JPH09141115A - 破砕装置 - Google Patents

破砕装置

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JPH09141115A
JPH09141115A JP32644195A JP32644195A JPH09141115A JP H09141115 A JPH09141115 A JP H09141115A JP 32644195 A JP32644195 A JP 32644195A JP 32644195 A JP32644195 A JP 32644195A JP H09141115 A JPH09141115 A JP H09141115A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crushing
pin
discharge
plate
discharging
Prior art date
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Pending
Application number
JP32644195A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshifumi Iwaasa
浅 好 文 岩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GOSHINA SANGYO
GOSHINA SANGYO KK
Original Assignee
GOSHINA SANGYO
GOSHINA SANGYO KK
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Publication date
Application filed by GOSHINA SANGYO, GOSHINA SANGYO KK filed Critical GOSHINA SANGYO
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Publication of JPH09141115A publication Critical patent/JPH09141115A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 破砕粒を掻出し排出する掻出板の交換を可能
にした排出機構を備える。 【解決手段】 破砕室1の内部で回転するロータシャフ
ト2の上部に破砕材料Aを破砕する破砕機構3が設けら
れ下部に破砕材料Aが破砕処理された破砕粒Bを排出す
る排出機構4が設けられ、破砕機構3はロータシャフト
2に階層状に固定されたロータディスク31に貫通され
たピン32に破砕刃33が取付けられ、排出機構4はロ
ータシャフト2に固定された排出盤41に掻出板42が
設けられてなる。排出機構4の排出盤41にピン受43
を設けて破砕機構3のピン32を排出盤41まで延長配
設し、排出機構4の掻出板42を破砕機構3のピン32
に嵌合支持した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属材,合成樹脂
材を素材とする廃棄物等を回転衝撃で破砕処理する破砕
装置に装備される排出機構の組立構造に係る技術分野に
属する。
【0002】
【従来の技術】従来、破砕装置としては、例えば、特開
平5−228384号公報に記載のものが知られてい
る。
【0003】この従来の破砕装置は、図6,図7に示す
ように、破砕室1の内部の中心に垂直に配設されて回転
するロータシャフト2と、ロータシャフト2の上部に設
けられ破砕室1の材料投入口11から投入された破砕材
料Aを破砕する破砕機構3と、ロータシャフト2の下部
に設けられ破砕材料Aが破砕処理された破砕粒Bを破砕
室1の排出口12から排出する排出機構4とを備えてい
る。破砕機構3は、ロータシャフト2に階層状に固定さ
れた円盤形のロータディスク31と、ロータディスク3
1の外周付近に垂直方向へ貫通された円柱形のピン32
と、ピン32に遊嵌合されたリング形の破砕刃33とか
らなる。排出機構4は、ロータシャフト2に固定された
円盤形の排出盤41と、排出盤41に起立固定された掻
出板42とからなる。
【0004】この従来の破砕装置では、破砕機構3のピ
ン32をロータディスク31から引抜くことにより破砕
刃33を取外すことができるように構成して、破砕刃3
3の摩耗,損傷の場合の交換を容易にしている。
【0005】さらに、この従来の破砕装置では、排出機
構4の掻出板42を径方向に対して一定角度θ傾斜させ
るように構成して、破砕粒Bが排出盤41の外側方向
(破砕室1の排出口12)へ円滑に掻出されるようにし
ている(図7参照)。なお、破砕粒Bは、掻出板42に
よる掻出しと排出盤41の回転との相乗によって、排出
盤41の外側方向へ弾き飛ばされることになる。また、
排出盤41は、破砕室1の底壁13の摩耗,損傷を防止
するために、底壁13のほぼ全面を覆っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来の破砕装置
では、排出機構4の掻出板42が排出盤41に固定され
ているために、掻出板42が摩耗,損傷した場合に簡単
に交換することができないという問題点がある。
【0007】なお、現状の掻出板42の摩耗,損傷の対
応策としては、補修用当板等を掻出板42へ溶接固定等
することが行われている。従って、破砕室1の狭い底部
での困難な作業が要求されている。
【0008】本発明は、このような問題点を考慮してな
されたもので、破砕粒を掻出し排出する掻出板の交換を
可能にした排出機構を備えた破砕装置を提供することを
課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明に係る破砕装置は、次のような手段を採用す
る。
【0010】即ち、請求項1では、破砕室の内部で回転
するロータシャフトの上部に破砕材料を破砕する破砕機
