JP2000116572A - 着座式便器 - Google Patents
着座式便器Info
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- JP2000116572A JP2000116572A JP29594098A JP29594098A JP2000116572A JP 2000116572 A JP2000116572 A JP 2000116572A JP 29594098 A JP29594098 A JP 29594098A JP 29594098 A JP29594098 A JP 29594098A JP 2000116572 A JP2000116572 A JP 2000116572A
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- JP
- Japan
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- toilet
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- handrail
- toilet body
- floor surface
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47K—SANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
- A47K17/00—Other equipment, e.g. separate apparatus for deodorising, disinfecting or cleaning devices without flushing for toilet bowls, seats or covers; Holders for toilet brushes
- A47K17/02—Body supports, other than seats, for closets, e.g. handles, back-rests, foot-rests; Accessories for closets, e.g. reading tables
- A47K17/022—Wall mounted grab bars or handles, with or without support on the floor
Abstract
(57)【要約】
【課題】 周辺の床面上がスッキリと納まって掃除もし
易く、車椅子でも支障なく近づくことができ、しかも、
強固に支持された手すり体で身体を確実に支えることが
できる着座式便器を提供する。 【解決手段】 床面１上に設置固定される便器本体２の
側方に手すり体３を立設してなる着座式便器であって、
便器本体２の中空内部に支持体４を収容し、この支持体
４の下端部分を床面１上に支持させ、同支持体４の上端
部分に同便器本体２の外部に突出する手すり体３を立設
してなる。
易く、車椅子でも支障なく近づくことができ、しかも、
強固に支持された手すり体で身体を確実に支えることが
できる着座式便器を提供する。 【解決手段】 床面１上に設置固定される便器本体２の
側方に手すり体３を立設してなる着座式便器であって、
便器本体２の中空内部に支持体４を収容し、この支持体
４の下端部分を床面１上に支持させ、同支持体４の上端
部分に同便器本体２の外部に突出する手すり体３を立設
してなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、床面上に設置固定
される便器本体の側方に手すり体を立設してなる着座式
便器に関するものである。
される便器本体の側方に手すり体を立設してなる着座式
便器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から、図７に示す如く、床面１上に
設置固定される便器本体２の側方に手すり体３を立設し
てなる着座式便器は知られている。該着座式便器におい
ては、便器本体２の周辺の床面１上に支持枠体21が設置
され、該支持枠体21の上端部分に手すり体３が設けられ
ている。この場合、便器本体２に座ったりこれから立ち
上がったりする際に、手すり体３を持って楽に動作する
ことができる。
設置固定される便器本体２の側方に手すり体３を立設し
てなる着座式便器は知られている。該着座式便器におい
ては、便器本体２の周辺の床面１上に支持枠体21が設置
され、該支持枠体21の上端部分に手すり体３が設けられ
ている。この場合、便器本体２に座ったりこれから立ち
上がったりする際に、手すり体３を持って楽に動作する
ことができる。
【０００３】しかしながら、該着座式便器においては、
便器本体２の周辺の床面１上で支持枠体21が邪魔にな
