JPH08133457A - 搬送コンベア - Google Patents
搬送コンベアInfo
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- JPH08133457A JPH08133457A JP30320794A JP30320794A JPH08133457A JP H08133457 A JPH08133457 A JP H08133457A JP 30320794 A JP30320794 A JP 30320794A JP 30320794 A JP30320794 A JP 30320794A JP H08133457 A JPH08133457 A JP H08133457A
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- Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
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Abstract
複数本を並設し且つ、軸中心に回動自在に支持した駆動
軸(20)と、駆動軸を一定方向に回転せしめる駆動手
段と、駆動軸に遊嵌せしめた複数の従動リング(21)
と、駆動軸に巻き掛けたベルト(22)とを備えてな
り、従動リング(21)による搬送部(16)と、ベル
ト(22)による搬送部(17)とを混在せしめて構成
する。
Description
異なる物品を、受注に応じて出荷先別に仕分ける自動仕
分け装置に用いて好適な搬送コンベアに関するものであ
る。
の図5,図6及び図7に基づいて説明する。図5は従来
の仕分け装置の概略を示す平面図であり、図6はその払
い出し部を示す斜視図、図7は払い出しコンベアを示す
断面図である。図5に示すように、従来の仕分け装置
(70)は無端状に形成した主コンベア(1)と、この
主コンベア(1)の周辺に設けた物品供給部(14)
と、物品払い出し部(10)とからなる装置である。
単位のベルトコンベア(3)複数個を鎖状に連結し、前
述の如く、搬送経路(2)を無端状に形成したものであ
って、矢印A方向に全体として走行する。また、前記ベ
ルトコンベア(3)のベルトは、図6に示すように、前
記主コンベア(1)の移動方向(矢示A方向)に直交す
る方向である矢示B又はC方向に移動する。
供給コンベア(15)群からなり、各供給コンベア(1
5)はその一端が前記主コンベア(1)に接続してい
る。そして、この接続部に供給用のゲート(図示せず)
が設けられている。
に複列に配設した駆動フリーローラコンベアよりなる払
い出しコンベア(11)群からなり、各払い出しコンベ
ア(11)はその一端が前記主コンベア(1)に接続し
ている。この駆動フリーローラコンベアは図6及び図7
に示すように、側板(12),(13)間に複数並設せ
しめたローラシャフト(20)にフリーローラ(21)
を遊嵌せしめて構成したもので、当該ローラシャフト
(20)の外周面とフリーローラ(21)の内周面との
摩擦により、ローラシャフト(20)の回転がフリーロ
ーラ(21)に伝達され、フリーローラ(21)が矢示
方向に回転する。当該回転力によりフリーローラ(2
1)上の物品(50)が矢示方向に搬送せしめられる。
によれば、前記供給コンベア(15)上に載置された物
品は、まず、前記供給用のゲート(図示せず)まで搬送
され、このゲート(図示せず)が開くことによって、矢
示A方向に移動している前記主コンベア(1)の所定の
ベルトコンベア(3)上に載置される。
る前記ベルトコンベア(3)が所定の(払い出し対象
の)払い出しコンベア(11)と対応する位置まで移動
したとき、前記ベルトコンベア(3)が矢示B又はC方
向に駆動され、自体上に載置した物品を前記所定の払い
出しコンベア(11)上に排出する。
た物品(50)の払い出しコンベア(11)上に払い出
される方向は、搬送方向(矢示A方向)の速度ベクトル
と排出方向(矢示B方向)の速度ベクトルとを合成した
方向となり、前記主コンベア(1)より払い出された物
品(50)は図6に図示したように、前記払い出しコン
ベア(11)上の図示D側に偏って払い出される。そし
て、当該物品(50)は前記払い出しコンベア(11)
上を矢示B方向に移動し、当該払い出しコンベア(1
1)上に滞留若しくはバケット状の容器(図示せず)若
しくは出荷容器(図示せず)に払い出される。
1)を駆動フリーローラコンベアとしているのは、主コ
ンベア(1)より払い出された物品を払い出しコンベア
(11)上でアキュームしなければならない場合があ
り、ローラコンベアのローラを常時駆動する駆動ローラ
コンベアとすると、物品の搬送面がローラコンベアとの
摩擦により傷が付くからである。
た従来の自動仕分け装置により物品を仕分けるに際し、
前記払い出しコンベア(11)がその長さが短い場合、
或いは下り側に傾斜している場合には、払い出された物
品は慣性によって相当の速度を維持したまま払い出しコ
ンベア(11)上を移動し、バケット状の容器若しくは
出荷容器内の既に仕分けられた物品と衝突するという問
題がある。駆動フリーフローコンベアのローラシャフト
とフリーローラとは遊嵌状態にあるので、フリーローラ
は外部からの作用力によって容易に回転するため、物品
が相当の速度で駆動フリーフローコンベア上に払い出さ
れると、物品の移動に対応してフリーローラが回転し、
慣性により当該物品は進行方向にそのまま移動するので
ある。特に重量物品と軽量物品とが衝突した場合、物品
