JPH0514562A - デイジタル複写機 - Google Patents

デイジタル複写機

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JPH0514562A
JPH0514562A JP3161542A JP16154291A JPH0514562A JP H0514562 A JPH0514562 A JP H0514562A JP 3161542 A JP3161542 A JP 3161542A JP 16154291 A JP16154291 A JP 16154291A JP H0514562 A JPH0514562 A JP H0514562A
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JP
Japan
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image signal
image
memory
copying machine
compression
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Application number
JP3161542A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Murata
和行 村田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH0514562A publication Critical patent/JPH0514562A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/64Systems for the transmission or the storage of the colour picture signal; Details therefor, e.g. coding or decoding means therefor
    • H04N1/648Transmitting or storing the primary (additive or subtractive) colour signals; Compression thereof

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Storing Facsimile Image Data (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 メモリを備えるデジタル複写機において、圧
縮した画像信号をメモリに記憶し、伸長することにより
メモリ容量を小さくする。 【構成】 ラインイメージセンサ21で色分解された原
稿の出力信号は、シエーディング補正回路22で歪が補
正された後、原稿1ページ分の画像信号を符号化,圧
縮,メモリに記憶,復号化,伸長する画像信号圧縮伸長
回路26で処理され、ガンマ補正回路30で階調補正さ
れ、マスキング処理回路31で、適正量のC,M,Y及
びBkが算出され、読取り部が4回原稿を副走査する毎
に切り換えられて前記C,M,Y,Bkの一つを選択出
力するセレクタ32を介して、レーザドライバ36に出
力される。この際、セレクタからの出力33は、パルス
幅変調回路34でパルス幅変調される。レーザービーム
プリンタはレーザードライバによりC,M,Y,Bkの
色毎に面順次で画像を形成し、これを重ねてカラー画像
を再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像信号圧縮伸長手段を
備えるディジタル複写機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル複写機には、高速化、
多機能化、高解像度化、高画質化が求められており、こ
れを達成するため画像信号用のメモリを搭載するディジ
タル複写機が検討されている。
【0003】以下図面を参照しながら、上記した従来の
ディジタル複写機の第1の例について説明する。
【0004】図19は従来のディジタル複写機の第1の
例における画像信号の流れを示すブロック図である。図
19において、501はラインイメージセンサであり、
R,G,Bに色分解された原稿の画像信号502,50
3および504を出力する。505はシェーディング補
正回路であり、イメージセンサ501からの画像信号の
シェーディング歪を補正する。506はガンマ補正回路
であり、シェーディング補正された画像信号の階調性を
補正する。507はマスキング処理回路であり、プリン
トに必要な適正量のC(シアン),M(マゼンタ),Y
(イエロー)信号を算出する。508はUCR処理回路
であり、墨版生成のため適正なBk(ブラック)をC,
M,Y信号から算出する。さらにUCR回路508は
C,M,YおよびBkのうち1つを選択して信号510
を出力する。509はディザ処理回路であり、ディザ法
を用いて中間調画像信号の2値化を行なう。511は多
値化回路であり、ディザ処理回路509で2値化された
信号を更にパルス幅変調を行ない中間調における階調性
を上げる。512はレーザドライバであり、多値化回路
511からのパルス幅変調された信号で半導体レーザを
駆動する。
【0005】レーザドライバ512を含むプリンタ部は
周知のレーザービームプリンタであり、C,M,Y,B
kの色毎に面順次で画像を形成し、重ねることにより原
稿のカラー画像を再生する。よって、イメージセンサ5
01は4回原稿を副走査し、UCR回路508はC,
M,Y,Bkの信号を原稿読み取りの副走査毎に切り換
える。(例えば特開昭59−161970号公報)。
【0006】以下図面を参照しながら、従来のディジタ
ル複写機の第2の例について説明する。
【0007】図20は従来のディジタル複写機の第2の
例におけるプリンタ部の概略構成図である。図20にお
いて、1は半導体レーザである。2はポリゴンミラーで
あり、ポリゴンモータ3により回転される。ポリゴンミ
ラー2は半導体レーザ1からのレーザビームを反射し、
感光体ドラム4を走査する。感光体ドラム4は矢印R方
向に回転し、感光体ドラム面上にレーザービーム強度に
応じた静電潜像を形成する。5は現像器であり、Bk
(ブラック)トナーにより感光体ドラム上の静電潜像を
現像し、トナー像を形成する。10は給紙ローラであ
り、用紙カセット11にストックされた複写用紙を矢印
P方向にプリンタ内に1枚ずつ給紙する。9は搬送ベル
トであり、矢印S方向に動き、給紙された複写用紙を搬
送する。8は転写帯電器であり、感光体ドラム4上に形
成されたトナー像を、搬送ベルト9上の複写用紙に転写
する。感光体4の周速と搬送ベルト9の速度は同じであ
る。7はクリーナであり、感光体ドラム4上に残留した
トナーを回収し、感光体ドラム4をクリーニングする。
6は主帯電器であり、感光体ドラム4を一様に帯電す
る。以上に述べた画像形成プロセスは周知の電子写真プ
ロセスである。
【0008】半導体レーザ1、ポリゴンミラー2、ポリ
ゴンモータ3,感光体ドラム4,現像器5,主帯電器
6、クリーナ7および転写帯電器8よりなる画像形成部
Aと同様な画像形成部B,CおよびDは、それぞれY
(イエロー)、M(マゼンタ)およびC(シアン)のト
ナーで現像を行なう。複写用紙は搬送ベルトにより搬送
されつつ、Bk、Y,M,Cのトナー像を転写され、複
写用紙上にカラー画像が形成される。12は定着器であ
り、複写用紙上のトナーを複写用紙に定着する。13は
排紙トレイであり、複写された複写用紙が排出される。
【0009】図21は従来のディジタル複写機の第2の
例における画像信号の流れを示すブロック図である。図
21において、601はラインイメージセンサであり、
R,G,Bに色分解された原稿の画像信号602,60
3および604を出力する。605はシェーディング補
正回路であり、イメージセンサ601からの画像信号の
シェーディング歪を補正する。606はガンマ補正回路
であり、シェーディング補正された画像信号の階調性を
補正する。607は色補正回路であり、プリントに必要
な適正量の8ビット信号Y(イエロー),M(マゼン
タ),C(シアン)を算出するとともに、墨版生成のた
め適正な8ビット信号Bk(ブラック)を算出する。6
09はディザ処理回路であり、ディザ法を用いて処理し
