JP2003017334A - コンバータトランス - Google Patents

コンバータトランス

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JP2003017334A
JP2003017334A JP2001201214A JP2001201214A JP2003017334A JP 2003017334 A JP2003017334 A JP 2003017334A JP 2001201214 A JP2001201214 A JP 2001201214A JP 2001201214 A JP2001201214 A JP 2001201214A JP 2003017334 A JP2003017334 A JP 2003017334A
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Japan
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voltage side
side coil
coil unit
core
converter transformer
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Akira Sato
晃 佐藤
Tomotsugu Ota
智嗣 大田
Masami Nonaka
正巳 野中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価に製造でき、組立性・量産性を向上させ
る。また放熱性を高め、設計の自由度を増やす。 【解決手段】 閉磁路を形成する分割構造のコア結合体
(一対のE型コア10)と、低圧側コイルユニット及び
高圧側コイルユニットを有する。低圧側コイルユニット
は、エッジワイズコイル20と、コアの足部に嵌合する
筒状部と鍔部を有する固定用の絶縁ベース22を具備
し、エッジワイズコイルが筒状部を囲む状態で鍔部に載
る構造である。エッジワイズコイルに代えて、金属板を
打ち抜いた平板コイルを用いてもよい。高圧側コイルユ
ニットは、環状部の両端に形成されているフランジ部を
有する絶縁ボビン34に、多数本のマグネットワイヤか
らなる撚り導線を巻き付けた構造である。そして絶縁ベ
ースと絶縁ボビンとが互いに嵌合可能になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバータトラン
スに関し、更に詳しく述べると、コイル構成部品を固定
用の絶縁ベースに組み込むことにより、コイル部分の組
立性並びに取扱性を向上させたコンバータトランスに関
するものである。このコンバータトランスは、特に限定
されるものではないが、例えば電気自動車の電装系な
ど、大電流・大出力の用途に有用である。
【0002】
【従来の技術】直流の電圧変換を行うDC−DCコンバ
ータでは、入力電圧を昇圧あるいは降圧するためのコン
バータトランスが組み込まれている。この種のコンバー
タトランスは、閉磁路を形成する2分割構造のコア結合
体を用い、そのコアの足部を取り囲むように低圧側コイ
ルと高圧側コイルを巻装した構造になっている。
【0003】コアの材料や形状は様々であるが、一般に
E−E型のフェライトコアが用いられている。E型コア
は、中央の中足部と両側の外足部が端板部で連続一体と
なった形状であり、コイル部分はその中足部を囲むよう
に配設される。低圧側のコイル及び高圧側のコイルは、
ボビンに銅線による巻線を施すことで形成している。し
かし、このような従来構造は、コイル部分の組立性が悪
く、量産性に欠ける問題があった。
【0004】そこで近年、銅線による巻線に代えて、打
ち抜き銅板を樹脂モールドした低圧側コイルユニットを
用いる構造、コイルパターンを印刷配線したコイル基板
(プリントコイル)を複数枚積層して相互に接続一体化
した高圧側コイルユニットを用いる構造、及びそれら両
方を用いた構造などが開発されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなユ
ニット構造にしても、必ずしもコイル部分の組立性は改
善されない。低圧側コイルユニットと高圧側コイルユニ
ットの両方を用いる場合でも、従来技術では相互の取り
