JP2001104812A - 竪型破砕機 - Google Patents

竪型破砕機

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JP2001104812A
JP2001104812A JP2000075728A JP2000075728A JP2001104812A JP 2001104812 A JP2001104812 A JP 2001104812A JP 2000075728 A JP2000075728 A JP 2000075728A JP 2000075728 A JP2000075728 A JP 2000075728A JP 2001104812 A JP2001104812 A JP 2001104812A
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貫一 斎藤
Ichiro Matsuyama
一郎 松山
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Fujicar Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部に排出される破砕物の大きさを任意に変
更することができ、且つ、破砕物の大きさを均一化する
ことができる縦型破砕機を提供することを課題とする。 【解決手段】 本発明は、下方に排出口7を備えたケー
シング1内に、ローター15が回転自在に配置されると
共に、該ローター15の軸周りに取付けられた支持ピン
19に、リングハンマー18が外挿され、ケーシング1
の上方から投入した対象物を破砕して排出口7から取り
出すよう構成してなる縦型破砕機において、前記排出口
7が、ローター15の回転軸を中心として円周方向に複
数形成され、且つ、前記排出口7の開口面積を可変にす
る調整機構8が設けられてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータ、コンプレ
ッサ等の産業廃棄物、あるいは粗大ゴミ等の生活廃棄物
を破砕する竪型破砕機に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
竪型破砕機としては、例えば、特開平8−24685号
公報所載の発明が公知である。かかる公報所載の発明
は、半円弧状の二つのチョークリングを円周環状となる
ように対向させてケーシングの底部に配置し、二つのチ
ョークリングを接離させることで、ケーシングの底部の
開口断面積を変化させ、破砕される破砕物の大きさを変
更する構成である。
【0003】しかしながら、従来の竪型破砕機は、排出
口が円環形状となっているため、破砕物を均一な大きさ
に揃えることができないという問題があった。しかも、
チョークリングの形状が比較的大きなものであるため、
装置全体が大型化するという問題もあった。
【0004】そこで、本発明は上記の要請に鑑みてなさ
れたもので、外部に排出される破砕物の大きさを任意に
変更することができ、且つ、破砕物の大きさを均一化す
ることができる竪型破砕機を提供することを課題とする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
本発明に係る竪型破砕機は、下方に排出口7を備えたケ
ーシング1内に、ローター15が回転自在に配置される
と共に、該ローター15の軸周りに取付けられた支持ピ
ン19に、リングハンマー18が外挿され、ケーシング
1の上方から投入した対象物を破砕して排出口7から取
り出すよう構成してなる竪型破砕機において、前記排出
口7が、ローター15の回転軸を中心として円周方向に
複数形成され、且つ、前記排出口7の開口面積を可変に
する調整機構8が設けられてなることを特徴とする。
【0006】上記構成からなる竪型破砕機によれば、ケ
ーシング1の上方から投入した対象物をローター15の
回転に伴うリングハンマー18で打撃して、破砕を行な
うものであり、破砕物は排出口7を介して装置外へ排出
されることとなる。この時、調整機構8によって、排出
口7の開口面積を変えておくことで、排出される破砕物
の大きさを変更することができ、しかも、破砕物の大き
