JPWO2016125343A1 - サーマルプロテクタ - Google Patents

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Abstract

サーマルプロテクタ(1)は基台(2)の長手方向の下部左右端にそれぞれ外部回路と接続する第1の端子(3)と第2の端子(4)を固定して備え、可動板(8)とバイメタル(9)とが重なった右方端部が基台(2)の上面右端に固定され且つ第2の端子(4)に接続されている。基台(2)の左端内部で露出する第1の端子(3)の内端部に固定接点(6)が固定されている。可動板(8)の左端自由端下面の固定接点(6)に対向する位置に可動接点(11)が固定されている。可動接点(11)と固定接点(6)を三方から囲む隔壁(13)が設けられ、可動接点(11)の近傍の可動板(8)の両側に曲げ板面(14)が形成されている。曲げ板面(14)は熱風の風向きを整流し、接点開放時の遮断アークが周囲の導電部材に飛び移る不具合を隔壁(13)と協働して防止する。

Description

本発明は、熱風を発生させる電気器具に組み込まれるサーマルプロテクタに関し、より詳しくは電気器具の接点開放時の接点間に発生するアークが周囲部材に及ぼす悪影響を防止するサーマルプロテクタに関する。
従来、へアードライヤー、ファンヒータ、ポップコーンマシーンなどの熱風発生装置に組み込まれて接点を開閉するサーマルプロテクタが知られている。通常、このようなサーマルプロテクタは、熱風発生装置の過熱を防止するために熱応動型素子としてのバイメタルを一体に備えている。
また、例えば、バイメタルの熱応動とは独立に、無風のときは可動接点を固定接点から強制的に開放し、所定の流量の風を受けると可動接点を自由にする可動風翼を設け、風が発生したときのみ接点接触によりヒータを駆動して熱風を起こさせ、過熱に対してはバイメタルの熱応動により接点を開放して電流を遮断する風検知スイッチとこれを用いた温風器及びヘアードライヤーが提案されている。(例えば、特許文献1参照。)
なお、この特許文献1に記載のバイメタルを組み込んだ第6の実施の形態においては、図14、図15に見られるように、可動接点と固定接点の部分が囲い枠で囲まれていて、この部分に粉塵、綿ぼこり等の塵埃が侵入するのを防止して、接点の接触不良を防止できるとしている。
ところで、例えばへアードライヤーが電源配線の限度一杯の電流で使用するように設定されている場合、例えば1500Wの熱量を温風として吹き出すように設定するためには、大きな風量が必要である。この場合、へアードライヤーの吹き出し口で断面積を小さくして流速を上げることが一般的である。
このようなへアードライヤーの内部にサーマルプロテクタが取り付けられる場合、サーマルプロテクタは、通常、雲母絶縁板のような耐熱性の絶縁板に、発熱体であるニクロム線と共にハトメなどで加締めて固定され且つ電気的に接続される。
ニクロム線は、十字方向又は六角方向に放射状に形成された雲母絶縁板の外縁に螺旋状に巻き付けられて発熱部を形成し、螺旋状の内部空間は熱風の流路となる。サーマルプロテクタは熱風の流路内に配置され且つ配線ではニクロム線と直列に接続されて雲母絶縁板に取り付けられる。
ところで、へアードライヤーは異常な状態になることがある。例えば風量が低下して内部温度が異常に上昇すること、また例えば海外での使用を前提に電圧の切り換えの出来る製品を用い、電圧の選択を間違えて低い電圧に設定し高い電圧で使用した場合、異常な発熱が起こること等である。
このような場合には、サーマルプロテクタが作動してニクロム線への通電を遮断して発熱を停止させ、へアードライヤーを安全な状態に移行させる。サーマルプロテクタが上記のように雲母絶縁板に取り付けられる際、効率良い熱応答を必要とするため、バイメタルや接点等のスイッチ構造が露出した状態で配設される。
