JP2002120262A - 射出成形型 - Google Patents

射出成形型

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JP2002120262A
JP2002120262A JP2000315163A JP2000315163A JP2002120262A JP 2002120262 A JP2002120262 A JP 2002120262A JP 2000315163 A JP2000315163 A JP 2000315163A JP 2000315163 A JP2000315163 A JP 2000315163A JP 2002120262 A JP2002120262 A JP 2002120262A
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product
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ejector plate
rod
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JP2000315163A
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English (en)
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Takeshi Miyajima
剛 宮島
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/40Removing or ejecting moulded articles
    • B29C45/44Removing or ejecting moulded articles for undercut articles
    • B29C45/4471Removing or ejecting moulded articles for undercut articles using flexible or pivotable undercut forming elements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンダーカット部部を有する樹脂製品を射出
成形するにあたり、型のサイズを大きくすることなく、
かつ製品デザイン上の制約等を最小限にすることが可能
な射出成形型を提供する。 【解決手段】 フィルム6とフィルムをセットする型2
のそれぞれのランナ形成部位に互いに沿う凹部形状8、
9を設ける。型1と型2が開いている状態ではランナ5
においてはビード形状8と型2と被覆フィルム6と間に
空間Kが存在するが型1と型2を閉じると被覆フィルム
6はランナ5の上下の型分割面によって挟まれて潰され
るため、被覆フィルム6は伸ばされて空間Kが小さくな
る。溶融樹脂Mが被覆フィルム6と型2の間に流れ込む
ことがなくなり、予定した面に被覆フィルムが一体成形
ができる。製品押出しロッド8に設けられた押出しロッ
ドの移動速度変更手段により、一方の押出しロッドとア
ンダーカット部を形成する入れ子との結合部を支点とし
て、他方の押出しロッドと入れ子の結合部を作用点とし
て入れ子が回動し樹脂製品のアンダーカット部を処理す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】アンダーカット部を有する成形品
を成形する射出成形型に関する。
【0002】
【従来の技術】アンダーカット部を有する樹脂製品を射
出成形により形成した場合、成形終了後の型開きの際に
型と製品のアンダーカット部が干渉して製品が傷つかな
いように製品を取り出すことが必要とされる。この目的
達成のための手段として従来傾斜入れ子タイプと無理抜
きタイプが採用されてきた。
【0003】図9を用いて傾斜入れ子タイプによるアン
ダーカット部の処理について説明する。図9はキャビテ
ィ型22、コア型23、入れ子24を用いてアンダーカ
ット部を有する製品21を射出成形する型を示す。型構
造としてはエジェクタープレート25上に固定されたガ
イドユニット27上を自由にスライドしうる傾斜ロッド
26により入れ子24が保持されている。アンダーカッ
ト部はエジェクタープレート25が移動することにより
入れ子24は製品21に対し相対的に型開きと垂直方向
