JP2001103255A - 画像処理システム - Google Patents

画像処理システム

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JP2001103255A
JP2001103255A JP28024599A JP28024599A JP2001103255A JP 2001103255 A JP2001103255 A JP 2001103255A JP 28024599 A JP28024599 A JP 28024599A JP 28024599 A JP28024599 A JP 28024599A JP 2001103255 A JP2001103255 A JP 2001103255A
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Takeshi Morikawa
武 森川
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像読み取り装置で読み取った複数頁の画像
データを所定の頁順でメモリに書き込むとともに、前記
画像データのメモリからの読み出しと画像処理とを所定
の頁順に繰り返して実行処理するに際し、前記画像デー
タの前記メモリへ書き込み中に、メモリ空き容量が不足
したり、所定の空き容量を確保できなくなった場合で
も、全ての原稿を画像読み取り装置で再度読み取る必要
をなくし、画像処理効率を向上した画像処理システム、
及び画像処理方法を提供する。 【解決手段】 メモリフルやメモリニアフルが発生した
場合には、画像データの一部を保持し、一部を破棄す
る。保持された画像データについては、それを用いてメ
モリからの読み出し及び画像処理を繰り返し実行する。
従って、その画像データの再度の読み取りは不要であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機等に用い
られるプリントシステムその他の画像処理システム、及
び画像処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】画像処理システムの一つである複写機に
おいては、画像読み取り装置で読み取られた画像データ
は、ハードディスクにいったん記憶された後、あるいは
ハードディスクに記憶されることなく直接に、DRAM
(Dynamic Random Access Memory)等のメモリに書
き込まれる。そして、書き込まれた画像データをメモリ
から読み出して画像処理し、プリントアウトする構成と
なっている。
【0003】また、一般には、DRAMへの複数頁の画
像データの書き込みは、原稿属性に応じて100%から
5%の圧縮率で圧縮した状態で行われる。例えば、文字
の多い頁では圧縮率が良く、写真のようにハーフトーン
が多い頁では圧縮率が悪い。また、画像処理モードとし
ては、1頁〜N頁→1頁〜N頁→・・・といったよう
に、DRAMから頁順で画像データを読み出して印刷す
る処理を複数回繰り返し実行する電子ソートモードや、
いったん印刷した画像についてDRAMやハードディス
クに画像データを保持しておき、ユーザーの再プリント
要求入力等によりメモリから再度画像データを読み出し
て印刷するメモリリコールモード等が知られている。
【0004】このような構成の一部を開示している画像
処理システム例として、特開平10−304111号が
知られている。この先行例においては、印刷の実行中に
おいてDRAMのメモリ空き容量が不足した場合や、所
定の空き容量を確保できなくなった場合に、DRAMに
保持される1〜N頁の画像データの内、先に印刷される
頁、つまり1頁目から順に画像データをメモリから破棄
して、メモリの空き容量を確保し、メモリの空きエリア
に次頁以降の画像データを書き込み、印刷動作を継続す
る技術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像処理システムにおいては、例えば、前述の電子
ソートモードやメモリリコールモードの如く、1頁〜N
頁の画像データを頁順に読み出して印刷する処理を複数
回繰り返し実行するに際し、画像データの書き込み中
に、メモリ空き容量が不足したり所定の空き容量を確保
できなくなると、画像処理すべき先頭の頁である1頁目
の画像データは破棄されている。このため、再度1頁〜
N頁の画像データを印刷するきには、1〜N頁の全ての
頁を読み取り装置で新たに読み取ってDRAMに記憶し
直す必要があった。このため、印刷の終了までに時間が
かかり、処理効率が良くないという欠点があった。
【0006】このような欠点は、複写機に限って生じる
ものではなく、画像読み取り装置と接続して画像処理を
行う画像処理システムにおいては同様に生じるものであ
った。
【0007】この発明は、このような技術的背景に鑑み
てなされたものであって、画像読み取り装置で読み取っ
た複数頁の画像データを所定の頁順でメモリに書き込む
とともに、前記画像データのメモリからの読み出しと画
像処理とを所定の頁順に繰り返して実行処理するに際
し、前記画像データの前記メモリへ書き込み中に、メモ
リ空き容量が不足したり、所定の空き容量を確保できな
くなった場合でも、全ての原稿を画像読み取り装置で再
度読み取る必要をなくし、画像処理効率を向上した画像
処理システム、及び画像処理方法の提供を課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題は、画像読み取
り装置と、画像読み取り装置で読み取られた複数頁の画
像データを記憶するメモリと、前記画像データの前記メ
モリへの書き込みを所定の頁順に行うと共に、前記画像
データの前記メモリからの読み出しと画像処理とを所定
の頁順に繰り返して実行する第1制御手段と、前記メモ
リに容量不足により画像データが記憶できなくなったか
どうかを検出するメモリフル検出手段と、前記第1制御
手段による前記画像データの前記メモリへの書き込み中
に、前記メモリに画像データが記憶できなくなったこと
(以下、メモリの容量不足によってメモリに画像データ
が記憶できなくなった状態を「メモリフル」という)
が、前記メモリフル検出手段によって検出された場合に
は、前記メモリに記憶されていた画像データのうちの一
部を、前記第1制御手段による次回の画像処理のときま
で保持するとともに、一部の画像データを破棄し、保持
した画像データを用いて、前記第1制御手段による次回
の画像処理の制御を実行する第2制御手段と、前記第2
制御手段により破棄された画像データについて、前記画
像読み取り装置による再度の画像読み取り処理を可能な
ように所定の処理を実行する第3制御手段と、を備えた
ことを特徴とする画像処理システムによって解決され
る。
【0009】また、上記課題は、第2の発明に係る、画
像読み取り装置と、画像読み取り装置で読み取られた複
数頁の画像データを記憶するメモリと、所定の空き容量
を残して画像データが前記メモリに記憶されるように制
御する第4制御手段と、前記画像データの前記メモリへ
の書き込みを所定の頁順に行うと共に、前記画像データ
の前記メモリからの読み出しと画像処理とを所定の頁順
に繰り返して実行する第1制御手段と、前記メモリに前
記所定の空き容量を残して画像データが記憶できなくな
ったかどうか(以下、メモリに前記所定の空き容量を残
して画像データが記憶できなくなった状態を「メモリニ
アフル」という)を検出するメモリニアフル検出手段
と、前記第1制御手段による前記画像データの前記メモ
リへの書き込み中に、前記所定の空き容量を残して画像
データがメモリに記憶できなくなったことが、前記メモ
リニアフル検出手段によって検出された場合には、前記
メモリに記憶されていた画像データのうちの一部を、前
記第1制御手段による次回の画像処理のときまで保持す
るとともに、一部の画像データを破棄し、保持した画像
データを用いて、前記第1制御手段による次回の画像処
理の制御を実行する第2制御手段と、前記第2制御手段
により破棄された画像データについて、前記画像読み取
り装置による再度の画像読み取り処理を可能なように所
定の処理を実行する第3制御手段と、を備えたことを特
徴とする画像処理システムによっても解決される。
【0010】上記第1,第2の発明に係る画像処理シス
