JP2001032914A - ドライブユニットの潤滑装置 - Google Patents

ドライブユニットの潤滑装置

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JP2001032914A JP11203832A JP20383299A JP2001032914A JP 2001032914 A JP2001032914 A JP 2001032914A JP 11203832 A JP11203832 A JP 11203832A JP 20383299 A JP20383299 A JP 20383299A JP 2001032914 A JP2001032914 A JP 2001032914A
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drive unit
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reservoir chamber
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孝昌 竹内
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竜太 堀江
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悟 田中
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寿久 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オイルレベルを自動的に調整することによ
り、低速回転時には充分なオイル掻き上げ量を確保する
と共に、高(中)速回転時にオイル撹拌ロスが増加する
ことを防止する。 【解決手段】 車輌の走行開始時にあっては、オイルリ
ザーバ室Aは、オイルが排出路39から排出されて空に
なっており、従ってその分オイル溜りBのオイルレベル
2 が高くなっている。この状態で、電気モータのロー
タが回転して始動する。該始動時にあってはロータの回
転速度は低いが、オイルレベルは高く、充分な量のオイ
ルを掻き上げる。掻き上げられたオイルの一部は、リブ
36a,36bに案内されて開口37a,37bからオ
イルリザーバ室Aに導入され、該リサーバ室Aに溜めら
れるオイル量が増加し、その分メインのオイル溜りBの
オイルレベルL1 が低下する。この状態では、ロータ
は、中速から高速回転になっているが、オイルレベルは
低く、大きなオイルの撹拌ロスを伴うことなく、該高い
回転に基づき必要量のオイルが掻き上げられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドライブユニット
の潤滑装置に係り、特にインホイールタイプのドライブ
ユニットに用いて好適な潤滑装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、電気モータを有するドライブユニ
ットを駆動輪の中に収めた、インホイールタイプの電気
自動車が提案されており、該インホイールタイプのドラ
イブユニットは、車体内にドライブユニットのための空
間を確保する必要がなく、車内有効スペースが増えるこ
と、及びディファレンシャル装置等の伝動系による効率
低下や重量増がない利点を有する反面、ドライブユニッ
トを、駆動車輪内に収めるための小型化及び単純化が要
求される。
【0003】反面、電気モータの冷却や、更に該モータ
を小型化すべく減速機構を用いる場合にはギヤやベアリ
ング等の潤滑も必要となってくるため、これら潤滑・冷
却を効率良く行なうように内部にオイルを備えたドライ
ブユニットが提案されている。
【0004】ここで、オイル引き摺りによるロス低減の
ためオイルポンプ等の装置を用いたり、ドライブユニッ
ト内の回転部材の回転を利用して、ドライブユニット内
に溜められたオイルを掻き上げて、必要箇所を潤滑する
方式等が考えられるが、上記インホイールタイプに要求
される小型化、単純化や低コスト性を考慮すると、後者