り、特に、車椅子で近づく際に支障を来し、しかも、同
便器本体２の周辺の床面１を掃除し難く、又、同便器本
体２の足元回りがスッキリとした外観に納まらないとい
う問題があった。
便器本体２の周辺の床面１上で支持枠体21が邪魔にな
り、特に、車椅子で近づく際に支障を来し、しかも、同
便器本体２の周辺の床面１を掃除し難く、又、同便器本
体２の足元回りがスッキリとした外観に納まらないとい
う問題があった。
【０００４】又、図８に示す如く、便器本体２上に枢設
される便座22に手すり体３を立設してなる着座式便器も
知られている。該着座式便器においては、便座22の側部
に外側上方へと折曲した対の支持バー23が突設され、両
支持バー23の上端間に手すり体３が架設されている。こ
の場合、前述の問題は解消されるが、手すり体３や支持
バー23が便座22と一体的に動いて、該便座22を回動させ
難いという問題、或いは、同便座22に立設された手すり
体３はその支持強度が弱く、該手すり体３を持って身体
を支えるには強度的に不充分であるという問題、等があ
った。
される便座22に手すり体３を立設してなる着座式便器も
知られている。該着座式便器においては、便座22の側部
に外側上方へと折曲した対の支持バー23が突設され、両
支持バー23の上端間に手すり体３が架設されている。こ
の場合、前述の問題は解消されるが、手すり体３や支持
バー23が便座22と一体的に動いて、該便座22を回動させ
難いという問題、或いは、同便座22に立設された手すり
体３はその支持強度が弱く、該手すり体３を持って身体
を支えるには強度的に不充分であるという問題、等があ
った。
【０００５】又、図９に示す如く、便器本体２の上面に
手すり体３を立設することも、改善例としては考えら
れ、この場合、同便器本体２の上面板部24にボルト25が
対のナット26で挟着されて立設され、該ボルト25の上端
部分に手すり体３は設けられることになるが、この場合
にあっても、同手すり体３を持って身体を支えるには強
度的に不充分であるという問題が残る。
手すり体３を立設することも、改善例としては考えら
れ、この場合、同便器本体２の上面板部24にボルト25が
対のナット26で挟着されて立設され、該ボルト25の上端
部分に手すり体３は設けられることになるが、この場合
にあっても、同手すり体３を持って身体を支えるには強
度的に不充分であるという問題が残る。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
技術における問題を悉く解決するために発明されたもの
で、その課題は、周辺の床面上がスッキリと納まって掃
除もし易く、車椅子でも支障なく近づくことができ、し
かも、強固に支持された手すり体で身体を確実に支える
ことができる着座式便器を提供することである。
技術における問題を悉く解決するために発明されたもの
で、その課題は、周辺の床面上がスッキリと納まって掃
除もし易く、車椅子でも支障なく近づくことができ、し
かも、強固に支持された手すり体で身体を確実に支える
ことができる着座式便器を提供することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項１記載の
着座式便器は、床面上に設置固定される便器本体の側方
に手すり体を立設してなる着座式便器であって、便器本
体の中空内部に支持体を収容し、該支持体の下端部分を
床面上に支持させ、同支持体の上端部分に同便器本体の
外部に突出する手すり体を立設してなる。
着座式便器は、床面上に設置固定される便器本体の側方
に手すり体を立設してなる着座式便器であって、便器本
体の中空内部に支持体を収容し、該支持体の下端部分を
床面上に支持させ、同支持体の上端部分に同便器本体の
外部に突出する手すり体を立設してなる。
【０００８】したがって、この場合、便器本体の中空内
部に収容される支持体の上端部分に手すり体が立設され
るので、該手すり体及び支持体は同便器本体の周辺の床
面上で邪魔になることがなく、該周辺の床面上がスッキ
リとした外観に納まって掃除も楽に行うことができ、
又、同便器本体には車椅子でも支障なく近づくことがで
きて、該車椅子、便器本体間の乗り移りも容易に行うこ
とができる。
部に収容される支持体の上端部分に手すり体が立設され
るので、該手すり体及び支持体は同便器本体の周辺の床
面上で邪魔になることがなく、該周辺の床面上がスッキ
リとした外観に納まって掃除も楽に行うことができ、
又、同便器本体には車椅子でも支障なく近づくことがで
きて、該車椅子、便器本体間の乗り移りも容易に行うこ
とができる。
【０００９】しかも、支持体の下端部分が床面上に支持
されるので、該支持体の上端部分に立設される手すり体
上にかかる荷重は同床面上で強固に受けられて、該手す
り体を持って身体を確実に支えることができ、便器本体
に座ったりこれから立ち上がったりする際に、同手すり