また、サーマルプロテクタは、ニクロム線との適切な絶縁距離を確保するため雲母絶縁板の十字方向又は六角方向の放射状の中心(根元)付近に配置される。この状態で、先の例のような異常が発生し異常温度を感知するとバイメタルが反転し可動板を持ち上げ、接点間を開いて電流を遮断する。
この電流遮断の際、例えば大電流が流れていると、大きな遮断アークが発生する。さらに、大電流の場合では大流量の熱風が流れるから、へアードライヤーの内部では内部部品の配置位置や配置状態の影響を受けて、複雑な風の流れが形成される。
また、サーマルプロテクタは、ヘアードライヤーの構造などにより取り付け位置はさまざまであるが、多くの場合、熱風の吹き出し口の近くに配置される。熱風の吹き出し口の近傍は上述したように風の流速が大きい。
このため、大電流の遮断アークは、発生のタイミングによっては接点間から風によって吹き流されるように伸びる場合が多々ある。結果として接点間で発生した遮断アークが接点と異なる導電部位に移動し、例えば可動板の先端部のような場所ではアークの高熱によって損傷を発生させるようになる。
さらに遮断アークは、サーマルプロテクタの内部だけにとどまらず、例えば接点開放時に瞬間的に跳ね上がる可動接点から、その近傍のニクロム線に風によってアークが飛び移ることがある。これは可動板の電位とニクロム線の電位との差が大きい場合に起き易い。
特開平09−120763号公報
ところで、250Vの電圧を家庭用電源としている国々においては、大電流を用いて大流量の熱風を発生させる電気器具が一般的に用いられる。大流量の熱風の流路中に配置されて用いられるサーマルプロテクタの場合、器具の大電流を遮断する際の接点開放で接点間に高熱の遮断アークが発生する。
このようにサーマルプロテクタの大電流・大風量の中での電流遮断で生じる遮断アークは、接点以外の導電部に飛び移ると種々の不具合を引き起こす。特許文献1に記載の技術は可動接点と固定接点の部分が囲い枠で囲まれているので、粉塵の進入防止だけでなく、接点以外の導電部にアークが飛び移るのを防止することもできると考えられる。
ところが、熱風の流路が狭く、サーマルプロテクタを配設する空間が小さい場合、アークの飛び移りを防ぐために特許文献1の図14・図15に記載の囲い枠のような大型で有効な障壁を接点周囲に形成する空間的余裕がないという問題がある。
ましてや、スイッチ本体と同じ程度に大きい可動風翼のような部材をスイッチ本体と直角に取り付けた形状のサーマルプロテクタでは、狭くて小さな配設空間に取り付けることは到底無理である。
ニクロム線にアークが飛び移るのを防ぐため、熱風の流路中に配設するサーマルプロテクタは、前述したように、ニクロム線から可及的に離れた場所、つまり雲母絶縁板の放射状の根元に配置する必要がある。
このように、サーマルプロテクタを配設する空間の寸法や位置に制約が多いため、遮断アークが発生し易い大電流を用いて大流量の熱風を発生させる電気器具に適した、つまりアークの飛び移りを防ぐサーマルプロテクタを構成することは至難の業であった。
本発明は、上記従来の課題を解決するものであって、熱風を発生させる電気器具に組み込まれ、電気器具の接点開放時の接点間に発生するアークが周囲部材に及ぼす悪影響を防止するサーマルプロテクタを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のサーマルプロテクタは、熱風を発生させる電気器具の熱風の流路中に配置されて用いられ、上記電気器具の電気回路を開閉するサーマルプロテクタであって、外部回路に接続する第1の端子に連結された固定接点と、上記固定接点と対向する位置に配置された可動接点と、設定温度を境界として反り返り方向を反転するバイメタルと、該バイメタルと係合し上記可動接点を一端に固定され、該可動接点を上記固定接点に弾性力により接触させるよう、他端を他の外部回路に接続する第2の端子に連結されて基台の保持部に片持ち状に固定された可動板と、該可動板の上記可動接点の配置された近傍における上記可動板の中央部から先端側の側部において、該可動板の板面から所定の角度に折り曲げられて形成された曲げ板面と、を有するように構成される。