付けは全く考慮されておらず、ばらばらのユニットを単
に積み重ねる構成のため、コイル部分をまとまった一つ
のブロックとして取り扱うことができない。
【0006】しかも、打ち抜き銅板を樹脂モールドする
低圧側コイルユニットは、放熱性が悪く、樹脂の絶縁性
能が劣化する恐れがあるし、大掛かりな製造設備を必要
とする。また、積層構造の高圧側コイルユニットは、積
層工程や線間接続工程などの面で量産性に欠ける。従っ
て、コイル部分を構成している各部品が高価となり、組
み立ても含めて製造コストが高くなる欠点がある。
【0007】本発明の目的は、コイル構成部品を安価に
製造でき、組立性・量産性の良好な構造のコンバータト
ランスを提供することである。本発明の他の目的は、放
熱性が良好で、コイル巻数などの設計の自由度が高い構
造のコンバータトランスを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、閉磁路を形成
する2分割構造のコア結合体と、そのコアの足部を取り
囲むように配置した低圧側コイルユニット及び高圧側コ
イルユニットを具備しているトランスにおいて、低圧側
コイルユニットは、帯状導体をその幅広面が巻回軸に対
して垂直となるように巻き回してなるエッジワイズコイ
ルと、コアの足部に嵌合する筒状部と該筒状部から張り
出ている鍔部を有する固定用の絶縁ベースを具備し、前
記エッジワイズコイルが筒状部を囲む状態で鍔部に載る
構造をなし、高圧側コイルユニットと前記絶縁ベースと
が互いに嵌合可能になっていることを特徴とするコンバ
ータトランスである。巻数が少なくてよい場合には、エ
ッジワイズコイルに代えて、金属板を打ち抜いた1ター
ン構造の平板コイルを用いることもできる。
【0009】また本発明は、閉磁路を形成する2分割構
造のコア結合体と、そのコアの足部を取り囲むように配
置した低圧側コイルユニット及び高圧側コイルユニット
を具備しているトランスにおいて、高圧側コイルユニッ
トは、多数本のマグネットワイヤを撚り合わせてなる撚
り導線を、コアの足部に嵌合する環状部と該環状部の両
端に形成されているフランジ部を有する絶縁ボビンに巻
き付けた構造をなし、低圧側コイルユニットと前記絶縁
ボビンとが互いに嵌合可能になっていることを特徴とす
るコンバータトランスである。
【0010】更に本発明は、閉磁路を形成する2分割構
造のコア結合体と、そのコアの足部を取り囲むように配
置した低圧側コイルユニット及び高圧側コイルユニット
を具備しているトランスにおいて、低圧側コイルユニッ
トは、帯状導体をその幅広面が巻回軸に対して垂直とな
るように巻き回したエッジワイズコイル又は金属板を打
ち抜いた1ターン構造の平板コイルと、コアの足部に嵌
合する筒状部と該筒状部から張り出ている鍔部を有する
固定用の絶縁ベースを具備し、前記エッジワイズコイル
又は平板コイルが筒状部を囲む状態で鍔部に載る構造を
なし、高圧側コイルユニットは、多数本のマグネットワ
イヤを撚り合わせてなる撚り導線を、中足部に嵌合する
環状部と該環状部の両端に形成されているフランジ部を
有する絶縁ボビンに巻き付けた構造をなし、それら低圧
側コイルユニットの絶縁ベースと高圧側コイルユニット
の絶縁ボビンとが互いに嵌合可能になっているコンバー
タトランスである。
【0011】低圧側コイルユニットの絶縁ベースは、そ
の鍔部の外周縁の大部分に壁部が突設され、その壁部の
欠如している部分からコイル端部が引き出されるような
構造が好ましい。また、高圧側コイルユニットの絶縁ボ
ビンは、その一方のフランジ部の外周縁に壁部が突設さ
れた構造をなし、その絶縁ボビンの壁部と絶縁ベースの
壁部が互いに嵌合すると共に、絶縁ボビンの環状部と絶
縁ベースの筒状部も互いに嵌合するように構成するのが
好ましい。
【0012】例えば、低圧側コイルユニットは、ほぼU
型の鍔部が筒状部の中央に位置する絶縁ベースを有し、
その鍔部の両面にそれぞれコイルが載せられた構造をな
し、高圧側コイルユニットは、絶縁ボビンのフランジ部
がほぼU型であって、低圧側コイルユニットを挟むよう
に両側に高圧側コイルユニットを配置する。
【0013】2分割構造のコア結合体は、好ましくは、
中央の中足部と両側の外足部が端板部で連続一体となっ
たE型コアが、2個、足部先端面同士が衝合するように
