JPH02111367A - 便器用椅子及び便器 - Google Patents

便器用椅子及び便器

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Publication number
JPH02111367A
JPH02111367A JP63265616A JP26561688A JPH02111367A JP H02111367 A JPH02111367 A JP H02111367A JP 63265616 A JP63265616 A JP 63265616A JP 26561688 A JP26561688 A JP 26561688A JP H02111367 A JPH02111367 A JP H02111367A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
chair
toilet
buttrest
stool
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP63265616A
Other languages
English (en)
Inventor
Misako Funaki
美砂子 舟木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IKEDA MOHANDOU KK
Original Assignee
IKEDA MOHANDOU KK
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Filing date
Publication date
Application filed by IKEDA MOHANDOU KK filed Critical IKEDA MOHANDOU KK
Priority to JP63265616A priority Critical patent/JPH02111367A/ja
Publication of JPH02111367A publication Critical patent/JPH02111367A/ja
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、身体の不自由な人等に用いられる便器用椅子
及び便器に関する。
(従来の技術) 従来のこの種の便器用椅子及び便器では、シートの中央
に排便孔が設けられ、その下方に便容器が配置されてお
り、これを例えばベッドの脇に配置し、利用時に身体を
ベッドから椅子に移動させ、シートに座った状態で排便
を行うようになっている。また、一般には、普通の椅子
と同様に肘掛けがシートの両側に設けられるか、又は全
く無いものとなっている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、便器用椅子を利用する人の容体は様々で
あるのに対して、上記従来の便器用椅子はこれに対処で
きるようには構成されていないため、利用時に身体を椅
子まで移動させることができなかったり、大きな負担と
なったり、そのために安全性に欠けたり、介護者の補助
を必要とじたり、あるいは使い勝手が良くないという問
題点があった。
例えば、従来の便器用椅子は高さ調節機能を有していな
いので、椅子のシート面をベッドのマット面と同一の高
さにできないことが多(、このために立ち上がり又は横
いざりで身体を椅子へ移動させ、着座するこ七が困難で
あった。
また、シートの両側に肘掛けが設けられている便器用椅
子をベッドの脇に配置する場合、自刃で立ち上がれない
人が利用するときには、椅子への移動を確保するために
、椅子はベッド側に対して色々な向きで配置されるが、
多くの場合、身体の半回転や全回転を強いられ、両側の
肘掛けが邪魔になるので、上記椅子への身体の移動は容
易でない。
この場合、自刃で立ち上がれる人が利用するときには、
椅子の側面をベッド側に向けて配置できる。しかし、一
般に身体の不自由な人は健常人と異なり、椅子から立ち
上がる際に身体の重心を前に移動させ、腰を浮かせる必
要があるのに対して、従来の椅子は、肘掛けの前端部が
シート面の前端部とほぼ一致する位置に配されているの
で、肘掛けを支えにして身体の重心を前に移動させるこ
とができず、したがって椅子から立ち上がることができ
ない。
更に、これらの椅子は、通常ベッドに固定されておらず
不安定であるので、例えば把手をつかまないと身体を移