の方式が好ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記ドライブユニット
の潤滑装置は、低速回転においてもオイル掻き上げ量を
確保して確実に潤滑するためにオイルレベルを上げて調
整しているが、反面、高(中)速回転時には、上記高い
オイルレベルに起因して必要以上にオイルを掻き上げる
ことになり、オイルの撹拌ロスが増加して、ドライブユ
ニットの効率を低下してしまう。
【0006】そこで、本発明は、オイルレベルを自動的
に調整することにより、低速回転時には充分なオイル掻
き上げ量を確保すると共に、高(中)速回転時にオイル
撹拌ロスが増加することを防止した、ドライブユニット
の潤滑装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明
は、回転部材(15)をケース(3)に収納し、該ケー
スの下方に設けられたオイル溜り(B)のオイルを前記
回転部材にて掻き上げて潤滑してなる、ドライブユニッ
トの潤滑装置において、前記ケースの一側面(3a)
に、前記回転部材(15)の中心軸を中心とした所定半
径上の少なくとも下方部分を内方に突出する鍔部(2
9,29′)を形成し、該鍔部先端に蓋板(30,6
0)を固定して、前記鍔部及び前記蓋部にて囲まれる前
記ケース側空部の下方にて、上方に開口を有すると共に
下部に排出路(39)を有するオイルリザーバ室(A)
を形成し、前記掻き上げられたオイルを前記オイルリザ
ーバ室(A)に一時的に溜めて、前記オイル溜り(B)
のオイルレベルを変化することを特徴とする、ドライブ
ユニットの潤滑装置にある。
【0008】請求項2に係る本発明は、前記ドライブユ
ニット(l1 ,l2 ,l3 )は、ケース(3)内に電気
モータ(5)及びプラネタリギヤユニット(6)を収納
し、かつ駆動車輪の内方に配置されるインホイールタイ
プであって、前記電気モータのロータ(15)の回転に
て前記オイル溜り(B)のオイルを掻き上げてなる、請
求項1記載のドライブユニットの潤滑装置にある。
【0009】請求項3に係る本発明は、前記プラネタリ
ギヤユニット(6,61 )は、前記電気モータ(5)の
ロータ(15)の内径側に配置され、かつそのサンギヤ
(S…)を前記電気モータのロータ(15)に連結し、
そのキャリヤ(CR…)を前記駆動車輪(2)に連結
し、そのリングギヤ(R…)を前記ケース(3)に連結
して、減速機構を構成し、前記ケースに形成された鍔部
(29)が、上方に開口(37a)(37b)を有する
略々環状の部材からなり、また前記蓋板が、前記環状の
鍔部先端に固定される環状の円板(30)からなり、該
円板に前記リングギヤを固定すると共に、前記鍔部(2
9)及び前記円板(30)にて囲まれる前記ケース側の
空部(C)の下方にて前記オイルリザーバ室(A)を構
成してなる、請求項2記載のドライブユニットの潤滑装
置にある。
【0010】請求項4に係る本発明は、前記ケース(3
a)は、前記環状の鍔部(29)の外径側の少なくとも
その上部に斜めに拡がる放射状のリブ(36b,36
c)を有し、該リブの前記環状の鍔部における接続部分
に前記開口(37a,37b)を形成し、また該環状の
鍔部の下部に前記排出路となる小開口(39)を形成し
てなる、請求項3記載のドライブユニットの潤滑装置に
ある。
【0011】請求項5に係る本発明は(図1及び図2参
照)、前記プラネタリギヤユニット(6)は、2個のシ
ンプルプラネタリギヤ(6a)(6b)を軸方向に並べ
て配置して、2段の減速機構を構成してなる、請求項2
ないし4のいずれか記載のドライブユニットの潤滑装置
にある。
【0012】請求項6に係る本発明は(図5又は図6参
照)、前記プラネタリギヤユニット(61 )は、1個の
シンプルプラネタリギヤ(6a)からなる1段の減速機
構を構成してなる、請求項2ないし4のいずれか記載の
ドライブユニットの潤滑装置にある。
【0013】[作用]上記構成に基づき、車輌の走行開
始時にあっては、オイルリザーバ室(A)は、オイルが
排出路(39)から排出されて空になっており、従って
その分オイル溜り(B)のオイルレベルが高くなってい