にスライドすることにより処理される。
【0004】図10によって無理抜きタイプによるアン
ダーカット部の処理について説明する。図10はキャビ
ティ型22、コア型23、可動コア28、スライドブロ
ック29及びを用いてアンダーカット部有する製品21
を射出成形する型を示す。型構造としてはスライドブロ
ック29と可動コア28は図10中のy方向にスライド
が可能である。スライドブロックはシリンダによりy方
向に移動する際、所定量L移動するとブロック31の作
用により可動コアとシリンダは同期移動する。アンダー
カット部は型開き後、スライドブロックの移動により製
品21のアンダーカット部を形成している面を解放し、
その後可動コアが移動することにより製品21は強制的
に変形されることにより処理される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した傾斜入れ子タ
イプではエジェクタープレートとロッドとの傾斜角によ
って入れ子のスライド量が決まる、という構造になって
いる。よってアンダーカット量が大きい場合にあっては
ロッドの傾斜角が大きくなる。ロッドの傾斜角度が大き
い場合にはロッドの摺動が円滑とならないために場合に
よってはロッドの破損を招くこともある。特に型の軽量
化等を図るため型の型開き方向の全長を小さくすると、
エジェクタープレートのストロークが小さくなるため、
ロッドの傾斜角度が大きくなりロッド破損の可能性が高
くなる。また、アンダーカット部を形成する入れ子のガ
イドユニットも型開き方向から投影してみたとき入れ子
直下から外れる位置に設定しなければならなくなり、そ
の分エジェクタープレートが大きくなる。この場合、型
重量が大きくなるといった問題や他のユニットとの関連
でエジェクタープレート上のレイアウトが複雑になり、
他のユニットとの干渉する場合が想定される。一方、入
れ子が製品に対し、製品裏面側を相対的にスライドし、
このタイプのアンダーカット処理を成立させるためには
入れ子のスライド方向の製品裏面部にはリブ等の干渉す
るものがあってはならないという条件がある。図11を
用いて具体的に説明する。入れ子は2点破線から実線の
位置にスライドすることになるが、外表面側にデザイン
により設けられているビード31が通っていたり、製品
裏面に製品の性能上必要とされるリブ32が存在すると
入れ子と干渉することになるので、前者の場合は製品デ
ザイン上の制約を強いることとなり、後者の場合は製品
性能を満足できない場合が想定される。
【0006】また、無理抜きタイプでは製品を強制的に
変形させてアンダーカットを処理するため、永久変形が
残らないようにするために変形量を弾性域内に納めるこ
とが必要であるのでアンダーカット量が大きい製品を成
形することは困難である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した従来の
課題を有効に解決するために開発されたもので請求項1
記載の発明はコア型とキャビティ型を備えると共に、前
記コア型に対して相対的に接近離反する方向へ移動自在
に設けたエジェクタープレートを有し、製品を型から取
り出すために成形後、前記コア型とキャビティ型が開
き、次いで前記エジェクタープレートが前記コア型に接
近する方向に移動して製品を押出すアンダーカット部を
有する樹脂製品の射出成形型において、前記コア型側に
載置され、前記アンダーカット部を形成した入れ子と、
一端が前記エジェクタープレートに、他端が前記入れ子
の裏面に結合されかつ前記入れ子の結合部が回動自在で
ある複数の押出しロッドと、前記押出しロッドのうち少
なくとも1本に設けられ、エジェクタープレートのコア
型に対して接近離反移動する速度を変更する移動速度変
更手段とを有し、製品押出し時に前記押出しロッドに設
けられた前記移動速度変更手段により、少なくとも一つ
の前記押出しロッドと前記入れ子の結合部を支点とし
て、他の押出しロッドと前記入れ子の結合部を作用点と
して前記入れ子が回動し前記樹脂製品のアンダーカット
部を処理することを特徴とする射出成形型である。請求
項1の発明にれば型サイズをコンパクトに、またロッド
破損等の故障を回避することができるという効果を奏す
る。一方、製品デザイン上の制約を軽減したり、製品性
能の確保に寄与するという効果も奏する。
【0008】請求項2記載の発明は前記移動速度変更手
段として少なくとも1本の前記押出しロッドに設けられ
た突起部と、前記コア型の裏面側に設けられ、前記エジ
