JP2000035229A - 躯体蓄熱を利用した空調システム - Google Patents

躯体蓄熱を利用した空調システム

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JP2000035229A
JP2000035229A JP10203111A JP20311198A JP2000035229A JP 2000035229 A JP2000035229 A JP 2000035229A JP 10203111 A JP10203111 A JP 10203111A JP 20311198 A JP20311198 A JP 20311198A JP 2000035229 A JP2000035229 A JP 2000035229A
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air
latent heat
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air conditioning
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Junichi Takahashi
淳一 高橋
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Taisei Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】空調時間外に躯体に蓄熱した熱を、空調時間内
において放熱して空調に利用する空調システムにおいて
は、躯体の蓄熱量は、コンクリートスラブの厚さや断熱
仕様等の条件に影響され、その条件によっては蓄熱量、
従って放熱量が十分でなく、空調運転において有効利用
できる時間が限られ、蓄熱の利用を空調開始後から行う
と、それから数時間で放熱を完了してしまうため、最も
有効に利用できる時間帯での利用ができなくなる場合が
ある。 【解決手段】そこで、空調機から空調空間に至り、空調
空間から空調機に還流する空調空気経路の適所に、コン
クリートスラブ躯体の中空部102により構成した蓄熱
空気通路を配置した空調システムにおいて、コンクリー
トスラブ躯体は多数の並列した中空部を有する中空スラ
ブ101により構成し、多数の中の一部の中空部により
前記蓄熱空気通路Aを構成すると共に、残りの中空部に
は、常温レベルで相変化する潜熱蓄熱材を充填して潜熱
蓄熱部Bを構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、躯体蓄熱を利用し
た空調システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近来、空調機の始動直後から室内環境を
良好にすることを目的としたり、または空調負荷のピー
クカットによる熱源・空調機器の容量低減を計る目的
で、空調が必要な時間外に空調機を蓄熱運転してコンク
リートスラブ躯体に予め熱(冷熱を含む)を蓄熱してお
き、この熱を、空調が必要な時間に利用することができ
る躯体蓄熱を利用した空調システムが提案されている。
例えば特願平9−28209号等の願書に添付した明細
書及び図面参照。
【0003】この空調システムは、建築物の構造体によ
り構成された閉鎖空間、例えば中空スラブにより構成し
た床スラブの中空部を蓄熱、そして放熱用の空気通路と
して構成し、空調機から空調空間を経て空調機に還流す
る空調空気経路の適所に前記床スラブの空気通路を配置
した構成を基本構成としている。
【0004】このような空調システムの一例を説明する
と、例えば図4に示すものは、空調機1の吐出側2から
吐出する空調空気を、OAフロア等の二重床3と床スラ
ブ4との間に構成した床下空間部5に流し、床3に設け
た吹出口6から部屋の居室空間7に供給すると共に、天
井パネル8に設けた吸込口9から、この天井パネル8と
天井側の床スラブ4との間の天井内空間10に流入さ
せ、ここを通過させて空調機1の吸込側11に還流させ
る床吹き出し式の空調システムにおいて、床スラブ4は
中空部12を有する中空スラブにより構成し、この中空
部12により蓄熱、そして放熱用の蓄熱空気通路を構成
して、前記空調空気を必要に応じてこの蓄熱空気通路に
流すようにしたものである。そして、多数の並列した中
空部12は、隣接するもの同士を図中右端側において連
通させて直列経路を構成し、これによって蓄熱空気通路
の両端側の空気の出入部を床スラブ4の一端側、即ち図
中左端側に配置している。即ち、空調機1の吐出側2か
らの空調空気を蓄熱空気通路に供給するために、天井内
空間10の床スラブ4の下方に、前記中空部12と直角
の方向に空気ダクト13を配置しており、この空気ダク
