JPH11135179A - コネクタソケット - Google Patents
コネクタソケットInfo
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- JPH11135179A JPH11135179A JP9314295A JP31429597A JPH11135179A JP H11135179 A JPH11135179 A JP H11135179A JP 9314295 A JP9314295 A JP 9314295A JP 31429597 A JP31429597 A JP 31429597A JP H11135179 A JPH11135179 A JP H11135179A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- contactors
- plug
- base
- mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/40—Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
- H01R13/405—Securing in non-demountable manner, e.g. moulding, riveting
- H01R13/41—Securing in non-demountable manner, e.g. moulding, riveting by frictional grip in grommet, panel or base
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/71—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures
- H01R12/712—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures co-operating with the surface of the printed circuit or with a coupling device exclusively provided on the surface of the printed circuit
- H01R12/716—Coupling device provided on the PCB
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 組立が容易で、外部接続されるコンタクタの
外部接続端部の正確な成形状態が得られる構造を得るに
ある。 【解決手段】 一方向に細長いコネクタプラグ2のプラ
グ部3を受け入れるプラグ挿入口5を表面に形成された
細長いコネクタモールド4を有し、長さ方向に対して直
角な方向に対向される複数対のコンタクタ8U,8Lを
前記コネクタモールド4の内部に組み込まれるコネクタ
ソケットにおいて、前記各コンタクタ8U,8Lが収容
されるコンタクト収容室7U,7Lの内壁面にコンタク
タ8U,8Lの基部を固定できる基部取付溝10U,1
0Lを形成し、各コンタクタ8U,8Lの基部に”L”
字状の外部接続端部8bを予め折曲げ成形したコネクタ
ソケット。
外部接続端部の正確な成形状態が得られる構造を得るに
ある。 【解決手段】 一方向に細長いコネクタプラグ2のプラ
グ部3を受け入れるプラグ挿入口5を表面に形成された
細長いコネクタモールド4を有し、長さ方向に対して直
角な方向に対向される複数対のコンタクタ8U,8Lを
前記コネクタモールド4の内部に組み込まれるコネクタ
ソケットにおいて、前記各コンタクタ8U,8Lが収容
されるコンタクト収容室7U,7Lの内壁面にコンタク
タ8U,8Lの基部を固定できる基部取付溝10U,1
0Lを形成し、各コンタクタ8U,8Lの基部に”L”
字状の外部接続端部8bを予め折曲げ成形したコネクタ
ソケット。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気コネクタに関
し、特に、コネクタプラグと併用されるコネクタソケッ
トに関する。
し、特に、コネクタプラグと併用されるコネクタソケッ
トに関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、駐車中における車内の盗
難事故を防止するため、図5に示すようなカーステレオ
においては、ステレオ本体Xに対してフロントパネルY
を取り外せる構造とし、路上に車両を駐車する場合に、
操作ボタン等を搭載したフロントパネルYを取り外して
