JP3562329B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3562329B2 JP3562329B2 JP20604398A JP20604398A JP3562329B2 JP 3562329 B2 JP3562329 B2 JP 3562329B2 JP 20604398 A JP20604398 A JP 20604398A JP 20604398 A JP20604398 A JP 20604398A JP 3562329 B2 JP3562329 B2 JP 3562329B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- job
- correction
- unit
- registered
- cpu
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 97
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims description 69
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 4
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 claims description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 79
- 230000008569 process Effects 0.000 description 73
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 30
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 16
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 13
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 10
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 8
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 7
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 7
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 7
- 230000006837 decompression Effects 0.000 description 6
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 6
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 6
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 6
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 5
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 5
- 102100024462 Cyclin-dependent kinase 4 inhibitor B Human genes 0.000 description 4
- 101000980919 Homo sapiens Cyclin-dependent kinase 4 inhibitor B Proteins 0.000 description 4
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 4
- 238000012936 correction and preventive action Methods 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 4
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 4
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 4
- 230000004044 response Effects 0.000 description 4
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 3
- 230000006870 function Effects 0.000 description 3
- 230000006386 memory function Effects 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 230000004087 circulation Effects 0.000 description 2
- 238000005755 formation reaction Methods 0.000 description 2
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 2
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 2
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 1
- 238000003705 background correction Methods 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000007405 data analysis Methods 0.000 description 1
- 238000011161 development Methods 0.000 description 1
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 108091008695 photoreceptors Proteins 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
- Storing Facsimile Image Data (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は画像形成装置に関し、特に複写機、ファクシミリまたはそれらの複合機等として用いられる画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、メモリ機能を有するデジタル複写機(画像形成装置の一種)が知られている。メモリ機能とは、読取られた画像データおよび作業内容(複写枚数、複写倍率など)を記憶しておく機能である。メモリ機能により、画像データや作業内容の入力と、画像の出力(コピー出力)とは別個独立に行なうことができる。1つの作業を1つのジョブと称し、複数のジョブを登録し、順に実行することから、このような複写機をマルチジョブ複写機と呼ぶことがある。
【0003】
マルチジョブ複写機を複数人で共有して使用する場合に、新たなジョブを登録しようとするものは、メモリに残っている未処理のジョブのデータの量から、新たに登録するジョブが実行されるまでの時間を知ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
マルチジョブ複写機において、メモリに登録されていてまだ処理が行なわれていないジョブの作業内容(複写枚数、複写倍率等)を修正、変更する場合がある。このときたとえば、修正により複写枚数が増加する場合には、修正前に比べジョブの実行に要する時間が増加する。
【0005】
このような場合には、その後に予定されているジョブの開始、終了時刻も遅れることになる。このとき、他の人が入力したジョブの開始、終了時刻が遅れることになると、他の人に不都合が生じることになる。