本発明は、大きな流速の熱風を発生させる電気器具に組み込まれても、可動板の側部に可動板の面に所定の角度で立設する曲げ板面による整流板部を設けて、これにより、大きな流速の気流を一定方向に誘導して、接点間での遮断アークのみならず接点と周囲の導電部の間での遮断アークも周囲に悪影響を及ぼさないように制御できるサーマルプロテクタを提供することが可能となる。
本発明の実施例1に係るサーマルプロテクタの外観斜視図である。 実施例1に係るサーマルプロテクタの動作前の状態を示す断面図である。 実施例1に係るサーマルプロテクタの動作後の状態を示す断面図である。 実施例1に係るサーマルプロテクタの変形例1を示す外観斜視図である。 実施例1に係るサーマルプロテクタの変形例2を示す外観斜視図である。 本発明の実施例2に係るサーマルプロテクタの外観斜視図である。 実施例2に係るサーマルプロテクタの動作前の状態を示す断面図である。 実施例2に係るサーマルプロテクタの動作後の状態を示す断面図である。 実施例2に係るサーマルプロテクタの変形例1を示す外観斜視図である。 実施例2に係るサーマルプロテクタの変形例2を示す外観斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
[実施例1]
図1Aは、本発明の実施例1に係るサーマルプロテクタ1の外観斜視図であり、図1Bはその常時閉接点としての動作前の状態を示す断面図、図1Cはその動作後の接点開放状態を示す断面図である。
この実施例1に係るサーマルプロテクタ1は、熱風を発生させる電気器具の熱風の流路中に配置されて用いられ電気器具の電気回路を開閉する熱応動スイッチである。そして、大電流を用いて大流量の熱風を発生させる例えばヘアードライヤー等に用いられると、一層の効用を発揮する熱応動スイッチである。
図1A及び図1Bに示すように、実施例1のサーマルプロテクタ1は、絶縁性合成樹脂からなる長方形の基台2を備えている。基台2の長手方向の、下部左端には不図示の外部回路と接続するための第1の端子3が固定され、下部右端にはこれも不図示の他の外部回路と接続するための第2の端子4が固定されている。
図1Bに示すように、第1の端子3は、基台2に固定された端部が、基台2の左端近傍上面に形成された掘り込み部5の底面に露出している形状で基台2と一体に形成されている。掘り込み部5の底面における第1の端子3の露出部には固定接点6が固定して配設されている。
他方、第2の端子4は、基台2の右端に固定された端部が上と横に2段に折り曲げられて最終端が基台2の右端上面に端子露出部4−1となって露出している。この端子露出部4−1に、断面がT字型の固定金具7により、可動板8の固定端8−1とバイメタル9の固定端9−1が重なって固定されている。
本例の可動板8としては、電気の良導体でかつ弾性体である材料が好ましく、一般的なバネ用の銅合金が使用される。この可動板8は、上記のように、固定金具7を介して第2の端子4及び基台2の右端に片持ち状に固定されて保持されている。
そして、基台2の左端に対応する可動板8の自由端8−2の下面には、固定接点6と対向する位置に可動接点11が固定して配置されている。
バイメタル9は、可動板8に重ね合わせられた形状で、一方では、上記のように右方の固定端9−1を、固定金具7を介して基台2の右端に片持ち状に固定され、他方では、左方の自由端を、基台2の左端に対応する可動板8の自由端8−2に係合させている。
このバイメタル9と可動板8との係合は、可動接点11より後方の位置で可動板8に切り込み加工、引き起こし加工、及び曲げ加工により形成されたバイメタル係合爪12の曲げ部の下に、バイメタル9の自由端先端が入り込むことによって形成されている。
