JPH11284780A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11284780A
JPH11284780A JP10081172A JP8117298A JPH11284780A JP H11284780 A JPH11284780 A JP H11284780A JP 10081172 A JP10081172 A JP 10081172A JP 8117298 A JP8117298 A JP 8117298A JP H11284780 A JPH11284780 A JP H11284780A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
job
time
image forming
processing
forming apparatus
Prior art date
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Pending
Application number
JP10081172A
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English (en)
Inventor
Keiji Kusumoto
啓二 楠本
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置が所定時間に停止しても、複数のジョブ
を効率よく実行でき、操作者にとって使い勝手の良い画
像形成装置を提供すること。 【解決手段】 デジタル複写機1は、図8の管理テーブ
ルに示すように、複数のプリントジョブが登録可能に構
成されている。また、デジタル複写機1は、設定された
稼働終了時刻になると、動作を停止する。未処理ジョブ
がある場合に、次の予約順のジョブの処理時間とデジタ
ル複写機1の稼働時間の残り時間とを比較する。比較し
た結果、残り時間内に次の予約順のジョブが終了しない
場合は、他の登録されたジョブをカレントジョブとして
実行し、ジョブの登録された順序と異なる順序で各ジョ
ブのプリントが実行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル複写
機、ファクシミリ、プリンタ、およびこれらの複合機等
の画像形成装置に関し、複数のジョブを登録可能として
順次各ジョブのプリント処理を行うマルチジョブ機能を
備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、比較的大きな容量のメモリを搭載
し蓄積された画像データを順次連続してプリントする画
像形成装置が知られている。このよう画像形成において
は記憶されている複数のジョブを連続して処理できるた
め、装置の稼働率が高まり全体の処理時間を短縮できる
という利点がある。
【0003】このような画像形成装置の例として、特開
平4−306059や特開平5−75772に開示され
るように、画像読み取り装置を備えたディジタル複写機
において、複数枚原稿の読み取り動作と記憶画像データ
のプリント動作とを独立して制御するものが知られてい
る。
【0004】上記画像形成装置においては、原稿の読み
取られた順番に、つまり登録された順番に各ジョブのプ
リント処理が実行される。
【0005】また、従来画像形成装置においては、画像
形成装置の稼働時間又は終了時刻を設定しておき、設定
された稼働時間の経過後又は設定された終了時刻になっ
た時に画像形成装置の動作を停止するものが知られてい
る。この動作を停止する方法として、装置の電源をオフ
するものや、省エネモード(定着の温調温度を低くした
り表示を消して電力消費を押さえるモード)に移行する
ものが知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のような複数のジ
ョブを順次プリント処理する画像形成装置に、上記のよ
うな時間に基づいて自動的に装置の動作を停止する機能
を搭載すると、以下のような問題が発生する。
【0007】多くのジョブが順次プリントされるため、
ジョブのプリント処理中に停止時間となり、装置が停止
してしまうという問題がある。
【0008】また、登録された複数のジョブは登録され
た順番でプリントが行われるため、処理時間の大きなジ
ョブがプリントされている時に装置が停止してしまった
場合には以降のプリント待ちジョブは実行できず、結果
的に多くの未処理ジョブが残ってしまうという問題があ
る。
【0009】さらに、未処理のジョブがある状態で装置
が停止してしまった場合には、どのようなジョブが未処
理であったのかわからないという問題が発生する。特に
多くの未処理ジョブが残った場合には、操作者が1人と
は限らず、未処理のジョブが何であったのか、よりわか
りづらいといった問題がある。
【0010】また、操作者は現在装置が動作状態にあっ
て、新たなジョブの登録が行える場合であっても、既に
多くのジョブが登録されていたため、装置が停止するま
での時間内に新たなジョブのプリントが終わらないとい
った問題がある。
【0011】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、設定時間に伴う画像形成装置の停止があ
っても、複数のジョブを効率よく実行でき、操作者にと
って使い易い画像形成装置を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の画像形成
装置は、複数のジョブを登録可能とし、所定の順番で順
次各ジョブのプリント処理を行うマルチジョブ機能を備
え、前記画像形成装置の稼働時間又は稼働終了時刻を設
定する設定手段と、前記設定手段で設定された稼働時間
又は稼働終了時刻と前記各ジョブの処理に要する処理時
間とに基づいて前記各ジョブのプリント処理の順番を変
更する処理順制御手段とを有する。
【0013】請求項2記載の画像形成装置においては、
前記処理順制御手段は、前記稼働時間又は稼働終了時刻
から残り稼働時間を算出し、該残り稼働時間と前記各ジ
ョブの処理に要する処理時間とに基づいて前記各ジョブ
のプリント処理の順番を変更する。
【0014】請求項3記載の画像形成装置は、複数のジ
ョブを登録可能とし、所定の順番で順次各ジョブのプリ
ント処理を行うマルチジョブ機能を備え、予め設定され
た時間又は時刻に、前記画像形成装置の動作を停止する
停止制御手段と、前記停止制御手段により画像形成装置
の動作が停止した時、処理の終了していないジョブがあ
る場合は、該未処理のジョブに関する情報をプリント出
力する未処理ジョブ情報出力手段とを有する。
【0015】請求項4記載の画像形成装置は、前記未処
理のジョブに関する情報が該ジョブに関する動作モード
及び該ジョブの登録番号である。
【0016】請求項5記載の画像形成装置は、前記停止
制御手段による画像形成装置の動作の停止が該画像形成
装置の電源オフである。
【0017】請求項6記載の画像形成装置は、前記停止
制御手段による画像形成装置の動作の停止が該画像形成
装置の省電力モードの設定である。
【0018】請求項7記載の画像形成装置は、複数のジ
ョブを登録可能とし、所定の順番で順次各ジョブのプリ
ント処理を行うマルチジョブ機能を備え、前記画像形成
装置の稼働時間又は稼働終了時刻を設定する設定手段
と、前記設定手段で設定された時間又は時刻に、前記画
像形成装置の動作を停止する停止制御手段と、前記設定
手段で設定された稼働時間又は稼働終了時刻と前記各ジ
ョブの処理に要する処理時間とに基づいて前記各ジョブ
のプリント処理の順番を変更する処理順制御手段と、前
記停止制御手段により画像形成装置の動作が停止した
時、処理の終了していないジョブがある場合は、該未処
理のジョブに関する情報をプリント出力する未処理ジョ
ブ情報出力手段とを有する。
【0019】請求項8記載の画像形成装置は、複数のジ
ョブを登録可能とし、所定の順番で順次各ジョブのプリ