テムによれば、例えば電子ソートモードやメモリリコー
ルモードのように、画像読み取り装置で読み取られた複
数頁の画像データの前記メモリへの書き込みを所定の頁
順で行うと共に、前記画像データの前記メモリからの読
み出しと画像処理とを所定の頁順に繰り返して実行する
処理を行うに際し、画像データの前記メモリへの書き込
みを実行している時に、メモリフルやメモリニアフルが
発生した場合には、メモリに記憶されていた画像データ
のうちの一部をそのまま保持し、一部の画像データを破
棄し、保持した画像データについてはこれを用いて、前
記第1制御手段による次回の画像処理を実行する。この
ため、保持された一部の画像データについては、再度画
像処理を繰り返す場合にも、もはや読み取り装置で画像
データを読み取る必要はなくなるから、全体の処理時間
が短くなる。
【0011】また、メモリから破棄された画像データに
ついては、第3制御手段によって、画像読み取り装置に
よる再度の画像読み取り処理を可能なように所定の処理
を実行するから、この処理に従って、画像読み取り装置
に読み取らせることで、必要部数の画像処理済みデータ
が効率よく得られる。
【0012】上記において、メモリフルかどうかの判断
は、メモリの全容量を超えるために画像データを記憶で
きなくなったかどうかによって行っても良いし、所定の
空き容量を残せなくなった場合をメモリフルと判断して
も良い。また、メモリニアフルかどうかの判断は、所定
の空き容量を残せなくなったかどうかによって行う。
【0013】上記において、望ましくは、前記第1制御
手段によって前記メモリに書き込まれる複数頁の画像デ
ータを書き込み前に圧縮する圧縮手段と、前記メモリに
書き込まれた画像データを読み出して伸長する伸長手段
と、を備え、前記メモリフル検出手段またはメモリニア
フル検出手段は、前記圧縮手段による圧縮前の画像デー
タまたは所定の圧縮率で圧縮した画像データを前記メモ
リに記憶したと仮定したときのメモリ容量に基づいて、
前記メモリに画像データが記憶できなくなったかどう
か、または前記メモリに前記所定の空き容量を残して画
像データが記憶できなくなったかどうかを検出する構成
とするのが良い。
【0014】このような構成とすることによって、例え
ば最悪の圧縮率又はこれに近い圧縮率で圧縮したと仮定
したときのメモリ容量に基づいて、メモリフルかどう
か、メモリニアフルどうかの判断を行うことができるか
ら、より安全度の高い確実な判断がおこなわれる。
【0015】また、前記第3制御手段が実行する処理の
一例としては、メモリから画像データが破棄された頁の
合計枚数を表示する場合を挙げることができる。これに
よれば、ユーザーは、この表示を見て、所定の原稿を画
像読み取り装置にセットでき、操作性が向上する。
【0016】また、メモリフルやメモリニアフルが発生
した場合に、前記第2制御手段による画像処理の繰り返
し実行動作の継続を解除可能となされていてもよい。こ
れにより、メモリフルやメモリニアフルが発生した場合
に、電子ソートモードやメモリリコールモードによる画
像処理を解除できる。この場合、前記解除は、画像処理
前に予め設定可能であっても良いし、メモリフルやメモ
リニアフルが発生した時点で設定可能であっても良く、
解除の設定時期の選択自由度が広がる。
【0017】また、画像処理システムが複写機のような
読み取り装置を備えたプリントシステムである場合に
は、短時間で複数部の印刷物が得られる。この場合の画
像処理としては、メモリから呼び出した圧縮データを伸
張し、ラスタライズドイメージデータを形成し、プリン
タ部にデータ転送し、必要ならスムージング処理した後
プリントアウトする処理を例示できる。
【0018】また、この発明に係る第3のものは、画像
読み取り装置で複数頁の画像データを読み取るステップ
と、前記画像読み取り装置で読み取った各頁の前記画像
データを所定の頁順でメモリに書き込むステップと、書
き込んだ画像データの前記メモリからの読み出しと画像
処理とを所定の頁順で繰り返して実行するステップと、
前記メモリへ容量不足により画像データが記憶できなく
なったかどうか、または前記メモリに所定の空き容量を
残して画像データが記憶できなくなったかどうかを検出
するステップと、前記メモリへ画像データが記憶できな
くなったこと、または前記メモリへ前記所定の空き容量
を残して画像データが記憶できなくなったことが検出さ
れた場合には、前記メモリに記憶されている画像データ
のうちの一部の画像データを、次回の画像処理のときま
で保持するとともに、一部の画像データを破棄し、保持
した画像データについてはこれを用いて次回の画像処理
を実行するステップと、破棄された画像データについ
て、前記画像読み取り装置による再度の画像読み取り処
理を可能なように所定の処理を実行するステップと、を
含むことを特徴とする画像処理方法にある。
【0019】この画像処理方法によれば、画像読み取り
装置で読み取られた複数頁の画像データの前記メモリへ
の書き込みを所定の頁順で行うと共に、前記画像データ
の前記メモリからの読み出しと画像処理とを所定の頁順
に繰り返して実行する処理を行うに際し、画像データの
前記メモリへの書き込みを実行している時に、メモリフ
ルやメモリニアフルが発生した場合には、メモリに記憶
されていた画像データのうちの一部をそのまま保持し、
一部の画像データを破棄し、保持した画像データを用い
て次回の画像処理の制御を実行する。このため、保持さ
れた一部の画像データについては、もはやこれら画像デ
ータの画像読み取り装置による再度の読み取りは不要と
なる。また、破棄された画像データについては、画像読
み取り装置による再度の画像読み取り処理を可能なよう
に所定の処理を実行するから、この処理に従って、画像
読み取り装置に読み取らせることで、必要部数の画像処
理済みデータが、効率よく得られる。
【0020】上記処理法法においては、さらに、画像読
み取り装置から送られてきた各頁の画像データを、前記
メモリへの書き込み前に圧縮するステップと、前記メモ
リに書き込まれた圧縮画像データを読み出して伸長する
ステップとを備え、前記メモリへ画像データが記憶でき
なくなったかどうか、または前記メモリに所定の空き容
量を残して画像データが記憶できなくなったかどうかを
検出するステップにおいては、前記圧縮前の画像データ
または所定の圧縮率で圧縮した画像データを前記メモリ
に記憶したと仮定したときのメモリ容量に基づいて、前
記メモリに画像データが記憶できなくなったかどうか、
または前記メモリに前記所定の空き容量を残して画像デ
ータが記憶できなくなったかどうかを検出するのが良
い。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
的に説明する。
【0022】図1は、本発明にかかる画像処理システム
の一例であるプリントシステムを備えた複写機Mの全体
構成を示す断面正面図である。図1に示すように、複写
機Mは、読み取り装置としてのイメージリーダーIR
と、ページプリンタPRTとを備えたデジタル複写機で
ある。
【0023】前記イメージリーダーIRは、走査部10
と画像信号処理部20と圧縮部30とを備えており、原
稿台ガラス18上に置かれた原稿を読み取り、その原稿
の画像の各画素に対応する画像データを生成するように
なっている。露光ランプ11および第1ミラー12を有
する第1スキャナ19と、第2ミラー13aおよび第3
ミラー13bを有する第2スキャナ15とは、スキャン
モータM2によって駆動され、矢印b方向(副走査方
向)に移動する。露光ランプ11の光は、原稿台ガラス
18上の原稿によって反射され、ミラー12、13a、
13bおよびレンズ14を経由してラインセンサ16に
照射される。ラインセンサ16は、図1の紙面と直交す
る方向(主走査方向)に多数の光電変換素子(CCD)
を配列したものであり、各画素に対応する画像データを
出力する。また、上述のように第1スキャナ19および
第2スキャナ15がb方向に移動することにより、ライ
ンセンサ16は、原稿画像を副走査することができる。
なお、第1スキャナ19がホームポジションにあるか否
かはセンサ(図示せず)によって検出される。
【0024】イメージリーダーIRの本体の上部には、
原稿カバーを兼ねた付加装置である自動両面原稿送り装
