JPH11351618A - 空調設備 - Google Patents

空調設備

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JPH11351618A
JPH11351618A JP10163470A JP16347098A JPH11351618A JP H11351618 A JPH11351618 A JP H11351618A JP 10163470 A JP10163470 A JP 10163470A JP 16347098 A JP16347098 A JP 16347098A JP H11351618 A JPH11351618 A JP H11351618A
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JP
Japan
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air
heat
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radiator
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JP10163470A
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Inventor
Naotatsu Yano
直達 矢野
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 何時でも希望の空調を行えると共に、電力消
費量を削減することのできる空調設備を提供する。 【解決手段】 室外機1と、第1放熱器2を有する室内
機3とからなる空調装置を備えた空調設備であって、蓄
熱体4と、蓄熱体4に空気を流通させるファン10とを
備え、第2放熱器5を蓄熱体4に隣接させて設けると共
に、室外機1で熱交換した熱媒を第1放熱器2あるいは
第2放熱器5の少なくとも何れか一方に供給するための
熱媒循環路7と熱媒循環切換機構8とを設け、第2放熱
器5で熱交換した空気を蓄熱体4に流通させたのち、空
気を再び第2放熱器5に循環させるための空気循環路
9、および、第2放熱器5と空気循環路9とを連通させ
る第1状態と、蓄熱体4と居住空間6とを連通させる第
2状態とに切換え可能にする空気循環切換機構11を蓄
熱体4の上手側と下手側とに設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、室内機および室外機からなる空
調装置を備えた空調設備に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空調設備としては、例えば、室内
機と室外機とからなるヒートポンプ式エアコンがある。
この方式の空調設備で居住空間を空調する場合には、室
外機および室内機を運転することで、何時でも冷風ある
いは温風を得ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の空
調設備によれば以下のような問題があった。即ち、従来
の空調設備によれば、空調が必要なときに何時でも冷風
あるいは温風を得て居住空間を任意の温度に設定するこ
とができるのであるが、前記空調設備の運転が必要とな
るのは、特に、冷房運転を行う夏季の日中および暖房運
転を行う冬季の夜間である。このため、これらの時期に
は電力需要が急激に高まり、発電所等の電力供給能力と
の関係で、一般家庭あるいは工場等における前記空調設
備の使用が制限される場合がある。また、公共の発電所
を建設する場合、あるいは、工場等で電力を自給するた
めに発電設備を設ける場合には、電力需要のピーク時に
も対処できるよう十分な電力供給能力を有する設備を設
置する必要があった。ただし、春・秋など電力需要が其
ほど高くならない時期においては、それらの発電設備を
フル稼働させる機会は少ないから、全体的にみると発電
設備がオーバースペックなものとなっていたり、それら
発電設備を運転するためには余分なエネルギーを要して
経済性に劣るものとなる等の不都合が生じていた。本発
明の目的は、このような従来技術の欠点を解消し、何時
でも希望の空調を行えると共に、電力消費量を削減する
ことのできる空調設備を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】(構成1)本発明の空調