ント処理を行うマルチジョブ機能を備え、前記画像形成
装置の稼働時間又は稼働終了時刻を設定する設定手段
と、前記設定手段で設定された稼働時間又は稼働終了時
刻と前記登録されているジョブの処理に要する処理時間
と新たに登録しようとするジョブの処理に要する時間と
に基づいて、該新たなジョブの登録を許可するか否か制
御する登録制御手段とを有する。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態にお
けるデジタル複写機の全体構成を示す図である。図1に
おいて、複写機1は原稿を読み取って画像信号に変換す
る走査系10、走査系10から送られる画像信号を処理
する画像信号処理部20、画像信号処理部20で処理さ
れた画像信号を記憶するとともに、印字処理部40に画
像信号を送出するメモリユニット部30、メモリユニッ
ト部30から送られた画像信号に基づいて半導体レーザ
ー61を駆動する印字処理部40、半導体レーザー61
からのレーザー光を感光体71上に導くレーザー光学系
60、レーザー光の露光により感光体71上に形成され
た潜像を現像し、用紙上に転写及び定着を行う作像系7
0、後述する操作パネル800、原稿を1枚ずつ原稿ガ
ラス上に搬送し必要に応じて原稿の表裏を反転する自動
原稿送り装置500、排出された用紙を仕分け、加工す
るためのフィニッシャー600から構成されている。
【0021】ここで、走査系10及び画像信号処理部2
0等により読取部2が構成され、印字処理部40、レー
ザー光学系60、作像系70等によりプリンタ部3が構
成される。また、SW1はデジタル複写機1へ電源の供
給を行うためのスイッチである。
【0022】読取部2は原稿ガラス19上に載置された
原稿を読み取り、原稿画像の各画素に対応する画像デー
タを生成する。露光ランプ12および第1ミラー13a
を有する第1スキャナ11と第2、第3ミラー13b、
13cを有する第2スキャナ14は、スキャンモータM
2の駆動により矢印b、b’方向(副走査方向)に移動
される。このとき露光ランプ12の光は原稿ガラス19
上の原稿により反射され、ミラー13a、13b、13
c、レンズ15を介してラインセンサ16に導かれる。
ラインセンサ16は紙面に直行する方向(主走査方向)
に多数の光電変換素子を配列したもので、上記導かれた
原稿の反射光に基づき例えば400dpiの解像度で各
画素に対応した画像データをライン単位で出力し、第
1、第2スキャナ11、14の副走査により原稿1面分
の画像データを得る。なお、ホームポジションセンサS
E3は第1スキャナ11がホーム位置にあることを検出
するためのセンサである。
【0023】ラインセンサ16から出力された画像デー
タは、画像信号処理部20にて処理された後メモリユニ
ット部30に送信される。メモリユニット部30は、受
信した画像データを圧縮して一旦記憶し、記憶された画
像データを伸長してプリンタ3の印字処理部40に送
る。この時必要に応じて画像回転等の編集処理が行われ
る。
【0024】次に、プリンタ部3について説明する。印
字処理部40は、メモリユニット30から受信した画像
データに基づいてレーザー光学系60を制御する。レー
ザー光学系60は、印字処理部40により変調(オン、
オフ)制御されるレーザー光を放射する半導体レーザー
61と、半導体レーザー61から放射されたレーザー光
を感光体ドラム71上に走査させるためのポリゴンミラ
ー62、fθレンズ63、ミラー64a、64bとを有
する。
【0025】回転駆動される感光体ドラム71の周囲に
は、その回転方向に沿って帯電チャージャ72、現像器
73、転写チャージャ74、分離チャージャ75、クリ
ーナ76、イレーサランプ77が配置されており、周知
の電子写真プロセスに従ってトナー画像を形成し、用紙
上に転写する。一方、用紙は給紙カセット81a、81
bから給紙ローラ82a、82bによって給紙され、搬
送ローラにより搬送され、さらにタイミングローラ84
により転写チャージャ74の位置へ搬送される。転写チ
ャージャ74によりトナー像の転写された用紙は、搬送
ベルト85、定着器86、定着後ローラ87、排出ロー
ラ94を介してフィニッシャー600へ送り込まれる。
これら各種ローラや感光体71は、メインモータM1に
よって駆動される。
【0026】また、給紙カセット81a、81bの近傍
には、各カセットに収納されている用紙のサイズを検出
するための用紙サイズ検出センサーSE1,SE2、及
び用紙の収納状態(用紙がエンプティーか否か)を検出
するための用紙残量検出センサー10E,11Eが配置
されている。
【0027】通紙経路には、用紙の搬送状態やタイミン
グを検出するための用紙検出センサが設けられ、これら
の用紙検出センサの状態を検出することにより、用紙ジ
ャム等の通紙系の異常を検出する。図1においては、用
紙検出センサとしてタイミングローラ前にある10P、
搬送ベルト85の近傍に設置されている11P、定着後
ローラ87の後にある12P、排出ローラ94の後ろに
あるSE92が設けられている。なお、用紙ジャムの検
出方法自体は周知の事項であるので説明を省略する。ま
た、本実施例においては用紙検出センサとして4個のセ
ンサを配置する例を示してあるが、これに限らずセンサ
の数は検出精度にあわせて自由に増減できる。
【0028】また、プリンタ部には、両面コピーや反転
排出のために、スイッチバック搬送を行う機能を有して
いる。この機能を達成するスイッチバック搬送機構は、
経路切り替え爪91、搬送ローラ92、反転ローラ93
等から構成されている。
【0029】片面モードの場合には、用紙はスイッチバ
ック搬送機構を素通りしてフィニッシャー600へ送り
込まれる場合と、搬送ローラ92及び反転ローラ93か
らなるスイッチバック搬送路に送り込まれた後、反転さ
れてフィニッシャー600へ送り込まれる場合がある。
【0030】両面モードの場合には、用紙は切り替え爪
91の切り替えによりスイッチバック搬送路に送り込ま
れ、搬送ローラ、反転ローラにより搬送される。センサ
SE91により用紙の後端の通過が検出されると、反転
ローラ93は反転駆動され、用紙は水平搬送部に送られ
る。その後、水平搬送ローラ88a、88b、88cに
より搬送されて、タイミングローラ84で一旦待機さ
れ、転写部に送られる。このとき、複数枚の用紙が連続
して給紙されている場合は、給紙カセットからの用紙と
水平搬送路からの用紙が重ならないように、所定の用紙
間隔をもって搬送制御される。用紙の搬送経路長は一定
であるので、反転搬送路及び水平搬送路からなる循環路
内に収納される用紙枚数は、用紙のサイズによって異な
る。
【0031】次に、自動原稿送り装置500について説
明する。自動原稿送り装置500は原稿トレイ510上
セットされた原稿を自動的に1枚ずつ原稿ガラス19上
に搬送し、走査系10による読み取り走査の後原稿を原
稿排出トレイ511に排出する。
【0032】詳述すると、原稿給紙トレイ510上に読
み取り面を上向きにセットされた1枚または複数枚の原
稿はサイド規制版により規制され、動作が開始される
と、前記原稿の最下部の原稿から順次給紙ローラ501
によって給紙される。この時、原稿は捌きローラ502
と捌きパッド503により捌かれて、1枚ずつ中間ロー
ラ504により送られるとともに、原稿の送りタイミン
グを検出するレジストセンサーSE51及び原稿幅を検
出する原稿幅サイズセンサーSE53により検出された
後、レジストローラ505で原稿の斜向が補正される。
【0033】さらに、原稿は原稿搬送ベルト506によ
り搬送され、原稿の後端が原稿スケール512を通過し
た直後、原稿搬送ベルト506はわずかに逆転して停止
する。これにより、原稿の後端は原稿スケール512の
端面に当接し、原稿ガラス19上の正確な位置に制止さ
れる。このとき、次の原稿の給紙時間短縮のため、次の
原稿はレジストローラ505まで送られる。
【0034】原稿ガラス19上の原稿は、走査系10に
