JPH07164490A - 射出成形金型 - Google Patents
射出成形金型Info
- Publication number
- JPH07164490A JPH07164490A JP5317071A JP31707193A JPH07164490A JP H07164490 A JPH07164490 A JP H07164490A JP 5317071 A JP5317071 A JP 5317071A JP 31707193 A JP31707193 A JP 31707193A JP H07164490 A JPH07164490 A JP H07164490A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- ejector
- mold
- fixed
- injection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/40—Removing or ejecting moulded articles
- B29C45/44—Removing or ejecting moulded articles for undercut articles
- B29C45/4435—Removing or ejecting moulded articles for undercut articles using inclined, tiltable or flexible undercut forming elements driven by the ejector means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】成形品の傾斜ピンからの離型不良をなくす。
【構成】型開き後に成形品８をコア３から離型させるた
めの傾斜ピン１と、成形品８を傾斜ピン１から離型させ
るためのエジェクタ９と、それをエジェクタプレートに
固定するためのエジェクタ固定ピン１０とから構成され
る。
めの傾斜ピン１と、成形品８を傾斜ピン１から離型させ
るためのエジェクタ９と、それをエジェクタプレートに
固定するためのエジェクタ固定ピン１０とから構成され
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、成形品を金型から離す
ための傾斜ピンを有する射出成形金型に関する。
ための傾斜ピンを有する射出成形金型に関する。
【０００２】
【従来の技術】図２は、従来の傾斜ピンを有する射出成
形金型の断面図である。
形金型の断面図である。
【０００３】図２（ａ）は成形品の離型前を図２（ｂ）
は離型後を示す。図において、射出成形機の固定側取付
板５にキャビ２を固定し、可動側取付板６にコア３を固
定する。キャビ２とコア３とを閉じてこれらの間に成形
品８を射出成形する。射出成形後、可動側取付板６を後
退させてコア３をキャビ２から離して型開きを行う。
は離型後を示す。図において、射出成形機の固定側取付
板５にキャビ２を固定し、可動側取付板６にコア３を固
定する。キャビ２とコア３とを閉じてこれらの間に成形
品８を射出成形する。射出成形後、可動側取付板６を後
退させてコア３をキャビ２から離して型開きを行う。
【０００４】型開き後、エジェクタプレート４を可動側
取付板６よりコア３側へ突出させる。この時に、傾斜ピ
ン１は後端がエジェクタプレート４に押されコア３に設
けた斜めの傾斜面に沿ってスライドし、先端がコア３か
ら突出していくと同時に図の左側へ移動する。傾斜ピン
１の動作により成形品８は離型される（実開昭６２−１
２８８２０号公報参照）。
取付板６よりコア３側へ突出させる。この時に、傾斜ピ
ン１は後端がエジェクタプレート４に押されコア３に設
けた斜めの傾斜面に沿ってスライドし、先端がコア３か
ら突出していくと同時に図の左側へ移動する。傾斜ピン
１の動作により成形品８は離型される（実開昭６２−１
２８８２０号公報参照）。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の射出成
形金型は、離型抵抗が大きい成形品８では、成形品８が
傾斜ピン１と一体となってスライドしてしまい傾斜ピン
との離型不良を起こすと言う欠点があった。
形金型は、離型抵抗が大きい成形品８では、成形品８が
傾斜ピン１と一体となってスライドしてしまい傾斜ピン
との離型不良を起こすと言う欠点があった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、射出成形機の
固定側取付板に固定されるキャビと、前記射出成形機の
可動側取付板に固定され前記キャビと合わせられて間に
成形品を射出成形するコアと、通常は前記可動側取付板
に固定されているエジェクタプレートと、後端が前記エ
ジェクタプレートに設けられた案内路に案内され通常は
先端が前記コアの表面と共に前記成形品を射出成形する
ための内壁をなし前記コアが前記キャビから離れて型開
きした後に前記エジェクタプレートが前記可動側取付板
から前記コアの側へ突出すると、前記コアに設けられた
斜面に案内されて先端がコアより突出して前記成形品を
前記コアより離型させると共に前記コアの型開きする方
向と直角の方向に移動する傾斜ピンとを備えた射出成形
金型において、前記エジェクタプレートに固定され前記
コアの型開きする方向と直角な向きの先端が前記傾斜ピ
ンと共に前記成形品を射出成形するための内壁をなし前
記エジェクタプレートが前記可動側取付板から前記コア
の側へ突出すると先端が前記傾斜ピンから突出しようと
する方向に相対的に移動し前記成形品を前記傾斜ピンか
ら離型させるエジェクタを備えている。
固定側取付板に固定されるキャビと、前記射出成形機の
可動側取付板に固定され前記キャビと合わせられて間に
成形品を射出成形するコアと、通常は前記可動側取付板
に固定されているエジェクタプレートと、後端が前記エ
ジェクタプレートに設けられた案内路に案内され通常は
先端が前記コアの表面と共に前記成形品を射出成形する
ための内壁をなし前記コアが前記キャビから離れて型開
きした後に前記エジェクタプレートが前記可動側取付板
から前記コアの側へ突出すると、前記コアに設けられた
斜面に案内されて先端がコアより突出して前記成形品を
前記コアより離型させると共に前記コアの型開きする方