3ビットの信号Cd、Yd、MdおよびBkdを出力す
る。610,611および612はFIFO動作をする
バッファメモリであり、信号Cd,MdおよびYdをそ
れぞれ所定の時間遅延し、信号Cdd,MddおよびY
ddを出力する。613,614,615および616
はレーザドライバであり、それぞれ信号Cdd,Md
d,YddおよびBkdに基づき半導体レーザを駆動す
る。レーザドライバ613は図20における画像形成部
Dの半導体レーザを、レーザドライバ614は画像形成
部Cの半導体レーザを、レーザドライバ615は画像形
成部Bの半導体レーザを、レーザドライバ616は画像
形成部Aの半導体レーザをそれぞれ駆動する。バッファ
メモリ610は、図20において示したように、複写用
紙が画像形成部Aから画像形成部Dまで移動する時間
分、信号Cdを遅延する。同様に、バッファメモリ61
1は、複写用紙が画像形成部Aから画像形成部Cまで移
動する時間分、バッファメモリ612は、複写用紙が画
像形成部Aから画像形成部Bまで移動する時間分、それ
ぞれ信号MdおよびYdを遅延する。(例えば特開平1
−269365号公報)。
【0010】以下図面を参照しながら、従来のディジタ
ル複写機の第3の例について説明する。
【0011】図22は従来のディジタル複写機の第3の
例の画像処理部のブロック図である。図22において、
311はR(レッド)ラインセンサ、312はG(グリ
ーン)ラインセンサ、313はB(ブルー)ラインセン
サである。314,315,316はラインセンサから
のアナログ信号をそれぞれディジタル信号に変換するA
/D変換器である。A/D変換器316は信号322を
出力する。317はRラインセンサからの信号をnライ
ン分遅延するnライン遅延メモリであり、nライン遅延
されたRセンサ信号320を出力する。318はGライ
ンセンサからの信号をmライン分遅延するmライン遅延
メモリであり、mライン遅延されたGラインセンサ信号
321を出力する。
【0012】図23は従来のディジタル複写機の第3の
例で用いる3ライン並列型のCCDカラーイメージセン
サの概略構成図である。図23において、301はR
(レッド)ラインセンサ、302はG(グリーン)ライ
ンセンサ、303はB(ブルー)ラインセンサ、304
はカラーイメージセンサIC本体である。
【0013】本例において、ラインセンサ間の間隔18
0μm、センサ画素幅10μmである。このカラーイメ
ージセンサを用いて原稿を副走査して原稿画像を読み取
るとき、R,G,Bの画像信号の原稿上の読み取り位置
は副走査方向において同一でない。すなわち、原稿と等
倍の複写を行なう場合、R信号はB信号に対して36ラ
イン分先行し、G信号はB信号に対して18ライン分先
行する。このときR,G,B信号の原稿読み取り位置を
合わせるため、図22のnライン遅延メモリ317にお
けるnは、n=36、mライン遅延メモリ318におけ
るmは、m=18となる。副走査方向の変倍複写を実現
するため、原稿読み取りの際の副走査速度を可変する。
400%の拡大の時、m=144、n=72となる。す
なわち、400%までの変倍を行なうためには、図22
のnライン遅延メモリ317は最大144ライン、mラ
イン遅延メモリ318は最大72ライン遅延できるだけ
の容量のメモリが必要となる。(例えば、特開平1−1
09966号公報)。
【0014】以下図面を参照しながら、従来のディジタ
ル複写機の第4の例について説明する。
【0015】図24は従来のディジタル複写機の第4の
例における画像信号の流れを示すブロック図である。図
24において、650はラインイメージセンサであり、
原稿の画像信号660を出力する。651はA/D変換
器であり、イメージセンサ650からの画像信号660
をディジタル画像信号に変換する。652はシェーディ
ング補正回路であり、読み取りの際生じた画像信号のシ
ェーディング歪を補正する。653はFIFO動作をす
るバッファメモリであり、シェーディング補正された画
像信号を一時バッファする。654はガンマ補正回路で
あり、バッファメモリ653から読みだされた画像信号
の階調性を補正する。655はパルス幅変調回路であ
り、入力される画像信号に基づきパルス幅変調を行う。
512はレーザドライバであり、パルス幅変調回路65
5からのパルス幅変調された信号で半導体レーザを駆動
する。レーザドライバ657を含むプリンタ部は周知の
レーザービームプリンタである。
【0016】本例において、原稿画像読み取り時の副走
査方向の解像度を400DPI、副走査速度が7inc
h/secであるとすると、イメージセンサ650のラ
イン水平同期信号A661の周波数は2.8KHzであ
る。プリンタ部の画像形成時の副走査速度が6inch
/secであるとすると、バッファメモリ653から画
像を読み出すときのライン水平同期信号B662の周波
数は2.4KHzである。A3サイズの原稿を連続複写
する場合に、プリンタ部のA3サイズの連続プリント速
度を20枚/sec(3sec/枚)であるとする。こ
のとき、原稿読み取り部はA3サイズの原稿を副走査す
るのに(420mm)/(7inch/sec)=2.
36secかかるので、原稿読み取り部は0.64se
c以内に副走査のための加速および副走査終了後の待機
位置へのリターン動作を行なえば良いことになる。従っ
て、バッファメモリ653を備えないで、画像読み取り
部の副走査速度をプリンタ部の副走査速度と同じにする
ときより、加速および副走査終了後の待機位置へのリタ
ーン動作のための時間を多く確保できるが、原稿読み取
り部の副走査速度がプリンタ部の副走査速度より速いた
め、バッファメモリ653は少なくとも946ライン分
の容量を必要とする。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな第1の従来例の構成では、プリンタ部が色毎の画像
形成を行なう度に、原稿読み取り部は同じ原稿を走査す
る必要があるので、高速複写を行なう場合は、原稿読み
取り部の副走査部をプリンタ部の動作に合わせて高速に
駆動する必要があり、高速な複写動作が困難であるとい
う問題点がある。この問題点を解決するために、原稿画
像分のメモリを備えることも考えられるが、高解像度化
に伴う画素数の増加や、高画質化に伴う1画素当りのビ
ット数の増加によりメモリ容量が増加し、コストが増大
するという問題が生じる。
【0018】さらに、第2の従来例の構成では、高解像
度化による画素数の増加や、高画質化に伴う1画素当り
のビット数が増加のため、バッファメモリ容量が増加
し、コストが増大するという問題を有していた。
【0019】加えて、第3の従来例の構成では、多機能
化に伴い変倍レンジを広げたり、高解像度化に伴いカラ
ーイメージセンサのライン間ピッチが画素間ピッチに対
して大きくなると、ライン遅延メモリの容量が増大し、
コストが増大するという問題を有していた。
【0020】また、第4の従来例の構成では、高解像度
化に伴う画素数の増加や、高画質化に伴う1画素当りの
ビット数の増加によりメモリ容量が増加し、コストが増
大するという問題が生じる。
【0021】本発明は上記問題点に鑑み、画像信号圧縮
伸長手段を備えることにより、メモリ容量を削減して、
コストが上がることなく、高速化、多機能化、高解像度
化、高画質化したディジタル複写機を提供するものであ
る。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明のディジタル複写機は、原稿の画像情報を読
み取って画像信号を出力する原稿読み取り手段と、前記
画像信号を符号化して圧縮する画像信号圧縮手段と、画
像信号圧縮手段により符号化された画像信号を少なくと
も原稿1ページ分記憶可能なメモリと、前記メモリに記
憶された画像信号を復号して伸長する画像信号伸長手段
と、前記画像信号伸長手段により復号された画像信号に
基づき記録媒体上に画像を形成する画像形成手段を備え
たことを特徴とする。
【0023】また、本発明のディジタル複写機は、原稿
の画像情報を色分解して読み取る原稿読み取り手段と、
色毎の複数の画像形成手段を備えたプリンタと、前記原
稿読み取り手段からの画像信号を処理して、画像形成手
段毎の複数の画像信号を出力する画像信号処理手段を具
備し、原稿画像を再生するディジタルカラー複写機にお
いて、前記画像形成手段毎の複数の画像信号を画像形成
手段毎に異なる所定量遅延するため、前記画像信号を符
