JP2006177840A - 地絡検出装置、地絡検出装置の診断方法 - Google Patents

地絡検出装置、地絡検出装置の診断方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 別個の診断回路を設けることなく、確実に高電圧電源側との接続が確保されている状態で地絡の判定を行う。
【解決手段】 カップリングコンデンサC1の一端側に高電圧電源2のプラス端子を接続し、カップリングコンデンサC1の他端側となる測定点Aに、パルス信号を印加し、測定点Aに発生する電圧値を検出して、高電圧電源の地絡を判定する。そして、高電圧電源2の地絡の判定時には、外部ノイズ除去回路13のスイッチ回路SWをオン状態にして高周波ノイズを除去させ、地絡検出装置1の診断時には、外部ノイズ除去回路13の高周波ノイズ除去機能を停止させ、測定点Aに発生する電圧値に高周波ノイズが含まれている場合には、高電圧電源2と地絡検出装置1との接続状態が正常であると診断し、測定点Aに発生する電圧値に高周波ノイズが含まれていない場合には、高電圧電源2と地絡検出装置1との接続状態が異常であると診断する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば電気自動車に設けられた高電圧電源と車体との地絡を検出する地絡検出装置、地絡検出装置の診断方法に関する。
通常、電気自動車、燃料電池車、ハイブリッド電気自動車等の電気車両においては、高電圧電池に接続された高電圧回路と、車体を接地とした車両電装回路とが絶縁されている。そして、従来より、高電圧電源の地絡判定を行う地絡検出装置としては、下記の特許文献1に記載されているような地絡検出装置が知られている。
この特許文献1には、実際に高電圧電源の地絡を判定する回路とは別個に、高電圧電源の負端子と車体側GNDとの間に、高電圧電源と地絡検出装置との間の接続状態を診断するための抵抗及びリレーを備えた診断回路を備えている。そして、高電圧電源を使用して高電圧負荷を動作させる前に、リレーを導通状態にして高電圧電源と車体側GNDとを導通状態にして、実際に地絡が発生した状態を作りだしている。そして、地絡検出装置で地絡を検知できたか否かを判定することによって、高電圧電源と地絡検出装置との接続診断や、地絡検出装置自体の診断を行っていた。
特開平10−221395号公報
しかしながら、上述した従来の技術では、実際に高電圧電源を地絡させた状況を作り出して地絡検出装置の診断を行っているために、高電圧負荷が動作している状態では、地絡検出装置の診断を行うことができない。仮に、ある高電圧負荷が動作していないタイミングで高電圧電源と車体側GNDとを導通状態としてしまうと漏電が発生してしまい、他の高電圧負荷の動作に影響を及ぼす恐れがある。
したがって、上述の特許文献1に記載された技術では、高電圧負荷が電気自動車の駆動モータであるとすると、車両の走行時に診断を行うことができないため、実際の地絡の検出であるのか、地絡検出装置自体の故障であるのかを判定することができないまま車両を停止させる必要があった。
更に、上述の特許文献1に記載された技術では、診断回路のリレーが故障して高電圧電源と車体側GNDとが導通してしまった場合には、地絡の発生を検知してしまう可能性もあった。
そこで、本発明は、上述した実情に鑑みて提案されたものであり、別個の診断回路を設けることなく、確実に高電圧電源側との接続が確保されている状態で地絡の判定を行うことができる地絡検出装置、地絡検出装置の診断方法を提供することを目的とする。
本発明は、カップリングコンデンサの一端側に高電圧電源の出力端子を接続し、カップリングコンデンサの他端側となる測定点に、パルス信号を印加し、測定点に発生する電圧値を検出して、高電圧電源の地絡を判定する地絡検出装置において、高電圧電源に接続され、パルス信号の周波数よりも高い周波数で動作する負荷回路で発生する交流ノイズ信号を除去するノイズ除去手段と、測定点に発生する電圧値を、ノイズ除去手段によってノイズが除去された信号から検出する電圧検出手段と、パルス信号に対する電圧検出手段で検出された電圧値の変化から、高電圧電源の地絡を判定する地絡検出手段とを備える。
このような本発明では、ノイズ除去手段によって交流ノイズ信号を除去する動作を停止させ、電圧検知手段で検出された電圧値に交流ノイズ信号が含まれている場合には高電圧電源との接続状態が正常であると診断し、電圧検知手段で検出された電圧値に交流ノイズ信号が含まれていない場合には高電圧電源との接続状態が異常であると診断することにより、上述の課題を解決する。
