JPH05256443A - こんろの制御装置 - Google Patents

こんろの制御装置

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JPH05256443A
JPH05256443A JP4053945A JP5394592A JPH05256443A JP H05256443 A JPH05256443 A JP H05256443A JP 4053945 A JP4053945 A JP 4053945A JP 5394592 A JP5394592 A JP 5394592A JP H05256443 A JPH05256443 A JP H05256443A
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Seiji Moriguchi
誠治 森口
Tadao Yamashita
忠夫 山下
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Rinnai Corp
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    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24CDOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
    • F24C3/00Stoves or ranges for gaseous fuels
    • F24C3/12Arrangement or mounting of control or safety devices

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 煮物料理と油物料理との選択を使用者が行う
必要がなく、最適の加熱停止制御を行う。 【構成】 こんろバーナ2の消火動作のためのカット温
度を平衡検出温度に基づいて決定する煮物カット動作
と、煮物カット動作によるカット温度より高温のカット
温度を決定する油物カット動作とを、温度センサ2aに
よる検知温度の所定温度間の初期温度上昇時間と平衡検
出の有無とに応じて選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バーナ等によって加熱
される調理容器に接触して温度を検知する温度センサを
備え、その検知温度に基づいてバーナ等の加熱の停止等
の加熱力の抑制をするこんろの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ガスこんろでは、調理物の焦げ
付きや調理油の発火等を防止するために、調理容器に接
触して調理物の温度を検知する温度センサがこんろバー
ナの中心部に備えられ、温度センサの検知温度が所定の
条件に達したときに加熱を停止するものがある。ここ
で、煮物料理の場合の焦げ付き防止のための温度と、油
物料理における調理油の発火防止のための温度とは、大
きく異なるため、従来では、煮物料理であるか油物料理
であるかを予め使用者が選択スイッチの操作によって選
択し、その選択結果に応じて各基準の温度が決定されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のよう
に、加熱停止のための基準温度が使用者によって設定さ
れるものでは、調理の度に使用者に選択を強いることに
なり、選択の判断が誤っている場合には、煮物料理にお
いて焦げ付きを確実に防止することができなかったり、
逆に、油物料理において加熱途中で消火等が行われてし
まい、加熱力の低下により、円滑な調理を阻害すること
になるという問題がある。
【0004】本発明は、鍋底等の調理容器に接触して温
度を検知する温度センサの検知温度に基づいて加熱の停
止等の加熱力の抑制をするこんろの制御装置において、
使用者が煮物料理あるいは油物料理の選択を予め行う必
要がなく、調理内容に応じて最適の加熱力の抑制を行う
ことができることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、加熱手段によ
って加熱される調理容器に接触する温度センサを備え、
該温度センサの検知温度に基づいて前記加熱手段の加熱
力の抑制をするこんろの制御装置において、前記検知温
度の所定温度間の上昇時間を計時する計時手段と、前記
調理容器内の調理物の温度が平衡状態であることを前記
温度センサの検知温度に基づいて検出する平衡検出手段
とを有し、前記加熱手段の加熱力を抑制するための基準
温度を前記平衡検出手段によって平衡状態が検出された
ときの平衡検出温度に基づいて決定する第1の制御動作
と、前記基準温度を前記第1の所定温度による基準温度
より高温の所定温度に決定する第2の制御動作とを、前
記計時手段の計時時間と前記平衡検出手段による平衡検
出の有無とによって選択することを技術的手段とする。
