JP2002125860A - グリル - Google Patents

グリル

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JP2002125860A
JP2002125860A JP2000322214A JP2000322214A JP2002125860A JP 2002125860 A JP2002125860 A JP 2002125860A JP 2000322214 A JP2000322214 A JP 2000322214A JP 2000322214 A JP2000322214 A JP 2000322214A JP 2002125860 A JP2002125860 A JP 2002125860A
Authority
JP
Japan
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grill
temperature
time
timer
burner
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2000322214A
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English (en)
Inventor
Masaki Tsukuda
将樹 佃
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連続調理の際にもより安全な自動消火機能を
備えたグリルを提供する。 【解決手段】 グリル1は、グリル庫内の温度を検知す
る温度センサ11、バーナ19の点火からの経過時間を
カウントするとともに、点火からある時間経過した場合
に消火信号を発するタイマー14、温度センサ11から
の信号を入力されてバーナ19を制御する制御部13と
を備える。温度センサ11のとらえたグリル庫温度が所
定温度よりも高い場合に、タイマー14の設定時間を、
タイマー14がカウントする、消火信号を発するまでの
所定の時間よりも短くするように変える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、焼き網上で魚や肉
等の食品を加熱調理するグリルに関する。特には、より
安全性が向上した自動消火機能を備えるグリルに関す
る。
【0002】
【従来の技術】グリルで魚の加熱調理を行う際、魚が焼
き上がっているにも関らず消火を忘れてそのまま放置し
ておくと、魚が燃え出したりするおそれがある。このよ
うな消し忘れを防止するために、グリルには自動消火機
能が備えられている。
【0003】自動消火機能を実現するため、グリルに
は、点火するとカウントを開始するタイマーが備えられ
ている。このタイマーは、予め設定された時間をカウン
トすると、加熱装置を消火するよう信号を発する。設定
される時間は、通常の魚焼き調理に必要な時間より長
く、魚が燃え始める温度に至るまでの時間より短い。例
えば、両面焼き(グリル庫内の上下から加熱を行う)の
場合には15分、片面焼き(グリル庫内の上面から加熱
を行う)の場合は30分程度である。この機能により、
消し忘れた場合には自動消火してグリル庫内の温度の過
上昇を防ぐ。なお、通常の使用状況においては、加熱装
置はタイマーの自動消火以前に手動で消火される。
【0004】図3は、従来のガステーブルコンロのグリ
ルの自動消火機能の一例を説明するフローチャートであ
る。点火ボタンが押されて点火されると、S21でセイ
フティーバルブ(SV)が開かれ、着火される。同時に
S22でタイマーがカウントを開始する。
【0005】次に、S23で、タイマーが、所定の設定
時間のカウントを終了したかを判断する。タイマーがカ
ウントを終了すれば、S24に進んでセイフティーバル
ブを閉じ、自動消火を行う。なお、この状態は、点火ボ
タンが手動で消火されないで所定時間経過した、消し忘
れの場合である。S23で、タイマーがカウント中に、
S25で点火ボタンが切られた場合は、加熱調理が終わ
って手動で消火された場合である。この場合もS24で
セイフティーバルブが閉じられる。消火されると、S2
6でタイマーがリセットされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、消火後に連
続して調理を行う場合、グリル庫内やグリル皿の温度は
通常使用開始時の温度よりも高くなっている。また、前
の調理時に発生した高温の脂がグリル皿に残っているこ
ともある。
【0007】このような状態で次の調理を行う場合に
も、タイマーに設定されている時間は一定である。した
がって、このような場合に消し忘れた場合も、この設定
時間が経過するまでは消火信号を発しないことになる。
したがって、初期に高温な状態にあるグリル庫で加熱調