体を持って安全且つ楽に動作することができる。
されるので、該支持体の上端部分に立設される手すり体
上にかかる荷重は同床面上で強固に受けられて、該手す
り体を持って身体を確実に支えることができ、便器本体
に座ったりこれから立ち上がったりする際に、同手すり
体を持って安全且つ楽に動作することができる。
【００１０】本発明の請求項２記載の着座式便器は、上
記請求項１記載の着座式便器において、支持体の上端部
分を便器本体の上面に突設して外側下方へと略Ｌ字状に
折曲形成し、該折曲部を同便器本体の上面縁部分に係止
すると共に同折曲部の外側垂下片に手すり体の下端基部
を取着固定したことを特徴とする。
記請求項１記載の着座式便器において、支持体の上端部
分を便器本体の上面に突設して外側下方へと略Ｌ字状に
折曲形成し、該折曲部を同便器本体の上面縁部分に係止
すると共に同折曲部の外側垂下片に手すり体の下端基部
を取着固定したことを特徴とする。
【００１１】したがって、この場合は特に、支持体の上
端部分の折曲部が便器本体の上面縁部分に係止されて、
該折曲部の外側垂下片に手すり体の下端基部が取着固定
されるので、手すり体上にかかる荷重は、該手すり体の
下端基部を介して便器本体の上面縁部分と床面上とで受
けられることになり、同手すり体の支持強度が高められ
る。
端部分の折曲部が便器本体の上面縁部分に係止されて、
該折曲部の外側垂下片に手すり体の下端基部が取着固定
されるので、手すり体上にかかる荷重は、該手すり体の
下端基部を介して便器本体の上面縁部分と床面上とで受
けられることになり、同手すり体の支持強度が高められ
る。
【００１２】本発明の請求項３記載の着座式便器は、上
記請求項１記載の着座式便器において、手すり体及び支
持体を便器本体の両側に配設したことを特徴とする。
記請求項１記載の着座式便器において、手すり体及び支
持体を便器本体の両側に配設したことを特徴とする。
【００１３】したがって、この場合は特に、手すり体及
び支持体が便器本体の両側に配設されるので、該便器本
体に座ったりこれから立ち上がったりする際に、両側の
手すり体を持ってより安全且つ楽に動作することができ
る。
び支持体が便器本体の両側に配設されるので、該便器本
体に座ったりこれから立ち上がったりする際に、両側の
手すり体を持ってより安全且つ楽に動作することができ
る。
【００１４】本発明の請求項４記載の着座式便器は、上
記請求項３記載の着座式便器において、両側の支持体の
下端部分を下片部を介して結合一体化し、該下片部を床
面上に支持させたことを特徴とする。
記請求項３記載の着座式便器において、両側の支持体の
下端部分を下片部を介して結合一体化し、該下片部を床
面上に支持させたことを特徴とする。
【００１５】したがって、この場合は特に、便器本体の
両側に配設される支持体の下端部分が下片部を介して結
合一体化され、該下片部が床面上に支持されるので、両
支持体のぐらつき動きが防止されて安定した支持状態を
得ることができ、該両支持体は一体化されて便器本体の
中空内部に組み込み易いものとなる。
両側に配設される支持体の下端部分が下片部を介して結
合一体化され、該下片部が床面上に支持されるので、両
支持体のぐらつき動きが防止されて安定した支持状態を
得ることができ、該両支持体は一体化されて便器本体の
中空内部に組み込み易いものとなる。
【００１６】本発明の請求項５記載の着座式便器は、上
記請求項１記載の着座式便器において、支持体の下端部
分を床面上にネジ固定し、便器本体の側壁下部に同ネジ
固定作業用の開口部を形成し、該開口部に開閉自在な蓋
体を付設したことを特徴とする。
記請求項１記載の着座式便器において、支持体の下端部
分を床面上にネジ固定し、便器本体の側壁下部に同ネジ
固定作業用の開口部を形成し、該開口部に開閉自在な蓋
体を付設したことを特徴とする。
【００１７】したがって、この場合は特に、床面上に支
持される支持体の下端部分が該床面上にネジ固定される
ので、同支持体の下端部分のずれ動きが防止されてより
確実な支持状態を得ることができる。しかも、前記ネジ
固定作業用の開口部が便器本体の側壁下部に形成されて
いるので、該開口部から楽に同ネジ固定作業を行うこと
ができ、通常は、同開口部を蓋体で閉じて体裁良く納め
ることができる。
持される支持体の下端部分が該床面上にネジ固定される
ので、同支持体の下端部分のずれ動きが防止されてより
確実な支持状態を得ることができる。しかも、前記ネジ
固定作業用の開口部が便器本体の側壁下部に形成されて
いるので、該開口部から楽に同ネジ固定作業を行うこと
ができ、通常は、同開口部を蓋体で閉じて体裁良く納め
ることができる。
【００１８】
【発明の実施の形態】図１、２は、本発明の請求項１〜
３、５に対応する一実施形態を示し、該実施形態の着座
式便器は、床面１上に設置固定される便器本体２の側方