さを均一化することができるのである。
【0007】また、本発明に係る竪型破砕機は、請求項
2記載の如く、調整機構8が、排出口7に出退するスラ
イド板9と、該スライド板9の出退操作を行なう駆動手
段10とからなる構成を採用することができる。かかる
構成からなる請求項2記載の竪型破砕機によれば、スラ
イド板9が排出口7から退避するのに従って、排出口7
の開口面積が大きくなる一方、スライド板9が排出口7
に進入するのに伴って、排出口7の開口面積が小さくな
るのである。かかる簡潔な構成を採用することで、装置
の小型化を図ることができる。
【0008】さらに、本発明に係る竪型破砕機は、請求
項3記載の如く、下方に排出口7を備えたケーシング1
内に、ローター15が回転自在に配置されると共に、該
ローター15の軸周りに取付けられた支持ピン19に、
リングハンマー18が外挿され、ケーシング1の上方か
ら投入した対象物を破砕して排出口7から取り出すよう
構成してなる竪型破砕機において、前記リングハンマー
18の穴18aの寸法が、支持ピン19の直径よりも大
に形成されてなることを特徴とする。
【0009】上記構成からなる請求項3記載の竪型破砕
機によれば、リングハンマー18が、ローター15の回
転に伴って遠心力で径外方向に変位し、破砕不適物との
衝突によって径内方向に退避するという、リングハンマ
ー18の揺動運動が起こる。これによって、リングハン
マー18の損傷を防ぐことができる。
【0010】また、本発明に係る竪型破砕機は、請求項
4記載の如く、前記リングハンマー18の穴18a内に
異物が混入するのを防止すべく、支持ピン19の直径と
略一致する穴20aを有する副リングハンマー20が、
前記リングハンマー18の上面に重なるようにして支持
ピン19に外挿されてなる構成を採用することができ
る。かかる構成からなる請求項4記載の竪型破砕機によ
れば、リングハンマー18の穴18aと支持ピン19と
の隙間が副リングハンマー20によって塞がれるので、
この隙間に破砕物が侵入して、リングハンマー18が損
傷するのを防止することができる。
【0011】さらに、本発明に係る竪型破砕機は、請求
項5記載の如く、前記リングハンマー18が、ローター
15の軸方向に複数段配されると共に、前記副リングハ
ンマー20が、最下段のリングハンマー18に対して設
けられてなる構成を採用することができる。かかる構成
からなる請求項5記載の竪型破砕機によれば、対象物
は、ケーシング1内の下方ほど小さく破砕されていくた
め、破砕物は、最下段のリングハンマー18の穴18a
と支持ピン19との隙間に侵入し易くなる。副リングハ
ンマー20を最下段のリングハンマー18に対して設け
ることで、かかる問題を解消できるのである。
【0012】また、本発明に係る竪型破砕機は、請求項
6記載の如く、前記リングハンマー18の穴18aの形
状が、多角形である構成を採用することができる。かか
る構成からなる請求項6記載の竪型破砕機によれば、リ
ングハンマー18の揺動運動を促進することができる。
そして、ローター15が回転する際、穴18aの角部と
支持ピン19とが係合を維持して、リングハンマー18
は径外方向に変位するので、ローター15に対するリン
グハンマー18の姿勢が多角の数によって定められ、従
って、破砕処理によるリングハンマー18の外周面の摩
耗は、全周にわたって略均一化される。
【0013】さらに、本発明に係る竪型破砕機は、請求
項7記載の如く、ライナー13を内面に取付けた胴体2
と排出口7を備えた底板3とからなるケーシング1内
に、ローター15が回転自在に配置されると共に、該ロ
ーター15の軸周りに取付けられた支持ピン19に、リ
ングハンマー18が外挿され、ケーシング1の上方から
投入した対象物を、リングハンマー18とライナー13
とによって破砕し、排出口7から取り出すよう構成して
なる竪型破砕機において、前記底板3が、二重構造から
なり、外側の底板3aが、前記胴体2に固着される一
方、内側の底板3bが、外側の底板3aに着脱自在に構
成されてなることを特徴とする。
【0014】上記構成からなる請求項7記載の竪型破砕
機によれば、胴体2は、ライナー13に覆われて保護さ