より読み取られた後搬送ベルト506により左方向に搬
送され、反転ローラ507により搬送方向が変更された
後、切換え爪508の上方を通って排出ローラ509に
より排紙トレイ511に排出される。
【0035】なお、両面原稿の場合は、第1面の画像が
読み取られた原稿は、反転ローラ507で搬送方向が変
更され、切換え爪508の切換えにより再び原稿ガラス
19上の読み取り位置に停止される。そして、第2面の
画像が読み取られた後、前述と同様に排紙トレイ511
に排出される。
【0036】次にフィニッシャー600について説明す
る。フィニッシャー600は、ソーティング、ステープ
ル等の処理を自動的に行う装置で、複写機1の側面に組
み付けられている。このフィニッシャー600は、ステ
ープル用収納トレイ610、エレベート機能付トレイ6
30、ステープルユニット620、切り替え爪602、
搬送ローラ601、603、604、605,606等
から構成されている。
【0037】以下にフィニッシャー600の動作につい
て説明する。ステープルモードが設定されている場合
は、フィニッシャー600へ送り込まれた用紙は、順次
搬送ローラ601,603により搬送されて、ステープ
ル用収納トレイ610に送り込まれる。ステープル用収
納トレイ610に用紙が原稿枚数分収納されると、この
用紙は重ねられた状態で用紙束として、ステープルユニ
ット620に送られステープルされる。ステープルユニ
ット620でステープルされた用紙束は搬送ローラ60
5、606により搬送され、エレベート機能付トレイ6
30へ排出される。
【0038】一方、ステープルモードが設定されていな
い場合は、、フィニッシャー600へ送り込まれた用紙
は切り替え爪602により搬送路が切り替えられ、搬送
ローラ604、605、606により搬送されて、エレ
ベート機能付トレイ630へ排出される。
【0039】図2は、図1のデジタル複写機の操作パネ
ル800を示す図である。操作パネル800には、各種
状態の表示やモードの設定を行うための液晶タッチパネ
ル801、コピー枚数や倍率等の数値条件を入力するた
めのテンキー802、数値条件を標準値に戻すためのク
リアキー803、コピーモードを初期化するためのパネ
ルリセットキー804、コピー動作の中断を指示するた
めのストップキー805、コピー動作の開始を指示する
ためのスタートキー806、ソートモードとノンソート
モードを選択的に設定するためのソートモード設定キー
807、ソートモード、ノンソートモードが設定されて
いることを表示するためのLED807a、807b、
ステープルモードを設定するためのステープルモード設
定キー808、ステープルモードが設定されていること
を表示するためのLED808a、読み込んだ1枚又は
複数枚の原稿群を1つのジョブとしてメモリへ登録する
ための登録キー809が配置されている。ここで、ソー
トモードが設定されている場合には、1枚の原稿に対し
て1枚ずつプリント出力され、一連の原稿群に対して1
セットのコピーが、複数部重なった状態で排出される。
ノンソートモードが設定されている場合は、1枚の原稿
に対して複数部ずつ重なった状態で排出される。
【0040】また、液晶タッチパネル801には、各カ
セットの収納用紙が無くなったことを示す用紙エンプテ
ィー表示、用紙ジャムの発生を知らせるジャム表示、モ
ーター駆動不良や定着ヒーター切れ等の異常状態を警告
するトラブル表示等の表示が行われる。
【0041】なお、本実施例のデジタル複写機1は、読
み取った画像データを一旦メモリに蓄積し、メモリから
画像データを読み出してプリントする。従って、先のジ
ョブ(原稿群)のプリント中であっても、先の原稿群の
読み取りが終了していれば、次の原稿群の読み取りが可
能であり、全体として複数のジョブを記憶することが可
能となっている。言い換えれば、複数のプリントジョブ
の予約が可能となっている。その際、次の原稿群の読み
取りは、スタートキー806により開始し、読み取り後
コピーモードの設定を行って登録キー809を押すこと
によりジョブとして登録される。登録されたジョブは複
写枚数や倍率、用紙サイズといったコピーモードととも
に読み取った画像データが記憶されており、先に登録さ
れたジョブの終了後、自動的にプリントが実行される。
【0042】また、メモリユニット部30に記憶される
ジョブとしては、前述の原稿読み取りによるものに限ら
ず、コンピュータ等の外部装置から画像データ又はプリ
ントデータとして送られるものであっても良い。その場
合には、登録キー809の操作を行うことなく、1枚又
は複数枚の画像データ又はプリントデータが1つのジョ
ブとして自動登録される。なお、外部装置としては上記
コンピュータに限定されるものではなく、他の外部装置
としてネットワークプリンタや画像読取装置を接続して
も良く、モデム及び公衆電話回線を介して接続されるフ
ァクシミリ装置等の外部装置であっても良い。
【0043】図3は、マシン(デジタル複写機1)の稼
働終了時刻の設定画面を示す図である。この設定画面は
図2の操作パネル800における液晶タッチパネル80
1に表示される。この設定画面には、操作者に対するメ
ッセージ810aと、入力した時刻に対する時間表示8
10b、分表示810cと、時刻入力のための操作ボタ
ン810d、810e、810f、810gと、時刻の
登録を支持する操作ボタン810hと、終了時刻の設定
をキャンセルする、つまり稼働終了時刻でのマシン停止
の中止を指示する操作ボタン810iと、本画面の終了
を指示する操作ボタン810jとが表示されている。
【0044】時間を入力する場合は、時間の入力開始を
指示する操作ボタン810dを押し、続いてアップ・ダ
ウン入力ボタン810f、810gを操作する。分を入
力する場合は、分の入力開始を指示する操作ボタン81
0eを押し、続いてアップ・ダウン入力ボタン810
f、810gを操作する。こうして時刻が設定された
後、操作ボタン810hを押すことで、設定された時刻
がマシンの稼働終了時刻として登録される。また、操作
ボタン810iを押すことで、登録されている稼働終了
時刻はキャンセルされる。
【0045】こうして全ての設定が終了すれば、操作ボ
タン810jを押すことで、本画面から図2に示す基本
画面に戻る。操作ボタン810h、810iを押すこと
なく操作ボタン810jが押された場合は、以前設定さ
れていた時刻が維持される。初期の状態においては、マ
シンの稼働終了時刻の設定がない状態となっている。
【0046】なお、この実施例では、マシンの稼働終了
時刻を設定してマシンを停止させる例を示したが、マシ
ンの稼働時間、つまり電源投入から稼働停止までの時間
を設定するようにしても良い。
【0047】また、この実施例では、操作パネルからマ
シンの稼働終了時刻を設定するようにしたが、遠隔地の
管理装置から電話回線等を介して送られる制御信号によ
り設定するようにしても良い。この場合には、管理装置
で複数のマシンの稼働終了時刻が設定されるので、多く
のマシンの稼働時間の管理が容易になる。
【0048】図4及び図5は、デジタル複写機1の制御
部100の構成を示す回路ブロック図である。 制御部
100は、7個のCPUを中心に構成され、シリアルI
/Oを介してCPU間で情報の送受信を行いながら全体
が制御される。これら各CPU1〜7(101〜10
7)には、それぞれプログラムを格納したROM111
〜117及びプログラム実行のワークエリアとなるRA
M121〜127が設けられている。
【0049】CPU1(101)は、操作パネル800
を制御するためのもので、各種キーからの信号をI/O
131を通じて入力するとともに、各種表示のため表示
データをI/O141を通じて出力する。
【0050】CPU2(102)は、画像信号処理部2
0の各種画像処理を制御するとともに、走査系10の駆
動制御及び露光ランプ12の点灯制御を行う。
【0051】CPU3(103)は、メモリユニット部
30内に設けられたCPUで、画像信号処理部20から
