JP2000007120A - 分別機械用のベルト - Google Patents

分別機械用のベルト

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JP2000007120A
JP2000007120A JP11166296A JP16629699A JP2000007120A JP 2000007120 A JP2000007120 A JP 2000007120A JP 11166296 A JP11166296 A JP 11166296A JP 16629699 A JP16629699 A JP 16629699A JP 2000007120 A JP2000007120 A JP 2000007120A
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JP11166296A
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Erminio Giana
ジャーナ エルミニオ
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CML Handling Technology SpA
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    • B65G15/32—Belts or like endless load-carriers made of rubber or plastics
    • B65G15/42—Belts or like endless load-carriers made of rubber or plastics having ribs, ridges, or other surface projections
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 輸送され分別される物品が分別ユニット上で
積載後に異常な位置をとらないようにする輸送ベルトを
提供する。 【解決手段】 交差ベルト型の分別機械用ベルトは、分
別されるべき物品の輸送及び積みおろし平面を構成する
回転マットに堅く取付けられた、適当な材料で形成され
た縁枠を有し、この縁枠はベルトの運動の方向に平行な
方向を有しそれにより滑る現象を最小としまた物品の輸
送平面上での良好な位置決めを促進し、積みおろし経路
が所望の精度となるのを保証するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はいわゆる“交差ベル
ト”型の分別機械区画室のためのベルトに関し、適当な
材料で形成され分別されるべき物品の輸送及び分別平面
を構成する回転マットに堅く取付けられ、滑り現象を最
小にしかつ輸送平面上の物品の良好な位置決めを促進す
るよう構成され、必要とされる精密度の積みおろし経路
を保証するようにした縁枠を、提供することを特徴とす
るものである。
【０００２】
【従来の技術】工業的な分別部門ではプッシャー、傾斜
した皿状部材等が取付けられた機械のような種々の技術
を用いる分別機械を使用している。
【０００３】他の公知の機械は“交差ベルト”型であ
り、物品輸送及び分別ユニットとして作用する運搬車に
取付けられた小さなコンベアベルトを具備し、前記ベル
トが分別機械の前方への運動に直角な方向に動くように
作動される。
【０００４】“交差ベルト”技術に基礎をおく装置は限
られた煩雑さと高い分別精度のような他の利点と関連し
た高度の生産性のため、増大する普及を享受している。
【０００５】他の技術に比べて、この“交差ベルト”技
術はまた、分別作用が積極的なやり方で行われるという
事実のため、物品に与えられる加速、物品の積みおろし
時間及び速度のような、種々のパラメータを物品自体の
特性に応じて次から次へと変えることにより、広範囲の
物品を取扱うことができ、そのため重力により積みおろ
しされる傾斜皿状部材型のような異なった技術に基づく
機械の不正確さをなくすことができる。
【０００６】輸送及び分別ユニットに物品を積載する目
的で、導入部署が通常設けられる。これら部署は分別機
械の運動方向に対してある角度で配設された数個の独立
コンベアベルトからなっている。
【０００７】実際に全てのこれらの部署は積込み工程が
課せられた操作員と分別機械自体との間の共有領域を構
成する。
【０００８】物品を積載するための最新の技術は物品の
寸法と特性とを自動的に照合し物品の各々に対して最適
の加速と輸送速度とを計算することのできる電子装置の
使用を含んでいる。
【０００９】これら導入部署の機能の制御は通常、各物
品を分別ユニットに割り当て物品を分別ユニットの中央
部に位置決めするために用いられる。
【００１０】この位置決め段階は、誤った位置に積載さ