れているので、摩耗することはないが、底板3は板面が
露出しているので、破砕物との接触により摩耗し易いと
いう問題に鑑みてなされたものである。即ち、破砕物は
内側の底板3bと接触するので、該内側の底板3bのみ
が摩耗して、外側の底板3aは摩耗しない。そこで、摩
耗した内側の底板3bのみを交換すればよく、ケーシン
グ1自体を交換する必要はなくなり、コスト低減を図る
ことができる。
【0015】また、本発明に係る竪型破砕機は、請求項
8記載の如く、前記胴部2に、所定の大きさの開口2a
が形成されると共に、該開口2aを開閉可能な蓋体12
が設けられてなる構成を採用することができる。かかる
構成からなる請求項8記載の竪型破砕機によれば、ロー
ター15のリングハンマー18とケーシング1のライナ
ー13とによっても破砕されない強固物は、その遠心力
によって胴体2内面に飛ばされ、強固物が当たった蓋体
12はその運動エネルギーにより開いて、強固物はその
ままの形で胴体2の外部に排出されることとなる。従っ
て、本破砕処理において、破砕困難な強固物のみを別の
経路から自動的に外部に排出させることができ、破砕処
理の自動運転化を図ることができる。
【0016】さらに、本発明に係る竪型破砕機は、請求
項9記載の如く、下方に排出口7を備えたケーシング1
内に、ローター15が回転自在に配置されると共に、該
ローター15の軸周りに取付けられた支持ピン19に、
リングハンマー18が外挿され、ケーシング1の上方か
ら投入した対象物を破砕して排出口7から取り出すよう
構成してなる竪型破砕機において、前記支持ピン19
に、該支持ピン19の径方向に変位する偏芯部19bが
設けられ、該偏芯部19bに、前記リングハンマー18
が外挿されてなることを特徴とする。
【0017】上記構成からなる請求項9記載の竪型破砕
機によれば、支持ピン19の偏芯部19bをローター1
5の回転面に沿って回転変位させることで、ローター1
5の回転に伴って遠心力により径外方向に変位するリン
グハンマー18の外周回転軌跡を変更し、該リングハン
マー18とケーシング1の内面との間隔を調整して、外
部に排出される破砕物の大きさを変えるものである。
【0018】また、本発明に係る竪型破砕機は、請求項
10記載の如く、前記リングハンマー18が、ローター
15の軸方向に複数段配されると共に、前記偏芯部19
bが、最下段のリングハンマー18に対して設けられて
なる構成を採用することができる。かかる構成からなる
請求項10記載の縦型破砕機によれば、外部に排出され
る破砕物の寸法に大きく関与する最下段のリングハンマ
ー18について、外周回転軌跡を変更可能とするもので
ある。
【0019】さらに、本発明に係る竪型破砕機は、請求
項11記載の如く、筒状の胴体2と該胴体2の下側開口
端を閉塞する底板3とを備えたケーシング1内に、ロー
ター15が回転自在に配置されると共に、該ローター1
5の軸周りに取付けられた支持ピン19に、リングハン
マー18が外挿され、ケーシング1の上方から投入した
対象物をリングハンマー18によって破砕する構成にし
てなる竪型破砕機において、前記底板3には、複数の第
一の排出口7,…が環状に配設されると共に、前記胴体
2の底板3近傍位置には、複数の第二の排出口2b,…
が周方向に配設されてなることを特徴とする。
【0020】上記構成からなる請求項11記載の竪型破
砕機によれば、底板3のみならず、胴体2にも排出口2
b,…を設けることで、破砕効果を損なうことなく、外
部への排出量を増やすことができ、破砕物の生産性を向
上させることができる。
【0021】また、本発明に係る竪型破砕機は、請求項
12記載の如く、前記第二の排出口2b,…が開閉自在
な構成を採用することができる。かかる構成からなる請
求項12記載の縦型破砕機によれば、第二の排出口2
b,…の開閉操作を行なうことにより、外部への排出量
の調整、あるいは破砕物の流動の調整を行なうことがで
きる。第二の排出口2b,…の開閉は手動であっても自
動であってもよい。
【0022】
【発明の実施の形態】<第一実施形態>以下、本発明に
係る竪型破砕機の第一実施形態について説明する。第一
実施形態の竪型破砕機は、図1に示す如く、ドラム状の
ケーシング1と、該ケーシング1内に配置されたロータ