る(例えば図2、図3のレベルL2 参照)。この状態
で、回転部材、例えば電気モータ(5)のロータ(1
5)が回転して始動する。該始動時にあって回転部材
(15)の回転速度は低いが、上述したようにオイル溜
り(B)のオイルレベルは高く、充分な量のオイルを掻
き上げて、潤滑(又は冷却)必要箇所に供給し得る。
【0014】上記回転部材にて掻き上げられたオイルの
一部は、飛散されて開口(37a,37b)からオイル
リザーバ室(A)に導入される。この際、オイルリザー
バ室(A)のオイルは、上記開口から導入される量が排
出路(39)から排出される量より多く、該リサーバ室
(A)に溜められるオイル量が増加し、その分メインの
オイル溜り(B)のオイルレベルが低下する(例えば図
2、図3のレベルL1)。この状態では、回転部材(1
5)は、中速から高速回転になっているが、上述したよ
うにオイル溜り(B)のオイルレベルは低く、大きなオ
イルの撹拌ロスを伴うことなく、該高い回転に基づき必
要量のオイルが掻き上げられ、潤滑必要箇所に供給され
る。
【0015】そして、車輌が停止して、回転部材(1
5)も停止すると、該回転部材によるオイル掻き上げが
停止されて、オイルリザーバ室(A)へのオイル導入が
なくなる。従って、オイルリザーバ室(A)のオイル
は、排出路(39)から徐々に排出されて空になり、そ
の分オイル溜り(B)のオイルレベルを上昇して、次の
車輌走行開始に備える。
【0016】なお、上記カッコ内の符号は図面と対照す
るためのものであるが、便宜的なものであって、特許請
求の範囲の構成に何等影響を与えるものではない。
【0017】
【発明の効果】請求項1に係る本発明によると、回転部
材の回転開始直後の低回転状態にあっては、オイル溜り
のオイルレベルが高く、該低回転にあっても充分な量の
オイルを掻き上げて、確実に潤滑又は冷却を行うことが
できるものでありながら、回転部材が中速から高速にな
ると、オイル溜りのオイルレベルが自動的に低くなるよ
うに調整され、これによりオイル撹拌によるロスを低減
すると共に、該高い回転数による必要量のオイル掻き上
げを確保することができる。更に、オイルリザーバ室
は、ケースの一側に突出する、回転部材の中心軸を中心
とした所定半径上に形成される鍔部及び蓋板からなるの
で、簡単な構成からなると共に、該オイルリザーバ室用
の特別なスペースが不用であり、ドライブユニットをコ
ンパクトに維持することができる。
【0018】請求項2に係る本発明によると、インホイ
ールタイプのドライブユニットに適用して、コンパクト
で単純な構成を保持すると共に、潤滑性能を維持しつ
つ、オイル撹拌ロスを低減して伝達効率を向上すること
ができる。
【0019】請求項3に係る本発明によると、プラネタ
リギヤユニットのリングギヤをケースに固定するための
環状の鍔部及び円板によりオイルリザーバ室を構成した
ので、オイルリザーバ室のための特別な構造及びスペー
スを必要とせず、コストアップを伴うことなくかつコン
パクトに構成することができる。更に、オイルリザーバ
室からオーバフローしたオイルはリングギヤに供給さ
れ、プラネタリギヤの歯面の潤滑性能を向上することが
できる。
【0020】請求項4に係る本発明によると、環状の鍔
部の外径側上方で拡がるリブにより、回転部材(ロー
タ)で掻き上げられて飛散されたオイルを収集して開口
に導くことができ、素早くオイルをオイルリザーバ室に
導入して溜めることができ、比較的短時間にてオイル溜
りのオイルレベルを下げて、オイル撹拌ロスを減少する
ことができる。
【0021】請求項5に係る本発明によると、プラネタ
リギヤを2個並べて2段の減速機構としたので、電気モ
ータのトルクを増大して駆動車輪で伝達して、大きい駆
動力を必要とする車輌、例えば起伏の多い場所を走行す
るゴルフカートに用いて好適である。
【0022】請求項6に係る本発明によると、プラネタ
リギヤを1個用いた1段の減速機構としたので、コンパ
クトに構成でき、都市等の通常の道路走行に用いる車
輌、例えば発進、停止が繰返される宅配用車輌に用いて
好適である。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実
