JP2000260208A - 車両用前照灯 - Google Patents

車両用前照灯

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JP2000260208A
JP2000260208A JP11063732A JP6373299A JP2000260208A JP 2000260208 A JP2000260208 A JP 2000260208A JP 11063732 A JP11063732 A JP 11063732A JP 6373299 A JP6373299 A JP 6373299A JP 2000260208 A JP2000260208 A JP 2000260208A
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reflector
sub
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beam reflector
lamp
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Kazuhisa Ashizawa
和久 芦沢
Yutaka Shinomiya
裕 四ノ宮
Kazutami Oishi
和民 大石
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ランプボディと前面レンズとで形成される灯
室内にメインビーム用リフレクタとサブビーム用リフレ
クタとが左右に並設され、サブビーム用リフレクタに放
電バルブが取り付けられた4灯式の車両用前照灯におい
て、前面レンズの内面に曇りが発生するのを効果的に防
止する。 【解決手段】 放電バルブ24を点灯させる点灯回路ユ
ニット32を、メインビーム用リフレクタ18Mの下方
に設ける。これにより、サブビーム照射状態において、
灯室16内におけるサブビーム用リフレクタ18Sの周
辺空間は放電バルブ24の発熱により温度が上昇し、一
方、メインビーム用リフレクタ18Mの周辺空間は点灯
回路ユニット32の発熱により温度が上昇するので、灯
室16内を略均一温度に維持することが可能となり、前
面レンズ14の内面14aに曇りが発生するのを効果的
に防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、4灯式の車両用
前照灯に関するものであり、特に、そのサブビーム用リ
フレクタに放電バルブが取り付けられた車両用前照灯に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】放電バルブは高輝度照射が可能なことか
ら、近年、車両用前照灯の光源としても採用されるよう
になってきている。特に、4灯式の車両用前照灯におい
ては、サブビーム用リフレクタに放電バルブを取り付け
ることによりサブビーム照射状態での視認性を高めるこ
とができる。
【0003】ところで、このような放電バルブを備えた
車両用前照灯においては、放電バルブに高電圧を印加し
てこれを点灯させるための点灯回路ユニットを設けるこ
とが必要となる。この点灯回路ユニットは、従来の車両
用前照灯においては放電バルブが取り付けられるリフレ
クタの下方に設けられている。すなわち、放電バルブが
サブビーム用リフレクタに取り付けられている場合に
は、点灯回路ユニットはサブビーム用リフレクタの下方
に設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
図5に示すように、ランプボディ102と前面レンズ1
04とで形成される灯室106内にメインビーム用リフ
レクタ108Mとサブビーム用リフレクタ108Sとが
左右に並設された4灯式の車両用前照灯において、放電
バルブ110が取り付けられたサブビーム用リフレクタ
108Sの下方に点灯回路ユニット112を設けるよう
にした場合には、次のような問題がある。
【0005】すなわち、4灯式の車両用前照灯において
は、サブビームすなわちすれ違いビームパターン照射状
態では、メインビームすなわち走行ビームは非点灯の状
態にあり、灯室106内におけるサブビーム用リフレク
タ108Sの周辺空間は放電バルブ110および点灯回
路ユニット112の発熱により温度が上昇するのに対
し、メインビーム用リフレクタ108Mの周辺空間は低
温状態のままであるため、前面レンズ104におけるメ
インビーム用リフレクタ108Mの前方部位の内面に曇
りが発生しやすくなるという問題がある。
【0006】本願発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、サブビーム用リフレクタに放電バル
ブが取り付けられた4灯式の車両用前照灯において、前
面レンズの内面に曇りが発生するのを効果的に防止する
ことができる車両用前照灯を提供することを目的とする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明は、点灯回路ユ
