JPWO2009004706A1 - 通信端末及び機器接続可否判断方法 - Google Patents

通信端末及び機器接続可否判断方法 Download PDF

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Abstract

本発明の課題は、近隣の無線ネットワークに応じた情報の一覧表示を行えるようにすることで、迅速かつ容易に対象とする情報を選択する操作を可能にする通信端末及び機器接続可否判断方法を提供することである。接続先の候補として機器の一覧を表示する際に、無線ネットワークを検索して取得したネットワーク識別子、又は、帰属中ネットワークの識別子のいずれかと一致するネットワークは、そのときに位置する場所の近隣に存在するネットワークであり、そのネットワーク識別子と対応付けられて記憶されている機器情報は、その場所において利用可能な機器であると判断することができる。そして、この判断に基づいて、その場所において利用可能な機器と利用不可能な機器とを利用者が識別できるように異なる態様で表示する。

Description

本発明は、ネットワークを介して通信機器に接続し、該通信機器上の情報を参照する通信端末及び該通信端末における機器接続可否判断方法に関し、さらに詳しくは、コンテンツを格納するサーバ装置を検索し、その検索結果から接続先を選択、決定し、サーバ装置に格納されたコンテンツのリストを取得し、操作対象とするコンテンツを選択する通信端末及び該通信端末における機器接続可否判断方法に関する。
現在、ネットワークを介して機器同士を相互に接続し、機器に格納されたコンテンツを共有する機能を有した情報家電機器が開発されている。このような機器においては、一方の機器はコンテンツを提供するサーバとして機能し、他方はサーバ上のコンテンツを視聴するクライアントとして機能する。また、視聴に限らず、クライアントからサーバに対して、コンテンツのダウンロード、アップロード、削除、編集などの様々な操作が可能である。
このような機器同士のコンテンツ共有を実現する仕組みの1つとして、DLNA(Digital Living Network Alliance)によりガイドラインが策定されている。このDLNAのガイドラインに対応した情報通信機器の例としては、PC(Personal Computer)、ハードディスクレコーダ、デジタルテレビなどが挙げられる。今後は、デジタルカメラや携帯電話などのモバイル機器においても、このような機能を有した機器の普及が予想される。これらの通信機器が相互に接続されることにより、家庭内にホームネットワークが構築される。
図9は、ホームネットワークにおける一般的な構成を示す図である。同図に示すように、通信端末を含むホームネットワーク100aにおいて、通信端末101aは、無線アクセスポイント102aにより構成される無線ネットワークに帰属する。無線アクセスポイント102aには、さらに、通信機器103aと通信機器104aが接続されている。このようなホームネットワーク100aにおいて、通信端末101aは、無線アクセスポイント102aを介して、通信機器103a及び通信機器104aを発見し、発見した機器に関する情報を自己の表示部105aに表示する。その後、利用者によって接続先が選択されることにより、接続先を決定する。
ここで、接続先が通信機器103aに決定されたとすると、通信端末101aは、通信機器103aに接続し、通信機器103aに格納されたコンテンツのメタ情報により構成されるコンテンツリストを取得して表示部105aに表示する。次いで、通信端末101aにおいて所望のコンテンツが選択されることにより、通信端末101aは、通信機器103aより、コンテンツデータの取得などの動作を行う。
図10は、公知のホームネットワークの動作を示すシーケンス図である。同図に示すように、通信端末201aは、ネットワーク上の通信機器を検索するために、検索要求メッセージをマルチキャスト送信する(S1001)。検索要求メッセージを受信した通信機器204a及び通信機器205aは、検索要求メッセージの送信元である通信端末201aに対し、検索完了時間として規定された一定時間内に検索応答メッセージを送信する(S1002)。通信端末201aは、検索応答メッセージを受信することで、通信機器204a及び通信機器205aの存在を検知することができる。この検索応答メッセージには、機器固有の識別子などの最低限の情報しか含まれていないため、応答メッセージを受信した通信端末201aは、さらに詳細な情報を取得するため、機器情報取得要求を送信し(S1003)、その応答として送信される機器情報を取得する(S1004)。機器情報には、例えば機器の名称や機器の提供する機能の一覧などが含まれている。