施の形態について説明する。図1ないし図4は、ゴルフ
カート用電気自動車に用いて好適なインホイールタイプ
のドライブユニットを示す図であり、図1に示すよう
に、ドライブユニット11 は、駆動車輪2のホイールリ
ム2a内に収められている。
【0024】該ドライブユニット11 は、2つ割ケース
3a,3bからなる一体ケース3内に収納された電気モ
ータ(電気回転手段)5及びプラネタリギヤユニット6
を有しており、上記一体ケース3は、懸架装置7を介し
て車体9に懸架されている。また、外側ケース3aには
出力軸10がベアリング11を介して回転自在に支持さ
れてケース外に突出しており、該出力軸10にホイール
リム2a固定用のハブ12がスプライン係合してナット
14により抜止め・固定されている。
【0025】上記電気モータ5は、図2に詳示するよう
に、ブラシレスDCモータからなり、内側ケース3bに
固定されているステータ13と、該ステータ13と微小
間隔を存して回転自在に支持されているロータ15とを
有している。なお、該電気モータ(電気回転手段)5
は、モータとして回転力を出力すると共に、回生ブレー
キとしても機能し、上記ブラシレスDCモータに限ら
ず、他の同期式又は誘導式の交流モータ、更には直流モ
ータでもよい。更に、内側ケース3bには多穴形シール
コネクタ16のための開口17が穿設されており、車体
内のコントローラ及びバッテリと電気的(電力的及び信
号的)に連通している。前記ロータ15は、希土類磁石
等の永久磁石を埋込んだ積層板15a…を支持するハブ
19を有しており、該ハブは、その内側端にフランジ部
19aを有している。
【0026】該フランジ部19aはシャフト20に固定
されており、該シャフトは、その両端部にてそれぞれベ
アリング21,22を介して前記出力軸10及び内側ケ
ース3bに支持されている。また、ハブ19には内側方
向に突出して環状の凹溝を形成する2条の鍔部19b,
19bが一体に設けられており、これら鍔部の間には前
記内側ケース3bの外方から回転位置センサ21の検出
部21aが嵌挿されて、ロータの回転位置を検出してい
る。なお、該回転位置センサ21は、ホール素子からな
るものが好ましいが、シャフトエンコーダ等の光電式、
磁気式回転センサ、レゾルバ等の他の回転変位センサで
もよい。
【0027】一方、前記フランジ部19aの外側(図面
左側)におけるハブ19内には前記プラネタリギヤユニ
ット6が収納されている。該ギヤユニット6は、軸方向
に並べられた2個のシンプルプラネタリギヤ6a,6b
からなり、内側プラネタリギヤ6bのキャリヤCR1が
外側プラネタリギヤ6aのサンギヤS2に連結している
と共に、リングギヤR1,R2が一体に構成されてい
る。また、内側サンギヤS1は前記シャフト20に一体
に形成されて、入力部材を構成しており、外側サンギヤ
S2はシャフト20にニードルベアリング23を介して
回転自在に支持されており、そして外側キャリヤCR2
が前記出力軸10に一体に構成されている。なお、各キ
ャリヤCR1,CR2はそれぞれニードルベアリング2
4,25を介して複数のピニオンP1,P2を回転自在
に支持しており、また図中26はスラストベアリングで
ある。
【0028】そして、前記リングギヤR1,R2は、ド
ラム状部材27の内周面に形成された歯数の異なる内歯
ギヤからなり、該ドラム状部材27の外側外周面にはス
プライン27aが形成されている。また、外側ケース3
aの内面には、図3に詳示するように、ロータ15の中
心軸を中心とした所定半径上において環状に軸方向内方
に突出する鍔部29が一体に形成されており、該鍔部2
9には蓋板となる環状の円板30がボルト31(図2)
により固定されている。該円板30の内周面にはスプラ
イン30aが形成されており、該スプラインが前記ドラ
ム状部材27のスプライン27aに係合してスナップリ
ング28により抜止めされて、ドラム状部材27従って
リングギヤR1,R2がケース3aに一体に(回転不能
に)支持されている。なお、図中33は、外側ケース3
aの前記出力軸用ボス部、35は、該ボス部と前記鍔部
29のボルト孔部29aを連結するリブである。