【0006】
この発明はそのような問題点を解決するためになされたものであり、登録されている作業内容に変更があっても、不都合の生じない画像形成装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するためこの発明のある局面に従うと、画像形成装置は、複数の作業内容を登録することができる登録部と、複数の作業内容を順に実行する実行部と、登録された作業内容を修正する修正部と、修正された作業内容を実行するための時間が修正前と比較して増加するか否かを判定する判定部と、判定部の判定結果に基づいて、修正された作業内容が実行部で実行される順番を変更する変更部とを備える。
【0008】
さらに好ましくは、登録部は、IDコードを用いて登録を行ない、修正部は、IDコードを用いて修正を行なう。
【0009】
さらに好ましくは、判定部により時間が修正前と比較して増加すると判定された場合に、変更部は実行部で実行される作業内容の順番を変更する。
【0010】
これらの発明に従うと、修正された作業内容を実行するための時間が修正前と比較して増加するか否かが判定され、その判定結果に基づいて修正された作業内容が実行される順番が変更される。これにより、登録されている作業内容に変更があっても、不都合が生じない画像形成装置を提供することができる。
【0011】
この発明の他の局面に従うと、画像形成装置は、複数の作業内容を登録することができる登録手段と、複数の作業内容を順に実行する実行手段と、登録された作業内容を修正する修正手段と、修正された作業内容を実行するための時間が、修正前と比較して増加するか否かを判定する判定手段と、判定手段の判定結果に基づいて、修正された作業内容を実行するための時間が修正前に対して増加すると判定されたときは、修正された作業内容の実行に対しては、修正前にかかる時間の完了するところで切上げ、修正による増加分の作業内容は登録手段によって登録されているすべての作業内容の完了後に実行するよう制御する制御手段とを備える。
【0012】
好ましくは、登録手段は登録されている作業内容ごとに画像形成枚数を登録し、修正手段は登録された画像形成枚数を修正する。
【0013】
さらに好ましくは、登録手段は登録される作業内容ごとに画像形成モードを登録し、修正手段は画像形成モードを修正し、修正による増加分の作業内容とは、修正による処理時間延長分の作業内容である。
【0014】
この発明の他の局面に従うと、修正された作業内容を実行するための時間が修正前に対して増加すると判定されたときは、修正による増加分の作業内容は登録されているすべての作業内容の完了後に実行される。これにより、登録されている作業内容に変更があっても、不都合が生じない画像形成装置を提供することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるデジタル複写機の全体構成を示す断面図である。
【0016】
図1を参照して、デジタル複写機は、原稿を読取って画像信号に変換する走査系10と、走査系10から送られる画像信号を処理する画像信号処理ユニット20と、画像信号処理ユニット20から入力される画像データを記憶し、印字処理ユニットに出力するメモリユニット30と、メモリユニット30から出力される画像データに基づいて半導体レーザ61を駆動する印字処理ユニット40と、半導体レーザ61からのレーザ光を感光体ドラム71上の露光位置に導くレーザ光学系60と、露光による潜像を現像し、記録紙上に転写し、定着して画像を形成する作像系70と、複写機本体の上面に設けられた操作パネル(図1では不図示)と、原稿を搬送し必要に応じて表裏の反転を行なう原稿搬送部500とから構成されている。
【0017】
なお、走査系10および画像信号処理ユニット20などによって読取部IRが、また印字処理ユニット40、レーザ光学系60、および作像系70などによってプリンタ部Pがそれぞれ構成されている。
【0018】
読取部IRは、原稿ガラス19上に載せられた原稿の画像を読取り、その原稿の画像の各画素に対応する画像データを生成する。露光ランプ12と第1ミラー13aとを有する第1スキャナ11、および第2,第3ミラー13b,13cを有する第2スキャナ14は、スキャンモータM2の駆動により矢印b,b′方向(副走査方向)に移動する。
【0019】
露光ランプ12の光は原稿ガラス19上の原稿によって反射され、ミラー13a,13b,13c,およびレンズ15を介してラインセンサ(CCD)17に照射される。ラインセンサ17は、図1の紙面に直交する方向(主走査方向)に多数の光電変換素子を配列したものであり、たとえば400DPIで画像を読取り、各画素に対応する画像データを出力する。
【0020】
また、前述のように第1スキャナ11が矢印b,b′方向に移動することにより、ラインセンサ17は原稿画像を副走査することができる。センサSE3は、第1スキャナ11がホームポジションにあることを検出するためのセンサである。
【0021】
ラインセンサ17から出力される画像データは、画像信号処理ユニット20において処理された後、メモリユニット30へ送信される。メモリユニット30は、画像信号処理ユニット20から受信した画像データを圧縮して一旦記憶し、伸長処理を行なってプリンタ部Pへ送信する。その際、必要な場合には、回転編集処理などが施される。
【0022】
また、メモリユニット30は、後述する外部機器インタフェース部を有しており、外部機器接続用コネクタ90を介し、外部ケーブル91を通して外部機器に接続されている。画像信号処理ユニット20とメモリユニット30については後に詳述する。
【0023】
次に、プリンタ部Pについて説明する。印字処理ユニット40は、メモリユニット30から受信した画像データに基づいてレーザ光学系60を制御するものである。レーザ光学系60は、印字処理ユニット40によって変調(オン/オフ)制御されるレーザビームを放射する半導体レーザ61と、この半導体レーザ61から放射されたレーザビームを感光体ドラム71上へ走査させるためのポリゴンミラー62、fθレンズ63、およびミラー64a,64bとを有する。
【0024】
回転駆動される感光体ドラム71の周囲には、その回転方向に沿って、帯電チャージャ72と、現像器73と、転写チャージャ74と、分離チャージャ75と、クリーナ76と、イレーサランプ77とが配置されている。感光体ドラム71は、周知の電子写真プロセスによってトナー画像を形成し、用紙上に転写する。用紙は、給紙カセット81a,81bから給紙ローラ82a,82bによって供給され、用紙搬送通路83およびタイミングローラ84によって転写チャージャ74の位置へ送り込まれる。転写チャージャ74の位置でトナー像が転写された用紙は、搬送ベルト85と、定着器86と、排出ローラ87とを介して、再給紙ユニット600へ排出される。
【0025】
作像系70の各種ローラや感光体ドラム71は、メインモータM1によって駆動される。また、給紙カセット81a,81bの近傍には、各カセットに収容されている用紙のサイズを検出するための用紙サイズ検出センサSE1,SE2が設けられている。
【0026】
原稿搬送部500は、原稿給紙トレイ510上にセットされた原稿を自動的に原稿ガラス上に搬送し、また走査系10によって読取られた原稿を原稿排紙部511に排出するものである。
【0027】
通常モードにおいては、ユーザは1枚または複数枚の原稿を、読取るべき面を上に向けて原稿給紙トレイ510にセットし、サイド規制板を原稿の幅に合せる。動作が開始されると、セットされた原稿は最下部から順に給紙ローラ501によって搬送され、捌きローラ502と捌きパッド503によって捌かれて、1枚ずつ給紙される。搬送される原稿は中間ローラ504を通過し、レジストセンサSE51および幅サイズセンサSE53によりサイズなどが検出された後、レジストローラ505によって斜行を補正される。原稿の後端が原稿スケール512の左端を通過した直後に、原稿搬送ベルト506がわずかに逆転して停止する。
【0028】
これにより、原稿の右端は原稿スケール512の端縁に当接し、原稿は原稿ガラス19上の正確な位置に設定される。このとき、次の原稿の先端はレジストローラ505に達しており、次の原稿の搬送時間を短縮するようになっている。
【0029】