ー15とを備え、該ローター15が、その軸を上下方向
にしてケーシング1内で水平面に沿って回転する構成で
ある。
【0023】前記ケーシング1は、複数のライナー1
3,…が内周面に敷き詰められ、下方側ほど縮径化され
た筒状の胴体2と、該胴体2の下方開口端を閉塞する底
板3と、底板3の下面と対向する受け板4と、胴体2の
上方開口端を閉塞する天井板5とからなり、該天井板4
の一部には、内外を連通する投入部6が形成されてい
る。尚、ライナー13,…は、胴体2に着脱自在に取付
けられている。
【0024】前記底板3は、二枚の鋼板が重ねられた二
重構造からなり、外側の底板3aは胴体2に固着される
一方、内側の底板3bは、外側の底板3aに対して着脱
自在となっている。
【0025】また、図2に示す如く、前記底板3には、
ローター15の回転軸を中心として円周方向に複数の排
出口7,…が形成されており、しかも、該排出口7の開
口面積を可変にする調整機構8が設けられている。該調
整機構8は、排出口7に出退するスライド板9と、該ス
ライド板9の出退操作を行なう駆動手段としてのシリン
ダ10とからなる。
【0026】前記排出口7は、ローター15の回転軸を
中心として放射状に配置された略四角形状をなし、該排
出口7に対してシリンダ10が径外方向から径内方向に
伸縮することで、該シリンダ10の先端に固着された略
四角形状のスライド板9が排出口7に出退して、排出口
7の開口面積を変化させる。尚、スライド板9の先端側
(径内側)の端縁には、略V字状の切欠が形成されてい
る。
【0027】前記ローター15は、上下方向に直立さ
れ、夫々の端部が受け板4および天井板5に支持された
シャフト16と、該シャフト16の膨径部16aに所定
間隔を有して固着された複数の円板(ローターディス
ク)17,…と、該円板17,…間に配置された複数の
リングハンマー18,…とを備えている。本実施形態に
おいては、円板17は、軸方向に一定間隔を有して3枚
固着されており、リングハンマー18,…は、円板1
7,17、及び円板17と底板3との間に配された三段
式である。
【0028】また、複数の円板17,…には、その外周
近傍の円周等分位置であって、回転体15の軸方向と平
行に複数の支持ピン19,…が挿通されており、前記リ
ングハンマー18は、その略中心に穿設された穴18a
が支持ピン19に外挿されている。
【0029】前記リングハンマー18は、図3(イ)に
示す如く、円盤形状からなり、中心に穿設された穴18
aは、支持ピン19の直径よりも大きくなるように穿設
されている。本実施形態においては、穴18aの内径
が、支持ピン19の直径の約2倍となるように設定され
ている。また、リングハンマー18の周縁の適宜位置に
切欠18bが刻設されている。
【0030】また、図1に示す如く、最下段のリングハ
ンマー18に対しては、支持ピン19の直径と略一致す
る穴20aを有する副リングハンマー20が設けられて
おり、該副リングハンマー20は、リングハンマー18
の上面に重なるようにして、穴20aが支持ピン19に
外挿されている。但し、最下段のリングハンマー18と
副リングハンマー20とは、固着されておらず、互いに
相対変位可能となっている。
【0031】ここで、リングハンマー18の穴18aの
寸法は支持ピン19の直径よりも大に形成されてなるた
め、ローター15の回転に伴い、リングハンマー18は
遠心力により径外方向に変位することとなるが、この時
のリングハンマー18の外周回転軌跡Lが排出口7の径
内側端縁と径外側端縁との間に所在するよう、即ち、排
出口7が、リングハンマー18の外周回転軌跡Lよりも
径外方向に延出するよう、該排出口7の位置が決められ
ている。
【0032】また、前記ケーシング1の胴体2及びこれ
に取付けられたライナー13には、開口2aが連通形成
されると共に、該開口2aを開閉可能な蓋体12が設け
られている。該蓋体12は、その上端縁が胴体2に回動
自在に枢支されており、自重にて略鉛直状態を維持して
いる。そして、開口2aには、筒状のシュート14が接
続されており、蓋体12が開いた状態では、胴体2の内
部とシュート14の内部とが連通状態となる。
【0033】第一実施形態に係る竪型破砕機は、以上の