理を行い、消し忘れた場合、所定の設定時間が経過した
時点では、グリル庫内の温度が上がりすぎるおそれがあ
る。
【0008】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
ものであって、連続調理の際にもより安全な自動消火機
能を備えたグリルを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明のグリルは、 グリル庫及びグリル庫内に配
置されたバーナ等の加熱手段を備えるグリルであって、
前記グリル庫内の温度を検知する温度センサと、 前記
加熱手段の点火からの経過時間をカウントするととも
に、点火からある時間経過した場合に消火信号を発する
タイマーと、 前記温度センサからの信号を入力されて
前記加熱手段を制御する制御部とをさらに備え、 前記
温度センサのとらえたグリル庫温度に対応して前記タイ
マーの設定時間を変えることを特徴とする。タイマーが
消火信号を発するまでの所定の時間を、グリル庫内の温
度に対応して決定することにより、グリル庫内の状況に
応じて自動消火される。このため、連続調理の場合にグ
リル庫が高温の状態でも、十分に安全な時間内に自動消
火することができる。
【0010】本発明においては、前記温度センサのとら
えたグリル庫温度が所定温度よりも高い場合に、前記タ
イマーの設定時間を、前記タイマーがカウントする、消
火信号を発するまでの所定の時間よりも短くするように
変えることができる。設定時間をグリル庫温度に応じて
決めることにより、設定時間を、グリル庫内が高温の状
態での魚焼き調理の時間より長く、魚が燃え始める温度
に至るまでの時間より短い適宜な時間に設定することが
できる。
【0011】本発明においては、前記温度センサが、バ
ーナ立ち消えセンサに使用されている熱電対であること
が好ましい。従来より使用されているバーナ立ち消えセ
ンサの熱電対を温度センサとして使用することにより、
グリルのコスト上昇を押えることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ説明す
る。図1は、本発明の実施の形態に係るグリルを備えた
ガステーブルコンロの構成を模式的に示す断面図であ
る。この例のガステーブルコンロ1は、本体の上面にコ
ンロ3、本体の内部に片面(上面)グリル5が設けられ
ている。本体の前面には、コンロ3やグリル5の点火や
消火を行うボタン、火加減を調整するツマミ、グリルで
調理される被加熱物を出し入れする開口部が設けられて
いる。開口部は開閉可能なグリル扉7で閉じられてい
る。また、このガステーブルコンロ1は、後述するセイ
フティーバルブ9の制御や熱電対11からの信号が入力
される制御部13を備える。制御部13は点火ボタン等
の操作状況も入力され、さらにタイマー14を備える。
【0013】コンロ3は、本体の上面に設けられたバー
ナ15や、同バーナ15の周囲に設置された五徳17か
ら構成されている。グリル5は、本体の内部に固定され
たグリルバーナ19と、遮熱板21及び赤熱板23と、
グリル皿25及び同グリル皿25上に置かれた焼き網2
7を有する。グリル皿25及び焼き網27は、本体前面
の開口部から前方に出し入れされる。グリルバーナ19
と焼き網27間には所定の高さの空間が形成されて、こ
こがグリル庫となる。焼き網27上に置かれた被加熱物
29は上方のグリルバーナー19で加熱調理される。被
加熱物29の加熱にともない発生する脂はグリル皿25
に落下する。本体の上面にはグリル排気口31が設けら
れている。グリルバーナー19は、セイフティーバルブ
9を介してガス源に接続している。セイフティーバルブ
9は制御部13によって制御される。
【0014】グリルバーナー19のやや下方のグリル庫
内には、熱電対11が取り付けられている。この熱電対
11は、グリルバーナー19の立ち消えを検知するとと
もに、グリル庫内の温度を検知する。熱電対11の出力
は制御部13に送られる。グリルバーナー19の点火ボ
タンが押されたにも関らずグリル庫内の温度が上昇しな
い場合、立ち消えと判断される。
【0015】図2は、図1のガステーブルコンロのグリ
ルの自動消火機能を説明するフローチャートである。自
動消火機能は、点火ボタンが操作されて加熱が開始され
た後に、所定時間経過しても消火が行われなかった場合
に、自動的にセイフティーバルブ(図1の符号9)を閉
じて消火を行う機能である。
【0016】点火ボタンが押されて点火されると、S1
で制御部のタイマーがリセットされ、S2でセイフティ
ーバルブ(SV)が開かれ、着火される。同時にS3で
タイマーがカウントを開始する。
【0017】そして、S4で、熱電対から出力された信
号からグリル庫内の温度を読み取る。グリル庫内の温度
(K)が所定温度(K0、一例150℃)以下であれ
ば、S5で、タイマーのカウント時間(X)を、所定時