【0029】上記ドラム状部材27固定用の環状円板3
0が、前記環状の鍔部29の先端に密接して固定される
ことにより、該円板30、外側ケース3a及びその環状
鍔部29の間で環状の空部Cが形成され、その底部分、
即ちドラム状部材27の内周面より下方部分が、オイル
を溜め得るオイルリザーバ室Aとなる。また、上記環状
の鍔部29と外側ケース3aの外周部分の間に多数のリ
ブ36…が放射状に形成されており、これらリブの内の
最上方のリブ36aの両側のリブ36b,36cが掻き
上げたオイルを導くオイルガイドを構成している。更
に、前記環状の鍔部29における上記リブ36b,36
cに接続する部分が一部切欠かれて開口37a,37b
を形成しており、これにより上記オイルガイドとなるリ
ブ36b,36cに導かれたオイルが上記開口37a,
37bから前記空部Cに導入され、前記オイルを一時的
に溜めるリサーバ室Aに溜められる。
【0030】更に、前記環状の鍔部29の最下部分に幅
狭の切溝(小開口)39が形成されており、該切溝39
は、上記オイルリザーバ室Aに溜められたオイルを所定
量ずつ絞って排出する排出路を構成している。一方、一
体ケース3の下部はオイル溜りBが形成されており、該
オイル溜りBは下方が小面積となるテーパ形状、特に内
側ケース3bがテーパ部40となっており、ロータ15
の端面とケース壁面との隙間を少なくして、オイルを連
れまわし易い構造となっている。そして、該オイル溜り
Bのオイルレベルは、前記オイルリザーバ室Aに溜めら
れるオイル量により変化し、例えばロータ15の外周面
が僅かに浸る位置L1 と、ハブ19の外周側環状鍔部1
9bが浸る位置L2 等の間で変化し得る。
【0031】一方、内側ケース3bの内面側は、図4に
示すように、その中心部分に前記シャフト20を支持す
るベアリング22用のボス41が形成されており、該ボ
ス41はその上部が一部切欠かれてオイル導入用の開口
41aが形成されている。また、該開口41aから左右
方向に拡がるようにオイルガイド用のリブ42,42が
形成されており、これらリブは、シャフト中心Oを通る
水平線l−lからリブ先端までの高さhができるだけ低
くなるように、かつ登降坂時に車体が傾斜してもオイル
が開口41aに導かれるように、所定勾配aに設定され
ていると共に、ロータの回転が正逆に切換えられた場合
でもオイルを導入できるように、左右対称に形成されて
いる。また、前記ボス41内は、前記シャフト20の端
面との間で油溜りDとなっているが、該油溜りはシャフ
ト20に形成される潤滑孔43に素早くオイルを導入す
るため、比較的小さく形成されていると共に、その下方
はベアリング22からオイルが逃げないように、ケース
壁がベアリングのインナレースに近接した構造となって
いる。
【0032】更に、内側ケース3bにおける外径部分に
て、前記電気モータのステータ13を収納すべく幅狭に
なっている部分45の上方部分には、所定間隔で2本の
リブ46,46が放射状に形成されており、これらリブ
は、ロータの正転時及び逆転時において、該ロータに連
れ回されたオイルを当てて、前記導入用リブ42に滴下
する。同様に、前記ケース3bの扇状の貫通孔47を通
って内部に突出している回転位置センサ21の検出部2
1aも、上記ロータに連れ回されたオイルを当てて、前
記導入用リブ42に滴下する。なお、図中49は、上記
回転位置センサ21固定用ボルト50のためのボルト孔
部である。また、上記開口41a、リブ42,46は、
切削等の機械加工によらず、すべてケース3bを金型に
よる鋳造加工により形成されており、ケース3a,3b
に油孔、油溝の加工をせずに、コストダウンを図ってい
る。
【0033】一方、シャフト20には中心部を貫通する
前記潤滑孔43の外に、該潤滑孔から所定必要箇所に向
って貫通する放射状の油孔43…が多数形成されてお
り、またピニオンP2を支持する軸51にも潤滑孔52
が形成されている。
【0034】ついで、上述した実施例の作用について説
明する。運転者のアクセルペダルの踏込みに基づき、コ
ントローラからの信号により電気モータのロータ15が
回転する。該ロータ15の回転は、ハブ19及びシャフ