バイメタル9は、予め設定された温度を境界として反り返り方向を反転する熱応動素子である。図1Bに示すバイメタル9の反転方向はサーマルプロテクタ1の外側(図1Bでは図の上方)に凸状になる向きである。
平常時は、バイメタル9は、右方端部を基台2の右端に片持ち状に固定された状態で、全体が外側に凸状に反転しているので、左方の自由端先端は可動板8の自由端8−2をサーマルプロテクタ1の内側(図1Bでは図の下方)に押さえ込むように付勢している。
これにより、可動板8は、その弾性力により適宜の接触力で可動接点11を固定接点6に接触させるよう押圧している。このサーマルプロテクタ1は常時閉スイッチであるので、図1Bに示す可動接点11と固定接点6が接触している状態が平常時の態様である。
すなわちスイッチとしては動作前の状態である。この状態で、第1の端子3と第2の端子4との間には、可動接点11及び固定接点6を介して外部回路からの電流が導通可能な状態が形成されている。
これに対して、図1Cに示す可動接点11と固定接点6とが離隔している状態、すなわち接点開放時の状態は、バイメタル9が周囲温度の所定の高温への変化で熱応動して平常時の状態から上に凹状に反転したためである。
これは、バイメタル9の右方端部が基台2の右端に片持ち状に固定された状態で、全体が外側に凹状に反転したことにより、左方の自由端先端が可動板8の自由端8−2をサーマルプロテクタ1の外側に持ち上げ、接点を開放した状態、すなわちスイッチとして動作後の状態を示している。
このサーマルプロテクタ1において、基台2の左端には、可動接点11および固定接点6の配置部を三方から取り囲む隔壁13(13−1、13−2)が設けられている。この隔壁13は、固定接点6と可動接点11の開閉の接点動作を阻害しない範囲で、可及的に固定接点6と可動接点11とに近接して形成されている。
また、この隔壁13は、少なくとも固定接点6の高さよりも高く形成されている。つまり三方の両側の相対的に低い隔壁13ー2の場合でも固定接点6の高さよりも高く形成されている。
また、隔壁13の三方の少なくとも中央部の隔壁13−1は、図1Cに示す接点開放時の固定接点6と可動接点11間の接点ギャップgよりも高く且つ接点開放時の可動板8の自由端8−2の端部の高さを越えない高さであるように構成されている。
これにより、熱風の風速の下で、風が接点間に流入し難くなるため、電流を遮断する瞬間の接点間で放電中の遮断アークが、風に流されて接点間から外れ周囲の通電部材に飛び散ることを防止している。
もし、サーマルプロテクタに、接点部への風の流入を制限する隔壁13のような部材が無い構成であると、特に風向きが安定せず乱れている場合には、発生した遮断アークが接点部の対極となるニクロム線に飛び移って、ニクロム線を溶断させる可能性を生じる。
一般に、ヘアードライヤーは後端部に送風部があり、モータでプロペラを高速回転させて内部に送風する。送風される風としては旋回流であるため、内部に旋回流と逆向きの整流板を設ける場合もある。
しかし、整流板を設けるだけでは平行流にならず、内部に配置されている他の部品に影響されることもあって、サーマルプロテクタの周囲を流れる熱風は、ヘアードライヤー内部で複雑な気流を形成している。この状態で発生した遮断アークが風で流されると、不安定な状態となり、他の導電性部材に飛び移るなどの不具合を発生させる。
ところで、本例のサーマルプロテクタ1は、先にも述べたように、大電流を用いて大流量の熱風を発生させる電気器具、例えばヘアードライヤー等の熱風の流路中に配置されて用いられると、一層の効用を発揮するものであることを前提にしている。
したがって、通電中の電気回路を遮断する際に、大電流を遮断するため、発生する遮断アークが通常の温度スイッチの場合よりも大きくなることと、熱風の流量が大流量であることから、接点部に隔壁13が在っても遮断アークが風に流されて接点間から外れ周囲の通電部材に飛び散る可能性がある。