に手すり体３を立設してなるものであって、便器本体２
の中空内部に支持体４を収容し、該支持体４の下端部分
を床面１上に支持させ、同支持体４の上端部分に同便器
本体２の外部に突出する手すり体３を立設してなる。
３、５に対応する一実施形態を示し、該実施形態の着座
式便器は、床面１上に設置固定される便器本体２の側方
に手すり体３を立設してなるものであって、便器本体２
の中空内部に支持体４を収容し、該支持体４の下端部分
を床面１上に支持させ、同支持体４の上端部分に同便器
本体２の外部に突出する手すり体３を立設してなる。
【００１９】該実施形態の着座式便器においては、支持
体４の上端部分を便器本体２の上面に突設して外側下方
へと略Ｌ字状に折曲形成し、該折曲部５を同便器本体２
の上面縁部分に係止すると共に同折曲部５の外側垂下片
６に手すり体３の下端基部７を取着固定している。又、
手すり体３及び支持体４を便器本体２の両側に配設して
おり、該支持体４の下端部分を床面１上にネジ固定し、
便器本体２の側壁下部に同ネジ固定作業用の開口部９を
形成し、該開口部９に開閉自在な蓋体10を付設してもい
る。
体４の上端部分を便器本体２の上面に突設して外側下方
へと略Ｌ字状に折曲形成し、該折曲部５を同便器本体２
の上面縁部分に係止すると共に同折曲部５の外側垂下片
６に手すり体３の下端基部７を取着固定している。又、
手すり体３及び支持体４を便器本体２の両側に配設して
おり、該支持体４の下端部分を床面１上にネジ固定し、
便器本体２の側壁下部に同ネジ固定作業用の開口部９を
形成し、該開口部９に開閉自在な蓋体10を付設してもい
る。
【００２０】便器本体２は陶器製で、その前部上面に排
便用の開口凹部11が形成され、同後部上面には、ロータ
ンク（図示せず）からの配管や給水制御機器等を収容す
るための中空開口部12が形成されており、該中空開口部
12は同便器本体２の中空内部と連なっている。又、便器
本体２の中程上面の両側には各々、同便器本体２の中空
内部に連通するスリット13が配設形成されており、該ス
リット13を通して支持体４は同中空内部に収容される。
便用の開口凹部11が形成され、同後部上面には、ロータ
ンク（図示せず）からの配管や給水制御機器等を収容す
るための中空開口部12が形成されており、該中空開口部
12は同便器本体２の中空内部と連なっている。又、便器
本体２の中程上面の両側には各々、同便器本体２の中空
内部に連通するスリット13が配設形成されており、該ス
リット13を通して支持体４は同中空内部に収容される。
【００２１】支持体４は帯状金属板を折曲して形成さ
れ、その上端部分が前記スリット13より外部上方へ突出
され、該突出部分が折曲部５となって便器本体２の上面
縁部分に係止されている。支持体４の下端部分には外側
へ折曲した取着片14が形成されており、該取着片14がネ
ジ15によって床面１上にネジ固定される。その際、取着
片14の近傍において便器本体２の側壁下部に形成される
開口部９を通し、該便器本体２の外側からネジ固定作業
が行われ、その後、同開口部９は蓋体10が嵌着されて閉
じられる。
れ、その上端部分が前記スリット13より外部上方へ突出
され、該突出部分が折曲部５となって便器本体２の上面
縁部分に係止されている。支持体４の下端部分には外側
へ折曲した取着片14が形成されており、該取着片14がネ
ジ15によって床面１上にネジ固定される。その際、取着
片14の近傍において便器本体２の側壁下部に形成される
開口部９を通し、該便器本体２の外側からネジ固定作業
が行われ、その後、同開口部９は蓋体10が嵌着されて閉
じられる。
【００２２】支持体４の前記折曲部５の外側垂下片６は
便器本体２の外側面に当接され、該外側垂下片６の外面
には結合ピン16が突設されており、該結合ピン16に手す
り体３の下端基部７が回動しないよう嵌着固定される。
手すり体３は合成樹脂、金属等で一体に形成され、下端
基部７より上方へ延びる縦片部17と該縦片部17の上端か
ら前方へ延出する横片部18とで略Ｌ字状となるよう一体
に形成されており、同横片部18上に手がかけられて荷重
が加わる。
便器本体２の外側面に当接され、該外側垂下片６の外面
には結合ピン16が突設されており、該結合ピン16に手す
り体３の下端基部７が回動しないよう嵌着固定される。
手すり体３は合成樹脂、金属等で一体に形成され、下端
基部７より上方へ延びる縦片部17と該縦片部17の上端か
ら前方へ延出する横片部18とで略Ｌ字状となるよう一体
に形成されており、同横片部18上に手がかけられて荷重
が加わる。
【００２３】したがって、該実施形態の着座式便器にお
いては、便器本体２の中空内部に収容される支持体４の
上端部分に手すり体３が立設されているので、該手すり
体３及び支持体４は同便器本体２の周辺の床面上で邪魔
になることがなく、該周辺の床面上がスッキリとした外
観に納まり、同周辺の床面の掃除も楽に行うことができ