れた目的物が分別経路に沿う詰まりを生じ、そのため機
械の異常な作動と物品の損傷とをひき起こすため、好ま
しい最終結果を得るために最も重要である。物品は分別
機械から落下することもあり、又は最も普通の場合のよ
うに、最後の積みおろし段階の間に変則的な経路をと
り、そのため排出装置に詰まりを生じ及び／又は分別の
詰まりを生じることになる。
【００１１】最新の装置は高度に複雑化した技術と装置
を用い物品の精密な位置決めを保証するようにしている
が、時にはある積載誤差が依然として生じることがあ
り、この誤差は物品がその分別ユニット上の理想的な位
置を見つけ出すことができないことを意味する。
【００１２】これらの誤差は一般に、一定の物品の積載
段階の間と導入部署から輸送及び分別マットへの通過中
でのこの物品の予言できない行動によって発生する。
【００１３】これらの不具合を最小にするため、当該技
術の現在の状態は以下の装置に依存している。すなわち
導入ベルトが分別機械の運動方向に対して傾斜された
時、物品が機械の速度に一致するある成分を含んでいる
速度ベクトルで積載され、それにより物品が本質的にゼ
ロの相対速度でベルトに載置されるようにし、分別機械
の経路の近くで、導入部署の前方に、低い摩擦係数の物
体が機械の運動の方向に直角な方向に分別ユニットから
押出されるのを阻止する障壁が設けられ、抑止用縁枠が
輸送ユニットに取付けられ、低い摩擦係数の物品が機械
の運動の方向に滑りそのためいずれかの方向にユニット
から落下することがないようにし、高い接着性材料で形
成されたコンベアベルトが用いられ、低い摩擦係数の物
品を取扱う時の不都合な作用を減少させるようにする。
【００１４】しかし、上記の手段は必らずしも異常な事
態の発生を防止できるものではなく、そのため物品がマ
ット上に誤って位置決めされることが依然として起きる
ことがある。
【００１５】例えば、内容物の容積に対して大きな寸法
のプラスチック袋のような柔軟な物品の場合は、これら
の物品は機械の運動の方向に摺動しそれにより輸送ユニ
ット上での***物の使用が負の効果を生じるようにな
る。
【００１６】これらの袋は実際にそれ自身を位置決めし
て***物上に一部が積み重なり、そのため積みおろし段
階で物品の運動が摩擦により遅くなり、それによりその
経路に不利な影響を与えるようになる。
【００１７】さらにまた、マットの摩擦係数は使用時そ
の表面にごみが蓄積することにより又は湿度の異なった
状態のため変動し、その結果物品の行動は積みおろし段
階で少なからぬ影響を受けることになる。
【００１８】ある公知のコンベアベルトはまたマットの
運動の方向に直角の方向に配設された一列の***物を担
持している。これらの***物はコンベアベルトが特に傾
斜している時に用いられそれにより運ばれる物品が滑ら
ないようにしている。
【００１９】他の公知の回転マットは、ローラーに設け
られた溝の中を摺動しマットをローラーの中心に置くよ
うにする案内として作用するマットの下側表面に（支持
ローラーと接触して）取付けられた縁枠を有している。
【００２０】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、物品が輸送
分別ユニット上で積載後に異常な位置をとる危険をなく
し機械の作動の利点を十分に発揮できるようにすること
により、上記のこれまでの欠点を全てなくすることを提
案するものである。
【００２１】
【課題を解決するための手段】上記の目的のため、本発
明は各回転マットに、このマットがローラーの上を通過
する間にマットが呈する曲率に適合することのできる可
撓性材料で形成された縁枠を組合わせることを意図する
ものである。
【００２２】
【発明の実施の形態】本発明は例示の目的と限定されな
い目的のため、添付図面を参照して以下に記載される。
【００２３】図１は“交差−ベルト”技術に基礎をおく
機械に典型的な輸送分別ユニットを示し、該ユニット
は、輸送及び分別平面と対のローラー４と５の周りの巻
回部とを構成する回転マット３を装着するフレーム２を
具備する運搬車１からなっている。
【００２４】ローラー４はベルト６により、マットを動
かさなければならない時に作動されるモーター７に連結
される。特にモーターは積込み段階の物品が導入部署か
らユニット１へと通過する時に作動され、物品を受取り
また物品の減速を制御しユニットの中心部で積込みを達
成し、又は物品を取出し装置の反対側に載せなければな
らない時に作動される。
【００２５】本発明に従って、輪郭又は縁枠８がマット
３に付与され、この縁枠はマットに堅く取付けられ分別
ユニットが作動される時にマットと共に回転する。
【００２６】縁枠は例えばゴム、シリコーン、ＰＶＣ又
は任意の適当な材料のような高い摩擦係数の適当な可撓
性材料で作られまたその用途に応じて２、３ミリメート