構成からなり、次に、その処理態様について説明する。
まず、対象物は、投入部6からケーシング1内に投入さ
れる。さすれば、対象物は、回転するローター15に伴
うリングハンマー18の打撃作用により、該リングハン
マー18とライナー13との間で破砕が行なわれる。
【0034】そして、胴体2は、下方側ほど縮径化され
た逆テーパ状に形成されているので、下方側ほど断面積
が小さくなり、その結果、破砕物は、下方側ほど小さく
破砕されることとなる。
【0035】しかる後、破砕物がケーシング1の底部に
至り、予め開口面積の調整された排出口7より小さくな
っていれば、排出口7から外部に排出され、まだ、排出
口7より大きければ、排出口7より小さくなるまで破砕
が行なわれる。
【0036】一方、リングハンマー18とライナー13
とによっても破砕されない強固物は、従来の竪型破砕機
であれば、そのままケーシング内に残留することになる
が、本実施形態においては、その遠心力によって径外方
向に飛ばされて蓋体12に当接し、その運動エネルギー
によって蓋体12は反跳的に開き、強固物はシュート1
4を介してそのままの形で胴体2の外部に排出される。
従って、ローターの回転を一時的に止めて、強固物を人
為的に取り出すというような煩雑な作業が不要となり、
破砕処理の自動運転化を促進することができる。
【0037】第一実施形態に係る竪型破砕機は、以上の
態様によって破砕処理が行なわれ、調整機構8によって
排出口7の開口面積を変更可能であるため、外部に排出
される破砕物の大きさを任意に変更することができ、し
かも、排出口7は、略四角形状からなる一定形状である
ため、排出される破砕物の大きさを均一化することがで
きる。
【0038】また、排出口7のうち、リングハンマー1
8の外周回転軌跡Lよりも径外領域が、主として破砕物
の排出に関与する領域であるということが経験的に知ら
れているが、本実施形態に係る調整機構8のスライド板
9は、主として該領域において変位する構成であるた
め、破砕物の実質開口面積を変化させて、外部に排出さ
れる破砕物の大きさを有効且つ確実に変更することがで
きる。
【0039】さらに、リングハンマー18の穴18aの
内径を支持ピン19の直径の約2倍にすることで、ロー
ター15の径方向におけるリングハンマー18の移動量
が大きくなるため、強固物がリングハンマー18とライ
ナー13との間に急に侵入してきても、リングハンマー
18が径内方向に退避可能であり、従って、強固物の噛
み込みによるローター15の過負荷を未然に防止するこ
とができる。
【0040】尚、本発明に係る竪型破砕機は、上記第一
実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸
脱しない範囲にて種々の変更が可能である。
【0041】例えば、排出口の形状、数は上記第一実施
形態に限定されない。また、調整機構は、全ての排出口
に設けるものであってもよく、任意の排出口に設けるも
のであってもよい。但し、全排出口のうち、少なくとも
三箇所以上に設けるのがより好ましい。
【0042】また、リングハンマーの穴の形状は上記第
一実施形態の如く、円形に限定されず、例えば、図3
(ロ)に示す如く、略三角形であってもよい。かかる場
合、図4に示す如く、ローターが回転する際、穴の角部
と支持ピンとが係合を維持して、リングハンマーは径外
方向Aに変位するので、ローターに対するリングハンマ
ーの姿勢が略三つの態様に定められ、従って、破砕物と
の接触によって発生するリングハンマー18の外周面の
摩耗(図中、ハッチング部分)は、全周にわたって略均
一化されることとなる。
【0043】さらに、駆動手段としてのシリンダは、自
動式であってもよく、手動式であってもよい。また、調
整機構に使われるスライド板の形状は、上記実施形態に
限定されず、要は、排出口の開口面積を変化させること
ができれば、本発明の意図するところである。
【0044】<第二実施形態>以下、本発明に係る竪型
破砕機の第二実施形態について、第一実施形態と構成が
相違する部分についてのみ説明する。
【0045】第一の相違点は、支持ピン19にある。即
ち、第二実施形態に係る支持ピン19は、ローター15
