JP2002232174A - 電子装置 - Google Patents

電子装置

Info

Publication number
JP2002232174A
JP2002232174A JP2001028977A JP2001028977A JP2002232174A JP 2002232174 A JP2002232174 A JP 2002232174A JP 2001028977 A JP2001028977 A JP 2001028977A JP 2001028977 A JP2001028977 A JP 2001028977A JP 2002232174 A JP2002232174 A JP 2002232174A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
liquid
housing
electronic device
flow rate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001028977A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Ohashi
繁男 大橋
Noriyuki Ashiwake
範之 芦分
Takashi Osanawa
尚 長縄
Makoto Kitano
誠 北野
Rintaro Minamitani
林太郎 南谷
Yoshihiro Kondo
義広 近藤
Takeshi Nakagawa
毅 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2001028977A priority Critical patent/JP2002232174A/ja
Priority to TW090119259A priority patent/TW523653B/zh
Priority to US09/934,594 priority patent/US6611425B2/en
Publication of JP2002232174A publication Critical patent/JP2002232174A/ja
Priority to US10/634,770 priority patent/US20040037035A1/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/16Constructional details or arrangements
    • G06F1/20Cooling means
    • G06F1/203Cooling means for portable computers, e.g. for laptops
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F2200/00Indexing scheme relating to G06F1/04 - G06F1/32
    • G06F2200/20Indexing scheme relating to G06F1/20
    • G06F2200/201Cooling arrangements using cooling fluid
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F2200/00Indexing scheme relating to G06F1/04 - G06F1/32
    • G06F2200/20Indexing scheme relating to G06F1/20
    • G06F2200/203Heat conductive hinge