間(A、一例30分)と設定する。この時間は、グリル
庫内が通常温度(例えば室温程度)のときに被加熱物が
加熱調理されるのに十分な時間であり、かつ、被加熱物
が燃え始める時間より短い時間である。S4でグリル庫
内の温度が所定温度以上の場合は、S6で、タイマーの
カウント時間(X)を、熱電対で検知された実際のグリ
ル庫内の温度(K)と、通常時のカウント所定時間
(A)から決定される時間(B)とする(詳細後述)。
この時間は、グリル庫内が高温のときに被加熱物が加熱
調理されるのに十分な時間であり、かつ、被加熱物が燃
え始める時間より短い時間である。
【0018】次に、S7で、タイマーが、グリル庫内の
温度に応じた設定時間(X)のカウントを終了したかを
判断する。タイマーがカウントを終了すれば、S8に進
んでセイフティーバルブを閉じ、自動消火を行う。な
お、この状態は、点火ボタンが手動で消火されないで所
定時間経過した、消し忘れの場合である。S7で、タイ
マーがカウント中に、S9で点火ボタンが切られた場合
は、加熱調理が終わって手動で消火された場合である。
この場合もS8でセイフティーバルブが閉じられる。
【0019】なお、自動消火されるまでのタイマーのカ
ウント時間(B)は、熱電対で検知された実際のグリル
温度(K)と、通常時の場合に設定されている時間
(A)から決定される。例えば、新たに設定するカウン
ト時間(B)を、通常のカウント時間(A)から、グリ
ル庫内の温度(K)に対応して決定される時間(C)を
引くことにより求めることができる(B=A−C、C=
f(K)、C<A)。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、連続調理でグリル庫が高温の際にもより安全
な自動消火機能を備えたグリルを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るグリルを備えたガス
テーブルコンロの構成を模式的に示す断面図である。
【図2】図1のガステーブルコンロのグリルの自動消火
機能を説明するフローチャートである。
【図3】従来のガステーブルコンロのグリルの自動消火
機能の一例を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 ガステーブルコンロ 3 コンロ 5 グリル 7 グリル扉 9 セイフティーバルブ 11 熱電対 13 制御部 14 タイマー 15 バーナ 17 五徳 19 グリルバーナ 21 遮熱板 23 赤熱板 25 グリル皿 27 焼き網 29 被加熱物 31 グリル排気口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グリル庫及びグリル庫内に配置されたバ
    ーナ等の加熱手段を備えるグリルであって、 前記グリル庫内の温度を検知する温度センサと、 前記加熱手段の点火からの経過時間をカウントするとと
    もに、点火からある時間経過した場合に消火信号を発す
    るタイマーと、 前記温度センサからの信号を入力されて前記加熱手段を
    制御する制御部と、をさらに備え、 前記温度センサのとらえたグリル庫温度に対応して前記
    タイマーの設定時間を変えることを特徴とするグリル。
  2. 【請求項2】 前記温度センサのとらえたグリル庫温度
    が所定温度よりも高い場合に、前記タイマーの設定時間
    を所定の時間よりも短くすることを特徴とする請求項1
    記載のグリル。
  3. 【請求項3】 前記温度センサが、バーナ立ち消えセン
    サに使用されている熱電対であることを特徴とする請求
    項1又は2記載のグリル。
JP2000322214A 2000-10-23 2000-10-23 グリル Withdrawn JP2002125860A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200479898Y1 (ko) * 2014-07-16 2016-03-18 주식회사 삼익에너지 원적외선 구이장치
JP2017077394A (ja) * 2015-10-21 2017-04-27 リンナイ株式会社 グリル
CN107638083A (zh) * 2012-09-06 2018-01-30 布瑞威利私人有限公司 华夫饼机

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107638083B (zh) * 2012-09-06 2021-08-24 布瑞威利私人有限公司 华夫饼机
KR200479898Y1 (ko) * 2014-07-16 2016-03-18 주식회사 삼익에너지 원적외선 구이장치
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