帯行させる場合がある。
難事故を防止するため、図5に示すようなカーステレオ
においては、ステレオ本体Xに対してフロントパネルY
を取り外せる構造とし、路上に車両を駐車する場合に、
操作ボタン等を搭載したフロントパネルYを取り外して
帯行させる場合がある。
【0003】つまり、このフロントパネルYは、2点鎖
線で示すように、左右方向に細長いステレオ本体Xに対
して、取り外し可能なヒンジで一側辺を取り付けられる
が、このステレオ本体XとフロントパネルYを電気的に
結合するため、フロントパネルYとステレオ本体Xとの
間には、図6に示すようなコネクタプラグP及びコネク
タソケットSが設けられる。
線で示すように、左右方向に細長いステレオ本体Xに対
して、取り外し可能なヒンジで一側辺を取り付けられる
が、このステレオ本体XとフロントパネルYを電気的に
結合するため、フロントパネルYとステレオ本体Xとの
間には、図6に示すようなコネクタプラグP及びコネク
タソケットSが設けられる。
【0004】即ち、このような目的のコネクタソケット
Sは、左右方向に細長いコネクタモールドAを有し、こ
のコネクタモールドAの表面には、フロントパネルYの
背面に取り付けるコネクタプラグPのプラグ部Bを受け
入れる左右方向のプラグ挿入口Cが形成される。そし
て、前記コネクタモールドAの内部には、前記プラグ部
Bのプラグコンタクタbに接触できる先端圧接部d1を
もつ複数対のコンタクタD1,D2が前記プラグ挿入口
Cに対して対象配置されるが、これらの先端圧接部d1
は、ステレオ本体Xに乱暴に取り付けられるおそれがあ
るプラグ部Bのプラグコンタクタbに充分に追従できる
ように、その取付基部d2に対して”く”の字状に折曲
げ成形される。
Sは、左右方向に細長いコネクタモールドAを有し、こ
のコネクタモールドAの表面には、フロントパネルYの
背面に取り付けるコネクタプラグPのプラグ部Bを受け
入れる左右方向のプラグ挿入口Cが形成される。そし
て、前記コネクタモールドAの内部には、前記プラグ部
Bのプラグコンタクタbに接触できる先端圧接部d1を
もつ複数対のコンタクタD1,D2が前記プラグ挿入口
Cに対して対象配置されるが、これらの先端圧接部d1
は、ステレオ本体Xに乱暴に取り付けられるおそれがあ
るプラグ部Bのプラグコンタクタbに充分に追従できる
ように、その取付基部d2に対して”く”の字状に折曲
げ成形される。
【0005】詳細に説明すると、これらのコンタクタは
ステレオ本体X側を開放するコネクタモールドAの背面
からコネクタモールドAの内部へ組み込まれ、それらの
取付基部d2の抜止め爪はコネクタモールドAの内部に
形成する前後方向の取付溝E1,E2に固定され、”
U”字変形吸収部d3に連続された先端圧接部d1が前
記プラグ挿入口Cにそれぞれ臨まされる。そして、従来
の各コンタクタD1,D2の外部接続端部d4は、前記
取付溝E1,E2に対する取付基部d2の取り付け後
に、上下方向に直角に折曲げ加工され、コネクタモール
ドAが固定されるステレオ本体Xのプリント配線基板等
にハンダ接続される。
ステレオ本体X側を開放するコネクタモールドAの背面
からコネクタモールドAの内部へ組み込まれ、それらの
取付基部d2の抜止め爪はコネクタモールドAの内部に
形成する前後方向の取付溝E1,E2に固定され、”
U”字変形吸収部d3に連続された先端圧接部d1が前
記プラグ挿入口Cにそれぞれ臨まされる。そして、従来
の各コンタクタD1,D2の外部接続端部d4は、前記
取付溝E1,E2に対する取付基部d2の取り付け後
に、上下方向に直角に折曲げ加工され、コネクタモール
ドAが固定されるステレオ本体Xのプリント配線基板等
にハンダ接続される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなコンタクタD1,D2の外部接続端部d4の後加工
によると、同外部接続端部d4を正確に直角に折り曲げ
ることができず、同外部接続端部d4をコネクタソケッ
トSが設置されるプリント配線基板の表面に完全に密着
状態におくことができず、ハンダディツプ工程でのハン
ダ付け不良の原因となっている。
うなコンタクタD1,D2の外部接続端部d4の後加工
によると、同外部接続端部d4を正確に直角に折り曲げ
ることができず、同外部接続端部d4をコネクタソケッ
トSが設置されるプリント配線基板の表面に完全に密着
状態におくことができず、ハンダディツプ工程でのハン
ダ付け不良の原因となっている。
【0007】つまり、外部接続端部d4を直角に曲げ加
工するにはコネクタモールドAの背面に沿っての曲げ加
工となるため、外部接続端部d4のスプリングバック等