原稿が原稿ガラス19上の正確な読取位置に設定されると、走査系10による原稿の読取走査が行なわれる。原稿の読取が終了すると、原稿は原稿搬送ベルト506により左方向に搬送され、反転ローラ507で搬送方向が変更され、切換爪508の上方を通過して排紙トレイ511上に排出される。
【0030】
なお、両面原稿の場合は、第1面の読取が終了すると原稿は、原稿搬送ベルト506により左方向に搬送され、反転ローラ507で搬送方向が変更された後、切換爪508により再び原稿ガラス19上に送り出され、原稿の第2面が読取位置に設定される。
【0031】
第2面の読取が終了した原稿は、原稿搬送ベルト506により左方向に搬送され、反転ローラ507、切換爪508および排出ローラ509を経て排紙トレイ511上に排出される。
【0032】
再給紙ユニット600は、両面コピーを自動化するための付加装置としてプリンタの側面に取付けられており、排出ローラ87により本体から排出された用紙を一旦収納し、スイッチバック搬送を行なってプリンタ本体に送り返す機能を有している。
【0033】
片面コピーモードにおいて、用紙は再給紙ユニット600を素通りして排紙トレイ621上に排出される。これに対して、両面コピーモードにおいては、図示しないソレノイドによって切換爪601上の左端部が上方へ移動し、排出ローラ87から排出された用紙は、搬送ローラ602を通って正反転ローラ603に達する。
【0034】
用紙後端が用紙センサSE61に達すると、正反転ローラ603が反転する。これによって、用紙はプリンタ本体へ戻される。戻された用紙は、水平搬送ローラ88a,88b,88cを通ってタイミングローラ84へ送られて待機する。
【0035】
ここで、複数枚の用紙が連続給紙された場合は、各用紙は互いに重ならないように所定の間隔をあけて次々に搬送されて、再給紙ユニット600に送り込まれる。用紙の搬送経路長は一定であるので、再給紙ユニット600および水平搬送ローラ88a〜88cによる1循環の用紙枚数(最多循環枚数)は、用紙サイズに依存することになる。
【0036】
図2は、図1のデジタル複写機の操作パネルの平面図である。
操作パネルには、状態表示および各種モード設定のための液晶タッチパネル201と、コピーの数値条件(枚数や倍率等)を入力するためのテンキー202と、数値条件を標準値に戻すためのクリアキー203と、コピーモードを初期化するためのパネルリセットキー204と、コピー中止を指示するためのストップキー205と、コピー開始を指示するためのスタートキー206と、片面原稿であるか両面原稿であるかを指定するための原稿指定キー209と、両面コピーと片面コピーとを切換えるためのコピーモードキー210と、割込起動および復帰を入力するための割込キー208とが配置されている。
【0037】
また、操作パネルには、IDカード212を挿入するためのIDカード挿入口211が設けられている。
【0038】
図3および図4は、複写機の制御部100の構成を示すブロック図である。
図3および図4を参照して、制御部100は、7個のCPU1〜7を中心に構成され、これら各CPU1〜7には、それぞれプログラムを格納したROM111〜117、およびプログラム実行のワークエリアとなるRAM121〜127が設けられている。なおCPU3は、メモリユニット30内に設けられている。
【0039】
CPU1は、操作パネルの各種操作キーからの信号の入力および液晶タッチパネル201の表示にかかわる制御を行なう。CPU2は、画像信号処理ユニット20の各部の制御と走査系10の駆動制御を行なう。CPU4は、印字処理ユニット40、レーザ光学系60および作像系70の制御を行なう。メインモータM1の制御を行なうのもCPU4である。CPU5は、制御部100の全体のタイミング調整や動作モードの設定のための処理を行なう。
【0040】
CPU3は、メモリユニット30を制御することによって読取った画像データをメモリ(図6における画像メモリ304)に一旦格納し、これを読出して印字処理ユニット40へ出力する。メモリユニット30には、外部機器とのインタフェースを行なう機能がある。画像データや制御データのやり取りはメモリユニット30を介して実行される。
【0041】
なお、用紙サイズ検出センサSE1,SE2からの信号は、CPU4の管理するI/Oへ入力され、複写用紙のサイズはCPU4で管理される。
【0042】
CPU6は、原稿搬送部500による原稿搬送の制御を行なう。CPU7は、再給紙ユニット600の制御を行なう。
【0043】
図5は読取部IRおよび画像信号処理ユニット20のブロック図である。なお、この図においてCPU2、ROM112、RAM122およびラインセンサ(CCD)17は、図3とそれぞれ対応している。
【0044】
図を参照して、タイミング制御部21より画像読取同期信号が各ブロックへ供給される。CCD(ラインセンサ)17は原稿情報を光電変換し電気信号を生成する。その信号は、アンプ部(AMP)23によって増幅され、A/D変換器25によって8ビットのデジタル信号へ変換される。その信号は、シェーディング補正部26によって光学系やCCDによる歪を取除く処理がなされる。次に、濃度変換部27で反射データを濃度データへ変換したり、ガンマ補正をする処理が行なわれる。
【0045】
濃度変換部27から出力された信号は、電気変倍部28へ入力され、設定されている倍率情報から主走査方向に対して電気的な変倍処理が実行される。その後、編集加工部29で編集処理された画像データは、プリンタ部Pやメモリユニット30へ供給される。
【0046】
画像モニタメモリ24は、CPU2からの指示により、画像データを1ライン分記憶する。また、CPU2は各画像処理部26〜29へのパラメータの設定、スキャナモータM2の駆動によるスキャン制御、タイミング制御部のCPU5(ホストCPU)との通信などの読取部IRの全体の制御を行なう。
【0047】
次に、原稿サイズおよび原稿が縦向きか横向きかの検知方法について説明する。
【0048】
読取った画像のどの部分が原稿であるかの判断は、たとえば原稿カバーを鏡面のものとして、原稿を走査して反射光量が多いところを原稿と判断することにより行なう。鏡面であれば、反射光量はほとんどないためその判断は容易である。したがって、原稿カバーを開放した状態で走査しても原稿の位置を知ることができる。
【0049】
CPU2は、CPU5より原稿サイズ検出動作の指示を受けると、予備スキャンを行なう。CPU2は、スキャナ位置センサSE−IRからのスキャナ位置情報に基づいてスキャナモータM2を制御し、第1スキャナ11を副走査方向に走査させる。副走査方向に対応したタイミングで、画像データの内容とスキャナ位置情報とから原稿サイズと原稿が縦置きであるか横置きであるかとを検出し、検出結果をホストCPU5へ送信する。
【0050】
原稿の置かれている正確な位置、たとえば基準位置に対するずれ量や傾き角度も同様に検出が行なわれる。その検出結果はCPU5へ送信される。
【0051】
CPU2は、CPU5から送信される倍率情報をもとに、画像読取時に、その倍率情報に合ったスキャン速度でスキャナモータM2の速度制御を行なう。
【0052】
図6は、メモリユニット30のブロック図である。
図を参照してメモリユニット30は、画像信号処理ユニット、印字処理ユニット、および外部IF部310への画像データのルートを切換えるバス切換部301と、入力画像データの単純2値の領域と中間調の領域とを判別する領域判別部303と、CPU3からのパラメータ設定に基づいて2値データを生成する2値化処理部302と、2頁分の容量を有した画像メモリ304と、それぞれ独立に動作可能な圧縮器311および伸長器312を有した符号処理部305と、マルチポートの符号メモリ306と、回転・変倍・移動などを行なう編集処理部307と、CPU3からのパラメータ設定に基づいて多値化処理を行なう多値化処理部308と、スムージング処理を行なうスムージング処理部309と、これらの全体を制御するCPU3などとから構成される。
【0053】
切換部301は、外部IF部310を介して外部機器と画像データをやり取りできるようになっている。符号メモリ306と外部IF部310との間の画像転送は、本体のコピー処理と並列して行なうことができる。そのとき、必要であれば符号処理部305において画像データが圧縮/伸長処理される。
【0054】