ェクタープレートがコア型に対して接近移動した際に前
記突起部と当接するストッパとを備えていることを特徴
とする請求項1記載の射出成形型である。請求項2の発
明によれば製品押出し時に移動速度変更手段を設けられ
た製品押出しロッドが前記手段が設けられていない製品
押出しロッドに対し相対的に停止することにより前記入
れ子が回転し請求項1と同様な効果を奏することができ
る。
【0009】請求項3記載の発明は前記移動速度変更手
段として少なくとも1本の前記押出しロッドに係合する
カムと、型の裏面に設けられ、前記エジェクタープレー
トが前記コア型に対して接近移動した際に前記カムと当
接する突き当てピンとを備えていることを特徴とする請
求項1記載の射出成形型である。請求項3の発明によれ
ば製品押出し時に移動速度変更手段を設けられた製品押
出しロッドが前記手段が設けられていない製品押出しロ
ッドに対し相対的に製品押出しストロークが長くなるこ
とにより前記入れ子が回転し請求項1と同様な効果を奏
することができる。
【0010】請求項4記載の発明は前記移動速度変更手
段が弾性体を有し、アンダーカット部の処理後であっ
て、前記エジェクタープレートが前記コア型に対して離
反する際に製品押出し時に速度が変更した押出しロッド
が前記弾性体の弾性力により型閉じ時に元の状態に復帰
することを特徴とする請求項1〜3記載の射出成形型で
ある。請求項4の発明によれば弾性体により成形終了
後、型閉じ時に元の状態に復帰、すなわち成形前と同じ
状態に戻り連続して樹脂製品を成形できるという効果を
奏することができる。
【0011】
【実施例】図1から図3に本発明の第1の実施例を示
す。
【0012】図1は型開き方向にアンダーカット部を有
する樹脂製品を成形する金型の一部であって型閉じ状態
を示す。本金型は樹脂製品1の表面側を形成するキャビ
ティ型2、製品1の裏面側を形成するコア型3、製品の
アンダーカット部1aを形成し、コア型側3に設けられ
た入れ子4から構成されている。入れ子4は製品を押出
すためのエジェクタープレート5と複数のロッド6、8
にピン7aを介して結合されている。
【0013】ロッド6の一端は入れ子4とピン7aによ
って結合され、他端はエジェクタープレート5固定され
る。ロッド8の一端は入れ子4とピン7bによって結合
される。
【0014】入れ子4とロッド6との結合部(図1中I
−I断面)を図4に示す。ロッド6の入れ子側端部は2
つの平面部P1を有している。入れ子4のロッド側には
スリット4bが設けられおり、ロッド6の平面部P1を
有する端部が挿入される。入れ子4に設けられた穴4c
とロッド6の平面部P1に設けられた穴6aは連通し、
ピン7aの挿入により結合されている。同様にロッド8
の場合はロッド8の平面部P1に設けられた穴4cは円
であるのに対して入れ子に設けられた溝4dが長穴であ
る点において異なる。よってロッド6の移動速度がロッ
ド8の移動速度よりも相対的に速くなるとピン7bは溝
内をスライドすることとなり入れ子4を回動することが
できる。
【0015】ロッド8にはエジェクタープレート5のコ
ア型3に対する接近移動速度時にエジェクタープレート
5と異なる速度になる移動速度変更手段が設けられてお
り、その手段はその外周を覆う形で突起するつば部10
を有し、つば部3はコア型3の裏面に固定されたストッ
パ11と製品押出し時に当接する。ロッド8の他端はエ
ジェクタープレート5に型閉じ状態では弾性体であるス
プリング9は一定の張力をロッド8に与えた状態で接し
ており、かつエジェクタープレート5にブロック12に
より固定されている。
【0016】動作を図2、3によって説明する。成形終
了後、型が開き、すなわちキャビティ型2が製品1から
離れた後、エジェクタープレート5によって製品1を押
出す。図2はこの状態を示す。エジェクタープレート5
がコア型3に対して相対的に接近する方向(図2に示す
A方向)に向かって移動するとロッド8に設けられたつ
ば部10がストッパ11に当接する。図3に示すように
エジェクタープレート5が更に移動するとロッド8によ
り弾性体9は圧縮されるためロッド8は製品1を押出す
ことはないが、ロッド6はロッド8が移動を終えた後も
エジェクタープレート5の移動と共に製品1を押出す。
この時入れ子4は結合部であるピン7bを支点、7aを
作用点として図3に示すB方向に回転する。この動作に
より製品1のアンダーカット部1aの処理が可能とな
る。具体的には図3に示すように入れ子4の回転後の最