ニットの配置に工夫を施すことにより、上記目的達成を
図るようにしたものである。
【0008】すなわち、本願発明は、請求項1に記載し
たように、ランプボディと前面レンズとで形成される灯
室内にメインビーム用リフレクタとサブビーム用リフレ
クタとが左右に並設され、上記サブビーム用リフレクタ
に放電バルブが取り付けられてなる車両用前照灯におい
て、上記放電バルブを点灯させる点灯回路ユニットが、
上記メインビーム用リフレクタの下方に設けられてい
る、ことを特徴とするものである。
【0009】上記「メインビーム用リフレクタの下方に
設けられている」とは、点灯回路ユニットの左右方向の
中心位置がメインビーム用リフレクタの光軸とサブビー
ム用リフレクタの光軸との中心位置よりもメインビーム
用リフレクタの光軸寄りに位置していることを意味する
ものである。その際、点灯回路ユニットは、「メインビ
ーム用リフレクタの下方」であれば、灯室内に設けても
よいし灯室外に設けてもよい。
【0010】
【発明の作用効果】上記構成に示すように、本願発明に
係る車両用前照灯は、ランプボディと前面レンズとで形
成される灯室内にメインビーム用リフレクタとサブビー
ム用リフレクタとが左右に並設されており、サブビーム
用リフレクタに放電バルブが取り付けられているが、放
電バルブを点灯させる点灯回路ユニットがメインビーム
用リフレクタの下方に設けられているので、サブビーム
照射状態では、灯室内におけるサブビーム用リフレクタ
の周辺空間は放電バルブの発熱により温度が上昇し、一
方、メインビーム用リフレクタの周辺空間は点灯回路ユ
ニットの発熱により温度が上昇することとなる。このた
め灯室内を略均一温度に維持することが可能となり、こ
れにより前面レンズの内面に曇りが発生するのを効果的
に防止することができる。
【0011】また、従来の車両用前照灯では、寒冷地に
おけるサブビーム照射時、前面レンズのメインビーム用
リフレクタ前方部位に付着した雪が融けにくいため、サ
ブビームからメインビームへ切り換えたときにメインビ
ーム用リフレクタからの反射光が前面レンズの前方へ十
分に照射されず、所期の配光性能を確保することが困難
になるという問題がある。その点、本願発明の構成を採
用することにより、サブビーム照射状態においても灯室
内全体を昇温させることができるので、前面レンズの全
面に融雪機能を持たせることができ、これによりサブビ
ームからメインビームへ切り換えたときのメインビーム
配光性能を十分に確保することができる。
【0012】上記構成において、請求項2に記載したよ
うに、点灯回路ユニットで発生した熱をメインビーム用
リフレクタの前方部位に導く流路を灯室内に形成するよ
うにすれば、サブビーム照射状態において前面レンズの
メインビーム用リフレクタ前方部位の昇温効率を高める
ことができるので、前面レンズ内面の曇り発生防止効果
および融雪効果を高めることができる。
【0013】上記「流路」の具体的構成は特に限定され
るものではないが、請求項3に記載したように、上記灯
室内における上記両リフレクタの前方にエクステンショ
ンリフレクタが設けられている場合には、該エクステン
ションリフレクタの下端部におけるメインビーム用リフ
レクタの前方部位に切欠き部を形成することにより上記
流路を形成することができ、これにより点灯回路ユニッ
トで発生した熱をメインビーム用リフレクタの前方部位
に効果的に導くことができる。
【0014】ところで、サブビーム照射状態では、灯室
内におけるメインビーム用リフレクタの周辺空間のうち
特に下端コーナ部が低温になりやすく曇りが発生しやす
いので、請求項4に記載したように、ランプボディにお
けるメインビーム用リフレクタ側の端部の下端部近傍部
位に該ランプボディを貫通する空気孔を形成し、該空気
孔を介して外気を灯室内に導入するようにすれば、一層
効果的に曇り防止を図ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本願発明の
実施の形態について説明する。
【0016】図1は、本願発明の一実施形態に係る車両
用前照灯を示す正面図であり、図2、3および4は、図
1のII-II 線、III-III 線、およびIV-IV 線断面図であ
る。
【0017】これらの図に示すように、本実施形態に係
る車両用前照灯10は、4灯式前照灯であって、ランプ
ボディ12と前面レンズ14とで形成される灯室16内
にメインビーム用リフレクタ18Mとサブビーム用リフ
レクタ18Sとが左右に並設されてなっている。これら
各リフレクタ18M、18Sは、上下方向および左右方
向に傾動可能にランプボディ12に支持されている。そ
して、灯室16内における両リフレクタ18M、18S
の前方には、エクステンションリフレクタ20が設けら
れている。
【0018】前面レンズ14は素通しレンズで構成され
ており、灯具配光制御機能は両リフレクタ18M、18
Sに付与されている。
【0019】すなわち、メインビーム用リフレクタ18
Mは、複数の反射素子18Msが形成された反射面18
Maを有しており、その光軸Ax1上に位置するように