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】電子装置の処理性能向上に伴う発熱素子の発熱
量増大に対して、必要かつ十分な循環液流量となる、小
型化、薄型化に適した水冷構造を提供する。 【解決手段】水冷ジャケット8を発熱素子7に熱的に接
続するとともに、ディスプレイ2背面に設置した放熱板
10に放熱パイプ9を熱的に接続し、液駆動装置11に
よって水冷ジャケット8と放熱パイプ9との間で冷媒液
を循環させる。発熱素子7の上限温度と筐体表面から放
熱できる限界放熱量との関係から必要かつ十分な循環流
量及び必要な吐出圧力を規定する。本発明によれば、必
要かつ十分な循環液流量で発熱素子の熱をディスプレイ
ケース背面から放熱できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水等の冷却媒体を
循環させる冷却装置を備えた電子装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来技術の一例として、特開平6−26
6474号公報に開示された電子装置は、発熱素子を搭
載した配線基板を電子装置の外郭を形成する筐体の内部
に収納し、この筐体に液晶等のディスプレイパネルを有
する表示装置筐体を回転自在に取り付けたものがある。
この電子装置の発熱素子には、受熱ジャケットが取り付
けられ、この受熱ジャケット内に封入された水等の冷却
媒体で受熱した熱を表示装置筐体の内面に配設された放
熱パイプにポンプ(液駆動装置)で送るようになってい
る。これら受熱ジャケット、放熱パイプ、ポンプは、フ
レキシブルチューブで接続された、いわゆる水冷冷却装
置である。
【0003】また、特開平7−142886号公報に
は、上記特開平6−266474号公報に記載された水
冷式電子装置の筐体を金属製とした例が開示されてい
る。
【0004】これらの例では、発熱素子で発生した熱を
受熱ジャケットに伝え、その熱を貯えた液を液駆動装置
で受熱ジャケットから放熱パイプに移動させ、熱を放熱
パイプから筐体に伝えて外気に放散させている。尚、大
型コンピュータは、従来例を示すまでもなく、半導体素
子を水等の冷却媒体で冷却することが行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、半
導体素子で発生した熱を単に水冷冷却装置でディスプレ
イ側へ移動させているに過ぎない。すなわち、上記従来
技術の検討当時は、薄型の携帯型電子装置に合わせ、冷
媒液を循環させるためのポンプを薄型にするという配慮
がなされていない。換言すると、単に水循環用のポンプ
が設けられているに過ぎず、必要以上の液駆動量、動作
圧力で冷媒液を循環させ、余分な冷却を行っていた。従
って、ポンプが大型化し、携帯型電子装置の薄型化が困
難となっている。
【0006】本発明の目的は、電子装置の処理性能向上
に伴う発熱素子の発熱量増大に対して、必要かつ十分な
液循環条件を規定することにより液駆動装置の大きさ、
動作条件を適正化し、小型化、薄型化に適した電子装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、内部に半導
体素子を搭載した第1の筐体と、内部に表示装置を収納
し前記第1の筐体に回転支持された第2の筐体とを備え
た電子装置において、前記半導体素子と熱的に接触した
受熱部材と、前記第2の筐体内面に熱的に接触した放熱
部材と、この放熱部材と前記受熱部材との間で液媒体を
駆動し前記第1の筐体内に収納された液駆動手段と、前
記受熱部材と前記放熱部材と前記液駆動手段を接続する
チューブとを備え、この液駆動装置を前記第1の筐体の
厚みより薄くしたことにより達成される。
【0008】また、内部に半導体素子を搭載した第1の
筐体と、内部に表示装置を収納し前記第1の筐体に回転
支持された第2の筐体とを備えた電子装置において、前
記半導体素子と熱的に接触した受熱部材と、前記第2の
筐体内面に熱的に接触した放熱部材と、この放熱部材と
前記受熱部材との間で液媒体を駆動し前記第1の筐体内
に収納された液駆動手段と、前記受熱部材と前記放熱部
材と前記液駆動手段を接続するチューブとを備え、前記
第2の筐体の表面温度は、前記液駆動装置の運転によっ
て外気温度からの温度上昇値で25℃以下となるように
することにより達成される。
【0009】また、内部に半導体素子を搭載した第1の
筐体と、内部に表示装置を収納し前記第1の筐体に回転
支持された第2の筐体とを備えた電子装置において、前
記半導体素子と熱的に接触した受熱部材と、前記第2の
筐体内面に熱的に接触した放熱部材と、この放熱部材と
前記受熱部材との間で液媒体を駆動させる液駆動手段を
接続するチューブとを備え、前記液駆動装置の液循環流
量が120μl/sec以上であることにより達成される。
【0010】また、前記液駆動装置の液循環流量が1200
μl/sec以下であることにより達成される。
【0011】液の密度、比熱をそれぞれρ、Cp、CP
Uの発熱量Qc、外気温度Ta、金属放熱板の面積Aとし
たとき、前記受熱部材の温度をTwjに冷却するために、
Q=2・Qc・(Twj-Ta)/(ρ・Cp)-Qc2/(6・ρ・C
p・A)の式で表される流量Q以上の冷媒液を循環させた
ことにより達成される。
【0012】前記液駆動手段の高さが30mm以下である
ことにより達成される。
【0013】前記液駆動手段の形状が偏平形状で、筐体
厚さ方向に偏平であるように設置したことにより達成さ
れる。
【0014】前記受熱部材と前記放熱部材と前記液駆動
手段を接続するチューブの内径が前記放熱部材の内径よ
り大きいことにより達成される。
【0015】前記液駆動手段の液吐出圧力がほぼ1.7×
104Pa以上であることにより達成される。
【0016】
【発明の実施の形態】携帯型ノートパソコンにおいて
は、パーソナルユースの拡大に伴い、活用の場が広がり
と、IT化の推進により、携帯性に優れ、薄型かつ軽量
の筐体が望まれている。従って、携帯型ノートパソコン
では、ディスクトップ型パソコン並みの性能をA4用紙
サイズ程度で、かつ薄型で実現することが要求されてい
る。従って、この薄型筐体内で高発熱するCPUを高率
よく冷却することが必須となっている。
