JP2001110950A - 電気部品用ソケット - Google Patents

電気部品用ソケット

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JP2001110950A JP28232799A JP28232799A JP2001110950A JP 2001110950 A JP2001110950 A JP 2001110950A JP 28232799 A JP28232799 A JP 28232799A JP 28232799 A JP28232799 A JP 28232799A JP 2001110950 A JP2001110950 A JP 2001110950A
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/02Contact members
    • H01R13/193Means for increasing contact pressure at the end of engagement of coupling part, e.g. zero insertion force or no friction
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/02Arrangements of circuit components or wiring on supporting structure
    • H05K7/10Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets
    • H05K7/1007Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets with means for increasing contact pressure at the end of engagement of coupling parts

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Connecting Device With Holders (AREA)
  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 開閉部材を閉じるときの速度を減速すること
により、電気部品への衝撃を軽減することができる電気
部品用ソケットを提供する。 【解決手段】 「電気部品」としてのICパッケージが
搭載されるソケット本体13と、該ソケット本体13に
取り付けられて前記ICパッケージの端子に離接可能な
複数のコンタクトピン14と、前記ソケット本体13に
対して離接する方向に往復動可能に配設された操作部材
17と、該操作部材17の往復動により開閉されて、閉
じたときに前記ICパッケージを押圧する開閉部材37
とを有するICソケット11において、前記開閉部材3
7を閉じる方向に回動させたときに、速度を減速する減
速手段を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置(以
下「ICパッケージ」という)等の電気部品を着脱自在
に保持する電気部品用ソケット、特に、電気部品を押さ
える開閉部材が開閉自在に設けられた電気部品用ソケッ
トに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の「電気部品用ソケッ
ト」としては、「電気部品」であるICパッケージを着
脱自在に保持するICソケットがある。
【0003】これは、ソケット本体にICパッケージが
搭載されるようになっていると共に、このICパッケー
ジの端子に接触するコンタクトピンが配設され、更に、
ソケット本体に対して操作部材が上下動自在に配設さ
れ、この操作部材を上下動させることにより、そのコン
タクトピンがICパッケージ端子に離接されると共に、
ソケット本体に回動自在に配設された開閉部材が開閉さ
れ、この開閉部材に設けられたヒートシンクがICパッ
ケージの上面に離接されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のものにあっては、開閉部材がソケット本体に
回動自在に設けられ、この開閉部材が閉じて行くことに
より、ヒートシンクがICパッケージのチップ部に当接
するようになっており、単位時間当たりのICパッケー
ジの挿抜個数を多くするには、開閉部材の開閉動作も速
くしなければならないため、閉じるときの速度が速いと
開閉部材のヒートシンクがICパッケージのチップ部に
当接するときの衝撃が大きくなってしまう。
【0005】そこで、この発明は、開閉部材を閉じると
きの速度を減速することにより、電気部品への衝撃を軽
減することができる電気部品用ソケットを提供すること
を課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、電気部品が搭載される
ソケット本体と、該ソケット本体に取り付けられて前記