【0006】
【作用】一般に、煮物料理が行われた場合には、水の比
熱が大きいため、温度上昇の速度が遅く上記の上昇時間
は長くなり、逆に油物料理の場合には、比熱が小さいた
め、上昇時間は短くなる。従って、一般に火力が弱めら
れていない調理開始初期において、所定温度間の温度上
昇の上昇時間に応じて、煮物料理と油物料理との区別が
可能である。
【0007】また、煮物料理においては、加熱力が大き
くても水の沸騰に伴って平衡状態が検出されるのに対
し、油物料理においては、火力が弱められた特異な場合
を除いて、平衡状態は検出されない。従って、上昇時間
に基づいて料理の種類がおおよそ判別されたものにおい
て、さらに平衡状態が検出されたか否かをそれぞれ判別
することによって、殆どの場合に、煮物料理と油物料理
との判別を行うことができる。
【0008】この結果、煮物料理においては、加熱停止
あるいは加熱力の低減のための基準温度は、温度センサ
によって検知される鍋底温度等に基づいて平衡状態が検
出されたときの平衡検出温度に基づいて決定され、それ
ぞれの調理容器に応じた適切な温度が決定されるため、
調理容器内の調理物が十分に加熱される前に誤って加熱
が停止されてしまうことがなく、また焦げつきを防止で
きる。油物料理においては、温度上昇が遅い場合であっ
ても、平衡検出温度に基づいて基準温度が決定されるこ
とが少ないため、比較的高温での調理が可能になり、ま
た、発火する前に確実に加熱停止等を行うことができ
る。
【0009】
【発明の効果】本発明では、加熱停止等の加熱力の抑制
のための基準温度を平衡検出温度に基づいて決定する第
1の加熱制御と、第1の制御動作による基準温度より高
温の所定温度に決定する第2の加熱制御とが、所定温度
間の上昇時間と平衡検出の有無とによって選択されるた
め、調理内容に応じた適切な基準温度を決定することが
できる。従って、使用者による選択の誤りによる調理の
滞りおよび不本意な焦げ付きあるいは発火を防止でき
る。
【0010】
【実施例】次に本発明を図に示す実施例に基づいて説明
する。図1に示すガステーブル1において、2、3は2
つのこんろバーナ、4Aはグリルの加熱室を開閉するた
めのグリル扉、5、6、7は各こんろバーナ2、3およ
びグリルバーナ4をそれぞれ操作するための点消火ボタ
ン、20はこんろバーナ3の作動状態をそれぞれ設定す
るための操作パネルである。2a、3aは各こんろバー
ナ2、3に加熱される鍋等の調理容器の温度を検知する
ためのサーミスタを内蔵した温度センサであり、各温度
センサ2a、3aは、図示しないばねによってガステー
ブル1の上方へ向かって弾性を与えられて支持されてい
て、調理容器がこんろに載せられたときに、調理容器の
底部が温度センサ2a、3aを押し下げて、温度センサ
2a、3aの上端の温度検知部が調理容器等に対して押
圧接触して密着する。
【0011】燃料ガスを供給するガス管11は、図2に
示すとおり、各バーナ2、3、4に対応して分岐した供
給管12、13、14となっており、各供給管12〜1
4には、各点消火ボタン5〜7の操作によってそれぞれ
開閉されるメイン弁12a、13a、14aと、各点消
火ボタン5〜7の操作によってそれぞれ開かれ、その後
は制御回路30による通電制御によって開弁維持あるい
は閉弁される電磁安全弁12b、13b、14bがそれ
ぞれ設けられ、さらに、こんろバーナ3への供給管13
は2つの細い管に分岐して合流し、その一方には、こん
ろバーナ3の温調制御のために開閉制御される電磁弁1
3cが設けられている。
【0012】また、こんろバーナ2、3およびグリルバ
ーナ4への供給管12、13、14には、ガステーブル
1の正面1aの点消火ボタン5、6、7に近接して設け
られた火力調節レバー5a、6a、7aの操作によって
それぞれガス供給量を調節する図示しないガス量調節弁
が設けられている。なお、各バーナ2〜4には、点火の
ための火花放電を行う点火電極15、16、17と、燃
焼熱を感知して起電力を発生するサーモカップル15
a、16a、17aがそれぞれ備えられている。
【0013】操作パネル20には、こんろバーナ3に関
して、天麩羅等の揚げ物料理、煮込み料理等の煮込み料
理、湯沸かしにおける沸騰後の保温、焼物料理をそれぞ
れ温調制御あるいは時間制御によって行うための調理キ
ー21〜23と、それらを取り消すための取消キー24
が設けられ、各調理の選択状態を表示するLEDが備え
られている。以上の構成を有するガステーブル1におい
て、各バーナ2〜4は、ガステーブル1内に設けられた
制御回路30によって制御される。
【0014】制御回路30は、商用電源により作動し、
マイクロコンピュータを中心として構成されたもので、
制御回路30による制御としては、各点消火ボタン5〜
7の操作に応じて各バーナ2〜4の点火制御および各サ
ーモカップル15a〜17aに基づいた着火・失火検知
制御が行われる。また、こんろバーナ3については、上
記調理キー21〜23の操作に応じた温調制御、沸騰検