【0017】また、携帯型ノートパソコンは、手が触れ
るキーボードやキーボード手前のパームレスト、出先で
の使用で膝が触れる筐体の底部など、オペレータに不快
感を与えないように、筐体の温度を高くならにようにす
る必要がある。そこで、発熱するCPUの熱を筐体表面
全域に分散させ、効率よく放熱する冷却システムが要求
されているとともに、冷却用のファンを取り除いた静音
化も要求されている。
【0018】ところで、携帯型ノートパソコンは、発熱
量15Wクラスの原稿CPUでは、冷却ファンや冷媒を
封入したヒートパイプ及びヒートシンクの組み合わせに
よって冷却を行っているが、発熱量30Wクラスの冷却
では、70mm角以上の大口径ファンや複数のヒートパ
イプとフィンタイプの大型ヒートシンクが必要となる。
これらの強制空冷による冷却構造では、騒音の問題や実
装エリアを確保する必要がある。
【0019】近年、携帯型電子装置は、モバイル化が進
み、ますます小型軽量化と処理速度の高速化が要求され
るようになっている。この要求に応じようとすると、デ
ータの処理演算部である中央演算処理ユニット(以下、
CPUという)の発熱温度は益々高くなり、30Wクラ
スCPUになって来ることが予想される。30Wクラス
CPUでは、現行の強制空冷では対応できなくなるた
め、従来技術のような水冷式が有効である。しかしなが
ら、携帯型電子装置の厚みを左右するのが、冷却水を駆
動させるポンプであり、本発明は、いかにポンプの厚み
を薄くするかを検討した結果である。
【0020】以下、本発明の実施例を図1で説明する。
図1は、本発明を備えた電子装置の斜視図である。図1
において、1は、電子装置の本体ケース(第1の筐体)
である。2は、ディスプレイを備えたディスプレイケー
ス(第2の筐体)である。本体ケース1には、キーボー
ド3が設置されている。4は、複数の素子を搭載した配
線基板である。5は、ハードディスクドライブ、6は、
補助記憶装置(例えば、フロッピー(登録商標)ディス
クドライブ、CDドライブ等)であり、これらは本体ケ
ース内に収納されている。上記配線基板4上には、CP
U(中央演算処理ユニット)7等の特に発熱量の大きい
素子(以下、CPUという)が搭載されている。8は、
CPU7に接触させて取り付けられた水冷ジャケット
(浮熱部材)である。CPU7と水冷ジャケット8と
は、柔軟熱伝導部材(たとえばSiゴムに酸化アルミな
どの熱伝導性のフィラーを混入したもの)を介して接続
される。9は、ディスプレイケース2の背面(ケース内
側面)に配設された放熱パイプ(放熱部材)である。1
0は、同じくディスプレイケース2の背面(ケース内側
面)に配設された金属放熱板である。なお、ディスプレ
イケース2自体を金属製(たとえば、アルミ合金やマグ
ネシウム合金等)にすることによって、この金属放熱板
10を省略し、放熱パイプ9を直接ディスプレイケース
2に接続してもよい。
【0021】11は、半導体素子を冷却するための冷却
媒体輸送手段となるポンプ(液駆動装置)であり、本体
ケース1内に設置されている。このポンプ11は、携帯
型電子装置に内臓ささえるため、少なくとも、高さ10
mm以下の寸法の制約がある。この制約に対応可能なポ
ンプとして、医療用などの液体循環ポンプとして使用さ
れている圧電素子型ポンプを採用した。12は、水冷ジ
ャケット8、放熱パイプ9、ポンプ11を接続するため
のフレキシブルチューブである。このフレキシブルチュ
ーブによって1つの密閉空間が形成され、この空間内に
冷媒液(たとえば、水、不凍液等)が封入され、この冷
媒液がポンプ11によって空間内を循環する。これらの
構成部品を総称して冷却装置という。
【0022】ところで、この冷却装置は、内部に冷媒液
を封入するため、高い気密性が必要である。従って、本
来フレキシブルチューブ12を使用することなく、銅パ
イプで接続し、受熱ジャケット8やポンプ11に直接は
んだで固定することが望ましい。ところが、放熱面積が
大きいディスプレイケース2で放熱させるために、本体
ケース1とディスプレイケース2の連結部分は、フレキ
シブルチューブ12で接続せざるを得ない。即ち、ディ
スプレイケース2は、携帯型電子装置を使用する度に本
体ケース1に対し、回転するためフレキシブルチューブ
12で接続することになる。フレキシブルチューブ12
とは言えども、数年間に渡って同じ位置が常にU字状に
折り曲げられていると、折り曲げ部分の疲労と硬化によ
って割れが発生する可能性が高い。
【0023】そこで、本発明は、図1に示すように、ヒ
ンジ2aの軸方向で、かつ軸内にフレキシブルチューブ
12を挿入して連結したものである。これにより、フレ
キシブルチューブ12は、ディスプレイケース2を開閉
するたびに、ねじれとなるので、U字状の折り曲げと異
なり、疲労の一点集中がなくなり、フレキシブルチュー
ブ12の信頼性が向上する。
【0024】ここで、圧電素子型ポンプ11の詳細を図
2(a)〜図2(c)で説明する。図2は、ポンプ11
の側断面図である。図2において、ポンプ11は、外郭
を形成するために、ケーシング11aと、このケイシン
グ11aの上下を閉塞するボトムカバー11bとトップ
カバー11cを備えている。ケーシング11aの両端に
は、液体を吸引、吐出するための吸引ポート11d、吐
出ポート11eが設けられている。11fは、ケーシン
グ11a内に取り付けられた振動子である。この振動子
11fは、シリコーンゴム製の被服材に挟まれ、トップ
カバー11c内面両端の凸部11gとOリング11hに
挟まれるように固定されている。この振動子11fの両
面には、図示していないが電極を有する薄い圧電素子が
貼り合わされており、この圧電素子に電圧を印加する
と、振動子11fの一方が伸び、他方が縮むため、交流
電圧の印加によって振動子11fは、その周波数で振動
する。11iは、第1のバルブ、11jは、第2のバル
ブである。11kは、吸引流路であり、11lは、吐出
流路である。11mは、振動子11fの下方に設けられ
た圧力室である。
【0025】このような構成からなる図2(a)のポン
プは、停止した状態である。図2(b)に示すように、
振動子11fが凸状に膨らんだ場合には、圧力室11m
が低圧になり、第1のバルブ11iが開き、液体が吸引