の画像データを画像メモリ304(図7において後述す
る)に格納するとともに、読み出して印字処理部40へ
転送する制御を行う。
【0052】CPU4(104)は、印字処理部40、
レーザー光学系60、作像系70の各制御を行う。具体
的には、印字処理部40においては、送られてきた画像
データに基づいて半導体レーザ61をオンオフ制御す
る。レーザー光学系においては、ポリゴンミラー62の
回転を制御する。作像系70においては、各種入力情報
に基づいて作像系各部の動作制御を行う。メインモータ
M1の駆動制御も、このCPUからの信号に基づきI/
O144を通じてモータ制御部155で駆動制御され
る。
【0053】また、CPU4(104)では、プリンタ
部3における各種状態の管理を行っている。具体的に
は、用紙サイズ検出センサーSE1、SE2の検出デー
タをI/O134を通じて取り込み、用紙サイズを管理
する。同様に用紙状態検出センサー10E、11Eの検
出データを取り込み、用紙がエンプティー状態か否かを
管理する。また、用紙検出センサー10P、11P、1
2Pからの検出データを取り込み、各センサー位置にお
ける用紙ジャムの発生状態を管理する。
【0054】CPU5(105)は、各CPU間のタイ
ミング調整や動作モード設定のための各種データの管理
を行う。また、CPU5には、マシン(デジタル複写機
1)の稼働時間を管理するために、時刻を計時する時計
IC118が接続されている。
【0055】CPU6(106)は、自動原稿送り装置
500を制御するもので、I/O136を通じて原稿搬
送路に設けられた各種センサーの検出データを取り込
み、I/O146を通じて原稿搬送のための駆動回路を
制御する。
【0056】CPU7(107)は、フィニッシャー6
00を制御するもので、I/O137を通じてフィニッ
シャー600における各センサーからの検出データを取
り込み、I/O147を通じてステープル動作や各搬送
ローラーの駆動制御を行う。
【0057】次に、図6及び図7を用いて主要部の詳細
制御ブロックにつき説明する。なお、図4と対応するブ
ロックについては共通の番号を付してある。
【0058】図6は、読取部2及び画像信号処理部20
の制御ブロック図である。まず、タイミング制御部21
より画像読み取り同期信号が各ブロックへ供給される。
CCD16はラインセンサ16(図1参照)内の光電変
換素子で、原稿からの反射光を光電変換して原稿情報に
基づく電気信号を生成する。生成された信号は、AMP
部23により増幅制御され、A/D変換器25によって
8ビットのデジタル信号に変換される。その後変換され
た信号は、シェーディング補正部26で、光学系やCC
Dによる歪みを取り除く処理がなされる。
【0059】さらに、補正された信号は、濃度変換部2
7にて反射データを濃度データに変換したり、階調特性
を補正する処理が行われる。その後、電気変倍部28に
て設定されている倍率情報から、主走査方向に対し電気
的な変倍処理が行われる。変倍処理された信号は、編集
加工部29で画像編集処理され、画像データとして印字
処理部40やメモリユニット部30に送られる。
【0060】画像モニターメモリ部24は、CPU2
(102)の指示により画像データを1ライン分記憶す
る。この記憶されたデータは、基準データとしてシェー
ディング補正部でのシェーディング補正処理に使われ
る。
【0061】また、CPU2は、各画像処理ブロック2
6〜29へのパラメータ設定、スキャナーモーターM2
駆動によるスキャン制御、CPU5(105)との通信
等、読取部2全体の制御を行う。
【0062】さらに、原稿サイズ及び原稿方向の検出動
作についてもCPU2(102)で制御される。読み取
った画像が原稿であるか否かの判断には、例えば原稿カ
バー19を鏡面にしておいて、原稿と原稿カバーとの反
射光量の差を用いる。CPU2(102)はCPU5
(105)より原稿サイズ検出動作の指示を受けると、
予備スキャンの制御を行う。この時、CPU2(10
2)は、スキャナー位置センサーSEIRからのスキャ
ナー位置情報をモニタしながら、スキャナー11を副走
査方向に移動させ、読み取った画像データとモニタ位置
情報とから原稿サイズ及び原稿の載置方向を検出し、結
果をCPU5(105)へ送信する。
【0063】また、CPU2(102)は、CPU5
(105)から送られる設定倍率の情報をもとに、原稿
の読み取りに際して、設定倍率に基づく速度でスキャナ
ーモーターM2の駆動制御を行なう。
【0064】図7は、メモリユニット部30の制御ブロ
ック図である。メモリユニット部30は、画像データの
入出力を切換える切換え部301、CPU3(103)
からのパラメータ設定に基づいて2値データを作成する
2値化処理部302、400dpiでA4サイズ2頁分
の容量を持つマルチポートの画像メモリ304、それぞ
れ独立して動作可能な圧縮部311と伸長部312とを
有する符号処理部305、圧縮した符号化データを記憶
する符号メモリ306、画像データの回転処理を行なう
回転処理部307、CPU3(103)からのパラメー
タ設定に基づき多値データを作成する多値化処理部30
8、電気変倍を行なう変倍部309、及びこれらメモリ
ユニット部30全体を制御するCPU3(103)とか
らなる。また、CPU3(103)には、所望の印字を
行うために、文字発生用ICであるCG330が接続さ
れている。
【0065】符号処理部305は、画像メモリ304に
画像データが書き込まれると、そのデータを読み出し、
符号データに圧縮して符号メモリ306に書き込む。ま
た、CPU3(103)の指令により、符号メモリ30
6から符号データを読み出し画像データに伸長して画像
メモリ304に書き込む。なお、圧縮部311及び伸長
部312は互いに独立してかつ並行して動作する。ま
た、符号処理部305と符号メモリ306との間は、デ
ータがDMA転送されるようになっている。
【0066】伸長された画像データが画像メモリ304
に1頁分展開されると、CPU3(103)の指令によ
り画像データは回転処理部307に送られ、必要に応じ
て画像の回転が行われる。続いて、画像データは、多値
化処理部308にて2値データから多値データに変換さ
れ、 CPU3(103)からのパラメータにより変倍
部309にて主走査及び副走査方向に電気変倍されて出
力される。
【0067】符号メモリ306に関しさらに詳述する
と、上記のような原稿画像の一時的な記憶に際して、符
号メモリ306はRAM123(図4参照)内に設けら
れた管理テーブルMT1によって管理される。管理テー
ブルMT1の詳細については後述する。
【0068】図8は、管理テーブルMT1の概略図であ
る。原稿を読み取って圧縮する際には、画像情報をジョ
ブ単位で管理する必要があるため、ジョブ内で複数ペー
ジが分割されて記憶されている。テーブルとしては、分
割されたページ単位の情報を記憶するするテーブル(T
−1)と、ジョブ単位の情報を記憶するテーブル(T−
1)とを持っている。
【0069】ジョブ単位情報(T−1)には、ジョブI
D、ジョブの登録状態、ページ管理情報の保管場所、指
定枚数(部数)、節約コピーの種類やステープル等のコ
ピーモード情報等を記憶している。ページ管理情報(T
−2)では、圧縮(符号化)された画像データが何処に
格納されているかを記憶している。
【0070】図9(a)、(b)は、前述の管理テーブ
ルMT1と符号メモリ306との関係を示す図である。
符号メモリ306は、、書き込み(画像読み取り時)と
読み出し(プリント時)との同時制御を可能とすること
を考慮して、32Kバイト単位のメモリ領域に区分けさ
れており、それぞれのメモリ領域には、ページ毎の圧縮
データ(符号データ)が格納される。
【0071】管理テーブルMT1には、符号メモリ30
6の領域を示す番号、書き込み順(原稿の読み取り順)
に原稿単位で付けられる画像データのページ番号PN、
前後のメモリ領域との連結情報、付加情報が格納されて