設備は、請求項1に記載したごとく、空気との熱交換に
よって蓄熱・放熱自在な蓄熱材を充填した蓄熱体と、前
記蓄熱体の周囲に空気を流通させるためのファンとを備
え、前記第1放熱器とは別の第2放熱器を前記蓄熱体に
隣接させて設けると共に、前記室外機で熱交換した熱媒
を前記第1放熱器あるいは前記第2放熱器の少なくとも
何れか一方に供給するための熱媒循環路および熱媒循環
切換機構を設け、前記第2放熱器で熱交換した空気を前
記蓄熱体に流通させたのち、当該空気を再び前記第2放
熱器に循環させるための空気循環路、および、前記第2
放熱器で空気を熱交換しつつ、当該熱交換済の空気を前
記空気循環路を介して前記蓄熱体に循環流通させる第1
状態と、前記空気循環路の内部で空気流通を遮断して前
記蓄熱体を居住空間と連通させて前記居住空間の内部の
空気を前記蓄熱体に流通させて循環させる第2状態とに
切換え可能となるように、前記蓄熱体の上手側と下手側
とに空気循環切換機構を設けてある点に特徴を有する。 (作用・効果)本構成であれば、例えば、空気循環切換
機構を第2状態に切換えて前記蓄熱体を居住空間と連通
させておき、ファンを用いて前記居住空間の内部の空気
を前記蓄熱体に流通循環させるものとすれば、例えば、
春・秋等の日中と夜間との温度差が比較的大きい時期に
あっては、以下のような蓄熱運転が可能となる。即ち、
これらの季節には、夜間だけ居住空間を暖房したい場合
があるが、その際には、昼間に空気循環切換機構を第2
状態に設定しておき、日射によって暖められた居住空間
内の上方の空気をファンを作動させて上側開口部より吸
引し、蓄熱体に蓄熱しておくのである。そして、夜間に
前記ファンを再び作動させて蓄熱体に蓄えておいた温熱
を取り出して居住空間に送風する。勿論、冬季等におい
ては当該蓄熱だけでは居住空間の暖房が不十分になる場
合があるから、そのときには室内機を同時に運転するも
のとする。このように、本構成であれば、通常利用され
ることの少ない昼間の日射による熱によって夜間等の暖
房の熱を補うことができ、空調設備の省エネ運転が可能
となる。また、夏季において、或いは、寒冷地における
冬季にあっては、深夜電力を利用して蓄熱しておくこと
も有効である。一般に、この時期には一日のうちの電力
需要のピークは昼間にくる。よって、このピークに備え
て、この季節の夜間には、空気循環切換機構を第1状態
に設定し、第2放熱器を運転して蓄熱体に熱を蓄えてお
き、当該蓄熱を昼間に利用するとよい。さらに、本構成
では、第2放熱器と蓄熱体とを隣接配置してあるから、
第2放熱器で熱交換した空気が有する熱エネルギーを損
失することなく当該空気を蓄熱体に供給することがで
き、蓄熱効果を向上させることができる。この他、本構
成においては、前記第2放熱器への熱媒の供給は熱媒循
環切換機構によって行うが、当該熱媒循環切換機構は、
通常、室外機と第1放熱器とに亘る熱媒循環路に設ける
ものであるから、既に設けてある室外機および室内機に
前記熱媒循環切換機構を取り付けることは容易である。
このように、本発明に係る空調設備は、既に室外機等が
設けられている建物に取り付ける場合に、蓄熱体あるい
は熱媒循環路等の取付工事は必要となるものの、既設の
空調装置等は大幅に改良する必要はないため比較的取付
けが容易である。
【0005】(構成2)本発明の空調設備は、請求項2
に記載したごとく、前記ファンを前記蓄熱体に隣接配置
して構成することができる。 (作用・効果)蓄熱体は、空気循環機構を操作すること
で、空気循環路と居住空間とに適宜切り換え自在であ
り、何れの状態に切換えた場合でも蓄熱体の周囲には空
気を確実に流通させる必要がある。本構成のごとく、フ
ァンを蓄熱体に隣接配置しておけば、空気循環切換機構
が何れの状態に切り換えられていても蓄熱体の周囲に空
気を確実に流通させることができる。よって、蓄熱体に
熱を蓄える蓄熱運転を行う際には、第2放熱器で熱交換
した空気を速やかに蓄熱体に導くことができ、また、蓄
熱体に蓄えた熱を取り出す放熱運転を行う際には、蓄熱
体で熱交換した空気を速やかに居住空間に供給すること
ができるから、熱損失が少なく効率のよい空調設備を得
ることができる。また、本構成であれば、蓄熱体の近傍
にファンを少なくとも1台設けておけばよく、空調設備
の構成を簡略化することができる。
【0006】(構成3)本発明の空調設備は、請求項3
に記載したごとく、前記蓄熱体を壁の内部において上下
方向に延設させると共に、前記第2放熱器および前記フ
ァンを前記蓄熱体の下端部に設けて構成することができ