の回転軸方向に沿って複数のローターディスク17,…
を貫く軸体19aと、リングハンマー20が外嵌される
部位であって、該軸体19aの軸芯から径方向に変位し
た偏芯部19bとからなる。該偏芯部19bは、円盤カ
ム状であって、軸体19aの外周面に外接するように形
成されており、従って、軸体19aの軸芯と偏芯部19
bの軸芯とは平行の関係にある。
【0046】そして、前記偏芯部19bは、最下位のロ
ーターディスク17とその上のローターディスク17と
の間に介在し、この偏芯部19bに、最下段のリングハ
ンマー18が外挿されている。該最下段のリングハンマ
ー18の穴18aは、軸体19aよりも径の太い偏芯部
19bを挿入可能とすべく、他のリングハンマー18の
穴18aよりも大径となっている。尚、該最下段のリン
グハンマー18の上面には、軸体19aに外挿される副
リングハンマー20が配置されている。
【0047】第二の相違点は、ケーシング1の胴体2に
ある。即ち、胴体2及びこれに取付けられたライナー1
3には、第一実施形態に係る開口2aを無くし、該開口
2aよりも小面積の排出口2bが連通形成されている。
該排出口2bは、胴体2の底板3近傍であって、周方向
に間隔を有して複数形成されている。従って、底板3に
形成された排出口7,…を第一の排出口とするならば、
かかる胴体2に形成された排出口2b,…は、第二の排
出口とすることができる。尚、開口2aや排出口2bに
対応する位置には、ライナー13を取付けないようにし
てもよい。また、排出口2bの下縁を底板3と面一にす
るようにしてもよい。
【0048】以上のように構成した第二実施形態に係る
竪型破砕機によれば、図6(イ)に示す如く、偏芯部1
9bをローター15の内側に向くように配置すれば、ロ
ーター15の回転に伴って遠心力により径外方向に変位
するリングハンマー18の外周回転軌跡L1 の径が最小
となり、図6(ロ)に示す如く、偏芯部19bをロータ
ー15の外側に向くように配置すれば、ローター15の
回転に伴って遠心力により径外方向に変位するリングハ
ンマー18の外周回転軌跡L2 の径が最大となる。そし
て、支持ピン19を軸周りに所定角度回転して、該支持
ピン19の回転位置を変更することにより、リングハン
マー18の外周回転軌跡LをL1 〜L2の範囲内で変更
することが可能となる。
【0049】このように、支持ピン19の偏芯部19b
をローター15の回転面に沿って回転可能にし、外部に
排出される破砕物の粒度(大きさ)決定に大きく関わる
最下段のリングハンマー18の外周回転軌跡Lを所定範
囲内で変更して、該リングハンマー18とライナー13
(胴体2の内周面)との間隔を変更する構成を採用する
ことにより、外部に排出される破砕物の粒度調整を簡単
且つ確実に行なうことができ、この点で、第二実施形態
に係る竪型破砕機は極めて有用である。
【0050】尚、外周回転軌跡L1 及び外周回転軌跡L
2 は、図6に示す如く、排出口7にかかるようにする。
この理由として、排出口7のうち、リングハンマー18
の外周回転軌跡Lよりも径外領域が主として破砕物の排
出に関与する領域であること、第一実施形態において既
述の如くであるが、この領域の大きさ(面積)を調整す
ることにより、排出口7による破砕物の粒度調整も行な
って、外部に排出される破砕物の大きさのより一層の均
一化を図ることが挙げられる。
【0051】また、従来は、ケーシング1の底板3にの
み排出口7,…を設けているため、対象物のケーシング
1内での滞留時間が長く、破砕物の生産性が低いという
問題があったが、第二実施形態に係る竪型破砕機は、胴
体2にも排出口2b,…を設けることで、破砕効果を損
なうことなく、外部への排出量を増やすことができ、破
砕物の生産性を向上させることができるという利点を有
する。
【0052】尚、本発明に係る竪型破砕機は、上記第二
実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸
脱しない範囲にて種々の変更が可能である。
【0053】例えば、第一の排出口7及び第二の排出口
2bの形状、数は、上記第二実施形態に限定されない。
そして、リングハンマー18の穴の形状、個数も、上記