組み合わされる構成とし、コイルは、その中足部を取り
囲むように配置される
【0014】
【実施例】図1は本発明に係るコンバータトランスの一
実施例を示す分解斜視図であり、図2はその組立斜視図
である。このコンバータトランスは、2分割構造のコア
結合体と、低圧側コイルユニット及び高圧側コイルユニ
ットからなる。なお、図1及び図2では高圧側コイルユ
ニットのボビン構造を明瞭に示すため、巻き付ける撚り
導線は図示するのを省略してある。
【0015】分割構造のコア結合体は、2個のE型コア
10を組み合わせた構造である。両方のE型コア10は
同形のフェライトコアであって、中央の円柱状の中足部
12と両側の直方体ブロック状の外足部14が矩形平板
状の端板部16で連続一体となった形状をなしている。
2個のE型コア10は、中足部12の先端面同士及び外
足部14の先端面同士が互いに衝合することで閉磁路を
形成するように組み合わされる。
【0016】低圧側コイルユニットは、2個のエッジワ
イズコイル20と固定用の絶縁ベース22を有する。エ
ッジワイズコイル20は、帯状導体を、その幅広面が巻
回軸に対して垂直となるように巻き回してなる。絶縁被
覆した帯状導体を巻き回したものでもよいし、帯状導体
を巻き回した後に絶縁被覆したものでもよい。固定用の
絶縁ベース22は、E型コア10の中足部12に嵌合す
る円筒状部24と、該円筒状部24の外周面中央から張
り出ているU型の鍔部26と、該鍔部26の上下両面の
外周縁の大部分(U字の部分)に突設されている壁部2
8を有する合成樹脂製の一体成形品である。そして、エ
ッジワイズコイル20は、円筒状部24を囲む状態で鍔
部26の上下両面に載り、壁部28の内側に収容され、
壁部の欠如している部分(U字の開口部分)からコイル
端部が引き出されるようになっている。
【0017】高圧側コイルユニットは、図3に示すよう
に、多数本のマグネットワイヤ30を撚り合わせてなる
撚り導線32を絶縁ボビン34に巻き付けた構造であ
り、上下に配置する2個は同形であってよい。マグネッ
トワイヤ30は、細い(例えば0.1mmφ以下)金属線
の表面に絶縁コートを施したものであり、例えば数十乃
至百数十本を撚り合わせて用いる。絶縁ボビン34は、
円環状部36の両端に形成されているU型のフランジ部
38と、その一方のフランジ部の外周縁(U字の部分)
に突設された壁部40とを有する合成樹脂製の一体成形
品である。
【0018】絶縁ボビン34と絶縁ベース22とは、絶
縁ボビン34の壁部40の内側に絶縁ベース22の壁部
28が嵌入すると共に、絶縁ボビン34の円環状部36
の内側に絶縁ベース22の円筒状部24が嵌入するよう
に設計されている。
【0019】絶縁ボビン34には予め撚り導線32を所
定回数巻き付けておく。絶縁ベース22の鍔部26にエ
ッジワイズコイル20を載せ、絶縁ボビン34を嵌め込
む。この操作を鍔部26の両面に関して行うことで、単
一の絶縁ベース22の両側にそれぞれエッジワイズコイ
ル20が位置し、それぞれ撚り導線32を巻装した絶縁
ボビン34が嵌着する。このようにして、低圧側コイル
ユニットを挟むように両側に高圧側コイルユニットを配
置したコイル部分が単体として取り扱えるような状態で
組み立てられる。このコイル部分の上下に、それぞれE
型コア10を嵌め込み、締結部材(図示するのを省略)
で結合することによりコンバータトランスが得られる。
【0020】本実施例では、絶縁ベース22を中心とし
て、それにエッジワイズコイル20及び絶縁ボビン34
が組み付けられる構造であるため、コイル部分を単体と
して取り扱うことが可能となり、特性検査なども容易に
行えるようになる。また高圧側に撚り導線32を用いて
いるので、表面積を大きくでき放熱性が向上するし、巻
線の検討を容易に行うことができるため設計の自由度が
増える。更に低圧側にエッジワイズコイル20を用いる
ことで、放熱性が向上するし、絶縁ベース22及び絶縁
コイル34の形状の工夫により組み付けの煩雑さの問題
は解消される。
【0021】上記の実施例では、低圧側にエッジワイズ
コイルを用いているが、巻数が少なくてよい場合(1タ
ーンでよい場合)には、エッジワイズコイルに代えて、
図4に示すように、金属板を打ち抜いた1ターン構造の
平板コイル42を用いることもできる。平板コイル42