ポートから吸引される。一方、図(c)に示すように、
振動子11fが凹状に膨らんだ場合には、圧力室11m
が高圧となり、第2のバルブが開き、液体が吐出ポート
から吐出される。
【0026】次に、この冷却装置の動作を説明する。C
PU7から発生した熱は、水冷ジャケット8内を流通す
る冷媒液に伝えられ、放熱パイプを通過する間にディス
プレイ背面に設置した金属放熱板10からディスプレイ
ケース2の外表面を介して外気に放熱される。これによ
り温度が下がった冷媒液は、ポンプ11によって再び水
冷ジャケット8に送出される。これらの動作を順次繰り
返すことによって、CPU7は、冷却される。
【0027】ところで、ディスプレイケース2背面の放
熱面積は、平均的な携帯型電子装置で約90000mm2前後で
ある。この携帯型電子装置に液媒体による冷却装置を取
り付けた場合の放熱形態は、ディスプレイケース2背面
からの自然対流及び熱放射であるので、その放熱に関わ
る熱抵抗は、ケースの面積だけで一意的に決まり、約0.
8℃/W前後となる。ところで、携帯型電子装置は、操作
者がディスプレイケース表面に触れた時、不快感(熱
さ)を感じない上限温度が約60℃となるように設計さ
れている。このときの外気温度は、最大35℃と設定さ
れているため、その温度差は、温度上昇値で25℃程度
である。したがって、ディスプレイケース背面の温度上
昇値が25℃均一の場合がディスプレイケース背面から
放熱できる放熱量の限界を与え、限界放熱量は、ほぼ3
0Wである。一方、CPU7の上限温度は、一般的に、
95℃(95℃を超えるとCPUの破壊に繋がる)とな
るように設計されており、限界放熱量30WとCPUの
上限温度との関係から、冷却装置における必要な冷却媒
体循環量が決定される。
【0028】図3に放熱経路を模式的に示し、循環液量
について説明する。なお、上述したように、外気温度は
35℃(使用環境の外気温の上限温度)に設定して説明
する。図3において、CPUと水冷ジャケットとの間の
熱抵抗R1が0℃/Wと理想的な場合であっても、冷媒液
の上限はCPUと同じ95℃である。一方、放熱パイプ
からの放熱が理想的に行われるとすると、冷媒液は外気
温度と同じ35℃まで下がる。すなわち、冷媒液の温度
上昇(液温Th―液温Tl)の最大値は、60℃である。
従って、冷媒液を水とすると、水の密度998kg/m3、比熱
4180J/kgKから循環流量は、120μl/secで、この循環量
が下限となる。
【0029】一方、循環流量が十分得られる場合、冷媒
液の温度上昇(液温Th―液温Tlがほぼ0℃の場合)と
仮定すると、CPUと水冷ジャケットとの温度差及び放
熱パイプと外気温との温度差の和の最大は、60℃であ
り、設計上、製造上の誤差をこの温度差の和の最大60
℃の10%を見込むようにしている。
【0030】すなわち、冷媒液の温度上昇(液温Th―
液温Tl)を6℃とすると循環流量は、1200μl/secであ
る。すなわち、循環流量は、1200μl/sec以下で十分で
あり、この流量以上循環させても冷却性能はほぼ飽和し
た状態で、この流量以上循環させるには、ポンプに過大
な能力を要求(サイズの拡大、消費電力の増大)するだ
けで意味が無いことになる。
【0031】このことは、図4に示した循環流量と水冷
ジャケット温度との関係からもわかる。図4は、CPU
発熱量30W、外気温度35℃で、内直径1。5mm、長さ
1。5mの放熱パイプ、流路断面3mmx3mm、長さ30mmの
流路を8パス設けた水冷ジャケットを用いた場合の循環
流量と水冷ジャケット温度との関係である。図4におい
て、循環流量が1200μl/sec以上の領域では、水冷ジャ
ケット温度は、流量の増加に対してほとんど変化してい
ない。
【0032】水冷ジャケットの温度Twjと循環流量Qと
の間には以下の関係が近似的に成り立つ。冷媒液の密
度、比熱をそれぞれρ、Cp、CPUの発熱量Qc、外気
温度Ta、金属放熱板の面積Aとすると、 Qc=((Th+Tl)/2-Ta)・12・A ――(1) Qc=ρ・Cp・Q・(Th-Tl) ――(2) Twj=Th ――(3) したがって、 Q=2・Qc・(Twj-Ta)/(ρ・Cp)-Qc2/(6・ρ・Cp・A) −(4) すなわち、水冷ジャケットを所定の温度Twjに冷却する
のに、式(4)で表される流量以上を循環させる必要があ
る。なお、冷媒液の密度、比熱は、液温度によって変化
するため、動作時の液温度での値を用いる。
【0033】図5に本実施例を備えた電子装置(ディス
プレイケースを閉じた状態)の部分側断面図を示す。一
般的に、携帯型電子装置は、携帯性、携帯時の取扱い性
などを考慮すると、筐体の厚さ(ディスプレイケースを
閉じた状態)は、50mm程度以下が望ましい。この時、
厚さ方向の寸法の内訳は、図5に示すように、板厚が1
〜2mmの板材からなるディスプレイケース表面16の板
厚、背面13の板厚、本体ケース上面17の板厚、下面18の
板厚の4面、また放熱パイプ9の直径が3mm前後、金属
放熱板10の厚さが0。2〜0.5mm、ディスプレイパネル15の
厚さが5〜10mmである。これらは、強度上、安全上、
薄くすることが不可能である。従って、これらの部材の
合計厚みは、約15mmとなり、ポンプ11の厚みを含
め、本体ケース1の厚みは、最大でも30mm以下である
ことが必要である。
【0034】このことから、ポンプ11を本体ケース1
内のどの位置に置いたとしても、最低でも上記15mm
は、厚さ方向に占有する寸法となる。従って、ポンプ11
自体の高さは、高くとも30mm以下であることが必要で
ある。
【0035】本発明は、圧電素子型ポンプ(ダイアフラ
ム式ポンプともいう)を携帯型電子装置に採用したこと
に大きな特徴がある。圧殿素子型ポンプは、厚みを小さ
くすることが可能であることから、医療用などにも多く
採用されている。この圧電素子型ポンプの体積変動スト
ロークを一定にした場合は、ポンプを面方向に拡大する
ことによって可変体積を大きくすることができ、その分
冷却媒体の循環流量を大きくできる。従って、携帯型電
子装置では、高さ方向より面方向にポンプサイズを大き
くした形態、すなわち、ポンプの形状は、ケースの厚さ
方向に対し偏平であることが必要である。一方、遠心型
ポンプの場合、流量の増大は、高さ方向より、半径方向
