JP3240853U - 入浴用車椅子 - Google Patents

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文浩 生沼
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株式会社菖蒲
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Abstract

【課題】簡単な構成により必要湯量を少なくして入浴させることができる入浴用車椅子を提供する。【解決手段】浴槽21内に設置可能な入浴用車椅子1であって、底面3と、前記底面3から立ち上がる両側面4aおよび背面5とが、前記浴槽21の内面における浴槽内底面22と、前記浴槽内底面22から立ち上がる両浴槽内側面23bおよび浴槽内背面24とそれぞれ平行に形成されていることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本考案は、入浴用車椅子に係り、必要湯量を少なくして入浴させるのに好適な入浴用車椅子に関する。
一般に、例えば、高齢者や身障者など介護を必要とする人を入浴させるために、車椅子に載せた状態で入浴させる入浴装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開2006-297048号公報
前記特許文献1においては、人を車椅子に載せた状態で浴槽内に入れて、その後に浴槽内に湯を供給し、その後入浴支援を行うように形成されている。
しかしながら、車椅子は公知の通常の車椅子であるために、車椅子自体を湯に漬けるための湯量が多く必要となり、快適な入浴を行うための必要湯量が非常に多くなって、無駄があり、多量の湯の給排にも長時間を要し、コストも高騰するという不都合があった。
本考案は、これらの点に鑑みてなされたものであり、簡単な構成により必要湯量を少なくして入浴させることができる入浴用車椅子を提供することを目的とする。
上記課題を達成するために、本考案の第1の態様の入浴用車椅子は、浴槽内に設置可能な入浴用車椅子であって、底面と、前記底面から立ち上がる両側面および背面とが、前記浴槽の内面における浴槽内底面と、前記浴槽内底面から立ち上がる両浴槽内側面および浴槽内背面とそれぞれ平行に形成されていることを特徴とする。
また、本考案の第2の態様の入浴用車椅子は、第1の態様において、前記入浴用車椅子の底面、両側面および背面が直方体状に形成されており、前記浴槽の浴槽内底面、両浴槽内側面および浴槽内背面が直方体状に形成されていることを特徴とする。
また、本考案の第3の態様の入浴用車椅子は、第1の態様において、前記入浴用車椅子の両側面の最頂部から最底部との間の正面側に、背もたれ部、座部および脚支承部の順に形成して全体を箱型に形成されていることを特徴とする。
また、本考案の第4の態様の入浴用車椅子は、第2の態様において、前記入浴用車椅子の両側面の最頂部から最底部との間の正面側に、背もたれ部、座部および脚支承部の順に形成して全体を箱型に形成されていることを特徴とする。
また、本考案の第5の態様の入浴用車椅子は、第1から第4の態様において、前記入浴用車椅子の底面、両側面および背面と、前記浴槽の浴槽内底面、両浴槽内側面および浴槽内背面とのそれぞれの間隔は、当該間隔内に設置される間隔調整部材によって大きさを調整自在に形成されていることを特徴とする。
また、本考案の第6の態様の入浴用車椅子は、第5の態様において、前記入浴用車椅子は、車輪を取付けた状態もしくは取外した状態で前記浴槽内に設置されるように形成されていることを特徴とする。
本考案によれば、簡単な構成により必要湯量を少なくして入浴させることができる入浴用車椅子を提供することができる。
本考案の入浴用車椅子の1実施形態を示し、(a)は組立状態を示す側面図、(b)は分解状態を示す側面図、(c)は(b)の正面図 図1の実施形態の入浴用車椅子を浴槽に設置する状態を示し、(a)設置前の側面図、(b)は設置後の側面図 図1の実施形態の入浴用車椅子を用いた入浴状態を示し、(a)は図2(c)の正面図、(b)は(a)の右側面図、(c)は(b)の平面図 本考案の入浴用車椅子の他の実施形態を示し、図1(a)と同様の側面図