は、絶縁ベースの鍔部と絶縁ボビンのフランジ部で挟ま
れ、壁部で囲まれるため絶縁被覆が無くてもよいが、勿
論、絶縁絶縁処理を施してもよい。
【0022】図5は本発明に係るコンバータトランスの
他の実施例を示す説明図である。図5のAは平面を、B
はその縦断面を表している。また図6は、図5において
左側から見た説明図であり、一部を断面で描いてある。
このコンバータトランスの基本的な構成は前記実施例と
同様であるので、主として相違する部分について説明す
る。
【0023】2個のE型コア50は、前記実施例のE型
コアとは形状が異なるが、同様に中央の円柱状の中足部
52と両側の外足部54が端板部56で連続一体となっ
た形状である。外足部54は、収容するコイル部分を避
けるために内側が円弧状の湾曲面にして小型化を図って
おり、端板部56は、両外足部間の幅を狭くした形状
(両外足部の間で且つ中足部の外側の部分は、磁路とし
て有効には働かない)としてコア材料節約と軽量化を図
っている。但し、このような形状は、従来公知である。
【0024】低圧側コイルユニットは、エッジワイズコ
イル60と絶縁ベース62とを有する。絶縁ベース62
は、円筒状部64と鍔部66と壁部68の他に端子部7
0が一体化された構造である。鍔部66はほぼU型で円
弧状部分と矩形部分が連続し且つ矩形部分が外側に長く
張り出した形状である。鍔部66の円弧状部分の先端に
連結部72を介して端子部70が連設される。端子部7
0は逆L型の3本のピン端子74を並設した構造であ
る。ピン端子74は、インサートモールドで固定する方
式でもよいし、後から圧入する方式でもよい。
【0025】高圧側コイルユニットは、多数本のマグネ
ットワイヤを撚り合わせてなる撚り導線82を絶縁ボビ
ン84に巻き付けた構造であり、基本的な構造は前記実
施例と同様である。但し、絶縁ボビン84のフランジ部
88は、ほぼU型で円弧状部分と矩形部分が連続し且つ
矩形部分が外側に短く張り出した形状である。絶縁ベー
ス62の連結部72を避けるために、壁部90の一部は
切り欠いてある。円環状部86に巻き付けた撚り導線8
2を固定するために、撚り導線82の外周に絶縁テープ
92を巻き回す。撚り導線82の端末は、前記端子部7
0のピン端子74に接続する。これによって、巻線端末
の取り扱いも一層容易になる。
【0026】以上、本発明の好ましい実施例について説
明したが、本発明は、このような構造・形状のみに限定
されるものではない。絶縁ベース、絶縁ボビン、あるい
はコア等の構造や形状などは適宜変更することができ
る。コアは、E−E型の他、E−I型、U−U型、U−
I型などでも構成可能である。低圧側コイルと高圧側コ
イルは1個でも構成可能である。
【0027】
【発明の効果】本発明は上記のように、固定用の絶縁ベ
ースを用い、それに各部品を組み込んでコイル部分を構
成するため、組み立てが極めて容易になる。また、コイ
ル部分を単体として取り扱うことが可能になり、特性検
査などを容易に行うことが可能となる。
【0028】本発明では、低圧側コイルユニットにエッ
ジワイズコイル又は打ち抜き平板コイルを用いるため
に、従来の樹脂モールド品に比べて安価に製造できる
し、巻数の検討を容易に行うことができ、且つ放熱性も
良好である。
【0029】本発明では、高圧側コイルユニットにマグ
ネットワイヤによる撚り導線を用いるために、従来の積
層基板タイプに比べて製造コストを削減できるし、巻数
の変更を容易に行うことができ、且つ細い銅線の集合体
であるので表面積が非常に大きくなり放熱性も良好とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンバータトランスの一実施例を
示す分解斜視図。
【図2】その組立斜視図。
【図3】高圧側コイルユニットの断面図。
【図4】平板コイルの一例を示す斜視図。
【図5】本発明に係るコンバータトランスの他の実施例
を示す説明図。
【図6】その部分断面図。
【符号の説明】
10 E型コア 20 エッジワイズコイル 22 絶縁ベース 32 撚り導線 34 絶縁ボビン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野中 正巳 東京都港区新橋5丁目36番11号 エフ・デ ィー・ケイ株式会社内 Fターム(参考) 5E043 AB04 5E044 BB02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 閉磁路を形成する2分割構造のコア結合