続いて、通信端末201aの利用者により、接続先機器を決定する操作が行われる(S1005)。この場合、接続先を通信機器204aに決定したとすると、通信端末201aはコンテンツリスト取得要求を送信し(S1006)、その応答として、コンテンツリストを取得する(S1007)。これらの一連のシーケンスを処理することにより、通信端末201aは、ネットワーク上の各機器の情報や、機器上に格納されたコンテンツの情報を知ることとなる。
以上説明したように、接続先を選択するためには、機器の検索、応答受信に加えて機器情報を取得する必要があるが、機器情報を記憶しておき、記憶しておいた機器情報を接続可能な機器の一覧として表示することで、迅速かつ容易な機器選択を行うことができる電子機器が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、機器上のコンテンツの取得などの操作を行う場合においては、接続先の機器を検索、決定し、さらにコンテンツリストを取得する手順を踏む必要があるが、一度、操作対象としたコンテンツについての情報を履歴として保持しておくことで、機器に接続することなく、コンテンツリストを参照することができる情報管理装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−109745号公報 特開2006−227843号公報
しかしながら、特許文献1で開示された電子機器にあっては、様々な場所に移動して利用する場合、様々な場所の機器の情報を記憶することになる。そして、記憶した情報から一覧表示を行う場合においては、その場所において近隣に存在せず接続できない機器も含めた全ての機器が一覧として表示される。このような場合においては、利用者に一覧の中から接続可能な機器を取捨選択することを強いることになり、利用者にとっての操作性が低下するという問題がある。
また、特許文献2で開示された情報管理装置においても、特許文献1で開示された電子機器と同様の問題がある。すなわち、特許文献2で開示された情報管理装置では、複数の異なるネットワークにおいて利用する場合、生成されるメタ情報のリストには、異なるネットワーク上のそれぞれの機器に格納されたコンテンツのメタ情報が含まれることになる。その場合、その場所において接続できない機器上のコンテンツも含めたメタ情報が一覧として表示されるため、利用者に一覧の中から利用可能なコンテンツを取捨選択することを強いることになり、利用者にとっての操作性が低下する。
本発明は、係る事情に鑑みてなされたものであり、様々な場所において利用可能な情報を迅速かつ容易に取得することができる通信端末及び機器接続可否判断方法を提供することを目的とする。
本発明の通信端末は、周囲の無線ネットワークを検索する無線ネットワーク検索手段と、前記無線ネットワークに帰属し、機器との通信を行う通信手段と、前記通信手段を介して前記機器に関わる機器情報を取得する機器情報取得手段と、前記帰属中の無線ネットワークのネットワーク識別子と前記機器情報取得手段によって取得された機器情報とを対応付けて記憶する機器情報記憶手段と、前記機器情報記憶手段に記憶された機器情報について該機器情報に対応付けて記憶されている第1のネットワーク識別子と前記無線ネットワーク検索手段から取得された第2のネットワーク識別子又は帰属中ネットワークの識別子である第3のネットワーク識別子とが一致する場合に該機器にアクセス可能であると判断する機器アクセス判断手段と、を備える。
この構成によれば、機器に関わる機器情報と、その機器情報を取得した際に帰属していた無線ネットワークのネットワーク識別子を対応付けて機器情報記憶手段に記憶する。そして、接続先の候補として機器の一覧を表示する際に、無線ネットワーク検索手段で取得したネットワーク識別子、又は、帰属中ネットワークの識別子のいずれかと一致するネットワークが、そのときに位置する場所の近隣に存在するネットワークであるので、そのネットワーク識別子と対応付けて機器情報記憶手段に記憶させた機器情報が、その場所において利用可能な機器であると判断できる。したがって、その判断に基づいて、その場所において利用可能な機器と利用不可能な機器とを利用者が識別することができる。