により外部接続端部d4が正確に直角にならず、同外部
接続端部d4がプリント配線基板の表面の導体層から浮
いた状態となり、ハンダ付けの信頼性を確保できない。
工するにはコネクタモールドAの背面に沿っての曲げ加
工となるため、外部接続端部d4のスプリングバック等
により外部接続端部d4が正確に直角にならず、同外部
接続端部d4がプリント配線基板の表面の導体層から浮
いた状態となり、ハンダ付けの信頼性を確保できない。
【0008】本発明の目的は、以上に述べたような従来
のコネクタソケットの問題に鑑み、組立が容易で、外部
接続されるコンタクタの外部接続端部の正確な成形状態
が得られる構造を得るにある。
のコネクタソケットの問題に鑑み、組立が容易で、外部
接続されるコンタクタの外部接続端部の正確な成形状態
が得られる構造を得るにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、一方向に細長いコネクタプラグのプラグ
部を受け入れるプラグ挿入口を表面に形成された細長い
コネクタモールドを有し、長さ方向に対して直角な方向
に対向される複数対のコンタクタを前記コネクタモール
ドの内部に組み込まれるコネクタソケットにおいて、前
記各コンタクタが収容されるコンタクト収容室の内壁面
にコンタクタの基部を固定できる基部取付溝を形成し、
各コンタクタの基部に”L”字状の外部接続端部を予め
折曲げ成形したコネクタソケットを提案するものであ
る。
め、本発明は、一方向に細長いコネクタプラグのプラグ
部を受け入れるプラグ挿入口を表面に形成された細長い
コネクタモールドを有し、長さ方向に対して直角な方向
に対向される複数対のコンタクタを前記コネクタモール
ドの内部に組み込まれるコネクタソケットにおいて、前
記各コンタクタが収容されるコンタクト収容室の内壁面
にコンタクタの基部を固定できる基部取付溝を形成し、
各コンタクタの基部に”L”字状の外部接続端部を予め
折曲げ成形したコネクタソケットを提案するものであ
る。
【0010】後述する本発明の好ましい実施例の説明に
おいては、前記コンタクト収容室は前記コネクタモール
ドの対向側面に開放され、前記各コンタクタは基部取付
溝に案内された状態でこれらの開放部から対応コンタク
ト収容室中に組み込まれる構造が説明される。
おいては、前記コンタクト収容室は前記コネクタモール
ドの対向側面に開放され、前記各コンタクタは基部取付
溝に案内された状態でこれらの開放部から対応コンタク
ト収容室中に組み込まれる構造が説明される。
【0011】
【実施例】以下、図1から図4について本発明の実施例
の詳細を説明する。図示実施例のコネクタソケットは、
下ヒンジの状態でステレオ本体Xに対してフロントパネ
ルYを取り付ける場合に適した構造である。
の詳細を説明する。図示実施例のコネクタソケットは、
下ヒンジの状態でステレオ本体Xに対してフロントパネ
ルYを取り付ける場合に適した構造である。
【0012】図1及び図2において、本発明のコネクタ
ソケット1は、例えばカーステレオのステレオ本体Xの
前面に固定され、このコネクタソケット1に接続される
コネクタプラグ2は同カーステレオのフロントパネルY
の背面に固定して用いられる。
ソケット1は、例えばカーステレオのステレオ本体Xの
前面に固定され、このコネクタソケット1に接続される
コネクタプラグ2は同カーステレオのフロントパネルY
の背面に固定して用いられる。
【0013】つまり、フロントパネルYのプリント配線
基板yに対する位置決めピン3aを備えたコネクタプラ
グ2のプラグ部3は、詳細を後述するコネクタソケット
1のコネクタモールド4の表面に形成するプラグ挿入口
5に係合軌跡K方向に挿入される。また、同プラグ部3
は図2の紙面と直角な方向に延長され、その前端上下面
には図2の紙面と直角な方向に整列する複数対のプラグ
コンタクタ6U,6Lが露呈してある。
基板yに対する位置決めピン3aを備えたコネクタプラ
グ2のプラグ部3は、詳細を後述するコネクタソケット
1のコネクタモールド4の表面に形成するプラグ挿入口
5に係合軌跡K方向に挿入される。また、同プラグ部3
は図2の紙面と直角な方向に延長され、その前端上下面
には図2の紙面と直角な方向に整列する複数対のプラグ
コンタクタ6U,6Lが露呈してある。
【0014】また、絶縁樹脂で成形されるコネクタモー
ルド4は位置決めピン4aによりステレオ本体Xのプリ
ント配線基板xに位置決め固定されるけれども、このコ
ネクタモールド4の内部には、図2の紙面と直角な方向
に隣り合った上下2列の複数対のコンタクト収容室7
U,7Lが形成され、コネクタモールド4の上下側面に