第二実施形態に限定されない。この場合、リングハンマ
ー18の穴径の異なるものを数種類用意し、これを選択
的に取り替えることで、ローター15の回転に伴って遠
心力により径外方向に変位するリングハンマー18の外
周回転軌跡Lを変更することができる。
【0054】また、排出口7に対する最下段のリングハ
ンマー18の外周回転軌跡Lの通る位置は、上述のもの
に限定されず、排出口7よりも内側あるいは外側を通る
ものであってもよいが、上述の理由により、排出口7の
上を通る方がより好ましい。
【0055】さらに、偏芯部19bを設けるのは、ロー
ター15の最下段のみに限られず、偏芯部19bをロー
ター15の全段に設け、全てのリングハンマー18,…
の外周回転軌跡Lを可変にするものであってもよい。ま
た、ローター15の周方向における全ての支持ピン19
に偏芯部19bを設ける必要もなく、ローター15の周
方向における適宜の支持ピン19にのみ偏芯部19bを
設けるものであってもよい。
【0056】また、偏芯部19bの形状は、真円形に限
定されないのは勿論である。
【0057】さらに、一の竪型破砕機に対して、偏芯部
19bと第二の排出口2bの両方を採用することは必須
ではなく、偏芯部19bのみにして、第二の排出口2b
を設けない(第一の排出口7のみにする)構成や、偏芯
部19bを設けずして、第二の排出口2bのみにする構
成も、当然に採用可能である。
【0058】
【発明の効果】以上の如く、本発明に係る竪型破砕機
は、排出口がローターの回転軸を中心として円周方向に
複数形成され、且つ、排出口の開口面積を可変にする調
整機構が設けられてなるため、排出口7の開口面積を変
えておくことで、排出される破砕物の大きさ(粒度)を
任意に変更することができると共に、破砕物の大きさを
均一化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態に係る竪型破砕機の断面
側面図。
【図2】同実施形態の底板及び調整機構の概略平面図。
【図3】同実施形態のリングハンマー周辺の要部平面図
であって、(イ)は、リングハンマーの穴の形状が円、
(ロ)は、穴の形状が略三角であるもの。
【図4】同実施形態のリングハンマー周辺の要部平面図
であって、破砕処理によるリングハンマーの摩耗態様を
表したもの。
【図5】本発明の第二実施形態に係る竪型破砕機の断面
側面図。
【図6】同実施形態の竪型破砕機の要部断面平面図。
【符号の説明】
1…ケーシング、2…胴体、2a…開口、2b…排出
口、3…底板、4…受け板、5…天井板、6…投入部、
7…排出口、8…調整機構、9…スライド板、10…シ
リンダ(駆動手段)、12…蓋体、13…ライナー、1
4…シュート、15…ローター、16…シャフト、16
a…膨大部、17…円板、18…リングハンマー、18
a…穴、18b…切欠、19…支持ピン、19a…軸
体、19b…偏芯部、20…副リングハンマー、20a
…穴

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下方に排出口(7)を備えたケーシング
    (1)内に、ローター(15)が回転自在に配置される
    と共に、該ローター(15)の軸周りに取付けられた支
    持ピン(19)に、リングハンマー(18)が外挿さ
    れ、ケーシング(1)の上方から投入した対象物を破砕
    して排出口(7)から取り出すよう構成してなる竪型破
    砕機において、前記排出口(7)が、ローター(15)
    の回転軸を中心として円周方向に複数形成され、且つ、
    前記排出口(7)の開口面積を可変にする調整機構
    (8)が設けられてなることを特徴とする竪型破砕機。
  2. 【請求項2】 前記調整機構(8)が、排出口(7)に
    出退するスライド板(9)と、該スライド板(9)の出
    退操作を行なう駆動手段(10)とからなる請求項1記
    載の竪型破砕機。
  3. 【請求項3】 下方に排出口(7)を備えたケーシング
    (1)内に、ローター(15)が回転自在に配置される
    と共に、該ローター(15)の軸周りに取付けられた支
    持ピン(19)に、リングハンマー(18)が外挿さ