号化して圧縮する画像信号圧縮手段と、画像信号圧縮手
段により符号化された画像信号を記憶するメモリと、前
記メモリに記憶された画像信号を復号して伸長する画像
信号伸長手段とを備え、前記画像信号伸長手段により復
号された色毎の複数の画像信号に基づき、前記色毎の画
像形成手段によりカラー画像を再生することを特徴とす
る。
【0024】さらに、本発明のディジタル複写機は、受
光素子を配列したセンサ列を、所定の間隔で平行に配置
し、前記ライン列毎に色分解のためのフィルタを設けた
カラーラインイメージセンサを用いて原稿の画像情報を
色分解して読み取る原稿読み取り手段と、原稿読み取り
手段からの色毎の複数の画像信号を所定ライン分遅延
し、原稿の同じ位置の読み取り画像信号を同時に出力す
る遅延手段を具備するディジタル複写機において、遅延
手段は、画像信号を符号化して圧縮する画像信号圧縮手
段と、画像信号圧縮手段により符号化された画像信号を
記憶するメモリと、前記メモリに記憶された画像信号を
復号して伸長する画像信号伸長手段とを備えることを特
徴とする。
【0025】加えて、本発明のディジタル複写機は、原
稿の画像情報を読み取り、画像信号を出力する原稿読み
取り手段と、前記画像信号に基づき記録媒体上に画像を
形成する画像形成手段を備え、前記原稿読み取り手段に
より原稿画像を読み取りつつ前記画像形成手段により画
像を形成するディジタル複写機において、前記画像信号
を符号化して圧縮する画像信号圧縮手段と、画像信号圧
縮手段により符号化された画像信号を記憶可能なメモリ
と、前記メモリに記憶された画像信号を復号して伸長す
る画像信号伸長手段とを備え、前記原稿読み取り手段の
副走査速度を前記画像形成手段の副走査速度より速くす
ることを特徴とする。
【0026】また、本発明のディジタル複写機は、複写
動作に先立って原稿をプリスキャンした時に、メモリの
容量が不足したときは画像信号圧縮手段の圧縮率を大き
くし、メモリの容量に余裕があったときは画像信号圧縮
手段の圧縮率を小さくする、圧縮率設定手段を具備する
ことを特徴とする。
【0027】
【作用】上記した構成によって、本発明のディジタル複
写機は、符号化した画像信号を少なくとも原稿1ページ
分記憶するメモリを備えることにより、高速複写を行な
う場合でも、原稿読み取り部の副走査部をプリンタ部の
動作に合わせて高速に駆動する必要がなく、メモリを備
えることによるコストの増大をきわめて少なくできる。
さらに、本発明のディジタル複写機は、磁気記録手段な
どの2次記憶手段を備え、前記符号化された画像信号を
記憶、再生する手段を備えることにより、2次記憶手段
の記憶容量を大きくしなくても、多くの原稿画像を記憶
再生可能となる。加えて、本発明のディジタル複写機
は、前記メモリの符号化された画像信号を外部の機器と
入出力するためのインターフェース手段を備えることに
より、少ない転送データ量で、原稿画像信号を外部の機
器に出力したり、外部の機器からの画像信号をプリント
することができる。
【0028】また、上記した構成によって、本発明にお
ける、色毎の画像形成手段を備えたディジタル複写機
は、符号化した画像信号を遅延のためのメモリに記憶す
ることにより、高解像度化による画素数の増加や、高画
質化に伴う1画素当りのビット数が増加しても、メモリ
容量を小さくできる。
【0029】さらに、上記した構成によって、本発明に
おける、ライン並列型のカラーイメージセンサを用いた
ディジタル複写機は、符号化した画像信号を所定ライン
分遅延するためのメモリに記憶することにより、高解像
度化による画素数の増加や、拡大複写時の拡大レンジの
増加や、高画質化に伴う1画素当りのビット数が増加が
あっても、ライン遅延のためのメモリ容量を小さくでき
る。
【0030】加えて、本発明の、原稿読み取り手段によ
り原稿画像を読み取りつつ画像形成手段により画像を形
成するディジタル複写機は、符号化した画像信号をバッ
ファメモリに記憶するため、高解像度化による画素数の
増加や、高画質化に伴う1画素当りのビット数が増加が
あっても、バッファリングのためのメモリ容量を小さく
できるので、コストの低くすることができる。
【0031】また、本発明の画像圧縮伸長手段を備えた
ディジタル複写機は、複写動作に先立って原稿をプリス
キャンした時に、メモリの容量が不足したときは画像信
号圧縮手段の圧縮率を大きくし、メモリの容量に余裕が
あったときは前記画像信号圧縮手段の圧縮率を小さくす
る圧縮率設定手段を備えることにより、メモリ容量を効
率的に使用することができる。
【0032】
【実施例】以下本発明の第1の実施例について、図面を
参照しながら説明する。
【0033】図1は本発明の第1の実施例における画像
信号処理部のブロック図である。図1において、21は
ラインイメージセンサであり、R,G,Bに色分解され
た原稿の画像信号R,GおよびBを出力する。41,4
2および43はA/D変換器であり、ラインイメージセ
ンサ21からの画像信号R,GおよびBをディジタル信
号に変換する。22はシェーディング補正回路であり、
イメージセンサ21からのディジタル画像信号のシェー
ディング歪を補正する。26は画像信号圧縮伸長回路で
あり、原稿1ページ分の画像信号を符号化し、メモリに
記憶したのち復号して画像信号27,28および29を
出力する。30はガンマ補正回路であり、画像信号の階
調性を補正し、階調補正した画像信号Dr,Dgおよび
Dbを出力する。31はマスキング処理回路であり、階
調補正した画像信号Dr,DgおよびDbを用いて、プ
リントに必要な適正量のC(シアン),M(マゼン
タ),Y(イエロー)を算出するとともに墨版生成のた
め適正なBk(ブラック)を算出する。32はセレクタ
であり、C,M,YおよびBkのうち1つを選択して信
号33を出力する。34はパルス幅変調回路であり、セ
レクタ33により選択された信号33に基づいてパルス
幅変調を行ない、パルス幅変調された画像信号35を出
力する。36はレーザドライバであり、パルス幅変調さ
れた画像信号35で半導体レーザを駆動する。
【0034】レーザドライバ36を含むプリンタ部は周
知のレーザービームプリンタであり、C,M,Y,Bk
の色毎に面順次で画像を形成し、重ねることにより原稿
のカラー画像を再生する。イメージセンサ21を含む画
像読み取り部は4回原稿を副走査し、セレクタ32は
C,M,Y,Bkの信号を原稿読み取り部の副走査毎に
切り換える。
【0035】図1における画像信号圧縮伸長回路26に
ついて、図面を用いて説明する。図2は画像信号圧縮伸
長回路26のブロック図である。図2において、40は
画像信号圧縮回路であり、画像信号23,24および2
5を符号化して圧縮し、圧縮された画像信号41,42
および43を出力する。44は符号化された画像信号を
原稿1ページ分記憶するためのメモリを備えたメモリ回
路であり、符号化された画像信号41,42および43
を記憶する。メモリ回路44は,原稿の副走査読み取り
が1ページ終了した時点で、メモリ容量が不足した場合
は不足メモリ容量を示すメモリ不足値52を、メモリ容
量に余裕があった場合は残りメモリ容量を示すメモリ余
裕値53を出力する。図示していないディジタル複写機
の制御部は、メモリ不足値52およびメモリ余裕値53
を用いることにより最適な圧縮率になるよう画像圧縮回
路40のパラメータを設定する。
【0036】ディジタル複写機の制御部による前記パラ
メータの決定は、原稿の複写動作に先だって行なう原稿
の読み取り走査(プリスキャン)が終了した時点でのメ
モリ不足値52およびメモリ余裕値53に基づき行な
う。プリスキャン終了時点でメモリ容量の余裕少ない場
合、前記制御部は前記パラメータの再設定は不要である
と判断し、原稿の読み取り走査を行なわずにメモリ回路
44に記憶された画像信号に基づき複写動作を行なう。
プリスキャン終了時点で、メモリ容量の余裕が多い場合
は、前記制御部は前記パラメータを圧縮率が小さくなる
ように再設定し、メモリ容量が不足した場合は、前記制
御部は前記パラメータを圧縮率が大きくなるように再設
定し、再度プリスキャンを行なう。
【0037】48は画像信号伸長回路であり、メモリ回
路から出力される符号化された画像信号45,46およ
び47を復号し、伸長された画像信号27,28および
29を出力する。
【0038】メモリ回路44のメモリは増設可能であ
り、前記メモリを増設することにより画像信号圧縮回路