る。 (作用・効果)当該空調設備を用いて例えば蓄冷熱を行
う場合には、第2放熱器の外表面および蓄熱体の外表面
に結露が発生する場合がある。よって、このような結露
水を排出するための設備が必要となる。本構成のごとく
第2放熱器を蓄熱体の下方に隣接させておけば、前記第
2放熱器で発生した結露水が蓄熱体の側に流れることが
ない。つまり、通常、前記第2放熱器には結露水の排水
設備を設けてあるが、前記第2放熱器を蓄熱体の上方に
配置した場合には、前記第2放熱器で発生した結露水が
蓄熱体の側に流れないとも断言できない。第2放熱器の
結露水が蓄熱体に流れることとなれば、蓄熱体が高湿度
にさらされる期間が長くなるため、カビ等が発生し易く
なって好ましくない。しかしながら、本構成であれば、
第2放熱器から蓄熱体に結露水が流れるという事態が生
じ得ず、蓄熱体の防湿効果を高めることができ、蓄熱体
にカビ等が発生するのを抑制することができる。また、
第2放熱器を蓄熱体の下方に隣接させておけば、第2放
熱器を蓄熱体の上側に設ける場合と比較して、例えば第
2放熱器に取付けるドレン配管の長さを短縮できる等、
第2放熱器の取付け作業が簡略化できるという利点も得
ることができる。
【0007】(構成4)本発明の空調設備は、請求項4
に記載したごとく、空気との熱交換によって蓄熱・放熱
自在な蓄熱材を充填した蓄熱体と、前記蓄熱体に対する
接触用の空気を流通させるためのファンとを備え、居住
空間の外部に空調用の室外機を設けると共に、放熱器を
前記蓄熱体に隣接させて設け、前記室外機で熱交換した
熱媒を前記放熱器に供給するための熱媒循環路を前記室
外機と前記放熱器とに亘って設け、前記放熱器で熱交換
した空気を前記蓄熱体に流通させたのち、当該空気を再
び前記放熱器に循環させるための空気循環路を設け、前
記放熱器で空気を熱交換しつつ、当該空気を前記蓄熱体
と前記空気循環路との間で循環流通させる第1状態と、
前記空気循環路の空気流通を遮断して前記蓄熱体を居住
空間と連通させ、前記居住空間と前記蓄熱体との間で空
気を流通循環させる第2状態とに切換え可能となるよう
に、前記蓄熱体に対する空気流通の上手側と下手側とに
空気循環切換機構を設けて構成することができる。 (作用・効果)本構成の空調設備は居住空間の空調を主
に蓄熱を利用して行うものである。例えば、春季あるい
は秋季のごとく、昼間には居住空間の内部の温度がある
程度高温となるが、夜間には居住空間を暖房したい季節
においては、昼間に居住空間の高温となった空気の温熱
を蓄熱することができる。つまり、前記空気循環切換機
構を第2状態に切り換えて居住空間と蓄熱体とを連通さ
せておけば、前記ファンを作動させて居住空間と蓄熱体
との間で空気を循環させることで、昼間には居住空間の
高温空気によって温熱を蓄熱体に蓄えることができ、夜
間には、蓄熱体の保有熱によって居住空間の空気を温め
ることができる。また、本発明の構成であれば、夏季あ
るいは冬季においては室外機を利用して冷熱あるいは温
熱をより積極的に蓄熱することが可能である。例えば、
夏季においては夜間に冷熱を蓄熱しておき、当該蓄熱に
よって昼間に居住空間を冷房することができるし、冬季
においては昼間に温熱を蓄熱しておき、当該蓄熱によっ
て夜間に居住空間を暖房することができる。このこと
は、夏季においては電力需要のピークを迎える昼間の電
力使用を避けることができ、冬季においても同様に電力
需要のピークを迎える夜間の電力使用を避けることがで
きることを意味する。しかも、本構成であれば、居住空
間の内部に室内機を設ける必要がないため、居住空間の
内観が向上するばかりでなく、居住空間をより有効に利
用することも可能となる。また、本構成の空調装置であ
れば、仮に蓄熱を利用しない場合でも居住空間の空調を
瞬時に行うことができる。つまり、前記空気循環切換機
構を第2状態に切り換えておき、前記室外機によって熱
交換した熱媒を前記放熱器に導きつつ居住空間の内部の
空気を前記蓄熱体との間で循環させることで、蓄熱体に
蓄熱されない余剰の温熱あるいは冷熱を居住空間に供給
することができるのである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。本願発明の空調設備の一例を図1に示
す。当該空調設備は、主に、室外機1、および、第1放
熱器2を有する室内機3、蓄熱体4、当該蓄熱体4に隣
接させて設けた第2放熱器5等を有するものであって、
主に、電力需要の比較的少ない時間帯に第2放熱器5で
