JPWO2014006893A1 - 接近警報装置、接近警報システム、移動体装置と、接近警報システムの故障診断方法 - Google Patents

接近警報装置、接近警報システム、移動体装置と、接近警報システムの故障診断方法 Download PDF

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Abstract

接近警報装置は、制御部、増幅部、出力端子、グランド端子、検出部と判定器を含む。制御部には、参照信号が入力されている。制御部の出力は増幅部と電気的に接続されている。増幅部の出力は、出力端子と電気的に接続されている。グランド端子はグランドと電気的に接続されている。増幅部の出力は、検出部と電気的に接続されている。検出部の出力は、判定器と電気的に接続されている。そして、判定器は、検出部で検出された検出信号と、判定基準信号とを比較する。

Description

本技術分野は、移動体装置の移動時に警報音等を発生することにより、人や動物等に対して移動体装置などの接近を知らせる接近警報装置、接近警報システム、移動体装置と、接近警報システムの故障診断方法に関する。
図9は従来の移動体装置7の概念図である。接近警報装置6は、制御部1、増幅部2、コンデンサ3を含んでいる。スピーカ部4は、接近警報装置6の出力側に電気的に接続されている。そして、接近警報装置6は移動体装置7に搭載されている。
制御部1には、車両信号を受付け、オーディオ信号を出力している。増幅部2は、オーディオ信号を増幅する。増幅部2の出力は、コンデンサ3を介してスピーカ部4へ供給されている。なお、コンデンサ3は、増幅部2の出力のうちの直流電圧をカットしている。以上の構成により、接近警報装置6は、スピーカ部4から警告音8を発生している。
尚、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2011−31865号公報
本発明の接近警報装置は、制御部、増幅部、出力端子、グランド端子、第1検出部と、判定部を含んでいる。制御部は、参照信号を受け付け、参照信号の入力に応じて、オーディオ信号を出力している。増幅部は、制御部の出力側に電気的に接続されている。出力端子は、増幅部の出力側に電気的に接続されている。グランド端子は、グランドと電気的に接続されている。第1検出部は、増幅部の出力側に電気的に接続され、増幅部の出力信号に基づき第1検出信号を出力している。判定部は、第1検出部の出力側に電気的に接続されている。そして、判定部は、第1検出部から出力された第1検出信号と、判定基準信号とを比較している。
以上の構成により、出力端子とグランド端子との間にスピーカを接続した状態で、スピーカの接続状態の異常を検知できる。その結果、スピーカから警告音が出力されないなどの異常を、検知できるので、移動体装置と歩行者や自転車等の衝突事故を防止できる。
さらに、本発明の接近警報システムの故障診断方法は、参照信号の入力に応じてオーディオ信号を出力するステップと、オーディオ信号を増幅するステップと、増幅されたオーディオ信号に基づき検出信号を出力するステップと、検出信号と、判定基準信号とを比較するステップとを備えている。
以上の構成により、出力端子とグランド端子との間にスピーカを接続した状態で、スピーカの接続状態の異常を検知できる。その結果、スピーカから警告音が出力されないなどの異常を、検知できるので、移動体装置と歩行者や自転車等の衝突事故を防止できる。
図1は、本発明の実施形態による移動体装置の概念図である。 図2は、本発明の実施形態による接近警報システムのブロック図である。 図3は、本発明の実施形態による接近警報装置の動作を示す電圧特性図である。 図4は、本発明の実施形態による接近警報装置の電圧特性図である。 図5は、本発明の実施形態による接近警報装置の電圧特性図である。 図6は、本発明の実施形態による接近警報装置の電圧特性図である。 図7は、本発明の実施形態による接近警報装置の制御フローチャートである。 図8は、本発明の実施形態による他の例の接近警報システムのブロック図である。 図9は、従来の接近警報装置のブロック図である。
近年、環境保護のために電気自動車やハイブリッドカー等の移動体装置が開発され、市販されている。ところが、電気自動車やハイブリッドカー等がモータだけで走行する時に、モータ音のみが発生する。ところが、モータの回転音は、エンジン音に比べて、非常に小さい。したがって、人が移動体装置の接近に気付き難い。その結果、人が移動体装置301の接近を気付くことが遅くなり、移動体装置と人あるいは他の移動体装置301との接触事故などが発生する可能性がある。さらに、突然の移動体装置301の接近に、人が驚いて、転倒する可能性もある。なお、人は、たとえば、歩行者や、自転車、バイクあるいは自動車の運転者などを含んでもかまわない。
図9に示す接近警報装置6は、移動体装置7の外部にのみ警報音を発生させているので、移動体装置7の内部に居る運転者は警報音を認識しにくい。
そして、接近警報装置6がオープンとなった場合に、オーディオ信号は、スピーカ部4へ伝わらない。なお、接近警報装置6がオープンとは、回路が開放された状態を意味している。たとえば、接近警報装置6とスピーカ部4との間を接続しているコードや、スピーカ部4の内部の線が断線したような場合である。