ト20を介して内側サンギヤS1に伝達され、内側リン
グギヤR1が固定されていることにより、内側キャリヤ
CR1が減速して同方向に回転する。更に、該内側キャ
リヤCR1は外側サンギヤS2を一体に回転し、外側リ
ングギヤR2が固定されていることにより、同様に外側
キャリヤCR2が減速して回転し、出力軸10に伝達さ
れる。即ち、上記ロータ15の回転は、内側プラネタリ
ギヤ6b及び外側プラネタリギヤ6aの2段にて減速さ
れて出力軸10に伝達され、駆動車輪2を走行駆動す
る。
【0035】これにより、ゴルフコース等の起伏の多い
道であっても、上記2段減速による大きなトルクによ
り、かつ運転者のアクセルペダル踏量に基づき、電気モ
ータ5は、始動時の低速回転から、中速、高速回転まで
制御されて、ゴルフカートは所望速度で走行する。ま
た、操縦者のブレーキ操作により、電気モータ5は回生
ブレーキとして機能すると共に、図示しない摩擦ブレー
キの作用により、カートは停止する。
【0036】そして、上記カートの始動時にあっては、
停止中にオイルリザーバ室A内のオイルは小開口39か
ら絞られた状態で滴下して、略々空状態にあり、ケース
3下部のオイル溜りBは、例えばレベルL2 に示すよう
に、比較的高いオイルレベルにある。この状態で、電気
モータのロータ15が回転すると、ロータ積層板15
a、外周側鍔部19a等により、ロータ15の低回転に
拘らず比較的大量のオイルが掻き上げられ、該掻き上げ
られたオイルは、始動時の必要とされる大きなトルク及
びそれに伴う大電流に対応して、電気モータ5を充分に
冷却する。
【0037】更に、該掻き上げられたオイルの右方に飛
散されたオイルは、内ケース3bのリブ46又は回転位
置センサの検出部21aの端面に当てられて、オイルガ
イド用リブ42上に滴下する。そして、該ガイド用リブ
42に案内されて開口41aからボス41にて形成され
るオイル溜りDに導かれ、更にその一部がベアリング2
2,26を潤滑すると共に、該オイル溜りDのオイルの
大部分は潤滑孔43から各油孔43a…を通って、ベア
リング21,26,23、そしてプラネタリギヤユニッ
ト6の各歯面に供給される。この際、各ギヤ等は、大き
い駆動トルクに伴う充分な潤滑が必要であるが、上述し
た高いオイルレベルL2 に伴う大量のオイルの掻き上
げ、及び低回転時に拘らず、上記低い高さhのリブ42
による効率のよいオイルの収集、更に比較的小さい容量
の油溜りDによる素早い潤滑孔43への供給等が相俟っ
て、効率よく充分なオイルを各歯面等の潤滑必要箇所に
供給する。
【0038】一方、上記掻き上げられたオイルの左方に
飛散されたオイルは、外側ケース3aのリブ36b又は
36cにガイドされて、開口37a又は37bから環状
鍔部29内の空部Cに導入される。そして、その一部は
ボス31等に沿って出力軸10用ベアリング11を潤滑
し、また油孔52からピニオン軸51のベアリング23
等を潤滑すると共に、その大部分は空部下方のオイルリ
ザーバ室Aに溜められる。該オイルリザーバ室A内のオ
イルは、一般に、排出路である小開口39から排出され
る量より上述した供給される量の方が多く、その量を増
加する。この際、前記リブ36b,36cにガイドされ
て、比較的大量のオイルがオイルリザーバ室Aに導入さ
れるので、該リザーバ室Aのオイル量は、比較的短時間
で増加する。
【0039】従って、上記電気モータロータ15の低速
回転による始動時から、ロータの回転が中速、そして高
速になる所定時間に伴い、オイルリザーバ室Aのオイル
量は増加し、これに伴い、メインのオイル溜りBのオイ
ルレベルは、例えばレベルL1 に示すように低下する。
この状態では、上述したようにロータ15が中速そして
高速回転しているが、上記オイルレベルの低下によりオ
イルの撹拌ロスが少なく、かつ高いロータ回転数により
必要な量のオイルが掻き上げられ、上述したように、モ
ータ5を冷却すると共に各潤滑必要箇所を充分に潤滑す
る。更に、オイルリザーバ室Aからオーバフローしたオ
イルは、ドラム状部材27の内周面を通って、両リング
ギヤR2,R1に導かれ、ピニオンP2,P1の噛合に
伴い各歯面を潤滑する。
【0040】そして、ブレーキが踏まれて、カートが停