知後の保温制御等が行われる。
【0015】さらに、各こんろバーナ2、3について
は、煮物調理における焦げ付きと油物料理における調理
油の発火をそれぞれ防止するために、カット温度Tcに
基づいて消火動作を行う自動消火機能が設けられてい
る。自動消火機能におけるカット温度Tcは、煮物料理
の焦げ付き防止のための温度と油物料理の発火防止(こ
こで発火防止とは発火の虞のある状態を防止することで
ある。)のための温度とでは大きく異なるとともに、煮
物料理においては、調理中に誤って消火動作が行われな
いように円滑な調理を可能にする必要があるとともに調
理容器の種類あるいは調理量によって焦げ付き防止のた
めの温度に差を与える必要があるため、各調理条件に応
じたカット温度Tcを設定する必要がある。
【0016】本実施例では、これら調理条件等の違いが
あっても、使用者に設定の負担を与えることなく適切な
カット温度Tcを自動的に設定するために、煮物料理で
あるか油物料理であるかを自動的に判別する自動判別機
能と、判別結果に応じた適切なカット温度Tcを自動設
定するための平衡検出機能とを有しており、燃焼中の各
温度センサ2a、3aの検知温度Tに基づいて燃焼停止
のためのカット温度Tcを自動的に決定することができ
る。
【0017】通常、煮物料理が行われた場合には、水の
比熱が大きいため、一般に温度上昇の速度が遅く上記の
上昇時間は長くなり、逆に油物料理の場合には、比熱が
小さいため、上昇時間は短くなる。また、煮物調理にお
いては、調理物内に水が含まれているため、加熱を継続
していると調理容器としての鍋内の調理物の温度がほぼ
一定になる。このとき、調理容器に与えられる熱と調理
容器から放出される熱とが均衡してくるため、調理物の
温度が一定になった場合には、調理容器の温度がほとん
ど上昇しない状態になり、ある温度が継続する。この場
合、温度センサ2a、3aによって検知される調理容器
等の検知温度Tは必ずしも調理物の温度と同じではな
く、鍋の材質、厚みその他によって様々な値になるとと
もに、調理容器が同じであっても、加熱量(火力)の大
きさによって異なるものであるが、温度センサ2a、3
aの検知温度Tがほぼ一定温度になる場合には、調理物
の温度も一定温度になる。このため、ここでは、温度上
昇の速度と、平衡検出の有無に基づいて煮物料理と油物
料理との判別を行うとともに、煮物料理においては、こ
の平衡状態を検出したときの温度を平衡検出温度Thと
して決定し、この平衡検出温度Thに基づいてカット温
度Tcを決定する。
【0018】始めに、平衡検出制御について説明する。
本実施例の平衡検出制御では、検知温度Tが100℃に
達した時点から、平衡状態の検出のための温度センサ2
a、3aの検知温度Tを抽出(サンプリング)して温度
データとする平衡検出制御を開始し、検知温度Tの抽出
は、以後、検知温度Tが200℃未満の間で行われる。
この温度データの抽出は、図3に示すとおり、検知温度
Tが100℃に達した時点から15秒が経過する毎に次
々に行い、15秒毎に抽出された連続する9個の温度デ
ータについて、それを順に記憶する。次に、15秒毎に
抽出された9個の温度データに基づいた30秒間の温度
差ΔT(n−6)、ΔT(n−5)、ΔT(n−4)、
ΔT(n−3)、ΔT(n−2)、ΔT(n−1)、Δ
Tnを、第1の温度差として算出する。これら7個の温
度差は、図3に示すとおり、最新の温度データが抽出さ
れて、それをTnとしたとき、それまでに抽出された8
個の温度データを、古い順にT(n−8)、T(n−
7)、T(n−6)、T(n−5)、T(n−4)、T
(n−3)、T(n−2)、T(n−1)とすると、上
記の各温度差は、それぞれT(n−6)−T(n−
8)、T(n−5)−T(n−7)、T(n−4)−T
(n−6)、T(n−3)−T(n−5)、T(n−
2)−T(n−4)、T(n−1)−T(n−3)、T
n−T(n−2)で表される。これらの温度差は、上記
各式で表された各温度データがそれぞれ抽出される都度
算出して求められる。
【0019】平衡状態が検出されるか否かを判別するた
めの第1の条件は、検知温度Tが抽出されたとき、上記
のとおり算出される連続する7個の温度差ΔT(n−
6)、ΔT(n−5)、─、ΔTnについて、その値が
すべて±2℃以内であることである。すなわち、最新の
温度データが抽出されたとき、第1の温度差としての7
個の温度差が、連続して±2℃以内であると判別されて
いることである。
【0020】この第1の条件は、調理物の温度が平衡状
態になっていない場合でも満たされる場合があり、例え
ば、7回のそれぞれの判別において、制限限界の約+2
℃の温度変化であり、調理物の温度が上昇し続ける場合
でも、第1の条件を満たしてしまう場合がある。しか
し、調理物の温度が一定温度になった場合には、調理容
器の温度上昇が著しく小さくなることから、第1の条件
が満たされたときの連続した7個の温度差について、最
