JP2002162360A - 液晶パネルの評価方法及び評価装置 - Google Patents

液晶パネルの評価方法及び評価装置

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JP2002162360A
JP2002162360A JP2000355947A JP2000355947A JP2002162360A JP 2002162360 A JP2002162360 A JP 2002162360A JP 2000355947 A JP2000355947 A JP 2000355947A JP 2000355947 A JP2000355947 A JP 2000355947A JP 2002162360 A JP2002162360 A JP 2002162360A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来方法よりも液晶層に関する情報を精度良
く獲得することのできる新規の液晶パネルの評価方法及
び評価装置を提供する。 【解決手段】 入射光学系において偏光板25は所定方
向と平行な偏光透過軸25tを有する。この偏光板25
を透過することによって上記偏光透過軸25tの方向を
含む振動面を有する直線偏光Liが形成され、液晶パネ
ル10に入射角θiで入射する。これに対して、上記の
検出光学系は、入射角θiで入射した直線偏光Liの正
反射光を検出するように設定されており、入射角θiと
ほぼ等しい出射角θoで液晶パネル10から出射される
正反射光が偏光板26に入射し、最終的に上記光検出器
29に導かれる。偏光板26は、偏光板25の偏光透過
軸25tに対して光路を基準として平行な偏光吸収軸2
6aを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶パネルの評価方
法及び評価装置に係り、特に、反射型の液晶パネルであ
って内面に反射層を有する反射型液晶パネルに設けられ
た液晶層の厚さや異物の有無を調べるために好適な製造
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、液晶パネルは2枚の基板を貼り
合わせ、両基板間に液晶を注入することによって形成さ
れる。これら2枚の基板には液晶層に電圧を印加するた
めの電極パターンがそれぞれ形成されている。この液晶
パネルを用いて液晶表示装置を構成する場合、液晶層の
厚さ(セルギャップ)が表示特性に大きく影響するた
め、液晶層の厚さを高精度に設定するとともに、液晶層
をパネル全体に亘って均一な厚さに形成することが非常
に重要である。
【0003】このため、従来の液晶表示装置の製造工程
においては、液晶パネルを構成した後に液晶層の厚さ及
びその均一性を評価するための検査が行われている。ま
た、液晶層の内部に異物が混入すると表示欠陥を生じる
ので、液晶層の内部に異物があるか否かについても検査
が行われる場合がある。
【0004】ここで、上記検査は、単に製造された液晶
パネルの良・不良を知り、不良品を排除するために行わ
れる場合もあり、また、製造された液晶パネルの液晶層
の厚さその他の特性値を獲得し、液晶パネルの品位の度
合を特定し、クラス分けを行うために行われたり、結果
をフィードバックして製造ラインの製造条件を微調整す
るための管理データを得るために行われる場合もあるな
ど、液晶パネルの評価を行うための行為として広く用い
られているものである。
【0005】従来の液晶表示装置の製造工程において
は、図7(a)に示すように、液晶層10aを備えた液
晶パネル10を検査する場合には、環状の光源11によ
り輪帯照明を行い、光源11から放出された光を偏光板
12によって直線偏光に変換し、この直線偏光を液晶パ
ネル10に照射し、その反射光を偏光板13に通して、
最終的に色彩計14(その他CCDカメラやフォトマ
ル、分光計でも構わない)によって反射光を解析すると
いう方法が採用される場合がある。
【0006】また、図7(b)に示すように、点状光源
とみなすことができる光源15から放出された光を、偏
光板16を介して液晶パネル10に照射し、その反射光
を、偏光板17を介して斜めに設置された色彩計18に
よって検出するという方法もある。
【0007】上記の図7に示す方法においては、光軸を
基準とした場合の光入射側の偏光板12,16の偏光透
過軸の方向と、光検出側の偏光板13,17の偏光透過
軸の方向とが適宜の関係、例えば20〜60度の角度差
を有する関係、になるように設置することによって検出
光の色相が液晶層の厚さに応じて変化することから、色
彩計14,18によって撮影された画像の色相に基づい
て液晶層の厚さの異常や異物の有無を検査するようにし
ている。
【0008】ここで、液晶パネル10に入射した照明光
の正反射光を色彩計に入れてしまうと、液晶パネル10
を構成する基板10b,10cの界面からの正反射光に
よって、液晶層10aを透過した反射光成分の光量比が
小さくなり、検出精度が低下してしまうため、図7
(a)及び(b)に示すように、正反射光が色彩計1
4,18に入らないように、液晶パネル10に対する照
明光の入射角と、色彩計14,18によって検出される
検出光の射出角との間に角度差を付けた状態で、正反射
光以外の反射光、すなわち拡散光、のみを検出すること
により検査を行っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の液晶パネルの検査方法においては、光源11,15