る。又、便器本体２に車椅子で近づく際、障害物がなく
て支障なく近づくことができ、該車椅子、便器本体２間
の乗り移りも容易に行うことができる。
いては、便器本体２の中空内部に収容される支持体４の
上端部分に手すり体３が立設されているので、該手すり
体３及び支持体４は同便器本体２の周辺の床面上で邪魔
になることがなく、該周辺の床面上がスッキリとした外
観に納まり、同周辺の床面の掃除も楽に行うことができ
る。又、便器本体２に車椅子で近づく際、障害物がなく
て支障なく近づくことができ、該車椅子、便器本体２間
の乗り移りも容易に行うことができる。
【００２４】しかも、支持体４の下端部分が床面１上に
支持されるので、該支持体４の上端部分に立設される手
すり体３の横片部18上にかかる荷重は同床面１上で強固
に受けられて、該横片部18を持って身体を確実に支える
ことができ、便器本体２に座ったりこれから立ち上がっ
たりする際に、同横片部18を持って安全且つ楽に動作す
ることができる。よって、該実施形態の着座式便器は、
高齢者や身体の不自由な人にとって最適なものとなる。
支持されるので、該支持体４の上端部分に立設される手
すり体３の横片部18上にかかる荷重は同床面１上で強固
に受けられて、該横片部18を持って身体を確実に支える
ことができ、便器本体２に座ったりこれから立ち上がっ
たりする際に、同横片部18を持って安全且つ楽に動作す
ることができる。よって、該実施形態の着座式便器は、
高齢者や身体の不自由な人にとって最適なものとなる。
【００２５】又、該実施形態の着座式便器においては、
支持体４の上端部分の折曲部５が便器本体２の上面縁部
分に係止され、該折曲部５の外側垂下片６が便器本体２
の外側面に当接されて、該外側垂下片６に手すり体３の
下端基部７が取着固定されているので、手すり体３の横
片部18上にかかる荷重は、該手すり体３の下端基部７を
介して便器本体２の上面縁部分と床面１上とで受けられ
ることになり、同手すり体３の支持強度が高くなってい
る。
支持体４の上端部分の折曲部５が便器本体２の上面縁部
分に係止され、該折曲部５の外側垂下片６が便器本体２
の外側面に当接されて、該外側垂下片６に手すり体３の
下端基部７が取着固定されているので、手すり体３の横
片部18上にかかる荷重は、該手すり体３の下端基部７を
介して便器本体２の上面縁部分と床面１上とで受けられ
ることになり、同手すり体３の支持強度が高くなってい
る。
【００２６】又、該実施形態の着座式便器においては、
手すり体３及び支持体４が便器本体２の両側に配設され
ているので、該便器本体２に座ったりこれから立ち上が
ったりする際に、両側の手すり体３の横片部18を持って
より安全且つ楽に動作することができ、使い勝手は良好
である。
手すり体３及び支持体４が便器本体２の両側に配設され
ているので、該便器本体２に座ったりこれから立ち上が
ったりする際に、両側の手すり体３の横片部18を持って
より安全且つ楽に動作することができ、使い勝手は良好
である。
【００２７】又、該実施形態の着座式便器においては、
床面１上に支持される支持体４の下端部分の取着片14が
該床面１上にネジ15によって固定されるので、同支持体
４の下端部分のずれ動きが防止されてより確実な支持状
態を得ることができる。しかも、前記ネジ15で固定する
作業用の開口部９が便器本体２の側壁下部に形成されて
いるので、該開口部９から楽に同ネジ固定作業を行うこ
とができ、通常は、同開口部９を蓋体10で閉じて体裁良
く納めることができる。
床面１上に支持される支持体４の下端部分の取着片14が
該床面１上にネジ15によって固定されるので、同支持体
４の下端部分のずれ動きが防止されてより確実な支持状
態を得ることができる。しかも、前記ネジ15で固定する
作業用の開口部９が便器本体２の側壁下部に形成されて
いるので、該開口部９から楽に同ネジ固定作業を行うこ
とができ、通常は、同開口部９を蓋体10で閉じて体裁良
く納めることができる。
【００２８】図３は、本発明の請求項１〜４に対応する
別の実施形態を示し、該実施形態の着座式便器において
は、手すり体３及び支持体４が便器本体２の両側に配設
されており、両側の支持体４の下端部分が下片部８を介
して結合一体化され、該下片部８が床面１上に支持され
ている。
別の実施形態を示し、該実施形態の着座式便器において
は、手すり体３及び支持体４が便器本体２の両側に配設
されており、両側の支持体４の下端部分が下片部８を介
して結合一体化され、該下片部８が床面１上に支持され
ている。
【００２９】したがって、該実施形態の着座式便器にお
いては、特に、両支持体４のぐらつき動きが防止されて
安定した更に強固な支持状態を得ることができ、しか
も、該両支持体４は一体化されて便器本体２の中空内部
に組み込み易いものとなっている。
いては、特に、両支持体４のぐらつき動きが防止されて