特に、ヘアードライヤーの場合、上述したように、内部では複雑な風の流れが形成されている。そのため、なおさら、遮断アークが風に流されて接点間から周囲に外れる可能性がある。
そこで、本実施の形態では、可動板8の可動接点11の配置された近傍において、可動板8の中央部側から自由端8−2側にかけて、その両側部に、可動板8の板面から所定の角度(図1A、図1B、及び図1Cの例では直角)に折り曲げられた曲げ板面14を形成する。
この曲げ板面14は、長方形の可動板8の可動接点11を取り付ける端部の両側に張り出し部を設け、この張り出し部を、可動接点11が配設されている面側に、この面に対し直角に曲げることで形成できる。
このように、可動接点11の配設されている面側に曲げて、曲げ板面14を形成する場合、曲げ板面14が、基台2との間で接触しないよう一定の問隔をもって配置されるように形成される。また、曲げ板面14の高さは、およそ可動板8の幅の1/2を超えない高さとされている。
電流遮断動作時つまり図1Cに示す接点開放時には、可動板8は右方端部の固定端8−1における片持ち状であるので、自由端である左方端部に向かって大きな変位を形成する。他方、可動板8の中央部付近はあまり変位が大きくならない。
したがって、可動板8が変位して上に開いても、可動板8の両端部が曲げ板面14と基台2の隔壁13−2とで、接点部の通気が制限されるので、大流量でサーマルプロテクタ1の周囲を熱風が流れても、接点部に流れ込む風を制限することができる。
これにより、接点間で発生した遮断アークが風で引き伸ばされることがなくなり、したがって、遮断アークが接点部から接点部以外の導電部に飛び移って障害を引き起こすことも無くなる。
例えば、ヘアードライヤーの内部におけるサーマルプロテクタ1の取り付け方向が、風向きと基台2の長手方向が同じ方向で、左端部(接点部)が風の吹き出し口に向いている場合、可動板8の両側に曲げ板面14があると、接点部への風の流入を制限することができる。
なお、曲げ板面14の高さが高すぎると、可動板8の先端側の重量が増加するため、接点の開閉速度を低下させるという悪影響だけでなく、遮断アークが曲げ板面14に飛ぶ不具合が発生する場合がある。
図2Aは上記の実施例1に係るサーマルプロテクタ1の変形例1を示す外観斜視図であり、曲げ板面14を、可動板8の自由端8−2方向に見て左側部にのみ形成したものである。図2Bは変形例2を示す外観斜視図であり、曲げ板面14を、可動板8の自由端8−2方向に見て右側部にのみ形成したものである。
なお、図2A及び図2Bに示す構成は、曲げ板面14を形成する位置の違いを除くと他の構成は図1A、図1B、及び図1Cの場合と同一の構成であるので、説明に必要な構成部分にのみ図1A、図1B、及び図1Cと同一の番号を付与して示し、他の構成部分には番号の付与を省略している。
図2Aに示すサーマルプロテクタ1’又は図2Bに示すサーマルプロテクタ1”の構成は、これらのサーマルプロテクタ1’又は1”のヘアードライヤー内部への取り付け方向が、風向きに対して基台2の長手方向が直角になる場合の構成を示している。
ただし、このように風向きに対して基台2の長手方向が直角になるようにサーマルプロテクタ1’又は1”を取り付ける場合、曲げ板面14が風上側にあると風を防御できる。この場合の風上側からの風向きを図2A及び図2Bではいずれも矢印aで示している。
これに対して、曲げ板面14が風下側になるようにサーマルプロテクタの取り付けの向きを間違えると、この曲げ板面14の部分に遮断アークが飛ぶ可能性がある。この場合の風上側からの風向きを図2A及び図2Bではいずれも矢印bで示している。したがって、サーマルプロテクタ1’又は1”をヘアードライヤーに取り付ける場合は注意を要する。[実施例2]
図3Aは、本発明の実施例2に係るサーマルプロテクタ15の外観斜視図であり、図3Bはその常時閉接点としての動作前の状態を示す断面図、図3Cはその動作後の接点開放状態を示す断面図である。