開放された前記各対のコンタクト収容室7U,7Lの内
部にはコネクタモールド4の上下方向から複数対のコン
タクタ8U,8Lが前記プラグ部3の上下に対称的に収
容される。
ルド4は位置決めピン4aによりステレオ本体Xのプリ
ント配線基板xに位置決め固定されるけれども、このコ
ネクタモールド4の内部には、図2の紙面と直角な方向
に隣り合った上下2列の複数対のコンタクト収容室7
U,7Lが形成され、コネクタモールド4の上下側面に
開放された前記各対のコンタクト収容室7U,7Lの内
部にはコネクタモールド4の上下方向から複数対のコン
タクタ8U,8Lが前記プラグ部3の上下に対称的に収
容される。
【0015】そして、前記コネクタモールド4の前面に
は前記プラグ部3を受け入れるプラグ挿入口5が前記各
コンタクト収容室7U,7Lに連絡した状態で形成さ
れ、同プラグ挿入口5は前述したコンタクタ8U,8L
に対して上方に偏った非対称状態にある。この理由は、
下ヒンジのフロントパネルYの為、プラグ部3の係合軌
跡Kがコネクタモールド4の下方の回転中心をもつ円弧
状軌跡となるから、障害なく同プラグ部3の先端をプラ
グ挿入口5の受け入れると共に、同プラグ挿入口5の上
下方向の開口幅Wを極力小さくして、同プラグ挿入口5
の内部に帯電した指先又は異物等が挿入される可能性を
なくすことによる。なお、プラグ挿入口5の開口部周囲
にはコネクタモールド4の前面全体を覆うシールド板9
が位置されるから、帯電した指先がプラグ挿入口5に挿
入されようとすると、指先と同シールド板9との接触に
より、指先の静電気が同シールド板9からアースされる
ことになる。
は前記プラグ部3を受け入れるプラグ挿入口5が前記各
コンタクト収容室7U,7Lに連絡した状態で形成さ
れ、同プラグ挿入口5は前述したコンタクタ8U,8L
に対して上方に偏った非対称状態にある。この理由は、
下ヒンジのフロントパネルYの為、プラグ部3の係合軌
跡Kがコネクタモールド4の下方の回転中心をもつ円弧
状軌跡となるから、障害なく同プラグ部3の先端をプラ
グ挿入口5の受け入れると共に、同プラグ挿入口5の上
下方向の開口幅Wを極力小さくして、同プラグ挿入口5
の内部に帯電した指先又は異物等が挿入される可能性を
なくすことによる。なお、プラグ挿入口5の開口部周囲
にはコネクタモールド4の前面全体を覆うシールド板9
が位置されるから、帯電した指先がプラグ挿入口5に挿
入されようとすると、指先と同シールド板9との接触に
より、指先の静電気が同シールド板9からアースされる
ことになる。
【0016】図3及び図4は前述した各コンタクタ8
U,8Lの取り付け状態を示し、各コンタクタ8U,8
Lが収容される各コンタクト収容室7U,7Lの内部壁
面には、対応コンタクタ8U,8Lのコンタクトの幅方
向に拡幅された基部拡大部8aを圧入できる上下方向の
基部取付溝10U,10Lがそれぞれ形成されるので、
基部取付溝10U,10Lの上下方向から対応コンタク
タ8U,8Lの基部拡大部8aを対応基部取付溝10
U,10L中に圧入すると、基部拡大部8aに形成する
抜け止め爪により各コンタクタ8U,8Lはコンタクト
収容室7U,7Lの内部に固定される。
U,8Lの取り付け状態を示し、各コンタクタ8U,8
Lが収容される各コンタクト収容室7U,7Lの内部壁
面には、対応コンタクタ8U,8Lのコンタクトの幅方
向に拡幅された基部拡大部8aを圧入できる上下方向の
基部取付溝10U,10Lがそれぞれ形成されるので、
基部取付溝10U,10Lの上下方向から対応コンタク
タ8U,8Lの基部拡大部8aを対応基部取付溝10
U,10L中に圧入すると、基部拡大部8aに形成する
抜け止め爪により各コンタクタ8U,8Lはコンタクト
収容室7U,7Lの内部に固定される。
【0017】また、各コンタクタ8U,8Lは基部拡大
部8aに連続された外部接続端部8bをそれぞれ有する
が、これらの各外部接続端部8bは、コネクタモールド
4に対する取り付け以前に、コネクタモールド4の背面
に平行に直角状態として、プレス加工工程で基部拡大部
8aの一端に”く”の字状に折曲げ加工されるから、同
外部接続端部8bを正確に曲げ加工できる。
部8aに連続された外部接続端部8bをそれぞれ有する
が、これらの各外部接続端部8bは、コネクタモールド
4に対する取り付け以前に、コネクタモールド4の背面
に平行に直角状態として、プレス加工工程で基部拡大部
8aの一端に”く”の字状に折曲げ加工されるから、同
外部接続端部8bを正確に曲げ加工できる。
【0018】前記各コンタクタ8U,8Lは前記基部拡
大部8aの反対方向に折り返される中間部を備え、これ
らの各中間部の中間部ストッパ8cは各コンタクト収容