置(ADFR)500が、その後端を支点にして開閉可
能な形態で組み付けられている。ADFR500は、原
稿スタッカ510上にセットされた原稿を、給紙ローラ
501とさばきローラ502とさばきパッド503と中
間ローラ504とレジストローラ505と搬送ベルト5
06とにより、原稿台ガラス18上に搬送し、読み取り
後の原稿を排紙ローラ509により原稿排出トレイ51
1上に排出する。さらに、ADFR500には、原稿ス
ケール512と、原稿の有無を検出する原稿センサSE
50と、原稿サイズセンサSE51と、排出センサSE
52とが設けられている。なお、図1の符号200は操
作パネルを示す。
【0025】ページプリンタPRTは、露光制御信号を
出力する印字処理部40と、半導体レーザ62を光源と
するプリントヘッド60と、感光体ドラム71およびそ
の周辺装置からなる現像・転写系70Aと、定着ローラ
84および排出ローラ85などを備えた定着排出系70
Bと、再給紙ユニット600を含む循環式の用紙搬出系
70Cとを含み、イメージリーダIRから転送された画
像データに基づいて電子写真プロセスによって複写画像
をプリントするようになっている。また、ページプリン
タPRTの下部には、数百枚程度の用紙を収納すること
ができる2つの用紙カセット80a、80bと、2つの
用紙サイズセンサSE11、SE12と、給紙用ローラ
群とが設けられている。
【0026】半導体レーザ62から出たレーザビーム
は、ポリゴンミラー65によりその進行方向が主走査方
向に変更された後、主レンズ69および各種ミラー67
a、67b、67cを経由して感光体ドラム71の露光
位置に導かれる。感光体ドラム71の表面は帯電チャー
ジャ72によって一様に帯電させられる。露光により形
成された潜像は、現像器73によりトナー像となり、こ
のトナー像は転写位置(複写位置)で転写チャージャ7
4により用紙上に転写される。そして、用紙は分離チャ
ージャ75により感光体ドラム71から分離され、この
後搬送ベルト83と定着ローラ84と排出ローラ85と
を介して、排紙トレー621にフェースアップで排出さ
れる。
【0027】図2は、複写機Mを制御するための制御ユ
ニットの構成を示すブロック図である。図2に示すよう
に、制御ユニット100は、操作パネル部110と、全
体制御部120と、読み取り部130(イメージリーダ
IR)と、プリント部140とで構成されている。ここ
で、操作パネル部110には、通信ドライバ111と、
CPU112と、ROM113と、RAM114と、2
つのI/O115、116(入出力部)とが設けられて
いる。全体制御部120には通信ドライバ121と、C
PU122と、ROM123と、タイマ124と、RA
M125と、画像メモリ部150とが設けられている。
読み取り部130には、通信ドライバ131と、CPU
132と、ROM133と、RAM134と、2つのI
/O135、136と、入力信号処理部137と、CC
D16とが設けられている。プリント部140には、通
信ドライバ141と、CPU142と、ROM143
と、RAM144と、2つのI/O145、146と、
印字処理部147と、半導体レーザ(LD)62とが設
けられている。そして、これらの各ブロック110、1
20、130、140は、それぞれ、通信ドライバー1
11、121、131、141や、通信ケーブルC1
(通信ライン)を介して、互いにシリアル通信を行っ
て、コマンドやステータスのやり取りを行うように接続
されている。
【0028】また、複写機Mは、3つのLAN(LAN
1〜3)に、通信コントローラ部160を介して接続さ
れており、LAN1〜3上の各パーソナルコンピュータ
から送信される画像データに従って、画像形成(プリン
ト)が可能となっている。
【0029】操作パネル部110は、操作パネルの制御
を行うブロックである。各種操作キーまたはタッチパネ
ルから入力された情報の内容を読み取り、設定された情
報や、該装置の動作状態を発光ダイオード(LED)や
液晶表示部(LCD)206(図4に示す)に表示す
る。ここでユーザーによって入力されたキーもしくはタ
ッチパネルの情報は、複写モードとして通信ケーブルC
1を介して全体制御部120に送信される。
【0030】読み取り部130は、前記の走査部10や
ADFR500の制御を行う。ADFR500に原稿が
セットされているか否かや、原稿の給紙搬送状態をI/
O135を介して検出する一方、I/O136を介して
原稿駆動回路、原稿スキャン用のミラー駆動回路を制御
する。また、CCD16で読み取った原稿の画像データ
を入力信号処理部137で処理した後、全体制御部12
0へ送信し、画像メモリ部150に蓄積する。
【0031】プリント部140は、前記のページプリン
タPRTと排出系オプションの制御を行う。給紙、現
像、転写、定着などのプロセスを行い、所望の用紙上に
画像を作成する。
【0032】全体制御部120は、装置全体の制御を行
うとともに、イメージリーダーIRによって読み込まれ
た画像データを管理する。また、全体制御部120の前
記画像メモリ部150には、イメージリーダIRで読み
込まれた画像データの多数枚を格納できるようになって
いる。イメージリーダIRから送られてきた画像データ
は、画像バスD1を介して画像メモリ部150に記憶さ
れる。そしてプリント時に、画像バスD2を介してプリ
ント部140へ画像を送り、画像プリントを作成する。
なお、画像メモリ部150の詳細は後述する。
【0033】イメージリーダーIRで読み取った画像デ
ータは、画像メモリ部150に蓄積することができるの
で、複数枚のコピーをする場合にも、画像用RAMか
ら、プリント部140へ繰り返し転送することにより、
1回のみの原稿スキャンで、複数枚のプリントが可能で
ある。また、複数枚(N枚)の原稿につき、1頁〜N頁
→1頁〜N頁→・・・といったように、頁順で画像デー
タを読み出して印刷する処理を複数回繰り返し実行する
電子ソート処理も可能となっている。また、いったん印
刷した画像について画像データを記憶保持しておき、ユ
ーザーの再プリント要求入力等により再度画像データを
読み出して印刷するメモリリコールの処理も可能となっ
ている。複写動作の手順は、全体制御部120のRAM
125内のテーブルに記憶されており、読み取った画像
データを実際にプリントする場合には、このRAM12
5内に記憶されたテーブルを参照してCPU122が制
御を行う。つまり、CPU122は、電子ソートモード
やメモリリコールモード等を実行する第1,第2制御手
段として機能する。前記テーブルの詳細については後述
する。
【0034】なお、全体制御部120は、操作パネル部
110と読み取り部130とプリント部140とにコマ
ンドを送って全体のコピー動作の制御を行うが、このよ
うな制御手法は従来のデジタル複写機の場合と同様であ
るので、ここではその説明を省略する。
【0035】図3は、本複写機Mの画像メモリ部150
の動作を示す制御ブロック図である。イメージリーダー
IRで読み込まれた画像データは、画像バスD1を通じ
て、入力画像メモリ151に転送される。そして、この
画像データは、このままでは容量が大きいので、画像バ
スB1を介して圧縮機153へ送り込まれ、ここで圧縮
される。圧縮された画像データは、画像バスB2を通じ
て符号メモリ155に転送される。符号メモリ155は
DRAMからなるものであり、圧縮された画像データを
複数格納することができるようになっており、格納され
た画像データは順序を入れ替えて利用することが可能で
ある。プリント時には、符号メモリ155内の選択され
た任意の画像データが、画像バスB3を介して伸張器1
54に送られ、この伸張器154で伸張された後、画像
バスB4を介して出力画像メモリ152に転送される。
出力画像メモリ152内の画像データは、ページプリン
タPRTとの同期をとりながら画像バスD2を通じて出
力される。
【0036】符号メモリ155は、複数枚の原稿の画像
データを記憶することができるものの、大量の画像デー
タを記憶する必要がある場合には、すべての画像データ
を記憶することができない。そこで、画像データが符号
メモリ155内に入りきらなくなったときには、該画像
データを、SCSI I/F157によって、画像バス
B5、B6を介してハードディスク156に転送する構