電気部品の端子に離接可能な複数のコンタクトピンと、
前記ソケット本体に対して離接する方向に往復動可能に
配設された操作部材と、該操作部材の往復動により開閉
されて、閉じたときに前記電気部品を押圧する開閉部材
とを有する電気部品用ソケットにおいて、前記開閉部材
を閉じる方向に回動させたときに、速度を減速する減速
手段を設けた電気部品用ソケットとしたことを特徴とす
る。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
構成に加え、前記開閉部材には、前記電気部品としての
ICパッケージのチップ部に当接して当該チップ部の熱
を放散させるヒートシンクが設けられたことを特徴とす
る。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
記載の構成に加え、前記減速手段は、前記開閉部材に前
記操作部材にて押圧される力点部が形成されると共に、
前記開閉部材の回動支点となる第1支点部及び第2支点
部が設けられ、更に、前記開閉部材に前記電気部品を押
圧する作用点部とが設けられ、前記第1支点部から前記
作用点部までの距離より、前記第2支点部から前記作用
点部までの距離を短く設定し、前記開閉部材を開いた状
態から閉じて行くときに、前記回動支点を、前記第1支
点部から前記第2支点部に移行させることにより速度を
減速するようにしたことを特徴とする。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
の何れか一つに記載の構成に加え、付勢手段による閉じ
る方向への付勢力を前記開閉部材の先端部に作用させた
ことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて説明する。
【0011】[発明の実施の形態1]図1乃至図10に
は、この発明の実施の形態1を示す。
【0012】まず構成を説明すると、図中符号11は、
「電気部品用ソケット」としてのICソケットで、この
ICソケット11は、「電気部品」であるICパッケー
ジ12の性能試験を行うために、このICパッケージ1
2の「端子」としてのピン状端子12bと、測定器(テ
スター)のプリント配線板(図示省略)との電気的接続
を図るものである。
【0013】このICパッケージ12は、パッケージ本
体12aの下面から多数のピン状端子12bが突出し、
これらピン状端子12bは、行列状に配列されている。
【0014】一方、ICソケット11は、プリント配線
板上に装着されるソケット本体13を有し、このソケッ
ト本体13は、コンタクトピン14が取り付けられるベ
ース部16と、このベース部16の上側にスライド自在
に配置されたスライドプレート15とを有している。
【0015】さらに、前記スライドプレート15は、図
6中左右方向に横動自在に配設され、このスライドプレ
ート15を後述する機構にて横動させることにより、ソ
ケット本体13に配設されたコンタクトピン14が弾性
変形されるようになっている。
【0016】さらにまた、そのソケット本体13には、
四角形の枠形状の操作部材17が上下動自在に配設され
ており、この操作部材17を上下動させることにより、
図4及び図6に示すX字形リンク19を介して前記スラ
イドプレート15が横動されるようになっている。
【0017】より詳しくは、前記コンタクトピン14
は、図5に示すように、バネ性を有し、導電性に優れた
板材から形成され、ベース部16の圧入孔16aに圧入
固定され、このベース部16から下方にリード部14a
が突出され、このリード部14aが、前記プリント配線
板に電気的に接続されるようになっている。また、この
コンタクトピン14の上部には、固定側接触部14b及
び可動側接触部14cが形成され、これら両接触部14
b,14cにより、ICパッケージ12のピン状端子1
2bが挟持されるようになっている。
【0018】そして、その可動側接触部14cの上端部
14dが、前記スライドプレート15の挿入穴15aに
挿入されて係止部15bに係止され、このスライドプレ
ート15をスライドされることにより、可動側接触部1
4cが弾性変形されて、両接触部14b,14cとの間
が図5の(b)に示すように広がるように構成されてい
る。
【0019】また、前記スライドプレート15は、四角
形状を呈し、この上にICパッケージ12が載置される
ようになっていると共に、このスライドプレート15の
挿通孔15cに、ICパッケージ12のピン状端子12
bが挿入されるようになっている。
【0020】さらに、このスライドプレート15には、
図1等に示すように、ICパッケージ12を載置すると
きの位置決めを行うガイド部15dが、ICパッケージ
12の各角部に対応して4カ所に突設されている。
【0021】一方、操作部材17は、図1に示すよう
に、ICパッケージ12が挿入可能な大きさの開口17
aを有する四角形の枠状を呈し、この開口17aを介し
てICパッケージ12が挿入されてスライドプレート1
5上に載置されるようになっていると共に、この操作部
材17はソケット本体13に上下動自在に配設されてい