ト13から各直列経路の一端側に枝ダクト14を設置し
ている。一方、直列経路の他端側は開口部15により天
井内空間10と連通させている。
【0005】このような構成において、空調が必要な時
間外、特に、電力料金の単価が安い夜間において必要な
時間だけ空調機1を運転し、空調空気を主として前記蓄
熱空気通路に流して循環させる蓄熱運転を行うことによ
り、空調機1の運転により発生した熱(冷熱を含む)を
中空部12を構成した床スラブ4に蓄熱する。そして空
調時においては、居室空間7に流す空調空気を、その上
流側又は下流側において前記蓄熱空気通路に流す運転を
行うことにより、床スラブ4に蓄えた熱を空調空気によ
り回収して居室空間7の空調に供することができる。例
えば、夜10時から翌朝8時までの10時間の間に蓄熱
運転を行って床スラブ4に蓄熱し、昼間に放熱して利用
する。尚、図中実線及び破線の矢印は蓄熱運転時の空調
空気の流れ、1点鎖線の矢印は空調運転時の空調空気の
流れを示すもので、後者の空調運転においては、空調空
気の経路は、天井内空間10のみに流れて空調機1の吸
込側11に還流する経路と、天井内空間10から前記蓄
熱空気通路を流れて空調機1の吸込側11に還流する経
路とを選択できる構成としており、このような運転を行
うためのダクト配置、切替機構等を適宜に構成してい
る。尚、以上の例は床吹き出し方式であるが、天井吹き
出し方式にも適用できることは勿論である。尚、以上の
例は、隣接した中空部を一端側で連通させて直列経路を
構成する方式であるが、直列経路を構成しない方式もあ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のような躯体蓄熱
を利用した空調システムでは、夜間の蓄熱量を増やし、
夜間移行率を上げること、即ち、電力料金の安い夜間の
運転割合を増やすことがそのメリットであるが、床スラ
ブ4による蓄熱容量は、その容積や比熱等の条件により
決まってしまい、その条件によっては蓄熱運転における
蓄熱量、従って放熱量が十分でなく、空調運転において
有効利用できる時間が限られてしまう場合がある。
【0007】例えば通常の床スラブ4での実験結果から
は、3〜5時間の蓄熱運転で床スラブ4の温度が一定温
度となって、それ以上の蓄熱ができなくなる。上述した
ように電力料金が安くなる時間は10時間あるから、床
スラブの蓄熱容量が増加できれば、さらに、あと5時間
分の蓄熱が可能となり、蓄熱運転における蓄熱量が増加
する。
【0008】蓄熱量を増加させるための、従来の対策
は、蓄熱を行うコンクリートの量を増やすこと、即ち床
スラブを厚くして蓄熱容量を増やす対策や、蓄熱時の空
調空気の温度を、冷房時においては更に下げ、暖房時に
おいては更に上げるという対策であり、このような対策
では次のような課題がある。
【0009】即ち、前者の対策では、建物自体の重量が
増し、コストアップにつながると共に、中空スラブを用
いた建築的なメリットである天井高の確保や階数の増加
のメリットがなくなるという課題があり、また後者で
は、空調機自体のランニングコストの増加につながると
いう課題がある。本発明は、以上の課題を解決すること
を目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明では、まず、空調機から空調空間に至り、
空調空間から空調機に還流する空調空気経路の適所に、
コンクリートスラブ躯体の中空部により構成した蓄熱空
気通路を配置した空調システムにおいて、コンクリート
スラブ躯体は多数の並列した中空部を有する中空スラブ
により構成し、多数の中の一部の中空部により前記蓄熱
空気通路を構成すると共に、残りの中空部には、常温レ
ベルで相変化する潜熱蓄熱材を充填して潜熱蓄熱部を構
成した空調システムを提案するものである。
【0011】また本発明では、前記構成において、潜熱
蓄熱材をカプセルに充填して潜熱蓄熱体を構成し、多数
の潜熱蓄熱体を中空部に充填して潜熱蓄熱部を構成する
ことを提案する。
【0012】また本発明では、以上の構成において、潜
熱蓄熱材は、硫酸ナトリウム10水塩や塩化カルシウム
6水塩等の無機水和塩を主成分としたり、又は有機パラ
フィン系とその誘導体を主成分とするものを使用するこ
とができる。
【0013】また本発明では、前記構成において、蓄熱
空気通路と潜熱蓄熱部を交互に配置することを提案す
る。そしてこの構成においては、潜熱蓄熱部を挟む一対
の蓄熱空気通路を一端部において連通ダクトで連通させ
て直列経路を構成することができる。
【0014】また本発明では、前記構成において、隣接
する中空部を一端部において連通させて蓄熱空気通路の
直列経路を構成すると共に、直列経路間に潜熱蓄熱部を
配置することを提案する。
【0015】本発明によれば、中空スラブ自体の蓄熱容