大アンダーカット量である4a部における移動量βが入
れ子4のアンダーカット量αよりも大きい場合には製品
1は傷つくことなく型から取り出すことができる。
【0017】製品を取り出した後はエジェクタープレー
ト5がコア型3から離反する方向に移動することにな
る。ロッド6は同期して移動するのに対し、移動の初期
にはロッド8は弾性体9の作用によりエジェクタープレ
ート5の動きに追従しないので入れ子4はBと逆方向に
回転し図2に示す状態と同様の状態となる。その後、エ
ジェクタープレート5が更に移動していくと入れ子4は
コア型3に納まり、元の状態に復帰することとなり、キ
ャビティ型2が閉じると次の成形サイクルに移り、連続
して成形することができる。
【0018】図5に第2の実施例を示す。実施例1がエ
ジェクタープレート5の移動中にロッド8の移動を相対
的に停止し、入れ子4を回転させるのに対し、実施例2
ではロッド8がロッド6に対しロッドのストローク量が
長くなることによって入れ子4を回転させ、アンダーカ
ット部の処理を行うものである。
【0019】以下に第2の実施例について上述した第1
の実施例との差異を主に説明する。なお、構成と同一機
能を有する部分については同一の符号を付することとし
て重複した説明は省略する。実施例2の構造は実施例1
とは2本のロッド6、8を有し、それぞれのロッドが入
れ子4とピン7a、7bを介して連結されている点にお
いては共通するがロッド8の他端がカムユニット13と
当接している点で異なる。カムユニットはエジェクター
プレート5の製品1と反対側に取り付けられている。カ
ムユニットはカム14とピン15を有し、カム14はピ
ン15を中心に回転する。
【0020】図6にカムの拡大図、図7にカムを図6の
C方向からみた矢視図を示す。カム14の先端部側は先
端側に開いた係合溝14aを形成することによって二股
状に形成してあり、円弧状に形成してある。そして上記
カム14の係合溝14a内にはロッド8の両側に切り込
み状の凹部8pを形成することによって平板状に形成さ
れた平板状部分8qが係合している。すなわち、カム1
4の先端部14aはロッド8の両側に形成した凹部8p
に係合してあって、カム14がピン15を中心として上
下に揺動することによりロッド8を上下動するように構
成している。
【0021】型開き後に製品1を押出すためにエジェク
タープレート5が移動しているときは弾性体であるスプ
リング9の作用によってロッド8 、カム14等は図6
に示す状態となる。所定量移動後コア型3の裏面に設け
られた突き当てピン16の端部がカム14の当接面に当
接し、カム14がピン15を中心として揺動することに
よりロッド8が製品を押出す速度がエジェクタープレー
ト5の移動速度に対して速くなる。このことはロッド6
に対しロッド8の製品押出しストロークは長くなること
を意味し、この作用により入れ子4はピン8を中心に図
5のc方向に回転しアンダーカット部を処理することに
なる。
【0022】製品を取り出した後はエジェクタープレー
ト5が移動すると実施例1と同様にロッド6は同期して
移動するのに対し、突き当てピン16からカムが離れる
のでカム14はスプリング9の作用により強制的に揺動
することになり図6の状態となるので入れ子4は図5の
c方向と逆方向に回転し図6に示す状態と同様の状態と
なる。その後の動作は実施例1と同様である。
【0023】
【発明の効果】請求項1の発明によれば従来の傾斜入れ
子タイプと異なりエジェクタープレート上の直下にアン
ダーカット部を有する入れ子を設定できるため、設計レ
イアウトが容易となり、また、アンダーカット量が大き
い場合でもエジェクターストロークを大きくしないので
型サイズがコンパクトにでき、入れ子も押出しロッドの
傾斜させないのでロッドの摺動が円滑であり、ロッドの
破損を回避できる。
【0024】更に、前述したように入れ子は従来の傾斜
入れ子タイプでは実線の位置から2点破線の位置にスラ
イドすることになるが外表面側にビードが通っていた
り、製品裏面に製品の性能上リブが存在すると入れ子と
干渉してしまうことが考えられるが本願発明の場合にあ
っては図6に示すように入れ子軌跡がビードやリブを回
避することが可能であるため前者の場合は製品デザイン
上の制約を小さくすることができ、後者の場合は製品性
能を確保することができる。
【0025】また、無理抜きタイプでは製品を強制的に
変形させてアンダーカットを処理するため、永久変形が