る。そして、図6に示すように、操作部材17はソケッ
ト本体13との間に配設されたスプリング20により上
方に付勢されている。
【0022】さらにまた、前記X字形リンク19は、四
角形のスライドプレート15の横動方向に沿う両側面部
に対応して配設されている。
【0023】具体的には、このX字形リンク19は、図
4及び図6に示すように、同じ長さの第1リンク部材2
3と第2リンク部材25とを有し、これらが中央連結ピ
ン27にて回動自在に連結されている。
【0024】そして、この第1リンク部材23の下端部
23aが、ソケット本体13に下端連結ピン29にて回
動自在に連結される一方、第2リンク部材25の下端部
25aが、スライドプレート15の横動方向に沿う側面
部の一方の端部に下端連結ピン30にて回動自在に連結
されている。また、これら第1,第2リンク部材23,
25の上端部23b,25bが操作部材17に上端連結
ピン33,34にて回動自在に連結されている。その第
1リンク部材23の上端部23bに設けられた連結ピン
33は、図6に示すように、操作部材17に形成された
略水平方向に沿う長孔17cに上下にガタ付きなく挿入
されて、略水平方向にスライド可能となっている。これ
により、操作部材17を下降させると、X字形リンク1
9を介してスライドプレート15が図6中矢印方向にス
ライドされるように構成されている。
【0025】一方、ソケット本体13のベース部16に
は、一対の開閉部材37がいわゆる観音開きできるよう
に回動自在に設けられている。この開閉部材37は、略
門型の回動アーム38の中央部にICパッケージ12の
チップ部に当接してここの熱を放散させるヒートシンク
39が配設されて構成されている。このヒートシンク3
9は、例えばアルミダイキャスト製で、熱伝導率が良好
なものである。
【0026】また、回動アーム38は、例えば図7の左
半分側に示すように、基端部38a側に開閉部材37を
閉じた状態で略上下方向に沿う長孔38bが形成され、
この長孔38b内にソケット本体13のベース部16に
設けられた「第1支点部」としての第1回動軸40が挿
入されている。さらに、この回動アーム38には、その
長孔38より先端側近傍の下縁部に切込み部38cが形
成され、この切込み部38cに係合される「第2支点
部」としての第2回動軸41がソケット本体13のベー
ス部16に設けられている。さらにまた、この回動アー
ム38の基端部38aには、「力点部」である力点軸3
8dが突設され、この力点軸38dが前記操作部材17
の押圧部17bにより押圧されるように構成されてい
る。
【0027】さらに、この開閉部材37を閉じる方向に
付勢する「付勢手段」としてのスプリング42が設けら
れている。このスプリング42は、前記第1回動軸40
の周囲に巻回され、一端部42aが前記ソケット本体1
3のベース部16に係止され、他端部42bが前記回動
アーム38の先端部38eに係止されている。これによ
り、スプリング42の付勢力は、開閉部材37の先端部
38eを閉じる方向に付勢するように設定されている。
【0028】そして、前記開閉部材37を閉じる方向に
回動させたときに、速度を減速する「減速手段」が構成
されている。ここでの「減速手段」は、前記操作部材1
7に押圧される「力点部」としての力点軸38dと、前
記開閉部材37の回転軸となる「第1支点部」としての
第1回動軸40及び「第2支点部」としての第2回動軸
41と、前記ICパッケージ12を押圧する「作用点
部」としてのヒートシンク39とを有している。また、
この第1回動軸40からヒートシンク39(力点部)ま
での距離L1より、前記第2回動軸41からヒートシン
ク39までの距離L2を短く設定している(図7参
照)。
【0029】これにより、前記開閉部材37を最大限開
いた状態から閉じて行くときに、回動支点を、前記第1
回動軸40から前記第2回動軸41に移行させることに
より開閉部材37の閉じる速度を減速するようにしてい
る。
【0030】かかる構成のICソケット11において、
ICパッケージ12のソケット本体13への装着は、以
下のように行う。
【0031】まず、操作部材17を例えば自動機により
スプリング20の付勢力に抗して下方に押し下げる。こ
れにより、操作部材17の押圧部17bにて、開閉部材
37の力点軸38dが押されて、開閉部材37が第1回
動軸40を中心にスプリング42の付勢力に抗して回動
する。この開閉部材37が最大限開いた状態では、図2
及び図7の右半分に示すように、開閉部材37が略鉛直
方向に沿っており、ICパッケージ12挿入範囲から退
避している。
【0032】一方、その操作部材17の下降により、X
字形リンク19を介して、スライドプレート15が図5
の(a)に示す状態から右側にスライドされることによ
り、コンタクトピン14の可動側接触部14cがそのス
ライドプレート15の係止部15bに押されて弾性変形
され、一対の接触部14b,14cが開かれる。
【0033】その後、ICパッケージ12をスライドプ
レート15上に搭載すると、このICパッケージ12の
