JP2000299225A - コイル部品 - Google Patents

コイル部品

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JP2000299225A
JP2000299225A JP11105559A JP10555999A JP2000299225A JP 2000299225 A JP2000299225 A JP 2000299225A JP 11105559 A JP11105559 A JP 11105559A JP 10555999 A JP10555999 A JP 10555999A JP 2000299225 A JP2000299225 A JP 2000299225A
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JP
Japan
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core
coil
coil bobbin
winding
coil component
Prior art date
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Application number
JP11105559A
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English (en)
Inventor
Eiji Matsuo
英治 松尾
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Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型のコイル部品を提供する。 【解決手段】 コイルボビン1は、円筒状の巻芯2と、
上鍔1aと、下鍔1bと、端子5とからなり、絶縁樹脂
で一体に成形してなる。巻芯2の両端には、上鍔1a、
下鍔1bを形成し、下鍔1bの側面には、端子5を露出
させる。端子5は、からげ部5aと実装部5bが水平方
向に90度の角度を有する。コイルボビン1の側面から
露出している実装部5bを、底面に折り曲げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の電源機器、
映像機器、音響機器、産業機器、通信・情報関連機器等
に用いられる面実装(SMD)タイプのトランス、チョ
ークコイル等のコイル部品に関し、特に、このコイル部
品に用いられるコイルボビンの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に、従来のコイル部品に用いられる
縦型及び横型のコイルボビンを示す。図5(a)に示す
ように、縦型のコイルボビン31は、円筒状の巻芯32
と、上鍔31aと、下鍔31bと、からげ、実装端子共
用の端子6とからなり、絶縁樹脂で一体に成形されたも
のである。巻芯32の両端に上鍔31a、下鍔31bが
形成され、下鍔31bの側面に端子6が露出している。
【0003】また、他の例として、図5(b)に示すよ
うに、角筒状の巻芯42と、上鍔41aと、下鍔41b
と、端子6とからなり、樹脂で一体に成形された縦型の
コイルボビン41も用いられる。
【0004】また、図5(c)に示すように、横型のコ
イルボビン51は、角筒状の巻芯52と、2つの鍔51
aと、からげ、実装端子共用の端子6とからなり、絶縁
樹脂で一体に成形されたものである。巻芯52の両端に
2つの鍔51aが形成され、これらの鍔51aの側面に
端子6が露出している。
【0005】しかし、この種のコイルボビンは、から
げ、実装端子共用の端子にからげを行う構造であり、最
外形部分(側面と側面の間)よりも露出した端子部分
が、端子の長さ方向に大きいため、巻線を施し、磁性コ
アを組み合わせ、コイル部品とした際、製品として大き
くなってしまうという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
の課題を解決し、小型のコイル部品を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、コイルボビン
において、からげ部と実装部が水平方向に90度の角度
を有する端子をインサート成形し、かつ、実装部をコイ
ルボビンの底面に折り曲げたことを特徴とする。
【0008】即ち、本発明は、巻線を施す筒状の巻芯
と、該巻芯の両端に形成された2つの鍔と、前記巻線の
引き出し線をからげるからげ部と実装部が同一面内方向
に90度の角度を有し、前記鍔のうち、一方の鍔の側面
に、前記からげ部と前記実装部の先端が露出するように
埋設された端子とからなる、絶縁樹脂で成形された縦型
のコイルボビンと、前記巻芯に中足を挿入する磁性コア
とから構成され、前記実装部を前記鍔の側面及び底面に
沿って折り曲げたコイル部品であって、前記磁性コアの
幅が前記コイルボビンの前記磁性コアを組み込む部分の
幅よりも大きいコイル部品である。
【0009】また、本発明は、巻線を施す筒状の巻芯
と、該巻芯の両端に形成された2つの鍔と、前記巻線の
引き出し線をからげるからげ部と実装部が同一面内方向
に90度の角度を有し、前記2つの鍔のそれぞれの側面
に、前記からげ部と前記実装部の先端が露出するように
埋設された端子とからなる、絶縁樹脂で成形された横型
のコイルボビンと、前記巻芯に中足を挿入する磁性コア
とから構成され、前記実装部を前記鍔の側面及び底面に
沿って折り曲げたコイル部品であって、前記磁性コアの
幅が前記コイルボビンの前記磁性コアを組み込む部分の
幅よりも大きいコイル部品である。
【0010】また、本発明は、上記コイル部品におい
て、前記からげ部の根元に、引き出し溝を設けたコイル
部品である。
【0011】上記のように構成したコイルボビンは、端
子の実装部分が樹脂部分の側面より長さ方向に長くなら
ないので、コイル部品としての小型化が可能となる。な
お、からげ部分は、コイル部品としての電気的性能に影
響がない部分であるため、小型化によるコイル部品とし
て性能劣化はない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明のコイル部品をトラ
ンスを例にとり、図面を参照して説明する。
【0013】(実施の形態1)図2(a)に示すよう
に、実施の形態1のトランスは、2個のE型のフェライ
トコア8と縦型のコイルボビン1とから構成される。
【0014】図1(a)に示すように、コイルボビン1