止すると、この状態では電気モータ5も停止してロータ
によるオイルの掻き上げも停止されるので、オイルリザ
ーバ室Aへのオイル供給も中止される。従って、オイル
リザーバ室Aのオイルは、排出路39から徐々に排出さ
れることによりその量を減少し、これに伴いメインのオ
イル溜りBのオイルレベルが上昇する。カートの所定時
間の停止時により、オイルリザーバ室A内のオイルは空
になり、その分オイル溜りBのオイルレベルが例えばレ
ベルL2 に上昇して、上述した始動回転に備える。
【0041】ついで、図5に沿って、一部変更した実施
例について説明する。本実施例は、宅配用等の小型の4
輪電気自動車に適用して好適なドライブユニットl2
あり、プラネタリギヤユニットが1段である点を除き、
基本的に前述した実施例と同様であるので、該同様な部
分は、同一符号を付して説明を省略する。
【0042】プラネタリギヤユニット61 は1個のシン
プルプラネタリギヤ6aからなり、サンギヤS1がロー
タハブ19に連結されているシャフト20に形成され、
リングギヤR1がケース3に固定されているドラム状部
材27に形成され、キャリヤCR1が出力軸10に連結
されている。従って、電気モータロータ15の回転は、
サンギヤS1から減速されてキャリヤCR1に伝達さ
れ、該1段減速による回転が出力軸10、そして駆動車
輪2に伝達される。
【0043】外側ケース3aには、前述実施例と同様
に、上部に開口を有する環状の鍔部29が形成されてお
り、該鍔部に環状円板30が固定されて、該円板30に
前記ドラム状部材27が連結・固定されている。そし
て、上記鍔部29及び円板30により形成される空部C
の下部がオイルリザーバ室Aとなり、かつ該室の下部に
排出路39が形成されている。
【0044】従って、前記実施例と同様に、オイルリザ
ーバ室Aのオイル量によりメインのオイル溜りBのオイ
ルレベルが変化し、停止状態からの始動・低速時にあっ
ては、オイル溜りBのオイルレベルが高く、また中速・
高速時にあっては、オイルリザーバ室Aにオイルが溜め
られて、オイル溜りBのオイルレベルが低下する。
【0045】図6は、更に一部変更した実施例によるド
ライブユニットl3 を示す図で、オイルリザーバ室A
を、前記リングギヤ固定用の円板30ではなく、別個の
プレート60にて形成したものである。即ち、外側ケー
ス3aのボス31に環状の円板30を固定して、該円板
に、リングギヤR1用のドラム状部材27を連結・固定
している。一方、外側ケース3aの少なくとも下方部分
に、ロータ15の中心軸を中心とした所定半径上にて半
環状の鍔部29′を形成し、該鍔部先端に蓋板となるプ
レート60を固定し、該鍔部29′とプレート60によ
りオイルリザーバ室Aを構成すると共に、その下部に排
出路39を設けている。
【0046】従って、本実施例も、先の実施例と同様
に、オイルリザーバ室Aのオイル量により、メインのオ
イル溜りBのオイルレベルが自動的に調整される。
【0047】なお、上述実施例は、4輪のすべてに又は
その内の2輪(後輪又は前輪)に配置したインホイール
タイプのドライブユニットについて説明したが、これに
限らず、車体側に配置したドライブユニットにも同様に
適用できることは勿論である。また、電気モータ、エン
ジン等の原動機をケース外部に設け、ケース内にギヤ等
の回転部材を収納したドライブユニットにも適用可能で
ある。また、上述した実施例では、オイルを掻き上げる
ことのみによる潤滑・冷却について説明したが、これ
は、オイル掻き上げと共に、補助的にオイルポンプを用
いてベアリング等を潤滑するものにも同様に適用可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るドライブユニットを示す
正面断面図。
【図2】その拡大した断面図。
【図3】その一方のケース(外側ケース)を示す側面
図。
【図4】その他方のケース(内側ケース)を示す側面
図。
【図5】他の実施例に係るドライブユニットを示す正面
断面図。
【図6】更に変更した実施例に係るドライブユニットを
示す正面断面図。
【符号の説明】