ルの範囲の高い変動幅を有している。
【００２７】縁枠は公知の技術を用いることにより、例
えばベルトの製造中直接、又は後の段階で加硫、接着そ
の他によって、マットに取付けることができる。
【００２８】大概の取付けは、２、３ミリメートルの厚
さの縁枠を用いマットの縁に平行に縁から２、３センチ
メートルの距離で取付けることが考えられる。他の場合
は図３に示されるように２つの縁枠をマットの両側に取
付け物品が分別機械の速度ベクトルのいずれかの方向で
滑ることがないようにすることが考えられる。
【００２９】他の場合、特に一定の重量及び／又は容積
の物品又は丸い形状の物品を処理しなければならない場
合は、相当な高さの縁枠、例えばマットの縁枠が２、３
センチメートルの高さに形成されることが考えられる。
【００３０】この場合、図４を参照すると、縁枠は多数
の近接ししかも離間している扇形部分９によって構成さ
れマットがローラーを通過する時、屈撓作用に対する限
定された抵抗に対抗するようにされる。
【００３１】所望の解決手段は運動方向に平行な方向に
滑るのを阻止する。
【００３２】分別されるべき目的物が輸送ユニットの上
に載せられている間に縁枠と接触するに至った場合は、
２つの確実な作用が生じる、すなわち縁枠を構成する材
料による大きな摩擦と、支持体の僅かな傾斜（マットと
の完全な接触より小さい接触を意味する）とが生じ、そ
のため偶発的な空気クッションの存在による不利な作用
がなくなる。
【００３３】さらにまた、柔軟な性質の物品又はマット
の大きさを超える大きさの物品が載っている場合は、縁
枠が、取出し（荷おろし）段階である種の抵抗を生じそ
のため物品の回転と物品の経路の潜在的な変化とをひき
起こすような、物品と固定された表面との接触をなくし
又は減少させる。
【００３４】目的物が積載されて輸送されている段階の
間に縁枠と接触するようになり分別機械の運動の方向で
後側に滑るようになった場合には、縁枠が抑止壁として
作用する。
【００３５】本質的に、本発明は、輸送分別ユニットの
マットと共に移動することができる縁枠、***部その他
の形式の抑止要素を提供し、またこれをすでに述べたよ
うな固定した***部を設けている従来技術の方式とは異
なる方式で実施することを意図するものである。
【００３６】最後に、本発明の縁枠の取付けはまた、得
られる接着のため、物品の積みおろし経路をより正確に
制御することができるという、物品の分別中の確実な効
果を有していることが認識されるべきである。
【００３７】当業者ならばその全てが本発明の範囲に包
含されると考えられる多くの変形と変更を行うことがで
きるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のベルトを備えた運搬車の簡略化した斜
面図である。
【図２】図１の運搬車の断面図である。
【図３】本発明の他の好適な変更例の簡略化した斜面図
である。
【図４】本発明の実施態様の異なった形式の簡略化した
斜面図である。
【符号の説明】
１…運搬車 ２…フレーム ３…マット ４，５…ローラー ６…ベルト ７…モーター ８…縁枠 ９…扇形部分

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 分別機械の区画室のためのベルトであっ
    て、 ベルトの外面に縁枠又は緩衝***を設け、該縁枠がベル
    トの運動の方向に平行な方向を有していることを特徴と
    する分別機械用ベルト。
  2. 【請求項２】 ベルトの両側縁の近くに位置する一対の
    縁枠を設けていることを特徴とする請求項１に記載の分
    別機械用ベルト。
  3. 【請求項３】 前記縁枠が高い摩擦係数の可撓性材料で
    形成されていることを特徴とする請求項１又は２に記載
    の分別機械用ベルト。
  4. 【請求項４】 前記縁枠が、マットの一方の端縁又は両
    端縁に沿って並んで設けられた多数の分離した扇形体に
    よって構成されていることを特徴とする請求項１から３
    のうちの１項に記載の分別機械用ベルト。
JP11166296A 1998-06-12 1999-06-14 分別機械用のベルト Pending JP2000007120A (ja)

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IT98A001341 1998-06-12
IT1998MI001341A IT1301695B1 (it) 1998-06-12 1998-06-12 Nastro per una cella di macchina smistatrice, dotato di cordolo diritegno.

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