も新しい温度データTnと最も古い温度データT(n−
8)との差Tn−T(n−8)を第2の温度差として算
出し、この第2の温度差が、±4℃以内すなわち−4℃
≦Tn−T(n−8)≦+4℃の関係であることを第2
の条件として設定している。
【0021】第1の条件と第2の条件がともに満たされ
た場合に、平衡状態が検出されたと判別し、その時の最
新の温度データとして抽出された検知温度Tnが平衡状
態を検出したことを示す平衡検出温度Thとして決定さ
れる。以上の平衡状態の検出のための制御は、平衡状態
の検出後も、15秒間隔で最新の検知温度Tnが温度デ
ータとして抽出されたときに、最も古い温度データを削
除して得られる9個の温度データについて、何度も繰り
返し行われる。
【0022】本実施例では、後述する煮物カット動作に
おいて、決定された平衡検出温度Thに基づいてカット
温度Tcが決定されるが、火力の変更、調理物の増量等
に伴って平衡検出温度Thが変化したときに、そのまま
カット温度Tcが変更されると、調理状態に応じた適切
なカット温度Tcの設定ができなくなり、場合によって
はカット温度Tcとしての役目を果たさない虞がある。
このため、初めて平衡状態が検出されて平衡検出温度T
hが決定された後は、新たに検出された平衡検出温度T
hが、前回の平衡検出温度Thより低くなった場合に限
って新たな平衡検出温度Thとして変更する。この場合
には、こんろバーナ2の火力調節によって加熱力が弱め
られたために温度センサ2aによって検知される温度が
低くなった場合と考えられるためである。なお、平衡検
出制御は、検知温度Tが100℃未満に下がった場合に
は、それまでの平衡検出温度Thはクリアされ、100
℃に達したときに再度開始される。
【0023】次に以上の平衡検出制御の結果と、検知温
度Tが100℃に達した後の温度上昇結果に基づいて煮
物料理と油物料理とを自動判別して各カット動作を行う
自動判別機能の制御動作について、図4に基づいて説明
する。点消火ボタン5によってこんろバーナ2の点火操
作を行って加熱を開始したとき、温度センサ2aによっ
て検知される調理容器の検知温度Tが100℃以上にな
っているかそれとも100℃より低いかを判別し、10
0℃未満の場合には(ステップ1においてNO)、10
0℃に達するまで待機する。検知温度Tが100℃に達
した場合には(ステップ1においてYES)、煮物料理
であるのか油物料理であるのかを大まかに区別するため
の温度上昇の傾きを判別するための初期温度上昇時間t
1の計時を開始し、またこのとき、上述した平衡状態の
検出のために温度センサ2aの検知温度Tの抽出を開始
し(ステップ2)、この平衡検出制御は、200℃まで
行われる。
【0024】その後、検知温度Tが150℃に達したか
否かを判別し、150℃に達しない間(ステップ3にお
いてNO)で、ステップ2より計時されている初期温度
上昇時間t1が150秒を経過するまでの間は(ステッ
プ4においてNO)、ステップ3へ移行して繰り返し検
知温度Tが150℃に達したか否かを判別する。150
秒経過するまでの間に検知温度Tが150℃に達しない
場合には(ステップ4においてYES)、水を用いたた
めに温度上昇に時間が掛かる煮物料理である可能性が高
いため、一旦煮物料理として判別して、その後さらに平
衡状態が検出されるか否かを判別する(ステップ5)。
【0025】ここで、実際に煮物料理が行われている場
合には、検知温度Tがそれほど高くならない間に平衡状
態が検出されるのに対し、油物料理が行われていて調理
物等が多いために初期温度上昇時間t1が長くなったよ
うな場合には、平衡状態が検出されない。このため、平
衡状態が検出されない場合には(ステップ5においてN
O)、検知温度Tが220℃に達するまでの間は(ステ
ップ6においてNO)、ステップ5へ移行して、繰り返
し平衡検出の判別を行う。
【0026】220℃に達するまでに、平衡状態が検出
された場合には(ステップ5においてYES)、煮物料
理であると判定して、後述する煮物カット動作を行う
(ステップ10)。220℃に達するまでに、平衡状態
が検出されない場合には(ステップ6においてYE
S)、後述する油物カット動作を行う(ステップ3
0)。
【0027】一方、150秒経過するまでの間に検知温
度Tが150℃に達した場合には(ステップ3において
YES)、油物料理のために温度上昇の時間が短いと考
えられるため、一旦油物料理として判別するが、調理物
等が少ないために初期温度上昇時間t1が短くなった場
合の煮物料理の可能性もあるため、平衡状態の検出の有
無を判別する(ステップ7)。
【0028】ここで、実際に油物料理が行われている場
合には、平衡状態が検出されることなく、検知温度Tが
速やかに上昇する。このため、平衡状態が検出されない
場合には(ステップ7においてNO)、検知温度Tが2
20℃に達するまでの間は(ステップ8においてN
O)、ステップ7へ移行して、繰り返し平衡検出の判別
を行う。220℃に達するまでに、平衡状態が検出され