以下、本考案の実施形態を図1から図4に基づいて説明する。
図1~図3は本考案の入浴用車椅子の1実施形態を示している。
本実形態においては、図1に示す入浴用車椅子1を図2および図3に示すように浴槽21内に設置して入浴支援を実行するように形成されている。
入浴用車椅子1は、本体2が箱型に形成されており、浴槽21内に設置された場合に、本体2の外面と浴槽21の内面とを平行にすることによって、外面と内面との間隔を狭い状態に設置して、両者の間隔内の湯量を少なくするものである。
更に説明すると、入浴用車椅子1の本体2の底面3と、その底面3から立ち上がる両側面4a、4bと背面5とがそれぞれ直交している直方体状に形成されている。入浴用車椅子1の両側面4a、4bの最頂部から最底部との間の正面側に、背もたれ部6、座部7および脚支承部8の順に形成して本体2の全体が箱型に形成されている。本体2の各部3~7は、ステンレス製やアルミ製の金属板や樹脂板などによって形成するとよい。本実施形態においては、背もたれ部6、座部7および脚支承部8にそれぞれ人の接触を和らげるスポンジゴム製の緩衝材6a、7a、8aがそれぞれ固定もしくは着脱自在に装着されている。背もたれ部6には、入浴用車椅子1の運転時に利用するハンドル9が着脱自在に設置されている。座部7には、人が把持する1対の手すり10a、10bが着脱自在に設置されている。本実施形態においては、入浴用車椅子1の本体2は、車輪13を有する台車部11の基板12上に着脱自在に設置される。設置後は固定ベルト14をもって固定される。本体2の底面3と基板12には、それぞれ樹脂製の滑り材3a、12aを添着してあり、着脱操作を容易にさせている。
浴槽21は、図2および図3に示すように、入浴用車椅子1の箱型の本体2の形状に合わせて、複数のパネルをもって組立分解自在とされており、全体形状が直方体状に形成されている。その浴槽21は、浴槽内底面22と、その浴槽内底面22から立ち上がる両浴槽内側面23a、23bと浴槽内背面24と浴槽内正面25とがそれぞれ直交している直方体状に形成されている。これにより入浴用車椅子1の本体2の底面3、両側面4a、4bおよび背面5と、浴槽21の内面における浴槽内底面22、両浴槽内側面23a、23bおよび浴槽内背面24がそれぞれ平行に形成されることとなる。浴槽内底面22には、入浴用車椅子1の本体2の底面3に添着されている樹脂製の滑り材3aと同様の滑り材22aが添着されている。また、同浴槽内底面22は浴槽21内の湯の排出用に水平ではなくゆるく傾斜して形成されている。この傾斜下端部には排出口27を設けるとよい。
次に、本実施形態による入浴支援作業を説明する。
図1~図3に示すように入浴する人を組立状態の入浴用車椅子1の本体2に着座させる。
次に、この入浴用車椅子1の本体2を背面5側から正面が開放されている浴槽21内に人と一緒に挿入する。この際に、先ず、固定ベルト14を取り外し、本体2のみを静かに浴槽21の浴槽内底面22内に挿入する。この挿入は、滑り材3a、22aが相互に滑ることによって小さな力によって押し込むことができる。入浴用車椅子1の本体2が浴槽21の最奥部の所定位置に到達した後(図2(b)参照)に、ハンドル9を取り外し、本体2を固定する。1対の手すり10a、10bを取り外してもよい。これにより入浴用車椅子1の本体2の底面3、両側面4a、4bおよび背面5と、浴槽21の内面における浴槽内底面22、両浴槽内側面23a、23bおよび浴槽内背面24がそれぞれ平行に対面することとなる。両者の間隔を狭く設定することができるので、当該間隔内に入る湯量を少量に抑えることができる。また、当該間隔が大きい場合には、入浴用車椅子1の本体2の底面3、両側面4a、4bおよび背面5と、浴槽21の内面における浴槽内底面22、両浴槽内側面23a、23bおよび浴槽内背面24の対面部分の一方もしくは双方に薄板状の間隔調整部材(図示せず)を挿入して取付けることによって、当該間隔を小さくするとよい。このようにして前記間隔内に設置される間隔調整部材によって当該間隔の大きさを調整自在に形成するとよい。