ピン状端子12bが、図5の(b)に示すように、コン
タクトピン14の一対の開かれた接触部14b,14c
内に挿入される。
【0034】次いで、操作部材17への押圧力を解除す
ると、スプリング20の付勢力により上昇して行くこと
により、X字形リンク19を介してスライドプレート1
5が図5の(b)に示す状態から同図の(c)に示すよ
うに図中左方向にスライドしてコンタクトピン14の可
動側接触部14cが弾性力により元の位置に復帰して行
き、ICパッケージピン状端子12bが一対の接触部1
4b,14cにより挟持されることとなる。
【0035】これと同時に、操作部材17が上昇して行
くと、開閉部材37はスプリング42の付勢力により、
第1回動軸40を中心に閉じて行く。そして、図9に示
す位置まで回動した時点で、第2回動軸41が回動アー
ム38の切込み部38cに挿入されて係合する。この時
点では、第1回動軸40は、回動アーム38の長孔38
b内の上部側に位置している。
【0036】この状態から更に開閉部材37が閉じる方
向に回動することにより、この開閉部材37は今度は第
2回動軸41が回動支点となりここを中心に回動して、
図10に示すように、開閉部材37が閉じられ、ヒート
シンク39がICパッケージ12のチップ部に当接する
こととなる。
【0037】この際、開閉部材37は、閉じ始めから途
中までは、第1回動軸40を中心に回動し、又、回動途
中からヒートシンク39がICパッケージ12のチップ
部に当接するまでは、第2回動軸41を中心に回動し、
この第2回動軸41からヒートシンク39までの距離L
2が、第1回動軸40からヒートシンク39までの距離
L1より短く設定されているため、回動速度が遅くな
る。
【0038】従って、開閉部材37を閉じて行くと、第
2回動軸41に回動支点が移行した時点から閉じる速度
が減速することとなり、ヒートシンク39がICパッケ
ージ12のダイに当接する衝撃を軽減することができ
る。
【0039】しかも、その第2回動軸41に回動支点が
移行するまでは回動速度を比較的速く設定できるため、
ICパッケージ12の単位時間当たりの挿抜個数をそれ
程減少させることもない。
【0040】さらに、スプリング42の他端部42bが
回動アーム38の先端部38eに係止して、そのスプリ
ング42による付勢力は開閉部材37の先端部38eに
下方に向かう力として作用しているため、上記のように
第1回動軸40から第2回動軸41に回動支点が変化し
ても、スプリング42による開閉部材37に押下げ力、
つまり、ヒートシンク39によりICパッケージ12を
押圧する力が減少するようなことはない。
【0041】[発明の実施の形態2]図11及び図12
には、この発明の実施の形態2を示す。
【0042】この実施の形態2は、開閉部材37の回動
アーム38に「第1回動支点」としての第1回動突部3
8f及び「第2回動支点」としての第2回動突部38g
が形成され、その第1回動突部38fがベース部16に
形成された第1回動支持部16bに回動自在に嵌合さ
れ、第2回動突部38gがベース部16に形成された第
2回動支持部16cに回動自在に嵌合されるようになっ
ている。
【0043】このようなものにおいても、開閉部材37
を開いた状態から閉じて行くときに、途中までは、第1
回動突部38fが第1回動支持部16bに嵌合して回動
し、図11に示す状態で、第2回動突部38gも第2回
動支持部16cに嵌合する。そして、更に開閉部材37
を閉じて行くと、回動支点が第2回動突部38gに移行
し、この第2回動突部38gを中心に回動することとな
る。
【0044】従って、回動支点が第1回動突部38fか
ら第2回動突部38gに移行することにより、開閉部材
37を閉じて行く速度が減速されることとなる。
【0045】勿論、凸形状の各回動突部38f,38g
を凹形状、凹形状の下記回動支持部16b,16cを凸
形状にすることもできる。
【0046】他の構成及び作用は実施の形態1と同様で
あるので説明を省略する。
【0047】なお、上記各実施の形態では、「電気部品
用ソケット」としてICソケット11に、この発明を適
用したが、これに限らず、他の装置にも適用できること
は勿論である。また、上記実施の形態では、開閉部材3
7が一対設けられているが、これに限らず、1つでも良
い。さらに、コンタクトピン14の形状等は上記実施の
形態のものに限らず、接触部が一つのものや端子の下か
ら付き当てるようなものでも良い。
【0048】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1に記
載の発明によれば、開閉部材を閉じる方向に回動させた
ときに、速度を減速する減速手段を設けたため、開閉部
材が電気部品に当接する衝撃を軽減することができる。
【0049】また、開閉部材が閉じる速度を減速するよ
うにしているため、減速されるまでは回動速度を比較的
速く設定できることから、開閉部材が閉じる時間がそれ
程長くならないので、例えば電気部品をソケットに保持
して試験等を行う場合には、単位時間当たりの挿抜個数
をそれ程減少させることもない。