安定した更に強固な支持状態を得ることができ、しか
も、該両支持体４は一体化されて便器本体２の中空内部
に組み込み易いものとなっている。
【００３０】この場合、下片部８が便器本体２の後部上
面の中空開口部12よりも小さな平板形状に形成されてお
り、該下片部８は床面１上にネジ、釘等の固着具で固定
されることなく当接支持されるだけのものである。又、
便器本体２の後部上面の中空開口部12の前端縁両側にス
リット13が各々、開口が連続するように配設形成されて
おり、下片部８を同中空開口部12から挿入収容させた
後、両側の支持体４を両スリット13に挿入係合させるこ
とで、両支持体４を下片部８と共に位置決めして同便器
本体２の中空内部に容易に組み込むことができる。な
お、それ以外は、上記図１、２に示した実施形態と同様
に構成されており、同上記実施形態におけると同様の作
用効果が奏される。
面の中空開口部12よりも小さな平板形状に形成されてお
り、該下片部８は床面１上にネジ、釘等の固着具で固定
されることなく当接支持されるだけのものである。又、
便器本体２の後部上面の中空開口部12の前端縁両側にス
リット13が各々、開口が連続するように配設形成されて
おり、下片部８を同中空開口部12から挿入収容させた
後、両側の支持体４を両スリット13に挿入係合させるこ
とで、両支持体４を下片部８と共に位置決めして同便器
本体２の中空内部に容易に組み込むことができる。な
お、それ以外は、上記図１、２に示した実施形態と同様
に構成されており、同上記実施形態におけると同様の作
用効果が奏される。
【００３１】図４は、本発明の請求項１〜５全てに対応
する更に別の実施形態を示し、該実施形態の着座式便器
においては、両側の支持体４がパイプ材で形成され、該
両支持体４の下端部分を結合一体化する下片部８が略Ｈ
形状の平板材で形成され、該下片部８は床面１上にネジ
15で固定されている。その際、便器本体２の側壁下部に
形成された開口部９から楽にネジ固定作業を行うことが
でき、通常は、同開口部９を蓋体10で閉じて体裁良く納
めることもできる。
する更に別の実施形態を示し、該実施形態の着座式便器
においては、両側の支持体４がパイプ材で形成され、該
両支持体４の下端部分を結合一体化する下片部８が略Ｈ
形状の平板材で形成され、該下片部８は床面１上にネジ
15で固定されている。その際、便器本体２の側壁下部に
形成された開口部９から楽にネジ固定作業を行うことが
でき、通常は、同開口部９を蓋体10で閉じて体裁良く納
めることもできる。
【００３２】したがって、該実施形態の着座式便器にお
いては、下片部８が床面１上に当接支持されるだけでな
くネジ固定されるので、より強固な固定状態を得ること
ができる。又、両側の支持体４の上端部分も帯板状の上
片部19で結合一体化されており、該上片部19が便器本体
２の中程上面に当接支持されていて、より安定して強固
な支持状態を得ることができる。この場合、上片部19の
両端部分に下方へ略Ｌ字状に折曲した折曲部５が形成さ
れている。又、支持体４は、便器本体２の後部上面の中
空開口部12の前端縁両側隅部分を通して、同便器本体２
の中空内部に収容されている。なお、それ以外は、上記
図３に示した実施形態と同様に構成されており、同上記
実施形態におけると同様の作用効果が奏される。
いては、下片部８が床面１上に当接支持されるだけでな
くネジ固定されるので、より強固な固定状態を得ること
ができる。又、両側の支持体４の上端部分も帯板状の上
片部19で結合一体化されており、該上片部19が便器本体
２の中程上面に当接支持されていて、より安定して強固
な支持状態を得ることができる。この場合、上片部19の
両端部分に下方へ略Ｌ字状に折曲した折曲部５が形成さ
れている。又、支持体４は、便器本体２の後部上面の中
空開口部12の前端縁両側隅部分を通して、同便器本体２
の中空内部に収容されている。なお、それ以外は、上記
図３に示した実施形態と同様に構成されており、同上記
実施形態におけると同様の作用効果が奏される。
【００３３】図５、６は、本発明の請求項１、３、５に
対応する更に別の実施形態を示し、該実施形態の着座式
便器においては、支持体４が矩形金属板で形成され、そ
の下端部分には内側へ折曲した取着片14が形成されてお
り、該取着片14がネジ15によって床面１上にネジ固定さ
れる。その際、便器本体２の側壁下部に形成される開口
部９及び支持体４に形成される内側開口部20を通して、
同便器本体２の外側からネジ固定作業が行われる。
対応する更に別の実施形態を示し、該実施形態の着座式
便器においては、支持体４が矩形金属板で形成され、そ
の下端部分には内側へ折曲した取着片14が形成されてお
り、該取着片14がネジ15によって床面１上にネジ固定さ
れる。その際、便器本体２の側壁下部に形成される開口
部９及び支持体４に形成される内側開口部20を通して、