一方、接近警報装置6が+Bに短絡した場合に、他の電源ラインと接近警報装置6とが、低抵抗でつながるため、接近警報装置6に過電流が流れ、接近警報装置6が故障する場合がある。その結果、接近警報装置6からオーディオ信号が出力されない。なお、+Bに短絡とは、他の電源ラインの電圧が接近警報装置6へ印加される状態を意味している。たとえば、接近警報装置6とスピーカ部4との間を接続しているコードが、バッテリーなどの電源につながったコードと短絡したような場合である。
ところが、接近警報装置6は、オープンや、+Bとの短絡などの故障を検出できない。したがって、従来の接近警報装置6は、警報音が出力されていないことを、気づかない可能性がある。すなわち、移動体装置7は、警報音が出力されないままで、走行する可能性がある。
図1は、本発明の実施形態による接近警報装置106を搭載した移動体装置301の概念図である。接近警報装置106は、移動体装置301に搭載されている。移動体装置301には、空間307を含む本体部302、駆動部303、駆動制御部304、と、接近警報システム201を含んでいる。移動体装置301は、さらにドア305、携帯機306を含んでも良い。なお、携帯機306は、移動体装置301から離れた位置で、ドアの施錠、開錠を指示できる。
駆動部303、駆動制御部304、接近警報システム201は、本体部302に搭載されている。移動体装置301は、本体部302内に空間307を含んでいる。なお、たとえば移動体装置301を運転する人などが、空間307へ搭乗する。
駆動制御部304は、駆動部303と、接近警報システム201と電気的に接続されている。駆動制御部304は、駆動部303、接近警報システム201を含む移動体装置301の各部へ参照信号を出力している。その結果、駆動部303は、参照信号によって制御されている。なお、駆動部303はモータを含んでいる。駆動部303は、さらにエンジンやタイヤなどを含んでも良い。すなわち、移動体装置301は、たとえば電気自動車やハイブリッドカー等である。
接近警報システム201は、接近警報装置106と、第1警告音出力部104を含んでいる。第1警告音出力部104は、トランスデューサであり、接近警報装置106から出力された信号を、警告音202へと変換している。たとえば、第1警告音出力部104は、第1スピーカ104A、第1接続線104Bと、第2接続線104Cを含んでも良い。第1接続線104Bと第2接続線104Cは、接近警報装置106と第1スピーカ104Aの間を電気的に接続している。たとえば、第1接続線104Bは、信号線であり、第2接続線104Cはグランド線である。
なお、接近警報装置106には、第1接続線104Bや、第2接続線104Cと接続するコネクタを含むことが好ましい。この場合、第1接続線104Bや、第2接続線104Cの一端には、接近警報装置106へ接続するコネクタを含む。また、第1スピーカ104Aは、第1接続線104Bや、第2接続線104Cと接続するコネクタを含むことが好ましい。この場合、第1接続線104Bや、第2接続線104Cの他端には、第1スピーカ104Aへ接続するコネクタを含む。
そして、接近警報システム201は、第1スピーカ104Aから警告音を出力することにより、人へ移動体装置301の接近を知らせている。なお、接近警報システム201は、移動体装置301がモータだけで走行する際に、警告音202を発生することが好ましい。
また、接近警報システム201が出力する警告音202は、たとえば、擬似的なエンジン音であることが好ましい。その結果、人は、移動体装置301を視認せずとも、自分に移動体装置301が接近していることを気付くことができる。
図2は、本発明の実施形態の接近警報装置106を用いた接近警報システム201のブロック図である。接近警報装置106は、入力端子106A、出力端子106B、グランド端子106C、制御部101、増幅部102、コンデンサ103、第1検出部105、判定部107を含んでいる。制御部101は、入力端子106Aから入力された参照信号を受け付け、受け付けた参照信号に応じてオーディオ信号S1を出力している。増幅部102は、制御部101の出力側に電気的に接続されている。そして、増幅部102は、入力されたオーディオ信号S1を増幅して、オーディオ信号S2を出力している。出力端子106Bは、増幅部102の出力側に電気的に接続されている。グランド端子106Cは、グランドへ電気的に接続されている。
また、増幅部102の出力側と出力端子106Bとの間に直列接続された、コンデンサ103を含むことが好ましい。コンデンサ103は、増幅部102と直列に接続している。オーディオ信号S2には、交流成分であるオーディオ信号S3と、直流信号成分とを含んでいる。オーディオ信号S3は交流であるので、コンデンサ103を通過できる。そして、コンデンサ103は、直流信号成分が、第1スピーカ104Aへ出力されることを防いでいる。
第1警告音出力部104は、出力端子106Bとグランド端子106Cとの間に電気的に接続されている。その結果、第1警告音出力部104は、接近警報装置106から出力されたオーディオ信号S3を受け入れる。そして、第1警告音出力部104は、オーディオ信号S3を警告音202へ変換し、警告音202を移動体装置301の外へ出力している。
第1検出部105は、増幅部102の出力側に電気的に接続されている。第1検出部105は、コンデンサ103の出力端子106B側に接続することが好ましい。なお、第1検出部105は、コンデンサ103の手前に接続してもかまわない。そして、第1検出部105は、増幅部102の出力信号に基づいて、第1検出信号S4を出力している。判定部107は、第1検出部105の出力側に電気的に接続されている。そして、判定部107は、第1検出信号S4と、判定基準信号とを比較している。