原稿の走査によって読取られた画像または外部機器から外部IF部310を介して入力された画像を一旦記憶するメモリモードのコピーにおいては、メモリユニット30の2値化処理部302には、画像信号処理ユニット20からバス切換部301および領域判別部303を介して8ビットの多値画像データが入力される。2値化処理部302は、誤差拡散、ディザ法などによって、多値画像データを復元可能な範囲で2値の画像データに変換する処理を行なう。2値化後の画像データは、画像メモリ304に一旦書込まれる。
【0055】
符号処理部305は、画像メモリ304に画像データが書込まれると、そのデータを読出しかつ圧縮して符号データ(圧縮データ)を生成し、これを符号メモリ306に書込む。また、符号処理部305は、プリントの対象となる符号データを符号メモリ306から読出して伸長し、得られた画像データを画像メモリ304に書込む。なお、圧縮器311および伸長器312はコピー速度向上のために互いに独立してかつ並行に動作可能に構成されており、これらと符号メモリ306との間では、データがそれぞれ図示しないDMAコントローラによってDMA転送されるようになっている。
【0056】
伸長後の画像データを、画像メモリ304に転送するとき、編集処理部307によって必要に応じて回転、変倍などの編集処理が行なわれる。
【0057】
伸長および編集処理により1頁分の画像データが再生されると、そのデータが画像メモリ304から読出される。読出されたデータは、多値化、スムージング処理部308,309でモードによっては多値のデータに復元され、必要に応じてスムージング処理される。そして、その多値の画像データが印字処理ユニット40へまたは外部IF部310を介して外部機器へ転送される。
【0058】
このような原稿画像の一時的な記憶に際して、符号メモリ306はRAM123内に設けられた管理テーブルMT1によって管理される。
【0059】
図7および図8は、管理テーブルMT1と符号メモリ306との関係を示す図である。
【0060】
符号メモリ306は、32Kバイト単位のメモリ領域に区分されており、書込(画像の読取時)と読出(プリント時)との同時制御を可能とすることを考慮して、それぞれの領域には頁ごとに符号データが格納される。
【0061】
管理テーブルMT1には、符号メモリ306の領域を示す番号と、書込順(原稿のスキャン順)に付与される画像データの頁番号(原稿画像の番号)PNと、連結されている領域の番号と、圧縮方式やデータ長などの圧縮伸長処理に必要な各種の付加情報とが格納されている。これらの情報に基づいて、符号メモリ306は動的に管理される。
【0062】
なお、図7における「前連結」は、各ページ内における32Kバイトごとの領域の前方向へのつながりを示すものである。これが、“00”である場合には、1頁分のデータの最初の格納領域であることを示す。「後連結」もそれと同様に“FF”であるときは最後の領域であることを示し、“FF”以外の場合には、後につながる領域の番号を示す。
【0063】
CPU3は、画像メモリ304から画像データを読出して圧縮する際に、管理テーブルMT1の情報を参照しながら、圧縮部311を制御して画像データを符号メモリ306に格納していく。また、画像データを出力する際には、それと逆の動作により符号メモリ306から符号データが読出される。管理テーブルMT1内の情報は、該当する頁の情報が正常に読出され、ユーザの指定した枚数(部数)Mのコピーが完了したときに消去される。
【0064】
次にこのデジタル複写機の動作シーケンスについて、各CPUの間でやり取りされる要求コマンド(Q)と、レポート(A)、またはデータの流れを中心に説明する。
【0065】
図9は、メモリ書込動作の概略シーケンスを示す図である。書込動作では、画像信号処理ユニット20から画像メモリ304へ画像データが転送される。
【0066】
図を参照して、まず全体のシーケンスを制御しているCPU5が、CPU3に対してメモリの準備を要求する。これを受けて、CPU3は、内部ハードウェアに対し画像信号処理ユニット20からの画像データを画像メモリ304へ転送させるためのバス接続状態の設定、2値化処理のためのモードの設定、画像メモリ304への書込領域の開始アドレスおよびXYレングス情報などの設定を行なう。
【0067】
これらの設定が終わって準備が完了すると、CPU3は、CPU5に対してメモリ準備の完了を通知する。
【0068】
CPU5がCPU3およびCPU2に対して読取を要求すると、CPU2は、その内部の原稿走査部に対してスキャンを要求する。
【0069】
原稿走査部によりスキャンが開始され、第1スキャナ11が画像領域に達すると、CPU2により設定された画像処理モードに応じて、読取データ(画像データ)が画像信号処理ユニット20からメモリユニット30に転送される。
【0070】
スキャンが終了し、CPU2および3から読取の完了がCPU5へ通知されると、CPU5はCPU3に対して、データの圧縮を要求する。これを受けてCPU3は、画像メモリ304からの読出アドレス、XYレングス情報、符号メモリ306への書込アドレス、および圧縮部311のモード(たとえば算術符号化方式、MH方式)などを設定し、各部の起動を行なう。これによって圧縮処理が行なわれ、符号データが符号メモリ306に格納される。
【0071】
圧縮処理が完了すると、CPU3からCPU5に圧縮の完了が通知される。このとき、符号メモリ306が一杯になっていた場合には、圧縮不可能を示すパラメータを付加した圧縮完了レポートがCPU5に送られる。これによって、CPU5は符号メモリ306がメモリフル状態になったことを知ることができる。
【0072】
図10は、メモリ読出動作の概略シーケンスを示す図である。
メモリ読出動作では、画像メモリ304から画像データが読出され、その画像データに基づいて用紙に複写画像がプリントされる。
【0073】
図を参照して、CPU5は、CPU3に対してデータ伸長を要求する。CPU3は、符号メモリ306からの読出アドレス、データ量、画像メモリ304への書込アドレス、XYレングス情報、および伸長器312のモード(たとえば算術符号化方式、MH方式)、回転などの編集処理のモードなどを設定して各部の起動を行なう。これによって、伸長処理が行なわれ、画像データが画像メモリ304に書込まれる。
【0074】
伸長処理が終了すると、CPU3から完了レポートがCPU5へ送られる。その後CPU5は、CPU3に対して、画像メモリ304から画像データを読出すためのメモリ準備要求を出力する。これを受けて、CPU3は内部ハードウェアに対して画像メモリ304から印字処理ユニット40へ画像データを出力するためのバス接続状態の設定、画像メモリ304の読出領域の開始アドレスおよびXYレングス情報などの設定を行なう。
【0075】
これらの設定が終わって準備が完了し、その通知をCPU5が受けると、CPU5はCPU3および印字処理ユニット40に対して、プリントを要求する。印字処理ユニット40からCPU5に用紙の搬送状態を知らせる給紙レポートが送られ、その後画像メモリ304から読出された画像データが印字処理ユニット40に出力され、プリントが行なわれる。
【0076】
プリントが終了すると、CPU3および印字処理ユニット40が、CPU5に対してプリント完了レポートおよびイジェクト完了レポートを送る。これらのレポートを受取ったCPU5は、必要に応じてCPU3に対してメモリクリア要求を与える。
【0077】
図11は、操作パネルの制御を行なうCPU1のメインフローチャートである。図を参照して、電源が投入されると、CPU1はまずRAMやレジスタなどを初期化する初期設定を行なう(♯11)。その後、1ルーチンの長さを規定する内部タイマをセットし(♯12)、キー操作を受付けるキー入力処理(♯13)、操作に応じた表示を行なうパネル表示処理(♯14)、その他の処理(♯15)、および内部タイマの継続終了待ち(♯16)を繰返し実行する。また、適時に割込処理として他のCPUとの通信を行なう。パネル表示処理(♯14)、その他の処理(♯15)については後で詳しく説明する。
【0078】
図12は、メモリユニット30の制御を行なうCPU3のメインフローチャートである。
【0079】