40における画像信号の圧縮率を小さくすることが可能
であるので複写画像の高画質化を容易に行える。
【0039】図2における画像信号圧縮伸長回路40お
よび画像信号伸長回路48について、図面を用いて説明
する。
【0040】図3は図2における画像信号圧縮回路40
のブロック図である。図3において、60は輝度色差変
換回路であり、R,G,Bに対応する画像信号23,2
4および25を輝度信号Yおよび色差信号I,Qに変換
する。61,62,63は同じ構成の符号化回路であ
り、画像信号Y,I,Qをそれぞれ符号化して、符号化
した画像信号41,42,43を出力する。なお、輝度
色差変換回路は必ずしも必要ではないが、R,G,B信
号をY,I,Q信号に変換した方が圧縮率が向上する。
【0041】図4は、図2における画像信号伸長回路4
8のブロック図である。図4において、64,65,6
6は同じ構成の復号回路であり、メモリ回路44より読
みだされた符号化された画像信号45,46および47
をそれぞれ復号して、復号した画像信号Y,I,Qを出
力する。67は輝度色差逆変換回路であり、輝度信号Y
および色差信号I,QをR,G,Bに対応する画像信号
に変換する。
【0042】図5は図3における符号化回路61の第1
の実施例のブロック図である。図3において、101は
入力画像信号,102は減算器で、入力画像信号101
から予測画像信号113を減算し差分信号114を出力
する。103は量子化回路で、差分信号114を非線形
量子化し量子化信号115を出力する。117は局部復
号回路であり、代表値生成回路104、加算器105、
リミッタ108及び予測回路106により構成される。
代表値生成回路104は、量子化信号115を逆量子化
し代表値信号116を出力する。加算器105は、予測
回路106の出力する予測画像信号113と代表値信号
116を加算する。リミッタ108は、加算器105の
出力信号を入力画像信号101と同じダイナミックレン
ジに制限し、局部復号信号118を出力する。予測回路
106は、次に符号化する画像信号を以前の局部復号信
号118を用いて予測し予測画像信号113を出力す
る。107はハフマン符号化などの可変長符号化回路で
あり、量子化信号115の発生確率の高い値ほど短い符
号を割り当て、符号化画像信号119を出力する。以上
のように構成された符号化回路61は周知の予測符号化
(DPCM)回路である。
【0043】量子化回路103の入出力データの関係の
例を(表1)に示す。
【0044】
【表1】
【0045】(表1)の例では量子化信号135は符号
付き3ビットで表現することになるが、入力データに対
する量子化後の信号のビット数を変えることにより符号
化による画像データの圧縮率を変えることができる。図
示していないディジタル複写機の制御部は、メモリ回路
44のメモリ使用効率が最適になるように、量子化回路
103の量子化特性を設定する。量子化回路をルックア
ップテーブル(LUT)で構成するときは、図示してい
ないディジタル複写機の制御部は、このLUTのデータ
を更新可能であるということである。
【0046】図6は図4における復号回路64の第1の
実施例のブロック図である。図6において、121は、
可変長符号化された画像信号119を復号する可変長符
号復号回路である。代表値生成回路122は量子化され
た差分信号を逆量子化し、代表値信号123を出力す
る。124は加算器であり、代表値信号123と予測画
像信号127を加算する、129はリミッタであり、加
算器124の出力信号を符号化前の画像信号と同じダイ
ナミックレンジに制限し、復号信号125を出力する。
予測回路126は以前の復号信号125を用いて次の画
像信号を予測し、予測画像信号127を出力する。図6
の点線で囲んだ部分は、図5の局部復号器117と同じ
構成である。
【0047】図7は図3における符号化回路61の第2
の実施例のブロック図である。図7において、201は
入力画像データである。202はブロック化回路であ
り、入力画像データ201を8×8画素のブロックにブ
ロック化し信号203を出力する。204は離散コサイ
ン変換回路であり、前記ブロック化された入力画像デー
タ203を2次元離散コサイン変換し、変換係数205
を出力する。図8は変換係数205の配列図である。離
散コサイン変換回路204で変換されたブロック内の変
換係数Kijは、図8に示すように配列される。K00は直
流変換係数(以下DC係数)であり、K00以外は交流変
換係数(以下AC係数)である。i,jが大きいほど空
間周波数が高い。206は量子化回路であり、ブロック
毎の変換係数205を所定の量子化テーブルを用いて、
変換係数の位置毎に異なる量子化ステップで線形量子化
する。量子化テーブルの例を図9に示す。208は差分
回路であり、1つ前のブロックの量子化されたDC係数
と現在のブロックの量子化されたDC係数207の差で
ある差分値209を出力する。210は可変長符号化回
路であり、差分値209の値の出現確率に応じてランレ
ングス符号化やハフマン符号化などの可変長符号化を行
なう。
【0048】212はジグザグスキャン回路であり、量
子化されたAC係数211を、図10の矢印のしめす順
にブロック毎にスキャンする。213は可変長符号化回
路であり、ランレングス符号化やハフマン符号化などの
可変長符号化をジグザグスキャンされた量子化AC係数
218に対して行なう。214は多重化回路であり、可
変長符号化された差分値216およびAC係数217を
多重化して、符号化した画像データ215を出力する。
量子化テーブルは量子化回路206内に格納されてお
り、図示していないディジタル複写機の制御部は、メモ
リ回路44のメモリ使用効率が最適になるように、量子
化テーブルを設定する。
【0049】図11は図4における復号回路64の第2
の実施例のブロック図である。図11において、236
は符号化画像データである。221は分離回路であり、
可変長符号化された差分値とAC係数を分離し、可変長
符号化された差分値222と可変長符号化されたAC係
数223を出力する。224は、可変長符号化された差
分値222を復号し、量子化された差分値225を出力
する可変長符号復号回路である。226は、量子化され
た差分値225より量子化されたDC係数227を復号
する差分復号回路である。228は、可変長符号化され
たAC係数223を復号し、量子化されたAC係数22
9を出力する可変長符号復号回路である。230は、ラ
スタースキャン変換回路であり、ジグザグスキャンされ
た量子化AC係数229の順序をラスター状の順序に変
換し、ラスタースキャンされた量子化AC係数231を
出力する。232は逆量子化回路であり、量子化された
DC係数227とAC係数231より得られる量子化さ
れた変換係数を、ブロック毎に逆量子化し、逆量子化し
た変換係数233を出力する。234は離散コサイン逆
変換回路であり、逆量子化された変換係数233を離散
コサイン逆変換し、復号した画像データ235を出力す
る。
【0050】符号化された画像信号をストアまたはリス
トアするための2次記憶手段、メモリカードインターフ
ェースおよびGP−IBインターフェースを備える場合
の、図2におけるメモリ回路44について図面を用いて
説明する。図12はメモリ回路44のブロック図であ
る。251は符号化された画像信号を記憶するメモリで
ある。41,42,43は符号化された画像信号、4
5,46,47はメモリ251より読みだされた符号化
された画像信号である。252はメモリ251の書き込
みおよび読みだしを制御するメモリ制御回路である。メ
モリ制御回路252は、符号化された画像信号41,4
2,43のメモリ251への書き込みおよび符号化され
た画像信号45,46,47のメモリ251からの読み
だしの制御を行なう。さらに、メモリ制御回路252
は、符号化された画像信号41,42,43のメモリ2
51への書き込時、原稿の副走査読み取りが1ページ終
了した時点で、メモリ容量が不足した場合の不足メモリ
容量を示すメモリ不足値52、およびメモリ容量に余裕
があった場合の残りメモリ容量を示すメモリ余裕値53
を生成する。さらに、メモリ制御回路252は、バスラ
イン253を介したメモリ251のアクセスを制御す
る。
【0051】254は制御回路、255はSCSIコン
トローラ、257はハードディスク装置、258はGP
IBコントローラ、260はメモリカードインターフェ
ース回路,262はメモリカードである。