残らないようにするために形量を弾性域内に納めること
が必要であったのに対し、製品を変形させることなく型
から取り出すことができるという効果がある。
【0026】請求項2の発明によれば製品押出し時に移
動速度変更手段を設けられた製品押出しロッドが前記手
段が設けられていない製品押出しロッドに対し相対的に
停止することにより前記入れ子が回転し請求項1と同様
な効果を奏することができる。
【0027】請求項3の発明によれば製品押出し時に移
動速度変更手段を設けられた製品押出しロッドが前記手
段が設けられていない製品押出しロッドに対し相対的に
製品押出しストロークが長くなることにより前記入れ子
が回転し請求項1と同様な効果を奏することができる。
【0028】請求項4の発明によれば弾性体により成形
終了後、型閉じ時に元の状態に復帰、すなわち成形前と
同じ状態に戻り連続して樹脂製品を成形できるという効
果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第一の実施例であって型が閉じた状
態を示す図
【図2】本願発明の第一の実施例であってエジェクター
プレートが移動し製品を押出す状態を示す図
【図3】本願発明の第一の実施例であってアンダーカッ
ト部を有する入れ子が回転した状態を示す図
【図4】入れ子と製品押出しロッドとの結合部を拡大し
て示した図(図1中I−I断面)
【図5】本願発明の第二の実施例を示す図
【図6】カムユニットを拡大して示した図
【図7】カムユニットを図6のc方向から矢視した図
【図8】本願発明における入れ子の回転軌跡を示す図
【図9】傾斜入れ子タイプの型構造を示す図
【図10】無理抜きタイプの型構造を示す図
【図11】傾斜入れ子タイプにおける入れ子の回転軌跡
を示す図
【符号の説明】
1…樹脂製品、2…キャビティ型、3…コア型、4…入
れ子、5…エジェクタープレート、6、8…製品押出し
ロッド、9…弾性体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コア型とキャビティ型を備えると共に、 前記コア型に対して相対的に接近離反する方向へ移動自
    在に設けたエジェクタープレートを有し、 製品を型から取り出すために成形後、前記コア型とキャ
    ビティ型が開き、次いで前記エジェクタープレートが前
    記コア型に接近する方向に移動して製品を押出すアンダ
    ーカット部を有する樹脂製品の射出成形型において、 前記コア型側に載置され、前記アンダーカット部を形成
    した入れ子と、 一端が前記エジェクタープレートに、他端が前記入れ子
    の裏面に結合され、かつ前記入れ子の結合部が回動自在
    である複数の押出しロッドと、 前記押出しロッドのうち少なくとも1本に設けられ、エ
    ジェクタープレートのコア型に対して接近離反移動する
    速度を変更する移動速度変更手段とを有し、 製品押出し時に前記押出しロッドに設けられた前記移動
    速度変更手段により、少なくとも一つの前記押出しロッ
    ドと前記入れ子の結合部を支点として、他の押出しロッ
    ドと前記入れ子の結合部を作用点として前記入れ子が回
    動し前記樹脂製品のアンダーカット部を処理することを
    特徴とする射出成形型
  2. 【請求項2】 前記移動速度変更手段として少なくとも
    1本の前記押出しロッドに設けられた突起部と、 前記コア型の裏面側に設けられ、前記エジェクタープレ
    ートがコア型に対して接近移動した際に前記突起部と当
    接するストッパとを備えていることを特徴とする請求項
    1記載の射出成形型
  3. 【請求項3】 前記移動速度変更手段として少なくとも
    1本の前記押出しロッドに係合するカムと、 型の裏面に設けられ、前記エジェクタープレートが前記
    コア型に対して接近移動した際に前記カムと当接する突
    き当てピンとを備えていることを特徴とする請求項1記
    載の射出成形型
  4. 【請求項4】 前記移動速度変更手段が弾性体を有し、 アンダーカット部の処理後であって、前記エジェクター
    プレートが前記コア型に対して離反する際に製品押出し
    時に速度が変更した押出しロッドが前記弾性体の弾性力
    により型閉じ時に元の状態に復帰することを特徴とする
    請求項1〜3記載の射出成形型
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