のサイズを大きくする方が効果的である(流量は、高さ
方向寸法の1乗に比例するのに対して半径方向寸法の2
乗に比例するため)。すなわち、圧電素子型のポンプの
場合と同様、ポンプの形状及び設置方法は、筐体厚さ方
向に対し偏平であることが必要である。
【0036】放熱パイプ9は、ディスプレイケース背面
13の内側面に接触させた金属製の放熱板10に熱的に接続
してある。ディスプレイケース背面13自体は、アルミ合
金やマグネシウム合金等の金属であってもよく、その場
合、ケース自体が放熱板になるので放熱板10は必要な
くなる。放熱パイプ9は、放熱板10から均一に近い状態
で放熱させるためには、図1に示すように蛇行させ、ケ
ース背面に対し平均的に這わせることが望ましい。
【0037】例えば、代表的な携帯型電子装置の場合
(幅300mm前後)、放熱パイプ9の流路長さは1〜1.5m
になる。すなわち、循環流路のうち、ほとんどを放熱パ
イプ9が占めることになる。さらに、放熱パイプ9は、
ディスプレイパネル15とディスプレイケース背面10
との間に設置されるため、放熱パイプ9の径はできるだ
け小さいことが望ましい。従って、循環流路の流路抵抗
のほとんどが放熱パイプ部分で占められることになる。
【0038】一方、ポンプ11の動作流量及び流路抵抗
とポンプ特性とのマッチングとから流路抵抗は、できる
だけ小さい方が望ましく、少なくとも、本体ケース内の
配管(フレキシブルチューブ12)の径は、放熱パイプ9
より大きくすることが望ましい。仮に、放熱パイプ9を
上記長さ(1〜1.5m)以上に長くしても、金属放熱板10
内の熱拡散効果が働くため放熱性能はほとんど変わらな
いため、流路抵抗低減のためにも放熱パイプの長さを上
記長さ以上に長くする必要はない。なお、上記の場合、
放熱パイプの内径を1.5mm、長さを1.5mとし、水冷ジャ
ケット、ポンプ、放熱パイプを接続するチューブの内径
を2.0mm、長さを0.5mとすると、冷媒液が水の場合、流
動抵抗は、前記循環流量の最大時で約1.7x104Pa(水冷
ジャケット内、接続部での流動抵抗は、放熱パイプ部に
比べ無視できる)で、ポンプ動力として少なくとも1.7
x104Pa以上の圧力で吐出できるものが必要である。
【0039】冷媒液として不凍液を用いると、不凍液
は、一般的に、水より粘性係数が大きいため、より大き
い圧力が必要である。なお、冷媒液の密度、粘性係数を
それぞれρ、μ、放熱パイプ内径をd、長さL、流量Q
とすると、流動抵抗ΔPは、 ΔP=128μLQ/(πd4) ――(5) で表わされる。
【0040】冷媒液の密度、粘性係数は、液温度によっ
て変化するため、動作時の液温度での値を用いる。ポン
プは、式(5)で得られる流動抵抗のもとで所定の流量以
上流せる能力を有する(所定の流量を流すのに式(5)で
得られる流動抵抗以上の吐出圧力を有する)ものを用い
る。一方、循環液の封入量は、少なくとも3cc以上、対
液抜け用の液溜まりを考慮しても6ccもあれば十分であ
る。なお、以上の実施例では、放熱パイプを接続した放
熱板をディスプレイケース内に収容した場合を示した
が、本体ケース内面に設け、本体ケース表面から放熱し
てもよい。さらに、ディスプレイケース表面及び本体ケ
ース表面からの放熱を併用してもよい。
【0041】以上のごとく、本発明は、水冷ジャケット
を発熱素子に熱的に接続させる。ディスプレイ背面の放
熱板に放熱パイプを熱的に接続する。液駆動装置によっ
て水冷ジャケットと放熱パイプとの間で冷媒液を循環さ
せる。放熱パイプは、放熱板の全面からできるだけ均一
に放熱できるように放熱板の全領域に平均的に這わせる
ようにして接続される。一方、筐体表面から放熱できる
限界放熱量を求め、発熱素子の上限温度と限界放熱量と
の関係から必要かつ十分な循環流量及び必要な吐出圧力
を規定する。
【0042】これにより、発熱素子で発生する熱が水冷
ジャケット内を流通する冷媒液に伝えられ、放熱パイプ
を通過する間にディスプレイ背面に設置した放熱板から
ディスプレイケース表面を介して外気に放熱される。こ
れにより温度の下がった冷媒液は、液駆動装置によって
再び水冷ジャケットに送出される。この時、ディスプレ
イ背面からの放熱量は、放熱面の表面温度及び面積が決
まると一意的に決まる。これにより、限界放熱量が決ま
り、発熱素子の上限温度との関係から必要な循環液量が
決まる。
【0043】循環液の流路内での最高温度と最低温度と
の温度差は、最大でも発熱素子の上限温度と外気との温
度差である。循環液の温度差(温度上昇)は、この時の
最高温度差以下に抑える必要があり、これが必要循環流
量の下限となる。一方、循環流量を増加させれば循環液
の温度上昇は小さくなるが、発熱素子と水冷ジャケット
の温度差及び放熱パイプと外気との温度差があるため、
循環液の温度上昇を必要以上に小さくしても意味が無い
ため、ここに、循環流量の上限が規定される。
【0044】また、放熱パイプは、放熱板の全領域に平
均的に這わせるようにして接続されるため、循環流路全
長の内、ほとんどの部分を占める。従って、全体の流動
抵抗は、ほとんど放熱パイプ部の流動抵抗だけで決まっ
てしまい、液駆動装置に必要な圧力も決まる。
【0045】以上のごとく、本発明によれば、発熱素子
とディスプレイケース背面に備えた放熱パイプとの間で
冷媒液を循環する電子装置において、必要かつ十分な循
環液流量で発熱素子の熱をディスプレイケース背面から
放熱できる。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、電子装置の処理性能向
上に伴う発熱素子の発熱量増大に対して、必要かつ十分
な液循環条件を規定することにより液駆動装置の大き
さ、動作条件を適正化し、小型化、薄型化に適した電子
装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1の実施例を示す電子装置
の斜視図である。
【図2】図2は、圧電素子型ポンプの側面断面図だる。
【図3】図3は、図1に示した第1の実施例の放熱経路
を説明する概略図である。
【図4】図4は、第1の実施例で説明した冷却装置の循
環液流量と温度との関係を示すグラフ図である。
【図5】図5は、第1の実施例の詳細断面図である。
【符号の説明】