熱交換した空気の熱、或いは、居住空間6の内部で暖め
られて高温となった空気の熱を蓄熱体4に蓄熱してお
き、電力需要が増大する時間帯に蓄熱体4に蓄えておい
た熱を居住空間6に供給するものである。本発明の空調
設備は、前記室内機3および第1放熱器2・第2放熱器
5等の他に、室外機1で熱交換した熱媒を前記第1放熱
器2あるいは前記第2放熱器5の少なくとも何れか一方
に循環供給するための熱媒循環路7および熱媒循環切換
機構8、第2放熱器5で熱交換した空気を蓄熱体4に供
給し、蓄熱体4と熱交換した空気を再び前記第2放熱器
5に戻すための空気循環路9およびファン10、蓄熱体
4と空気循環路9とを或いは蓄熱体4と居住空間6とを
択一的に連通させるための空気循環切換機構11等を有
する。
【0009】(室外機及び室内機)本発明に用いる室外
機1および室内機3は一般家庭等において用いられてい
るヒートポンプ式のものと同等である。即ち、室外機1
で冷却・加熱した熱媒を熱媒循環路7を介して室内機3
に供給し、室内機3に設けた第1放熱器2で空気と熱交
換し、この熱交換済の空気を居住空間6に供給するもの
である。
【0010】(第2放熱器)図1に示すごとく、本発明
では、蓄熱体4に隣接させた状態に第2放熱器5を設け
てある。第2放熱器5によって熱交換した空気は、全て
蓄熱体4に供給されて蓄熱に供される。第2放熱器5に
は前記室外機1から熱媒を循環供給するが、その供給
は、前記室外機1から前記室内機3に至る前記熱媒循環
路7の途中に設けた分岐路7aを介して行う。前記熱媒
循環路7と前記分岐路7aとの接続部分には、熱媒循環
切換機構8を設けてある。当該熱媒循環切換機構8は、
例えば、三方弁のような部材で構成する。当該熱媒循環
切換機構8を調節することで、室外機1で冷却・加熱し
た冷媒の全てを第1放熱器2に供給したり、第2放熱器
5に供給することができ、必要な場合には、第1放熱器
2と第2放熱器5とに対して任意の比率で熱媒を供給す
ることもできる。前記分岐路7aは、例えば天井裏12
aや壁13の内部に配設するが、前記分岐路7aの直径
は其ほど大きなものではないから配設作業は容易であ
る。図示は省略するが、熱媒循環切換機構8の切換操作
は、室内機3に設けたコントロールパネルを操作して自
動的に行わせるものであってもよいし、所定の操作具を
手動で切換操作するものであってもよい。図1に示すご
とく、第2放熱器5にはファン10を隣接配置する。本
構成のごとく、第2放熱器5を蓄熱体4に隣接させてお
けば、第2放熱器5で熱交換した空気が有する熱エネル
ギーを損失することなく当該空気を蓄熱体4に供給する
ことができ、蓄熱効率を向上させることができる。ま
た、本構成であれば、室外機1および室内機3が既に設
けられている居住空間6に前記蓄熱体4を設置する場合
に、前記室外機1および前記室内機3を殆ど改良するこ
となく用いることができ、既設の室外機1に対して第2
放熱器5を容易に増設することができる。
【0011】(蓄熱体)当該蓄熱体4は、空気との熱交
換によって蓄熱・放熱を行うものである。図1に示すご
とく、蓄熱体4は、例えば建物の壁13の内部に設けて
ある。夫々の蓄熱体4の間には、空気を流通させるため
の隙間を設けてある。蓄熱体4の内部には、蓄熱・放熱
自在な蓄熱材4aを充填してある。当該蓄熱材4aとし
ては、例えば塩化カルシウム水和物と水との混合物、あ
るいは、低融点の各種プラスチック、パラフィン類、ワ
ックスなど熱の吸収・放出に伴って相変態する潜熱を利
用する材料を用いてもよいし、石材、各種金属、セメン
ト板のごとく単に顕熱を利用する材料を用いてもよい。
前者の潜熱を利用する材料の場合には、室内温度がおよ
そ18℃〜27℃の間で変動すると想定して、例えば2
3℃前後の温度において相変態可能に設定しておく。潜
熱を利用する場合には、熱の吸収・排出量を大きく確保
することができる。一方、後者の顕熱を利用する物質の
場合には、熱伝達が適度に行われるものを使用する。何
故なら、熱伝達が極めて早く行われる材料では、一旦蓄
熱した熱が早期に放出されてしまうし、熱伝達が極めて
遅い材料では、蓄熱すること自体が困難となって、何れ
の場合も蓄熱を有効に利用できなくなるからである。
尚、顕熱を利用する材料を用いる場合には、蓄熱材4a
が洩れ出す等のトラブル発生が皆無となるから取扱が容
易となる。
【0012】蓄熱体4を設ける壁13は、例えば断熱壁
13aで構成する。断熱壁13aは、一般にセメント系
の材質で一体に構成されているパネル部材を、壁13の