【0052】メモリ251に記憶された符号化画像信号
をハードディスク装置257にストアするとき、制御回
路254は、メモリ251内の符号化画像信号を、SC
SIコントローラ255を用いて、SCSIバス256
を介し、ハードディスク装置257にストアする。ハー
ドディスク257にストアされている符号化画像信号を
メモリ251にリストアする場合も、同様である。
【0053】メモリ251に記憶された符号化画像信号
を、本ディジタル複写機の外部の機器に送出するとき、
制御回路254は、メモリ251内の符号化画像信号
を、GPIBコントローラ258を用いて、外部機器に
接続されているGPIBバス258を介し、外部機器に
送出する。外部機器から送出される符号化画像信号をメ
モリ251に記憶する場合も、同様である。
【0054】メモリ251に記憶された符号化画像信号
をメモリカード262に記憶させるとき、制御回路25
4は、メモリ251内の符号化画像信号を、メモリカー
ドインターフェース回路260を介して、メモリカード
262に記憶させる。メモリカード262に記憶さてい
る符号化画像信号をメモリ251に移す場合も、同様で
ある。
【0055】上記した構成によって、本発明の第1の実
施例におけるディジタル複写機は、符号化した画像信号
を少なくとも原稿1ページ分記憶するメモリを備えるこ
とにより、高速複写を行なう場合でも、原稿読み取り部
の副走査部をプリンタ部の動作に合わせて高速に駆動す
る必要がなく、メモリを備えることによるコストの増大
をきわめて少なくできる。さらに、磁気記録手段などの
2次記憶手段を備え、前記符号化された画像信号を記
憶、再生する手段を備えることにより、2次記憶手段の
記憶容量を大きくしなくても、多くの原稿画像を記憶再
生可能となる。加えて、前記メモリの符号化された画像
信号を外部の機器と入出力するためのインターフェース
手段を備えることにより、少ない転送データ量で、原稿
画像信号を外部の機器に出力したり、外部の機器からの
画像信号をプリントすることができる。また、複写動作
に先立って原稿をプリスキャンした時にメモリの容量が
不足したときは画像信号圧縮手段の圧縮率を大きくし、
メモリの容量に余裕があったときは前記画像信号圧縮手
段の圧縮率を小さくする圧縮率設定手段を備えることに
より、メモリ容量を効率的に使用することができる。加
えて、メモリは増設可能であり、前記メモリを増設する
ことにより、画像信号の圧縮率を小さくすることが可能
であるので複写画像の高画質化を容易に行える。
【0056】なお、実施例ではカラー複写機の場合を説
明したが、モノカラーの場合でも同様の効果が得られ
る。以下本発明のディジタル複写機の第2の実施例につ
いて、図面を参照しながら説明する。
【0057】図20は本発明のディジタル複写機の第2
の実施例におけるプリンタ部の概略構成図である。図2
0において、601は半導体レーザである。2はポリゴ
ンミラーであり、ポリゴンモータ3により回転される。
ポリゴンミラー2は半導体レーザ1からのレーザビーム
を反射し、感光体ドラム4を走査する。感光体ドラム4
は矢印R方向に回転し、感光体ドラム面上にレーザービ
ーム強度に応じた静電潜像を形成する。5は現像器であ
り、Bk(ブラック)トナーにより感光体ドラム上の静
電潜像を現像し、トナー像を形成する。10は給紙ロー
ラであり、用紙カセット11にストックされた複写用紙
を矢印P方向にプリンタ内に1枚ずつ給紙する。9は搬
送ベルトであり、矢印S方向に動き、給紙された複写用
紙を搬送する。8は転写帯電器であり、感光体ドラム4
上に形成されたトナー像を、搬送ベルト9上の複写用紙
に転写する。感光体4の周速と搬送ベルト9の速度は同
じである。7はクリーナであり、感光体ドラム4上に残
留したトナーを回収し、感光体ドラム4をクリーニング
する。6は主帯電器であり、感光体ドラム4を一様に帯
電する。以上に述べた画像形成プロセスは周知の電子写
真プロセスである。
【0058】半導体レーザ1、ポリゴンミラー2、ポリ
ゴンモータ3,感光体ドラム4,現像器5,主帯電器
6、クリーナ7および転写帯電器8よりなる画像形成部
Aと同様な画像形成部B,CおよびDは、それぞれC
(シアン)、M(マゼンタ)およびY(イエロー)のト
ナーで現像を行なう。複写用紙は搬送ベルトにより搬送
されつつ、Bk、M,C,Yのトナー像を転写され、複
写用紙上にカラー画像が形成される。12は定着器であ
り、複写用紙上のトナーを複写用紙に定着する。13は
排紙トレイであり、複写された複写用紙が排出される。
【0059】図13は本発明のディジタル複写機の第2
の実施例における画像信号の流れを示すブロック図であ
る。図13において、701はラインイメージセンサで
あり、R,G,Bに色分解された原稿の画像信号70
2,703および704を出力する。705はシェーデ
ィング補正回路であり、イメージセンサ701からの画
像信号のシェーディング歪を補正する。706はガンマ
補正回路であり、シェーディング補正された画像信号の
階調性を補正する。707は色補正回路であり、プリン
トに必要な適正量の8ビット信号Y(イエロー),M
(マゼンタ),C(シアン)を算出するとともに、墨版
生成のため適正な8ビット信号Bk(ブラック)を算出
する。710,711および712は画像信号圧縮伸長
回路であり、信号Y,MおよびCをそれぞれ所定の時間
遅延し、信号Ydd,MddおよびCddを出力する。
713,714,715および716はレーザドライバ
であり、それぞれ信号Ydd,Mdd,CddおよびB
kdに基づき半導体レーザを駆動する。レーザドライバ
713は図20における画像形成部Dの半導体レーザ
を、レーザドライバ714は画像形成部Cの半導体レー
ザを、レーザドライバ715は画像形成部Bの半導体レ
ーザを、レーザドライバ716は画像形成部Aの半導体
レーザをそれぞれ駆動する。画像信号圧縮伸長回路71
0は、図20において示したように、複写用紙が画像形
成部Aから画像形成部Dまで移動する時間分信号Yを遅
延する。同様に、画像信号圧縮伸長回路711は、複写
用紙が画像形成部Aから画像形成部Cまで移動する時間
分、画像信号圧縮伸長回路712は、複写用紙が画像形
成部Aから画像形成部Bまで移動する時間分、それぞれ
信号MdおよびCdを遅延する。
【0060】図14は、図13における画像信号圧縮伸
長回路710のブロック図である。図13において、7
20は符号化回路であり、画像信号Yを符号化して圧縮
し、圧縮された画像信号721を出力する。722は符
号化された画像信号を遅延させるため一時記憶するため
FIFO動作をするバッファメモリを備えたメモリ回路
であり、符号化された画像信号721を記憶する。メモ
リ回路44は,原稿の副走査読み取りが終了するまで
に、メモリ容量が不足した場合はどれだけのメモリ容量
が不足したかを示すメモリ不足値725を、メモリ容量
に余裕があった場合は残りのメモリ容量を示すメモリ余
裕値726を出力する。図示していないディジタル複写
機の制御部は、メモリ不足値725およびメモリ余裕値
726を用いることにより最適な圧縮率になるよう符号
化回路720のパラメータを設定する。
【0061】ディジタル複写機の制御部による前記パラ
メータの決定は、原稿の複写動作に先だって行なう原稿
の読み取り走査(プリスキャン)が終了した時点でのメ
モリ不足値725およびメモリ余裕値726に基づき行
なう。プリスキャン終了時点でメモリ容量の余裕少ない
場合、前記制御部は前記パラメータの再設定は不要であ
ると判断し、次に、複写動作を行なう。プリスキャン終
了時点で、メモリ容量の余裕が多い場合は、前記制御部
は前記パラメータを圧縮率が小さくなるように再設定
し、メモリ容量が不足した場合は、前記制御部は前記パ
ラメータを圧縮率が大きくなるように再設定し、再度プ
リスキャンを行なう。
【0062】724は復号回路であり、メモリ回路72
2から出力される符号化された画像信号723を復号
し、伸長された画像信号Yddを出力する。符号化回路
720は第1の実施例の説明で用いた図3の符号化回路
61と同じ構成である。復号回路724は第1の実施例
の説明で用いた図4の復号回路64と同じ構成である。
【0063】メモリ回路722のメモリは増設可能であ
り、前記メモリを増設することにより符号化回路におけ
る画像信号の圧縮率を小さくすることが可能であるので
複写画像の高画質化を容易に行える。