CPU3は、初期設定処理(♯31)を行なった後、コマンド受信処理(♯32)、ステータス送信処理(♯33)、画像メモリ書込処理(♯34)、圧縮制御処理(♯35)、伸長制御処理(♯36)、画像メモリ読出処理(♯37)、およびその他の処理(♯38)を繰返し実行する。
【0080】
図13は、プリンタ部Pの制御を行なうCPU4のメインフローチャートである。
【0081】
CPU4は、初期設定(♯41)を行なった後、内部タイマのセット(♯42)、現像、転写系の制御(♯43)、搬送系の制御(♯44)、定着系の制御(♯45)、印字処理部の制御(♯46)、その他の処理(♯47)、および内部タイマの計測終了待ちの処理(♯48)を繰返し実行する。
【0082】
図14は、複写機の制御を統括するCPU5のメインフローチャートである。CPU5は、初期設定(♯51)を行なった後、内部タイマのセット(♯52)、他のCPUからの入力データをチェックする入力データ解析処理(♯53)、操作内容に応じて動作モードを定めるモード設定処理(♯54)、割込切換処理(♯55)、モードに応じたコマンド設定処理(♯56)、コマンドを通信ポートに待機させる出力データセット(♯57)、その他の処理(♯58)、および内部タイマの待ち合せ処理(♯59)を繰返し実行する。
【0083】
図15は、図11のパネル表示処理(♯14)でのフローチャートである。
図を参照して、ステップ♯101で、液晶タッチパネル201に表示すべき画面が何であるかが判定される。表示すべき画面が基本画面であるならば、ステップ♯102で基本画面が表示される。
【0084】
ステップ♯101において表示すべき画面がジョブ管理画面であれば、ステップ♯103においてジョブ管理画面の中でどの画面を表示すべきかが判定される。表示すべき画面がジョブ管理基本画面であるならば、ステップ♯104でジョブ管理基本画面が表示される。
【0085】
ステップ♯103で表示すべき画面がジョブナンバー表示画面であると判定されたのであれば、ステップ♯105でジョブナンバー表示画面が表示される。そして、ステップ♯106でIDコードの入力がテンキー202またはIDカード212によりあったと判定されたのであれば、ステップ♯107で入力されたIDコードに対応する登録されたジョブを表示する。そして、ステップ♯108において液晶タッチパネル201に修正キーを表示する。
【0086】
ユーザは、この修正キーを押下することによりそのIDコードに対応するジョブの作業内容を修正することができる。
【0087】
ステップ♯103で表示すべき画面が一覧表示画面であると判定されたのであれば、ステップ♯109で登録されたジョブの一覧を表示する一覧表示画面が液晶タッチパネル201に表示される。ステップ♯110でIDコードの入力があったかが判定され、YESであればステップ♯111でそのIDコードに対応する表示されたジョブにマークを表示する。その後、ステップ♯112で修正キーを表示する。
【0088】
ステップ♯101で表示すべき画面がその他の画面であると判定されたのであれば、ステップ♯113でそれぞれに対応する画面を表示する。
【0089】
図16は図15のステップ♯102で表示される基本画面を示す図である。
図を参照して、基本画面にはジョブ管理キーTP1と、ファイリングキーTP2と、仕上げキーTP3と、原稿→コピーキーTP4と、基本キーTP5と、メッセージ表示部TP6と、コピー枚数表示部TP7と、ジョブ登録キーTP8とが表示される。
【0090】
ジョブ管理キーTP1をユーザが押下することにより、液晶タッチパネル201には後述するジョブ管理基本画面が表示される。ジョブ登録キーTP8を押下することにより、新たな画像データの読取が行なわれ、ユーザにより作業内容(複写枚数、複写倍率等)が入力されることにより、新たなジョブが登録される。これらのキー入力に対応した処理は、図11のステップ♯13で行なわれる。
【0091】
図17は、図15の♯104で表示されるジョブ管理基本画面を示す図である。
【0092】
図を参照して、ジョブ管理基本画面においては、ジョブナンバー表示キーTP9と、一覧表示キーTP10とが表示される。それぞれのキーを押下することにより、登録されているジョブの表示を行なうことができる。なお、基本キーTP5を押下することにより、液晶タッチパネル201には、図16の画面が表示される。
【0093】
図18は、図15のステップ♯105で表示されるジョブナンバー表示画面を示した図である。
【0094】
図を参照して、ジョブナンバー表示画面においては、IDコードの入力を促す表示がなされる。また、EXITキーTP11が表示され、このキーを押下することにより表示はジョブ管理基本画面に戻る。
【0095】
図19は、図18の状態からIDコードの入力があった後の状態を示す図である。
【0096】
この場合には、入力されたIDコードが表示され、そのIDコードに対応付けて登録されたジョブの番号(JOB−No.)と、そのジョブの終了時刻と、そのジョブが実行されるときのメモリの残量とが表示される。また、ジョブ内容修正キーTP12が表示される。ユーザはジョブ内容修正キーTP12を押下することにより、現在表示されているジョブの作業内容(複写枚数、用紙サイズ、倍率、その他のモード)の修正を行なうことができる。
【0097】
図20は、登録されたジョブの管理を行なうジョブ管理テーブルの構成を示す図である。
【0098】
図を参照してジョブ管理テーブルでは、ジョブの登録番号(登録No.)と、そのジョブの画像データ容量CAPA(n)と、そのジョブの実行に必要な時間TIME(n)と、実行中のジョブの終了までの残り時間REST(n)と、現在の時刻からそれぞれのジョブが終了するまでの時間TSUM(n)と、メモリに記録されている画像データの量CSUM(n)と、メモリの空き容量SPACE(n)と、そのジョブを登録した人のIDコードID(n)とが各ジョブごとに登録される。
【0099】
図19の画面においては、入力されたIDコードに対応するジョブの登録番号と、変数TSUM(n)の値と、変数SPACE(n)の値とが表示されるのである。
【0100】
図21は、図15のステップ♯109で表示される一覧表示画面を示す図である。
【0101】
図を参照して、画面には、登録されたジョブの一覧表示TP15が表示される。また、ジョブ一覧表示TP15をスクロールさせるためのアップキーTP13と、ダウンキーTP14とが表示される。
【0102】
この画面においては、図20のジョブ管理テーブルに登録されているすべてのジョブの登録番号と、変数TSUM(n)の値と、変数SPACE(n)の値とがジョブ一覧表示TP15に表示される。ただし、ID(n)の値は表示されないため、この状態ではユーザは自己の登録したジョブがどれであるかを具体的に知ることはできない。
【0103】
図21の状態において、IDの入力が行なわれたときには、図22に示される画面が表示される。
【0104】
図22を参照して、液晶タッチパネル201には、ジョブ一覧表示TP15の入力されたIDコードに対応するジョブの位置に入力されたIDコードが表示される。これにより、ユーザは自己の登録したジョブの終了時刻などを容易に知ることができる。
【0105】
さらに、IDコードが入力された状態においては、ジョブ内容修正キーTP12が液晶タッチパネル201に表示され、ユーザは実行の登録されたジョブの内容を修正することができる。
【0106】
図23は、図11のその他の処理(♯15)での処理を示すフローチャートである。
【0107】
図を参照して、ステップ♯201でIDコードの入力に対応した処理が行なわれる。次に、ステップ♯202で新規のジョブを入力する処理が行なわれる。ステップ♯203で登録されたジョブの内容を修正する処理が行なわれる。ステップ♯204で、登録されたジョブの修正に不都合があるときに、その警告を表示する処理が行なわれる。
【0108】
図24は、図23のID入力処理(♯201)での処理を示すフローチャートである。
【0109】
図を参照して、ステップ♯210で、IDカードやテンキー202によりIDコードの入力があったかが判定される。YESであれば、ステップ♯211で入力されたIDコードが照合される。ステップ♯212でそのIDコードが複写機に登録された複写機の使用を許可された者のコードであるか否かが判定される。
【0110】
ステップ♯212でYESであれば、ステップ♯213でジョブ受付状態を示すフラグJOBを“1”とする。