は、円筒状の巻芯2と、円形の上鍔1aと、方形の下鍔
1bと、端子5とからなり、絶縁樹脂で一体に成形され
たものである。巻芯2の両端には、上鍔1a、下鍔1b
が形成され、下鍔1bの側面には、端子5が露出してい
る。
【0015】端子5は、からげ部5aと実装部5bが水
平方向に90度の角度を有するものである[図1
(b)]。コイルボビンの側面から露出している実装部
5bは、底面に折り曲げられている。
【0016】このようなコイルボビンに、1次及び2次
の巻線を施し、からげ部5aに引き出し線をからげた
後、フェライトコア8を組み込む等して図2(b)、図
2(c)に示すトランスが構成される。なお、図2
(b)、図2(c)において、引き出し線は省略してい
る。
【0017】図3に、他の例を示す。図3に示すよう
に、コイルボビン11の巻芯12が角筒状で、上鍔11
aが方形であること、フェライトコア18の中足が断面
角状であること以外は、上記で説明した図2(a)、図
2(b)、図2(c)と同様な構成である。
【0018】(実施の形態2)図4に示すように、実施
の形態2のトランスは、2個のE型のフェライトコア2
8と横型のコイルボビン21とから構成される。
【0019】コイルボビン21は、角筒状の巻芯22
と、2つの鍔21aと、端子5とからなり、絶縁樹脂で
一体に成形されたものである。巻芯22の両端には、2
つの鍔21aが形成され、これらの鍔21aの側面に
は、端子5が露出している。端子5の形状は、実施の形
態1と同様である。コイルボビン21の、露出している
からげ部5aの根元には、引き出し溝7が形成されてい
る。E形のフェライトコア28は、中足が中心からず
れ、断面が角状である。
【0020】このようなコイルボビン21に、上記の実
施の形態1と同様に、フェライトコア28を組み込ん
で、図3(b)、図3(c)に示すトランスが構成され
る。
【0021】なお、本発明において、引き出し線は、実
装部には、からげない。また、鍔の対向する端面に設け
られた、からげ部の先端間の幅は、組み込み後のフェラ
イトコアの幅より小さくなっている。
【0022】以上の実施の形態では、トランスの例を示
したが、チョークコイル、コモンモードチョークコイル
でも同様の効果が得られる。また、磁性コアとして、E
E形状のフェライトコアを用いたが、EI形状でもよ
い。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、小
型のコイル部品を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるコイル部品に用
いられる縦型のコイルボビン及び端子の斜視図。図1
(a)は、コイルボビンの斜視図。図1(b)は、端子
の斜視図。
【図2】本発明の実施の形態1におけるコイル部品の説
明図。図2(a)は、コイル部品の一例を示す分解斜視
図。図2(b)は、コイル部品の一例を示す斜視図。図
2(c)は、コイル部品の一例を示す平面図。
【図3】本発明の実施の形態1のコイル部品の他の例を
示す分解斜視図。
【図4】本発明の実施の形態2におけるコイル部品の説
明図。図4(a)は分解斜視図。図4(b)は斜視図。
図4(c)は平面図。
【図5】従来のコイル部品に用いられるコイルボビンの
斜視図。図5(a)は、縦型のコイルボビンの一例を示
す斜視図。図5(b)は、縦型のコイルボビンの他の例
を示す斜視図。図5(c)は、横型のコイルボビンの一
例を示す斜視図。
【符号の説明】
1,11,21,31,41,51 コイルボビン 1a,11a,31a,41a 上鍔 1b,11b,31b,41b 下鍔 21a,51a 鍔 2,12,22,32,42,52 巻芯 5 端子 5a からげ部 5b 実装部 6 (からげ、実装共用の)端子 7 引き出し溝 8,18,28 フェライトコア 10,20 巻線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻線を施す筒状の巻芯と、該巻芯の両端
    に形成された2つの鍔と、前記巻線の引き出し線をから
    げるからげ部と実装部が同一面内方向に90度の角度を
    有し、前記鍔のうち、一方の鍔の側面に、前記からげ部
    と前記実装部の先端が露出するように埋設された端子と
    からなり、絶縁樹脂で成形された縦型のコイルボビン
    と、前記巻芯に中足を挿入する磁性コアとから構成さ
    れ、前記実装部を前記鍔の側面及び底面に沿って折り曲
    げたコイル部品であって、前記磁性コアの幅が前記コイ
    ルボビンの前記磁性コアを組み込む部分の幅よりも大き
    いことを特徴とするコイル部品。
  2. 【請求項2】 巻線を施す筒状の巻芯と、該巻芯の両端
    に形成された2つの鍔と、前記巻線の引き出し線をから
    げるからげ部と実装部が同一面内方向に90度の角度を
    有し、前記2つの鍔のそれぞれの側面に、前記からげ部
    と前記実装部の先端が露出するように埋設された端子と
    からなり、絶縁樹脂で成形された横型のコイルボビン
    と、前記巻芯に中足を挿入する磁性コアとから構成さ
    れ、前記実装部を前記鍔の側面及び底面に沿って折り曲
    げたコイル部品であって、前記磁性コアの幅が前記コイ
    ルボビンの前記磁性コアを組み込む部分の幅よりも大き
    いことを特徴とするコイル部品。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のコイル部品において、前
    記からげ部の根元に、引き出し溝を設けたことを特徴と
    するコイル部品。
JP11105559A 1999-04-13 1999-04-13 コイル部品 Withdrawn JP2000299225A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007329265A (ja) * 2006-06-07 2007-12-20 Tokyo Coil Engineering Kk コイル巻装部品
JP2016207811A (ja) * 2015-04-21 2016-12-08 太陽誘電株式会社 表面実装用トランス
CN108231323A (zh) * 2018-03-23 2018-06-29 宁波市鄞州通力液压电器厂 一种线圈骨架与接线柱的连接结构及其安装方法

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