ない場合には(ステップ8においてYES)、後述する
油物カット動作を行う(ステップ30)。
【0029】220℃に達するまでに、平衡状態が検出
された場合には(ステップ7においてYES)、煮物料
理である場合と、油物料理において火力が弱められた結
果平衡状態になった状態である場合との2とおりの場合
が考えられるため、平衡状態が検出されたときの平衡検
出温度Thに基づく判定を行う。平衡検出温度Thが、
100℃以上で120℃以下の場合には(ステップ9に
おいて「100℃≦Th≦120℃」)、煮物料理であ
ると判定し、ステップ10へ移行して、煮物カット動作
を行う。
【0030】平衡検出温度Thが、120℃より高く1
40℃以下の場合には(ステップ9において「120℃
<Th≦140℃」)、煮物料理の場合あるいは油物料
理における弱火力による平衡状態の場合のいずれかとし
て判定し、煮物カット動作におけるカット温度Tcより
高い温度でも調理を継続させて、油物料理を円滑に行う
ことができるようにするために、カット温度Tcを20
0℃とした状態を強制的に30分間継続させることがで
きるようにした強制200℃カット動作へ移行する(ス
テップ50)。
【0031】ここで、調理が油物料理であれば、200
℃がカット温度Tcであるため、円滑な調理ができ、煮
物料理が行われたとしても、煮物料理では焦げ付きが始
まるまでにかなりの時間が掛かり、30分程度では焦げ
付かないため、どちらの調理であっても支障がない。ス
テップ50の強制200℃カット動作が終了すると、ス
テップ10の煮物カット動作へ移行する。従って、煮物
料理の水分が30分の間に減ってきても、焦げ付きが生
じ始めるときには、煮物カット動作によって確実に加熱
を停止できる。
【0032】なお、ステップ9において、平衡検出温度
Thが140℃を越える場合には(「Th>140
℃」)、ステップ8へ移行して、220℃になったとき
に、ステップ30の油物カット動作へ移行する。
【0033】次に、上記ステップ10における煮物カッ
ト動作について、図5に基づいて、説明する。上記の自
動判別制御において、煮物料理と判定されると、平衡検
出温度Thに応じてカット温度Tcが決定される。平衡
検出温度Thが140℃未満(100℃≦Th<140
℃)の場合には(ステップ11においてNO)、平衡検
出温度Thに20℃を加えた温度をカット温度Tc(=
Th+20)として決定する(ステップ12)。
【0034】平衡検出温度Thが140℃以上(140
≦Th)の場合には(ステップ11においてYES)、
平衡検出後の検知温度Tの上昇変化を検出して、その変
化が火力変更によるものか焦げ付きによるものかを判別
して、カット温度Tcを決定する。検知温度Tが平衡検
出温度Thに15℃を加えた温度になるまで待機し(ス
テップ13においてNO)、平衡検出温度Thに15℃
を加えた温度に達したときに(ステップ13においてY
ES)、その後、さらに平衡検出温度Thに20℃を加
えた温度に達するまでの上昇時間t2の計時を開始する
(ステップ14)。
【0035】その後、検知温度Tが平衡検出温度Thに
15℃を加えた温度に達してから50秒以内に平衡検出
温度Thに20℃を加えた温度に達するか否かを判別
し、50秒以内に平衡検出温度Thに20℃を加えた温
度に達しない(t2>50)場合には(ステップ15に
おいてNO、ステップ16においてYES)、焦げ付き
による上昇と判断し、このときの平衡検出温度Thに2
0℃を加えた温度をカット温度Tc(=Th+20℃)
とする(ステップ12)。50秒以内に平衡検出温度T
hに20℃を加えた温度に達した(t2≦50)場合に
は(ステップ15においてYES)、火力変更に伴う急
激な温度変化があった場合と判断して、焦げ付きの誤検
知による早切れ防止のために、平衡検出温度Thに30
℃を加えた高めの温度をカット温度Tc(=Th+30
℃)として決定する(ステップ17)。ステップ12あ
るいはステップ17においてそれぞれカット温度Tcが
決定されると、検知温度Tがカット温度Tcに達したか
否かが判別される。
【0036】検知温度Tがカット温度Tcに達すると
(ステップ18においてYES)、すぐに消火動作を開
始しないで、消火動作を行った方が好ましいか、それと
も消火動作の必要がないかを、後述する所定の消火条件
を満たすか否かによって判別する。消火条件が満たされ
ない場合には(ステップ19においてNO)、カット温
度Tcに達していても消火動作を行わず、ステップ1
8、19において繰り返し判別を行う。消火条件が満た
された場合には(ステップ19においてYES)、焦げ
付きエラー検知として、所定のシーケンスによって消火
動作を行って(ステップ20)、電磁安全弁12bを閉
じてこんろバーナ2への燃料ガスの供給を停止し、ブザ
ー、ランプ等で消火動作の報知を行う。
【0037】次に、上記ステップ30における油物カッ
ト動作について、図6に基づいて説明する。油物カット