【0111】
なお、ステップ♯210または♯212のいずれかでNOであれば、そのままリターンする。
【0112】
図25は、図23のジョブ入力処理(♯202)での処理を示すフローチャートである。
【0113】
図を参照して、ステップ♯221でジョブ受付状態を示すフラグJOBが“1”であるかが判定される。YESであれば、ステップ♯222で新たなジョブの入力があったかが判定される。新たなジョブの入力とは、具体的には図16のジョブ登録キーTP8を押下することによる新たなジョブの登録である。
【0114】
ステップ♯222でYESであれば、ステップ♯223で新たなジョブの入力処理を行なう。具体的には、新たなジョブの画像データと、その処理内容(複写枚数、複写倍率、用紙サイズその他のモード等)と、新たなジョブの登録を行なう者のIDコードとを記憶する。
【0115】
次に、ステップ♯224で新たなジョブの入力が終了したか否かが判定され、YESであれば、ステップ♯225でジョブ受付状態を示すフラグJOBの値が“0”とされ、リターンする。
【0116】
なお、ステップ♯221、♯222または♯224のいずれかでNOであれば、そのままリターンする。
【0117】
図26は、図23のジョブ修正入力処理(♯203)での処理を示すフローチャートである。
【0118】
図を参照して、ステップ♯230で、ジョブ受付状態を示すフラグJOBの値が“1”であるか否かが判定される。ステップ♯230でYESであれば、ステップ♯231でジョブ内容修正キーTP12によるジョブの修正があるかが判定される。ステップ♯231でYESであれば、ステップ♯232で、IDコードに対応した登録済のジョブの修正内容を入力する処理が行なわれる。具体的には、複写枚数、複写倍率、用紙サイズ、その他モードなどを入力する処理が行なわれる。
【0119】
ステップ♯233で、ジョブの修正の入力が終了したかが判定され、YESであればステップ♯234で、CPU3に、修正の内容を転送する処理が行なわれる。
【0120】
その後、ステップ♯235でジョブ受付状態を示すフラグJOBの値を“0”とし、リターンする。
【0121】
なお、ステップ♯230、♯231または♯233のいずれかでNOであれば、そのままリターンする。
【0122】
CPU3は、図26のステップ♯234により転送されたジョブの修正の内容を確認し、その修正の内容が適当なものであるかを判定する。修正の内容が不適当であると判定されたのであれば、CPU1に対し警告を出力する。このような、CPU3の動作については後に説明する。
【0123】
図27は、図23のジョブ修正警告表示処理(♯204)での処理を示すフローチャートである。
【0124】
図を参照して、ステップ♯240でジョブの内容の修正があったかが判定される。YESであれば、ステップ♯241でCPU3からジョブの内容の修正に関して警告が出力されているかが判定される。YESであれば、ステップ♯242において液晶タッチパネル201に警告が表示され、リターンする。
【0125】
ステップ♯241でNOであれば、ジョブの修正が完了した旨を液晶タッチパネル201に表示し、リターンする。
【0126】
ステップ♯240でNOであればそのままリターンする。
図28は、図27のジョブ修正警告表示(♯242)で液晶タッチパネル201に表示されるメッセージを示した図である。
【0127】
この実施の形態においては、ジョブの内容の修正が行なわれたときに、修正後のジョブの実行のために必要とされる時間が、修正前と比較して増加したか否かを判定し、増加した場合には、その修正されたジョブの処理を最後とすることを特徴としている。これにより、他の人が登録したジョブの終了時刻が予定より遅くなってしまうことがなくなる。
【0128】
すなわち、図28を参照して、液晶タッチパネル201には、修正が行なわれたジョブの処理が最後となった旨が表示される。
【0129】
図29は、図12におけるCPU3のその他の処理(♯38)での処理を示すフローチャートである。図を参照して、ステップ♯300で新たなジョブの登録処理が行われる。ステップ♯301で既に登録されたジョブの修正を行なう処理が行なわれる。ステップ♯302で、実行中のジョブをモニタする処理が行なわれる。ステップ♯303で、登録されたジョブの所要時間や終了時間を演算する処理が行なわれる。ステップ♯304で、メモリの空き容量を演算する処理が行なわれる。
【0130】
図30は、図29のジョブ登録処理(♯300)での処理を示すフローチャートである。
【0131】
図を参照して、ステップ♯310で、新たなジョブの登録があったかが判定される。YESであれば、ステップ♯311で登録されているジョブの登録番号の最後の値を示す変数nを1インクリメントする。ステップ♯312で新たなジョブを登録する処理が行なわれる。ステップ♯313で新たなジョブの画像データの容量が変数CAPA(n)に記録される。ステップ♯314で、そのジョブの実行に必要な時間が変数TIME(n)に登録される。
【0132】
なお、ステップ♯310でNOであれば、そのままリターンする。
図31は、図29のジョブ修正登録処理(♯301)での処理を示すフローチャートである。
【0133】
図を参照して、ステップ♯320で登録されたジョブの修正があったかが判定される。YESであれば、ステップ♯321でIDコードなどから修正すべきジョブの登録番号rを取得する。ステップ♯322で、修正後のジョブの所要時間が演算される。ステップ♯323で修正後にジョブの所要時間が増加したかが判定される。YESであれば、ステップ♯324で処理時間の増加したジョブを最後とする。ステップ♯325でCPU1に対し警告を出力する。
【0134】
ステップ♯323でNOであれば、ステップ♯326でジョブの内容を修正する処理が行なわれ、新たに変数CAPA(r)と変数TIME(r)とを登録し直す。
【0135】
ステップ♯320でNOであれば、そのままリターンする。
図32は、図29のジョブモニタ処理(♯302)での処理を示すフローチャートである。
【0136】
図を参照して、ステップ♯330でジョブが実行中であるかが判定され、YESであればステップ♯331で実行中のジョブの登録番号を変数Nに登録する。
【0137】
その後、ステップ♯332で変数Nの値をCPU1に送信する。
ステップ♯330でNOであれば、そのままリターンする。
【0138】
図33は、図29のジョブ所要時間演算処理(♯303)での処理を示すフローチャートである。
【0139】
図を参照して、ステップ341で変数tに実行中のジョブナンバーNを代入する。ステップ♯342で、変数TSUM(t)の値に、変数REST(t)の値を代入する(図20参照)。
【0140】
次に、ステップ♯343で変数TSUM(t−1)の値を0とする。次に、ステップ♯344で変数tの値を1インクリメントする。ステップ♯345で変数tの値が変数nの値を超えたかが判定され、YESであればステップ♯346で変数TSUM(t)の値に、TSUM(t−1)+TIME(t)の値を代入し、ステップ♯344からの処理を繰返し行なう。
【0141】
ステップ♯345でNOであれば、リターンする。
この処理により、ジョブの各々におけるTSUM(n)の値が求められ、それぞれのジョブの終了時刻を知ることができる。
【0142】
図34は、図29のメモリ空き容量演算処理(♯304)での処理を示すフローチャートである。
【0143】
図を参照して、ステップ♯350で変数cに、登録されている最後のジョブの登録番号を示す変数nの値が代入される。ステップ♯351で、変数CSUM(c)の値を0とする。ステップ♯352で変数CSUM(c+1)の値を0とする。
【0144】
ステップ♯353で、変数CSUM(c)の値に、CSUM(c+1)+CAPA(c)の値を代入する(図20参照)。次に、ステップ♯354で、変数SPACE(c)の値にメモリの総量からCSUM(c)の値を引いた値を代入する。ステップ♯355で、変数cの値を1デクリメントする。ステップ♯356でc<Nであるかが判定され、YESであればリターンする。
【0145】