向と直角の方向に移動する傾斜ピンとを備えた射出成形
金型において、前記エジェクタプレートに固定され前記
コアの型開きする方向と直角な向きの先端が前記傾斜ピ
ンと共に前記成形品を射出成形するための内壁をなし前
記エジェクタプレートが前記可動側取付板から前記コア
の側へ突出すると先端が前記傾斜ピンから突出しようと
する方向に相対的に移動し前記成形品を前記傾斜ピンか
ら離型させるエジェクタを備えている。
【０００７】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【０００８】図１は、本発明の一実施例を示す断面図で
あり、図１（ａ）は離型前、図１（ｂ）は離型後を示す
図である。
あり、図１（ａ）は離型前、図１（ｂ）は離型後を示す
図である。
【０００９】本実施例ではエジェクタプレート４に固定
されたエジェクタ固定ピン１０がコア３に設けられたコ
ア３の移動方向の穴を摺動自在に挿通し、エジェクタ固
定ビン１０の先端部に固定されたエジェクタ９が傾斜ピ
ン１に設けられたコア３の移動方向に直角な方向の穴に
摺動自在に挿通し、先端が成形品８に当接するように位
置している。
されたエジェクタ固定ピン１０がコア３に設けられたコ
ア３の移動方向の穴を摺動自在に挿通し、エジェクタ固
定ビン１０の先端部に固定されたエジェクタ９が傾斜ピ
ン１に設けられたコア３の移動方向に直角な方向の穴に
摺動自在に挿通し、先端が成形品８に当接するように位
置している。
【００１０】型開き後、エジェクタプレート４を突出さ
せることにより、傾斜ピン１は傾斜に沿ってスライドす
るが、エジェクタ９はエジェクタ固定ピン１０によって
固定され、スライドせずに、傾斜ピン１に対し相対的に
移動し、傾斜ピン１と一体となって移動しようとする成
形品８をエジェクタ９の先端が図の右方向へ押し成形品
８を突出し、傾斜ピン１からの離型を行う。
せることにより、傾斜ピン１は傾斜に沿ってスライドす
るが、エジェクタ９はエジェクタ固定ピン１０によって
固定され、スライドせずに、傾斜ピン１に対し相対的に
移動し、傾斜ピン１と一体となって移動しようとする成
形品８をエジェクタ９の先端が図の右方向へ押し成形品
８を突出し、傾斜ピン１からの離型を行う。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、型開き後
に先端が傾斜ピンから突出する方向に動いて成形品を傾
斜ピンから突き放すエジェクタを設けることにより、成
形品の傾斜ピンと離型不良を起こることなく射出成形す
ることが可能であるという効果を有する。
に先端が傾斜ピンから突出する方向に動いて成形品を傾
斜ピンから突き放すエジェクタを設けることにより、成
形品の傾斜ピンと離型不良を起こることなく射出成形す
ることが可能であるという効果を有する。
【図１】本発明の一実施例の断面図である。
【図２】従来の射出成形金型の断面図である。
１ 傾斜ピン ２ キャビ ３ コア ４ エジェクタプレート ５ 固定側取付板 ６ 可動側取付板 ７ スペーサ ８ 成形品 ９ エジェクタ １０ エジェクタ固定ピン
Claims (1)
- 【請求項１】 射出成形機の固定側取付板に固定される
キャビと、前記射出成形機の可動側取付板に固定され前
記キャビと合わせられて間に成形品を射出成形するコア
と、通常は前記可動側取付板に固定されているエジェク
タプレートと、後端が前記エジェクタプレートに設けら
れた案内路に案内され通常は先端が前記コアの表面と共
に前記成形品を射出成形するための内壁をなし前記コア
が前記キャビから離れて型開きした後に前記エジェクタ
プレートが前記可動側取付板から前記コアの側へ突出す
ると、前記コアに設けられた斜面に案内されて先端がコ
アより突出して前記成形品を前記コアより離型させると
共に前記コアの型開きする方向と直角の方向に移動する
傾斜ピンとを備えた射出成形金型において、 前記エジェクタプレートに固定され前記コアの型開きす
る方向と直角な向きの先端が前記傾斜ピンと共に前記成
形品を射出成形するための内壁をなし前記エジェクタプ
レートが前記可動側取付板から前記コアの側へ突出する
と先端が前記傾斜ピンから突出しようとする方向に相対
的に移動し前記成形品を前記傾斜ピンから離型させるエ
ジェクタを含むことを特徴とする射出成形金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5317071A JPH07164490A (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 射出成形金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5317071A JPH07164490A (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 射出成形金型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07164490A true JPH07164490A (ja) | 1995-06-27 |
Family
ID=18084103
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5317071A Pending JPH07164490A (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 射出成形金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07164490A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008284762A (ja) * | 2007-05-17 | 2008-11-27 | Oshima Denki Seisakusho:Kk | 射出成型体、射出成型用装置、および、その射出成型方法 |
| CN101973111A (zh) * | 2010-06-09 | 2011-02-16 | 宁波舜宇模具有限公司 | 注塑模大脱模角度反向顶出斜顶脱模机构 |
| CN103434086A (zh) * | 2013-08-30 | 2013-12-11 | 东莞誉铭新工业有限公司 | 具有斜顶装置的注塑模具 |