動作では、鍋振り検知があったか否かと、220℃から
の温度上昇速度に基づいてカット温度Tcを決定する。
ここで、鍋振り検知の判別方法は、検知温度Tが220
℃以上になったときに0.5秒毎に抽出される連続した
4個の温度データの最高温度と最低温度との温度差ΔT
mを求めて、その温度差ΔTmが5℃以上であるか否か
を判別する。そして、検知温度Tが220℃から240
℃の間で、温度差ΔTmが5℃以上(ΔTm≧5℃)に
なったことが5回検知された場合を、鍋振りがあったと
判定する。そのために、上記ステップ6あるいはステッ
プ8からステップ30に移行したときに鍋振り検知のた
めに、0.5秒毎の温度データの抽出を開始し、このと
き、220℃から240℃に達するまでの上昇時間t3
の計時を開始する(ステップ31)。
【0038】上昇時間t3の計時開始後は、25秒経過
するまでに、鍋振り検知されたか否かの判別と、240
℃に達したか否かの判別を行い、その間に鍋振り検知さ
れた場合には(ステップ32においてYES)、カット
温度Tcを270℃に決定する(ステップ33)。鍋振
り検知されない場合でも(ステップ32においてN
O)、25秒経過するまでに検知温度Tが240℃に達
した場合には(ステップ34においてYES)、ステッ
プ36へ移行してカット温度Tcを240℃に決定す
る。
【0039】鍋振り検知がなく且つ240℃に達しない
場合には(ステップ34においてNO)、25秒経過す
るまでの間に(ステップ35においてNO)、上記判別
を繰り返し、鍋振り検知がなく且つ25秒経過してもそ
の間240℃に達しない場合には(ステップ35におい
てYES)、ステップ33へ移行してカット温度Tcを
270℃に決定する。
【0040】ステップ33、ステップ36においてそれ
ぞれカット温度Tcが決定されると、検知温度Tがカッ
ト温度Tcに達したか否かが判別される。検知温度Tが
カット温度Tcに達すると(ステップ37においてYE
S)、後述する消火条件を満たすか否かが判別され、消
火条件が満たされない場合には(ステップ38において
NO)、カット温度Tcに達していても消火動作を行わ
ず、ステップ37、38において繰り返し判別を行う。
消火条件が満たされた場合には(ステップ38において
YES)、油発火防止エラー検知として、所定のシーケ
ンスによって消火動作を行って(ステップ39)、電磁
安全弁12bを閉じてこんろバーナ2への燃料ガスの供
給を停止し、ブザー、ランプ等で消火動作の報知を行
う。
【0041】次に、強制200℃カット動作について説
明する。油物料理においても、弱火を使用する場合に
は、平衡検出されてしまう場合がある。こうしたとき、
カット温度Tcが煮物カット動作において焦げ付き防止
用の温度に決められてしまうと、火力を強めた場合に、
そのカット温度Tcによって早切れをしてしまう虞があ
り、調理中途で消火されてしまう。この強制200℃カ
ット動作は、上記のように、油物料理において平衡検出
が行われた場合にも、早切れすることなく円滑な調理が
できるようにするために設けられたものであり、このよ
うな場合に、カット温度Tcを200℃に設定して、そ
れを30分間継続できるようにしたものである。
【0042】以下、ステップ50における強制200℃
カット動作について、図7に基づいて説明する。ステッ
プ50へ移行したとき、強制200℃タイマの計時を開
始し(ステップ51)、30分を経過するまでの間は、
200℃をカット温度Tcとして検知温度Tをこのカッ
ト温度Tcと比較する。検知温度Tが200℃に達しな
い場合には(ステップ52においてNO)、30分が経
過するまでの間は(ステップ53においてNO)、繰り
返しカット温度Tcに達したか否かを判別する。カット
温度Tcとしての200℃に達することなく30分を経
過した場合には(ステップ53においてYES)、ステ
ップ50における強制200℃カット動作を終了して、
ステップ10へ移行して、煮物カット動作を行う。30
分を経過するまでの間に、検知温度Tが200℃に達し
た場合には(ステップ52においてYES)、消火条件
を満たすか否かを判別して、消火条件が満たされた場合
には(ステップ54においてYES)、油発火防止エラ
ー検知として、消火動作を行い(ステップ55)、こん
ろバーナ2の燃焼を停止する。
【0043】次に、上記のステップ19、ステップ38
およびステップ54における各消火条件の判別について
説明する。消火条件は、検知温度Tが上記のとおりそれ
ぞれ決定されたカット温度Tcに達している場合であっ
ても、調理者の介入が明らかに認められるような状況が
検知できる場合であれば、調理者によって何らかの適切
な処理が行われるため、必ずしも消火動作は必要ではな
く逆に円滑な調理を阻害する虞があるとの観点に基づい
て設定されたもので、温度センサ2aの検知温度Tがカ
ット温度Tc以上になった原因が、使用者による鍋振り
等の調理容器の操作によるものであるか、過熱に伴うも
のであるかを判別するものである。