【0050】請求項2に記載の発明によれば、上記効果
に加え、前記開閉部材には、前記電気部品としてのIC
パッケージのチップ部に当接して当該チップ部の熱を放
散させるヒートシンクが設けられたため、チップ部はI
Cパッケージの心臓部であることから、このチップ部を
作用する衝撃を軽減できることは特に効果的である。
【0051】請求項3に記載の発明によれば、上記効果
に加え、減速手段は、開閉部材に操作部材にて押圧され
る力点部が形成されると共に、開閉部材の回動支点とな
る第1支点部及び第2支点部が設けられ、更に、開閉部
材に電気部品を押圧する作用点部とが設けられ、第1支
点部から作用点部までの距離より、第2支点部から作用
点部までの距離を短く設定し、開閉部材を開いた状態か
ら閉じて行くときに、回動支点を、第1支点部から第2
支点部に移行させることにより速度を減速するようにし
たため、極めて簡単な構成により、減速を行うことがで
きる。
【0052】請求項4に記載の発明によれば、上記効果
に加え、付勢手段による閉じる方向への付勢力を開閉部
材の先端部に作用させたため、開閉部材による電気部品
の押圧力が減少するようなことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に係るICソケットの
平面図である。
【図2】同実施の形態1に係るICソケットの一部を破
断した正面図である。
【図3】同実施の形態1に係るICソケットの一部を破
断した右側面図である。
【図4】同実施の形態1に係る開閉部材やX字形リンク
の配置を示す図である。
【図5】同実施の形態1に係るコンタクトピンの開閉動
作を示す断面図で、(a)はコンタクトピンの両接触部
が閉じた状態、(b)はICパッケージピン状端子が開
いた両接触部の間に挿入された状態、(c)はICパッ
ケージピン状端子が両接触部にて挟持された状態を示す
図である。
【図6】同実施の形態1に係るX字形リンクの動作を説
明するための説明図である。
【図7】同実施の形態1に係る開閉部材の動作を説明す
るための図で、左半分は開閉部材が閉じた状態、右半分
は開閉部材が開いた状態を示す図である。
【図8】同実施の形態1に係る開閉部材が閉じて行く途
中を示す図である。
【図9】同実施の形態1に係る開閉部材が図8よりも更
に閉じられた状態を示す図である。
【図10】同実施の形態1に係る開閉部材が完全に閉じ
られた状態を示す図である。
【図11】この発明の実施の形態2に係る図9に相当す
る図である。
【図12】同実施の形態2に係る開閉部材が完全に閉じ
られた状態を示す図10に相当する図である。
【符号の説明】
11 ICソケット(電気部品用ソケット) 12 ICパッケージ(電気部品) 12a パッケージ本体 12b ピン状端子 13 ソケット本体 14 コンタクトピン 15 スライドプレート 17 操作部材 37 開閉部材 38 回動アーム 38d 力点軸(力点部) 38e 先端部 39 ヒートシンク(作用点部) 40 第1回動軸(第1支点部) 41 第2回動軸(第2支点部) 42 スプリング(付勢手段) 42a 一端部 42b 他端部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気部品が搭載されるソケット本体と、
    該ソケット本体に取り付けられて前記電気部品の端子に
    離接可能な複数のコンタクトピンと、前記ソケット本体
    に対して離接する方向に往復動可能に配設された操作部
    材と、該操作部材の往復動により開閉されて、閉じたと
    きに前記電気部品を押圧する開閉部材とを有する電気部
    品用ソケットにおいて、 前記開閉部材を閉じる方向に回動させたときに、速度を
    減速する減速手段を設けたことを特徴とする電気部品用
    ソケット。
  2. 【請求項2】 前記開閉部材には、前記電気部品として
    のICパッケージのチップ部に当接して当該チップ部の
    熱を放散させるヒートシンクが設けられたことを特徴と
    する請求項1記載の電気部品用ソケット。
  3. 【請求項3】 前記減速手段は、前記開閉部材に前記操
    作部材にて押圧される力点部が形成されると共に、前記
    開閉部材の回動支点となる第1支点部及び第2支点部が
    設けられ、更に、前記開閉部材に前記電気部品を押圧す
    る作用点部とが設けられ、 前記第1支点部から前記作用点部までの距離より、前記
    第2支点部から前記作用点部までの距離を短く設定し、 前記開閉部材を開いた状態から閉じて行くときに、前記
    回動支点を、前記第1支点部から前記第2支点部に移行
    させることにより速度を減速するようにしたことを特徴
    とする請求項1又は2記載の電気部品用ソケット。
  4. 【請求項4】 付勢手段による閉じる方向への付勢力を
    前記開閉部材の先端部に作用させたことを特徴とする請
    求項1乃至3の何れか一つに記載の電気部品用ソケッ
    ト。
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