以上の構成により、接近警報装置106は、接近警報システム201の故障を診断できる。たとえば、接近警報装置106は、増幅部102からグランドまでの経路の間で、信号線がオープン状態である(断線している)状態や、他の電源ライン(+B)との短絡している状態、さらにはグランドと短絡している状態であることを診断できる。
そして、移動体装置301を運転する運転者に対して、接近警報装置106で診断した診断結果を通知すれば、運転者は接近警報システム201の故障をすばやく気付くことができる。したがって、接近警報システム201を搭載した移動体装置301の安全性を向上できる。
次に、接近警報装置106の構成と動作を、図面を参照しながらさらに詳しく説明する。最初に、制御部101の構成について、図2を参照しながら、説明する。制御部101には、オーディオ信号S1の元となる音源データが格納されている。なお、音源データはデジタル信号である。音源データは、たとえばエンジン音に似せた警告音202をデジタル処理によって、人為的に作製しても良い。あるいは、実際のエンジン音を集音し、集音したエンジン音をデジタル信号へと変換して製作しても良い。そして、制御部101は、参照信号に基づいて、音源データをアナログ信号へと変換して、オーディオ信号S1を生成する。その結果、制御部101は、オーディオ信号S1を増幅部102へ出力できる。
なお、音源データは、規定の方法で圧縮して、記憶しておくことが好ましい。これにより制御部101内の記憶容量を少なくできる。この場合、制御部101では、音源データを解凍した後で、アナログ信号へと変換している。
このように、制御部101は、参照信号を検知した場合に、オーディオ信号S1を出力する。なお、参照信号は、図1に示す移動体装置301の移動が開始したことを検知可能な信号X1であることが好ましい。たとえば、参照信号には、アクセルペダルの踏み込み角度を示す信号、走行状態である旨の信号、あるいは移動体装置301の移動速度を示す信号などを使用できる。なお、参照信号には、これらの信号のいずれか一つのみを使用してもかまわない。あるいは、参照信号には、これらの信号の2つ以上を用いてもかまわない。この場合、制御部101は、これらの参照信号のなかのいずれかを検知した場合に、オーディオ信号S1を出力している。
この構成により、制御部101は、参照信号に基づいて、移動体装置301の移動が開始したことを検知できる。そして制御部101は、移動体装置301の移動が開始したことを検知した場合に、オーディオ信号S1を出力している。その結果、接近警報システム201は、図1に示す移動体装置301が走り始めるとほぼ同時に、警告音202の出力を開始できる。
なお、制御部101が、オーディオ信号S1を出力ために使用する参照信号は、上記に限られない。運転者が移動体装置301を移動させるよりも前に、図1に示す駆動制御部304が出力する信号X2を用いても良い。たとえば、ドア305を開錠するための信号や、イグニッション信号(モータを始動させるための信号)、フットブレーキを解除した旨の信号、サイドブレーキを解除した旨の信号、あるいはシフトレバーがドライブであることを示す旨の信号、モータの回転を制御するための信号などを用いることができる。さらに、参照信号は、駆動制御部304が直接生成していない信号でもかまわない。たとえば、携帯機306から、ドア305の開錠を要求する信号を用いることもできる。
なお、参照信号には、これらの信号のいずれか1つの信号を使用してもかまわない。また、参照信号は1つに限られず、上記信号のうちの複数の信号を、参照信号として用いてもかまわない。この場合、制御部101は、これらの参照信号のなかのいずれかを検知した場合に、オーディオ信号S1を出力している。あるいは、制御部101は、これらの参照信号のなかの複数の信号を検知した場合に、オーディオ信号S1を出力しても良い。
次に、第1検出部105と判定部107の構成と、動作について、図3から図6を参照しながら、説明する。図3は、接近警報システム201が正常に動作している場合の接近警報装置106の電圧特性図である。なお、図3の横軸は、時間であり、縦軸は、電圧を示している。
最初に、図2に示す接近警報システム201が正常に動作している場合の第1検出部105と判定部107の構成と、動作を説明する。増幅部102には、参照信号に基づいて、時間T2に電源が印加される。増幅部102をオンすることにより、増幅部102の出力には、オフセット電圧による直流が流れる。第1警告音出力部104が、接近警報装置106と正しい状態で電気的に接続されている場合、第1警告音出力部104は負荷となる。したがって、増幅部102がオンされると、ライン108の電圧は、瞬間的に大きくなる。その結果、第1検出部105は、電圧波形110の第1検出信号S4を判定部107へ出力している。
判定部107は、第1検出信号S4と判定基準信号113Bを比較している。この場合、判定部107は、第1検出信号S4の最大値を検知し、この最大値と判定基準信号113Bとを比較しても良い。あるいは、判定部107は、第1検出信号S4を取得する毎に都度、第1検出信号S4と判定基準信号113Bを比較しても良い。なお、判定基準信号113Bは、接近警報装置106が、GNDとの短絡を診断するための閾値である。この場合、あらかじめ定められ時間T3の間に、取得したすべての第1検出信号S4が判定基準信号113B以下である場合に、第1検出信号S4の最大電圧が、判定基準信号113B以下であると判定できる。