| CN107225737A (zh) * | 2016-03-24 | 2017-10-03 | 浙江正泰电器股份有限公司 | 注塑模具的顶出机构 |
| CN111204017A (zh) * | 2020-02-13 | 2020-05-29 | 宁波方正汽车模具股份有限公司 | 汽车前保险杠注塑模具的斜顶顶出机构 |
| CN111619078A (zh) * | 2020-07-29 | 2020-09-04 | 宁波方正汽车模具股份有限公司 | 一种顶出机构及具有该顶出机构的注塑模具 |
| CN112207252A (zh) * | 2020-09-23 | 2021-01-12 | 邹平天晟金属科技有限公司 | 一种汽车配件压铸模具 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS583228U (ja) * | 1981-07-01 | 1983-01-10 | マツダ株式会社 | 射出成形用金型 |
| JPH01178929U (ja) * | 1988-06-07 | 1989-12-21 | ||
| JPH0347110U (ja) * | 1989-09-16 | 1991-05-01 | ||
| JPH04189521A (ja) * | 1990-11-26 | 1992-07-08 | Daikyo Inc | プラスチック成形用型構造 |
-
1993
- 1993-12-16 JP JP5317071A patent/JPH07164490A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS583228U (ja) * | 1981-07-01 | 1983-01-10 | マツダ株式会社 | 射出成形用金型 |
| JPH01178929U (ja) * | 1988-06-07 | 1989-12-21 | ||
| JPH0347110U (ja) * | 1989-09-16 | 1991-05-01 | ||
| JPH04189521A (ja) * | 1990-11-26 | 1992-07-08 | Daikyo Inc | プラスチック成形用型構造 |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008284762A (ja) * | 2007-05-17 | 2008-11-27 | Oshima Denki Seisakusho:Kk | 射出成型体、射出成型用装置、および、その射出成型方法 |
| CN101973111A (zh) * | 2010-06-09 | 2011-02-16 | 宁波舜宇模具有限公司 | 注塑模大脱模角度反向顶出斜顶脱模机构 |
| CN103434086A (zh) * | 2013-08-30 | 2013-12-11 | 东莞誉铭新工业有限公司 | 具有斜顶装置的注塑模具 |
| CN107225737A (zh) * | 2016-03-24 | 2017-10-03 | 浙江正泰电器股份有限公司 | 注塑模具的顶出机构 |
| CN107225737B (zh) * | 2016-03-24 | 2024-04-12 | 浙江正泰电器股份有限公司 | 注塑模具的顶出机构 |
| CN111204017A (zh) * | 2020-02-13 | 2020-05-29 | 宁波方正汽车模具股份有限公司 | 汽车前保险杠注塑模具的斜顶顶出机构 |
| CN111619078A (zh) * | 2020-07-29 | 2020-09-04 | 宁波方正汽车模具股份有限公司 | 一种顶出机构及具有该顶出机构的注塑模具 |
| CN111619078B (zh) * | 2020-07-29 | 2020-11-06 | 宁波方正汽车模具股份有限公司 | 一种顶出机构及具有该顶出机构的注塑模具 |
| CN112207252A (zh) * | 2020-09-23 | 2021-01-12 | 邹平天晟金属科技有限公司 | 一种汽车配件压铸模具 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6039558A (en) | Mold for injection molding of a plastic product | |
| JPH0139865B2 (ja) | ||
| JPH07164490A (ja) | 射出成形金型 | |
| JPH081680A (ja) | 成形用金型装置 | |
| JPH07266384A (ja) | 射出成形用金型 | |
| JPH11342526A (ja) | 射出成形用金型 | |
| JPH09225969A (ja) | 射出成形金型 | |
| JPH05154847A (ja) | 金型装置 | |
| JPH11277589A (ja) | 射出成形用金型 | |
| JPH0224521Y2 (ja) | ||
| JPH0129059Y2 (ja) | ||
| JPH0131461Y2 (ja) | ||
| JPS5878735A (ja) | アンダ−カツト部を有する製品の成形装置 | |
| JPH0736730Y2 (ja) | 射出成形金型 | |
| JPH042030Y2 (ja) | ||
| JPS6227379Y2 (ja) | ||
| JP2544509Y2 (ja) | インサ−ト成形用金型装置 | |
| JPS625301Y2 (ja) | ||
| KR920005804Y1 (ko) | 사출금형의 제품 취출(eject)장치 | |
| JPH09225967A (ja) | 射出成形金型 | |
| JPH0521388Y2 (ja) | ||
| JPH0114419Y2 (ja) | ||
| JP2600593Y2 (ja) | 射出成形金型 | |
| JPH0811170A (ja) | 射出成形用金型装置 | |
| KR19980053480A (ko) | 사출금형의 리턴장치 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19960716 |