成となされている。また、ハードディスク156内に記
憶されている画像データをプリントする場合には、ハー
ドディスク156内の画像データが、SCSI I/F
157によって、画像バスB6、B5を介して符号メモ
リ155へいったん転送され、この後前記のプリント処
理が行われる。ここで、図3中の各部間における画像デ
ータの転送は、メモリコントローラ158によって行わ
れる。なお、SCSI I/F157の詳細について
は、一般的な技術であるためここでは説明を省略する。
【0037】図4は、複写機Mの操作パネル200の構
成を示す平面図である。プリントスタートキー201は
コピー動作を開始させるのに用いられ、テンキー202
はコピー枚数等の数値を入力するために用いられる。ま
た、クリアキー203は入力された数値のクリアあるい
は画像記憶部30の画像データを破棄するために用いら
れ、ストップキー204は複写動作あるいは複写動作と
読み込み動作を停止させるために用いられ、パネルリセ
ットキー205は設定されている画像モードおよびジョ
ブを破棄するために用いられる。
【0038】さらに、液晶表示部206が設けられてお
り、この液晶表示部206の表面にタッチパネルが取り
付けられている。このタッチパネルによって、液晶表示
部206内の表示内容に従った各種設定を行うことがで
きる。たとえば、複写倍率その他の画像モードを設定す
ることができる。
【0039】また、液晶表示部206には、各種の表
示、例えば、電子ソート処理やメモリリコール処理にお
いて、画像データの符号メモリ155への書き込み中
に、メモリフルあるいはメモリニアフルが発生したとき
に、符号メモリ155から画像データが破棄された原
稿、即ち符号メモリ155に画像データが記憶保持され
ていない原稿の合計枚数を、イメージリーダIRによる
再読み取りのためにADFR500に戻す旨が表示され
るようになっている。
【0040】さらに、操作パネル200には、メモリリ
コール処理を行うためのメモリリコールキー207や、
電子ソートモード処理やメモリリコールモード処理にお
いて、画像データの符号メモリ155への書き込み中
に、前述したメモリフルあるいはメモリニアフルが発生
したときに、電子ソートモード処理やメモリリコールモ
ード処理の実行継続を解除する解除キー208が設けら
れている。なお、電子ソート処理は、複数枚の原稿に対
して複数の複写部数をセットすることで、自動的に行わ
れる。
【0041】図5は、複写機Mが読取装置IRで読み取
った画像のプリント動作を受付ける場合のシーケンスを
示した図である。
【0042】操作パネル101のスタートキー105を
押すと、操作パネル部110から全体制御部120にス
タート要求(ジョブ要求)を発行する。全体制御部12
0は、後述するジョブ受付け条件を満たしているかどう
かチェックし、その結果を操作パネル部110に送り返
す。図4において、Aは、条件を満たさない場合を示
し、Bは、条件を満たす場合を示している。そして、A
に示すように、条件を満たさない場合は、「ジョブ受付
不可」を返し、Bに示すように、条件を満たす場合は、
「ジョブ受付可」を返す。
【0043】操作パネル部110は、「ジョブ受付可」
を受けると、読取装置IRで読み取った画像をプリント
するためのモードを全体制御部120に送出し、送出が
終了すると、送出終了の信号を送出する。全体制御部1
20は、送出終了の信号を受け取ると、読取装置IRで
読取った画像をプリントするための動作(コピー動作)
を開始する。
【0044】なお、前述の送出されたモードが、読取装
置IRで読取った画像を、すぐにプリントするものでな
く、画像メモリ部30に既に記憶されている画像データ
の画像形成がある程度行われた後でプリントするもので
ある場合には、前述のモードの送出終了の信号の次に、
全体制御部120は、読取装置IRで読取った画像の画
像データを画像メモリ部30に記憶する動作を行ない、
適切な(前述のモードに含まれる)タイミングでプリン
トする。
【0045】図6は、複写機MがLAN1〜3上の外部
読み取り装置から送信される画像データに従ったプリン
ト動作を受付ける場合のシーケンスを示した図である。
【0046】全体制御部120は、外部読み取り装置か
らプリント要求(ジョブ要求)を受けると、前述のよう
にジョブ受付けの判断をし、その結果を外部読み取り装
置に送り返す(ここでは、LAN経由でハンドシェーク
が行われる)。図6において、Aは、受付条件を満たし
ていない場合であり、外部読み取り装置に「ジョブ受付
不可」を返し、Bは、受付条件を満たす場合であり、外
部読み取り装置に「ジョブ受付可」を返す。
【0047】Bのように、外部読み取り装置は、「ジョ
ブ受付可」を受けると、全体制御部120に画像データ
の送信を行う。これに応じて、全体制御部120は、こ
の画像データを画像メモリ部150の符号メモリ155
に記憶する。
【0048】図7は、読み取った画像データを実際にプ
リントする場合に複写機Mが参照する、RAM125内
の管理テーブルの概略構成を説明する図である。
【0049】原稿を読みとって圧縮する際には、原稿画
像の画像に関する情報をジョブ単位で管理する必要があ
るため、ジョブ内で複数ページが分割されて記憶され
る。このため、テーブルは、ジョブ単位の情報を記憶す
るテーブル(ジョブ単位情報T−1)と、分割された頁
単位の情報を記憶するテーブル(ジョブ単位情報T−
2)とを持っている。なおこのジョブは、ディジタル複
写機1のイメージリーダIRで読み取られて入力される
ものとコンピュータなどの外部装置から入力されるもの
とがある。外部から送られたジョブのプリントデータ
は、読み取った画像のデータと同様に1つのジョブとし
て、この管理テーブルにより管理される。
【0050】ジョブ単位情報T−1は、ジョブID、ジ
ョブの登録状態、ページ単位情報のアドレスに係る情
報、指定枚数や部数、節約コピーの種類などを示すコピ
ーモードなどを記憶しており、またページ単位情報T−
2は、圧縮画像データのアドレスに係る情報を記憶して
いる。
【0051】メモリコントローラ158は、入力画像メ
モリ151から画像データを読み出して圧縮する。この
とき管理テーブルの情報を作成しながら、圧縮器153
を制御して符号メモリ155に圧縮画像データを格納し
ていく。また、画像データを出力する際、データの格納
とは反対に符号メモリ155から圧縮画像データを読み
出していく。管理テーブル内の情報は、該当するページ
の情報が正常に読み出され、オペレーターの指定した枚
数あるいは部数Mのプリントが完了した時点で消去され
る。
【0052】図8は、複写機Mの制御を統括する全体制
御部120のCPU122のメインルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【0053】CPU122は、初期設定(S51)を行
った後、内部タイマのセット(S52)、他のCPUか
ら入力したデータをチェックする入力データ解析処理
(S53)、操作内容に応じて動作モードを定めるモー
ド設定処理(S54)、取込み処理(S55)、プリン
ト処理(S56)、コマンドを通信ポートに待機させる
出力データセット(S57)、その他の処理(S5
8)、および内部タイマの待ち合わせ(S59)を繰り
返し実行する。本実施形態の特徴的処理は前記取込み処
理(S55)に存在するが、この点については後述す
る。
【0054】次に、図1に示した複写機Mをメモリリコ
ールモードにおいて画像データを符号メモリ155に書
き込んでいる途中に、メモリフルの状態が発生したとき
の処理について、図9を参照しつつ説明する。
【0055】なお、この実施形態では、符号メモリ15
5の全容量(例えば16Mバイト)をオーバーしたとき
をメモリフルと判断している。メモリフルかどうかの判
断は、メモリコントローラ158が行う。つまり、メモ
リコントローラ158は、メモリフル検出手段として機
能する。具体的には、原稿の画像データ(そのサイズは
原稿サイズに等しい)を、圧縮器153で所定の圧縮率
にて圧縮したと仮定したときのデータ量に基づいて行
う。所定の圧縮率としては、この実施形態では、安全を
考慮して最悪の圧縮率を採用している。最悪の圧縮率
は、写真原稿や全面ハーフトーンの原稿については1.