また、上記構成において、機器情報のリストを表示する表示手段と、前記機器判断手段によってアクセス可能であると判断された機器の機器情報を第1の態様で表示するように制御し、前記機器判断手段によってアクセス可能であると判断されない機器を第2の態様で表示するように制御する表示制御手段と、を備える。
この構成によれば、機器情報のリストを表示する際に、アクセス可能と判断した機器の機器情報を第1の態様で表示し、アクセス不能と判断した機器の機器情報を第2の態様で表示するので、利用者は、利用可能な機器と利用不可能な機器とを明確に識別することができる。
また、上記構成において、機器情報のリストを表示する表示手段と、機器情報を表示する際に、前記機器情報記憶手段によって、該機器情報に対応付けて記憶されているネットワーク識別子を付加情報として表示するように制御する表示制御手段と、を備える。
この構成によれば、機器情報のリストを表示する際に、該機器情報に対応付けたネットワーク識別子を付加情報として表示するので、利用者は、機器情報の他に、該機器情報に対応付けられたネットワーク識別子を把握することができる。
また、上記構成において、機器情報のリストを表示する表示手段と、表示しようとする各々の機器情報を、前記機器情報記憶手段によって該機器情報に対応付けて記憶されているネットワーク識別子によって分類し、識別可能に表示するように制御する表示制御手段と、を備える。
この構成によれば、機器情報のリストを表示する際に、各々の機器情報に対応付けられたネットワーク識別子によって分類して表示するので、利用者は、各々の機器情報を容易に識別することができる。
また、上記構成において、前記通信手段を介して、機器に格納されたコンテンツに関わるコンテンツ情報を取得するコンテンツ情報取得手段と、前記コンテンツ情報取得手段によって取得されたコンテンツ情報と前記機器情報取得手段によって取得された機器情報とを対応付けて記憶するコンテンツ情報記憶手段と、前記コンテンツ情報記憶手段に記憶されたコンテンツ情報について、該コンテンツ情報に対応付けて記憶されている機器情報が、前記機器アクセス判断手段によってアクセス可能であると判断された場合に該コンテンツにアクセス可能であると判断するコンテンツ判断手段と、を備える。
この構成によれば、機器からコンテンツ情報と機器情報とを取得し、取得したコンテンツ情報と機器情報を対応付けてコンテンツ情報記憶手段に記憶し、このコンテンツ情報記憶手段に記憶させた機器情報がアクセス可能であれば、該機器情報に対応付けたコンテンツ情報によるコンテンツにアクセス可能と判断するので、アクセスが可能な機器情報であれば、該機器情報に対応付けられたコンテンツ情報によるコンテンツへのアクセスも行うことができる。
また、上記構成において、コンテンツ情報のリストを表示する表示手段と、前記コンテンツ判断手段によってアクセス可能であると判断されたコンテンツのコンテンツ情報を第1の態様で表示するように制御し、前記コンテンツ判断手段によってアクセス可能であると判断されない機器を第2の態様で表示するように制御する表示制御手段と、を備える。
この構成によれば、コンテンツ情報のリストを表示する際に、アクセス可能と判断したコンテンツのコンテンツ情報を第1の態様で表示し、アクセス不能と判断したコンテンツのコンテンツ情報を第2の態様で表示するので、利用者は、利用可能なコンテンツと利用不可能なコンテンツとを明確に識別することができる。
また、上記構成において、コンテンツ情報のリストを表示する表示手段と、コンテンツ情報を表示する際に、前記コンテンツ情報記憶手段によって、該コンテンツ情報に対応付けて記憶されている機器情報を参照し、前記機器情報記憶手段によって、該機器情報に対応付けて記憶されているネットワーク識別子を、該コンテンツ情報の付加情報として表示するように制御する表示制御手段と、を備える。