室7U,7Lの上下から内部壁面に形成される中間部係
止孔11中に位置され、同中間部係止孔11の係止面1
1aにより各中間部ストッパ8cの前方方向への(図3
中、左方向)移動が制限してある。また、各コンタクタ
8U,8Lは前記中間部からピン頭状に折り返されて前
記プラグ挿入口5中に露呈された湾曲した先端圧接部8
dを備え、同先端圧接部8dはコネクタプラグ2のプラ
グ部3に応じて充分に弾性変形できる。これらの同先端
圧接部8dの姿勢を安定させるため、前記各コンタクト
収容室7U,7Lの内部には先端圧接部8dの先端の先
端突起8eに係合できる小さな抑止突起12が各コンタ
クト収容室7U,7Lの内部に対向状態で突起される。
大部8aの反対方向に折り返される中間部を備え、これ
らの各中間部の中間部ストッパ8cは各コンタクト収容
室7U,7Lの上下から内部壁面に形成される中間部係
止孔11中に位置され、同中間部係止孔11の係止面1
1aにより各中間部ストッパ8cの前方方向への(図3
中、左方向)移動が制限してある。また、各コンタクタ
8U,8Lは前記中間部からピン頭状に折り返されて前
記プラグ挿入口5中に露呈された湾曲した先端圧接部8
dを備え、同先端圧接部8dはコネクタプラグ2のプラ
グ部3に応じて充分に弾性変形できる。これらの同先端
圧接部8dの姿勢を安定させるため、前記各コンタクト
収容室7U,7Lの内部には先端圧接部8dの先端の先
端突起8eに係合できる小さな抑止突起12が各コンタ
クト収容室7U,7Lの内部に対向状態で突起される。
【0019】図示実施例によるコネクタソケット1は、
以上のような構造であるから、次のような工程で組み立
てることができる。コンタクタ8U,8Lのプレス加工
による曲げ加工工程で、基部拡大部8aの一端に外部接
続端部8bを曲げ加工しておき、各コンタクタ8U,8
Lの基部拡大部8aを基部取付溝10U,10Lに沿わ
せながら、各コンタクタ8U,8Lをコネクタモールド
4の各コンタクト収容室7U,7L中に収容すれば、図
3に示すように、各コンタクタ8U,8Lの基部拡大部
8aが基部取付溝10U,10Lに固定され、各コンタ
クタ8U,8Lの先端圧接部8dは図3の2点鎖線示の
ような状態となる。
以上のような構造であるから、次のような工程で組み立
てることができる。コンタクタ8U,8Lのプレス加工
による曲げ加工工程で、基部拡大部8aの一端に外部接
続端部8bを曲げ加工しておき、各コンタクタ8U,8
Lの基部拡大部8aを基部取付溝10U,10Lに沿わ
せながら、各コンタクタ8U,8Lをコネクタモールド
4の各コンタクト収容室7U,7L中に収容すれば、図
3に示すように、各コンタクタ8U,8Lの基部拡大部
8aが基部取付溝10U,10Lに固定され、各コンタ
クタ8U,8Lの先端圧接部8dは図3の2点鎖線示の
ような状態となる。
【0020】しががって、コンタクタ8U,8Lの先端
圧接部8dを僅かに変形させ、同先端圧接部8dの先端
突起8eを対応抑止突起12の背面側に移行させると、
弾性変形により各先端圧接部8dが僅かに戻り、抑止突
起12で各先端圧接部8dの先端突起8eが抑止され、
先端圧接部8dの過剰な戻りが抑制された安定した組立
状態が得られる。また、コネクタモールド4に対するコ
ンタクタ8U,8Lの組立工程では、各コンタクタ8
U,8Lの外部接続端部8bには何等の外力も作用され
ないから、正確に曲げ加工された各外部接続端部8bを
取り付けられるプリント配線基板xの表面に対して平行
な状態に保つことができる。
圧接部8dを僅かに変形させ、同先端圧接部8dの先端
突起8eを対応抑止突起12の背面側に移行させると、
弾性変形により各先端圧接部8dが僅かに戻り、抑止突
起12で各先端圧接部8dの先端突起8eが抑止され、
先端圧接部8dの過剰な戻りが抑制された安定した組立
状態が得られる。また、コネクタモールド4に対するコ
ンタクタ8U,8Lの組立工程では、各コンタクタ8
U,8Lの外部接続端部8bには何等の外力も作用され
ないから、正確に曲げ加工された各外部接続端部8bを
取り付けられるプリント配線基板xの表面に対して平行
な状態に保つことができる。
【0021】カーステレオに対する組み付け状態で、プ
ラグ挿入口5にプラグ部3が挿入されると、図2の実線
で示すように、同プラグ部3により各コンタクタ8U,
8Lの先端圧接部8dが押し開かれ、同先端圧接部8d
の先端突起8eが抑止突起12から離れるけれども、こ
の状態でプラグ部3のプラグコンタクタ6U,6Lに対
応するコンタクタ8U,8Lの先端圧接部8dが接触さ
れ、ステレオ本体Yとプラグ2との電気的接続が行われ
る。
ラグ挿入口5にプラグ部3が挿入されると、図2の実線