おり、これらの情報に基づいて符号メモリ306を動的
に管理される。付加情報としては圧縮方式やデータ長等
の圧縮伸長処理に必要な情報、1枚又は連続する複数枚
の原稿(画像)を1つのジョブとして管理するためのジ
ョブ登録番号、プリント枚数や倍率等の各ジョブ毎の動
作モード情報等が格納されている。
【0072】また、管理テーブルMT1における「前連
結」は、各メモリ領域の前方向へのつながりを示すもの
で、これが「00」であれば1ページ分の画像データの
最初の領域であることを示し、「00」以外であればい
ずれかの領域につながる領域であることを示す。「後連
結」は、同様に後方向へのつながりを示すもので、「F
F」であれば1ページ分の画像データの最後の領域であ
ることを示し、「FF」以外であれば後ろにつながる領
域の番号を示す。
【0073】CPU3(103)は、画像メモリ304
から画像データを読み出して圧縮する際に、管理テーブ
ルMT1の情報を参照しながら圧縮部311を制御して
圧縮し、符号メモリ306に格納していく。また、画像
データを出力する際には、同様に管理テーブルMT1の
情報を参照しながら伸長部312を制御して、符号メモ
リ306から画像データを読み出していく。
【0074】管理テーブルMT1の情報は、該当ページ
の情報が正常に読み出され、使用者の設定した枚数分の
プリントが正常に終了した時点で消去される。
【0075】次に、デジタル複写機1の動作シーケンス
について、各CPU間でやり取りされる要求コマンド
(Q)、レポート(A)、画像データの流れを中心に説
明する。
【0076】図10は、メモリ書き込み動作、つまり原
稿を走査して読み取った画像データをメモリに書き込む
動作の概略シーケンスを示す図である。この動作では、
読み取った画像データは、画像信号処理部20からメモ
リユニット部30の画像メモリ304へと転送される。
【0077】まず、全体のシーケンスを制御するCPU
5(105)が、CPU3(103)に対してメモリ準
備を要求する(メモリ準備Q)。これを受けて、CPU
3(103)は、メモリユニット部30の内部ハードウ
エアに対し、画像信号処理部20からの画像データを画
像メモリ304に転送するためのバス接続状態の設定、
2値化処理のためのモード設定、画像メモリ304への
書き込み領域の開始アドレス、符号化のためのXYレン
グス情報の設定等を行なう。
【0078】これらの設定が完了すると、CPU3(1
03)は、CPU5(105)に対してメモリユニット
部30の準備が完了したことを通知する(メモリ準備完
了A)。続いて、CPU5(105)は、CPU3(1
03)、CPU2(102)に対して読み取りの開始を
要求する(読み取りQ)。これを受けて、CPU2(1
02)は、内部の原稿走査制御部に走査の開始を指示す
る(スキャンQ)。原稿走査制御部により原稿の走査が
開始され、スキャナー11が画像領域に達すると、CP
U2(102)により設定された画像処理モードに従っ
て画像が読み取られ、読み取られた画像データが画像信
号処理部20からメモリユニット部30に転送される。
【0079】原稿走査制御部の走査の終了(スキャン終
了A)により、CPU2(102)は、読み取りの完了
したことをCPU5(105)に対して通知する。あわ
せて、CPU3(103)からも読み取りの完了が通知
される(読み取り完了A)。
【0080】続いて、CPU5(105)は、CPU3
(103)に対して画像データの圧縮を要求する(圧縮
Q)。CPU3(103)ではこれを受けて、画像メモ
リ304からの読み出しアドレス、XYレングス情報、
符号メモリ306への書き込みアドレス、圧縮部311
のモード(例えば算術符号化方式、MH方式)等の設定
を行ない、各ブロックを起動する。これにより、画像デ
ータの圧縮処理が行なわれ、符号データが符号メモリ3
06に蓄えられる。圧縮処理が完了すると、CPU3
(103)からCPU5(105)に圧縮の完了が通知
され(圧縮完了A)、メモリ書き込み動作が終了する。
【0081】図11は、メモリ読み出し動作、つまり画
像データをメモリから読み出し、読み出した画像データ
に基づき用紙にプリントする動作の概略シーケンスを示
す図である。この動作では、前述のメモリ書き込み動作
により符号メモリ306に蓄えられた符号データを読み
出し、伸長して画像データとして印字処理部40に転送
されプリントされる。
【0082】まず、CPU5(105)は、CPU3
(103)に対して符号データの伸長を要求する(伸長
Q)。 CPU3(103)ではこれを受けて、符号メ
モリ306からの読み出しアドレス、データ量、XYレ
ングス情報、画像メモリ304への書き込みアドレス、
伸長部312のモード(例えば算術符号化方式、MH方
式)等の設定を行ない、各ブロックを起動する。これに
より、符号データの伸長処理が行なわれ、画像データが
画像メモリ306に蓄えられる。伸長処理が完了する
と、CPU3(103)からCPU5(105)に伸長
の完了が通知される(伸長完了A)。
【0083】伸長処理が終了すると、 CPU5(10
5)は、CPU3(103)に対して画像メモリ304
から画像データを読み出すための、メモリ準備要求を通
知する(メモリ準備Q)。これを受けて、CPU3(1
03)は、メモリユニット部30の内部ハードウエアに
対し、画像データを画像メモリ304から印字処理部4
0に転送するためのバス接続状態の設定、回転処理のた
めのパラメータ設定、画像メモリ304への読み出し領
域の開始アドレス設定等を行なう。
【0084】これらの設定が完了すると、CPU3(1
03)は、CPU5(105)に対してメモリユニット
30の準備が完了したことを通知する(メモリ準備完了
A)。続いて、CPU5(105)は、CPU3(10
3)、印字処理部40に対してプリントの開始を要求す
る(プリントQ)。これを受けて、印字処理部40から
CPU5(105)に対して、用紙の搬送状態を知らせ
る給紙レポートが送られ(給紙A)、その後、画像メモ
リ304から読み出された画像データが印字処理部40
に送られ、プリントされる。
【0085】プリントが終了すると、CPU3(10
3)、印字処理部40は、CPU5(105)に対し
て、プリント完了レポートを通知する(プリント完了
Q)とともに、印字処理部40はイジェクト完了レポー
トを送る(イジェクトA)。これらのレポートを受け取
ったCPU5(105)は、必要に応じてCPU3(1
03)に対してメモリクリア要求を与える。
【0086】つぎに、図12乃至図21のフローチャー
トを用いて、本実施例の動作制御につき説明する。
【0087】図12は、操作パネルの制御を担うCPU
1(101)のメインフローチャートである。
【0088】電源が投入されると、まずRAMやレジス
タなどの初期設定を行なう(#11)。続いて、1ルー
チンの長さを規定する内部タイマーのセットを行い(#
12)、各種キー操作を受け付けるキー入力処理を実行
する(#13)。その後、上記入力されたキー情報やデ
ジタル複写機の状態に基づいて、表示データを設定し表
示を行なう(#14)。#15では、その他の処理を行
なう。なお、後述する図16のマシン稼働終了時刻設定
処理のサブルーチンは、このその他の処理の中で実行さ
れる。#16にて、内部タイマーの終了を待って#12
からの処理を繰り返す。また、適宜なタイミングで割り
込み処理を行なって、他のCPUとの通信を行なう。
【0089】図13はメモリユニット部30の制御を担
うCPU3のメインフローチャートである。
【0090】電源が投入されると、まずRAMやレジス
タなどの初期設定を行なう(#31)。続いて他のCP
Uからのコマンドの受信処理を行ない(#32)、CP
U3の状態を示すステータス信号を他のCPUに対して
送信する(#33)。#34では、画像メモリ304に
対して画像データを書き込むとともに、画像メモリの画
像データを符号化して符号メモリ306に記憶する処理
を行なう。#35では、画像メモリ304から送られる