から放出された光を偏光板12,16に通してから液晶
パネル10に照射し、その正反射光を避け、拡散光のみ
を色彩計14,18にて受光しているので、色彩計1
4,18に入射する光量が少なくなり、検出信号のS/
N比(信号・雑音比)が悪いため、精度の高い検査を行
うことが困難であるという問題点がある。
【0010】また、上記の色彩計14,18にて検出さ
れる反射光は正反射光ではなく拡散光であるので、その
うちの液晶層10aを通過してきた光成分が必ずしも液
晶層10aの状況を正確に反映しているものではないと
考えられ、このことからも正確な液晶層10aの情報を
検出することができないという問題点がある。
【0011】そこで本発明は上記問題点を解決するもの
であり、その課題は、従来方法よりも液晶層に関する情
報を精度良く獲得することのできる新規の液晶パネルの
評価方法及び評価装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の液晶パネルの評価方法は、液晶パネルを光学
的に評価するための液晶パネルの評価方法であって、前
記液晶パネルに対して所定状態の偏光を入射させ、その
正反射光における前記液晶パネルに設けられた液晶層を
通過してきた偏光成分の比率を増大させて検出光とし、
該検出光を元にパネル評価を行うことを特徴とする。
【0013】この発明によれば、液晶パネルに所定状態
の偏光を入射させ、その正反射光における液晶層を通過
してきた偏光成分の比率を増大させて検出光とし、この
検出光を元にパネル評価を行うことにより、正反射光を
用いることによって検出光量を従来のパネル評価方法よ
りも増大させることができるので、検出精度を向上させ
ることが可能になる。また、正反射光のうちの液晶層を
通過してきた偏光成分を増大させることにより、液晶パ
ネルの基板表面で反射された光等のように液晶層を通過
することなく出射された正反射光の混入割合を低減する
ことができるので、検出精度の悪化を抑制することが可
能になる。
【0014】ここで、本願明細書における「正反射光」
とは、液晶パネルに入射した偏光の入射角とほぼ等しい
出射角を有する反射光を言う。また、単に「反射光」と
言うときは、正反射光と、この正反射光以外の拡散光と
を含むものとする。
【0015】本発明の別の液晶パネルの評価方法は、反
射型の液晶パネルを光学的に評価するための液晶パネル
の評価方法であって、前記液晶パネルに対して所定状態
の偏光を入射させ、その正反射光における前記液晶パネ
ルに設けられた液晶層を通過してきた偏光成分の比率を
増大させて検出光とし、該検出光を元にパネル評価を行
うことを特徴とする。本発明の液晶パネルの評価方法
は、反射型の液晶パネルを評価する場合に、特に高い検
出感度を得ることができる。
【0016】本発明のさらに別の液晶パネルの評価方法
は、液晶パネルを光学的に評価するための液晶パネルの
評価方法であって、前記液晶パネルの液晶層の背面側に
は反射手段が配置されており、前記液晶パネルに対して
所定状態の偏光を入射させ、その正反射光における前記
液晶パネルに設けられた液晶層を通過してきた偏光成分
の比率を増大させて検出光とし、該検出光を元にパネル
評価を行うことを特徴とする。ここで、反射手段とは、
液晶パネル内に組み込まれた反射層や反射板(液晶パネ
ルの背面側の基板外面上に配置されている場合も含
む。)であってもよく、或いは、液晶パネルとは別に
(例えば装置側に)設置された反射手段であってもよ
い。後者の場合には、液晶パネルが透過型液晶パネル或
いは半透過型液晶パネルであっても高い検出感度を得る
ことが可能になる。
【0017】本発明において、前記偏光は第1の振動面
を有する偏光成分を主体とするものであり、前記検出光
は、前記正反射光のうちの主として前記第1の振動面を
有する偏光成分を削減したものであることが好ましい。
【0018】本発明において、前記検出光は、前記正反
射光から主として前記第1の振動面とほぼ直交する第2
の振動面を有する偏光成分を抽出したものであることが
さらに好ましい。
【0019】また、本発明の別の液晶パネルの評価方法
は、液晶層を備えた液晶パネルを光学的に評価するため
の液晶パネルの評価方法であって、前記液晶パネルに対
して第1の振動面を有する直線偏光を入射させ、その反
射光のうちの前記第1の振動面と略直交する第2の振動
面を有する偏光成分を検出光とし、該検出光を元にパネ
ル評価を行うことを特徴とする。
【0020】この発明によれば、第1の振動面を有する
直線偏光を液晶パネルに入射させ、その反射光のうちの
第2の振動面(第1の振動面と略直交する振動面)を有
する偏光成分を検出光として用いることにより、液晶パ
ネルの基板界面からの正反射光(直接反射光)を低減
し、液晶層を通過して偏光状態の変化した光を主として
検出することができるので、入射角とほぼ等しい出射角
で放出される正反射光を検出して液晶パネルの液晶層の
評価を行うことが可能になる。
【0021】本発明において、前記検出光に基づいて前
記液晶層の厚さを求めることが好ましい。
【0022】本発明において、前記検出光の分光スペク
トルの極値の波長若しくは周波数位置に基づいて前記液
晶層の厚さを求めることが望ましい。この手段によれ
ば、検出光の分光スペクトルの極値の波長位置及び周波
数位置は、検出光の色相にはほとんど影響を受けないの