で示すように、同プラグ部3により各コンタクタ8U,
8Lの先端圧接部8dが押し開かれ、同先端圧接部8d
の先端突起8eが抑止突起12から離れるけれども、こ
の状態でプラグ部3のプラグコンタクタ6U,6Lに対
応するコンタクタ8U,8Lの先端圧接部8dが接触さ
れ、ステレオ本体Yとプラグ2との電気的接続が行われ
る。
【0022】そして、図2の接続状態からコネクタプラ
グ2が引き抜かれる際にあっては、プラグコンタクタ6
U,6Lに対する各コンタクタ8U,8Lの先端圧接部
8dの摩擦力により、先端圧接部8dがプラグ挿入口5
の方向に無理に追従されようとする場合があるけれど
も、この場合には、各コンタクタ8U,8Lの中間部ス
トッパ8cが中間部係止孔11の係止面11aに当接規
制されるから、中間部の過剰移動が阻止され、過剰な先
端圧接部8dの過剰変形により、先端突起8eが抑止突
起12から外れてしまうのが確実に防止される。
グ2が引き抜かれる際にあっては、プラグコンタクタ6
U,6Lに対する各コンタクタ8U,8Lの先端圧接部
8dの摩擦力により、先端圧接部8dがプラグ挿入口5
の方向に無理に追従されようとする場合があるけれど
も、この場合には、各コンタクタ8U,8Lの中間部ス
トッパ8cが中間部係止孔11の係止面11aに当接規
制されるから、中間部の過剰移動が阻止され、過剰な先
端圧接部8dの過剰変形により、先端突起8eが抑止突
起12から外れてしまうのが確実に防止される。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、外部接続端部はコンタクタの基
部に”く”の字状に折り曲げた状態で予め曲げ加工され
るから、同外部接続端部の曲げ加工状態を正確なものに
でき、プリント配線基板への搭載時のハンダ不良をなく
すことができる。また、請求項2記載の発明では、コン
タクト収容室にコンタクタを組み込むに際して、コンタ
クタの基部に挿入用の外力を加えても、外部接続端部に
同外力が作用されることがなく、外部接続端部の曲げ加
工状態を保てるので、組立状態の信頼性を確保できる。
1記載の発明によれば、外部接続端部はコンタクタの基
部に”く”の字状に折り曲げた状態で予め曲げ加工され
るから、同外部接続端部の曲げ加工状態を正確なものに
でき、プリント配線基板への搭載時のハンダ不良をなく
すことができる。また、請求項2記載の発明では、コン
タクト収容室にコンタクタを組み込むに際して、コンタ
クタの基部に挿入用の外力を加えても、外部接続端部に
同外力が作用されることがなく、外部接続端部の曲げ加
工状態を保てるので、組立状態の信頼性を確保できる。
【図1】本発明のコネクタソケットとコネクタプラグと
の関係を示す全体斜視図である。
の関係を示す全体斜視図である。
【図2】図1の2−2線に沿う同コネクタソケットとコ
ネクタプラグとの関係を示す断面図である。
ネクタプラグとの関係を示す断面図である。
【図3】同コネクタソケットの拡大断面図である。
【図4】同コネクタソケットの拡大上側面図である。
【図5】一部を切欠いて示すカーステレオの全体斜視図
である。
である。
【図6】従来のコネクタソケットとコネクタプラグとの
関係を示す全体斜視図である。
関係を示す全体斜視図である。
X ステレオ本体 Y フロントパネル 1 コネクタソケット 2 コネクタプラグ 3 プラグ部 4 コネクタモールド 5 プラグ挿入口 6U,6L プラグコンタクタ 7U,7L コンタクト収容室 8U,8L コンタクタ 8a 基部拡大部 8b 外部接続端部 8c 中間部ストッパ 8d 先端圧接部 8e 先端突起 9 シールド板 10U,10L 基部取付溝 11 中間部係止孔 11a 係止面 12 抑止突起
Claims (2)
- 【請求項1】 一方向に細長いコネクタプラグのプラグ
部を受け入れるプラグ挿入口を表面に形成された細長い
コネクタモールドを有し、長さ方向に対して直角な方向
に対向される複数対のコンタクタを前記コネクタモール
ドの内部に組み込まれるコネクタソケットにおいて、前
記各コンタクタが収容されるコンタクト収容室の内壁面
にコンタクタの基部を固定できる基部取付溝を形成し、
各コンタクタの基部に”L”字状の外部接続端部を予め
折曲げ成形したことを特徴とするコネクタソケット。 - 【請求項2】 前記コンタクト収容室は前記コネクタモ
ールドの対向側面に開放され、前記各コンタクタは基部
取付溝に案内された状態でこれらの開放部から対応コン
タクト収容室中に組み込まれることを特徴とする請求項