構が設けられ下部に破砕材料が破砕処理された破砕粒を
排出する排出機構が設けられ、破砕機構はロータシャフ
トに階層状に固定されたロータディスクに貫通されたピ
ンに破砕刃が取付けられ、排出機構はロータシャフトに
固定された排出盤に掻出板が設けられてなる破砕装置に
おいて、排出機構の排出盤にピン受を設けて破砕機構の
ピンを排出盤まで延長配設し、排出機構の掻出板を破砕
機構のピンに嵌合支持したことを特徴とする。
【0011】この手段では、破砕機構のピンを引抜く
と、排出機構の掻出板を取外して交換することができ
る。
【0012】また、請求項2では、請求項1の破砕装置
において、排出機構の掻出板の取付孔の径を破砕機構の
ピンの径よりも大きくして掻出板をピンに回転可能に遊
嵌合したことを特徴とする。
【0013】この手段では、排出機構の掻出板が回転動
して破砕粒を掻出し排出することになる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る破砕装置の実
施の形態を図1〜図5に基いて説明する。
【0015】図1〜図3は、本発明に係る破砕装置の実
施の形態(1)を示すものである。
【0016】この実施の形態では、前述の図6,図7に
示した従来例について、排出機構4の掻出板42の形状
と支持構造とを変更した構成としてある。
【0017】排出機構4の掻出板42は、一端部側を丸
幅広部421とし他端部側を丸幅狭部422とした茄子
形からなる。幅狭部422には、破砕機構3のピン32
の径よりも大きな径の取付孔423が開口されている。
【0018】この排出機構4の掻出板42は、排出盤4
1には固定されずに、破砕機構3のピン32に遊嵌合さ
れて回転可能に支持される。ピン32は、破砕機構3の
最下段のロータディスク31から排出機構4の排出盤4
1まで降下延長して配設され、排出盤41の上面に溶接
で固定されたリング形のピン受43に嵌合支持されてい
る。
【0019】このように構成された実施の形態では、破
砕機構3のピン32を上方へ引抜くと、ピン32による
排出機構4の掻出板42の支持が解除されるため、排出
機構4から掻出板42を取外すことができる。従って、
破砕機構3の破砕刃33と同様に、摩耗,損傷した排出
機構4の掻出板42を簡単に交換することができる。
【0020】また、破砕処理中では、排出機構4の掻出
板42の破砕機構3のピン32を中心とする回転動によ
り、破砕粒Bが掻出し排出されることになる。この掻出
板42の回転動による破砕粒Bの掻出し力は、従来例の
排出盤41に傾斜して設けられた掻出板42の掻出し力
よりも強くなるため、破砕粒Bが従来例よりも効率的に
排出盤41の外側方向へ弾き飛ばされることになる。な
お、従来例では、ロータシャフト2を逆回転させると掻
出板42が傾斜により破砕粒Bを掻込んでしまうことに
なるが、この実施の形態では、ロータシャフト2を逆回
転させても掻出板42の掻出しに変化は生じない。従っ
て、破砕機構3に詰まった破砕材料Aを外すため等でロ
ータシャフト2を逆回転させても、破砕粒Bの排出が継
続されることになる。
【0021】また、回転動する排出機構4の掻出板42
に対しては、ピン受43がスラストを受けるカラーとし
て機能する。従って、掻出板42の回転動が円滑にな
る。
【0022】図4,図5は、本発明に係る破砕装置の実
施の形態(2)を示すものである。
【0023】この実施の形態では、排出機構4の掻出板
42を薄肉厚のリング形にしてある。そして、掻出板4
2に開口された取付孔423の径は、破砕機構3のピン
32の径よりもかなり大きくしてある。また、排出機構
4の排出盤41に設けられたピン受43は、排出盤41
の上面に掘設された溝孔形にしてある。
【0024】このように構成された実施の形態では、前
述の実施の形態(1)と同様の作用,効果が奏される。
なお、破砕粒Bの排出に際しては衝撃力が不要であるた
め、リング形の掻出板42でも確実に破砕粒Bを掻出す
ことができる。また、溝孔形のピン受43は、掻出板4
2との衝突を避けて掻出板42の回転動を円滑にする。
【0025】以上、図示した実施の形態の外に、排出機
構4の掻出板42を回転動させず分解可能に固定する構
成とすることも可能である。
【0026】さらに、ロータシャフト2,破砕機構3の
ピン32が垂直ではなく傾斜して配設される構成とする
ことも可能である。
【0027】さらに、排出機構4の掻出板42につい
て、破砕機構3の破砕刃33と同一形状のものを採用し
たり、摩耗した破砕刃33を再利用する構成も可能であ
る。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明に係る破砕装置は、
各請求項共通として、破砕機構のピンを引抜くことによ
り排出機構の掻出板を取外すことができるため、摩耗,
損傷した掻出板を簡単に交換することができる効果があ
る。
【0029】さらに、請求項2のみとして、排出機構の
掻出板が回転動して破砕粒を掻出すため、破砕粒の掻出
し力が高められ、排出機構の破砕粒の排出性能が高くな
る効果がある。
【0030】さらに、請求項2のみとして、排出機構の
掻出板が回転動して破砕粒を掻出すため、ロータシャフ
トを逆回転させても、排出機構の破砕粒の排出作用が継
続される効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る破砕装置の実施の形態(1)を示
す正面断面図である。
【図2】図1のX方向の拡大断面図である。
【図3】図1の要部の組立構造を示す拡大斜視図であ
る。
【図4】本発明に係る破砕装置の実施の形態(2)を示
す要部の平面断面図である。
【図5】図4の拡大縦断面図である。
【図6】従来例を示す正面断面図である。
【図7】図6のY方向の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 破砕室 2 ロータシャフト 3 破砕機構 31 ロータディスク 32 ピン 33 破砕刃 4 排出機構 41 排出盤 42 掻出板 423 取付孔 43 ピン受 A 破砕材料 B 破砕粒