【0044】消火条件の判別では、検知温度Tがカット
温度Tcに達したら、温度センサ2aの検知温度Tを
0.5秒毎に繰り返し抽出し、抽出して得られた温度デ
ータに基づいて2通りの判別を行う。0.5秒毎に抽出
される4個の温度データに関して、最高温度Tmaxと
最低温度Tminの温度差ΔTmが所定温度差Tx(5
℃)未満であるということは、調理容器がこんろバーナ
2の温度センサ2aに対して継続して接触していたこと
を示すもので、例えば、使用者が介入して調理容器を振
った場合には、温度センサ2aが調理容器から離れてし
まい、こんろバーナ2の火力によって温度センサ2aが
直接加熱されてしまうため、図8に示すとおり、その検
知温度Tが瞬間的に著しく高くなる。このため、最高温
度Tmaxと最低温度Tminとの温度差ΔTmは所定
温度差Tx(5℃)をはるかに越えてしまう。
【0045】第1の判別では、抽出して得られた連続す
る4個の温度データに関して、その4個の温度データの
うちの最高温度Tmaxと最低温度Tminとの温度差
ΔTmを算出し、温度差ΔTmが所定温度差Tx(5
℃)未満か否かを判別し、以後、0.5秒後に新しい温
度データが抽出されるときに、最も古い温度データを削
除して得られる4個の温度データについても上記判別が
0.5秒毎に繰り返し行われる。そして、煮物カット動
作においては18秒間に抽出される温度データに基づい
て得られるすべての温度差ΔTmについて、油物カット
動作および強制200℃カット動作においては3.5秒
間に抽出される温度データに基づいて得られるすべての
温度差ΔTmについて、連続してすべて所定温度差Tx
(5℃)未満である場合に、第1の消火条件が満たされ
たと判別する。
【0046】また、カット温度Tcに達していて、上記
判別において調理者の介入が認められない場合には、調
理物が焦げ付きあるいは調理油の過熱が始まっているた
めに、カット温度Tcに達したと考えられ、その場合に
は、図9に示すとおり、温度上昇は徐々に進行する。こ
のため、最後の温度データは、必ず最初の温度データよ
りも高くなる。従って、第2の判別では、第1の消火条
件が満たされた場合に、そのときの18秒間(又は3.
5秒間)における最後の温度データと最初の温度データ
との温度差ΔTpを求め、温度差ΔTp≧0であるか否
かを判別し、温度差ΔTp≧0であることを第2の消火
条件として設定している。なお、油物カット動作におけ
る第2の消火条件の継続時間を3.5秒(8回)として
短くした理由は、この場合油を使用していることが多い
ため、高温のカット温度Tc以上の状態を長く継続させ
ると、発火の虞があるからである。なお、カット温度T
cに基づいた消火条件の判別とは別に、検知温度Tが2
90℃に達した場合には、エラー検知として直ちに消火
動作を行う。
【0047】次に以上の制御動作を本実施例における作
動を図10を参考にして説明する。点消火ボタン5で点
火操作を行い、調理容器の加熱を始めると、温度センサ
2aに検知温度Tが次第に上昇する。煮物料理が行われ
た場合には、実線Aに示すとおり100℃から150℃
までの初期温度上昇時間t1が長くなり、その後、平衡
状態が検出される。実線Bのように平衡検出温度Thが
140℃未満(100℃≦Th<140℃)である場合
には、カット温度Tcは平衡検出温度Thに20℃を加
算した温度に設定され、実線Cのように平衡検出温度T
hが140℃以上(Th≧140℃)の場合には、平衡
検出温度Thに15℃を加算した温度に達してから平衡
検出温度Thに20℃を加算した温度に達するまでの上
昇時間t2に応じてカット温度Tcが決定され、温度上
昇が焦げ付きによるものである場合には、低いカット温
度Tcに決定でき、火力の変更によるものである場合に
は、高いカット温度Tcを決定できる。従って、焦げ付
きを防止でき、また、火力変更の場合には、調理を円滑
に継続することができる。
【0048】一方、油物料理が行われた場合には、実線
Dに示すとおり、初期温度上昇時間t1が短くなり、そ
の後、平衡検出されなければ、油物カット動作において
220℃から240℃に達するまでの上昇時間t3に応
じてカット温度Tcが決定される。初期温度上昇時間t
1が短く、その後、120<Th≦140℃で平衡検出
された場合には、弱火力の油物料理と煮物料理のどちら
にも対応できるようにするため、点線Eに示すように、
強制200℃カット動作の制御動作に移行する。この結
果、カット温度Tcが200℃に決定され、それが30
分間継続し、その後は、ステップ10の煮物カット動作
へ移行する。従って、平衡状態が検出されていても、焦
げ付きのための低い温度で消火動作が行われることな
く、加熱を継続することができる。
【0049】以上のとおり、本実施例では、消火動作を
行うためのカット温度Tcを平衡検出温度Thに基づい
て決定して焦げ付きを防止する煮物カット動作と、カッ
ト温度Tcを高温に設定する油物カット動作とを、初期
の温度上昇速度と平衡検出されるか否かとの両方に基づ