量は増加させなくとも、多数の並列した中空部の一部に
充填した潜熱蓄熱材によって蓄熱容量の増加を計ること
ができる。このため電力料金が安くなる時間帯における
蓄熱運転の時間を増やして蓄熱量を増加させることがで
きる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図を参
照して説明する。図1、図2は本発明の空調システムの
第1の実施の形態の要部を示すもので、図1は床スラブ
の横断面図、図2は図1のA−A線断面図である。符号
101は床スラブで、この床スラブ101は多数の並列
した中空部102を有する中空スラブである。本発明の
空調システムは、この床スラブ101の中空部102に
より構成する蓄熱空気通路を、上述した従来の構成と同
様に、空調機から空調空間に至り、空調空間から空調機
に還流する空調空気経路の適所に配置して構成するもの
であり、この際、本発明では、多数の並列した中空部1
02の一部を蓄熱空気通路Aとして構成すると共に、残
りの中空部102には、常温レベルで相変化する潜熱蓄
熱材を充填して潜熱蓄熱部Bを構成するのである。
【0017】そこで第1の実施の形態を具体的に説明す
ると、この実施の形態では、潜熱蓄熱材をカプセルに充
填して潜熱蓄熱体103を構成し、この潜熱蓄熱体10
3の多数を中空部102に充填して潜熱蓄熱部Bを構成
している。図に示すように潜熱蓄熱部Bは一つ置きの中
空部102に構成しており、従って蓄熱空気通路Aと潜
熱蓄熱部Bは交互に配置している。そして潜熱蓄熱部B
を挟む一対の蓄熱空気通路A,Aは、一端部において連
通ダクト104により連通させて直列経路を構成してい
る。
【0018】次に潜熱蓄熱体103の具体例を説明する
と、まず潜熱蓄熱材は、例えば無機水和塩あるいは有機
パラフィン系とその誘導体等から適宜に選択することが
できる。この中、無機水和塩としては、例えば硫酸ナト
リウム10水塩(Na2SO4・10H2O)(芒硝)や
塩化カルシウム6水塩(CaCl2・6H2O)等を主成
分とするものが挙げられる。潜熱蓄熱材は、このような
ものの中から各種条件に適うものを選択するのである
が、その条件の一つとして、蓄熱サイクルにおける熱損
失を小さくするために、空調機1からの空調空気の温度
に近い相変化温度を有するものを選択することが好まし
い。この際、相変化温度は、主成分の相変化温度に依存
するので、所望の温度に近い相変化温度を有する物質を
主成分とするものを選択するか、または化学組成を工夫
することにより相変化温度を調整することも可能であ
る。また潜熱蓄熱材を選択するための他の条件として
は、耐久性や安定性、潜熱量、低価格等の条件がある。
一方、以上の潜熱蓄熱材を充填するためのカプセルとし
ては、例えば高密度ポリエチレン等の合成樹脂を選択す
ることができる。
【0019】以上の構成において、蓄熱運転時の空調空
気は図1中の実線矢印で示すように一対の蓄熱空気通路
Aの一方側から連通ダクト104を経て他方側の蓄熱空
気通路Aを流れ、この際、図中破線で示すように空調空
気から床スラブ101に熱(冷熱を含む)が伝達されて
顕熱として蓄熱が行われる。空調空気からの熱は潜熱蓄
熱部Bを構成する中空部102内に充填している潜熱蓄
熱材に伝達され、これにより潜熱蓄熱材が相変化して潜
熱として蓄熱が行われる。蓄熱空気通路Aを構成する中
空部102には空調空気の流通を阻害するものがないの
で、空調空気を円滑に流すことができる。こうして本発
明においては、床スラブ101に顕熱としての他、潜熱
蓄熱材に潜熱として蓄熱を行えるので、床スラブ101
自体の顕熱による蓄熱容量を増加させずに全体としての
蓄熱容量を増加させることができ、従って蓄熱運転にお
ける蓄熱量を増加させることができる。
【0020】次に図3は本発明の空調システムの第2の
実施の形態の要部を示すもので、図3は床スラブの横断
面図であり、第1の実施の形態の構成要素に相当する要
素は同一の符号を付している。この実施の形態において
も、床スラブ101は多数の並列した中空部102を有
し、その一部の中空部102に、潜熱蓄熱材をカプセル
に充填した潜熱蓄熱体103の多数を充填して潜熱蓄熱
部Bを構成するものである。この実施の形態では、第1
の実施の形態とは異なり、隣接する中空部102を一端
部において連通させて蓄熱空気通路Aの直列経路を構成
すると共に、直列経路間に潜熱蓄熱部Bを配置してい
る。隣接する中空部102を一端部において連通させる
構成は、図では連通口105により構成しているが、第
1の実施の形態と同様に連通ダクトを利用することもで
きる。また図においては、直列経路間に一つの潜熱蓄熱
部Bを配置しているが、2つ程度の潜熱蓄熱部Bを配置
することもできる。
【0021】また図示は省略しているが、上記第1、第
2の実施の形態における蓄熱空気通路Aと潜熱蓄熱部B