この構成によれば、コンテンツ情報のリストを表示する際に、該コンテンツ情報に対応付けられている機器情報を介し、該機器情報に対応付けられているネットワーク識別子を、コンテンツ情報の付加情報として表示するので、利用者は、コンテンツ情報の他に、該コンテンツ情報に対応付けられたネットワーク識別子を把握することができる。
また、上記構成において、コンテンツ情報のリストを表示する表示手段と、表示しようとする各々のコンテンツ情報を、前記コンテンツ情報記憶手段によって該コンテンツ情報に対応付けて記憶されている機器情報を参照し、前記機器情報記憶手段によって、該機器情報に対応付けて記憶されているネットワーク識別子によって、前記コンテンツ情報を分類し、識別可能に表示するように制御する表示制御手段と、を備える。
この構成によれば、コンテンツ情報のリストを表示する際に、各々のコンテンツ情報に対応付けている機器情報を参照して、該機器情報に対応付けて記憶されているネットワーク識別子によってコンテンツ情報を分類し、識別可能に表示するので、利用者は、各コンテンツ情報を容易に識別することができる。
また、上記構成において、コンテンツ情報をリストから選択指示する選択手段を備え、前記選択手段によって任意のコンテンツ情報が選択された場合に、該コンテンツ情報に対応付けられた機器情報を前記コンテンツ情報記憶手段から参照し、該機器情報に対応付けられたネットワーク識別子を前記機器情報記憶手段から参照し、該ネットワーク識別子の示す無線ネットワークへ自動的に帰属する。
この構成によれば、コンテンツ情報のリストから任意のものを選択することで、選択したコンテンツ情報に対応付けられた機器情報を介し、該機器情報に対応付けられたネットワーク識別子の示す無線ネットワークに自動的に帰属する。
また、上記構成において、前記通信手段を介して機器検索を行う機器検索手段と、帰属中のネットワーク識別子に対応付けて前記機器情報記憶手段に記憶された機器情報のうち、前記機器検索手段によって検出されなかった機器情報を参照し、該機器情報の示すアドレスに対して、起動を指示する制御パケットを送信する制御パケット送信手段と、を備える。
この構成によれば、機器検索で検出されなかった機器情報の示すアドレスに対して起動を指示する制御パケットを送信するので、当該アドレスの機器を起動させることができる。
本発明の機器接続可否判断方法は、無線通信機能を有するコンピュータにおける機器接続可否判断方法であって、周囲の無線ネットワークを検索する無線ネットワーク検索ステップと、前記無線ネットワークに帰属する帰属ステップと、無線通信により機器に接続し、前記機器に関わる情報を取得する機器情報取得ステップと、前記帰属中の無線ネットワークのネットワーク識別子と、前記機器情報取得ステップによって取得した機器情報とを対応付けてメモリ装置に記憶させる機器情報記憶ステップによって機器情報を記憶しておき、機器情報を表示する際には周囲の無線ネットワークを検索する第2の無線ネットワーク検索ステップと、前記機器情報記憶ステップにおいて記憶された機器情報について、該機器情報に対応付けて記憶されている第1のネットワーク識別子と、前記第2の無線ネットワーク検索ステップにおいて取得された第2のネットワーク識別子、又は、帰属中ネットワークの識別子である第3のネットワーク識別子が一致するか否かを判断する機器判断ステップと、を具備する。
この方法によれば、機器に関わる機器情報と、その機器情報を取得した際に帰属していた無線ネットワークのネットワーク識別子を対応付けて機器情報記憶手段に記憶する。そして、接続先の候補として機器の一覧を表示する際に、無線ネットワーク検索手段で取得したネットワーク識別子、又は、帰属中ネットワークの識別子のいずれかと一致するネットワークが、そのときに位置する場所の近隣に存在するネットワークであるので、そのネットワーク識別子と対応付けて機器情報記憶手段に記憶させた機器情報が、その場所において利用可能な機器であると判断できる。したがって、その判断に基づいて、その場所において利用可能な機器と利用不可能な機器とを利用者が識別することができる。
本発明は、コンテンツを格納するサーバ装置を検索し、その検索結果から接続先を選択、決定し、サーバ装置に格納されたコンテンツのリストを取得して操作対象とするコンテンツを選択する通信端末及び該通信端末における機器接続可否判断方法において、迅速かつ容易に、その場所において利用可能な情報を提供することができる。