本発明によれば、地絡検出手段と高電圧電源との接続状態を診断する時に、交流ノイズ除去機能を停止させ、交流ノイズが検知できない場合には地絡検出装置と高電圧電源との接続状態が異常であると判定することができる。したがって、本発明によれば、地絡検出装置と高電圧電源との接続状態を診断するために、別個の診断回路を設けることなく、確実に高電圧電源側との接続が確保されている状態で地絡の判定を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
本発明は、例えば図1に示すように構成された車両電装システムに適用される。
[車両電装システムの構成]
この車両電装システムは、地絡検出装置1により、高電圧電源2に地絡が発生したことを判定するものである。この地絡検出装置1は、高電圧電源2、交流負荷回路3、モータ4、モータコントローラ5、リレー6を含む高電圧系回路と接続端子1aを介して接続されている。
交流負荷回路3は、リレー6が導通状態である時に、モータコントローラ5の制御に従って高電圧電源2からの直流電圧をスイッチング制御して、モータ4に交流電圧を供給するものである。この交流負荷回路3は、電気車両の駆動力発生要求に応じて、高電圧電源2からモータ4に電力供給を行う。この交流負荷回路3は、電気車両内の弱電系回路である電装部品との間が絶縁抵抗によって絶縁されている。
このような車両電装システムにおいて、地絡検出装置1と交流負荷回路3とが電気的に接続されているために、交流負荷回路3から地絡検出装置1には、交流負荷回路3であるインバータのスイッチングノイズ等の高周波ノイズが流入する。なお、モータ4が三相交流モータからなる場合には、通常、100kHz〜数100kHzオーダの高周波ノイズが地絡検出装置1に流入することになる。なお、図示はしないが、高電圧電源2には、電気車両に搭載された他の負荷回路である空調装置のインバータ等も接続されている。
地絡検出装置1は、高電圧電源2,交流負荷回路3及びモータ4側の強電系と、弱電系とが完全に地絡していることを検出するために、高電圧電源2の絶縁抵抗値を検出する。具体的には、地絡検出装置1は、高電圧電源2のプラス側出力端(+)と接続するカップリングコンデンサC1と、抵抗R1と、制御回路11と、コンパレータ12と、外部ノイズ除去回路13と、コンパレータ14とを有している。なお、本実施例においては、カップリングコンデンサC1を高電圧電源2のプラス側出力端(+)に接続しているが、マイナス側出力端(−)に接続していても良い。
外部ノイズ除去回路13は、カップリングコンデンサC1の一端側(測定点A)に発生する電圧を測定する電圧検出手段として機能し、且つ高周波ノイズを除去する機能を有し、抵抗R2とコンデンサC2とスイッチ回路SWとの直列接続回路で構成されている。また、外部ノイズ除去回路13は、抵抗R2とコンデンサC2との接続点に、制御回路11に接続されているコンパレータ14が設けられている。更に、この外部ノイズ除去回路13において、スイッチ回路SWは、一方端がコンデンサC2に接続され、他方端が接地されている。なお、コンデンサC2に対して並列して、コンパレータ14に供給する電圧値を規制するツェナーダイオードが設けられていても良い。
制御回路11は、抵抗R1とカップリングコンデンサC1との間であって、外部ノイズ除去回路13と接続された測定点Aにパルス信号を出力する。また、制御回路11は、該測定点Aに発生する電圧を検出して、高電圧電源2の地絡を判定する。この制御回路11は、パルス信号を出力する短波形パルス発生部21と、外部ノイズ除去回路13より出力される電圧信号(抵抗R2とコンデンサC2との接続点に発生する電圧信号)をA/D変換するA/D変換部22と、制御中枢となるCPU等の地絡検知部23を備えている。
この地絡検知部23は、高電圧電源2の地絡を判定するに際して、短波形パルス発生部21からパルス信号を発振させて、パルス信号に対するA/D変換部22により出力される電圧値の変化から、高電圧電源2の地絡を検出する。この地絡検知部23で検出された地絡検出信号は、図示しない警報装置に送信される。また、地絡検知部23には、図示しないメモリが備えられており、当該メモリに、A/D変換部22にて測定された電圧値である閾値電圧と高電圧電源2の絶縁抵抗値との対応を示すデータが記憶されている。
ここで、高電圧電源2の絶縁抵抗が低下している場合や、車両容量が増大している場合には、パルス信号を短波形パルス発生部21で発生させても、パルス信号の電圧値よりも、A/D変換部22で入力する電圧値が小さくなってしまう。従って、地絡検知部23では、A/D変換部22で入力した電圧値と、メモリに記憶しておいた所定の閾値電圧とを比較して、高電圧電源2に地絡が発生しているか否かを判定する。