    体と、そのコアの足部を取り囲むように配置した低圧側
    コイルユニット及び高圧側コイルユニットを具備してい
    るトランスにおいて、 低圧側コイルユニットは、帯状導体をその幅広面が巻回
    軸に対して垂直となるように巻き回してなるエッジワイ
    ズコイルと、コアの足部に嵌合する筒状部と該筒状部か
    ら張り出ている鍔部を有する固定用の絶縁ベースを具備
    し、前記エッジワイズコイルが筒状部を囲む状態で鍔部
    に載る構造をなし、高圧側コイルユニットと前記絶縁ベ
    ースとが互いに嵌合可能になっていることを特徴とする
    コンバータトランス。
  2. 【請求項2】 閉磁路を形成する2分割構造のコア結合
    体と、そのコアの足部を取り囲むように配置した低圧側
    コイルユニット及び高圧側コイルユニットを具備してい
    るトランスにおいて、 低圧側コイルユニットは、金属板を打ち抜いた1ターン
    構造の平板コイルと、コアの足部に嵌合する筒状部と該
    筒状部から張り出ている鍔部を有する固定用の絶縁ベー
    スを具備し、前記平板コイルが筒状部を囲む状態で鍔部
    に載る構造をなし、高圧側コイルユニットと前記絶縁ベ
    ースとが互いに嵌合可能になっていることを特徴とする
    コンバータトランス。
  3. 【請求項3】 閉磁路を形成する2分割構造のコア結合
    体と、そのコアの足部を取り囲むように配置した低圧側
    コイルユニット及び高圧側コイルユニットを具備してい
    るトランスにおいて、 高圧側コイルユニットは、多数本のマグネットワイヤを
    撚り合わせてなる撚り導線を、コアの足部に嵌合する環
    状部と該筒状部の両端に形成されているフランジ部を有
    する絶縁ボビンに巻き付けた構造をなし、低圧側コイル
    ユニットと前記絶縁ボビンとが互いに嵌合可能になって
    いることを特徴とするコンバータトランス。
  4. 【請求項4】 高圧側コイルユニットは、多数本のマグ
    ネットワイヤを撚り合わせてなる撚り導線を、コアの足
    部に嵌合する環状部と該筒状部の両端に形成されている
    フランジ部を有する絶縁ボビンに巻き付けた構造をなし
    ていて、低圧側コイルユニットの絶縁ベースと高圧側コ
    イルユニットの絶縁ボビンとが互いに嵌合可能になって
    いる請求項1又は2記載のコンバータトランス。
  5. 【請求項5】 低圧側コイルユニットの絶縁ベースは、
    その鍔部の外周縁の大部分に壁部が突設され、その壁部
    の欠如している部分からコイル端部が引き出されるよう
    にした請求項1乃至4のいずれかに記載のコンバータト
    ランス。
  6. 【請求項6】 高圧側コイルユニットの絶縁ボビンは、
    その一方のフランジ部の外周縁に壁部が突設された構造
    をなし、その絶縁ボビンの壁部と絶縁ベースの壁部が互
    いに嵌合すると共に、絶縁ボビンの環状部と絶縁ベース
    の筒状部も互いに嵌合するようにした請求項5記載のコ
    ンバータトランス。
  7. 【請求項7】 低圧側コイルユニットは、ほぼU型の鍔
    部が筒状部の中央に位置する絶縁ベースを有し、その鍔
    部の両面にそれぞれコイルを載せる構造をなし、高圧側
    コイルユニットは、絶縁ボビンのフランジ部がほぼU型
    であって、低圧側コイルユニットを挟むように両側に高
    圧側コイルユニットを配置した請求項6記載のコンバー
    タトランス。
  8. 【請求項8】 2分割構造のコア結合体は、中央の中足
    部と両側の外足部が端板部で連続一体となったE型コア
    が、2個、足部先端面同士が衝合するように組み合わさ
    れてなり、コイルが中足部を取り囲むように配置される
    請求項1乃至7のいずれかに記載のコンバータトラン
    ス。
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