の外部又は中身が破損するという問題点がある。
れたものであり、減速作用を有する搬送コンベアの提供
を目的としたものである。
の本発明は物品を所定方向に搬送するコンベアであっ
て、複数本を並設し且つ、軸中心に回動自在に支持した
駆動軸と、該駆動軸を一定方向に回転せしめる駆動手段
と、前記駆動軸に遊嵌せしめた複数の従動リングと、前
記駆動軸に巻き掛けたベルトとを備えてなり、前記従動
リングによる搬送部(以下、「従動リング搬送部」とい
う)と、ベルトによる搬送部(以下、「ベルト搬送部」
という)とを混在せしめて構成したことを特徴とする。
尚、前記ベルトは前記従動リングより摩擦抵抗の高い材
質、例えばゴム等で構成された幅広の平ベルト,幅狭の
平ベルト,丸ベルト等各種のベルトを適用することがで
きる。
おいては、従動リング上に物品を載置せしめると、物品
の重量により従動リングが駆動軸に押しつけられ、従動
リングと駆動軸の摩擦により従動リングが駆動軸方向に
回転し、物品を所定方向に搬送する。前記物品が当該従
動リング搬送部の搬送速度より速い移動速度を有してい
る場合には、物品と従動リングとの摩擦により、従動リ
ングは駆動軸に対して滑動回転し、当該物品は当該従動
リング搬送部の搬送速度を越えた速度で移動するもの
の、従動リングと駆動軸との摩擦により漸次移動速度が
減速される。
ベルトとの間の摩擦抵抗が高いために、駆動軸とベルト
との間で滑動することはなく、ベルト上に載置された物
品は当該ベルト搬送部の搬送速度で搬送される。また、
ベルトと物品との間の摩擦抵抗も高いため、物品が当該
ベルト搬送部の搬送速度よりも速い速度で当該ベルト搬
送部に至っても、物品の移動エネルギはベルトとの摩擦
に消費され、当該物品の移動速度は急激に減速される。
と、ベルト搬送部とを混在せしめて構成しており、当該
搬送コンベアに供給される搬送対象の物品が当該搬送コ
ンベアの搬送速度より速い場合に、従動リング搬送部を
物品搬入部に設けることで、当該従動リング搬送部にお
いて物品は急激な減速を伴わず、搬送コンベアにスムー
ズに搬入される。次いで、物品はベルト搬送部において
急激に減速される。以上のように、本発明によれば、所
定の速度で搬入される物品を十分に減速せしめて搬送す
ることができる。
説明する。図1は本発明装置の一実施例を示す斜視図
で、図2は図1における部分断面図、図3は図1におけ
る平面図である。
従来の自動仕分け装置における払い出しコンベア(1
1)を改良したものであって、他の構成は従来の装置と
同様であるので、従来の装置と同じ部位は同一の符号を
付してその詳しい説明は省略する。
す如く、一端が主コンベア(1)に接続されるものであ
り、複数の駆動軸たるローラシャフト(20)を並設し
て構成したものであって、従動リング搬送部たるフリー
ローラコンベア部(16)とベルト搬送部たるベルトコ
ンベア部(17)とを備えてなる。当該複数のローラシ
ャフト(20)は図示しない適宜駆動手段(例えば、モ
ータとベルト又はチェーン)により軸中心に回転せしめ
られる。
2に示すように、前記ローラシャフト(20)に従動リ
ングたるフリーローラ(21)を遊嵌せしめて構成した
ものであり、前記ローラシャフト(20)と前記フリー
ローラ(21)間の摩擦により前記フリーローラ(2
1)が回転する。
ラシャフト(20)にループ状のベルト(22)(平ベ
ルト)を掛け回して構成したものであり、前記ローラシ
ャフト(20)の回転により、ベルト(22)が矢示方
向に旋回する。尚、ループ状のベルト(22)はフリー
ローラ(21)より摩擦係数の高いもので有ればどのよ
うなものでも良く、例えば、ゴム等の弾性体を適用でき
る。また、当該ベルト(22)は前記フリーローラ(2
1)の搬送面と同一高さとなるように設けている。ま
た、このベルトコンベア部(17)を当該払い出しコン
ベア(11)全体のうち一部分に設けており、本例では
図1に示すように、払い出しコンベア(11)のD側
に、所定間隔を隔てて2箇所設けている。
り、物品を仕分ける態様について説明する。尚、図1に
示すように物品(50)を主コンベア(1)により連続
的に搬送しているところから説明する。
定位置に達したとき、主コンベア(1)のベルトコンベ
ア(3)を矢示B方向に駆動する。これにより物品(5
0)は前記主コンベア(1)の搬送方向(矢示A方向)
の速度ベクトルと前記ベルトコンベア(3)の排出方向
(矢示B方向)の速度ベクトルの合成した方向に移動せ
しめられ、前記払い出しコンベア(11)上に払い出さ
れるが、形状や大きさ,重量によって前記払い出しコン
ベア(11)上に払い出される位置は図3に図示したよ
うにD側に払い出される。尚、物品(50)の払い出し
速度は前記払い出しコンベアのフリーローラ(21)の
回転速度及びベルト(22)の移動速度よりも速い速度
である。
(1)より払い出された物品(50)は払い出しコンベ
ア(11)のD側寄りを移動し、フリーローラコンベア
部(16),ベルトコンベア部(17),フリーローラ
コンベア部(16),ベルトコンベア部(17)を順次
通過する。
過する物品(50)の移動速度は、物品(50)の形
状,大きさ,重量等によって異なるが、物品(50)の
搬送面とフリーローラ(21)の摩擦並びにフリーロー
ラ(21)とローラシャフト(20)の摩擦により漸次
減速される。
は、ベルト(22)とローラシャフト(20)との摩擦
抵抗が大きく、ベルト(22)と物品(50)の搬送面
との摩擦抵抗も大きいことから、物品(50)の移動速