同便器本体２の外側からネジ固定作業が行われる。
【００３４】又、支持体４の上端部分は便器本体２の中
空内部に存在して、該上端部分の外側面に結合ピン16が
突設されており、該結合ピン16は同便器本体２の側壁上
部を貫通して外部に突出され、同結合ピン16の突出部分
に手すり体３の下端基部７が嵌着固定されている。な
お、それ以外は、上記図１、２に示した実施形態と同様
に構成されており、同上記実施形態におけると同様の作
用効果が奏される。
空内部に存在して、該上端部分の外側面に結合ピン16が
突設されており、該結合ピン16は同便器本体２の側壁上
部を貫通して外部に突出され、同結合ピン16の突出部分
に手すり体３の下端基部７が嵌着固定されている。な
お、それ以外は、上記図１、２に示した実施形態と同様
に構成されており、同上記実施形態におけると同様の作
用効果が奏される。
【００３５】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項１記載の着
座式便器においては、便器本体の周辺の床面上がスッキ
リと納まって掃除も楽に行うことができ、該便器本体に
は車椅子でも支障なく近づくことができて、該車椅子、
便器本体間の乗り移りも容易に行うことができ、しか
も、床面上で強固に支持される手すり体を持って身体を
確実に支えることができ、座ったり立ち上がったりする
際に、同手すり体を持って安全且つ楽に動作することが
できる。
座式便器においては、便器本体の周辺の床面上がスッキ
リと納まって掃除も楽に行うことができ、該便器本体に
は車椅子でも支障なく近づくことができて、該車椅子、
便器本体間の乗り移りも容易に行うことができ、しか
も、床面上で強固に支持される手すり体を持って身体を
確実に支えることができ、座ったり立ち上がったりする
際に、同手すり体を持って安全且つ楽に動作することが
できる。
【００３６】又、本発明の請求項２記載の着座式便器に
おいては、特に、手すり体上にかかる荷重が便器本体の
上面縁部分と床面上とで受けられて、該手すり体の支持
強度は高められる。
おいては、特に、手すり体上にかかる荷重が便器本体の
上面縁部分と床面上とで受けられて、該手すり体の支持
強度は高められる。
【００３７】又、本発明の請求項３記載の着座式便器に
おいては、特に、手すり体及び支持体が便器本体の両側
に配設されて、座ったり立ち上がったりする際に、両側
の手すり体を持ってより安全且つ楽に動作することがで
きる。
おいては、特に、手すり体及び支持体が便器本体の両側
に配設されて、座ったり立ち上がったりする際に、両側
の手すり体を持ってより安全且つ楽に動作することがで
きる。
【００３８】又、本発明の請求項４記載の着座式便器に
おいては、特に、上記の場合に、両側の支持体の下端部
分を結合する下片部が床面上に支持されて、安定した支
持状態を得ることができ、同両支持体は一体化されて便
器本体の中空内部に組み込み易いものとなる。
おいては、特に、上記の場合に、両側の支持体の下端部
分を結合する下片部が床面上に支持されて、安定した支
持状態を得ることができ、同両支持体は一体化されて便
器本体の中空内部に組み込み易いものとなる。
【００３９】又、本発明の請求項５記載の着座式便器に
おいては、特に、支持体の下端部分がネジ固定されその
ずれ動きが防止されて、より確実な支持状態を得ること
ができ、しかも、同ネジ固定作業を便器本体の側壁下部
の開口部から楽に行うことができ、通常は、同開口部を
蓋体で閉じて体裁良く納めることもできる。
おいては、特に、支持体の下端部分がネジ固定されその
ずれ動きが防止されて、より確実な支持状態を得ること
ができ、しかも、同ネジ固定作業を便器本体の側壁下部
の開口部から楽に行うことができ、通常は、同開口部を
蓋体で閉じて体裁良く納めることもできる。
【図１】本発明の一実施形態である着座式便器を示す斜
視図。
視図。
【図２】同着座式便器の要部を示す断面図。
【図３】別の実施形態である着座式便器を示す斜視図。
【図４】更に別の実施形態である着座式便器を示す斜視
図。
図。
【図５】更に別の実施形態である着座式便器を示す斜視
図。
図。
【図６】同着座式便器の要部を示す断面図。
【図７】従来例である着座式便器を示す斜視図。
【図８】別の従来例である着座式便器を示す斜視図。
【図９】従来の改善例である着座式便器を示す断面図。
１ 床面 ２ 便器本体 ３ 手すり体 ４ 支持体 ５ 折曲部 ６ 外側垂下片 ７ 下端基部 ８ 下片部 ９ 開口部 10 蓋体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮本 真人 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 石井 克征 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 溝畑 義夫 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 後藤 巨史 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 前澤 直樹 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Ｆターム(参考） 2D037 BA12 BA16