内側に設けて構成してある。このように、壁13の内部
に蓄熱体4を備える構造を用いる場合には、予め工場等
でユニットとして作製しておくことができ、建物を実際
に施工する際の手間を大幅に削減することができる。
【0013】(空気循環路)図1に示すごとく、当該空
気循環路9は前記蓄熱体4に並設する。当該空気循環路
9は、主に、前記蓄熱体4の一方側端部から排出された
空気を再び前記蓄熱体4の他方側端部に流通させるため
のものである。当該空気循環路9は、例えば、一対の断
熱板14の間に空間を設けることで構成する。
【0014】(空気循環切換機構)本発明の空調設備で
は、蓄熱体4に蓄熱する際の空気の流路と、蓄熱体4か
ら蓄熱を取り出す際の空気の流路とを切り換えるべく前
記空気循環切換機構11を設けてある。具体的には、例
えば図1および図2に示すごとく、壁13の内部に鉛直
方向Xに延出配置させた蓄熱体4の上手側と下手側とに
空気循環切換機構11を設けてある。この空気循環切換
機構11は、第2放熱器5で熱交換した空気を蓄熱体4
に流通させ、蓄熱体4と熱交換したあとの空気を空気循
環路9を介して再び第2放熱器5に戻す第1状態と、空
気循環路9の途中部分を遮断して、蓄熱体4を居住空間
6と連通させる第2状態とに切換えるためのものであ
る。空気循環切換機構11は、例えば蓄熱体4の上手側
と下手側とに夫々切換弁15を設けて構成する。図1お
よび図2に示すごとく、蓄熱体4の上方部には上側開口
部16を設けてあり、蓄熱体4の下方部には下側開口部
17を設けてある。これらの上側開口部16・下側開口
部17と空気循環切換機構11とによって蓄熱体4の連
通先を変更調節する。例えば、蓄熱体4を第2放熱器5
に連通させる第1状態とするには、図2(イ)に示すご
とく、双方の切換弁15によって、前記上側開口部16
および下側開口部17の双方を閉塞する状態とする。こ
れにより、蓄熱体4は空気循環路9と連通される。一
方、蓄熱体4を居住空間6に連通させる第2状態とする
には、図2(ロ)に示すごとく、双方の切換弁15によ
って前記空気循環路9を途中で遮断する。これにより、
上側開口部16および下側開口部17を介して前記蓄熱
体4が居住空間6と連通される。尚、図示は省略する
が、夫々の切換弁15は、例えば手動で切り換えるもの
であってもよいし、居住空間6の何れかの場所に設けた
コントロールパネルにおいて、蓄熱を行う蓄熱運転ある
いは蓄熱を利用する蓄熱利用運転を選択することで自動
的に切り替わるように構成してもよい。
【0015】下側開口部17は、例えば壁13の下方に
取付ける巾木18に設けておき、上側開口部16は壁1
3の上方に取付ける回り縁19に設けておく。本構成で
あれば、これら上側開口部16或いは下側開口部17を
居住空間6の内部に対して目立たなくすることができ、
居住空間6の内観を向上させることができる。
【0016】(ファン)本発明の空調設備にあっては、
図1に示すごとく、ファン10を用いて蓄熱体4の周囲
に空気を流通させる。当該ファン10は、第2放熱器5
に隣接させて設けてある。前記空気循環切換機構11お
よびファン10を設けておけば、例えば、第2放熱器5
を用いなくても蓄熱体4に蓄熱することが可能となる。
その場合には、特に温熱を蓄えて空調設備の省エネ運転
を行える。具体的には、春・秋等の日中と夜間との温度
差が比較的大きい時期にあっては、夜間だけ居住空間6
を暖房したい場合がある。このような場合には、前記空
気循環切換機構11を図2(ロ)に示す第2状態に設定
しておき、昼間に日射によって暖められた居住空間6の
内部の空気を上側開口部16より吸引し、蓄熱体4に蓄
熱しておく。そして、夜間に前記ファン10を作動させ
て蓄熱体4に蓄えておいた温熱を再び取り出して居住空
間6に送風するのである。本構成であれば、通常、利用
されることの少ない日射によるエネルギーを有効に利用
することができ、空調設備の省エネ運転を可能にする。
【0017】また、前記ファン10は、第2放熱器5と
蓄熱体4とを介して空気循環路9の空気を積極的に循環
させ、第2放熱器5で生成した温熱あるいは冷熱を蓄熱
体4に蓄熱する機能を有する。さらに、前記ファン10
は、蓄熱体4に蓄えた熱を居住空間6に放出させる機能
を有する。例えば、前記空気循環切換機構11を第2状
態に設定した場合には、居住空間6の空気を上側開口部
16から取込んで蓄熱体4の周囲に流通させ、ここで熱
交換した空気を下側開口部17を介して再び居住空間6