この構成により、判定部107は、時間T2から時間T3を経過するまでの間、検知した第1検出信号S4と判定基準信号113Bを比較する。そして、判定部107は、第1検出信号S4の最大電圧が、判定基準信号113B以下である場合に、接近警報システム201が正常に動作していると診断できる。
第1検出部105が、電圧波形110の最大値の検知を正しく検知するためには、オーディオ信号S1は、時間T2から時間T3を経過した後に出力されることが好ましい。すなわち、もしも制御部101が、時間T3よりも前にオーディオ信号S1を出力すると、判定部107は、オーディオ信号S1によって、電圧波形110の第1検出信号S4を検知できない場合が生じる。したがって、制御部101は、時間T3の間、信号を出力しないことが好ましい。そこで、制御部101は、オーディオ信号S1を時間T3以上の時間遅らせて出力することが好ましい。その結果、時間T3の間、ライン108の電圧を0V設定できる。
図1に示す駆動制御部304は、移動体装置301の移動開始後に信号X1を出力している。駆動制御部304は、移動体装置301が移動を開始する前に信号X2を出力している。そこで、制御部101は、参照信号の中で信号X2に基づいてオーディオ信号S1を出力することが好ましい。この場合、増幅部102は、参照信号の中で信号X1に基づいて、オンすることが好ましい。信号X1と信号X2との間は、一般的に時間T3以上に長いので、第1検出部105が電圧波形110の最大値の検知を完了した後で、制御部101はオーディオ信号S1を出力している。
なお、増幅部102は、信号X2に基づいてオンしてもかまわない。あるいは、制御部101は、信号X1に基づいてオーディオ信号S1を出力してもかまわない。ただし、これらの場合、増幅部102をオンするために参照する参照信号と、制御部101がオーディオ信号S1を出力するために参照する参照信号とは、異ならせている。さらに、増幅部102をオンするために参照する参照信号は、制御部101がオーディオ信号S1を出力するために参照する参照信号よりも、時間T3以上早く、駆動制御部304から出力されていることが好ましい。
また、制御部101は、参照信号が入力された後に、音源データからオーディオ信号S1を生成することが好ましい。この構成により、音源データからオーディオ信号S1を生成する処理に必要な時間だけ、さらにオーディオ信号S1の出力時間を遅らせることができる。
以上の構成により、判定部107は、オーディオ信号S1に邪魔されずに、電圧波形110の第1検出信号S4の最大値を判定できる。
図2に示す制御部101は、時間T1に、オーディオ信号S1を出力している。なお、時間T1は、時間T2から時間T3以上の時間を経過していることが好ましい。接近警報システム201が正常に動作している場合、第1検出部105には、たとえば図3に示す電圧波形112Aのオーディオ信号S3が入力される。図2に示す第1検出部105は、オーディオ信号S3を検出している。その結果、第1検出部105は、たとえば図3に示す電圧波形112Bの第1検出信号S4を判定部107へ出力している。
そのために、第1検出部105は、検波器を含んでも良い。この場合、第1検出部105は、オーディオ信号S3を検波し、直流の第1検出信号S4を出力する。
図2に示す判定部107は、第1検出信号S4と判定基準信号113Aを比較している。なお、判定基準信号113Aは、接近警報装置106が、オープン状態での故障を診断するための閾値である。そして、判定部107は、第1検出信号S4の大きさが、判定基準信号113Aの値以上である場合に、接近警報システム201が正常に動作していると診断している。
次に、接近警報装置106が故障していると判断する方法について、図面を参照しながら、説明する。図4から図6は、接近警報システム201が故障している場合の接近警報装置106の電圧特性図である。なお、図4から図6において、横軸は時間であり、縦軸は電圧を示している。最初に、接近警報装置106が、GNDとの短絡状態を診断する方法について、図4を参照しながら、説明する。たとえば、第1接続線104Bが、グランドと短絡した場合、第1検出部105へオーディオ信号S3を供給しているライン108は電気的にGNDに接続される。したがって、図4の電圧波形114Aに示すように、オーディオ信号S3の信号レベルは抑圧される。その結果、第1検出部105は、電圧波形114Bの第1検出信号S4を判定部107へ出力する。
図2に示す判定部107は、第1検出信号S4と判定基準信号113Aを比較している。そして、判定部107は、第1検出信号S4の大きさが、判定基準信号113Aよりも小さいと判定した場合に、増幅部102の出力側がグランドと短絡していると診断できる。
次に、接近警報装置106が、オープン状態と、+Bに短絡した状態の故障を診断する方法を説明する。オープン状態での故障は、たとえば、第1警告音出力部104が接近警報装置106とつながっていない場合に生じる。この場合、第1警告音出力部104は接近警報装置106の負荷にならない。したがって、ライン108の電圧の最大値は、接近警報システム201が正常な状態に比べて、大きくなる。その結果、第1検出部105は、図5に示す電圧波形111の第1検出信号S4を判定部107へ出力している。