    れ、ケーシング(1)の上方から投入した対象物を破砕
    して排出口(7)から取り出すよう構成してなる竪型破
    砕機において、前記リングハンマー(18)の穴(18
    a)の寸法が、支持ピン(19)の直径よりも大に形成
    されてなることを特徴とする竪型破砕機。
  4. 【請求項4】 前記リングハンマー(18)の穴(18
    a)内に異物が混入するのを防止すべく、支持ピン(1
    9)の直径と略一致する穴(20a)を有する副リング
    ハンマー(20)が、前記リングハンマー(18)の上
    面に重なるようにして支持ピン(19)に外挿されてな
    る請求項3記載の竪型破砕機。
  5. 【請求項5】 前記リングハンマー(18)が、ロータ
    ー(15)の軸方向に複数段配されると共に、前記副リ
    ングハンマー(20)が、最下段のリングハンマー(1
    8)に対して設けられてなる請求項4記載の竪型破砕
    機。
  6. 【請求項6】 前記リングハンマー(18)の穴(18
    a)の形状が、多角形である請求項3乃至5の何れかに
    記載の竪型破砕機。
  7. 【請求項7】 ライナー(13)を内面に取付けた胴体
    (2)と排出口(7)を備えた底板(3)とからなるケ
    ーシング(1)内に、ローター(15)が回転自在に配
    置されると共に、該ローター(15)の軸周りに取付け
    られた支持ピン(19)に、リングハンマー(18)が
    外挿され、ケーシング(1)の上方から投入した対象物
    を、リングハンマー(18)とライナー(13)とによ
    って破砕し、排出口(7)から取り出すよう構成してな
    る竪型破砕機において、前記底板(3)が、二重構造か
    らなり、外側の底板(3a)が、前記胴体(2)に固着
    される一方、内側の底板(3b)が、外側の底板(3
    a)に着脱自在に構成されてなることを特徴とする竪型
    破砕機。
  8. 【請求項8】 前記胴部(2)に、所定の大きさの開口
    (2a)が形成されると共に、該開口(2a)を開閉可
    能な蓋体(12)が設けられてなる請求項7記載の竪型
    破砕機。
  9. 【請求項9】 下方に排出口(7)を備えたケーシング
    (1)内に、ローター(15)が回転自在に配置される
    と共に、該ローター(15)の軸周りに取付けられた支
    持ピン(19)に、リングハンマー(18)が外挿さ
    れ、ケーシング(1)の上方から投入した対象物を破砕
    して排出口(7)から取り出すよう構成してなる竪型破
    砕機において、前記支持ピン(19)に、該支持ピン
    (19)の径方向に変位する偏芯部(19b)が設けら
    れ、該偏芯部(19b)に、前記リングハンマー(1
    8)が外挿されてなることを特徴とする竪型破砕機。
  10. 【請求項10】 前記リングハンマー(18)が、ロー
    ター(15)の軸方向に複数段配されると共に、前記偏
    芯部(19b)が、最下段のリングハンマー(18)に
    対して設けられてなる請求項9記載の竪型破砕機。
  11. 【請求項11】 筒状の胴体(2)と該胴体(2)の下
    側開口端を閉塞する底板(3)とを備えたケーシング
    (1)内に、ローター(15)が回転自在に配置される
    と共に、該ローター(15)の軸周りに取付けられた支
    持ピン(19)に、リングハンマー(18)が外挿さ
    れ、ケーシング(1)の上方から投入した対象物をリン
    グハンマー(18)によって破砕する構成にしてなる竪
    型破砕機において、前記底板(3)には、複数の第一の
    排出口(7,…)が環状に配設されると共に、前記胴体
    (2)の底板(3)近傍位置には、複数の第二の排出口
    (2b,…)が周方向に配設されてなることを特徴とす
    る竪型破砕機。
  12. 【請求項12】 前記第二の排出口(2b)が、開閉自
    在に構成されてなる請求項11記載の竪型破砕機。
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