【0064】上記した構成によって、本発明の第2の実
施例におけるディジタル複写機は、、符号化した画像信
号を、遅延のためのメモリに記憶するため、高解像度化
による画素数の増加や、高画質化に伴う1画素当りのビ
ット数が増加しても、メモリ容量を小さくできる。ま
た、複写動作に先立って原稿をプリスキャンした時にメ
モリの容量が不足したときは画像信号圧縮手段の圧縮率
を大きくし、メモリの容量に余裕があったときは前記画
像信号圧縮手段の圧縮率を小さくする圧縮率設定手段を
備えることにより、メモリ容量を効率的に使用すること
ができる。加えて、メモリは増設可能であり、前記メモ
リを増設することにより、画像信号の圧縮率を小さくす
ることが可能であるので複写画像の高画質化を容易に行
える。さらに、最も遅延時間の長い画像形成手段のプリ
ント色を、視覚上、分解能の低下を許容できる色(本実
施例の場合イエロー)にすることにより、この色の画像
信号を符号化する際の圧縮率を大きく設定してメモリの
容量を削減することができる。同様に、遅延の必要とし
ない画像形成手段のプリント色を、視覚上、高分解能が
最も要求される色(本実施例の場合ブラック)にするこ
とにより、この色の画像信号を、符号化による画質劣化
なく複写することができる。
【0065】以下本発明のディジタル複写機の第3の実
施例について、図面を参照しながら説明する。
【0066】図15は本発明のディジタル複写機の第3
の実施例における画像処理部のブロック図である。図1
5において、811はR(レッド)ラインセンサ、81
2はG(グリーン)ラインセンサ、813はB(ブル
ー)ラインセンサである。814,815,816はラ
インセンサからのアナログ信号をディジタル信号に変換
するA/D変換器である。A/D変換器814は信号8
22を出力する。817はRラインセンサからの信号を
nライン分遅延する機能を備えた画像信号圧縮伸長回路
であり、nライン遅延されたRセンサ信号820を出力
する。818はGラインセンサからの信号をmライン分
遅延する機能を持つ画像信号圧縮伸長回路であり、mラ
イン遅延されたGセンサ信号821を出力する。
【0067】図23は本発明のディジタル複写機の第3
の実施例で用いる3ライン並列型のCCDカラーイメー
ジセンサの概略構成図である。図23において、301
はR(レッド)ラインセンサ、302はG(グリーン)
ラインセンサ、303はB(ブルー)ラインセンサ、3
04はカラーイメージセンサIC本体である。
【0068】本例において、ラインセンサ間の間隔18
0μm、センサ画素幅10μmである。このカラーイメ
ージセンサを用いて原稿を副走査して原稿画像を読み取
るとき、R,G,Bの画像信号の原稿上の読み取り位置
は副走査方向において同一でない。すなわち、原稿と等
倍の複写を行なう場合、R信号はB信号に対して36ラ
イン分先行し、G信号はB信号に対して18ライン分先
行する。このときR,G,B信号の原稿読み取り位置を
合わせるため、図15の画像信号圧縮伸長回路817に
おける遅延ライン数nは、n=36、画像信号圧縮伸長
回路818における遅延ライン数mは、m=18とな
る。副走査方向の変倍複写を実現するため、原稿読み取
りの際の副走査速度を可変する。400%の拡大の時、
m=144、n=72となる。すなわち、400%まで
の変倍を行なうためには、図15の画像信号圧縮伸長回
路817は最大144ライン分、画像信号圧縮伸長回路
818は最大72ライン分遅延する必要がある。
【0069】図16は、図15における画像信号圧縮伸
長回路817のブロック図である。図16において、8
40は符号化回路であり、入力画像信号を符号化して圧
縮し、圧縮された画像信号841を出力する。842は
符号化された画像信号を遅延させるため一時記憶する、
FIFO動作を行なうバッファメモリを備えたメモリ回
路であり、符号化画像信号841を記憶する。メモリ回
路842は,原稿の副走査読み取りが終了するまでに、
メモリ容量が不足した場合はどれだけのメモリ容量が不
足したかを示すメモリ不足値845を、メモリ容量に余
裕があった場合は残りメモリ容量を示すメモリ余裕値8
46を出力する。図示していないディジタル複写機の制
御部は、メモリ不足値845およびメモリ余裕値846
を用いることにより最適な圧縮率になるよう符号化回路
840のパラメータを設定する。
【0070】ディジタル複写機の制御部による前記パラ
メータの決定は、原稿の複写動作に先だって行なう原稿
の読み取り走査(プリスキャン)が終了した時点でのメ
モリ不足値845およびメモリ余裕値846に基づき行
なう。プリスキャン終了時点でメモリ容量の余裕少ない
場合、前記制御部は前記パラメータの再設定は不要であ
ると判断し、次に、複写動作を行なう。プリスキャン終
了時点で、メモリ容量の余裕が多い場合は、前記制御部
は前記パラメータを圧縮率が小さくなるように再設定
し、メモリ容量が不足した場合は、前記制御部は前記パ
ラメータを圧縮率が大きくなるように再設定し、再度プ
リスキャンを行なう。
【0071】844は復号回路であり、メモリ回路84
2から出力される符号化された画像信号843を復号
し、復号された画像信号820を出力する。符号化回路
840は第1の実施例の説明で用いた図3の符号化回路
61と同じ構成である。復号回路844は第1の実施例
の説明で用いた図4の復号回路64と同じ構成である。
【0072】メモリ回路842のメモリは増設可能であ
り、前記メモリを増設することにより符号化回路840
における画像信号の圧縮率を小さくすることが可能であ
るので複写画像の高画質化を容易に行える。なお、画像
信号圧縮伸長回路819も画像信号圧縮伸長回路817
と遅延量は異なるが同じ構成である。
【0073】上記した構成によって、本発明の第3の実
施例におけるディジタル複写機は、、符号化した画像信
号を所定ライン分遅延するためのメモリに記憶するた
め、高解像度化による画素数の増加や、拡大複写レンジ
の増加や、高画質化に伴う1画素当りのビット数が増加
があっても、ライン遅延のためのメモリ容量を小さくで
きる。また、複写動作に先立って原稿をプリスキャンし
た時にメモリの容量が不足したときは画像信号圧縮手段
の圧縮率を大きくし、メモリの容量に余裕があったとき
は前記画像信号圧縮手段の圧縮率を小さくする圧縮率設
定手段を備えることにより、メモリ容量を効率的に使用
することができる。加えて、メモリは増設可能であり、
前記メモリを増設することにより、画像信号の圧縮率を
小さくすることが可能であるので複写画像の高画質化を
容易に行える。
【0074】以下本発明のディジタル複写機の第4の実
施例について、図面を参照しながら説明する。
【0075】図17は本発明のディジタル複写機の第4
の実施例の画像信号の流れを示すブロック図である。図
17において、850はラインイメージセンサであり、
原稿の画像信号860を出力する。851はA/D変換
器であり、イメージセンサ850からの画像信号をディ
ジタル画像信号に変換する。852はシェーディング補
正回路であり、原稿読み取りの際生じた画像信号のシェ
ーディング歪を補正する。853は画像信号圧縮伸長回
路であり、シェーディング補正された画像信号を一時符
号化してバッファした後、ライン同期信号B862に同
期して復号した画像信号を出力する。854はガンマ補
正回路であり、画像信号圧縮伸長回路853から出力さ
れる復号された画像信号の階調性を補正する。855は
パルス幅変調回路であり、入力される画像信号に基づき
パルス幅変調を行う。872はレーザドライバであり、
パルス幅変調回路855からのパルス幅変調された信号
で半導体レーザを駆動する。レーザドライバ857を含
むプリンタ部は周知のレーザービームプリンタである。
【0076】本例において、原稿画像読み取り時の副走
査方向の解像度を400DPI、副走査速度が7inc
h/secであるとすると、イメージセンサ850のラ
イン水平同期信号A861の周波数は2.8KHzであ
る。プリンタ部の画像形成時の副走査速度が6inch
/secであるとすると、バッファメモリ853から画
像を読み出すときのライン水平同期信号B862の周波
数は2.4KHzである。A3サイズの原稿を連続複写
する場合に、プリンタ部のA3サイズの連続プリント速
度を20枚/sec(3sec/枚)であるとする。こ
のとき、原稿読み取り部はA3サイズの原稿を副走査す
るのに(420mm)/(7inch/sec)=2.