で、カラーフィルタを有するカラー液晶パネルなど、液
晶層の厚さ以外の色相に影響を与える構造を有する液晶
パネルに対しても、液晶層の厚さ測定を支障なく行うこ
とが可能になる。
【0023】本発明において、前記検出光に基づいて前
記液晶層内の異物を調べることが好ましい。液晶層を通
過してきた光成分の比率が増大した検出光を検出するこ
とによって、液晶層内の異物(液晶パネルの基板内面上
に付着した異物を含む。)を確実に検知することができ
る。
【0024】次に、本発明の液晶パネルの評価装置は、
液晶パネルを光学的に評価するための液晶パネルの評価
装置であって、所定状態の偏光を前記液晶パネルに対し
て照射する偏光照射手段と、前記液晶パネルから放出さ
れる正反射光を受け、該正反射光のうち前記液晶パネル
に設けられた液晶層を通過してきた偏光成分の比率を増
大させた検出光を得るための検光手段と、該検出光を検
出する光検出手段とを備えていることを特徴とする。
【0025】また、本発明の別の液晶パネルの評価装置
は、液晶層を有する液晶パネルを光学的に評価するため
の液晶パネルの評価装置であって、第1の振動面を備え
た直線偏光を前記液晶パネルに対して照射する偏光照射
手段と、前記液晶パネルから放出される反射光を受け、
該反射光のうちの前記第1の振動面を備えた偏光成分を
削減して検出光を得るための検光手段と、該検出光を検
出する光検出手段とを備えていることを特徴とする。
【0026】本発明のさらに別の液晶パネルの評価方法
は、液晶層を備えた液晶パネルを光学的に評価するため
の液晶パネルの評価方法であって、前記液晶層の背面側
に反射手段が設けられており、前記液晶パネルに対して
第1の振動面を有する直線偏光を前記液晶層の前面側か
ら入射させ、その反射光のうちの前記第1の振動面と略
直交する第2の振動面を有する偏光成分を検出光とし、
該検出光を元にパネル評価を行うことを特徴とする。こ
こで、反射手段とは、液晶パネル内に組み込まれた反射
層や反射板(液晶パネルの背面側の基板外面上に配置さ
れている場合も含む。)であってもよく、或いは、液晶
パネルとは別に(例えば装置側に)設置された反射手段
であってもよい。後者の場合には、液晶パネルが透過型
液晶パネル或いは半透過型液晶パネルであっても高い検
出感度を得ることが可能になる。
【0027】本発明において、前記偏光照射手段は、光
源と、該光源から放出される光から前記偏光を得るため
の偏光手段とを有することが好ましい。
【0028】本発明において、前記偏光手段の偏光透過
軸と、前記検光手段の偏光吸収軸とが光軸を基準として
相互に略直交していることが好ましい。
【0029】本発明において、前記検出光に基づいて前
記液晶層の厚さを求める手段を備えていることが好まし
い。
【0030】本発明において、前記液晶層の厚さを求め
る手段は、前記検出光の分光スペクトルの極値の波長若
しくは周波数位置に基づいて前記液晶層の厚さを導出す
るものであることが好ましい。
【0031】本発明において、前記検出光に基づいて前
記液晶層内の異物の有無を示す手段を備えていることが
好ましい。
【0032】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
に係る液晶パネルの評価方法及び評価装置の実施形態に
ついて詳細に説明する。
【0033】[第1実施形態]図1は、本発明に係る液
晶パネルの評価方法に用いる評価装置の第1実施形態の
構成を模式的に示す概略構成図である。
【0034】本実施形態の評価装置20は、液晶パネル
10を載置する基台21の上方に、ハロゲンランプ、L
ED(発光ダイオード)、CFL(冷陰極管)等からな
る光源22と、光ファイバー等からなる導光器23と、
導光路23の先端に設けられた集光レンズ等からなる集
光器24と、集光器24の先に配置された偏光子として
用いられる偏光板25とを有する入射光学系が設けられ
ている。
【0035】また、基台21の上方には、上記入射光学
系と対向するように、検光子として用いられる偏光板2
6と、この偏光板26の先に配置された集光レンズ等か
らなる集光器27と、集光器27に接続された光ファイ
バー等からなる導光器28と、導光器28に接続された
分光計、CCDカメラ等からなる光検出器29とを有す
る検出光学系が設けられている。
【0036】光検出器29によって得られた検出データ
は、評価処理部30に送られるようになっている。評価
処理部30は、上記検出データの演算処理機能を有する
ものであることが好ましく、特に、MPU(マイクロプ
ロセッサユニット)等のように動作プログラムに基づい
て演算処理を行うように構成されたものであることが望
ましい。
【0037】基台21は、駆動機構31によって例えば
図の紙面と直交する方向に移動可能に構成されている。
一方、上記入射光学系及び検出光学系の少なくとも一部
(例えば、集光器24、偏光板25、偏光板26及び集
光器27)は、駆動機構32によって例えば図示左右方
向に移動可能に構成されている。したがって、上記駆動
機構31,32によって、入射光学系及び検出光学系
と、基台21上に載置された液晶パネル10とを、液晶
パネル10のパネル面と平行な仮想平面上において自由
に相対移動させることができる。なお、入射光学系及び
検出光学系と、貴台21との少なくとも一方を適宜に移
動可能に構成することによって、上記駆動機構31,3
2と機能的に等価な各種の駆動機構を構成することがで
きる。