なお、図3A、図3B、及び図3Cに示す構成は、曲げ板面14を形成する向きの違いを除くと、他の構成は図1A、図1B、及び図1Cの場合と同一の構成であるので、説明に必要な構成部分にのみ図1A、図1B、及び図1Cと同一の番号を付与して示し、他の構成部分には番号の付与を省略している。
本実施の形態においても、図3A、図3B、及び図3Cに示すように、可動板8の可動接点11の配置された近傍において、可動板8の中央部側から自由端8−2側にかけて、その両側部に、可動板8の板面から所定の角度(図3A、図3B、及び図3Cの例では直角)に折り曲げられた曲げ板面14が形成される。
この場合も、曲げ板面14は、長方形の可動板8の可動接点11を取り付ける端部の両側に張り出し部が設けられ、この張り出し部が折り曲げられて形成される。ただし、本実施の形態では、曲げ板面14は可動接点11の反対面側すなわち上述した実施例では、8−2の跳ね上がり方向に形成される。
このように、曲げ板面14が可動接点の反対側面に形成された場合、ヘアードライヤーの内部におけるサーマルプロテクタ15の取り付け方向が、基台2の長手方向が風向きと同方向で且つ接点部のある端部が吹き出し口に向いている場合を考える。
この場合、動作前でもサーマルプロテクタ15の後方すなわち接点部の反対側から風が流れているので、接点付近を流れる熱風の風向きを基台2と平行に、すなわち可動板8の長手方向と平行する一定方向に整流することができる。
特に可動板8の上面を可動板8に沿って流れる風を可動接点11の在る先端部から直進させることが可能となり、可動接点11から飛んだ遮断アークが万一接点間から可動板8の外に飛び出そうとしても一定方向に整流された風によりアークの方向が制御される。
したがって、可動接点11から飛んだ遮断アークが、曲げ板面14が無いときのようにサーマルプロテクタ15近傍のニクロム線に飛び移るようなことが無くなる。なお、曲げ板面14の高さは、実施例1の場合と同様に高さが制限されている。
電流遮断時には、接点を開放するため可動板8が固定接点6の反対側に跳ね上がるので、曲げ板面14が高すぎるとサーマルプロテクタ15周囲の導電部、多くの場合はニクロム線と、絶縁距離が瞬間的に縮小するので、高すぎるのは好ましくない。
図3A、図3B、及び図3Cでは、曲げ板面14は可動板8の板面と直角に、つまり90°に曲げられている。しかし、これに限ることなく、例えばサーマルプロテクタ15の長手方向が熱風の風向きと平行で且つ接点側が吹き出し口に向いている場合は、曲げ板面14の曲げ角度が90°よりも浅くても45°以上であれば曲げ板面14が整流板として機能するので風向きを安定させる効果を損なうことが少ない。
図4Aは上記の実施例2に係るサーマルプロテクタ15の変形例1を示す外観斜視図であり、曲げ板面14を、可動板8の自由端8−2方向に見て左側部にのみ形成したものである。図4Bは変形例2を示す外観斜視図であり、曲げ板面14を、可動板8の自由端8−2方向に見て右側部にのみ形成したものである。
なお、図4A及び図4Bに示す構成は、曲げ板面14を形成する位置の違いを除くと他の構成は図3A、図3B、及び図3Cの場合と同一の構成であるので、説明に必要な構成部分にのみ図3A、図3B、及び図3Cと同一の番号を付与して示し、他の構成部分には番号の付与を省略している。
図4Aに示すサーマルプロテクタ15’又は図4Bに示すサーマルプロテクタ15”の構成は、これらのサーマルプロテクタ15’又は15”のヘアードライヤー内部への取り付け方向が、風向きに対して基台2の長手方向が直角になる場合の構成を示している。
ただし、このように風向きに対して基台2の長手方向が直角になるようにサーマルプロテクタ15’又は15”を取り付ける場合、曲げ板面14が風上側にあると可動板8の上面側の流速が乱れるが、可動接点11側は流速が速いままなので、アークは他の導電性部品に飛び移ることなく風下側に安定して流れる。この場合の風上側からの風向きを図4A及び図4Bではいずれも矢印cで示している。