ステップ♯356でNOであれば、ステップ♯353からの処理を行なう。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態における複写機のハードウェア構成は第1の実施の形態と同様である。第2の実施の形態においては、図31に示されるジョブ修正登録処理に代えて、図35のフローチャートで示される処理が行なわれる。
【0146】
図35を参照して、ステップ♯401〜♯404および♯406での処理は、図31の♯320〜♯323および♯326のそれぞれに対応する。
【0147】
図35のフローチャートにおいては、ステップ♯404で修正後のジョブの処理時間が増加すると判定されたときに、♯405でCPU1に警告を出力する。このとき、警告を出力するのみで、実際にジョブの内容の修正は行なわない。これを受けて、CPU1はジョブ修正警告表示処理(図27における♯242)で、図36に示される画面を表示する。すなわち、ジョブの処理時間の増加する修正を行なうことはできない旨をユーザに対し警告する。これにより、登録されたジョブの処理時間が増加することにより、他の人が登録したジョブの終了時刻が遅れることを防ぐことができる。
【0148】
[第3の実施の形態]
次にこの発明の第3の実施の形態について説明する。第3の実施の形態における複写機のハードウェア構成は、第1および第2の実施の形態と同様である。第3の実施の形態においては、図31に示されるジョブ修正登録処理に代えて、図37のフローチャートで示される処理が行なわれる。
【0149】
図37を参照して、ステップ♯501〜♯504および♯507での処理は、図31の♯320〜♯323および♯326のそれぞれに対応する。
【0150】
図37のフローチャートにおいて、ステップ♯504では、修正後のジョブの完了時刻が修正前と比較して増加したか否かが判定される。ここで、修正後のジョブの完了時刻が修正前よりも増加、すなわち遅くなると判定された場合には、その修正による増加した分のジョブの処理だけを最後に繰下げる。すなわち、修正により増加した分のジョブは、待機中の全ジョブの完了後に実行する。
【0151】
次に具体的な表示内容について説明する。図38は第2実施の形態における図36に対応する図である。ジョブナンバー2のジョブが修正前の複写部数が5部であったものをジョブ修正により複写部数9部とした場合について説明する。図38を参照して、修正前の5部に対しては、予め登録していた順番、すなわち、2番目に実行する。残りの4部、すなわち、修正により追加された4部分のジョブについては、待機中の全ジョブの最後、すなわち、ジョブナンバー4の完了後に実行する。すなわち、修正により増加された4部分のジョブは、5番目のジョブとして登録されることになる。
【0152】
なお、ジョブの完了時間が遅くなる形態としては、上記の形態のように複写部数の追加の他に、コピーモードの変更による完了時間の遅延が考えられる。一般的に、片面複写モードと両面複写モードとでは、両面複写モードでの複写処理スピードが遅い。したがって、修正前は片面複写モードであったものを両面複写モードに変更すると、ジョブの完了時間が遅くなる。したがって、このような場合には、両面複写モードにモードを変更したことにより、ジョブ完了までに増えた時間分を繰下げる処理を行なう。
【0153】
具体的には、40枚の原稿を15部片面複写すると登録されているジョブに対して、40枚の原稿を15部両面複写するように修正した場合は次のようになる。すなわち、片面複写処理でかかる時間と両面複写でかかる時間の比率が1対1.5と仮定し、修正前のジョブ完了までにかかる時間が10分だったとすると、修正後のジョブ完了までには15分かかる。すなわち、その修正したジョブ以降に待機しているジョブの開始、終了時刻はすべて5分ずつ遅くなるという問題が発生する。このような場合には、修正後のジョブに対しては、修正前にかかる時間の10分で完了するところで切上げる。すなわち、上記の形態では、修正後のジョブにおいては、10分で完了する10部で複写処理を中断し(下記の式1参照)、残りの5部分のジョブは待機中のすべてのジョブの最後に実行させる。
【0154】
15分/10分=15部/X部よりX=10部…式(1)
なお、上述のモード変更の他の形態としては、ステープル処理の追加、パンチ制御等がある。いずれの形態においても、上記の動作を行なうことにより、追加分(処理時間延長分)を後ろに繰下げるようにする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における複写機の全体構成を示す断面図である。
【図2】図1の複写機の操作パネルの平面図である。
【図3】図1の複写機の制御部の構成を示すブロック図である。
【図4】図3に続くブロック図である。
【図5】図1の画像信号処理ユニット20の構成を示すブロック図である。
【図6】図1のメモリユニット30の構成を示すブロック図である。
【図7】符号メモリ306の管理テーブルを示す図である。
【図8】符号メモリ306の構成を示す図である。
【図9】メモリ書込動作における動作シーケンスを示す図である。
【図10】メモリ読出時における動作シーケンスを示す図である。
【図11】CPU1のメインフローチャートである。
【図12】CPU3のメインフローチャートである。
【図13】CPU4のメインフローチャートである。
【図14】CPU5のメインフローチャートである。
【図15】図11のパネル表示処理(♯14)でのフローチャートである。
【図16】基本画面を示す図である。
【図17】ジョブ管理基本画面を示す図である。
【図18】ジョブナンバー表示画面を示す図である。
【図19】図18の状態からIDコードが入力された状態を示す図である。
【図20】ジョブ管理テーブルの具体例を示す図である。
【図21】登録されたジョブの一覧表示画面を示す図である。
【図22】図21の状態からIDコードが入力された状態を示す図である。
【図23】図11のその他の処理(♯15)でのフローチャートである。
【図24】図23のID入力処理(♯201)でのフローチャートである。
【図25】図23のジョブ入力処理(♯202)でのフローチャートである。
【図26】図23のジョブ修正入力処理(♯203)でのフローチャートである。
【図27】図23のジョブ修正警告表示処理(♯204)でのフローチャートである。
【図28】ジョブの修正についての警告を表示する画面を示す図である。
【図29】図12のその他の処理(♯38)でのフローチャートである。
【図30】図29のジョブ登録処理(♯300)でのフローチャートである。
【図31】図29のジョブ修正登録処理(♯301)でのフローチャートである。
【図32】図29のジョブモニタ処理(♯302)でのフローチャートである。
【図33】図29のジョブ所要時間演算処理(♯303)でのフローチャートである。
【図34】図29のメモリ空き容量演算処理(♯304)でのフローチャートである。
【図35】本発明の第2の実施の形態におけるジョブ修正登録処理ルーチンのフローチャートである。
【図36】第2の実施の形態において修正によりジョブの所要時間が増加する場合の警告表示を示す図である。
【図37】本発明の第3の実施の形態におけるジョブ修正登録処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図38】第3の実施の形態において修正によりジョブの所要時間が増加する場合の表示内容を示す図である。
【符号の説明】
30 メモリユニット
211 IDカード挿入口
212 IDカード
Claims (6)
- 複数の作業内容を登録することができる登録手段と、
前記複数の作業内容を順に実行する実行手段と、
前記登録された作業内容を修正する修正手段と、
前記修正された作業内容を実行するための時間が、修正前と比較して増加するか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段の判定結果に基づいて、前記修正された作業内容が前記実行手段で実行される順番を変更する変更手段とを備えた、画像形成装置。 - 前記登録手段は、IDコードを用いて登録を行ない、
前記修正手段は、IDコードを用いて修正を行なう、請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記判定手段により時間が修正前と比較して増加すると判定された場合に、前記変更手段は前記実行手段で実行される作業内容の順番を変更する、請求項1に記載の画像形成装置。