してハロゲンバルブ22が取り付けられている。そし
て、ハロゲンバルブ22からの光を反射面18Maによ
り拡散偏向反射させてメインビーム用照射光を生成する
ようになっている。
【0020】一方、サブビーム用リフレクタ18Sは、
複数の反射素子18Ssが形成された反射面18Saを
有しており、その光軸Ax2上に放電バルブ(メタルハ
ライドバルブ)24が取り付けられるとともに、該放電
バルブ18の前方を覆うようにしてシェード26が設け
られている。そして、放電バルブ24からの光を反射面
18Saにより拡散偏向反射させてサブビーム用照射光
を生成するようになっている。
【0021】本実施形態に係る車両用前照灯10におい
ては、放電バルブ24の点灯によるサブビーム用照射光
のみによりサブビーム用配光パターンを形成し、放電バ
ルブ24およびハロゲンバルブ22の同時点灯によるサ
ブビーム用照射光とメインビーム用照射光との合成によ
りメインビーム用配光パターンを形成するようになって
いる。
【0022】上記放電バルブ22は、その点灯のために
高電圧を必要とするため、バルブソケット28および高
圧コード30を介して点灯回路ユニット32に接続され
ている。この点灯回路ユニット32は、始動回路および
安定回路が点灯回路ケース内に収容されてなり、ランプ
ボディ12の下面壁12aの下側におけるメインビーム
用リフレクタ18Mの下方位置に形成されたユニット収
納部12bに収納されている。この点灯回路ユニット1
2bは、その左右方向の中心位置がメインビーム用リフ
レクタ18Mの光軸Ax1よりも僅かにサブビーム用リ
フレクタ18Sの光軸Ax2寄りに位置している。
【0023】上記ユニット収納部12bの後方側には開
口部12cが形成されており、該開口部12cにカバー
34が装着されることにより該ユニット収納部12bが
密閉されるようになっている。これらユニット収納部1
2bおよびカバー34には、点灯回路ユニット32を保
持するためのリブ12d、12e、12fおよび34
a、34bが形成されている。また、ランプボディ12
の下面壁12aの後部には、高圧コード30を挿通させ
るためのコード挿通孔12gが形成されている。
【0024】上記エクステンションリフレクタ20は、
前面レンズ14の内面14aに沿って形成された前面パ
ネル部20Aと、この前面パネル部20Aの外周縁部に
形成された外周フランジ部20Bと、両リフレクタ18
M、18Sの前方に形成された左右1対の筒状部20
C、20Dとからなっている。各筒状部20C、20D
は後方へ向けてややテーパ状に形成されており、その後
端縁20Ca、20Daは、各リフレクタ18M、18
Sの前端開口部18Mb、18Sbと略同一形状で形成
されている。このエクステンションリフレクタ20の下
端部におけるメインビーム用リフレクタ18Mの前方部
位には切欠き部20aが形成されている。この切欠き部
20aは、前面パネル部20Aから外周フランジ部20
Bにわたって形成されている。
【0025】上記ランプボディ12の左右両端部の下端
部近傍部位および左右中央部の上端部近傍には、該ラン
プボディ12を前後方向に貫通する空気孔12h、12
i、12jが形成されている。これら各空気孔12h、
12i、12jは、ラバーチューブ36により下方に開
口するように形成されている。また、ランプボディ12
における各空気孔12h、12i、12jの上方側に
は、該空気孔を囲むガードリブ12kが形成されてい
る。
【0026】以上詳述したように、本実施形態に係る車
両用前照灯10は、ランプボディ12と前面レンズ14
とで形成される灯室16内にメインビーム用リフレクタ
18Mとサブビーム用リフレクタ18Sとが左右に並設
されており、サブビーム用リフレクタ18Sに放電バル
ブ24が取り付けられているが、放電バルブ24を点灯
させる点灯回路ユニット32がメインビーム用リフレク
タ18Mの下方に設けられているので、サブビーム照射
状態では、灯室16内におけるサブビーム用リフレクタ
18Sの周辺空間は放電バルブ24の発熱により温度が
上昇し、一方、メインビーム用リフレクタ18Mの周辺
空間は点灯回路ユニット32の発熱により温度が上昇す
ることとなる。このため灯室16内を略均一温度に維持
することが可能となり、これにより前面レンズ14の内
面14aに曇りが発生するのを効果的に防止することが
できる。
【0027】特に、本実施形態のように前面レンズ14
が素通しレンズで構成されている場合には、その内面1
4aに曇りが発生すると配光性能に支障は生じなくても
灯具の外観品質を損なう原因となるので、本実施形態の
構成を採用することが極めて効果的である。
【0028】また、このようにサブビーム照射状態にお
いても灯室16内全体を昇温させることができるので、
寒冷地でのサブビーム照射状態において前面レンズ14
の全面に融雪機能を持たせることができ、これによりサ
ブビームからメインビームへ切り換えたときのメインビ
ーム配光性能を十分に確保することができる。
【0029】本実施形態に係る車両用前照灯10は、灯