本発明の一実施の形態に係るホームネットワークの概略構成を示すブロック図 本発明の上記実施の形態に係るホームネットワークの動作のうち、取得情報を記録する動作を示すシーケンス図 記録される機器情報データを示す図 記録されるコンテンツ情報データを示す図 本発明の上記実施の形態に係るホームネットワークの動作のうち、記録情報を用いて一覧を表示する動作を示すシーケンス図 記録情報を用いて行う一覧表示の画面表示例を示す図 複数のネットワークエリアが重複したホームネットワークの構成を示す構成図 本発明の上記実施の形態に係るホームネットワークの動作のうち、通信機器の電源投入制御の動作を示すシーケンス図 一般的なホームネットワークの構成を示す構成図 従来のホームネットワークの問題点を説明するためのシーケンス図
符号の説明
1、2、3、4、5 機器
9 ホームネットワーク
10 通信端末
20、20−1、20−2 アクセスポイント
30、30−1、30−2 サーバ装置
101 操作入力部
102 制御部
103 通信部
104 表示部
105 ネットワーク情報記憶部
106 機器情報記憶部
107 コンテンツ情報記憶部
201 無線通信部
202 有線通信部
301 通信部
302 制御部
303 コンテンツリスト生成部
304 コンテンツリスト保持部
701 ネットワークA
702 ネットワークB
1021 ネットワーク制御部
1022 機器検索部
1023 コンテンツ情報取得部
1024 記録情報生成部
1025 コンテンツ操作部
以下、本発明を実施するための好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係るホームネットワークの概略構成を示すブロック図である。同図において、本実施の形態のホームネットワーク9は、通信端末10と、アクセスポイント20と、サーバ装置30とから主に構成される。
通信端末10は、操作入力部101と、制御部102と、通信部103と、表示部104と、ネットワーク情報記憶部105と、機器情報記憶部106と、コンテンツ情報記憶部107とから主に構成される。制御部102は、ネットワーク制御部1021と、機器検索部1022と、コンテンツ情報取得部1023と、記録情報生成部1024と、コンテンツ操作部1025とを備える。
操作入力部101は、制御部102に対し、ネットワーク検索要求指令、ネットワーク接続要求指令、機器検索要求指令、機器選択要求指令、記録情報参照指令、コンテンツ選択要求指令を出力する。制御部102は、操作入力部101からの各要求指令の種別に応じて、内包するネットワーク制御部1021、機器検索部1022、コンテンツ情報取得部1023、記録情報生成部1024及びコンテンツ操作部1025に制御を委譲する。すなわち、ネットワーク検索要求指令及びネットワーク接続要求指令が入力された場合は、ネットワーク制御部1021に制御を委譲する。また、機器検索要求指令が入力された場合は、機器検索部1022に制御を委譲する。また、機器選択要求指令が入力された場合は、コンテンツ情報取得部1023に制御を委譲する。また、記録情報参照指令が入力された場合は、記録情報生成部1024に制御を委譲する。また、コンテンツ選択要求指令が入力された場合は、コンテンツ操作部1025に制御を委譲する。
ネットワーク制御部1021は、操作入力部101からのネットワーク検索要求指令に従い、通信部103にネットワーク検索を指示する。また、後述するように、通信部103からネットワーク情報リストが入力されると、その内容に基づくネットワークの一覧を表示部104に入力して表示させ、同時にネットワークの一覧をネットワーク情報記憶部105に入力して記憶させる。さらに、ネットワーク制御部1021は、操作入力部101からのネットワーク接続要求指令に従い、該当するネットワーク情報をネットワーク情報記憶部105から読み出し、読み出したネットワーク情報を用いて通信部103にネットワークへの帰属を指示する。その後、接続指示に用いたネットワーク情報を、帰属中ネットワークの情報として、ネットワーク情報記憶部105に入力して記憶させる。