画像データを符号化する圧縮制御処理が行なわれ、#3
6では、符号メモリ306からの符号化データをもとの
画像データに変換する伸長制御処理が行われる。
【0091】さらに、#37では符号メモリ306に記
憶されている符号化データを読み出し、伸長して画像メ
モリ304に展開するとともに、画像メモリ304から
画像データを印字処理部40に送る。#38では、メモ
リユニット部30に関するその他の処理を行ない、#3
2からの処理を繰り返す。なお、後述する図17のジョ
ブ登録処理のサブルーチンは、このその他の処理の中で
実行される。
【0092】図14は、プリンタ部3の制御を担うCP
U4のメインフローチャートである。
【0093】電源が投入されると、まずRAMやレジス
タなどの初期設定を行ない(#41)、続いて、1ルー
チンの長さを規定する内部タイマーのセットを行う(#
42)。
【0094】その後、現像・転写系等のプロセスの制御
(#43)、給紙・搬送等の搬送系の制御(#44)、
定着温調等の定着系の制御(#45)、レーザーダイオ
ードの発光制御等印字処理部の制御(#46)が行われ
る。
【0095】さらに、#47では、プリンタ部3におけ
るその他の制御を行い、#48では、内部タイマーの終
了を待って#42にリターンして以降の処理を繰り返
す。
【0096】図15は、デジタル複写機1の全体のタイ
ミング調整を行なうCPU5のメインフローチャートで
ある。
【0097】電源が投入されると、まずRAMやレジス
タなどの初期設定を行ない(#51)、続いて、1ルー
チンの長さを規定する内部タイマーのセットを行う(#
52)。
【0098】続いて、他のCPUからの入力データをチ
ェックする入力データ解析処理(#53)、操作内容に
応じて各種動作モードを設定するモード設定処理(#5
4)、原稿の読み込み及びジョブの登録に関する読み込
み処理(#55)、ジョブのプリントの順番に関するプ
リント処理(#56)、設定されたコマンドを通信ポー
トに待機させる出力データセット(#57)の各処理を
実行する。なお、#55の読み込み処理については、後
述する図18のサブルーチンにて詳細に説明する。ま
た、#56のプリント処理についても、後述する図19
のサブルーチンにて詳細に説明する。
【0099】その後、#58では、CPU5におけるそ
の他の制御を行い、#59では、内部タイマーの終了を
待って#52にリターンして以降の処理を繰り返す。な
お、#58のその他の処理においては、後述する図20
の電源オフ制御のサブルーチン及び図21の追加印字処
理のサブルーチンも実行される。
【0100】図16は、図12におけるその他の処理
(#15)の中の1つのサブルーチンで、マシン稼働終
了時刻設定処理のフローチャートである。
【0101】まず、#100乃至#110では、図3の
マシン稼働終了時刻設定画面を表示する処理を行う。具
体的には、#100にて810aのメッセージが表示さ
れ、#105にて稼働終了時刻として設定されている時
間と分を表す810b、810cの各表示を行い、#1
10にて各操作ボタン(810d、810e、810
f、810g、810h、810i、810j)の表示
を行う。
【0102】続いて、#115にて上記各操作ボタンが
押されたかどうかのチェックが行われ、押された操作ボ
タンに応じて以降の処理が実行される。
【0103】まず、#115にて、操作ボタンが押され
ている状態にないと判断した場合には、このままリター
ンして本サブルーチンを終了する。
【0104】次に、#115にて、操作ボタン810
d、810e、810f、810gのいずれかが押され
たと判断した場合には、#120において押された操作
ボタンに応じた入力値を稼働終了時刻の設定値として、
表示部810b、810cに表示する。その後、本サブ
ルーチンを終了する。
【0105】次に、#115にて、登録ボタン810h
が押されたと判断した場合は、#125において、#1
20で入力設定された時刻に対応する時刻データを稼働
終了時刻として登録する。その後、#130でボタンオ
ンフラグをセットし、本サブルーチンを終了する。この
ボタンフラグとは、後述する終了ボタン810jが押さ
れた時に、その前段階で他のボタンが押されたか否かを
判断するためのフラグである。
【0106】次に、#115にて、中止ボタン810i
が押されたと判断した場合は、#135にて設定されて
いる稼働終了時刻の設定値をキャンセル、つまりクリア
し、稼働終了時刻にマシンを停止させるという稼働終了
時刻の制御を行わない。その後、#130でボタンオン
フラグをセットし、本サブルーチンを終了する。
【0107】次に、#115にて、終了ボタン810j
が押されたと判断した場合は、#140にて画面を図2
に示す基本画面に戻す処理が行われる。続いて、#14
5でボタンオンフラグがセットされているか否かが判断
され、セットされている場合は#150にてボタンオン
フラグをリセットする。#145で、ボタンオンフラグ
がセットされていないと判断された場合は、#155
で、以前登録されていた時刻データを再度登録する。こ
れにより、操作ボタンの操作がなかった場合は、以前の
稼働終了時刻が維持される。その後、#160で、設定
された終了時刻のデータを他のCPUへ送信する処理を
行い、本サブルーチンを終了する。
【0108】図17は、図13におけるその他の処理
(#38)の中の1つのサブルーチンで、ジョブの登録
処理に関するフローチャートであり、新たなジョブの登
録を制御する。
【0109】まず、#300では、新たに読み込んだジ
ョブの出力に要する時間である出力処理時間を算出し、
パラメータXに代入する。この処理時間は、例えば、原
稿枚数、指定部数、1枚当たりの平均処理時間に基づい
て算出される。続いて、#310では、デジタル複写機
1の残り稼働時間を算出し、パラメータYに代入する。
ここでは、例えば、稼働終了時刻から現在の時刻を引く
ことで残り稼働時間を算出する。次に、#320では、
登録済みの各ジョブの出力処理時間を算出し(既に計算
されていれば、その値を呼び出して)、全ての登録済み
ジョブの和である総出力処理時間を算出し、パラメータ
Zに代入する。#330では、上記パラメータを使って
Y−Zの演算を行い、その計算結果をパラメータPへ代
入する。この計算結果は、新たに読み込んだジョブに割
り当て可能な時間である。
【0110】#340では、上記パラメータPとYとの
比較が行われる。新たに読み込んだジョブの処理時間X
が、このジョブに割り当て可能な時間Pより小さけれ
ば、#350にて、読み込んだ画像の登録が行われ、新
たなジョブとして登録される。その後、本サブルーチン
を終了する。
【0111】#340で、Noのときは、#360に
て、読み込んだ画像をジョブとして登録できない旨、図
2の表示部801に表示して、操作者に知らせる。この
表示はCPU1へ信号を送り、CPU1の処理により行
われる。その後、#370にて、読み込んだ画像をキャ
ンセル、つまりメモリから消去して、本サブルーチンを
終了する。
【0112】以上の処理により、稼働終了時刻(又は稼
働時間でもよい)と新たなジョブの処理に要する処理時
間と登録済ジョブの処理に要する処理時間とから、新た
なジョブの登録を行うか否か制御可能となる。
【0113】図18は、図15における読み込み処理
(#55)のサブルーチンを示すフローチャートであ
る。
【0114】まず、#500では原稿があるか否かのチ
ェックが行われる。#500で原稿がある場合は、#5
10で現在原稿を読み込み中か否かが判断され、読み込
み中であれば、#550にて、読み込みシーケンス制御
が行われる。読み込みシーケンス制御は、CPU2及び
CPU3と前述のコマンド及びレポート(図10参照)
のやり取りを行うことにより、複数の原稿をページ単位
で圧縮し、管理テーブルMT1及び符号メモリにデータ
を順次登録していく。
【0115】#510で、読み込み中でない場合は、#