次に、浴槽21の正面の開放部分の下約半分の高さ部分に浴槽内正面25を形成するパネル25aを装着することによって密閉し、その後浴槽21内に湯を下段水位まで供給して人の下半身や上半身を洗う作業を支援する(図2(c)参照)。この際に、頭部を洗うこともできる。
次に、図3(a)(b)に示すように、浴槽21の正面の開放部分の上約半分の高さ部分に浴槽内正面25を形成するパネル25bを装着することによって密閉し、浴槽21の両浴槽内側面23a、23b、浴槽内背面24、浴槽内正面25を最大高さに形成し、浴槽内正面25の近傍に風船26を設置するとともに空気を供給して膨張させて、浴槽21内の容積を減少させる。続いて、浴槽21内に湯をお湯上限部分までたっぷりと供給して、人体の全体を湯内に浸漬させて体を温める作業を支援する。
次に、体が十分に温まった後に、浴槽21内の湯を浴槽21浴槽内底面22の傾斜下端部より排出口27を通して排出して、入浴支援作業を終了する。また、排出に時間を要する場合には、図2(b)、図3(a)(b)に示すようにポンプ28を浴槽21内に臨時に設置して湯を排出するとよい。
このように本実施形態によれば、簡単な構成により必要湯量を少なくして入浴させることができる。
図4は、入浴用車椅子1の他の実施形態を示している。本実施形態においては、本体2の底面3の下面に車輪13の間を下方に膨張させた底面膨張部材3bを形成して、車輪13間の空隙を小さくして湯量を減少させるように形成したものである。これにより車輪13を装着した本体2のままで、浴槽21内に設置することができる。この底面膨張部材3bをスポンジゴムによって形成するとよい。
なお、本考案は前記実施形態の他に必要に応じて種々に変更することができる。
例えば、入浴用車椅子の本体の外面および浴槽の内面の形状を直方体の形状以外の形状としてもよい。また、入浴作業の実行目的に応じて浴槽の構成を公知の構成より種々に選択してもよい。
1 入浴用車椅子
2 本体
3 底面
4a、4b 側面
5 背面
6 背もたれ部
7 座部
8 脚支承部
9 ハンドル
10 手すり
11 台車部
12 基板
13 車輪
14 固定ベルト
21 浴槽
22 浴槽内底面
23a、23b 浴槽内側面
24 浴槽内背面
25 浴槽内正面
26 風船
27 排出口
28 ポンプ

Claims (6)

  1. 浴槽内に設置可能な入浴用車椅子であって、底面と、前記底面から立ち上がる両側面および背面とが、前記浴槽の内面における浴槽内底面と、前記浴槽内底面から立ち上がる両浴槽内側面および浴槽内背面とそれぞれ平行に形成されていることを特徴とする入浴用車椅子。
  2. 前記入浴用車椅子の底面、両側面および背面が直方体状に形成されており、前記浴槽の浴槽内底面、両浴槽内側面および浴槽内背面が直方体状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の入浴用車椅子。
  3. 前記入浴用車椅子の両側面の最頂部から最底部との間の正面側に、背もたれ部、座部および脚支承部の順に形成して全体を箱型に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の入浴用車椅子。
  4. 前記入浴用車椅子の両側面の最頂部から最底部との間の正面側に、背もたれ部、座部および脚支承部の順に形成して全体を箱型に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の入浴用車椅子。
  5. 前記入浴用車椅子の底面、両側面および背面と、前記浴槽の浴槽内底面、両浴槽内側面および浴槽内背面とのそれぞれの間隔は、当該間隔内に設置される間隔調整部材によって大きさを調整自在に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の入浴用車椅子。
  6. 前記入浴用車椅子は、車輪を取付けた状態もしくは取外した状態で前記浴槽内に設置されるように形成されていることを特徴とする請求項5に記載の入浴用車椅子。
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