室16内における両リフレクタ18M、18Sの前方に
エクステンションリフレクタ20が設けられているが、
該エクステンションリフレクタ20の下端部におけるメ
インビーム用リフレクタ18Mの前方部位には切欠き部
20aが形成されているので、図3において矢印Aで示
すように、点灯回路ユニット32で発生した熱を灯室1
6内におけるメインビーム用リフレクタ18Mの前方部
位に導く流路を灯室16内に形成することができる。そ
してこれにより、サブビーム照射状態において前面レン
ズ14のメインビーム用リフレクタ18M前方部位の昇
温効率を高めることができるので、前面レンズ14の内
面14aの曇り発生防止効果および融雪効果を高めるこ
とができる。
【0030】さらに、本実施形態に係る車両用前照灯1
0は、ランプボディ12におけるメインビーム用リフレ
クタ18M側の端部の下端部近傍部位に該ランプボディ
12を貫通する空気孔12hが形成されているので、該
空気孔12hを介して外気を灯室16内に導入すること
ができ、これにより一層効果的に曇り防止を図ることが
できる。サブビーム照射状態では、灯室16内における
メインビーム用リフレクタ18Mの周辺空間のうち特に
下端コーナ部が低温になりやすく曇りが発生しやすいの
で、上記空気孔12hを形成することが極めて効果的で
ある。本実施形態においては、ランプボディ12の左右
方向中央部の上端部近傍に空気孔12jが形成されてい
るので、灯室16内におけるメインビーム用リフレクタ
18Mの周辺空間に容易に対流を生じさせることがで
き、これにより曇り防止効果をより高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施形態に係る車両用前照灯を示
す正面図
【図2】図1のII-II 線断面図
【図3】図1のIII-III 線断面図
【図4】図1のIV-IV 線断面図
【図5】従来例を示す、図1と同様の図
【符号の説明】
10 車両用前照灯 12 ランプボディ 12a 下面壁 12b ユニット収納部 12c 開口部 12d、12e、12f、34a、34b リブ 12g コード挿通孔 12h、12i、12j 空気孔 12k ガードリブ 14 前面レンズ 14a 内面 16 灯室 18M メインビーム用リフレクタ 18S サブビーム用リフレクタ 18Ma、18Sa 反射面 18Mb、18Sb 前端開口部 18Ms、18Ss 反射素子 20 エクステンションリフレクタ 20A 前面パネル部 20B 外周フランジ部 20C、20D 筒状部 20Ca、20Da 後端縁 20a 切欠き部 22 ハロゲンバルブ 24 放電バルブ 26 シェード 28 プラグ 30 高圧コード 32 点灯回路ユニット 34 カバー 36 ラバーチューブ A 流路 Ax1、Ax2 光軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大石 和民 静岡県清水市北脇500番地 株式会社小糸 製作所静岡工場内 Fターム(参考) 3K014 AA01 CA05 3K042 AA08 AC06 BA09 BA10 BB11 BC01 CC05 CC06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプボディと前面レンズとで形成され
    る灯室内にメインビーム用リフレクタとサブビーム用リ
    フレクタとが左右に並設され、上記サブビーム用リフレ
    クタに放電バルブが取り付けられてなる車両用前照灯に
    おいて、 上記放電バルブを点灯させる点灯回路ユニットが、上記
    メインビーム用リフレクタの下方に設けられている、こ
    とを特徴とする車両用前照灯。
  2. 【請求項2】 上記灯室内に、上記点灯回路ユニットで
    発生した熱を上記メインビーム用リフレクタの前方部位
    に導く流路が形成されている、ことを特徴とする請求項
    1記載の車両用前照灯。
  3. 【請求項3】 上記灯室内における上記両リフレクタの
    前方にエクステンションリフレクタが設けられてなり、 上記エクステンションリフレクタの下端部における上記
    メインビーム用リフレクタの前方部位に切欠き部が形成
    されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の
    車両用前照灯。
  4. 【請求項4】 上記ランプボディにおける上記メインビ
    ーム用リフレクタ側の端部の下端部近傍部位に、該ラン
    プボディを貫通する空気孔が形成されている、ことを特
    徴とする請求項1〜3いずれか記載の車両用前照灯。
JP11063732A 1999-03-10 1999-03-10 車両用前照灯 Pending JP2000260208A (ja)

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Cited By (3)

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