なお、短波形パルス発生部21から発振するパルス信号の周波数は、交流負荷回路3のスイッチング周波数よりも低い周波数であれば良く、更には、交流負荷回路3以外の交流回路よりも低い周波数であって、車両電装システムで使用されていないような低い周波数であれば良い。
このような車両電装システムにおいて、外部ノイズ除去回路13は、図2に示すようにスイッチ回路SWが導通状態(オン状態)である場合には、交流負荷回路3からカップリングコンデンサC1を通過して流入した高周波ノイズを接地側に流す。これにより、高周波ノイズよりも低い周波数のパルス信号を制御回路11側に通過させる低周波通過フィルタとして機能する状態、換言すれば高周波遮断フィルタとして機能する。
一方、外部ノイズ除去回路13は、図3に示すようにスイッチ回路SWが開放状態(オフ状態)である場合には、パルス信号のみならず高周波ノイズもA/D変換部22に流す。すなわち、スイッチ回路SWがオフ状態とされると、低周波通過フィルタとしての機能が停止される状態、換言すれば高周波遮断フィルタとしての機能が停止される状態となる。
このようなスイッチ回路SWのオン状態とオフ状態との切換は、地絡検出装置1と高電圧電源2との接続状態の診断時に、地絡検知部23の制御信号によって行われる。そして、地絡検知部23は、図4に示すように、高電圧電源2が接続端子1aに接続されていないような状態では、高周波ノイズ信号が地絡検出装置1に流れ込まないことを判定する。
また、地絡検知部23は、コンパレータ12,抵抗R1,カップリングコンデンサC1,外部ノイズ除去回路13からなる内部回路が正常に動作するか否かを判定する内部診断処理を行う。
[車両電装システムの動作]
つぎに、上述したように構成された車両電装システムの動作について図5のフローチャートを参照して説明する。
この車両電装システムは、車両が起動した時のみならず、車両の走行中、すなわち交流負荷回路3及びモータ4等の高電圧系が動作中である場合に所定期間毎にステップS1の処理を実行する。
先ず、地絡検出装置1と高電圧電源2との接続状態の診断を開始し、ステップS1において、地絡検知部23によりスイッチ回路SWをオフ状態にさせて、外部ノイズ除去回路13の高周波ノイズ除去機能を停止させる状態にする。
次に地絡検知部23は、ステップS2において、短波形パルス発生部21からパルス信号を発振させ、A/D変換部22でパルス信号を発振した後に入力される電圧値を測定させ、ステップS3において、地絡検出装置1と高電圧電源2との接続状態が異常であるか否かを判定する。このとき、地絡検知部23は、A/D変換部22でA/D変換された電圧値に高周波ノイズを含まない場合には、接続端子1aに高電圧電源2が接続されていない接続状態の異常であると判定する一方で、高周波ノイズを含んでいる場合には、接続端子1aに高電圧電源2が接続されて、交流負荷回路3からの高周波ノイズ信号が外部ノイズ除去回路13を介して入力されている正常状態であると判定する。
そして、接続状態が異常である場合には、処理をステップS11に進め、地絡検知部23は、地絡検出装置1の異常が発生しており、高電圧電源2の地絡判定を行えない状態であることを示す地絡検出信号を図示しない警告装置に出力する。これによって、車両電装システムは、ユーザに地絡検出装置1の異常を通知する。
一方、接続状態が正常である場合には、処理をステップS4に進めて、高電圧電源2の地絡判定を開始し、地絡検知部23は、ステップS5において、スイッチ回路SWをオン状態にさせて、外部ノイズ除去回路13で高周波ノイズが除去される状態にし、短波形パルス発生部21からパルス信号を発振させて、A/D変換部22で電圧値を検出させる。そして、A/D変換部22で検出した電圧値が閾値電圧よりも小さい場合には、高電圧電源2の地絡が発生していると判定してステップS7に処理を進め、A/D変換部22で検出した電圧値が閾値電圧よりも小さくない場合には、高電圧電源2の地絡が発生していない正常状態と判定して処理を終了する。
ステップS7において、地絡検知部23は、地絡検出装置1と高電圧電源2との接続状態の診断を再度行うと判定し、ステップS8において、スイッチ回路SWをオフ状態にさせて、外部ノイズ除去回路13の高周波ノイズ除去機能を停止させる状態にして、短波形パルス発生部21からパルス信号を発振させる。そして、地絡検知部23は、A/D変換部22でA/D変換された電圧値に高周波ノイズを含まない場合には、接続端子1aに高電圧電源2が接続されていない接続状態の異常であると判定して、ステップS11で地絡検出信号を出力して警告を行わせる。