【0038】図2は、本実施形態の評価装置20によっ
て液晶パネル10の評価を行う場合の光路を模式的に示
すものである。ここで、液晶パネル10が、基板10b
と基板10cとをシール材10dによって貼り合わせ、
両基板10b,10cの間に液晶層10aを挟持し、基
板10cの内面上に反射層10eを備えた反射型の液晶
パネルである場合について説明する。
【0039】上記の入射光学系において偏光板25は所
定方向(例えば、光軸と直交する平面と、入射光及び出
射光の光軸を含む平面と交線の方向P)と平行な偏光透
過軸25tを有するとともに、光軸と直交する平面及び
上記の所定方向と直交する方向(例えば、上記方向P及
び光軸と直交する方向S)と平行な偏光吸収軸25aを
有する。この偏光板25を透過することによって上記偏
光透過軸25tの方向を含む振動面を有する直線偏光L
iが形成され、液晶パネル10に入射角θiで入射す
る。
【0040】これに対して、上記の検出光学系は、入射
角θiで入射した直線偏光Liの正反射光を検出するよ
うに設定されており、入射角θiとほぼ等しい出射角θ
oで液晶パネル10から出射される正反射光が偏光板2
6に入射し、最終的に上記光検出器29に導かれるよう
になっている。偏光板26は、偏光板25の偏光透過軸
25tに対して光路を基準として平行な偏光吸収軸26
aを有し、偏光板25の偏光透過軸25tに対して光路
を基準として直交する偏光透過軸26tを有する。
【0041】上記の直線偏光Liが液晶パネル10に入
射するとき、液晶パネル10の上側の基板(例えばガラ
ス、プラスチック等からなるもの)10bの表面で反射
する第1反射光L1が入射角θiの値に応じて発生す
る。また、第1反射光L1以外の光は基板10bを透過
し、基板10bと液晶層10aとの境界部分(例えば基
板10bと、この基板10bの内面上に形成された内面
構造、例えば図示しない透明電極、硬質保護膜、配向膜
などとの境界、或いは、この内面構造と液晶層10aと
の境界など)において反射され、第2反射光L2とな
る。そして、さらに上記第1反射光L1及び第2反射光
L2以外の光は、液晶層10aを透過して、その背後に
ある基板10cの内面上に形成された内面構造及びこの
内面構造の一部である反射層10dにて反射され、第3
反射光L3となる。
【0042】上記検出光学系は、上記の第1反射光L
1、第2反射光L2及び第3反射光L3とが混合された
出射偏光Lrとなって上記偏光板26に入射する。この
とき、出射偏光Lrのうち第1反射光L1及び第2反射
光L2は通常、液晶パネル10に入射した直線偏光Li
とほぼ同じ偏光状態を備えているので、偏光吸収軸26
aを有する偏光板26によって吸収される。一方、液晶
層10aを通過してきた第3反射光L3は、液晶層10
aを通過することによって、液晶層10aの所定のリタ
デーション(液晶層10a内の液晶分子の光学異方性Δ
nと、液晶層10aの厚さdとの積)によって直線偏光
Liの偏光状態が変化し、当初の直線偏光Liとは異な
る偏光(例えば楕円偏光)となっているので、第3反射
光L3のみが偏光板26の偏光透過軸26tの方向に振
動する偏光成分を有していることとなり、当該偏光成分
は偏光板26を透過し、検出光Loとして上記光検出器
29において検出される。
【0043】本実施形態では、基板10bの界面反射等
によって液晶層10aを通過せずに反射した第1反射光
L1及び第2反射光L2は偏光板26によって遮断さ
れ、液晶層10aを通過してきた第3反射光L3の所定
の偏光成分のみを検出することができるので、液晶層1
0aに影響を受けていない光成分を低減することができ
ることから、その検出光Loは液晶層10aによって変
化を受けた偏光状態に強く依存した特性(光強度、色
相、分光スペクトル分布等)を有することとなる。
【0044】上記検出光Loは、直線偏光Liが液晶層
10a内を往復透過してその偏光状態が液晶層10aの
リタデーションに応じて旋光され若しくは複屈折されて
なる第3反射光L3のうち、液晶層10aを透過しない
第1反射光L1及び第2反射光L2と同じ偏光状態の成
分を除去した残りの偏光成分で構成されている。その結
果、この検出光Loは、液晶層10aのリタデーション
Δn・dに応じた光強度、或いは、リタデーションΔn
・dの色分散特性に応じた色相や分散スペクトルを備え
ている。したがって、検出光Loの光強度、色相又は分
散スペクトルと、液晶層10aのリタデーションとの間
には相関があることとなるので、この相関を理論的に定
め、或いは実験若しくはシミュレーション等によって定
めることにより、検出光Loの光強度、色相又は分散ス
ペクトルに基づいて液晶層10aのリタデーションΔn
・d、或いは、液晶のΔnが既知であれば液晶層10a
の厚さdを求めることが可能になる。
【0045】例えば、検出光Loの光強度は、上記第3
反射光の位相差に応じて増減する。また、検出光Loの
色相は上記第3反射光の偏光状態の変化量に応じて色度
図上を移動する。さらに、分散スペクトルの極値(極小
値又は極大値)もまた上記第3反射光の偏光状態の変化
量に応じて周波数が変化する。
【0046】ここで、上記の入射角θi=出射角θoは
0度以上90度未満の適宜の角度で構わないが、その直
線偏光Liにおける基板10bの表面に対する臨界角
(全反射角)θthを越えると、直線偏光Liが基板1
0bの表面で全反射され、液晶層10aに光が入射しな
くなるので、実際にはθi=θoが0度以上でθth未