度はベルト(22)との接触により極端に減速され、ベ
ルト(22)の旋回速度と略同速度となる。従って、最
終的に物品(50)が出荷容器等に収納された際、既に
収納されている軽量物品と新たに収納された重量物品と
が衝突しても当該物品が破損又は損傷することがない。
いる場合であっても、本例のようにベルトコンベア部
(17)を複数箇所設けることで、傾斜に伴う移動速度
の増加を防止することができる。
(17)の配列を図3に示す如く構成したがこれに限る
ものではなく、図4に示すように構成してもよい。即
ち、図4に示した前記ベルトコンベア(17)は図3に
示すものに比べてその搬送長を長く設定し、且つ一箇所
に設けたものである。この場合にも上述したと同様の効
果を奏する。
のベルト(例えば、丸ベルト,幅の狭い平ベルト等)を
複数本並設して構成してもよい。
定の速度で搬入される物品を十分に減速して搬送するこ
とができるので、例えば、これを自動仕分け装置の払い
出しコンベアに用いた場合、出荷容器に払い出された物
品同士が衝突して激しく破損或いは損傷するということ
がない。
る。
である。
図
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 物品を所定方向に搬送するコンベアであ
って、複数本を並設し且つ、軸中心に回動自在に支持し
た駆動軸と、該駆動軸を一定方向に回転せしめる駆動手
段と、前記駆動軸に遊嵌せしめた複数の従動リングと、
前記駆動軸に巻き掛けたベルトとを備えてなり、前記従
動リングによる搬送部と、ベルトによる搬送部とを混在
せしめて構成したことを特徴とする搬送コンベア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30320794A JP3361906B2 (ja) | 1994-11-10 | 1994-11-10 | 搬送コンベア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30320794A JP3361906B2 (ja) | 1994-11-10 | 1994-11-10 | 搬送コンベア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08133457A true JPH08133457A (ja) | 1996-05-28 |
JP3361906B2 JP3361906B2 (ja) | 2003-01-07 |
Family
ID=17918176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30320794A Expired - Fee Related JP3361906B2 (ja) | 1994-11-10 | 1994-11-10 | 搬送コンベア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3361906B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008110857A (ja) * | 2006-10-31 | 2008-05-15 | Denso Corp | 搬送装置 |
CN107879089A (zh) * | 2017-11-21 | 2018-04-06 | 湖州昱泰物流科技有限公司 | 一种刹车轨道 |
CN109250454A (zh) * | 2018-07-03 | 2019-01-22 | 华南农业大学 | 一种基于功能理论的柔性体输送尾部保护方法 |
CN110980113A (zh) * | 2019-12-09 | 2020-04-10 | 苏州鸿安机械有限公司 | 一种具有减速功能的无动力下坡托辊式输送机 |
CN112849912A (zh) * | 2021-01-05 | 2021-05-28 | 慕思健康睡眠股份有限公司 | 一种床垫存储搬运装置 |
-
1994
- 1994-11-10 JP JP30320794A patent/JP3361906B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008110857A (ja) * | 2006-10-31 | 2008-05-15 | Denso Corp | 搬送装置 |
CN107879089A (zh) * | 2017-11-21 | 2018-04-06 | 湖州昱泰物流科技有限公司 | 一种刹车轨道 |
CN109250454A (zh) * | 2018-07-03 | 2019-01-22 | 华南农业大学 | 一种基于功能理论的柔性体输送尾部保护方法 |
CN110980113A (zh) * | 2019-12-09 | 2020-04-10 | 苏州鸿安机械有限公司 | 一种具有减速功能的无动力下坡托辊式输送机 |
CN110980113B (zh) * | 2019-12-09 | 2024-06-04 | 苏州鸿安机械股份有限公司 | 一种具有减速功能的无动力下坡托辊式输送机 |
CN112849912A (zh) * | 2021-01-05 | 2021-05-28 | 慕思健康睡眠股份有限公司 | 一种床垫存储搬运装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3361906B2 (ja) | 2003-01-07 |
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