0である。ただし、最悪の圧縮率ではなく、平均の圧縮
率や、平均よりもやや悪い圧縮率を採用しても良く、限
定はされない。
【0056】まず、図9(A)に示すように、符号メモ
リ155において、1ジョブの総メモリエリアの大きさ
を|*1ジョブの総メモリエリア*|とする。また、原
稿の1頁目の画像データを圧縮率1.0で圧縮したと仮
定してこれを記憶するために必要なメモリエリアを|R
1|とすると、メモリコントローラ158は、符号メモ
リ155の|*1ジョブの総メモリエリア*|と1頁目
の画像データ|R1|とを比較して、|*1ジョブの総
メモリエリア*|>|R1|であればR1を予約する。
そして、図9(B)に示すように、1頁目の画像データ
を圧縮器153で圧縮してP1のデータとし、これを符
号メモリ155に書き込む。
【0057】次に、2頁目の画像データを圧縮率1.0
で圧縮したと仮定してこれを記憶するために必要なメモ
リエリア|R2|と、符号メモリ155の|*1ジョブ
の総メモリエリア*|の残りとを比較して、R2を予約
可能かどうかを調べる。予約可能であれば、図9(C)
に示すように、2頁目の画像データR2を圧縮してP2
のデータとし、これを符号メモリ155に書き込む。
【0058】同様に、図9(C)(D)に示すように、
3頁目の画像データR3を予約可能であれば、圧縮して
P3のデータとし、これを符号メモリ155に書き込
む。
【0059】メモリ予約されたデータP1、P2、P3
については、順に読み出され、伸張器154で伸張さ
れ、プリンタ部PRTでプリント(画像処理)される。
【0060】次に、図9(D)に示すように、4頁目の
画像データを圧縮率1.0で圧縮したと仮定してこれを
記憶するために必要なメモリエリア|R4|と、|*1
ジョブの総メモリエリア*|の残りとを比較して、R4
を予約可能かどうかを調べたとき、|*1ジョブの総メ
モリエリア*|の空きエリアが少なくなって、R4を予
約できなくなった、つまりメモリフルが発生したと仮定
する。この場合は、電子ソートモードを解除するかどう
かを選択でき、継続する場合は図9(E)に示すよう
に、直前の頁である3頁目の圧縮画像データP3をプリ
ント終了後に強制的に破棄する。そして、画像データR
4を圧縮した画像データP4を、符号メモリ155に書
き込む。なお、圧縮画像データP3を破棄しても画像デ
ータP4を予約できないときは、圧縮画像データP3と
ともに圧縮画像データP2をも破棄すればよい。さらに
第5頁については、第4頁の圧縮画像データP4をプリ
ント終了後破棄して、第5頁の圧縮画像データP5を書
き込み、以後前頁の圧縮画像データP(n−1)を破棄
しながら次頁の圧縮画像データPnの書き込み、読み出
し、プリントを行う。こうして1〜N頁のプリントが得
られる。
【0061】このことから明らかなように、符号メモリ
155には、第1頁及び第2頁の圧縮画像データP1、
P2がそのまま記憶されている。従って、N枚の原稿を
複数部プリントする場合には、次の部からは画像データ
が破棄された第3頁〜第N頁の合計(N−2)枚の原稿
についてのみ、イメージリーダIRで再読み込みすれば
良く(即ち、原稿戻し枚数はN−2)、このような再読
み込みを、符号メモリ155にそのまま記憶されている
第1頁及び第2頁の画像データがプリントされている間
に開始することができ、しかも第1頁及び第2頁の画像
データの読み込みは不要であり、全体の処理時間を短縮
できる。なお、原稿戻し枚数はN−2については、全体
制御部120のCPU122の指示に基づいて、図4に
示すように、操作パネル200の液晶ディスプレイ20
6に「N−2枚原稿を戻して下さい」と表示される。
【0062】上記の説明において、第4頁目の画像デー
タR4の予約ができなかったときに、解除キー208の
操作により、メモリリコールモードの継続が解除された
ときには、図9(F)に示すように、記憶されている第
1頁〜第3頁の圧縮画像データP1〜P3を、プリント
後に符号メモリ155から強制的に破棄し、この状態で
第4頁以降の圧縮画像データについて、上述と同じく書
き込み、プリント、破棄を繰り返しながら1〜N頁のプ
リントが実行される。
【0063】図10は、図9に示したメモリリコールに
おけるメモリフル発生時の動作を示すフローチャートで
あり、図8に示したメインルーチンにおけるS55の取
り込み処理の内容を示すサブルーチンである。なお、以
下の説明及び図面においては、ステップを「S」と略記
する。
【0064】まず、S101で、原稿(n頁目)が存在
するかどうか調べる。原稿が存在していれば(S101
にてYES)、メモリフルが発生したときの原稿戻し枚
数を計算するために、S102で原稿枚数に1を加算し
て今までの原稿の総枚数nを把握しておく。
【0065】次に、S120で、入力画像メモリ151
に画像データを転送した後、S103で、その頁の画像
データRnを圧縮率1.0で圧縮したと仮定したときの
データを符号メモリに予約可能か(記憶可能か)どうか
を調べる。予約可能で有れば(S103にてYES)、
S104でメモリ予約済み枚数に1を加算したのち、S
105でその画像データRnを読み込んで圧縮器153
で圧縮し、符号メモリ155に書き込む。そして、S1
01に戻って次の(n+1)頁目の原稿があるかどうか
を調べる。
【0066】S103の判断の結果、メモリ予約不可能
なとき(メモリフル)は(S103にてNO)、S10
6で、1頁前の(n−1)頁の圧縮画像データPn-1は
プリント済みかどうかを調べる。プリント済みでなけれ
ば(S106にてNO)、この圧縮画像データPn-1を
破棄することはできないので、リターンする。プリント
済みであれば(S106にてYES)、S107でこの
画像データを強制的に破棄したのち、S108でメモリ
予約済みの原稿枚数から1を減算し、S109で再度メ
モリ予約可能かどうかを調べる。メモリ予約可能でなけ
れば(S109にてNO)、S107に戻ってさらにそ
の1頁前の(n−2)頁の圧縮画像データPn-2を削除
し、S108でメモリ予約済みの原稿枚数からさらに1
を減算し、メモリ予約が可能になるまでS107〜S1
09を繰り返す。
【0067】メモリ予約が可能になると(S109にて
YES)、次にS110で、メモリリコールモードが解
除されたかどうかを判断する。解除されていれば(S1
09にてYES)、既に蓄積済みの画像データP1〜P
n-2はプリント済みであるから、S111でこれらを強
制的に破棄した後、S112に進む。一方、メモリリコ
ールモードが継続される場合には(S110にてN
O)、S111の処理を行うことなくそのままS112
に進む。
【0068】S112では、S107で実行された1頁
前あるいは1頁前〜数頁前の画像データの破棄によって
生じた空きエリアに、画像データPnを記憶可能となっ
たことから、画像データPnをプリント終了後に破棄す
るための破棄要求をセットする。
【0069】なお、メモリリコールモードの解除の有無
は、ユーザーがジョブの前に予め設定しておいても良い
し、あるいはメモリフルが発生したときに設定しても良
い。また、メモリリコールモードを解除したときは、プ
リントの終了後にその旨を液晶表示部206に表示させ
ても良い。
【0070】S112の破棄要求のセット後、S113
に進んで、画像データRnを読み込み、圧縮器153で
圧縮し、符号メモリ155に書き込んだのち、リターン
する。
【0071】S101において、もはや原稿が存在しな
いときは(S101にてNO)、S114に進んで、S
102の原稿枚数とS104またはS108のメモリ予
約済枚数との差から、原稿戻し枚数を計算し、S115
でこれを液晶表示部206に表示したのち、リターンす
る。
【0072】図11は、メモリフルが発生した後に1〜
N頁の原稿を1部あるいは複数部プリントするために、
イメージリーダーIRによって原稿の再読み込みを行う
場合のフローチャートである。
【0073】S201において、原稿が存在するかどう
かを判断し、存在する場合には(S201にてYE
S)、S202で原稿枚数に1を加算して、何枚目の原
稿か即ちその原稿の頁数を把握する。
【0074】次に、S203で、原稿枚数と図10のS
107における現在のメモリ可能枚数とを比較し、原稿
枚数が現在のメモリ可能枚数よりも小さいか同じ場合に
は(S203にてYES)、その頁については画像デー
タが符号メモリ155に蓄積されていて、原稿読み込み