満である角度範囲で行う。この角度範囲内においても、
なるべく角度を大きくすることが液晶層10a内の光路
長を大きくでき、その結果、液晶層10aに対する検出
感度を高めることができる点で好ましいが、液晶パネル
10内の光路長が長くなる分、検出光Loの光強度その
ものは低下する。
【0047】本実施形態では、正反射光を利用すること
によって従来の装置よりも検出光Loの光強度及び感度
を高めることができる。また、これによって、光源の光
量を低下させても支障なく検出が可能になるので、上記
のように光ファイバー等を用いた光学系を構成するな
ど、光学系設計の自由度が増大する。
【0048】[第2実施形態]次に、図3を参照して本
発明に係る第2実施形態について説明する。ここで、評
価する液晶パネル10は図2に示すものと同様のもので
あるので、その説明は省略する。
【0049】この実施形態の評価装置40は、光源41
と、この光源41から放出される光を直線偏光に変換す
る偏光板42と、偏光板42から照射される直線偏光を
液晶パネル10に照射するとともに、その反射光を垂直
に屈折させるビームスプリッタ43と、ビームスプリッ
タ43によって屈折された反射光を受ける偏光板44
と、偏光板44を透過した光を検出する光検出器45
と、光検出器45によって得られた検出データを処理す
る評価処理部46とを備えている。
【0050】この実施形態において、偏光板42の偏光
透過軸42tは図の紙面に直交する方向に設定され、偏
光板44の偏光吸収軸44aも図の紙面と直交する方向
に設定されている。また、ビームスプリッタ43は、プ
リズム43a,43bを重ねたものであり、偏光板44
と反対側の端面に遮光層43cが形成されている。
【0051】この実施形態において、光源41から放出
された光は偏光板42を通過して偏光透過軸42tと平
行な振動面を有する直線偏光になり、ビームスプリッタ
43のプリズム43aと43bとの界面を透過した光L
iが液晶パネル10に入射する。この入射光Liは液晶
層10aを通過した後に反射されて反射光Lrとして再
びビームスプリッタ43へ戻り、ビームスプリッタ43
におけるプリズム43aと43bとの界面で反射された
光が偏光板44に入射し、ここで、偏光板44の偏光吸
収軸44aと平行な振動面を有する偏光成分を吸収し、
その残り成分が検出光Loとして光検出器45にて検出
される。
【0052】この実施形態は、液晶パネル10に対する
光の入射角θi及び出射角θoが共に0度である場合を
示している。ここで、反射光Lrには、液晶パネル10
の基板10bの表面反射など、液晶層10aを通過せず
に出射される反射光成分と、液晶層10aを通過してき
た反射光成分とが共に含まれている。液晶層10aを通
過せずに出射される反射光成分は、基本的に入射光Li
と同様に図の紙面に直交する振動面を有する偏光成分で
あり、偏光板44によって吸収される。液晶層10aを
通過してきた反射光成分は、液晶層10aのリタデーシ
ョンに応じて入射光Liの直線偏光に対して偏光状態が
変化するので、図の紙面と平行な振動面を有する偏光成
分を備えている場合があり、この偏光成分は偏光板44
を透過して光検出器45にて検出される。
【0053】本実施形態では、偏光板42の偏光透過軸
42tと偏光板44の偏光吸収軸44aとが光軸を基準
とした場合に光軸に対して同方向に設定されているの
で、液晶パネル10に照射された入射光Liの正反射光
を検出光学系にそのまま取り込んでも液晶層10aを通
過してきた光成分を抽出して検出することができる。し
たがって、検出光Loの光強度を向上させることができ
るため、検出精度を向上させることができる。また、検
出光Loは液晶層10aを通過してきた光成分を主体と
したものであるので、検出信号のS/N比を高めること
が可能になる。
【0054】[第3実施形態]次に、図8に示すカラー
反射型液晶パネルに対して上記各実施形態と同様の物理
的構成を有する評価装置を用いて検出光Loから液晶層
10aの厚さdを求める評価手順を採用した本発明の第
3実施形態について、図4乃至図6を参照して説明す
る。この実施形態の評価装置の概略構成は第1実施形態
又は第2実施形態と同様であるので、その説明は省略す
る。
【0055】まず、図8を参照して、本実施形態の評価
装置の測定対象であるカラー反射型液晶パネル100の
構造について説明する。この液晶パネル100は、基板
101,102をシール材103によって貼り合わせ、
基板間に液晶層104を配置したものである。基板10
1の内面上には、ITO等の透明導電体からなる透明電
極111が形成されている。この透明電極111の表面
上にはSiO等からなる硬質保護膜112が形成され
ている。さらに、硬質保護膜112の表面上に配向膜1
13が形成され、この配向膜113の表面にはラビング
処理が施されている。
【0056】一方、基板102の内面上には、Al等の
金属膜からなる反射層114が形成され、この反射層1
14の上には絶縁層115が形成されている。絶縁層1
14の上には透明電極116が形成されている。この透
明電極116の上には着色層117が形成され、この着
色層117を、表面を平坦化するための保護膜118が
被覆している。着色層117は適宜のパターンで異なる
色調(例えば赤、緑、青)のものが配列するように構成
されている。着色層117と保護膜118はカラーフィ
ルタを構成している。保護膜118の上には配向膜11