判定部107は、第1検出信号S4と判定基準信号113Bを比較している。そして、判定部107は、第1検出信号S4の最大電圧が、判定基準信号113Bよりも大きいと判定した場合に、接近警報システム201がオープン状態で故障をしていると診断できる。
一方、+Bに短絡した状態の故障は、たとえば、第1接続線104Bが、車のバッテリー電源につながったラインと短絡することにより発生する。この場合、ライン108が、車のバッテリー電源につながったラインと低抵抗でつながる。したがって、ライン108には、過電流が流れ、ライン108の電圧は高くなっている。したがって、第1検出信号S4の値は、図6に示すように、増幅部102をオンしたとほぼ同時に、上限電圧値116となる。この場合、それ以降も、第1検出信号S4は上限電圧値116のままで維持される。そして、判定部107は、第1検出信号S4の最大電圧が、上限電圧値116に達していると判定した場合に、接近警報システム201が+Bに短絡した状態での故障をしていると診断できる。
さらに、判定部107は、規定の時間の間、第1検出信号S4を観察することが好ましい。この場合、判定部107は、規定の時間内にライン108の電圧が、ほぼ0Vになったことを検出した場合、オープン状態の故障であると診断できる。一方、判定部107は、規定の時間の間、第1検出信号S4が上限電圧値116を維持していることを検出した場合、+Bに短絡した状態の故障であると診断できる。
以上の構成により、接近警報装置106は、オープン状態、GND短絡状態、+B短絡状態の故障を診断できる。したがって、接近警報システム201の故障によって、第1警告音出力部104から警告音202が出力されない種々の故障を検出できる。その結果、接近警報システム201の品質や信頼性が高まる。また、移動体装置301と人などとの衝突事故を未然に防止できる。さらに、接近警報装置106は、簡易な回路によって構成できるので、価格を低くできる。
なお、制御部101は、オーディオ信号S1の出力の有無を示す旨の信号を出力してもかまわない。そして、判定部107は、オーディオ信号S1の出力の有無を示す旨の信号を受け入れることが好ましい。この場合、判定部107は、オーディオ信号S1の出力が無いことを示す旨の信号を検知した場合に、電圧波形110の第1検出信号S4と判定基準信号113Bとを比較することが好ましい。そして、判定部107は、オーディオ信号S1の出力がされている旨を示す旨の信号を検知した場合に、判定基準信号113Aと、電圧波形112Bまたは電圧波形114Aの第1検出信号S4とを比較することが好ましい。
図7は、接近警報装置106の制御フローチャートである。本発明の接近警報装置106の故障診断方法は、参照信号の入力に応じてオーディオ信号S1を出力するステップ151と、オーディオ信号S1を増幅するステップ152と、増幅されたオーディオ信号S3に基づき第1検出信号S4を出力するステップ153と、第1検出信号S4と判定基準信号113Aまたは、第1検出信号S4と判定基準信号113Bとを比較するステップ154とを備えている。
ステップ151では、制御部101の処理を行なっている。ステップ152では、増幅部102の処理を行なっている。ステップ153では、第1検出部105の処理を行なっている。ステップ154では、判定部107の処理を行なっている。なお、制御部101と判定部107は、信号処理装置109内に構成することが好ましい。この場合、ステップ151やステップ154は、ソフトウェアによって実行できる。
図8は、本発明の実施形態による他の例の接近警報システム601のブロック図である。接近警報システム601は、図2に示す接近警報システム201の接近警報装置106に代えて、接近警報装置506を含んでいる。さらに、接近警報システム601は、通知部603と、入力器604を含むことが好ましい。
接近警報装置506は、入力端子106A、出力端子106B、グランド端子106C、入力部506D、報知端子506E、信号生成部501、増幅部502、コンデンサ103、第1検出部105、第2検出部505、ADコンバータ509A、ADコンバータ509B、ADコンバータ509C、判定部507を含んでいる。
増幅部502は、モニタ端子502A、利得制御端子502B、電源端子502Cを含んでいる。なお、モニタ端子502Aは、増幅部502に流れる電流に比例した電圧値S6を出力している。増幅部502は、利得制御端子502Bへ入力される制御信号S7に応じて、増幅利得が変化する。
判定部507には、判定部107、第2判定器507B、第3判定器507Cを含んでいる。なお、接近警報装置506は、設定部をさらに含んでも良い。
信号生成部501には、検知器501Aと、電源制御部501Bと、制御部101を含んでいる。入力端子106Aに供給された参照信号が、検知器501Aへ入力されている。検知器501Aの出力側は、制御部101と電源制御部501Bへ電気的に接続されている。そして、検知器501Aは、参照信号が入力されたことを検知した場合、参照信号を検知した旨の信号を制御部101と電源制御部501Bへ出力している。
電源制御部501Bの出力側を、増幅部502の電源端子502Cへ接続することが好ましい。制御部101の出力側は、増幅部502に電気的に接続されている。そして、増幅部502の出力信号は、コンデンサ103を介して、出力端子106B、第1検出部105へと供給されている。なお、電源制御部501Bの出力側を、制御部101の入力側へ接続することが、さらに好ましい。