一方、地絡検知部23は、A/D変換部22でA/D変換された電圧値に高周波ノイズを含んでいる場合には、接続端子1aに高電圧電源2が接続されている正常状態であると判定する。これによって、ステップS6で地絡が発生しているという判定結果が正確なものであると認識でき、地絡検知部23は、ステップS10において、車両を停止させる警告や、リレー6を開放したり、交流負荷回路3及びモータ4の動作を停止させるようにモータコントローラ5を制御して、処理を終了する。
なお、ステップS2及びステップS3、ステップS9において、地絡検知部23は、通常に高電圧電源2の地絡を判定するときに10Hzのパルス信号を出力するとした場合に、パルス信号の周波数を変更させて、各種地絡検出装置1の内部診断処理を行っても良い。
具体的には、周波数が1Hzの診断用のパルス信号を出力させ、A/D変換部22で検知された電圧値がL(低)レベルの一定値でH(高)レベルにならない場合には、地絡検出装置1の回路部分の一部がGNDとショートしている故障が発生したと診断することができる。また、周波数が100Hzのパルス信号を出力させ、A/D変換部22で検知された電圧値の振幅が、地絡判定時の閾値とは異なる所定値より小さい場合に外部ノイズ除去回路13のノイズ除去用のコンデンサC2及びノイズ除去用の抵抗R2の抵抗値が正常であることを認識し、所定値以上の電圧振幅がA/D変換部22で入力された場合には、外部ノイズ除去回路13の抵抗R2の抵抗値及びコンデンサC2、又は抵抗R2の抵抗値が異常であると診断することができる。更に、周波数が100Hzのパルス信号を出力させているときに、リレー6をオフ状態からオン状態にさせたときのA/D変換部22での電圧振幅変化を検出して、リレー6がオフ状態時の電圧振幅とオン状態にした後の電圧振幅とで振幅変化が無いと判定した場合にはカップリングコンデンサC1に異常がある診断できる。
これによって、地絡検出装置1と高電圧電源2との接続状態に異常が無く、且つ地絡検出装置1の内部回路に異常が無いことを検知した上で、高電圧電源2の地絡を検知した結果を出力することができ、地絡判定結果の信頼性を向上させることができる。
[実施形態の効果]
以上詳細に説明したように、本発明を適用した車両電装システムによれば、地絡検出装置1と高電圧電源2との接続状態を診断する時に、スイッチ回路SWをオフ状態にすることによって外部ノイズ除去回路13の高周波ノイズ除去機能を停止させ、高周波ノイズを制御回路11で検知できない場合には地絡検出装置1と高電圧電源2との接続状態が異常であると判定することができる。したがって、この車両電装システムによれば、地絡検出装置1と高電圧電源2との接続状態を診断するために、別個の診断回路を設けることなく、確実に高電圧電源2側との接続が確保されている状態で地絡の判定を行うことができる。
これにより、車両電装システムによれば、例えば実際に高電圧電源2を地絡させて接続状態を診断するようなことなく、高電圧電源2側と地絡検出装置1等の弱電側との絶縁には全く影響を及ぼすことなく接続状態の診断を行うことができ、車両の走行中であって交流負荷回路3が動作している時にも接続状態の診断を行うことができ、地絡検出装置1の地絡判定結果を更に信頼性の高いものとすることができる。
具体的には、外部ノイズ除去回路13の高周波ノイズ除去機能を停止させるための構成として、スイッチ回路SWを設けて、当該スイッチ回路SWをオンオフ制御するのみで接続状態の診断を行うことができる。
また、この車両電装システムによれば、交流負荷回路3の動作中に、高周波ノイズ除去機能を停止させ、地絡検出装置1と高電圧電源2との接続状態を診断し、当該接続状態が異常である場合には警報を行わせ、当該接続状態が正常である場合には、高周波ノイズ信号を除去させて、高電圧電源2の地絡を判定して地絡が検知された場合には、警報を行わせることができるので、車両の走行中に接続状態の診断を行った上で、信頼性の高い地絡判定結果を通知することができる。
なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
本発明を適用した車両電装システムの構成を示すブロック図である。 本発明を適用した車両電装システムにおいて、高周波ノイズ信号を除去させる時の構成を示すブロック図である。 本発明を適用した車両電装システムにおいて、高周波ノイズ除去機能を停止させた時の構成を示すブロック図である。 本発明を適用した車両電装システムにおいて、接続状態に異常がある時の状態を説明するためのブロック図である。 本発明を適用した車両電装システムの動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 地絡検出装置