9が形成され、その表面にラビング処理が施されてい
る。
【0057】このように構成されたカラー反射型液晶パ
ネル100においては、着色層117を備えたカラーフ
ィルタが形成されていることにより、液晶層104を通
過した光はカラーフィルタを通過することとなり、所定
の色調を呈することとなる。着色層117は隣接する画
素間で異なる色相を有するとともに、色相のばらつきや
その再現性の低さが存在するので、上述の検出光Loの
色相を用いた液晶層の厚さを求める方法を用いることは
難しい。そのため、本実施形態では、以下に詳述する方
法によって液晶層104の厚さを求めるように構成して
ある。
【0058】本実施形態においては、上記光検出器2
9,45として分光ユニットを用いる。この分光ユニッ
トは、上記検出光Loの少なくとも可視光領域における
分光スペクトル若しくはこれに対応する検出データを得
ることができるものであり、例えば、分光素子を用いた
分光計、マルチプレクス分光法を用いた分光装置、マル
チチャンネル分光計などのいずれであってもよい。
【0059】分光ユニットにおいては、上記の光路に沿
って到達した光の可視光領域の分光スペクトル自体、若
しくは、この分光スペクトルと等価な、すなわち所定の
数学的演算によって分光スペクトルを導出可能な、種々
の光学的パラメータ(複素誘電率等)が検出される。
【0060】上記検出光Loの分光スペクトルの一例を
図4に示す。この分光スペクトルにおいては、可視光領
域中に極小値Mb、極大値Mpが存在する。これらの極
小値Mbの得られる波長λb、極大値Mpの得られる波
長λpは、液晶表示パネル10の液晶層10aの厚さd
との間に所定の相関を有している。
【0061】一般に、液晶の光学特性、すなわち光学異
方性Δn、ツイスト角θ、液晶層10aの厚さd、偏光
板25,42の透過偏光軸と偏光板26,44の透過偏
光軸との間の光軸周りの角度φ(本実施形態の場合には
90度)、光源の発光スペクトル、第1基盤及び第2基
盤の光学特性に基づいて、ジョーンズベクトル法や、4
×4マトリクス法を用いることにより、上記分光スペク
トルを導出することができる。そして、この分光スペク
トルにおける上記極小値Mb及び極大値Mpの位置、す
なわち波長λb,λpを上記パラメータにて表すことが
できる。したがって、光源、入射側光学系及び出射側光
学系の光学的条件が一定であれば、所定のΔn、θ、φ
であるときの液晶層10aの厚さdを、上記波長λb又
はλpの関数F(λ)で表すことができる。この厚さを
示す関数d=F(λ)は、実用的には波長λb又はλp
の1次から4次の関数で表すことが可能である。
【0062】図4には、液晶層10aの厚さdを変化さ
せたとき(d=d0、d=d0−Δd)の2つの分光ス
ペクトルを示してある。通常、可視光領域の上記波長λ
b,λpは、液晶層10aの厚さdが増加すると上記関
数F(λ)に従って単調に増大する。なお、上記関数F
(λ)は、あらかじめ実験を繰り返して得たデータから
求められた実験式であっても構わない。
【0063】図5は、液晶表示パネル10として図2に
示すようなカラーフィルタを備えていないモノクロパネ
ルAと、図8に示すようなカラーフィルタを備えたカラ
ーパネルB及びCとを用いた場合について、それぞれ上
記の分光スペクトルを示したものである。ここで、カラ
ーパネルBとカラーパネルCとは互いに異なる色相の着
色層を備えたカラーフィルタを有するものである。この
場合、測定ばらつきを低減するために、上記分光ユニッ
トにて分光される光の範囲は、それぞれ液晶表示領域中
における複数の画素を含む領域を通過した範囲に設定し
ている。
【0064】図5に示すように、カラーフィルタの有
無、カラーフィルタの種類等によって分光スペクトルは
大きく変化するが、上記極小値Mb及び極大値Mpの位
置はほとんど変化せず、上記波長λb,λpはほぼ一定
である。したがって、上記の関数F(λ)を用いて液晶
層の厚さdを求める場合には、カラーフィルタの有無や
フィルタ色調の変化によって検出値が影響を受けること
はほとんどない。
【0065】図6は、上記の評価処理部30,46を動
作させるための動作プログラムの概略フローチャートを
示すものである。まず、評価装置に液晶表示パネル10
がセットされ、また、操作者等によりキーボード等の入
力装置(図示せず)から所定のデータが入力されると、
その入力データを評価処理部30,46内のメモリに保
存する。この入力データは、セル条件、すなわち液晶の
光学異方性Δn及びツイスト角θ、偏光板25,42及
び26,44の透過偏光軸の角度φ、パネル基板の厚さ
や材質或いは光学特性等である。また、評価処理部は液
晶層10aの厚さdの目標値d0も受け、記録する。
【0066】上記の入力されたセル条件や目標値に基づ
いて評価処理部30,46は上記関数F(λ)を求め
る。この関数F(λ)は、液晶層10aの厚さdと、上
記波長λb又はλpとの関係を示すものである。本実施
形態では分光スペクトルの極小値Mbに対応する波長λ
bを用いている。
【0067】次に、外部から入力されるスタート指令を
待ち、スタート指令が入力されると、測定位置を適宜の
箇所にセットして、分光計測を開始する。そして、分光
ユニットから分光データが評価処理部30,46に送出
され、評価処理部は分光データに基づいて上記波長λb
を求める。
【0068】そして、上記波長λbから上記関数F
(λ)を用いて液晶層10aの厚さdを算出し、この算