いて自動判別することができるため、使用者の負担が軽
減されるとともに、誤った設定により不本意な加熱停止
を招いたり焦げ付きを生じることがない使い勝手のよい
ガステーブルとすることができる。また、煮物カット動
作においては、平衡検出温度Thに達した後の温度上昇
に応じてカット温度Tcを決定するため、平衡検出後に
強火への火力変更により検知温度が高くなった場合に、
焦げ付きを誤検知して早切れをすることがなく使い勝手
がよい。さらに、油物カット動作においては、火力調節
による弱火のために、平衡状態が検出された場合であっ
ても、強制200℃カット動作を設けているため、調理
中に焦げ付き防止のためのカット温度Tcによって早切
れすることがなく、使い勝手がよい。
【0050】上記実施例では、220℃から240℃の
間の上昇時間t3に応じてカット温度Tcを240℃あ
るいは270℃としたが、上昇時間t3の測定を行わ
ず、カット温度Tcを一律に所定の温度、例えば、25
0℃としてもよい。また、上記実施例では、焦げ付き防
止や油発火防止のための基準温度に達したときに消火動
作を行ったが、バーナを小火にしてもよい、また、その
場合、小火にした後、例えば所定時間経過後に消火動作
を行うものとすればさらによい。なお、平衡検出の方法
としては、他に、例えば温度上昇傾斜が単に所定値以下
になった場合を平衡検知としたり、温度上昇傾斜の変化
率に基づいて平衡検知を行うようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すガステーブルの外観の斜
視図である。
【図2】本発明の実施例のガステーブルの構成を示す概
略図である。
【図3】本発明の実施例の平衡検出制御における温度デ
ータの抽出および温度差の算出を説明するためのタイム
チャートである。
【図4】本発明の実施例における煮物カット動作と油物
カット動作とを自動判別するための自動判別機能の制御
動作を説明するための流れ図である。
【図5】本発明の実施例における煮物カット動作を示す
流れ図である。
【図6】本発明の実施例における油物カット動作を示す
流れ図である。
【図7】本発明の実施例における強制200℃カット動
作を示す流れ図である。
【図8】本発明の実施例における消火条件の第1の判別
動作を説明するための鍋振り時の検知温度の変化の一例
を示すタイムチャートである。
【図9】本発明の実施例における消火条件の第2の判別
動作を説明するための焦げ付き、過熱時の検知温度の変
化の一例を示すタイムチャートである。
【図10】本発明の実施例のガステーブルのカット温度
の決定動作を説明するためのタイムチャートである。
【符号の説明】
2 こんろバーナ(加熱手段) 2a 温度センサ 30 制御回路(こんろの制御装置、計時手段、平衡検
出手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱手段によって加熱される調理容器に
    接触する温度センサを備え、該温度センサの検知温度に
    基づいて前記加熱手段の加熱力の抑制をするこんろの制
    御装置において、 前記検知温度の所定温度間の上昇時間を計時する計時手
    段と、前記調理容器内の調理物の温度が平衡状態である
    ことを前記温度センサの検知温度に基づいて検出する平
    衡検出手段とを有し、前記加熱手段の加熱力を抑制する
    ための基準温度を前記平衡検出手段によって平衡状態が
    検出されたときの平衡検出温度に基づいて決定する第1
    の制御動作と、前記基準温度を前記第1の所定温度によ
    る基準温度より高温の所定温度に決定する第2の制御動
    作とを、前記計時手段の計時時間と前記平衡検出手段に
    よる平衡検出の有無とによって選択することを特徴とす
    るこんろの制御装置。
JP4053945A 1992-03-12 1992-03-12 こんろの制御装置 Expired - Fee Related JPH0826989B2 (ja)

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JPH0826989B2 JPH0826989B2 (ja) 1996-03-21

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009287846A (ja) * 2008-05-29 2009-12-10 Harman Pro:Kk 加熱調理器
JP2017020760A (ja) * 2015-07-15 2017-01-26 株式会社パロマ ガスコンロ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0462315A (ja) * 1990-06-29 1992-02-27 Rinnai Corp こんろの制御装置

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