1…本体ケース、2…ディスプレイケース、3…キーボ
ード、4…配線基板、7…CPU、8…水冷ジャケッ
ト、9…放熱パイプ、10…放熱金属板、11…ポン
プ、12…フレキシブルチューブ、13…ディスプレイ
ケースの背面、15…ディスプレイパネル、16…ディ
スプレイケースの表面、17…本体ケースの上面、18
…本体ケースの下面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長縄 尚 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 北野 誠 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 南谷 林太郎 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 近藤 義広 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 中川 毅 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所インターネットプラットフォ ーム事業部内 Fターム(参考) 3L044 BA06 CA14 FA02 FA04 5E322 AA07 DA01 EA11 FA01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に半導体素子を搭載した第1の筐体
    と、内部に表示装置を収納し前記第1の筐体に回転支持
    された第2の筐体とを備えた電子装置において、前記半
    導体素子と熱的に接触した受熱部材と、前記第2の筐体
    内面に熱的に接触した放熱部材と、この放熱部材と前記
    受熱部材との間で液媒体を駆動し前記第1の筐体内に収
    納された液駆動手段と、前記受熱部材と前記放熱部材と
    前記液駆動手段を接続するチューブとを備え、この液駆
    動装置を前記第1の筐体の厚みより薄くしたことを特徴
    とする電子装置。
  2. 【請求項2】内部に半導体素子を搭載した第1の筐体
    と、内部に表示装置を収納し前記第1の筐体に回転支持
    された第2の筐体とを備えた電子装置において、前記半
    導体素子と熱的に接触した受熱部材と、前記第2の筐体
    内面に熱的に接触した放熱部材と、この放熱部材と前記
    受熱部材との間で液媒体を駆動し前記第1の筐体内に収
    納された液駆動手段と、前記受熱部材と前記放熱部材と
    前記液駆動手段を接続するチューブとを備え、前記第2
    の筐体の表面温度は、前記液駆動装置の運転によって外
    気温度からの温度上昇値で25℃以下となるようにする
    ことを特徴とする電子装置。
  3. 【請求項3】内部に半導体素子を搭載した第1の筐体
    と、内部に表示装置を収納し前記第1の筐体に回転支持
    された第2の筐体とを備えた電子装置において、前記半
    導体素子と熱的に接触した受熱部材と、前記第2の筐体
    内面に熱的に接触した放熱部材と、この放熱部材と前記
    受熱部材との間で液媒体を駆動させる液駆動手段を接続
    するチューブとを備え、前記液駆動装置の液循環流量が
    120μl/sec以上であることを特徴とする電子装置。
  4. 【請求項4】前記液駆動装置の液循環流量が1200μl/se
    c以下であることを特徴とする請求項2記載の電子装
    置。
  5. 【請求項5】液の密度、比熱をそれぞれρ、Cp、CP
    Uの発熱量Qc、外気温度Ta、金属放熱板の面積Aとし
    たとき、前記受熱部材の温度をTwjに冷却するために、
    Q=2・Qc・(Twj-Ta)/(ρ・Cp)-Qc2/(6・ρ・C
    p・A)の式で表される流量Q以上の冷媒液を循環させた
    ことを特徴とする請求項1乃至3記載の電子装置。
  6. 【請求項6】前記液駆動手段の高さが30mm以下である
    ことを特徴とする請求項1記載の電子装置。
  7. 【請求項7】前記液駆動手段の形状が偏平形状で、筐体
    厚さ方向に偏平であるように設置したことを特徴とする
    請求項1記載の電子装置。
  8. 【請求項8】前記受熱部材と前記放熱部材と前記液駆動
    手段を接続するチューブの内径が前記放熱部材の内径よ
    り大きいことを特徴とする請求項1記載の電子装置。
  9. 【請求項9】前記液駆動手段の液吐出圧力がほぼ1.7×
    104Pa以上であることを特徴とする請求項1乃至7記載
    の電子装置。
JP2001028977A 2001-02-06 2001-02-06 電子装置 Pending JP2002232174A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001028977A JP2002232174A (ja) 2001-02-06 2001-02-06 電子装置
TW090119259A TW523653B (en) 2001-02-06 2001-08-07 Electronic device
US09/934,594 US6611425B2 (en) 2001-02-06 2001-08-23 Electronic apparatus
US10/634,770 US20040037035A1 (en) 2001-02-06 2003-08-06 Electronic apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001028977A JP2002232174A (ja) 2001-02-06 2001-02-06 電子装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004162688A Division JP2004312032A (ja) 2004-06-01 2004-06-01 電子装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002232174A true JP2002232174A (ja) 2002-08-16