- 複数の作業内容を登録することができる登録手段と、
前記複数の作業内容を順に実行する実行手段と、
前記登録された作業内容を修正する修正手段と、
前記修正された作業内容を実行するための時間が、修正前と比較して増加するか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段の判定結果に基づいて、前記修正された作業内容を実行するための時間が修正前に対して増加すると判定されたときは、前記修正された作業内容の実行に対しては、修正前にかかる時間の完了するところで切上げ、前記修正による増加分の作業内容は前記登録手段によって登録されているすべての作業内容の完了後に実行するよう制御する制御手段とを備えた、画像形成装置。 - 前記登録手段は登録される前記作業内容ごとに画像形成枚数を登録し、
前記修正手段は前記登録された画像形成枚数を修正する、請求項4に記載の画像形成装置。 - 前記登録手段は登録される前記作業内容ごとに画像形成モードを登録し、
前記修正手段は前記登録された画像形成モードを修正し、
前記修正による増加分の作業内容とは、修正による処理時間延長分の作業内容である、請求項4に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20604398A JP3562329B2 (ja) | 1997-08-04 | 1998-07-22 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9-209284 | 1997-08-04 | ||
JP20928497 | 1997-08-04 | ||
JP20604398A JP3562329B2 (ja) | 1997-08-04 | 1998-07-22 | 画像形成装置 |
US09/127,894 US5983051A (en) | 1997-08-04 | 1998-08-03 | Image formation apparatus executing plurality registered jobs in order |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11112757A JPH11112757A (ja) | 1999-04-23 |
JP3562329B2 true JP3562329B2 (ja) | 2004-09-08 |
Family
ID=27328582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20604398A Expired - Fee Related JP3562329B2 (ja) | 1997-08-04 | 1998-07-22 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3562329B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4534805B2 (ja) * | 2005-03-10 | 2010-09-01 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置およびその制御方法 |
JP4807615B2 (ja) * | 2005-12-09 | 2011-11-02 | ブラザー工業株式会社 | 複写機,複写機システム,およびコンピュータプログラム |
-
1998
- 1998-07-22 JP JP20604398A patent/JP3562329B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11112757A (ja) | 1999-04-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH1141385A (ja) | 画像形成装置 | |
US6859290B2 (en) | Image formation apparatus displaying the capacity of data of image to be formed | |
US5983051A (en) | Image formation apparatus executing plurality registered jobs in order | |
JP3814995B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH09163088A (ja) | 画像形成装置 | |
US6839154B1 (en) | Image forming apparatus | |
JP3562329B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3277672B2 (ja) | ディジタル複写機 | |
US6504627B1 (en) | Image processing device | |
JPH1138704A (ja) | 画像形成装置 | |
US7170615B2 (en) | Image processing device including image data management capabilities | |
JP3353625B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH11109793A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2006231858A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3385924B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3666197B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH1152800A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH1169110A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH11284780A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2000216969A (ja) | メモリ管理装置 | |
JP2004173291A (ja) | 画像処理装置 | |
JPH10257279A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH1175040A (ja) | 画像形成制御装置 | |
JPH11125995A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH1169108A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040511 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040524 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090611 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090611 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100611 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110611 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120611 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130611 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |