JP2001052795A - 圧接コネクタ - Google Patents

圧接コネクタ

Info

Publication number
JP2001052795A
JP2001052795A JP11224160A JP22416099A JP2001052795A JP 2001052795 A JP2001052795 A JP 2001052795A JP 11224160 A JP11224160 A JP 11224160A JP 22416099 A JP22416099 A JP 22416099A JP 2001052795 A JP2001052795 A JP 2001052795A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector housing
connector
positioning
cover
press
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11224160A
Other languages
English (en)
Inventor
Kentaro Nagai
健太郎 長井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP11224160A priority Critical patent/JP2001052795A/ja
Priority to US09/575,723 priority patent/US6409551B1/en
Publication of JP2001052795A publication Critical patent/JP2001052795A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/627Snap or like fastening
    • H01R13/6275Latching arms not integral with the housing
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/502Bases; Cases composed of different pieces
    • H01R13/506Bases; Cases composed of different pieces assembled by snap action of the parts

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 連結作業に際して隣接する端子間のショート
事故を防止する。 【解決手段】 カバー21及びコネクタハウジング22
の連結面21a,22aを互いに近接させる方向に移動
して連結位置に移動されると共に、コネクタハウジング
22に各端子収容室23を仕切る複数の仕切壁24を設
け、カバー21の対向する位置に同じく複数の仕切壁を
設け、連結位置への移動に伴って双方の仕切壁24が互
いに近接する方向に移動され、連結位置では双方の仕切
壁24の先端面同士が略当接される圧接コネクタ20に
おいて、連結位置への移動に際して圧接端子とこれに対
向するカバー21の仕切壁とが接触可能となる位置より
も早く位置決めを開始し、且つ、仕切壁24の延びる方
向を延設方向Tとすると、この延設方向Tの直交する方
向Sに対してカバー21及びコネクタハウジング22を
位置決めする位置決め突起部32a及び位置決め凹部3
2bを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、双方のコネクタハ
ウジング間を互いに近接する方向に移動することによっ
て連結する圧接コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、先にこの種の従来の圧接コ
ネクタを提案した(特願平9−223764号出願書類
参照)。図4はかかる圧接コネクタの合体前の状態を示
す斜視図、図5は上段側のコネクタハウジングの要部を
底面側から見た拡大斜視図、図6は下段側のコネクタハ
ウジングの要部を平面側から見た拡大斜視図、図7は仕
切壁が圧接端子に接触した状態を示す要部の断面図、図
8は仕切壁の押圧によって圧接端子が変形した状態を示
す要部の断面図である。
【0003】図4〜図8に示すように、圧接コネクタ1
は、上段側のコネクタハウジング2と下段側のコネクタ
ハウジング3とから成り、上段側のコネクタハウジング
2の下面2aと下段側のコネクタハウジング3の上面3
aとが相対向する連結面として構成されている。上段側
のコネクタハウジング2内には前後方向に配置される端
子収容室4が左右方向に複数並列して形成され、この隣
接する端子収容室4間は仕切壁5によって仕切られてい
る。上段側のコネクタハウジング2の下面(連結面)2
aの後部は開口部6になっていて、この開口部6より各
端子収容室4の後部が露出されている。図7に示すよう
に、各端子収容室4に圧接端子7がそれぞれ収容され、
この各圧接端子7の後部の一対の圧接刃7a,7aに電
線Wの一端側が圧接接続されるようになっている。この
各圧接端子7の一対の圧接刃7a,7aは略コ字状に折
り曲げられた形状を有し、また、各圧接端子7の両側板
部の先端7bは仕切壁5より上方に突出している。
【0004】また、上段側のコネクタハウジング2の下
面(連結面)2aの前部には、その中央とこの左右の一
定間隔離れた位置との3カ所に前後方向に延びる略断面
台形状の前側第1係止突起部8が設けられていると共
に、上段側のコネクタハウジング2の下面2aの前方両
端には前側第2係止突起部9が設けられている。この各
前側第2係止突起部9は、図5に示すように、下方に突
出された略半円状の導入リブ9aと、この導入リブ9a
の先端側より斜めに形成された導入テーパ凸部9bと、
この導入テーパ凸部9bの底面より水平状に突出した平
坦凸部9cとから成っている。上段側のコネクタハウジ
ング2の両側面の後部には角柱状の後側係止突起部10
が設けられている。
【0005】下段側のコネクタハウジング3内には前後
方向に配置される端子収容室4が左右方向に複数並列し
て形成されていると共に、下段側のコネクタハウジング
3の下面の後部は開口部6になっていて、この開口部6
より各端子収容室4の後部が露出されている。各端子収
容室4には上記と同様にして図示しない圧接端子がそれ
ぞれ収容されている。
【0006】下段側のコネクタハウジング3の下面側に
は図示しないヒンジ部を介してカバー11が連結され、
このカバー11によって開口部6を閉じることができる
ようになっている。また、下段側のコネクタハウジング
3の上面(連結面)3aの後部には、上段側のコネクタ
ハウジング2の複数の仕切壁5に対向する位置に同じく
複数の仕切壁12が設けられている。さらに、隣接する
各仕切壁12の間には電線位置規制用突起13がそれぞ
れ設けられている。
【0007】また、下段側のコネクタハウジング3の上
面(連結面)3aの前部には、その中央とこの左右の一
定間隔離れた位置との3カ所に略断面逆台形状の前側第
1係止凹部14が設けられていると共に、下段側のコネ
クタハウジング3の上面3aの前方両端には前側第2係
止凹部15が設けられている。この各前側第2係止突凹
部15は、図6に示すように、導入リブ9a及び導入テ
ーパ凸部9bが挿入される案内テーパ凹部15aと、平
坦凸部9cが挿入される水平凹部15bとから成ってい
る。下段側のコネクタハウジング3の両側面の後部には
可撓性の後側係止アーム部16が設けられ、この各後側
係止アーム部16に後側係止孔17が設けられている。
【0008】上記構成において、各コネクタハウジング
2,3の端子収容室4に圧接端子7を収容し、この圧接
端子7に電線Wの一端側を接続し終えると、下段側のコ
ネクタハウジング3の開口部6をカバー11で閉じる。
次に、上段側のコネクタハウジング2をその下面2a側
を上方として図示しない合体治具にセットし、このセッ
トした上段側のコネクタハウジング2の上方から下段側
のコネクタハウジング3を上面3a側を下方として乗せ
る。この乗せる際に、上段側のコネクタハウジング2の
前側第1係止突起部8と前側第2係止突起部9及び後側
係止突起部10が、下段側のコネクタハウジング3の前
側第1係止凹部14と前側第2係止凹部15及び後側係
止アーム部16に略位置合わせされる。
【0009】次に、下段側のコネクタハウジング3を下
方に押圧し、この押圧力によって双方のコネクタハウジ
ング2,3の相対向する連結面が互いに近接する方向に
移動し、連結位置で前側第1係止突起部8と前側第2係
止突起部9が前側第1係止凹部14と前側第2係止凹部
15にそれぞれ入り込むと共に、後側係止突起部10が
撓み変形する後側係止アーム部16によって後側係止孔
17に係止される。これによって双方のコネクタハウジ
ング2,3が合体される。
【0010】また、双方のコネクタハウジング2,3の
連結位置への移動に伴って双方の仕切壁5,12が互い
に近接する方向に移動し、連結位置では双方の仕切壁
5,12の先端面同士が略当接状態とされる。これによ
って隣接する端子収容室4間が略完全に仕切られ、隣接
する圧接端子7,7間におけるショート事故の防止が図
られる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の圧接コネクタ1においては、その連結作業過程にあ
って双方のコネクタハウジング2,3間の位置決めがロ
ック開始と共に開始される。つまり、双方のコネクタハ
ウジング2,3の前方側の位置決めは、前側第1係止突
起部8が前側第1凹部14に、前側第2係止突起部9が
前側第2凹部15にそれぞれ挿入開始されることによっ
てなされ、また、双方のコネクタハウジング2,3の後
方側の位置決めは、後側係止突起部10が撓み変形可能
な後側係止アーム部16に係合開始されることによって
なされるため、双方のコネクタハウジング2,3が十分
に近接した位置になって始めて位置決めされることにな
る。
【0012】従って、下段側のコネクタハウジング3が
適正な位置から左右方向に位置ずれした状態で双方のコ
ネクタハウジング2,3の連結位置への移動がなされる
と、図7に示すように、下段側のコネクタハウジング3
の仕切壁12が圧接端子7の側板部の先端7aに突き当
たり、仕切壁12からの押圧力によって圧接端子7の側
板部の先端7aが折り曲げられる。図8に示すように、
圧接端子7の側板部の先端7aが外側に折り曲げられる
と、隣接する圧接端子7に接触してショートする虞れが
ある。
【0013】そこで、本発明は、前記した課題を解決す
べくなされたものであり、連結作業に際して隣接する端
子間のショート事故を防止できる圧接コネクタを提供す
ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、一方
のコネクタハウジングと他方のコネクタハウジングと
が、双方のコネクタハウジングの相対向する連結面を互
いに近接させる方向に移動することによって連結位置に
移動され、この双方のコネクタハウジングの連結位置へ
の移動に伴って係合を開始し、連結位置では係合を完了
して双方のコネクタハウジング間をロックするロック手
段を設けると共に、前記一方のコネクタハウジングと前
記他方のコネクタハウジングとのいずれか一方に、端子
を収容する各端子収容室を仕切る複数の仕切壁を設け、
他方にこの複数の仕切壁に対向する位置に同じく複数の
仕切壁を設け、双方のコネクタハウジングの連結位置へ
の移動に伴って双方の仕切壁が互いに近接する方向に移
動され、連結位置では双方の仕切壁の先端面同士が略当
接される圧接コネクタにおいて、前記一方のコネクタハ
ウジングと前記他方のコネクタハウジングとの相対向す
る連結面に、双方のコネクタハウジングの連結位置への
移動に際して前記端子とこれに対向する前記仕切壁とが
接触可能となる位置よりも早く位置決めを開始し、且
つ、前記仕切壁の延びる方向を延設方向とすると、この
延設方向の直交する方向に対して前記双方のコネクタハ
ウジングを位置決めする位置決め手段を設けたことを特
徴とする。
【0015】この圧接コネクタでは、双方のコネクタハ
ウジングの相対向する連結面を互いに近接させる方向に
移動させると、位置決め手段が位置決めを開始し、双方
のコネクタハウジング間が前記延設方向の直交する方向
に位置決めされた後に、端子とこれに対向する仕切壁と
が接触可能な位置に位置することになる。
【0016】請求項2の発明は、請求項1記載の圧接コ
ネクタであって、前記位置決め手段は、前記延設方向の
直交する方向に対して双方のコネクタハウジングの略中
央位置に設けたことを特徴とする。
【0017】この圧接コネクタでは、請求項1の発明の
作用に加え、コネクタハウジングの中央位置が位置決め
の基準位置となるため、コネクタハウジングの両端位置
での誤差を最小に抑えることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0019】図1は本発明の一実施形態に係る圧接コネ
クタの連結前を示す斜視図、図2(A)は図1のA−A
線に沿う断面図、図2(B)は圧接コネクタの連結作業
の一過程を示す断面図、図3は圧接コネクタの連結前を
示す正面図である。
【0020】図1〜図3に示すように、圧接コネクタ2
0は、一方のコネクタハウジングである上側のカバー2
1と他方のコネクタハウジングである下側のコネクタハ
ウジング22とから成り、上側のカバー21の下面21
aと下側のコネクタハウジング22の上面22aとが相
対向する連結面となっている。
【0021】下側のコネクタハウジング22内には前後
方向に配置される端子収容室23が左右方向に複数並列
して設けられ、この隣接する端子収容室23間は仕切壁
24によって仕切られている。下側のコネクタハウジン
グ22の上面の後部は開口部25になっていて、この開
口部25より各端子収容室23の後部が露出されてい
る。図2(A),(B)に示すように、各端子収容室2
3には圧接端子(端子)26がそれぞれ収容され、該各
圧接端子26の一対の圧接刃27,27に電線Wの一端
側が圧接接続されるようになっている。この各圧接端子
26の一対の圧接刃27,27は略コ字状に折り曲げら
れた形状を有し、また、各圧接端子26の両側板部の先
端26aは仕切壁24より上方に突出している。
【0022】上側のカバー21の下面(連結面)21a
の後部には、下側のコネクタハウジング22の複数の仕
切壁24に対向する位置に同じく複数の仕切壁24が設
けられている。また、隣接する各仕切壁24の間には、
従来例と同様に電線規制用突起28がそれぞれ設けられ
ている。
【0023】ロック手段Rは、カバー21とコネクタハ
ウジング22とを連結位置において合体固定するもの
で、前側ロック部29と後側ロック部30とから構成さ
れている。前側ロック部29は、コネクタハウジング2
2の上面(連結面)22aの前部に設けられた係止突起
部29aと、カバー21の下面(連結面)21aの前部
で、係止突起部29aの対向位置に設けられた係止凹部
29bとから成り、係止突起部29a及び係止凹部29
bは前記仕切壁24の延びる方向を延設方向(前後方
向)Tとすると、この延設方向Tの直交する方向Sに対
してカバー21及びコネクタハウジング22の中央位置
及びこの左右の一定間隔離れた位置の3カ所に設けられ
ていると共に、それぞれ延設方向Tに沿って延設されて
いる。但し、中央位置の係止突起部29a及び係止凹部
29bは、後述する位置決め手段32を設ける関係で左
右の係止突起部29a及び係止凹部29bに比べて短く
設定されている。また、係止突起部29aは先端から根
元に行くに従って徐々に幅が狭くなる形状に形成され、
係止凹部29bは、入口から奥に行くに従って徐々に幅
が広くなるアリ溝形状に形成されている。
【0024】後側ロック部30は、コネクタハウジング
22の両側面の後部に設けられた係止段部30aと、カ
バー21の両側面の後部より下方に突出する一対の弾性
アーム部31,31に設けられた係止爪部30bとから
成る。
【0025】位置決め手段32は、コネクタハウジング
22の上面(連結面)22aの前部で、且つ、延設方向
Tの直交方向Sに対し略中央位置に設けられた位置決め
突起部32aと、カバー21の下面(連結面)21aの
前部で、係止突起部29aの対向位置に設けられた位置
決め凹部32bとから成る。この係止突起部29a及び
位置決め凹部32bは延設方向Tに延びており、この延
設方向Tの直交する方向Sに対してカバー21及びコネ
クタハウジング22を位置決めするようになっている。
また、係止突起部29a及び位置決め凹部32bは、カ
バー21とコネクタハウジング22の連結位置への移動
に際して前記ロック手段Rよりも早く位置決めを開始す
るようロック手段Rの係止突起部29a及び係止凹部2
9bよりも高く及び深く設定されている。より具体的に
は、カバー21とコネクタハウジング2との連結動作過
程にあってカバー21の仕切壁24とコネクタハウジン
グ22の圧接端子26とが接触可能となる位置よりも早
く位置決めを開始する高さ及び深さに設定されている。
【0026】また、位置決め突起32aは根元から先端
に行くに従って徐々に幅が狭くなる形状に、位置決め凹
部32bは入口から奥に行くに従って徐々に幅が狭くな
る形状に、それぞれ形成されており、位置決め突起32
aが位置決め凹部32bに挿入されやすいようになって
いる。
【0027】次に、カバー21とコネクタハウジング2
2との連結作業を説明する。先ず、下側のコネクタハウ
ジング22の端子収容室23に圧接端子26を収容す
る。
【0028】次に、図2(A)に示すように、上側のカ
バー21の下面(連結面)21aと下側のコネクタハウ
ジング22の上面(連結面)22aとを間隔を置いて略
位置合わせし、カバー21とコネクタハウジング22と
の相対向する連結面が相対的に近接する方向に移動す
る。すると、図2(B)に示すように、先ず、位置決め
突起部32aが位置決め凹部32bに挿入開始され、こ
れによってカバー21とコネクタハウジング22間が延
設方向Tの直交する方向Sに略位置決めされる。この位
置決めによってカバー21の仕切壁24とコネクタハウ
ジング22の仕切壁24とが位置ずれすることなく互い
に近接する方向に移動される。
【0029】そして、連結位置への移動が進むと、カバ
ー21の仕切壁24がコネクタハウジング21の圧接端
子26に接触可能な位置に位置することになるが、前述
したように双方の仕切壁24が常に適正な位置に位置す
るために、カバー21の仕切壁24の先端面が圧接端子
26の両側板部の先端26aに干渉せず下側のコネクタ
ハウジング22の仕切壁24の先端面に対して略当接状
態に位置される。以上より、連結作業に際して隣接する
圧接端子26,26間のショート事故を防止することが
できる。
【0030】また、前記位置決め手段32による位置決
め後の連結動作に際して、コネクタハウジング22の係
止突起29aがカバー21の係止凹部29bに係合さ
れ、カバー21の弾性アーム部31の係止爪部30bが
コネクタハウジング22の係止段部30aに係合される
ことによってロックされる。
【0031】上記実施形態にあっては、カバー21及び
コネクタハウジング22の中央位置に位置決め突起部3
2a及び位置決め凹部32bが設けられているので、カ
バー21及びコネクタハウジング22の中央位置が位置
決めの基準位置となるため、カバー21及びコネクタハ
ウジング22の両端位置での誤差を最小に抑えることが
できる。
【0032】尚、前記実施形態によれば、上側のカバー
21に位置決め凹部32bを、下側のコネクタハウジン
グ22に位置決め突起部32aを設けたが、逆に、上側
のカバー21に位置決め突起部32aを、下側のコネク
タハウジング22に位置決め凹部32bを設けても良
い。また、圧接コネクタ20は一方のコネクタハウジン
グが端子収容室を有しないカバー21である場合を示し
たが、本発明は双方のコネクタハウジングがそれぞれ端
子収容室を有するもの同士の連結にも適用できることは
勿論である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、一方のコネクタハウジングと他方のコネクタハ
ウジングとの相対向する連結面に、双方のコネクタハウ
ジングの連結位置への移動に際して端子とこれに対向す
る仕切壁とが接触可能となる位置よりも早く位置決めを
開始し、且つ、仕切壁の延びる方向を延設方向とする
と、この延設方向の直交する方向に対して双方のコネク
タハウジングを位置決めする位置決め手段を設けたの
で、双方のコネクタハウジングの相対向する連結面を互
いに近接させる方向に移動させると、位置決め手段が位
置決めを開始し、双方のコネクタハウジング間が前記延
設方向の直交する方向に位置決めされた後に、端子とこ
れに対向する仕切壁とが接触可能な位置に位置すること
になるため、連結作業に際して隣接する端子間のショー
ト事故を防止する。
【0034】請求項2の発明によれば、請求項1記載の
圧接コネクタであって、位置決め手段は、延設方向の直
交する方向に対して双方のコネクタハウジングの略中央
位置に設けたので、請求項1の発明の効果に加え、コネ
クタハウジングの中央位置が位置決めの基準位置となる
ため、コネクタハウジングの両端位置での誤差を最小に
抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る圧接コネクタの連結
前を示す斜視図である。
【図2】(A)は図1のA−A線に沿う断面図、(B)
は圧接コネクタの連結動作の一過程を示す断面図であ
る。
【図3】本発明の一実施形態に係る連結コネクタの連結
前の正面図である。
【図4】従来例の圧接コネクタの連結前の状態を示す斜
視図である。
【図5】従来例の上段側のコネクタハウジングの要部を
底面側から見た拡大斜視図である。
【図6】従来例の下段側のコネクタハウジングの要部を
平面側から見た拡大斜視図である。
【図7】従来例の仕切壁が圧接端子に接触した状態を示
す要部の断面図である。
【図8】従来例の仕切壁の押圧によって圧接端子が変形
した状態を示す要部の断面図である。
【符号の説明】
20 圧接コネクタ 21 カバー(一方のコネクタハウジング) 21a 下面(連結面) 22 下側のコネクタハウジング(他方のコネクタハウ
ジング) 22a 上面(連結面) 23 端子収容室 24 仕切壁 26 圧接端子(端子) 32 位置決め手段 R ロック手段 T 延設方向 S 直交する方向

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方のコネクタハウジングと他方のコネ
    クタハウジングとが、双方のコネクタハウジングの相対
    向する連結面を互いに近接させる方向に移動することに
    よって連結位置に移動され、この双方のコネクタハウジ
    ングの連結位置への移動に伴って係合を開始し、連結位
    置では係合を完了して双方のコネクタハウジング間をロ
    ックするロック手段を設けると共に、前記一方のコネク
    タハウジングと前記他方のコネクタハウジングとのいず
    れか一方に、端子を収容する各端子収容室を仕切る複数
    の仕切壁を設け、他方にこの複数の仕切壁に対向する位
    置に同じく複数の仕切壁を設け、双方のコネクタハウジ
    ングの連結位置への移動に伴って双方の仕切壁が互いに
    近接する方向に移動され、連結位置では双方の仕切壁の
    先端面同士が略当接される圧接コネクタにおいて、 前記一方のコネクタハウジングと前記他方のコネクタハ
    ウジングとの相対向する連結面に、双方のコネクタハウ
    ジングの連結位置への移動に際して前記端子とこれに対
    向する前記仕切壁とが接触可能となる位置よりも早く位
    置決めを開始し、且つ、前記仕切壁の延びる方向を延設
    方向とすると、この延設方向の直交する方向に対して前
    記双方のコネクタハウジングを位置決めする位置決め手
    段を設けたことを特徴とする圧接コネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の圧接コネクタであって、 前記位置決め手段は、前記延設方向の直交する方向に対
    して双方のコネクタハウジングの略中央位置に設けたこ
    とを特徴とする圧接コネクタ。
JP11224160A 1999-08-06 1999-08-06 圧接コネクタ Pending JP2001052795A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11224160A JP2001052795A (ja) 1999-08-06 1999-08-06 圧接コネクタ
US09/575,723 US6409551B1 (en) 1999-08-06 2000-08-04 Press-fit connector