1記載のコネクタソケット。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9314295A JPH11135179A (ja) | 1997-10-30 | 1997-10-30 | コネクタソケット |
US09/181,894 US6059580A (en) | 1997-10-30 | 1998-10-29 | Socket connector with laterally inserted contacts |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9314295A JPH11135179A (ja) | 1997-10-30 | 1997-10-30 | コネクタソケット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11135179A true JPH11135179A (ja) | 1999-05-21 |
Family
ID=18051652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9314295A Pending JPH11135179A (ja) | 1997-10-30 | 1997-10-30 | コネクタソケット |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6059580A (ja) |
JP (1) | JPH11135179A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20170013307A (ko) * | 2014-05-27 | 2017-02-06 | 어플라이드 머티어리얼스, 인코포레이티드 | 램프를 위한 보유 및 절연 피쳐들 |
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DE10339594A1 (de) * | 2003-08-26 | 2005-03-24 | Patent-Treuhand-Gesellschaft für elektrische Glühlampen mbH | Lampensockel für eine Hochdruckentladungslampe und Hochdruckentladungslampe |
US6948942B1 (en) * | 2004-10-25 | 2005-09-27 | Amphenol Taiwan Corporation | Board-to-board connector assembly |
JP4464853B2 (ja) * | 2005-03-16 | 2010-05-19 | アルパイン株式会社 | 脱着コネクタ |
JP4454651B2 (ja) * | 2007-07-25 | 2010-04-21 | ヒロセ電機株式会社 | 回路基板用電気コネクタ |
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US5921787A (en) * | 1996-07-17 | 1999-07-13 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Board-to-board interconnection |
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1997
- 1997-10-30 JP JP9314295A patent/JPH11135179A/ja active Pending
-
1998
- 1998-10-29 US US09/181,894 patent/US6059580A/en not_active Expired - Fee Related
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KR20170013307A (ko) * | 2014-05-27 | 2017-02-06 | 어플라이드 머티어리얼스, 인코포레이티드 | 램프를 위한 보유 및 절연 피쳐들 |
KR20220009498A (ko) * | 2014-05-27 | 2022-01-24 | 어플라이드 머티어리얼스, 인코포레이티드 | 램프를 위한 보유 및 절연 피쳐들 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6059580A (en) | 2000-05-09 |
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