に排出する。尚、前記ファン10の回転方向は、蓄熱体
4に蓄えている熱が温熱か冷熱かで逆転させる。例え
ば、蓄熱体4に蓄えておいた冷熱を利用する場合には、
蓄熱体4の周囲を下から上に空気が流通するようにファ
ン10の回転方向を選択する。この場合には、居住空間
6の中で温度が高くなっている上方空間に冷熱を供給す
るから、居住空間6の全体を冷房することができる。逆
に、蓄熱体4に蓄えておいた温熱を利用する場合には、
蓄熱体4の周囲を上から下に空気が流通するようにファ
ン10の回転方向を選択するとよい。
【0018】図1には、蓄熱体4の上方に隣接した位置
にファン10を設けたが、これとは逆に、蓄熱体4の下
方に隣接させて設けてもよく、ファン10の取付位置は
施工上の都合等によって任意に決定することができる。
【0019】(空調設備の運転例)本発明の空調設備は
例えば以下のごとく運転する。冬・春・秋には以下の運
転が可能である。これらの季節には、夜間に居住空間6
を暖房することが多いが、そのための熱を昼間の日射に
よる熱によって補うのである。その際には、日中に、空
気循環切換機構11を第2状態にして蓄熱体4を居住空
間6と連通させておき、日射によって高温化されて居住
空間6の上方に滞留している空気を、ファン10を作動
させて蓄熱体4に導いて蓄熱する。そして、夜間におい
て、当該蓄温熱を空気と熱交換して再び居住空間6に送
風するのである。勿論、冬季等においては当該蓄熱だけ
では居住空間6の暖房が不十分になる場合があるから、
そのときには室内機3を同時に運転するものとする。ま
た、冬季の寒冷地においては深夜電力を利用して蓄熱し
ておくことも有効である。一般に、寒冷地においては1
月頃の日中に電力需要がピークとなる。よって、この季
節には、夜間に第2放熱器5を運転して蓄熱体4に温熱
を蓄えておき、当該蓄温熱を昼間に利用するとよい。
【0020】一方、夏季の日中は、空調設備を常時運転
することが多く、午後には電力需要がピークに達するこ
とが予想されるから、蓄冷熱を利用する運転を行う。そ
のためには、夜間において空気循環切換機構11を第1
状態にしておき、蓄熱体4に冷熱を蓄えておく。そし
て、日中には、空気循環切換機構11を第2状態にして
蓄熱体4の蓄冷熱を居住空間6に供給する。この場合に
は、蓄熱体4からの冷風供給を主とし、室内機3からの
冷風供給を補助的に利用すれば、空調設備の省エネ運転
が可能となり、電力使用のピークカットにも貢献できる
こととなる。
【0021】(効果)本発明の空調設備であれば、電力
需要が少ない時間帯に、居住空間6内の高温となった空
気が保有する熱エネルギーをファン10を作動させて蓄
熱体4に蓄熱したり、室外機1および第2放熱器5を運
転して、第2放熱器5で熱交換した空気が保有する熱エ
ネルギーを蓄熱体4に蓄熱すると共に、電力需要が増大
する時期に当該蓄熱を利用することができる。よって、
夏季の日中等において節電が要求されるような場合にお
いても、十分な空調効果を得ることができる。
【0022】〔別実施形態〕 〈1〉 上記実施形態では、前記第2放熱器5を蓄熱体
4の上端部に隣接配置する構成を示したが、前記構成に
限られるものではない。図3に示すごとく、前記第2放
熱器5は蓄熱体4の下端部に隣接させて設けてもよい。
この場合、前記ファン10は、第2放熱器5で熱交換し
た空気が蓄熱体4に向けて流通するように回転させる。
つまり、空気は蓄熱体4の部分を下方から上方に向けて
流通する。特に、蓄冷熱運転を行う場合には、第2放熱
器5の外表面および蓄熱体4の外表面には結露が発生す
る。しかし、本構成のごとく第2放熱器5を蓄熱体4の
下方に隣接させておけば、前記第2放熱器5で発生した
結露水が蓄熱体4の側に流れることがない。一般に、前
記第2放熱器5には結露水の排水設備を設けてあるが、
前記第2放熱器5を蓄熱体4の上方に配置した場合に
は、前記第2放熱器5で発生した結露水が蓄熱体4の側
に流れないとも断言できない。そして、第2放熱器5の
結露水が蓄熱体4に流れることとなれば、蓄熱体4が高
湿度にさらされる期間が長くなるため、カビ等が発生し
易くなって好ましくない。しかしながら、本構成であれ
ば、第2放熱器5から蓄熱体4に水が流れるという事態
が生じ得ず、蓄熱体4の防湿効果を高めることができる
ため、蓄熱体4にカビ等が発生するのを抑制することが
できる。また、第2放熱器5を蓄熱体4の下方に隣接さ
せておけば、第2放熱器5を蓄熱体4の上側に設ける場
合と比較して、例えば第2放熱器5に取付けるドレン配