動できない人が、肘掛けを移動のための把手として利用
すると、転倒するおそれが多い。
また、シートの両側のいずれにも肘掛けが設けられてい
ない便器用椅子は、椅子の側面をベッド側に向けて配置
できるので、椅子への身体の移動は比較的容易であるが
、把手をつかまないと身体を移動できない人にとっては
、肘掛けを移動のための把手として利用できず、また背
もたれはより離れた位置にあることから不便を強いられ
る。
本発明は、上記従来の技術の問題点を解決するためにな
されたものであり、椅子への身体の移動及び椅子からの
立ち上がりが容易にでき、利用者の容体に応じて使い易
いように調整できるようにした便器用椅子及び便器を提
供することを目的とする。
(課題を達成するための手段) 上記目的を達成するため、本発明の便器用椅子は、脚部
と、該脚部に支持され、ほぼ中央に排便孔を設けた尻当
部材と、該尻当部材の後端部付近に設けられた背当部材
と、前記尻当部材の左右端部のうちのいずれか一方の後
ろ側に設けられた、該端部の全長より短い短把手と、前
記左右端部のうちの他方の全長にわたって設けられた全
把手と、前記尻当部材より突出して該全把手より前方に
設けられた補助把手とを備え、本発明の便器は、上記便
器用椅子の前記排便孔の下方に便容器を配置したもので
ある。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を、図面を参照して説明する。
第1図は本発明に係る便器用椅子及び便器を示す。同図
の符号1は椅子の脚部を示し、脚部lは4本の脚部材1
aから成る。脚部材1aは、例えばねじ等の公知の方法
により、その高さを調整できるようになっている。後ろ
側の2本の脚部材1aは、上方に延びて背当て部2を構
成している。
また、脚部材1aの間は、横部材3のねし止めによって
連結されている。ねじ止めのためのねじ孔は、上下方向
の所定位置に複数個設けられており、このねじ止め位置
を調整することにより、脚部1に対する横部材3の高さ
が調整可能となっている。
また、脚部1は、図示しない取付装置によってベッド等
の任意の位置に取り外し可能に固定されるようになって
いる。
横部材3には尻当部材4が載せられ、固定されている。
したがって、尻当部材4の高さも脚部1に対して調整可
能である。尻当部材4のほぼ中央には排便孔5が設けら
れ、尻当部材4の下面には排便孔5に対応した位置に便
容器6が設けられている。また、尻当部材4にはその全
面を被うようにシート部材7が載せられており、このシ
ート部材7は、例えば蝶番により、尻当部材4の後端部
を中心として開閉自在とされている。即ち、便器として
使用するときにはシート部材7を開き、不使用時にはシ
ート部材7を閉じて椅子として使用できる。
尻当部材4の左端部には、その後端部からほぼ中央部に
位置して、ほぼU字形の短把手8が、その後垂直部8a
を、背当て部2に、及び前垂直部8bを横部材3にそれ
ぞれねじ止めすることにより設けられている。一方、尻
当部材4の右端部には、長把手9が、背当て部2及び脚
部材1aの上部にねじ止めされて設けられている。長把
手9は、尻当部材4の前後方向の全長にわたる全把手部
9aと、尻当部材4の前方に突出して延びる補助把手部
9bとが一体となって形成されている。短把手8及び長
把手9は、ねじ止めのためのねじ孔を適宜設けることに
より、左右端部のいずれにも設置できるようになってい
る。
次に、上記構成の便器用椅子及び便器の作動を説明する
第2図は便器用椅子及び便器をベッドlOの脇に設置し
た状態を示す。この場合、同図に示すように、椅子は、
その短把手8のある方の側面をベッド側に向け、かつ人
の頭部の向きと椅子の背部の向きとを一致させ、更に人
の肩が背当て部2のほぼ延長線上に位置するように配置
されるとともに、前述した取付装置によってベッド10
に固定されている。
自刃で立ち上がれない人が椅子を利用するときには、ま
ず身体を横にずらして椅子の付近まで移動させる。次に
、短把手8の後垂直部8aを握って引っ張ることにより
寝返りを行い、更に短把手8の前垂直部8bを握って起
き上がることにより端座位をとり、この後長把手9を持
って上半身を尻当部材4に乗せる。この場合、短把手8
は椅子の前後方向のほぼ中央部までしか延びておらず、
側面部の前側が大きく開いているので、尻当部材4への
移動を容易に行うことができる。また、椅子がベッドに
固定されているので、短把手8及び長把手9を引っ張っ
ても椅子がぐらつくことはない。次に、長把手9を握り