Family

ID=18893373

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001028977A Pending JP2002232174A (ja) 2001-02-06 2001-02-06 電子装置

Country Status (3)

Country Link
US (2) US6611425B2 (ja)
JP (1) JP2002232174A (ja)
TW (1) TW523653B (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6839234B2 (en) 2002-05-15 2005-01-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Cooling device and an electronic apparatus including the same
WO2005002307A1 (ja) * 2003-06-27 2005-01-06 Nec Corporation 電子機器の冷却装置
KR100608958B1 (ko) * 2003-10-17 2006-08-08 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 냉각 장치 및 이를 내장한 전자 기기
US7209355B2 (en) 2002-05-15 2007-04-24 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Cooling device and an electronic apparatus including the same
JP2008011992A (ja) * 2006-07-04 2008-01-24 Olympus Medical Systems Corp 内視鏡
CN111651025A (zh) * 2020-07-08 2020-09-11 聊城大学东昌学院 一种计算机主机水冷降温机构

Families Citing this family (56)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6538883B1 (en) * 2001-09-19 2003-03-25 Turin Networks Method and apparatus for thermally insulated and earth cooled electronic components within an electronic system
JP4151328B2 (ja) * 2002-07-15 2008-09-17 株式会社日立製作所 電子機器の冷却装置
JP2004047843A (ja) * 2002-07-15 2004-02-12 Hitachi Ltd 電子装置
JP4020725B2 (ja) * 2002-07-29 2007-12-12 富士通株式会社 省エネルギの冷却システムを有する電子機器
JP3641258B2 (ja) * 2002-08-26 2005-04-20 株式会社東芝 電子機器
JP3725106B2 (ja) * 2002-08-30 2005-12-07 株式会社東芝 電子機器
US6771498B2 (en) * 2002-10-25 2004-08-03 Thermal Corp. Cooling system for hinged portable computing device
TW591478B (en) * 2002-11-12 2004-06-11 Mitac Technology Corp Apparatus and method of using personal computer to integrate functions of home electronics
US6839231B2 (en) * 2003-01-07 2005-01-04 Vulcan Portals Inc. Heat dissipation from a hand-held portable computer
US6937472B2 (en) * 2003-05-09 2005-08-30 Intel Corporation Apparatus for cooling heat generating components within a computer system enclosure
US6801430B1 (en) * 2003-05-09 2004-10-05 Intel Corporation Actuation membrane to reduce an ambient temperature of heat generating device
US7269005B2 (en) * 2003-11-21 2007-09-11 Intel Corporation Pumped loop cooling with remote heat exchanger and display cooling
JP4385747B2 (ja) * 2003-12-03 2009-12-16 日産自動車株式会社 半導体装置の実装構造
JP2005190091A (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷却装置およびこれを備えた電子機器
JP4234635B2 (ja) * 2004-04-28 2009-03-04 株式会社東芝 電子機器
JP2005315158A (ja) * 2004-04-28 2005-11-10 Toshiba Corp ポンプ、冷却装置、および電子機器
JP2005317798A (ja) * 2004-04-28 2005-11-10 Toshiba Corp 電子機器
JP2005317796A (ja) * 2004-04-28 2005-11-10 Toshiba Corp ポンプ、冷却装置および電子機器
JP4343032B2 (ja) * 2004-05-31 2009-10-14 株式会社東芝 冷却構造および投射型画像表示装置
JP2005344562A (ja) * 2004-06-01 2005-12-15 Toshiba Corp ポンプ、冷却装置および冷却装置を有する電子機器
US20060196638A1 (en) * 2004-07-07 2006-09-07 Georgia Tech Research Corporation System and method for thermal management using distributed synthetic jet actuators
US7092254B1 (en) * 2004-08-06 2006-08-15 Apple Computer, Inc. Cooling system for electronic devices utilizing fluid flow and agitation
US7398818B2 (en) * 2004-12-28 2008-07-15 California Institute Of Technology Fluidic pump for heat management
JP4551261B2 (ja) * 2005-04-01 2010-09-22 株式会社日立製作所 冷却ジャケット
US20070283709A1 (en) * 2006-06-09 2007-12-13 Veeco Instruments Inc. Apparatus and methods for managing the temperature of a substrate in a high vacuum processing system
JP2008027374A (ja) * 2006-07-25 2008-02-07 Fujitsu Ltd 液冷ユニット用受熱器および液冷ユニット並びに電子機器
US7486515B2 (en) * 2007-02-09 2009-02-03 Delphi Technologies, Inc. Fluid circulator for fluid cooled electronic device
TW200839495A (en) * 2007-03-30 2008-10-01 Cooler Master Co Ltd Structure of water cooling head
WO2009009131A2 (en) 2007-07-11 2009-01-15 California Institute Of Technology Cardiac assist system using helical arrangement of contractile bands and helically-twisting cardiac assist device
WO2009034632A1 (ja) * 2007-09-13 2009-03-19 Fujitsu Limited 液冷ユニットおよび電子機器
US9125655B2 (en) 2010-07-16 2015-09-08 California Institute Of Technology Correction and optimization of wave reflection in blood vessels
US8699216B2 (en) 2010-10-22 2014-04-15 Xplore Technologies Corp. Computer with door-mounted electronics
US9013879B2 (en) * 2012-12-04 2015-04-21 Hamilton Sundstrand Corporation Electronic component cooling hood and heat pipe
WO2014098788A1 (en) * 2012-12-17 2014-06-26 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Temperature based on touching portable computing device
KR101278633B1 (ko) * 2013-02-25 2013-06-25 김종선 서버 방열시스템
JP2014165456A (ja) * 2013-02-27 2014-09-08 Fujitsu Mobile Communications Ltd 電子機器及び電子機器のリアケース
US9025325B2 (en) * 2013-05-21 2015-05-05 Brimo Technology, Inc. Hard disk drive case mounting structure
WO2016171659A1 (en) 2015-04-20 2016-10-27 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Pump having freely movable member
WO2016171660A1 (en) 2015-04-20 2016-10-27 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Pump having freely movable member
US10684662B2 (en) 2015-04-20 2020-06-16 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Electronic device having a coolant
US20160377356A1 (en) * 2015-06-25 2016-12-29 Asia Vital Components Co., Ltd. Flexible and transformable water-cooling device
CN106339055B (zh) * 2016-08-31 2019-01-29 万方 户外计算机水冷散热装置
CN110687981A (zh) * 2018-07-06 2020-01-14 中国计量大学 笔记本电脑的水冷单体型冷却装置
CN110687983A (zh) * 2018-07-06 2020-01-14 中国计量大学 笔记本电脑的单体型静态水冷冷却装置
CN110687987A (zh) * 2018-07-06 2020-01-14 浙江理工大学 笔记本电脑的水冷单体型平板式冷却装置
CN110687984A (zh) * 2018-07-06 2020-01-14 中国计量大学 笔记本电脑的单体型水冷冷却装置
CN110703882A (zh) * 2018-07-09 2020-01-17 中国计量大学 专用于笔记本电脑的横躺环绕型静态仰视平面水冷装置
CN110703880A (zh) * 2018-07-09 2020-01-17 中国计量大学 笔记本电脑专用的横躺环绕型仰视水冷装置
CN110703886A (zh) * 2018-07-09 2020-01-17 浙江财经大学 专用于笔记本电脑的横躺环绕型仰视平面静态水冷装置
CN110703884A (zh) * 2018-07-09 2020-01-17 浙江理工大学 笔记本电脑专用的横躺环绕型仰视平面水冷装置的使用方法
CN110703879A (zh) * 2018-07-09 2020-01-17 中国计量大学 专用于笔记本电脑的横躺环绕型仰视静态水冷装置
CN109068549B (zh) * 2018-09-27 2024-02-27 邹昊雄 散热装置及具有该散热装置的电子产品
CN109168298A (zh) * 2018-10-18 2019-01-08 中国科学院合肥物质科学研究院 一种用于pcr检测仪温控***的散热装置
CN110856405B (zh) * 2019-11-30 2021-06-01 盐城吉大智能终端产业研究院有限公司 一种便于拼接的5g车联网用云信息处理柜
CN113391669B (zh) * 2020-03-12 2023-02-17 英业达科技有限公司 电子装置及流体驱动装置
CN113347817B (zh) * 2021-06-11 2023-08-08 Oppo广东移动通信有限公司 电子设备壳体及其制作方法和电子设备