管20の長さを短縮できる等、第2放熱器5の取付け作
業が簡略化できるという利点も得ることができる。
【0023】〈2〉 上記実施形態では、蓄熱体4を壁
13の内部に設ける例を示したが、当該実施形態に限ら
れるものではなく、図4に示すごとく、蓄熱体4を天井
裏12aに設けることもできる。本構成の場合には、壁
13の内部に蓄熱体4を内装する場合と比較して壁13
の厚みを薄くでき、居住空間6をより広く確保すること
ができるうえに、上側開口部16あるいは下側開口部1
7を居住空間6の側に開口させた状態を維持すべく家具
等の設置場所が制限されることもなくなるから、居住空
間6を有効に利用することができる。さらに、この場合
には、前記上側開口部16および前記下側開口部17を
共に天井12に天井開口部21として設けることとす
る。当該構成であれば、居住空間6の上方に滞留した高
温の空気を蓄熱体4に取り込み易くなるので、当該空調
設備の特に暖房効率を高めることができる。
【0024】〈3〉 上記実施形態では、蓄熱体4を壁
13の内部に設ける例を示したが、当該実施形態に限ら
れるものではなく、図5に示すごとく、蓄熱体4を床下
22aに設けることもできる。本構成の場合には、前記
上側開口部16および前記下側開口部17は、共に、床
22に床開口部23として設ける。本構成の場合にも、
壁13の内部に蓄熱体4を設ける場合と比較して、壁1
3の厚みを薄く構成できるから居住空間6をより広く確
保することができる。
【0025】〈4〉 蓄熱体4は、上記実施形態に限ら
ず建物の外部に設けてもよい。図示は省略するが、例え
ば蓄熱体4を配置した容器を屋外に設置しておく構成で
あってもよい。本構成であれば、既存の建物に対して当
該空調設備を取り付ける場合に、壁13や天井12等を
改造する必要がなく、取付け作業を簡略化できる。
【0026】〈5〉 上記実施形態のうち例えば図1に
示す実施形態では室内機3を設ける例を示したが、図6
に示すごとく室内機3を設けずに室外機1のみを設ける
構成にすることもできる。本構成の場合、居住空間6の
空調を主に蓄熱を利用して行うこととなる。例えば、春
季あるいは秋季のように、昼間には居住空間6の内部の
温度がある程度高温となり、夜間には居住空間6を暖房
したいような季節において、昼間に居住空間6の空気が
有する温熱を蓄熱体4に蓄熱しておくのである。その場
合には、前記空気循環切換機構11を第2状態に切り換
えて居住空間6と蓄熱体4とを連通させておき、前記フ
ァン10を作動させて居住空間6と蓄熱体4との間で空
気を循環させる。これにより、昼間に居住空間6の高温
空気が有する温熱を蓄熱体4に蓄え、夜間に蓄熱体4の
保有熱によって居住空間6の空気を温めることができ
る。
【0027】また、本発明の構成であれば、夏季あるい
は冬季においては室外機1を利用して冷熱あるいは温熱
をより積極的に蓄熱することが可能である。例えば、夏
季においては夜間に冷熱を蓄熱しておき、当該蓄熱によ
って昼間に居住空間6を冷房することができるし、冬季
においては昼間に温熱を蓄熱しておき、当該蓄熱によっ
て夜間に居住空間6を暖房することができる。これによ
り、夏季においては電力需要のピークを迎える昼間の電
力使用を避けることができ、冬季においても電力需要の
ピークを迎える夜間の電力使用を避けることができる。
【0028】しかも、本構成であれば、居住空間6の内
部に室内機3を設ける必要がないため、居住空間6の内
観が向上するばかりでなく、居住空間6をより有効に利
用することも可能となる。また、本構成の空調装置であ
れば、仮に蓄熱を利用しない場合でも居住空間6の空調
を瞬時に行うことができる。つまり、前記空気循環切換
機構11を第2状態に切り換えておき、前記室外機1に
よって熱交換した熱媒を前記放熱器51に導きつつ居住
空間6の内部の空気を前記蓄熱体4との間で循環させる
ことで、蓄熱体4に蓄熱されない余剰の温熱あるいは冷
熱を居住空間6に供給することができる。
【0029】尚、上記特許請求の範囲の記載中、図面を
参照し、図面との対照を便利にするために符号を記す
が、当該記入により本発明が添付図面の構成に限定され
るものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空調設備の概要を示す説明図
【図2】空気循環切換機構の切換状態を示す説明図
【図3】別実施形態に係る空調設備の要部を示す説明図
【図4】別実施形態に係る空調設備の概要を示す説明図
