2022-03-11 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 浴室用椅子 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050531 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050728 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050830 |