第1検出部105の出力側は、ADコンバータ509Aを介して、判定部107と、第2判定器507Bへ電気的に接続されている。コンデンサ103の増幅部502側は、第2検出部505へ電気的に接続されている。そして、第2検出部505の出力側は、ADコンバータ509Bを介して、第2判定器507Bへ電気的に接続されている。この構成により、第2検出部505では、オーディオ信号S2の大きさを検知できる。すなわち、第2検出部505は、コンデンサ103の手前の電圧を検出できる。第2検出部505は、オーディオ信号S2のレベルに応じた第2検出信号S5を出力している。そして、第2判定器507Bは、第1検出信号S4と第2検出信号S5とを比較している。以上の構成により、第2判定器507Bは、第1検出信号S4の大きさと第2検出信号S5の大きさが等しいと判定した場合、コンデンサ103がショートしていると診断できる。
モニタ端子502Aは、ADコンバータ509Cを介して、第3判定器507Cの入力側へ電気的に接続されている。第3判定器507Cは、モニタ端子502Aから出力された電圧値S6と、あらかじめ定められた閾値とを比較している。そして、第3判定器507Cは、モニタ端子502Aから出力された電圧値が、閾値よりも大きいと判定した場合、増幅部502に過電流が流れていると診断する。
判定部107、第2判定器507B、および第3判定器507Cの出力側は、電源制御部501Bと報知端子506Eへ電気的に接続されている。報知端子506Eには、通知部603が電気的に接続されている。
以上の構成により、判定部107、第2判定器507B、および第3判定器507Cは、それぞれでの判定結果を電源制御部501Bと通知部603とへ出力している。なお、判定部107、第2判定器507B、および第3判定器507Cは、接近警報システム601が故障している診断した場合、接近警報システム601が故障している旨の信号S8を出力している。なお、信号S8には、判定部107が出力する信号S81、第2判定器507Bが出力するS82、第3判定器507Cが出力するS83を含むことが好ましい。なお、信号S81は、図4から図6を参照して説明したように、オープン状態、グランド短絡と、+B短絡のうちのいずれの故障であるかを判定できる。
電源制御部501Bは、故障している旨の信号S8を受け付けた場合、増幅部502への電源の供給を停止することが好ましい。さらに、電源制御部501Bを制御部101と接続している場合、接近警報装置506が、制御部101のオーディオ信号S1の出力を停止させることがさらに好ましい。そのために、接近警報装置506は、制御部101へ供給している電源の供給を停止しても良い。
したがって、増幅部502に過電流が流れていることによって、接近警報システム601が故障している場合、増幅部502に過電流が流れ続けることを防止できる。あるいは、コンデンサ103がショートしていることによって、接近警報システム601が故障している場合、オーディオ信号S2に含まれる直流成分が、第1スピーカ104Aへ供給されることを防止できる。したがって、第1スピーカ104Aの故障を防止できる。
一方、通知部603は、故障している旨の信号S8を受け付けた場合に、運転者などへ判定部507の診断結果を知らせている。なお、通知部603は、信号S81、信号S82、信号S83によって、どこが故障しているかを判定できるので、故障内容に応じた報知をすることができる。
通知部603として、第2スピーカ603Aを用いても良い。すなわち、接近警報システム601には、第1スピーカ104Aとは別に、さらに第2スピーカ603Aを含んでも良い。この場合、第2スピーカ603Aは、図1に示す空間307に報知音を出力可能なように、本体部302に設置されている。
この構成により、第2スピーカ603Aは、運転者など対して、故障を音により知らせることができる。したがって、運転者の視認が不要となる。その結果、運転者の視野がいかなる方向であっても、故障を認識できる。
あるいは、通知部603は、光などを発光することにより故障を表示するインジケータ603Bであっても良い。この構成により、運転者が音楽等を聴取中でも、運転者は接近警報システム601の故障を認識できる。さらに、通知部603は、第2スピーカ603Aとインジケータ603Bの両方を含んでも良い。この構成により、運転者はより一層、接近警報システム601の故障を認識しやすい。
第1スピーカ104Aは、図1に示す移動体装置301の前方に配置されたモータルーム内に配置されている。ところが、車種が異なる移動体装置301では、第1スピーカ104Aを配置可能な場所が異なっている場合がある。たとえば、第1スピーカ104Aが、移動体装置301の前端部から遠くに配置されている場合、人が聞く警告音202の音量は小さくなる。
そこで、接近警報装置506には、設定部510を設けることが好ましい。入力器604は、入力部506Dへ電気的に接続されている。入力部506Dは、設定部510の入力側へ電気的に接続されている。設定部510の出力側は、利得制御端子502B、判定部107、第3判定器507Cの入力側と電気的に接続されている。