の配置を混在させて構成することもできる。
【0022】また以上の説明では、潜熱蓄熱材をカプセ
ルに充填して成る潜熱蓄熱体103の多数を中空部10
2に充填して潜熱蓄熱部Bを構成しているが、潜熱蓄熱
材は中空部102に挿入可能な筒状容器内に充填し、こ
の筒状容器を中空部102内に挿入することにより潜熱
蓄熱部Bを構成することもできる。即ち、中空部102
に対しての潜熱蓄熱材の充填方法は適宜である。
【0023】
【発明の効果】本発明は以上のとおりであるので、次の
ような効果がある。 a.中空スラブ自体の蓄熱容量は増加させなくとも、多
数の並列した中空部の一部に充填した潜熱蓄熱材によっ
て蓄熱容量の増加を計ることができ、このため電力料金
が安くなる時間帯における蓄熱運転の時間を増やして蓄
熱量を増加させることができる。 b.従って躯体を厚く構成することなく蓄熱量を増やす
ことができるので、建物自体の重量の増大、コストアッ
プがあまりなく、中空スラブを用いた建築的なメリット
である天井高の確保や階数の増加のメリットを享受する
ことができる。 c.蓄熱運転時の空調空気の温度を、冷房時には更に低
く、暖房時には更に高くするということを行わずに蓄熱
量を増やすことができるので、空調機のランニングコス
トを増加させず、夜間移行率を上げることができるた
め、トータルなランニングコストを低減することができ
る。 d.蓄熱運転における蓄熱量が増加することから、蓄熱
を利用した空調運転の制御性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の空調システムの第1の実施の形態の
要部を示す床スラブ部分の横断面図である。
【図2】 図1のA−A線断面図である。
【図3】 本発明の空調システムの第2の実施の形態の
要部を示す床スラブ部分の横断面図である。
【図4】 躯体蓄熱を利用した空調システムの一例を示
す透視図である。
【符号の説明】
1 空調機 2 吐出側 3 二重床 4 躯体(コンクリートスラブ躯
体) 5 床下空間部 6 吹出口 7 居室空間 8 天井パネル 9 吸込口 10 天井内空間 11 吸込側 12 中空部 13 空気ダクト 14 枝ダクト 15 開口部 101 床スラブ 102 中空部 103 潜熱蓄熱体 104 連通ダクト 105 連通口 A 蓄熱空気通路 B 潜熱蓄熱部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空調機から空調空間に至り、空調空間か
    ら空調機に還流する空調空気経路の適所に、コンクリー
    トスラブ躯体の中空部により構成した蓄熱空気通路を配
    置した空調システムにおいて、コンクリートスラブ躯体
    は多数の並列した中空部を有する中空スラブにより構成
    し、多数の中の一部の中空部により前記蓄熱空気通路を
    構成すると共に、残りの中空部には、常温レベルで相変
    化する潜熱蓄熱材を充填して潜熱蓄熱部を構成したこと
    を特徴とする躯体蓄熱を利用した空調システム
  2. 【請求項2】 潜熱蓄熱材をカプセルに充填して潜熱蓄
    熱体を構成し、多数の潜熱蓄熱体を中空部に充填して潜
    熱蓄熱部を構成することを特徴とする請求項1記載の躯
    体蓄熱を利用した空調システム
  3. 【請求項3】 潜熱蓄熱材は、無機水和塩であることを
    特徴とする請求項1又は2記載の躯体蓄熱を利用した空
    調システム
  4. 【請求項4】 無機水和塩は、硫酸ナトリウム10水塩
    を主成分とすることを特徴とする請求項3記載の躯体蓄
    熱を利用した空調システム
  5. 【請求項5】 無機水和塩は、塩化カルシウム6水塩を
    主成分とすることを特徴とする請求項3記載の躯体蓄熱
    を利用した空調システム
  6. 【請求項6】 潜熱蓄熱材は、有機パラフィン系とその
    誘導体を主成分とすることを特徴とする請求項1又は2
    記載の躯体蓄熱を利用した空調システム
  7. 【請求項7】 蓄熱空気通路と潜熱蓄熱部を交互に配置
    したことを特徴とする請求項1記載の躯体蓄熱を利用し
    た空調システム
  8. 【請求項8】 潜熱蓄熱部を挟む一対の蓄熱空気通路を
    一端部において連通ダクトで連通させて直列経路を構成
    したことを特徴とする請求項7記載の躯体蓄熱を利用し
    た空調システム
  9. 【請求項9】 隣接する中空部を一端部において連通さ
    せて蓄熱空気通路の直列経路を構成すると共に、直列経
    路間に潜熱蓄熱部を配置することを特徴とする請求項1
    記載の躯体蓄熱を利用した空調システム
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