、これを支えにして姿勢を直し、その後排便を行う。こ
の場合、長把手9は椅子の前後方向の全長及び前方にわ
たって延びているので、姿勢を直すのに最適な握り位置
を選択でき、したがって椅子への移動を容易に行うこと
ができる。
また、自刃で立ち上がれる人が排便を終えて立ち上がる
際には1.前方に突出した補助把手部9bを握り、これ
を支えにして身体の重心を前に移動させ、腰を浮かせる
ことができるので、立ち上がり動作を容易に行える。
更に、左右のいずれか一方の手しか使えない人に対して
は、短把手8と長把手9を左右交換することにより容易
に、上述したのと同様に椅子を利用することができる。
また、尻当部材4とベッド10の高さが異なると、椅子
への移動は不便になり易いが、これに対しては脚部1や
尻当部材4の高さを調整することにより容易に対処でき
る。
なお、上記実施例の椅子の適所に消臭剤あるいは芳香剤
を取り付けることにより、より快適に本椅子を使用する
ことができる。
(発明の効果) 以上詳述したように本発明によれば、身体の不自由な人
が身体を椅子へ移動したり、椅子から立ち上がったりす
るのを容易にすることができ、また椅子は使用者の容体
に応じて使い易いように調整できるという効果を奏する
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る便器用椅子及び便器の一実施例を
示す斜視図、第2図は便器用椅子及び便器をベッドの脇
に設置した状態を示す模式平面図である。 ■・・・脚部 2・・・背当部(背当部材) 4・・・尻当部材 5・・・排便孔 6・・・便容器 7・・・シート部材 8・・・短把手 9・・・長把手 9a・・・全把手部(全把手) 9b・・・補助把手部(補助把手) 10 ・ ・ ・ベラ ド。 第1図 第2図

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)脚部と、該脚部に支持され、ほぼ中央に排便孔を
    設けた尻当部材と、該尻当部材の後端部付近に設けられ
    た背当部材と、前記尻当部材の左右端部のうちのいずれ
    か一方の後ろ側に設けられた、該端部の全長より短い短
    把手と、前記左右端部のうちの他方の全長にわたって設
    けられた全把手と、前記尻当部材より突出して該全把手
    より前方に設けられた補助把手とを備えたことを特徴と
    する便器用椅子。
  2. (2)前記全把手と補助把手とが実質上一体的に長把手
    として形成されている、請求項(1)記載の便器用椅子
  3. (3)前記長把手と前記短把手とが前記尻当部材又はこ
    れと一体の部材に取り外し可能に取り付けられ、互いに
    交換可能である、請求項(2)記載の便器用椅子。
  4. (4)前記尻当部材がその全面を被うシート部材を有す
    る、請求項(1)記載の便器用椅子。
  5. (5)前記脚部がその高さを調節可能に構成されている
    、請求項(1)記載の便器用椅子。
  6. (6)前記尻当部材が前記脚部に対して高さを調節可能
    に取り付けられた、請求項(1)記載の便器用椅子。
  7. (7)前記脚部が便容器を収容するための空間を有する
    、請求項(1)記載の便器用椅子。
  8. (8)前記脚部又はこれと一体の部材が、ベッドと一体
    化する取付装置を有する、請求項(1)記載の便器用椅
    子。
  9. (9)前記長把手が前記尻当部材又はこれと一体の部材
    に取り外し可能に取り付けられている、請求項(1)記
    載の便器用椅子。
  10. (10)脚部と、該脚部に支持され、ほぼ中央に排便孔
    を設けた尻当部材と、該尻当部材の後端部付近に設けら
    れた背当部材と、前記尻当部材の左右端部のうちのいず
    れか一方の後ろ側に設けられた、該端部の全長より短い
    短把手と、前記左右端部のうちの他方の全長にわたって
    設けられた全把手と、前記尻当部材より突出して該全把
    手より前方に設けられた補助把手とを備えた便器用椅子
    の前記排便孔の下方に便容器を配置したことを特徴とす
    る便器。
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JPH0431596U (ja) * 1990-07-09 1992-03-13
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