36secかかるので、原稿読み取り部は0.64se
c以内に副走査のための加速および副走査終了後の待機
位置へのリターン動作を行なえば良いことになる。この
とき、画像信号圧縮伸長回路853は少なくとも946
ライン分の画像信号をバッファリングする必要がある。
【0077】図18は、図17における画像信号圧縮伸
長回路853のブロック図である。図18において、8
70は符号化回路であり、入力画像信号を符号化して圧
縮し、圧縮された画像信号871を出力する。872は
符号化された画像信号を遅延させるため一時記憶するた
めのFIFO動作をするバッファメモリを備えたメモリ
回路であり、符号化画像信号871を記憶する。メモリ
回路872は,原稿の副走査読み取りが終了するまで
に、メモリ容量が不足した場合はどれだけのメモリ容量
が不足したかを示すメモリ不足値875を、メモリ容量
に余裕があった場合は残りメモリ容量を示すメモリ余裕
値876を出力する。図示していないディジタル複写機
の制御部は、メモリ不足値875およびメモリ余裕値8
76を用いることにより最適な圧縮率になるよう符号化
回路870のパラメータを設定する。 ディジタル複写
機の制御部による前記パラメータの決定は、原稿の複写
動作に先だって行なう原稿の読み取り走査(プリスキャ
ン)が終了した時点でのメモリ不足値875およびメモ
リ余裕値876に基づき行なう。プリスキャン終了時点
でメモリ容量の余裕少ない場合、前記制御部は前記パラ
メータの再設定は不要であると判断し、次に、複写動作
を行なう。プリスキャン終了時点で、メモリ容量の余裕
が多い場合は、前記制御部は前記パラメータを圧縮率が
小さくなるように再設定し、メモリ容量が不足した場合
は、前記制御部は前記パラメータを圧縮率が大きくなる
ように再設定し、再度プリスキャンを行なう。
【0078】874は復号回路であり、メモリ回路87
2から読みだされる符号化された画像信号873を復号
し、伸長された画像信号をライン同期信号B862に同
期して出力する。符号化回路870は第1の実施例の説
明で用いた図3の符号化回路61と同じ構成である。復
号回路874は第1の実施例の説明で用いた図4の復号
回路64と同じ構成である。
【0079】メモリ回路872のメモリは増設可能であ
り、前記メモリを増設することにより符号化回路におけ
る画像信号の圧縮率を小さくすることが可能であるので
複写画像の高画質化を容易に行える。
【0080】上記した構成によって、本発明の第3の実
施例におけるディジタル複写機は、符号化した画像信号
をバッファメモリに記憶するため、高解像度化による画
素数の増加や、高画質化に伴う1画素当りのビット数が
増加があっても、バッファリングのためのメモリ容量を
小さくすることができる。また、複写動作に先立って原
稿をプリスキャンした時にメモリの容量が不足したとき
は画像信号圧縮手段の圧縮率を大きくし、メモリの容量
に余裕があったときは前記画像信号圧縮手段の圧縮率を
小さくする圧縮率設定手段を備えることにより、メモリ
容量を効率的に使用することができる。加えて、メモリ
は増設可能であり、前記メモリを増設することにより、
画像信号の圧縮率を小さくすることが可能であるので複
写画像の高画質化を容易に行える。
【0081】
【発明の効果】以上のように、本発明のディジタル複写
機は、符号化した画像信号を少なくとも原稿1ページ分
記憶するメモリを備えることにより、高速複写を行なう
場合でも、原稿読み取り部の副走査部をプリンタ部の動
作に合わせて高速に駆動する必要がなく、メモリを備え
ることによるコストの増大をきわめて少なくできる。
【0082】さらに、本発明のディジタル複写機は、磁
気記録手段などの2次記憶手段を備え、前記符号化され
た画像信号を記憶、再生する手段を備えることにより、
2次記憶手段の記憶容量を大きくしなくても、多くの原
稿画像を記憶再生可能となる。加えて、本発明のディジ
タル複写機は、前記メモリに記憶されている符号化され
た画像信号を外部の機器と入出力するためのインターフ
ェース手段を備えることにより、少ない転送データ量
で、原稿画像信号を外部の機器に出力したり、外部の機
器からの画像信号をプリントすることができる。
【0083】また、本発明における、色毎の画像形成手
段を備えたディジタル複写機は、符号化した画像信号を
遅延のためのメモリに記憶するため、高解像度化による
画素数の増加や、高画質化に伴う1画素当りのビット数
が増加しても、メモリ容量を小さくできるので、コスト
の低くすることができる。
【0084】さらに、本発明における、ライン並列型の
カラーイメージセンサを用いたディジタル複写機は、符
号化した画像信号を所定ライン分遅延するためのメモリ
に記憶するため、高解像度化による画素数の増加や、拡
大複写レンジの増加や、高画質化に伴う1画素当りのビ
ット数が増加があっても、ライン遅延のためのメモリ容
量を小さくできるので、コストの低くすることができ
る。
【0085】加えて、本発明の、前記原稿読み取り手段
により原稿画像を読み取りつつ画像形成手段により画像
を形成するディジタル複写機は、符号化した画像信号を
バッファメモリに記憶するため、高解像度化による画素
数の増加や、高画質化に伴う1画素当りのビット数が増
加があっても、バッファリングのためのメモリ容量を小
さくできるので、コストの低くすることができる。
【0086】また、本発明の画像圧縮伸長手段を備えた
ディジタル複写機は、複写動作に先立って原稿をプリス
キャンした時にメモリの容量が不足したときは画像信号
圧縮手段の圧縮率を大きくし、メモリの容量に余裕があ
ったときは前記画像信号圧縮手段の圧縮率を小さくする
圧縮率設定手段を備えることにより、メモリ容量を効率
的に使用することができる。
【0087】また、本発明のディジタル複写機は、メモ
リを増設することにより複写画像の画質を容易に向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における画像信号処理部
のブロック図である。
【図2】図1におけるの画像信号圧縮伸長回路26のブ
ロック図である。
【図3】図2における画像信号圧縮回路40のブロック
図である。
【図4】図2における画像信号伸長回路48のブロック
図である。
【図5】図3における符号化回路61の第1の実施例の
ブロック図である。
【図6】図4における復号回路64の第1の実施例のブ
ロック図である。
【図7】図3における符号化回路61の第2の実施例の
ブロック図である。
【図8】図7における変換係数205の配列図である。
【図9】量子化テーブルの例を示す図である。
【図10】ジグザグスキャンの順序を示す図である。
【図11】図4における復号回路64の第2の実施例の
ブロック図である。
【図12】図2におけるメモリ回路44のブロック図で
ある。
【図13】本発明のディジタル複写機の第2の実施例に
おける画像信号の流れを示すブロック図である。
【図14】図13における画像信号圧縮伸長回路710
のブロック図である。
【図15】本発明のディジタル複写機の第3の実施例に
おける画像処理部のブロック図である。
【図16】図15における画像信号圧縮伸長回路817
のブロック図である。
【図17】本発明のディジタル複写機の第4の実施例の
画像信号の流れを示すブロック図である。
【図18】図17における画像信号圧縮伸長回路853
のブロック図である。
【図19】従来のディジタル複写機の第1の例における
画像信号の流れを示すブロック図である。
【図20】従来のディジタル複写機の第2の例における
プリンタ部の概略構成図である。
【図21】従来のディジタル複写機の第2の例における
画像信号の流れを示すブロック図である。
【図22】従来のディジタル複写機の第3の例の画像処
理部のブロック図である。
【図23】従来のディジタル複写機の第3の例で用いる
3ライン並列型のCCDカラーイメージセンサの概略構
成図である。
【図24】従来のディジタル複写機の第4の例における
画像信号の流れを示すブロック図である。
【符号の説明】