520で読み込みスタート要求があるか否か、つまりC
PU1から読み込みスタート要求を受信しているか否か
判断される。#520で読み込みスタート要求がなけれ
ばそのまま本サブルーチンを終了し、あれば#530以
降の処理を行う。#530では、読み込みジョブIDが
更新し、#540では、読み込み中をセットして、上述
した#550の読み込みシーケンス制御を実行する。そ
の後、本サブルーチンを終了する。
【0116】#560で、原稿がない場合は、#560
で読み込み中か否か判断され、読み込み中でなければそ
のまま本サブルーチンを終了する。#560で、読み込
み中であれば、原稿の読取りが終了であるので、#57
0にてジョブ登録終了を示すデータを管理テーブルにセ
ットし、#580で読み込み中を解除して、本サブルー
チンを終了する。
【0117】図19は、図15におけるプリント処理
(#56)のサブルーチンを示すフローチャートであ
る。このルーチンでは、プリントに関するジョブの読み
出し及び切り替え処理を行う。
【0118】まず、#600において、プリント中か否
か判断し、プリント中でなければ、#610で未処理の
ジョブがあるか否か、つまり登録されていて、まだプリ
ントされていないジョブがあるか否か判断する。
【0119】#610で未処理ジョブがない場合は、#
655にて、プリント中(プリント中を示すフラグ)を
解除する。#610で未処理ジョブがある場合は、#6
15で、次の予約順番のジョブの出力に要する処理時間
を算出し、算出した処理時間をパラメータAに代入す
る。ここでは、そのジョブに設定されているコピーモー
ド、出力部数、原稿枚数等から処理時間が演算される。
続いて、#620では、マシン(デジタル複写機1)の
稼働時間の残り時間を呼び出し、その値をパラメータB
に代入する。この残り稼働時間については、後述する図
20の電源オフ制御のサブルーチンの#730にて計算
される。
【0120】#625では、上記のパラメータAとBの
比較が行われる。パラメータAがBよりも大きい時、す
なわちマシンの稼働終了時刻までに、次のジョブが終了
しない時は、#630の処理を行う。#630では、ジ
ョブの予約順番に基づいて、上記次のジョブ以外の他の
ジョブの中から、上記Bの時間(残り稼働時間)以内
に、終了可能なジョブを選択する。そして、選択された
ジョブのジョブIDをカレントジョブとして設定する。
ここで、カレントジョブとは、現在プリント作業を行う
べきジョブのことをいう。続いて、#635では、#6
30で該当するジョブがあるか否か判断され、なければ
#655のプリント中を解除する。#635で該当する
ジョブがある場合は、#645でプリント中をセット
し、#650でプリントシーケンス制御を実行する。プ
リントシーケンス制御では、CPU3及びCPU4と、
図11のメモリ読み出し動作で示すようなコマンド及び
レポートの送受信を行うことで、カレントジョブIDに
対応する画像データをページ単位で前記の管理テーブル
及び符号メモリから順次読み出し、伸長処理を行ってプ
リント動作を実行する。
【0121】#625において、パラメータAがBより
大きくない時、つまり次の予約順のジョブのプリント処
理がが残り稼働時間内に終了する時は、#640にて、
次の予約順のジョブをカレントジョブとして設定する。
その後、上述の#645、#650の処理を行って、本
サブルーチンを終了する。
【0122】また、#600でプリント中の場合は、#
605でカレントジョブが全部数終了しているか否かの
判断が行われ、終了している場合は、上述した#610
以降の処理を行う。#605で全部数終了していなけれ
ば、そのまま本サブルーチンを終了する。
【0123】なお、本実施例においては、次のジョブの
処理時間が残り稼働時間内に終了しない時に順番を切り
替える例を示したが、ジョブの順番の切り替えタイミン
グについてはこれに限らず、例えば、マシンの稼働終了
時刻の所定時間前になった時に、処理時間の短いジョブ
を優先してプリントするようにジョブの順番を切り替え
る制御を行っても良い。
【0124】図20は、図15におけるその他の処理
(#58)の中の1つのサブルーチンで、電源オフ制御
に関するフローチャートである。
【0125】まず、#700において、稼働終了時刻の
呼び出しが行われる。この稼働終了時刻は、本実施例で
示すように、例えば操作パネルで設定された時刻であ
る。このデータは通信ラインを介してCPU5送信され
る。続いて、#710では、現在の時刻が読み出され
る。これは、CPU5に接続されている時計IC118
から時刻データを読み出すことで行われる。
【0126】次に、#720にて、上記現在時刻が上記
稼働終了時刻に達していないか否かの確認が行われる。
達していない場合には、#730で、稼働終了時刻と現
在時刻から残りの稼働時間を算出する。この時間は、前
述したように図19に示すプリント処理の#620にて
使用される。続いて、#740にて、電源オフ要求をク
リアして本サブルーチンを終了する。
【0127】#720にて、現在時刻が稼働終了時刻に
達した場合は、#750で電源オフ要求のコマンドを出
す処理を行う。このコマンドの送出により、図示しない
電源制御部にてデジタル複写機1の電源をオフする処理
を行う。この技術自体、公知であるので説明を省略す
る。
【0128】なお、本実施例では、装置を停止する例と
して、稼働終了時刻に完全に電源をオフする例を示して
あるが、これに限られるものではない。例えば、稼働終
了時刻または電源投入からの所定時間の経過後、装置を
省電力モードとして停止しても良い。省電力モードと
は、パネルの表示を消したり、定着器の温調温度を下げ
る等して、エネルギーの消費を押さえて待機させるモー
ドである。
【0129】図21は図15におけるその他の処理(#
58)の中の1つのサブルーチンで、追加印字処理に関
するフローチャートである。この処理は、マシンの稼働
終了時刻なった時点でプリント処理の終わっていない未
処理のジョブがあった場合に、プリント処理を中止又は
中断したことを未処理ジョブを登録した操作者に知らせ
るための処理である。具体的には、図22で示すよう
に、中止あるいは中断したジョブの内容を示す情報とと
もに、ジョブが終了しなかった旨プリントする。このプ
リントに関しては、図7で示すようにCPU3に接続さ
れたキャラクタジェネレータCG330を使って実行さ
れる。
【0130】まず、#800にて、もうすぐ電源オフす
るか否か、つまり所定の短時間内に稼働終了時刻に達す
るか否か判断される。#800にてYesの場合は、#
820にて未処理のジョブがあるか否か判断され、未処
理ジョブがあれば、未処理ジョブに設定されているコピ
ーモードを読み出し、そのデータを印字するために、C
PU5へプリント処理要求を出す。CPU5では、これ
を受けて、プリント処理のサブルーチン(#56)にて
図22に例示するプリントを行う。一方、#800、#
820にてNoの場合は、そのまま本サブルーチンを終
了する。
【0131】図22は、上記図21における追加印字の
プリント例である。図中221は、操作者へのメッセー
ジを表示する部分で、ジョブが終了しなかった旨プリン
トされている。また、222は未処理ジョブの情報を表
示する部分で、ここでは一例として、ジョブの登録番号
とコピーモードがプリントされている。なお、ジョブの
内容を示す情報としては、例えばジョブのデータが送ら
れてきた装置を示す等、ジョブの内容がわかれば、他の
情報であっても良い。
【0132】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば ジョブ
の稼働終了時刻又は稼働時間に基づいて各ジョブのプリ
ントの順番が変更されるので、稼働停止までに完了する
ジョブが多くなり、未処理のジョブを少なくできるとい
う効果がある。また、ジョブのプリント処理中に停止時
間となり、装置が停止してしまうということも少なくで
きる。