出された厚さdや、目標値d0との差Δd=│d−d0
│(dとd0の差の絶対値)等を外部(例えば表示手段
や記録手段等)に出力する。
【0069】その後、予め定められた計測パターンに応
じて計測箇所を変える場合、例えば液晶パネル10の複
数の箇所において計測を行う場合には、駆動機構により
液晶パネル10と光学系との相対的位置関係を変化さ
せ、別の箇所にて上述と同様に繰り返し計測を行う。
【0070】以上説明した本実施形態においては、精度
良く、しかも、カラーフィルタの有無や色相のばらつき
などにほとんど影響されることなく、液晶パネルの液晶
層の厚さを検出することができる。
【0071】上記実施形態において、液晶層の厚さを求
めるために分光スペクトルの波長λbを用いているが、
λpを用いても良く、また、当該波長に相当する周波数
や、これらに関連付けられた種々の対応値を用いても構
わない。
【0072】尚、本発明の評価方法及び評価装置は、上
述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要
旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ること
は勿論である。
【0073】例えば、上記各実施形態では反射型或いは
半透過型の液晶パネルに対して評価を行う方法について
説明しているが、反射型や半透過型の液晶パネルでな
く、透過型の液晶パネルであっても、液晶層を通過した
後に生ずる界面反射光が存在するので、この界面反射光
に基づいて上記と同様に液晶層に関する評価を行うこと
ができる。この場合、外部に反射鏡、反射板等の反射手
段を用いても良い。透過型の液晶パネルの背面側に反射
手段を配置することで、透過型の液晶パネルであっても
上述の評価装置によって評価を行うことが出来る。ま
た、半透過型の液晶パネルを評価する場合においては、
上記と同様に反射手段を設けることにより、反射光強度
を高めることができ、より高い検出感度を得ることがで
きる。
【0074】また、上記実施形態では液晶層の厚さを求
める方法について詳述しているが、液晶層の厚さに限ら
ず、液晶層のリタデーションΔn・dを求めたり、液晶
層中の異物の有無を確認する場合などにも同様に用いる
ことができる。例えば、液晶層中の異物の有無について
は、光の照射位置をパネル面に沿って走査し、複数箇所
にて上記検出光Loを検出して構成した画像に基づいて
目視で確認する方法、或いはまた、上記の関数F(λ)
を複数箇所にて算出し、異物が存在すると関数F(λ)
が目標値doよりも大きく変化することを利用するなど
の方法によって異物の存在を確認する方法などを用いる
ことができる。
【0075】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
液晶パネルの液晶層に関する情報を高いS/N比で取り
出すことができ、高い精度で液晶パネルを評価すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る評価装置の第1実施形態の構造を
模式的に示す概略構成図である。
【図2】第1実施形態の測定原理を模式的に示す拡大説
明図である。
【図3】本発明に係る評価装置の第2実施形態の構造を
模式的に示す概略構成図である。
【図4】本発明の評価装置によって検出された分光スペ
クトルを示すグラフである。
【図5】カラーフィルタの有無その他の条件が異なる液
晶パネルに対して、本発明の評価装置により検出した分
光スペクトルの例を示すグラフである。
【図6】本発明に係る評価装置の第3実施形態の動作プ
ログラムの概要を示す概略フローチャートである。
【図7】従来の液晶パネルに対する評価装置の構成例を
示す概略構成図(a)及び(b)である。
【図8】カラー反射型液晶パネルの構造を模式的に示す
概略断面図である。
【符号の説明】
10 液晶パネル 10a 液晶層 10b,10c 基板 10e 反射層 20,40 評価装置 21 基台 22,41 光源 23 導光器(入射側) 24 集光器(入射側) 25,42 偏光板(入射側) 26,44 偏光板(出射側) 27 集光器(出射側) 28 導光器(出射側) 29,45 光検出器(分光ユニット) 30,46 評価処理部(MPU)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA30 BB01 BB22 CC25 DD04 FF24 GG02 GG07 JJ03 JJ26 LL02 LL33 LL34 LL46 LL67 MM02 QQ28 2G051 AA90 AB20 BA11 BB17 BB20 CA06 CB01 CC20 EA25 2H088 FA11 MA20

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶パネルを光学的に評価するための液
    晶パネルの評価方法であって、前記液晶パネルに対して
    所定状態の偏光を入射させ、その正反射光における前記
    液晶パネルに設けられた液晶層を通過してきた偏光成分
    の比率を増大させて検出光とし、該検出光を元にパネル
    評価を行うことを特徴とする液晶パネルの評価方法。
  2. 【請求項2】 反射型の液晶パネルを光学的に評価する
    ための液晶パネルの評価方法であって、前記液晶パネル
    に対して所定状態の偏光を入射させ、その正反射光にお