2 高電圧電源
3 交流負荷回路
4 モータ
5 モータコントローラ
6 リレー
11 制御回路
12,14 コンパレータ
13 外部ノイズ除去回路
21 短波形パルス発生部
22 A/D変換部
23 地絡検知部
C1 カップリングコンデンサ
C2 コンデンサ
SW スイッチ回路

Claims (5)

  1. カップリングコンデンサの一端側に高電圧電源の出力端子を接続し、前記カップリングコンデンサの他端側となる測定点に、パルス信号を印加し、前記測定点に発生する電圧値を検出して、前記高電圧電源の地絡を判定する地絡検出装置において、
    前記高電圧電源に接続され、前記パルス信号の周波数よりも高い周波数で動作する負荷回路で発生する交流ノイズ信号を除去するノイズ除去手段と、
    前記測定点に発生する電圧値を、前記ノイズ除去手段によってノイズが除去された信号から検出する電圧検出手段と、
    前記パルス信号に対する前記電圧検出手段で検出された電圧値の変化から、前記高電圧電源の地絡を判定する地絡検出手段とを備え、
    前記地絡検出手段は、前記ノイズ除去手段によって交流ノイズ信号を除去する動作を停止させ、前記電圧検知手段で検出された電圧値に前記交流ノイズ信号が含まれている場合には前記高電圧電源との接続状態が正常であると診断し、前記電圧検知手段で検出された電圧値に前記交流ノイズ信号が含まれていない場合には前記高電圧電源との接続状態が異常であると診断することを特徴とする地絡検出装置。
  2. 前記ノイズ除去手段は、前記測定点に直列接続された抵抗及びコンデンサと、当該コンデンサの接地側に設けられたスイッチ回路とを備え、
    前記地絡検出手段は、前記高電圧電源との接続状態の診断時に、前記スイッチ回路を開放状態とさせること
    を特徴とする請求項1に記載の地絡検出装置。
  3. 前記地絡検出手段は、前記負荷回路の動作時に、
    前記ノイズ除去手段によって交流ノイズ信号を除去する動作を停止させて、前記高電圧電源との接続状態を診断し、当該接続状態が異常である場合には警報を行わせ、
    当該接続状態が正常である場合には、前記ノイズ除去手段によって交流ノイズ信号を除去する動作をさせて、前記パルス信号に対する前記電圧検出手段で検出された電圧値の変化から、前記高電圧電源の地絡を判定して、地絡が検知された場合には、警報を行わせること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の地絡検出装置。
  4. カップリングコンデンサの一端側に高電圧電源の出力端子を接続し、前記カップリングコンデンサの他端側となる測定点に、パルス信号を印加し、前記測定点に発生する電圧値を検出して、前記高電圧電源の地絡を判定する地絡検出装置の診断方法において、
    前記高電圧電源の地絡の判定時には、
    前記高電圧電源に接続され、前記パルス信号の周波数よりも高い周波数で動作する負荷回路で発生する交流ノイズ信号を除去させ、前記測定点に発生する電圧値を、ノイズが除去された信号から検出して、前記パルス信号に対する前記検出された電圧値の変化から、前記高電圧電源の地絡を判定し、
    前記地絡検出装置の診断時には、
    前記交流ノイズ信号を除去する動作を停止させ、前記測定点に発生する電圧値に前記交流ノイズ信号が含まれている場合には、前記高電圧電源と前記地絡検出装置との接続状態が正常であると診断し、前記測定点に発生する電圧値に前記交流ノイズ信号が含まれていない場合には、前記高電圧電源と前記地絡検出装置との接続状態が異常であると診断すること
    を特徴とする地絡検出装置の診断方法。
  5. 前記負荷回路の動作時に、
    前記ノイズ除去手段によって交流ノイズ信号を除去する動作を停止させて、前記高電圧電源との接続状態を診断し、当該接続状態が異常である場合には警報を行わせ、
    当該接続状態が正常である場合には、前記ノイズ除去手段によって交流ノイズ信号を除去する動作をさせて、前記パルス信号に対する前記電圧検出手段で検出された電圧値の変化から前記高電圧電源の地絡を判定して、地絡が検知された場合には、警報を行わせること
    を特徴とする請求項4に記載の地絡検出装置の診断方法。
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