これに対して曲げ板面14が風下側になるようにサーマルプロテクタ15’又は15”の取り付けの向きを間違えると、可動板8の風下側すなわちヘアードライヤーの吹き出し口側で気流が乱れ、ヘアードライヤーの機能を低下させる結果となる。この場合の風上側からの風向きを図4A及び図4Bではいずれも矢印dで示している。
したがって、サーマルプロテクタ15’又は15”をヘアードライヤーに取り付ける場合は注意を要する。いずれにしても、サーマルプロテクタを基台2の長手方向が風向きと直角となる向きに取り付けられる場合は、サーマルプロテクタ15’又は15”のように可動板8先端部の曲げ板面14は風向きに応じてどちらか一方であることが好ましい。また、この場合、曲げ板面14の曲げ角度は直角曲げが好ましい。
一般に、大風量の電気製品、特にヘアードライヤーのような製品では、120Vと250Vに切り替えるタイプの製品や、同じ構造であっても発熱体の設定で異なる電圧用に作られている製品の場合がある。また、風量は同じでも遮断アークの発生が様々に変化する製品もあるので、サーマルプロテクタが組み込まれる際には、遮断アークの制御は重要な課題となる。
ところが、短時間で毛髪を乾かすためにヒータの電力が大きくなり、そのため更に風量が増大し、更に吹き出し口の風速を上げるために吹き出し口をノズルで絞るなど、サーマルプロテクタが大電流を遮断する状況としては配設環境が過酷になっている。
本発明のサーマルプロテクタの構造は、上記のような配設環境が過酷な状況で、接点間で発生する遮断アークの動きを制御し、不具合を発生させないようにする有効な構造となっている。
なお、上述した実施例では、実施の形態の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えることが出来る。例えば、上述した実施例では、動作の説明上わかりやすいように、バイメタルが可動板の上面に配置された形態で説明したが、バイメタルは可動板の下面に配置されてもよい。
また、バイメタルは、一端を可動板と共に固定される形態となっているが、これに限るものではない。固定しない場合は、バイメタルの反転を支える爪や中央部の突起等が必要に応じて付加される構成となる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明は特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
熱風を発生させる電気器具の熱風の流路中に配置されて用いられ、前記電気器具の電気回路を開閉するサーマルプロテクタであって、
外部回路に接続する第1の端子に連結された固定接点と、
前記固定接点と対向する位置に配置された可動接点と、
設定温度を境界として反り返り方向を反転するバイメタルと、
該バイメタルと係合し前記可動接点を一端に固定され、該可動接点を前記固定接点に弾性力により接触させるよう、他端を他の外部回路に接続する第2の端子に連結されて基台の保持部に片持ち状に固定された可動板と、
該可動板の前記可動接点の配置された近傍における前記可動板の中央部から先端側の側部において、該可動板の板面から所定の角度に折り曲げられて形成された曲げ板面と、
を有することを特徴とするサーマルプロテクタ。
[付記2]
前記曲げ板面は、前記可動板から前記固定接点の在る方向に折り曲げられて形成されている、ことを特徴とする付記1記載のサーマルプロテクタ。
[付記3]
前記曲げ板面は、前記固定接点の高さを越えない高さで形成されている、ことを特徴とする付記2記載のサーマルプロテクタ。
[付記4]
前記曲げ板面は、前記可動板から前記固定接点の在る方向と反対側方向に折り曲げられて形成されている、ことを特徴とする付記1記載のサーマルプロテクタ。