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11224160A JP2001052795A (ja) 1999-08-06 1999-08-06 圧接コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001052795A true JP2001052795A (ja) 2001-02-23

Family

ID=16809481

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11224160A Pending JP2001052795A (ja) 1999-08-06 1999-08-06 圧接コネクタ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6409551B1 (ja)
JP (1) JP2001052795A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004063353A (ja) * 2002-07-30 2004-02-26 Yazaki Corp コネクタ
WO2006132195A1 (ja) * 2005-06-06 2006-12-14 Mitsubishi Cable Industries, Ltd. 電気コネクタハウジング
CN104112932A (zh) * 2013-04-22 2014-10-22 康而富控股股份有限公司 电连接器
JP2017027747A (ja) * 2015-07-22 2017-02-02 矢崎総業株式会社 コネクタ
CN111919346A (zh) * 2018-03-30 2020-11-10 株式会社自动网络技术研究所 连接器

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3864732B2 (ja) * 2001-07-25 2007-01-10 住友電装株式会社 コネクタ
US6773309B1 (en) * 2003-05-30 2004-08-10 Tyco Electronics Corporation Electrical connector with integral contact retention and terminal position assurance elements
EP2620960B1 (en) * 2010-09-21 2019-11-27 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Contactless power feeding apparatus
DE102010041451B4 (de) * 2010-09-27 2021-06-02 Te Connectivity Germany Gmbh Kontaktgehäuse für elektrische Kontakteinrichtungen, elektrischer Steckverbinder sowie konfektionierte elektrische Leitung
JP2013137922A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Tyco Electronics Japan Kk 電気コネクタ
DE102012100815B3 (de) * 2012-02-01 2013-01-24 Harting Electric Gmbh & Co. Kg Elektrisches Kupplungselement
DE102013225029A1 (de) * 2013-12-05 2015-06-11 Siemens Aktiengesellschaft Verbinder zum Verbinden eines ersten Formelements mit einem zweiten Formelement

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5460545A (en) * 1993-10-28 1995-10-24 The Siemon Company Patch connector
JP3235489B2 (ja) * 1996-11-14 2001-12-04 住友電装株式会社 ブロックコネクタ
JPH10340752A (ja) * 1997-06-06 1998-12-22 Yazaki Corp 合体コネクタ
JP3313048B2 (ja) 1997-07-14 2002-08-12 住友電装株式会社 ブロックコネクタ
JP3330520B2 (ja) 1997-08-20 2002-09-30 矢崎総業株式会社 合体コネクタ

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004063353A (ja) * 2002-07-30 2004-02-26 Yazaki Corp コネクタ
WO2006132195A1 (ja) * 2005-06-06 2006-12-14 Mitsubishi Cable Industries, Ltd. 電気コネクタハウジング
JPWO2006132195A1 (ja) * 2005-06-06 2009-01-08 三菱電線工業株式会社 電気コネクタハウジング
JP4758426B2 (ja) * 2005-06-06 2011-08-31 三菱電線工業株式会社 電気コネクタハウジング
KR101229619B1 (ko) * 2005-06-06 2013-02-04 후루카와 에이에스 가부시키가이샤 전기 커넥터 하우징
CN104112932A (zh) * 2013-04-22 2014-10-22 康而富控股股份有限公司 电连接器
JP2017027747A (ja) * 2015-07-22 2017-02-02 矢崎総業株式会社 コネクタ
CN111919346A (zh) * 2018-03-30 2020-11-10 株式会社自动网络技术研究所 连接器
CN111919346B (zh) * 2018-03-30 2022-01-14 株式会社自动网络技术研究所 连接器

Also Published As

Publication number Publication date
US6409551B1 (en) 2002-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002170618A (ja) コネクタ
JP3618569B2 (ja) 合体コネクタ
JP2001052795A (ja) 圧接コネクタ
JPH11250967A (ja) 端子保持装置を有するコネクタ装置
JP3683516B2 (ja) コネクタのロック機構
EP0986146A1 (en) Connector and method of attaching a terminal fitting therein to a cable
JP3106286B2 (ja) リヤホルダー付きコネクタ
JPH1186951A (ja) 合体コネクタ
JPH08335480A (ja) ジョイントコネクタ、端子金具及びコネクタハウジング
JPH07335297A (ja) コネクタ用雌端子
JP2916567B2 (ja) ジョイントコネクタ
JP2929420B2 (ja) 圧接コネクタ
JP3500088B2 (ja) 合体コネクタ
JPH11191443A (ja) 圧接コネクタ
JP2000294334A (ja) コネクタの電線ガタ防止構造
JP3381839B2 (ja) 分割コネクタ
JP2002175849A (ja) コネクタ
JPH11176517A (ja) 組み合わせコネクタ及び組み合わせコネクタとケーシングとの結合構造
JPH11135179A (ja) コネクタソケット
JPH1174017A (ja) 低挿入力コネクタ
JP2002075515A (ja) 端子金具及びジョイントコネクタ
JP2713845B2 (ja) 圧接ジョイントコネクタ
JP2000260496A (ja) 圧接端子金具
JP2001028282A (ja) フラットケーブル用コネクタ
JP3681591B2 (ja) 圧接コネクタ