の必要はないことから、S204で読み飛ばしの処理を
実行したのち、S201に戻る。
【0075】一方、原稿枚数が現在のメモリ可能枚数よ
りも大きい場合には(S203にてNO)、その頁につ
いては画像データが蓄積されていないため、S205
で、プリント終了時の画像破棄をセットした後、S20
6で読み込み、圧縮、書き込み処理を行ったのち、リタ
ーンする。
【0076】そして、図8に示す次のプリント処理S5
6で、メモリ予約されている原稿(第1頁及び第2頁)
については、順に符号メモリ155から読み出されプリ
ンタ部PRTでプリント処理される。一方、メモリ予約
されていない原稿(第3頁〜第N頁)については、読み
込み、圧縮、書き込み、読み出し、プリント、破棄を順
に繰り返しながら、プリント処理される。さらにプリン
ト部数が必要な場合は、この動作が繰り返される。
【0077】なお、図11に示した処理では、メモリ予
約されている第1頁、第2頁を含む全ての原稿をイメー
ジリーダーIRにセットしてメモリ予約されている頁に
ついては読み飛ばし処理をしたが、操作パネル200に
表示された原稿戻し枚数に基づいて、ユーザーがメモリ
予約されていない原稿のみをイメージリーダーIRにセ
ットしてその読み取りを行わせる構成としても良い。こ
の場合は、図11において、S202〜S204の処理
は不要であり、S201の処理後、S205及びS20
6の処理を行えばよい。
【0078】次に、図1に示した複写機Mをメモリリコ
ールモードで使用している途中に、メモリニアフルの状
態が発生したときの処理について、図12を参照しつつ
説明する。
【0079】なお、この実施形態では、符号メモリ15
5の全容量(例えば16Mバイト)のうち、一定容量で
ある例えば8Mバイトの容量を残せなくなった状態をメ
モリニアフルと判断している。この8Mバイトは、A3
サイズの例えば前面ハーフトーンの写真原稿のように最
悪の圧縮率である圧縮率1.0で圧縮した際のデータ量
であり、このデータ量に相当する容量を空き容量として
確保しておけば、実用上十分であることから、これを一
定の空き容量に設定している。なお、全面ハーフトーン
の原稿が少ないときは、所定の空き容量を8Mバイトよ
りも少し小さい例えば7Mバイトに設定しても良い。メ
モリコントローラ158は、この所定の空き容量を超え
ないように符号メモリ155への蓄積状態を制御すると
ともに、メモリニアフルが発生したかどうかの判断を行
っている。つまり、メモリコントローラ158は、第4
制御手段およびメモリニアフル検出手段としても機能す
る。メモリニアフルの検出は、具体的には、図9に示し
たメモリフルの検出の場合と同じく、原稿の画像データ
(そのサイズは原稿サイズに等しい)を、圧縮器153
で所定の圧縮率にて圧縮したと仮定したときのデータ量
に基づいて行う。所定の圧縮率としては、この実施形態
では、安全を考慮して最悪の圧縮率を採用している。最
悪の圧縮率は、写真原稿や全面ハーフトーンの原稿で
は、圧縮率1.0である。ただし、最悪の圧縮率ではな
く、平均の圧縮率や、平均よりもやや悪い圧縮率を採用
しても良く、限定はされない。
【0080】まず、図12(A)に示すように、符号メ
モリ155において、1ジョブの総メモリエリアの大き
さを|*1ジョブの総メモリエリア*|とする。また、
そのうちの予約可能なエリアの大きさを|*予約可能エ
リア*|、前述した8Mバイト分の空きエリアの大きさ
を|*空きエリア*|とする。
【0081】原稿の1頁目の画像データを圧縮率1.0
で圧縮したと仮定して記憶するために必要なメモリエリ
アを|R1|とすると、CPU122は、|*予約可能
エリア*|と1頁目の画像データに必要なメモリエリア
|R1|とを比較する。|*予約可能エリア*|>|R
1|であれば、図12(B)に示すように、1頁目の画
像データを圧縮器153で圧縮してメモリエリアP1の
データとし、これを図7に示すように符号メモリ155
に書き込む。
【0082】次に、2頁目の画像データを圧縮率1.0
で圧縮したと仮定して記憶するために必要なメモリエリ
ア|R2|と、|*予約可能エリア*|の残りとを比較
して、R2を予約可能かどうかを調べる。予約可能であ
れば、図12(C)に示すように、2頁目の画像データ
を圧縮してP2のデータとし、これを符号メモリ155
に書き込む。予約された画像データは、頁順に読み出さ
れ、プリントされる。
【0083】次に、図12(C)に示すように、3頁目
の画像データを圧縮率1.0で圧縮したと仮定して記憶
するために必要なメモリエリア|R3|と、|*予約可
能エリア*|の残りとを比較して、R3を予約可能かど
うかを調べたとき、|*予約可能エリア*|内の空き容
量が減少して、|*予約可能エリア*|にはR4を予約
できなくなった、つまりメモリニアフルが発生したと仮
定する。この場合は、メモリリコールモードを解除する
かどうかを選択できるが、継続する場合には、|*空き
エリア*|を利用して、3頁目の圧縮画像データP3を
符号メモリ155に書き込む。そして、図12(D)に
示すように、3頁目の圧縮画像データP3をプリント終
了後に強制的に破棄したのち、第4頁の画像データR4
の圧縮画像データP4を、符号メモリ155の|*空き
エリア*|に書き込む。第5頁については、第4頁の圧
縮画像データP4をプリント終了後破棄して、第5頁の
圧縮画像データP5を書き込み、以後前頁の圧縮画像デ
ータP(n−1)を破棄して次頁の圧縮画像データPn
の書き込み、読み出し、プリントを行う。こうして1〜
N頁のプリントが得られる。
【0084】このことから明らかなように、符号メモリ
155には、第1頁及び第2頁の圧縮画像データP1、
P2がそのまま記憶されている。従って、N枚の原稿を
複数部プリントする場合には、次の部からは第3頁〜第
N頁の合計(N−2)枚の原稿について再読み込みすれ
ば良く(即ち、原稿戻し枚数はN−2)、このような再
読み込みを、符号メモリ155にそのまま記憶されてい
る第1頁及び第2頁の画像データがプリントされている
間に開始することができ、しかも第1頁及び第2頁の画
像データの読み込みは不要であり、全体の処理時間を短
縮できる。なお、原稿戻し枚数はN−2は、全体制御部
120のCPU122の指示に基づいて、操作パネル2
00の液晶表示部206に表示される。
【0085】上記の説明において、第3頁目の画像デー
タR3の予約ができなかったときに、解除キー208の
操作により、メモリリコールモードの継続が解除された
ときには、図12(E)に示すように、記憶されている
第1頁、第2頁の圧縮画像データP1、P2を、プリン
ト後に符号メモリ155から強制的に破棄し、この状態
で第3頁以降の圧縮画像データを、上述と同じく書き込
み、プリント、破棄を繰り返しながら1〜N頁のプリン
トが実行される。
【0086】図13は、上述したメモリコールモードに
おけるメモリニアフル発生時の動作を示すフローチャー
トであり、図8に示したメインルーチンにおけるS55
の取り込み処理の内容を示すサブルーチンである。
【0087】まず、S301で、原稿(n頁目)が存在
するかどうか調べる。原稿が存在していれば(S301
にてYES)、メモリニアフルが発生したときの原稿戻
し枚数を計算するために、S302で原稿枚数に1を加
算して今までの原稿の総枚数nを把握しておく。
【0088】次に、S320で画像データを入力画像メ
モリ151に転送する。次いで、S303で、その頁の
画像データRnを圧縮率1.0で圧縮したと仮定したと
きのデータを符号メモリの|*予約可能エリア*|に予
約可能か(記憶可能か)どうかを調べる。予約可能で有
れば(S303にてYES)、S304でメモリ予約済
み枚数に1を加算したのち、S305でその画像データ
Rnを読み込んで圧縮器153で圧縮し、符号メモリ1
55の予約可能エリアに書き込む。そして、S301に
戻って次の(n+1)頁目の原稿があるかどうかを調べ
る。
【0089】S303の判断の結果、|*予約可能エリ
ア*|へのメモリ予約不可能なときは(メモリニアフ
ル)、S306で、メモリリコールモードが解除された
かどうかを判断する。解除されていれば(S306にて
YES)、S307で既に蓄積済みの画像データP1〜
Pn-1がプリントされているかどうかを調べ、プリント
されていれば(S307にてYES)、S308でこれ
らの画像データを強制的に破棄した後、S309に進
む。
【0090】また、S306の判断の結果、メモリリコ
ールモードが継続されていれば(S306にてNO)、
S311で画像データRnの予約が可能であるかどうか
を調べる。|*空きエリア*|の全部又は一部を利用し
て予約可能な場合は(S311にてYES)、S309
に進む。予約可能でない場合は(S311にてNO)、
|*空きエリア*|に記憶されている直前の頁の圧縮画
像データについてのプリントが終了していないことか
ら、リターンする。
【0091】なお、メモリリコールモードの解除の有無
は、ジョブの前に予め設定しておいても良いし、あるい
はメモリニアフルが発生したときに設定しても良い。ま
た、メモリリコールモードを解除したときは、プリント
の終了後にその旨を液晶表示部206に表示させても良
い。
【0092】S309では、これから処理される画像デ
ータPnをプリント終了後に破棄するための破棄要求を
セットする。セット後、S310で、画像データRnを
読み込んで圧縮し、符号メモリ155に書き込んだのち
リターンする。
【0093】S301において、もはや原稿が存在しな
いときは(S301にてNO)、S312に進んで、S
302の原稿枚数とS304のメモリ予約済枚数との差
から、原稿戻し枚数を計算し、S313でこれを液晶表
示部206に表示したのち、リターンする。
【0094】メモリニアフルが発生した後に1〜N頁の
原稿をさらに1部あるいは複数部プリントするために、
イメージリーダーIRによって原稿の再読み込みを行う
場合の処理は、図11に示した処理と同じであるので、
その説明は省略する。
【0095】なお、以上の実施形態では、原稿の第1頁
及び第2頁をメモり予約する場合を示したが、第1頁の
みをメモり予約しても良いし、符号メモリ155の容量
に余裕がある場合には3頁以上をメモリ予約しても良
い。また、各原稿の画像データを圧縮して符号メモリ1
55に記憶するものとしたが、圧縮することなく記憶す
るものとしても良い。
【0096】また、以上の実施形態では、1頁〜N頁の
原稿を順にプリントする場合を示したが、週刊誌綴じモ
ードのように第1頁と第N頁、第2頁と第(N−1)
頁、第3頁と第(N−3)頁・・・第N/2頁と第N/
2−1頁という組み合わせで画像処理(プリント)する
場合であっても良い。
【0097】また、破棄された画像データについて、前
記画像読み取り装置による再度の画像読み取り処理を可
能なように行う所定の処理として、液晶表示部206
に、破棄された画像データの頁枚数を表示させる処理を
例示したが、他の処理例として、破棄された画像データ
の頁を記憶しておき、これを液晶表示部206に表示す
るようにしても良い。この処理は、図10に示すS10
2、図13に示すS302の処理に代えてそれぞれ原稿
頁を記憶し、図10に示すS104、図13に示すS3
04の処理に代えてそれぞれメモリ予約済み頁を記憶
し、図10に示すS114、図13に示すS312の処
理に代えてそれぞれ破棄された画像データの頁を特定
し、図10に示すS115、図13に示すS313の処
理に代えてそれぞれ破棄された画像データの頁を表示さ
せればよい。
【0098】また、破棄された画像データについて、前
記画像読み取り装置による再度の画像読み取り処理を可
能なように行う所定の処理のさらに他の例として、画像
読み取り装置のコントローラに、破棄された画像データ
の再送信要求を行って再度の画像読み取りを行わる処理
を挙げることができる。
【0099】また、図9〜図13に示した処理において
は、メモリリコールモードで使用する場合を例にとって
説明したが、電子ソートモードで使用する場合も同様の
処理が実行される。
【0100】さらに、本発明は他の画像処理システムに
も適用可能である。例えば、読み取り装置と接続したP
Cからなる画像処理システムや、ファックス等の画像転
送システムにおいても適用可能である。例えば、上述し
たような複写機の電子ソート処理と同様の処理である、
ファックスで複数頁のジョブを複数のアドレスに転送す
る処理や、PCにおいて複数頁のジョブをワークエリア
であるDRAMに記憶させる処理等において、メモリフ
ルやメモリニアフルが生じたときに適用することで、同
じ効果を達成することができる。
【0101】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、例えば電
子ソートモードやメモリリコールモードのように、N枚
の原稿を複数部画像処理する場合に、画像データのメモ
リへの書き込み中にメモリフルが生じた場合、次の部か
らは、メモリに記憶保持されている頁については画像読
み取り装置による再読み込みを行う必要がなくなるか
ら、その分全体の処理速度の向上、処理時間の短縮を図
ることができる。しかも、メモリから破棄された画像デ
ータについては、第3制御手段によって、画像読み取り
装置による再度の画像読み取り処理を可能なように所定
の処理を実行するから、この処理に従って、画像読み取
り装置に読み取らせることで、必要部数の画像処理済み
データを効率よく得ることができる。
【0102】請求項2に係る発明によれば、同様に、例
えば電子ソートモードやメモリリコールモードのよう
に、N枚の原稿を複数部画像処理する場合に、画像デー
タのメモリへの書き込み中にメモリニアフルが生じた場
合、次の部からは、メモリに記憶保持されている頁につ
いて画像読み取り装置による再読み込みを行う必要がな
くなるから、その分全体の処理速度の向上、処理時間の
短縮を図ることができる。しかも、メモリから破棄され
た画像データについては、第3制御手段によって、画像
読み取り装置による再度の画像読み取り処理を可能なよ
うに所定の処理を実行するから、この処理に従って、画
像読み取り装置に読み取らせることで、必要部数の画像
処理済みデータを効率よく得ることができる。
【0103】請求項3に係る発明によれば、例えば最悪
の圧縮率又はこれに近い圧縮率で圧縮したと仮定したと
きのメモリ容量に基づいて、メモリフルかどうか、メモ
リニアフルどうかの判断を行うことができるから、より
安全度の高い確実な判断を行うことができる。
【0104】請求項4に係る発明によれば、メモリから
画像データが破棄された頁の合計枚数を表示するから、
ユーザーは、この表示を見て、所定の原稿を画像読み取
り装置にセットでき、操作性を向上できる。
【0105】請求項5に係る発明によれば、メモリフル
やメモリニアフルが発生した場合に、電子ソートモード
やメモリリコールモード等による画像処理を解除できる
から、操作性が良くなる利点がある。
【0106】この場合、請求項6又は請求項7に係る発
明のように、前記解除を、画像処理発生した時点で設定
可能としたり、メモリフルやメモリニアフルが発生した
ときに設定可能とすることで、解除の設定時期の選択自
由度が広がり、さらに操作性が良くなる。
【0107】請求項8に係る発明によれば、画像処理シ
ステムがプリントシステムであるから、短時間で複数部
の印刷物を得ることができる。
【0108】請求項9に係る発明によれば、例えば電子
ソートモードやメモリリコールモードのように、N枚の
原稿を複数部画像処理する場合に、画像データのメモリ
への書き込み中にメモリフルやメモリニアフルが生じた
場合、次の部からは、メモリに記憶保持されている頁に
ついて画像読み取り装置による再読み込みを行う必要が
なくなるから、その分全体の処理速度の向上、処理時間
の短縮を図ることができる。
【0109】請求項10に係る発明によれば、メモリフ
ルかどうか、メモリニアフルどうかの判断を行うことが
できるから、より安全度の高い確実な判断を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る画像処理システム
が適用された複写機の概略構成図である。
【図2】図1に示した複写機の制御ユニットのブロック
図である。
【図3】図2に示した制御ユニットの全体制御部中の画
像メモリ部のブロック図である。
【図4】図1の複写機の操作パネルの平面図である。
【図5】図1の複写機が読み取り装置で読み取った画像
のプリント動作を受け付けるシーケンスを示した図であ
る。
【図6】図1の複写機が図2のLAN1〜3上のパーソ
ナルコンピュータ(PC)からのプリント動作を受け付
けるシーケンスを示した図である。
【図7】図1の複写機が、読み取った画像データを実際
にプリントする場合に参照する、RAM内の管理テーブ
ルの概略構成を説明する図である。
【図8】図1の複写機の制御を統括する全体制御部のC
PUのメインルーチンを示すフローチャートである。