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 破砕室の内部で回転するロータシャフト
    の上部に破砕材料を破砕する破砕機構が設けられ下部に
    破砕材料が破砕処理された破砕粒を排出する排出機構が
    設けられ、破砕機構はロータシャフトに階層状に固定さ
    れたロータディスクに貫通されたピンに破砕刃が取付け
    られ、排出機構はロータシャフトに固定された排出盤に
    掻出板が設けられてなる破砕装置において、排出機構の
    排出盤にピン受を設けて破砕機構のピンを排出盤まで延
    長配設し、排出機構の掻出板を破砕機構のピンに嵌合支
    持したことを特徴とする破砕装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の破砕装置において、排出機構
    の掻出板の取付孔の径を破砕機構のピンの径よりも大き
    くして掻出板をピンに回転可能に遊嵌合したことを特徴
    とする破砕装置。
JP32644195A 1995-11-21 1995-11-21 破砕装置 Pending JPH09141115A (ja)

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JP32644195A JPH09141115A (ja) 1995-11-21 1995-11-21 破砕装置

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JP32644195A JPH09141115A (ja) 1995-11-21 1995-11-21 破砕装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001104812A (ja) * 1999-08-04 2001-04-17 Fuji Car Mfg Co Ltd 竪型破砕機
JP2006263580A (ja) * 2005-03-24 2006-10-05 Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd 竪型破砕機
CN103331191A (zh) * 2013-06-13 2013-10-02 南京惠德机械有限公司 一种废料粉碎机
CN106513111A (zh) * 2016-12-19 2017-03-22 四川雷鸣生物环保工程有限公司 一种陈腐垃圾破碎机

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