1 ,l2 ,l3 ドライブユニット 2 駆動車輪 3,3a,3b ケース(一体ケース、外側ケー
ス、内側ケース) 5 電気モータ 6,61 プラネタリギヤユニット 6a,6b プラネタリギヤ 13 ステータ 15 ロータ 29 環状の鍔部 30 環状の円板 36a,36b リブ 37a,37b 開口 39 排出路(小開口) A オイルリザーバ室 B オイル溜り C 空部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀江 竜太 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 田中 悟 東京都千代田区外神田2丁目19番12号 株 式会社エクォス・リサーチ内 (72)発明者 吉田 寿久 愛知県安城市藤井町丸山60番地 株式会社 エィ・ダブリュ・エンジニアリング内 Fターム(参考) 3D035 DA03 3J063 AA01 AB12 AC01 BA11 CA06 CB02 CB53 XD47 XE31 XF02 5H607 AA00 AA02 BB04 BB06 BB07 BB09 CC01 CC03 DD02 DD03 DD16 EE31 EE36

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転部材をケースに収納し、該ケースの
    下方に設けられたオイル溜りのオイルを前記回転部材に
    て掻き上げて潤滑してなる、ドライブユニットの潤滑装
    置において、 前記ケースの一側面に、前記回転部材の中心軸を中心と
    した所定半径上の少なくとも下方部分を内方に突出する
    鍔部を形成し、該鍔部先端に蓋板を固定して、前記鍔部
    及び前記蓋部にて囲まれる前記ケース側空部の下方に
    て、上方に開口を有すると共に下部に排出路を有するオ
    イルリザーバ室を形成し、 前記掻き上げられたオイルを前記オイルリザーバ室に一
    時的に溜めて、前記オイル溜りのオイルレベルを変化す
    ることを特徴とする、 ドライブユニットの潤滑装置。
  2. 【請求項2】 前記ドライブユニットは、ケース内に電
    気モータ及びプラネタリギヤユニットを収納し、かつ駆
    動車輪の内方に配置されるインホイールタイプであっ
    て、 前記電気モータのロータの回転にて前記オイル溜りのオ
    イルを掻き上げてなる、 請求項1記載のドライブユニットの潤滑装置。
  3. 【請求項3】 前記プラネタリギヤユニットは、前記電
    気モータのロータの内径側に配置され、かつそのサンギ
    ヤを前記電気モータのロータに連結し、そのキャリヤを
    前記駆動車輪に連結し、そのリングギヤを前記ケースに
    連結して、減速機構を構成し、 前記ケースに形成された鍔部が、上方に開口を有する略
    々環状の部材からなり、また前記蓋板が、前記環状の鍔
    部先端に固定される環状の円板からなり、 該円板に前記リングギヤを固定すると共に、前記鍔部及
    び前記円板にて囲まれる前記ケース側の空部の下方にて
    前記オイルリザーバ室を構成してなる、 請求項2記載のドライブユニットの潤滑装置。
  4. 【請求項4】 前記ケースは、前記環状の鍔部の外径側
    の少なくともその上部に斜めに拡がる放射状のリブを有
    し、 該リブの前記環状の鍔部における接続部分に前記開口を
    形成し、また該環状の鍔部の下部に前記排出路となる小
    開口を形成してなる、 請求項3記載のドライブユニットの潤滑装置。
  5. 【請求項5】 前記プラネタリギヤユニットは、2個の
    シンプルプラネタリギヤを軸方向に並べて配置して、2
    段の減速機構を構成してなる、 請求項2ないし4のいずれか記載のドライブユニットの
    潤滑装置。
  6. 【請求項6】 前記プラネタリギヤユニットは、1個の
    シンプルプラネタリギヤからなる1段の減速機構を構成
    してなる、 請求項2ないし4のいずれか記載のドライブユニットの
    潤滑装置。
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