【図9】メモリフルが発生したときの動作を、メモリの
内容とともに説明するための図である。
【図10】図8のフローチャートにおける取り込み処理
のサブルーチンを示すフローチャートであり、メモリフ
ルが発生したときの動作を示すものである。
【図11】同じく、図8のフローチャートにおける取り
込み処理の他のサブルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図12】メモリニアフルが発生したときの動作を、メ
モリの内容とともに説明するための図である。
【図13】図8のフローチャートにおける取り込み処理
のサブルーチンを示すフローチャートであり、メモリニ
アフルが発生したときの動作を示すものである。
【符号の説明】
M・・・・・複写機 IR・・・・イメージリーダー(画像読み取り装置) PRT・・・プリンタ部 120・・・全体制御部 122・・・CPU(第1、第2、第3制御手段) 150・・・画像メモリ部 155・・・符号メモリ 158・・・メモリコントローラ(メモリフル、メモリ
ニアフル検出手段、第4制御手段) 200・・・操作パネル 206・・・液晶表示部 207・・・メモリリコールキー 208・・・解除キー208

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像読み取り装置と、 画像読み取り装置で読み取られた複数頁の画像データを
    記憶するメモリと、 前記画像データの前記メモリへの書き込みを所定の頁順
    に行うと共に、前記画像データの前記メモリからの読み
    出しと画像処理とを所定の頁順に繰り返して実行する第
    1制御手段と、 前記メモリに容量不足により画像データが記憶できなく
    なったかどうかを検出するメモリフル検出手段と、 前記第1制御手段による前記画像データの前記メモリへ
    の書き込み中に、前記メモリに画像データが記憶できな
    くなったことが、前記メモリフル検出手段によって検出
    された場合には、前記メモリに記憶されていた画像デー
    タのうちの一部を、前記第1制御手段による次回の画像
    処理のときまで保持するとともに、一部の画像データを
    破棄し、保持した画像データを用いて、前記第1制御手
    段による次回の画像処理を実行する第2制御手段と、 前記第2制御手段により破棄された画像データについ
    て、前記画像読み取り装置による再度の画像読み取り処
    理を可能なように所定の処理を実行する第3制御手段
    と、 を備えたことを特徴とする画像処理システム。
  2. 【請求項2】 画像読み取り装置と、 画像読み取り装置で読み取られた複数頁の画像データを
    記憶するメモリと、 所定の空き容量を残して画像データが前記メモリに記憶
    されるように制御する第4制御手段と、 前記画像データの前記メモリへの書き込みを所定の頁順
    に行うと共に、前記画像データの前記メモリからの読み
    出しと画像処理とを所定の頁順に繰り返して実行する第
    1制御手段と、 前記メモリに前記所定の空き容量を残して画像データが
    記憶できなくなったかどうかを検出するメモリニアフル
    検出手段と、 前記第1制御手段による前記画像データの前記メモリへ
    の書き込み中に、前記所定の空き容量を残して画像デー
    タがメモリに記憶できなくなったことが、前記メモリニ
    アフル検出手段によって検出された場合には、前記メモ
    リに記憶されていた画像データのうちの一部を、前記第
    1制御手段による次回の画像処理のときまで保持すると
    ともに、一部の画像データを破棄し、保持した画像デー
    タを用いて、前記第1制御手段による次回の画像処理を
    実行する第2制御手段と、 前記第2制御手段により破棄された画像データについ
    て、前記画像読み取り装置による再度の画像読み取り処
    理を可能なように所定の処理を実行する第3制御手段
    と、 を備えたことを特徴とする画像処理システム。
  3. 【請求項3】 前記第1制御手段によって前記メモリに
    書き込まれる複数頁の画像データを書き込み前に圧縮す
    る圧縮手段と、 前記メモリに書き込まれた画像データを読み出して伸長
    する伸長手段と、を備え、 前記メモリフル検出手段またはメモリニアフル検出手段
    は、前記圧縮手段による圧縮前の画像データまたは所定
    の圧縮率で圧縮した画像データを前記メモリに記憶した
    と仮定したときのメモリ容量に基づいて、前記メモリに
    画像データが記憶できなくなったかどうか、または前記
    メモリに前記所定の空き容量を残して画像データが記憶
    できなくなったかどうかを検出する請求項1又は2に記
    載の画像処理システム。
  4. 【請求項4】 前記第3制御手段は、メモリに画像デー
    タが記憶できなくなった場合、または前記メモリに前記
    所定の空き容量を残して画像データが記憶できなくなっ
    た場合に、前記メモリから画像データが破棄された頁の
    合計枚数を表示手段に表示させる請求項1または2に記
    載の画像処理システム。
  5. 【請求項5】 前記メモリに画像データが記憶できなく
    なった場合、または前記メモリに前記所定の空き容量を
    残して画像データが記憶できなくなった場合に、前記第
    1制御手段による画像処理の繰り返し実行動作の継続を
    解除可能となされている請求項1または2に記載の画像
    処理システム。
  6. 【請求項6】 前記解除が画像処理前に予め設定可能で
    ある請求項5に記載の画像処理システム。
  7. 【請求項7】 前記解除が、メモリに画像データが記憶
    できなくなった場合、または前記メモリに前記所定の空
    き容量を残して画像データが記憶できなくなった場合
    に、設定可能である請求項5に記載の画像処理システ
    ム。
  8. 【請求項8】 画像処理システムがプリントシステムで
    ある請求項1又は2に記載の画像処理システム。
  9. 【請求項9】 画像読み取り装置で複数頁の画像データ
    を読み取るステップと、 前記画像読み取り装置で読み取った各頁の前記画像デー
    タを所定の頁順でメモリに書き込むステップと、 書き込んだ画像データの前記メモリからの読み出しと画
    像処理とを所定の頁順で繰り返して実行するステップ
    と、 前記メモリへ容量不足により画像データが記憶できなく
    なったかどうか、または前記メモリに所定の空き容量を
    残して画像データが記憶できなくなったかどうかを検出
    するステップと、 前記メモリへ画像データが記憶できなくなったこと、ま
    たは前記メモリへ前記所定の空き容量を残して画像デー
    タが記憶できなくなったことが検出された場合には、前
    記メモリに記憶されている画像データのうちの一部の画
    像データを、次回の画像処理のときまで保持するととも
    に、一部の画像データを破棄し、保持した画像データに
    ついてはこれを用いて次回の画像処理を実行するステッ
    プと、 破棄された画像データについて、前記画像読み取り装置
    による再度の画像読み取り処理を可能なように所定の処
    理を実行するステップと、 を含むことを特徴とする画像処理方法。
  10. 【請求項10】 画像読み取り装置から送られてきた各
    頁の画像データを、前記メモリへの書き込み前に圧縮す
    るステップと、 前記メモリに書き込まれた圧縮画像データを読み出して
    伸長するステップとを備え、 前記メモリへ画像データが記憶できなくなったかどう
    か、または前記メモリに所定の空き容量を残して画像デ
    ータが記憶できなくなったかどうかを検出するステップ
    においては、前記圧縮前の画像データまたは所定の圧縮
    率で圧縮した画像データを前記メモリに記憶したと仮定
    したときのメモリ容量に基づいて、前記メモリに画像デ
    ータが記憶できなくなったかどうか、または前記メモリ
    に前記所定の空き容量を残して画像データが記憶できな
    くなったかどうかを検出する請求項10に記載の画像処
    理方法。
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