[付記5]
前記曲げ板面は、前記可動板の板幅の1/2を超えない高さで形成されている、ことを特徴とする付記4記載のサーマルプロテクタ。
[付記6]
前記曲げ板面は、前記可動板の両側部に形成されている、ことを特徴とする付記1に記載のサーマルプロテクタ。
[付記7]
前記曲げ板面は、前記可動板のいずれか一方の側部に形成されている、ことを特徴とする付記1に記載のサーマルプロテクタ。
[付記8]
前記曲げ板面は、前記可動板の板面に対して、曲げ角度45°から90°の間で折り曲げられて形成されている、ことを特徴とする付記6記載のサーマルプロテクタ。
[付記9]
前記曲げ板面は、前記可動板の板面に対して、曲げ角度45°から90°の間で折り曲げられて形成されている、ことを特徴とする付記7記載のサーマルプロテクタ。
本発明は、熱風を発生させる電気器具に組み込まれ,電気器具の接点開放時の接点間に発生するアークが周囲部材に及ぼす悪影響を防止するサーマルプロテクタに利用することができる。
1、1’、1” サーマルプロテクタ
2 基台
3 第1の端子
4 第2の端子
4−1 端子露出部
5 掘り込み部
6 固定接点
7 固定金具
8 可動板
8−1 固定端
8−2 自由端
9 バイメタル
9−1 固定端
11 可動接点
12 バイメタル係合爪
13(13−1、13−2) 隔壁
14 曲げ板面
15、15’、15” サーマルプロテクタ

Claims (9)

  1. 熱風を発生させる電気器具の熱風の流路中に配置されて用いられ、前記電気器具の電気回路を開閉するサーマルプロテクタであって、
    外部回路に接続する第1の端子に連結された固定接点と、
    前記固定接点と対向する位置に配置された可動接点と、
    設定温度を境界として反り返り方向を反転するバイメタルと、
    該バイメタルと係合し前記可動接点を一端に固定され、該可動接点を前記固定接点に弾性力により接触させるよう、他端を他の外部回路に接続する第2の端子に連結されて基台の保持部に片持ち状に固定された可動板と、
    該可動板の前記可動接点の配置された近傍における前記可動板の中央部から先端側の側部において、該可動板の板面から所定の角度に折り曲げられて形成された曲げ板面と、
    を有することを特徴とするサーマルプロテクタ。
  2. 前記曲げ板面は、前記可動板から前記固定接点の在る方向に折り曲げられて形成されている、ことを特徴とする請求項1記載のサーマルプロテクタ。
  3. 前記曲げ板面は、前記固定接点の高さを越えない高さで形成されている、ことを特徴とする請求項2記載のサーマルプロテクタ。
  4. 前記曲げ板面は、前記可動板から前記固定接点の在る方向と反対側方向に折り曲げられて形成されている、ことを特徴とする請求項1記載のサーマルプロテクタ。
  5. 前記曲げ板面は、前記可動板の板幅の1/2を超えない高さで形成されている、ことを特徴とする請求項4記載のサーマルプロテクタ。
  6. 前記曲げ板面は、前記可動板の両側部に形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載のサーマルプロテクタ。
  7. 前記曲げ板面は、前記可動板のいずれか一方の側部に形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載のサーマルプロテクタ。
  8. 前記曲げ板面は、前記可動板の板面に対して、曲げ角度45°から90°の間で折り曲げられて形成されている、ことを特徴とする請求項6記載のサーマルプロテクタ。
  9. 前記曲げ板面は、前記可動板の板面に対して、曲げ角度45°から90°の間で折り曲げられて形成されている、ことを特徴とする請求項7記載のサーマルプロテクタ。
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