    ける前記液晶パネルに設けられた液晶層を通過してきた
    偏光成分の比率を増大させて検出光とし、該検出光を元
    にパネル評価を行うことを特徴とする液晶パネルの評価
    方法。
  3. 【請求項3】 液晶パネルを光学的に評価するための液
    晶パネルの評価方法であって、前記液晶パネルの液晶層
    の背面側には反射手段が配置されており、前記液晶パネ
    ルに対して所定状態の偏光を入射させ、その正反射光に
    おける前記液晶パネルに設けられた液晶層を通過してき
    た偏光成分の比率を増大させて検出光とし、該検出光を
    元にパネル評価を行うことを特徴とする液晶パネルの評
    価方法。
  4. 【請求項4】 前記偏光は第1の振動面を有する偏光成
    分を主体とするものであり、前記検出光は、前記正反射
    光のうちの主として前記第1の振動面を有する偏光成分
    を削減したものであることを特徴とする請求項1乃至請
    求項3のいずれか1項に記載の液晶パネルの評価方法。
  5. 【請求項5】 前記検出光は、前記正反射光から主とし
    て前記第1の振動面とほぼ直交する第2の振動面を有す
    る偏光成分を抽出したものであることを特徴とする請求
    項4に記載の液晶パネルの評価方法。
  6. 【請求項6】 液晶層を備えた液晶パネルを光学的に評
    価するための液晶パネルの評価方法であって、前記液晶
    パネルに対して第1の振動面を有する直線偏光を入射さ
    せ、その反射光のうちの前記第1の振動面と略直交する
    第2の振動面を有する偏光成分を検出光とし、該検出光
    を元にパネル評価を行うことを特徴とする液晶パネルの
    評価方法。
  7. 【請求項7】 液晶層を備えた液晶パネルを光学的に評
    価するための液晶パネルの評価方法であって、前記液晶
    層の背面側に反射手段が設けられており、前記液晶パネ
    ルに対して第1の振動面を有する直線偏光を前記液晶層
    の前面側から入射させ、その反射光のうちの前記第1の
    振動面と略直交する第2の振動面を有する偏光成分を検
    出光とし、該検出光を元にパネル評価を行うことを特徴
    とする液晶パネルの評価方法。
  8. 【請求項8】 前記検出光に基づいて前記液晶層の厚さ
    を求めることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいず
    れか1項に記載の液晶パネルの評価方法。
  9. 【請求項9】 前記検出光の分光スペクトルの極値の波
    長若しくは周波数位置に基づいて前記液晶層の厚さを求
    めることを特徴とする請求項8に記載の液晶パネルの評
    価方法。
  10. 【請求項10】 前記検出光に基づいて前記液晶層内の
    異物を調べることを特徴とする請求項1乃至請求項9の
    いずれか1項に記載の液晶パネルの評価方法。
  11. 【請求項11】 液晶パネルを光学的に評価するための
    液晶パネルの評価装置であって、所定状態の偏光を前記
    液晶パネルに対して照射する偏光照射手段と、前記液晶
    パネルから放出される正反射光を受け、該正反射光のう
    ち前記液晶パネルに設けられた液晶層を通過してきた偏
    光成分の比率を増大させた検出光を得るための検光手段
    と、該検出光を検出する光検出手段とを備えていること
    を特徴とする液晶パネルの評価装置。
  12. 【請求項12】 液晶層を有する液晶パネルを光学的に
    評価するための液晶パネルの評価装置であって、第1の
    振動面を備えた直線偏光を前記液晶パネルに対して照射
    する偏光照射手段と、前記液晶パネルから放出される反
    射光を受け、該反射光のうちの前記第1の振動面を備え
    た偏光成分を削減して検出光を得るための検光手段と、
    該検出光を検出する光検出手段とを備えていることを特
    徴とする液晶パネルの評価装置。
  13. 【請求項13】 前記偏光照射手段は、光源と、該光源
    から放出される光から前記偏光を得るための偏光手段と
    を有することを特徴とする請求項11又は請求項12に
    記載の液晶パネルの評価装置。
  14. 【請求項14】 前記偏光手段の偏光透過軸と、前記検
    光手段の偏光吸収軸とが光軸を基準として相互に略直交
    していることを特徴とする請求項13に記載の液晶パネ
    ルの評価装置。
  15. 【請求項15】 前記検出光に基づいて前記液晶層の厚
    さを求める手段を備えていることを特徴とする請求項1
    1乃至請求項14のいずれか1項に記載の液晶パネルの
    評価装置。
  16. 【請求項16】 前記液晶層の厚さを求める手段は、前
    記検出光の分光スペクトルの極値の波長若しくは周波数
    位置に基づいて前記液晶層の厚さを導出するものである
    ことを特徴とする請求項15に記載の液晶パネルの評価
    装置。
  17. 【請求項17】 前記検出光に基づいて前記液晶層内の
    異物の有無を示す手段を備えていることを特徴とする請
    求項11乃至請求項16のいずれか1項に記載の液晶パ
    ネルの評価装置。
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