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07142886A (ja) * 1993-11-15 1995-06-02 Hitachi Ltd 電子機器冷却装置
US5798600A (en) * 1994-08-29 1998-08-25 Oceaneering International, Inc. Piezoelectric pumps
JPH11311184A (ja) * 1998-04-27 1999-11-09 Matsushita Electric Works Ltd 小型ポンプ
JP2000052401A (ja) * 1998-08-12 2000-02-22 Mitsubishi Plastics Ind Ltd パイプ整形具の芯出し調整装置
JP2000265964A (ja) * 1999-03-17 2000-09-26 Kasei Optonix Co Ltd 小型ポンプ
JP2000265963A (ja) * 1999-03-17 2000-09-26 Kasei Optonix Co Ltd 小型ポンプ
JP2001020866A (ja) * 1999-07-12 2001-01-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 圧電ポンプ
JP2001024372A (ja) * 1999-07-12 2001-01-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷却装置とこれを用いた電子機器

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3963380A (en) * 1975-01-06 1976-06-15 Thomas Jr Lyell J Micro pump powered by piezoelectric disk benders
JPH06266474A (ja) 1993-03-17 1994-09-22 Hitachi Ltd 電子機器装置及びラップトップ型電子機器装置
US5645824A (en) * 1995-10-02 1997-07-08 Lim; Min H. Color changing reagent composition for coating on needles used in medical applications
US5757615A (en) * 1996-07-01 1998-05-26 Compaq Computer Corporation Liquid cooled computer apparatus and associated methods

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07142886A (ja) * 1993-11-15 1995-06-02 Hitachi Ltd 電子機器冷却装置
US5798600A (en) * 1994-08-29 1998-08-25 Oceaneering International, Inc. Piezoelectric pumps
JPH11311184A (ja) * 1998-04-27 1999-11-09 Matsushita Electric Works Ltd 小型ポンプ
JP2000052401A (ja) * 1998-08-12 2000-02-22 Mitsubishi Plastics Ind Ltd パイプ整形具の芯出し調整装置
JP2000265964A (ja) * 1999-03-17 2000-09-26 Kasei Optonix Co Ltd 小型ポンプ
JP2000265963A (ja) * 1999-03-17 2000-09-26 Kasei Optonix Co Ltd 小型ポンプ
JP2001020866A (ja) * 1999-07-12 2001-01-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 圧電ポンプ
JP2001024372A (ja) * 1999-07-12 2001-01-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷却装置とこれを用いた電子機器

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6839234B2 (en) 2002-05-15 2005-01-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Cooling device and an electronic apparatus including the same
US7209355B2 (en) 2002-05-15 2007-04-24 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Cooling device and an electronic apparatus including the same
WO2005002307A1 (ja) * 2003-06-27 2005-01-06 Nec Corporation 電子機器の冷却装置
US7483261B2 (en) 2003-06-27 2009-01-27 Nec Corporation Cooling device for an electronic equipment
KR100608958B1 (ko) * 2003-10-17 2006-08-08 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 냉각 장치 및 이를 내장한 전자 기기
JP2008011992A (ja) * 2006-07-04 2008-01-24 Olympus Medical Systems Corp 内視鏡
CN111651025A (zh) * 2020-07-08 2020-09-11 聊城大学东昌学院 一种计算机主机水冷降温机构

Also Published As

Publication number Publication date
US20040037035A1 (en) 2004-02-26
US20020105781A1 (en) 2002-08-08
TW523653B (en) 2003-03-11
US6611425B2 (en) 2003-08-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002232174A (ja) 電子装置
US7051791B2 (en) Cooling apparatus and electronic equipment
JP3251180B2 (ja) ノートブック型コンピュータの放熱構造
JP3594900B2 (ja) ディスプレイ装置一体型コンピュータ
TWI243011B (en) Cooling system or electronic apparatus, and electronic apparatus using the same
US7978474B2 (en) Liquid-cooled portable computer
US6031721A (en) Cooling fan for computing devices with split motor and fan blades
JP3979143B2 (ja) 情報処理装置の冷却装置
JP4082380B2 (ja) 筐体、コンピュータおよび電子機器
US20080180910A1 (en) Portable Electronic Apparatus
JP4020725B2 (ja) 省エネルギの冷却システムを有する電子機器
JP2009193350A (ja) 電子装置
US20090301692A1 (en) Electronic Apparatus Cooling Device
JPH1195871A (ja) 電子機器の放熱構造
JP2004312032A (ja) 電子装置
JP2005317033A (ja) ディスプレイ装置一体型コンピュータ及びこれに用いる冷却モジュール
KR100682811B1 (ko) 전자 기기
JP2002232176A (ja) 電子装置
JPH08286783A (ja) 情報機器における電子部品の放熱構造
JP2004146547A (ja) 電子機器の冷却装置
JP2004094961A (ja) ディスプレイ装置一体型コンピュータ及びこれに用いる冷却モジュール
JPH10107469A (ja) 発熱部品の冷却装置および電子機器
JP2006163563A (ja) 冷却装置及びそれを備えた電子機器
JP2005032771A (ja) 電子素子の冷却装置
JP3839426B2 (ja) ディスプレイ装置一体型コンピュータにおける冷却モジュール

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040421

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20040810

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20040910

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040914

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041115

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041214