【0133】また、未処理のジョブがある状態で装置が
停止してしまった場合でも、そのジョブの内容を示す情
報をプリントすることで、未操作者はその未処理のジョ
ブがどのジョブであったのか確認できる。
【0134】また、操作者は現在装置が動作状態にあっ
て、新たなジョブの登録が行える場合であっても、既に
多くのジョブが登録されていたため、装置が停止するま
での時間内に新たなジョブのプリントが終わらない場合
には、新たなジョブの登録を禁止できる。これにより、
操作者は、停止時刻になって始めてそのジョブができな
いことに気づくといった不都合を解消できる。
【0135】以上のように、複数のジョブの登録可能な
画像形成装置であって、所定の稼働終了時刻または稼働
時間に基づいて画像形成装置が停止する機能を搭載した
場合に、操作者にとって使い勝手の良い画像形成装置を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるデジタル複写機の
全体構成を示す断面図である。
【図2】図1におけるデジタル複写機の操作パネル図で
ある。
【図3】図2の操作パネルにおける稼働終了時刻の設定
画面を示す図である。
【図4】図1のデジタル複写機における制御部全体構成
を示す回路ブロック図である。
【図5】図1のデジタル複写機における制御部全体構成
を示す回路ブロック図である。
【図6】読取部2及び画像信号処理部20の制御ブロッ
ク図である。
【図7】メモリユニット部30の制御ブロック図であ
る。
【図8】管理テーブルMT1の概略図である。
【図9】ジョブの管理テーブルMT1と符号メモリ30
6との関係を示す図である。
【図10】メモリ書き込み動作、つまり原稿を走査して
読み取った画像データをメモリに書き込む動作の概略シ
ーケンスを示す図である。
【図11】メモリ読み出し動作、つまり画像データをメ
モリから読み出し、読み出した画像データに基づき用紙
にプリントする動作の概略シーケンスを示す図である。
【図12】操作パネルの制御を担うCPU1(101)
のメインフローチャートである。
【図13】メモリユニット部30の制御を担うCPU3
のメインフローチャートである。
【図14】プリンタ部3の制御を担うCPU4のメイン
フローチャートである。
【図15】デジタル複写機1の全体のタイミング調整を
行なうCPU5のメインフローチャートである。
【図16】図12におけるその他の処理の中の1つのサ
ブルーチンで、マシン稼働終了時刻設定処理のフローチ
ャートである。
【図17】図13におけるその他の処理の中の1つのサ
ブルーチンで、ジョブの登録処理に関するフローチャー
トである。
【図18】図15における読み込み処理のサブルーチン
を示すフローチャートである。
【図19】図15におけるプリント処理のサブルーチン
を示すフローチャートである。
【図20】図15におけるその他の処理の中の1つのサ
ブルーチンで、電源オフ制御に関するフローチャートで
ある。
【図21】図15におけるその他の処理の中の1つのサ
ブルーチンで、追加印字処理に関するフローチャートで
ある。
【図22】図21における追加印字のプリント例であ
る。
【符号の説明】
1 デジタル複写機 2 読取部 3 プリンタ部 20 画像信号処理部 30 メモリユニット部 304 画像メモリ 306 符号メモリ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のジョブを登録可能とし、所定の順
    番で順次各ジョブのプリント処理を行うマルチジョブ機
    能を備えた画像形成装置において、 前記画像形成装置の稼働時間又は稼働終了時刻を設定す
    る設定手段と、 前記設定手段で設定された稼働時間又は稼働終了時刻と
    前記各ジョブの処理に要する処理時間とに基づいて前記
    各ジョブのプリント処理の順番を変更する処理順制御手
    段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記処理順制御手段は、前記稼働時間又
    は稼働終了時刻から残り稼働時間を算出し、該残り稼働
    時間と前記各ジョブの処理に要する処理時間とに基づい
    て前記各ジョブのプリント処理の順番を変更することを
    特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 複数のジョブを登録可能とし、所定の順
    番で順次各ジョブのプリント処理を行うマルチジョブ機
    能を備えた画像形成装置において、 予め設定された時間又は時刻に、前記画像形成装置の動
    作を停止する停止制御手段と、 前記停止制御手段により画像形成装置の動作が停止した
    時、処理の終了していないジョブがある場合は、該未処
    理のジョブに関する情報をプリント出力する未処理ジョ
    ブ情報出力手段とを有することを特徴とする画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 前記未処理のジョブに関する情報は、該
    ジョブに関する動作モード及び該ジョブの登録番号であ
    ることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記停止制御手段による画像形成装置の
    動作の停止は、該画像形成装置の電源オフであることを
    特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記停止制御手段による画像形成装置の
    動作の停止は、該画像形成装置の省電力モードの設定で
    あることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 複数のジョブを登録可能とし、所定の順
    番で順次各ジョブのプリント処理を行うマルチジョブ機
    能を備えた画像形成装置において、 前記画像形成装置の稼働時間又は稼働終了時刻を設定す
    る設定手段と、 前記設定手段で設定された時間又は時刻に、前記画像形
    成装置の動作を停止する停止制御手段と、 前記設定手段で設定された稼働時間又は稼働終了時刻と
    前記各ジョブの処理に要する処理時間とに基づいて前記
    各ジョブのプリント処理の順番を変更する処理順制御手
    段と、 前記停止制御手段により画像形成装置の動作が停止した
    時、処理の終了していないジョブがある場合は、該未処
    理のジョブに関する情報をプリント出力する未処理ジョ
    ブ情報出力手段とを有することを特徴とする画像形成装
    置。
  8. 【請求項8】 複数のジョブを登録可能とし、所定の順
    番で順次各ジョブのプリント処理を行うマルチジョブ機
    能を備えた画像形成装置において、 前記画像形成装置の稼働時間又は稼働終了時刻を設定す
    る設定手段と、 前記設定手段で設定された稼働時間又は稼働終了時刻と
    前記登録されているジョブの処理に要する処理時間と新
    たに登録しようとするジョブの処理に要する時間とに基
    づいて、該新たなジョブの登録を許可するか否か制御す
    る登録制御手段とを有することを特徴とする画像形成装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009045929A (ja) * 2007-07-25 2009-03-05 Fuji Xerox Co Ltd 印刷装置
JP2009269343A (ja) * 2008-05-09 2009-11-19 Olympus Corp 画像記録装置、画像記録装置の制御方法、及びプログラム
JP2010178166A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Brother Ind Ltd 画像処理装置

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