【図5】別実施形態に係る空調設備の概要を示す説明図
【図6】別実施形態に係る空調設備の概要を示す説明図
【符号の説明】
1 室外機 2 第1放熱器 3 室内機 4 蓄熱体 4a 蓄熱材 5 第2放熱器 6 居住空間 7 熱媒循環路 8 熱媒循環切換機構 9 空気循環路 10 ファン 11 空気循環切換機構 13 壁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室外機(1)と、第1放熱器(2)を有
    する室内機(3)とからなる空調装置を備えた空調設備
    であって、 空気との熱交換によって蓄熱・放熱自在な蓄熱材(4
    a)を充填した蓄熱体(4)と、 前記蓄熱体(4)の周囲に空気を流通させるためのファ
    ン(10)とを備え、 前記第1放熱器(2)とは別の第2放熱器(5)を前記
    蓄熱体(4)に隣接させて設けると共に、 前記室外機(1)で熱交換した熱媒を前記第1放熱器
    (2)あるいは前記第2放熱器(5)の少なくとも何れ
    か一方に供給するための熱媒循環路(7)および熱媒循
    環切換機構(8)を設け、 前記第2放熱器(5)で熱交換した空気を前記蓄熱体
    (4)に流通させたのち、当該空気を再び前記第2放熱
    器(5)に循環させるための空気循環路(9)、およ
    び、 前記第2放熱器(5)で空気を熱交換しつつ、当該熱交
    換済の空気を前記空気循環路(9)を介して前記蓄熱体
    (4)に循環流通させる第1状態と、前記空気循環路
    (9)の内部で空気流通を遮断して前記蓄熱体(4)を
    居住空間(6)と連通させて前記居住空間(6)の内部
    の空気を前記蓄熱体(4)に流通させて循環させる第2
    状態とに切換え可能となるように、前記蓄熱体(4)の
    上手側と下手側とに空気循環切換機構(11)を設けて
    ある空調設備。
  2. 【請求項2】 前記ファン(10)を前記第2放熱器
    (5)に隣接配置してある請求項1に記載の空調設備。
  3. 【請求項3】 前記蓄熱体(4)を壁(13)の内部に
    おいて上下方向に延設させると共に、前記第2放熱器
    (5)および前記ファン(10)を前記蓄熱体(4)の
    下端部に設けてある請求項1または2に記載の空調設
    備。
  4. 【請求項4】 空気との熱交換によって蓄熱・放熱自在
    な蓄熱材(4a)を充填した蓄熱体(4)と、前記蓄熱
    体(4)に対する接触用の空気を流通させるためのファ
    ン(10)とを備え、 居住空間(6)の外部に空調用の室外機(1)を設ける
    と共に、放熱器(51)を前記蓄熱体(4)に隣接させ
    て設け、前記室外機(1)で熱交換した熱媒を前記放熱
    器(51)に供給するための熱媒循環路(7)を前記室
    外機(1)と前記放熱器(51)とに亘って設け、 前記放熱器(51)で熱交換した空気を前記蓄熱体
    (4)に流通させたのち、当該空気を再び前記放熱器
    (51)に循環させるための空気循環路(9)を設け、 前記放熱器(51)で空気を熱交換しつつ、当該空気を
    前記蓄熱体(4)と前記空気循環路(9)との間で循環
    流通させる第1状態と、前記空気循環路(9)の空気流
    通を遮断して前記蓄熱体(4)を居住空間(6)と連通
    させ、前記居住空間(6)と前記蓄熱体(4)との間で
    空気を流通循環させる第2状態とに切換え可能となるよ
    うに、前記蓄熱体(4)に対する空気流通の上手側と下
    手側とに空気循環切換機構(11)を設けてある空調設
    備。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002090834A1 (fr) * 1999-10-28 2002-11-14 Star Shoji Co., Ltd. Dispositif de chauffage et de refroidissement

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002090834A1 (fr) * 1999-10-28 2002-11-14 Star Shoji Co., Ltd. Dispositif de chauffage et de refroidissement

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