以上の構成により、設定部510は、入力器604に入力された設定値に応じて、増幅部502の増幅度を制御できる。設定部510は、判定部107に対して、増幅部502の増幅度に対応した判定基準信号113A、判定基準信号113B出力できる。さらに、設定部510は、第3判定器507Cに対して、増幅部502の増幅度に対応した第3判定器507Cの閾値を出力できる。したがって、たとえば車種が異なり、第1スピーカ104Aを配置する位置が異なっていても、車外へ出力する警告音202を所定の大きさに設定できる。
ADコンバータ509A、ADコンバータ509B、ADコンバータ509Cは、第1検出信号S4から、10msec間に100個のデータをサンプリングすることが好ましい。さらに、判定部107、第2判定器507B、第3判定器507Cは、サンプリングした100個データの平均値を算出することが好ましい。この構成により、瞬間的なノイズなどの影響を受けにくくできる。したがって接近警報装置の品質や信頼性をより一層、高くできる。
なお、増幅部502には、増幅部502に流れる電流を制限する回路をさらに設けることが好ましい、この構成により、増幅部502に過電流が流れることを抑制できる。したがって、増幅部502の破壊を抑制できる。
接近警報装置506の故障診断方法は、図7に示すステップ151、ステップ152、ステップ153と、ステップ154を含んでいる。
ステップ151では、制御部101に加えて、検知器501Aと、電源制御部501Bの処理を行なっている。なお、ステップ151では、さらに設定部510や入力部506Dの処理を行なうことが好ましい。また、ステップ151では、入力器604の処理を行なってもかまわない。
ステップ152では、増幅部502の処理を行なっている。ステップ153では、第1検出部105の処理に加え、第2検出部505の処理を行なっている。ステップ154では、判定部107の処理に加え、第2判定器507B、第3判定器507C、ADコンバータ509A、ADコンバータ509B、ADコンバータ509Cの処理を行なっている。なお、ステップ154では、通知部603の処理を行なってもかまわない。
なお、信号生成部501、判定部507と、設定部510は、信号処理装置511内で構成することが好ましい。この場合、信号生成部501、判定部507や設定部510は、ソフトウェアで構成できる。
さらに、接近警報装置506の故障診断方法は、ステップ151で、設定部510の処理も行なっても良い。
本発明による接近警報装置は、モータで走行する電気自動車やハイブリッドカー等に有用である。
1 制御部
2 増幅部
3 コンデンサ
4 スピーカ部
6 接近警報装置
7 移動体装置
8 警告音
101 制御部
102 増幅部
103 コンデンサ
104 第1警告音出力部
104A 第1スピーカ
104B 第1接続線
104C 第2接続線
105 第1検出部
106 接近警報装置
106A 入力端子
106B 出力端子
106C グランド端子
106D 入力部
107 判定部
108 ライン
109 信号処理装置
110 電圧波形
111 電圧波形
112A 電圧波形
112B 電圧波形
113A 判定基準信号
113B 判定基準信号
114A 電圧波形
114B 電圧波形
116 上限電圧値
151 ステップ
152 ステップ
153 ステップ
154 ステップ
201 接近警報システム
202 警告音
301 移動体装置
302 本体部
303 駆動部
304 駆動制御部
305 ドア
306 携帯機
307 空間
501 信号生成部
501A 検知器
501B 電源制御部
502 増幅部
502A モニタ端子
502B 利得制御端子
502C 電源端子
505 第2検出部
506 接近警報装置
506D 入力部
506E 報知端子
507 判定部
507B 第2判定器
507C 第3判定器
509A ADコンバータ
509B ADコンバータ
509C ADコンバータ
510 設定部
511 信号処理装置
601 接近警報システム
603 通知部
604 入力器

Claims (29)

  1. 参照信号を受け付け、前記参照信号の入力に応じて、オーディオ信号を出力する制御部と、
    前記制御部の出力側に電気的に接続された増幅部と、
    前記増幅部の出力側に電気的に接続された出力端子と、
    グランドと電気的に接続されたグランド端子と、
    前記増幅部の出力側に電気的に接続され、前記増幅部の出力信号に基づき第1検出信号を出力する第1検出部と、
    前記第1検出部の出力側に電気的に接続され、前記第1検出部から出力された前記第1検出信号と、判定基準信号とを比較する判定部と、を備えた、
    接近警報装置。
  2. 前記増幅部と前記出力端子との間に直列接続されたコンデンサをさらに備えた、
    請求項1記載の接近警報装置。
  3. 前記コンデンサの前記増幅部側に接続され、前記増幅部の出力信号に基づき第2検出信号を出力する第2検出部を、さらに備え、
    前記第2検出部の出力側は、前記判定部へ電気的に接続され、
    前記第1検出部は、前記コンデンサの前記出力端子側に接続され、
    前記判定部は、前記第2検出部から出力された前記第2検出信号と、第2判定基準信号とを比較する
    請求項2記載の接近警報装置。
  4. 前記第1検出部は、検波器を含む、
    請求項1記載の接近警報装置。
  5. 前記増幅部の増幅度の設定を受け付ける入力部と、