Claims (5)
- 【請求項１】 床面上に設置固定される便器本体の側方
に手すり体を立設してなる着座式便器であって、便器本
体の中空内部に支持体を収容し、該支持体の下端部分を
床面上に支持させ、同支持体の上端部分に同便器本体の
外部に突出する手すり体を立設してなる着座式便器。 - 【請求項２】 支持体の上端部分を便器本体の上面に突
設して外側下方へと略Ｌ字状に折曲形成し、該折曲部を
同便器本体の上面縁部分に係止すると共に同折曲部の外
側垂下片に手すり体の下端基部を取着固定したことを特
徴とする請求項１記載の着座式便器。 - 【請求項３】 手すり体及び支持体を便器本体の両側に
配設したことを特徴とする請求項１記載の着座式便器。 - 【請求項４】 両側の支持体の下端部分を下片部を介し
て結合一体化し、該下片部を床面上に支持させたことを
特徴とする請求項３記載の着座式便器。 - 【請求項５】 支持体の下端部分を床面上にネジ固定
し、便器本体の側壁下部に同ネジ固定作業用の開口部を
形成し、該開口部に開閉自在な蓋体を付設したことを特
徴とする請求項１記載の着座式便器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29594098A JP2000116572A (ja) | 1998-10-19 | 1998-10-19 | 着座式便器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29594098A JP2000116572A (ja) | 1998-10-19 | 1998-10-19 | 着座式便器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000116572A true JP2000116572A (ja) | 2000-04-25 |
Family
ID=17827090
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29594098A Pending JP2000116572A (ja) | 1998-10-19 | 1998-10-19 | 着座式便器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000116572A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002045311A (ja) * | 2000-08-02 | 2002-02-12 | Aron Kasei Co Ltd | 便器のアームレスト |
| GB2462722A (en) * | 2008-08-20 | 2010-02-24 | Total Hygiene Ltd | An arm rest structure |
-
1998
- 1998-10-19 JP JP29594098A patent/JP2000116572A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002045311A (ja) * | 2000-08-02 | 2002-02-12 | Aron Kasei Co Ltd | 便器のアームレスト |
| GB2462722A (en) * | 2008-08-20 | 2010-02-24 | Total Hygiene Ltd | An arm rest structure |
| EP2163179A2 (en) * | 2008-08-20 | 2010-03-17 | Total Hygiene Ltd | Supporting rest structures for toilets |
| EP2163179A3 (en) * | 2008-08-20 | 2012-10-31 | Total Hygiene Ltd | Supporting rest structures for toilets |
| GB2462722B (en) * | 2008-08-20 | 2013-02-27 | Total Hygiene Ltd | Supporting Rest Structures for Toilets |
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