1 半導体レーザ 2 ポリゴンミラー 4 感光体ドラム 5 現像器 21 イメージセンサ 22 シェーディング補正回路 26 画像信号圧縮伸長回路 30 ガンマ補正回路 31 マスキング処理回路 32 セレクタ 34 パルス幅変調回路 36 レーザドライバ 40 画像信号圧縮回路 44 メモリ回路 48 画像信号伸長回路 61 符号化回路 64 復号回路 103 量子化回路 106 予測回路 204 離散コサイン変換回路 206 量子化回路 252 メモリ制御回路 255 ハードディスク装置 258 GPIBコントローラ 262 メモリカード 508 UCR処理回路 509 ディザ処理回路 511 多値化回路 707 色補正回路 710 画像信号圧縮伸長回路 817 画像信号圧縮伸長回路 853 画像信号圧縮伸長回路 861 ライン同期信号A 862 ライン同期信号B

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像情報を読み取って画像信号を
    出力する原稿読み取り手段と、前記画像信号を符号化し
    て圧縮する画像信号圧縮手段と、画像信号圧縮手段によ
    り符号化された画像信号を少なくとも原稿1ページ分記
    憶可能なメモリと、前記メモリに記憶された画像信号を
    復号して伸長する画像信号伸長手段と、前記画像信号伸
    長手段により復号された画像信号に基づき記録媒体上に
    画像を形成する画像形成手段を備えたことを特徴とする
    ディジタル複写機。
  2. 【請求項2】 複写動作に先立って原稿をプリスキャン
    した時に、前記メモリの容量が不足したときは前記画像
    信号圧縮手段の圧縮率を大きくし、前記メモリの容量に
    余裕があったときは前記画像信号圧縮手段の圧縮率を小
    さくする、圧縮率設定手段を具備することを特徴とする
    請求項1記載のディジタル複写機。
  3. 【請求項3】 2次記憶手段を具備し、前記符号化され
    た画像信号を2次記憶手段に格納する手段と、2次記憶
    手段に格納された符号化画像を前記画像信号伸長手段に
    より復号して、記録媒体上に画像を形成する手段のうち
    少なくとも1つを備えることを特徴とする請求項1記載
    のディジタル複写機。
  4. 【請求項4】 2次記憶手段は、磁気記録手段であるこ
    とを特徴とする請求項3記載のディジタル複写機。
  5. 【請求項5】 2次記憶手段は、メモリカードであるこ
    とを特徴とする請求項3記載のディジタル複写機。
  6. 【請求項6】 前記メモリに記憶された画像信号を外部
    機器に出力する手段と、外部の機器から出力される符号
    化された画像信号を前記メモリに記憶する手段のうち少
    なくとも1つの手段を備えるインタフェース手段を具備
    することを特徴とする請求項1記載のディジタル複写
    機。
  7. 【請求項7】 原稿の画像情報を色分解して読み取る原
    稿読み取り手段と、色毎の複数の画像形成手段を備えた
    プリンタと、前記原稿読み取り手段からの画像信号を処
    理して、画像形成手段毎の複数の画像信号を出力する画
    像信号処理手段を具備し、原稿画像を再生するディジタ
    ルカラー複写機において、 前記画像形成手段毎の複数の画像信号を画像形成手段毎
    に異なる所定量遅延するため、前記画像信号を符号化し
    て圧縮する画像信号圧縮手段と、画像信号圧縮手段によ
    り符号化された画像信号を記憶するメモリと、前記メモ
    リに記憶された画像信号を復号して伸長する画像信号伸
    長手段とを備え、前記画像信号伸長手段により復号され
    た色毎の複数の画像信号に基づき、前記色毎の画像形成
    手段によりカラー画像を再生することを特徴とするディ
    ジタル複写機。
  8. 【請求項8】 複写動作に先立って原稿をプリスキャン
    した時に前記メモリの容量が不足したときは前記画像信
    号圧縮手段の圧縮率を大きくし、前記メモリの容量に余
    裕があったときは前記画像信号圧縮手段の圧縮率を小さ
    くする、圧縮率設定手段を具備することを特徴とする請
    求項7記載のディジタル複写機。
  9. 【請求項9】 視覚上最も解像度低下の許容量の大きい
    色を、遅延量の最も大きい色の画像信号にすることを特
    徴とする請求項7記載のディジタル複写機。
  10. 【請求項10】 受光素子を配列したセンサ列を所定の
    間隔で平行に配置し、前記ライン列毎に色分解のための
    フィルタを設けたカラーラインイメージセンサを用いて
    原稿の画像情報を色分解して読み取る原稿読み取り手段
    と、原稿読み取り手段からの色毎の複数の画像信号を所
    定ライン分遅延し、原稿の同じ位置の読み取り画像信号
    を同時に出力する遅延手段を具備するディジタル複写機
    において、前記遅延手段は、画像信号を符号化して圧縮
    する画像信号圧縮手段と、画像信号圧縮手段により符号
    化された画像信号を記憶するメモリと、前記メモリに記
    憶された画像信号を復号して伸長する画像信号伸長手段
    とを備えることを特徴とするディジタル複写機。
  11. 【請求項11】 複写動作に先立って原稿をプリスキャ
    ンした時に前記メモリの容量が不足したときは前記画像
    信号圧縮手段の圧縮率を大きくし、前記メモリの容量に
    余裕があったときは前記画像信号圧縮手段の圧縮率を小
    さくする、圧縮率設定手段を具備することを特徴とする
    請求項10記載のディジタル複写機。
  12. 【請求項12】 原稿の画像情報を読み取り、画像信号
    を出力する原稿読み取り手段と、前記画像信号に基づき
    記録媒体上に画像を形成する画像形成手段を備え、前記
    原稿読み取り手段により原稿画像を読み取りつつ前記画
    像形成手段により画像を形成するディジタル複写機にお
    いて、 前記画像信号を符号化して圧縮する画像信号圧縮手段
    と、画像信号圧縮手段により符号化された画像信号を記
    憶可能なメモリと、前記メモリに記憶された画像信号を
    復号して伸長する画像信号伸長手段とを備え、前記原稿
    読み取り手段の副走査速度を前記画像形成手段の副走査
    速度より速くすることを特徴とするディジタル複写
    機。。
  13. 【請求項13】 複写動作に先立って原稿をプリスキャ
    ンした時に、前記メモリの容量が不足したときは前記画
    像信号圧縮手段の圧縮率を大きくし、前記メモリの容量
    に余裕があったときは前記画像信号圧縮手段の圧縮率を
    小さくする、圧縮率設定手段を具備することを特徴とす
    る請求項12記載のディジタル複写機。
  14. 【請求項14】 圧縮率設定手段は、メモリ容量不足や
    未使用メモリ容量が発生しないよう、圧縮率に関係する
    パラメータを最適な値に設定することを特徴とする請求
    項2,8,11または13記載のディジタル複写機。
  15. 【請求項15】 画像信号圧縮手段は、入力画像信号を
    N×M画素にブロック化するブロック化手段と、ブロッ
    ク化された画像信号を直交変換し変換係数を出力する直
    交変換手段と、前記変換係数を量子化する量子化手段
    と、量子化された変換係数を可変長符号化する可変長符
    号化手段を備えることを特徴とする請求項1,7,10
    または12記載のディジタル複写機。
  16. 【請求項16】 画像信号圧縮手段は、量子化手段を備
    えるDPCMであることを特徴とする請求項1,7,1
    0または12記載のディジタル複写機。
  17. 【請求項17】 複写動作に先立ってプリスキャンした
    時に、メモリの容量が不足したときは前記画像信号圧縮
    手段の量子化手段の量子化特性を変えて圧縮率を大きく
    し、前記メモリの容量に余裕があったときは前記画像信
    号圧縮手段の量子化手段の量子化特性を変えて圧縮率を
    小さくする、圧縮率設定手段を具備することを特徴とす
    る請求項15または16記載のディジタル複写機。
  18. 【請求項18】 メモリは増設可能であることを特徴と
    する請求項1,7,10または12記載のディジタル複
    写機。
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