    前記判定部と前記増幅部とに電気的に接続されて、前記入力部で受け付けた設定に基づき前記増幅部の増幅度を設定し、かつ前記判定基準信号の値を前記増幅度に応じた値へと変更する設定部と、をさらに備えた、
    請求項1に記載の接近警報装置。
  6. 前記第1検出部と前記判定部の間には、ADコンバータをさらに備えた、
    請求項1記載の接近警報装置。
  7. 前記ADコンバータは、前記検出部で検出された信号から、10msecの間に100個のデータをサンプリングし、前記判定器は、前記サンプリングされた100個のデータの平均値を算出する、
    請求項6記載の接近警報装置。
  8. 前記増幅部は、前記増幅部に流れる電流に比例した電圧値を出力するモニタ端子を有し、前記モニタ端子は、前記判定部の入力側へ接続され、
    前記判定部は、前記電圧値とあらかじめ定められた閾値とを比較する、
    請求項1記載の接近警報装置。
  9. 前記電圧値が前記閾値よりも大きい場合、前記判定部は、前記増幅部に過電流が流れていると判定する、
    請求項8記載の接近警報装置。
  10. 前記制御部の入力側に接続された検知器と、
    前記検知器の出力側および前記増幅部と接続された電源制御部
    と、を有する、
    請求項1記載の接近警報装置。
  11. 前記制御部は、前記検知器の出力に基づいて、前記オーディオ信号を遅延して前記増幅部に出力する請求項10記載の接近警報装置。
  12. 請求項1に記載の接近警報装置と、
    前記接近警報装置の前記出力端子と前記グランド端子との間に電気的に接続された第1スピーカと、を備え、
    前記判定器は、前記検出信号と前記判定基準信号との比較結果に基づいて、前記出力端子と前記第1スピーカと前記グランド端子との間の電気的な異常を検知する、
    接近警報システム。
  13. 前記接近警報装置に設けられた前記判定器に電気的に接続され、前記判定器の判定結果を通知する通知部をさらに備えた、
    請求項12記載の接近警報システム。
  14. 前記通知部は、第2スピーカである、
    請求項13記載の接近警報システム。
  15. 前記通知部は、インジケータである、
    請求項13記載の接近警報システム。
  16. 本体部と、
    前記本体部に搭載された駆動部と、
    請求項1に記載の接近警報装置と、
    前記接近警報装置の前記出力端子と前記グランド端子との間に接続され、前記本体部の外へ放音可能に設置された第1スピーカと、を備え、
    前記判定器は、前記検出信号と前記判定基準信号との比較結果に基づいて、前記出力端子と前記第1スピーカと前記グランド端子との間の電気的な異常を検知する、
    移動体装置。
  17. 参照信号の入力に応じてオーディオ信号を出力するステップと、
    前記オーディオ信号を増幅するステップと、
    前記増幅されたオーディオ信号に基づき検出信号を出力するステップと、
    前記検出信号と、判定基準信号とを比較するステップと、を備えた、
    接近警報システムの故障診断方法。
  18. 前記検出信号を出力する際には、前記オーディオ信号を検波し、前記オーディオ信号に基づいた直流信号を前記検出信号として出力する、
    請求項17に記載の接近警報システムの故障診断方法。
  19. 前記増幅部の増幅度を設定するとともに、前記判定基準信号の値を前記増幅部の増幅度に応じた値へと変更するステップをさらに備えた、
    請求項17に記載の接近警報システムの故障診断方法。
  20. 前記検出信号をデジタル信号へと変換するステップをさらに備えた、
    請求項17記載の接近警報システムの故障診断方法。
  21. 前記検出信号を前記デジタル信号へと変換する際には、前記検出信号から、10msecの間に100個のデータをサンプリングし、前記サンプリングされたデータの平均値を算出する、
    請求項20記載の接近警報システムの故障診断方法。
  22. 前記オーディオ信号を増幅する際に、前記オーディオ信号を増幅するときの電圧値を検知し、前記電圧値とあらかじめ定められた閾値とを比較する、
    請求項17記載の接近警報システムの故障診断方法。
  23. 前記電圧値が、前記閾値よりも大きい場合に、前記オーディオ信号を増幅する際に過電流が流れていると判定する、
    請求項22記載の接近警報システムの故障診断方法。
  24. 前記増幅されたオーディオ信号を警報音へ変換して出力するステップをさらに備えた、
    請求項17記載の接近警報システムの故障診断方法。
  25. 前記検出信号と前記判定基準信号との比較結果を通知するステップをさらに備えた、
    請求項17記載の接近警報システムの故障診断方法。
  26. 音によって前記比較結果を通知する、
    請求項25記載の接近警報システムの故障診断方法。
  27. 表示によって前記比較結果を通知する、
    請求項25記載の接近警報システムの故障診断方法。
  28. 前記参照信号を検知するステップと、
    前記参照信号の検知結果に基づいて、前記増幅部を動作させるステップと、をさらに備えた、
    請求項17記載の接近警報システムの故障診断方法。
  29. 前記参照信号の入力から遅延して前記オーディオ信号を出力する請求項17記載の接近警報システムの故障診断方法。
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