機器検索部1022は、操作入力部101からの機器検索要求指令に従い、機器検索メッセージを生成し、機器検索メッセージの送信を通信部103に指示する。また、後述するように、通信部103から機器検索応答メッセージが入力されると、その内容に基づく機器情報を表示部104に入力して表示させ、同時にネットワーク情報記憶部105より帰属中ネットワークのネットワーク識別子(第3のネットワーク識別子)を読み出し、前述の機器情報とネットワーク識別子を対応させて機器情報記憶部106に入力して記憶させる。
コンテンツ情報取得部1023は、操作入力部101からの機器選択要求指令に従い、該当する機器の機器情報を機器情報記憶部106から読み出し、読み出した機器情報に基づき、コンテンツリスト取得要求メッセージを生成し、生成したコンテンツリスト取得要求メッセージの送信を通信部103に指示する。また、後述するように、通信部103から出力されるコンテンツリスト取得応答メッセージが入力されると、その内容を解釈することでコンテンツ情報を得て、表示部104に入力して表示させる。同時に、先に機器情報記憶部106から読み出した機器情報をコンテンツ情報と対応させて、コンテンツ情報記憶部107に入力して記憶させる。
記録情報生成部1024は、操作入力部101からの記録情報参照指令に従い、コンテンツ情報記憶部107よりコンテンツ情報のリストを取得し、表示部104に入力して表示させる。
コンテンツ操作部1025は、操作入力部101からのコンテンツ選択要求指令に従い、コンテンツ情報記憶部107より該当するコンテンツ情報を読み出す。そして、読み出したコンテンツ情報に対応付けて記憶されている機器情報を機器情報記憶部106より読み出す。そして、読み出した機器情報に対応付けて記憶されているネットワーク情報と、帰属中のネットワークのネットワーク情報をネットワーク情報記憶部105より読み出し、2つのネットワーク情報が一致するかを比較し、一致する場合には、前述のコンテンツ情報に対する操作メッセージを生成し、前述の機器情報の示す送信先に対し送信するように通信部103を制御する。また、2つのネットワーク情報が一致しない場合には、前述の機器情報に対応付けて記憶されたネットワーク情報を用いて、通信部103にネットワークへの帰属を指示し、続けて、前述のコンテンツ情報に対する操作メッセージを生成し、前述の機器情報を示す送信先に対し送信するように通信部103を制御する。
通信部103は、ネットワーク制御部1021よりネットワーク検索を指示されると、プローブ要求を送信する。このプローブ要求は、特に宛先を指定しないブロードキャストとして送信されるが、送信エリア内にアクセスポイント20が位置している場合においては、アクセスポイント20の無線通信部201により受信される。また、通信部103は、アクセスポイント20の無線通信部201より送信されるプローブ応答を受信し、プローブ応答に含まれるネットワーク情報からネットワーク情報リストを生成し、ネットワーク制御部1021に出力する。また、通信部103は、ネットワーク制御部1021よりネットワークへの帰属が指示されると、アクセスポイント20の無線通信部201との間で接続処理を行い、通信リンクを確立する。
ここで、通信部103と、サーバ装置30の通信部301は、物理的には接続されていないが、前述の通信リンクが確立されると、アクセスポイント20を介して、通信部103とサーバ装置30の通信部301は、論理的な通信リンクを確立しているものと看做すことができる。以降の記述においては、通信部103と、サーバ装置30の通信部301においては、相互に信号の送受ができるものとして説明する。
通信部103は、機器検索部1022より機器検索メッセージの送信を指示されると、機器検索メッセージをマルチキャスト送信する。この機器検索メッセージは、論理的な通信リンクによってサーバ装置30の通信部301によって受信される。サーバ装置30の通信部301より送信される機器検索応答メッセージを受信し、機器検索部1022に入力する。
さらに、通信部103は、コンテンツ情報取得部1023からのコンテンツリスト取得要求メッセージの送信が指示されると、サーバ装置30の通信部301に対し、該メッセージを送信する。続けて、通信部301から応答として送信されるコンテンツリスト取得応答メッセージを受信し、受信したメッセージをコンテンツ情報取得部1023に入力する。また、通信部103は、コンテンツ操作部1025からのコンテンツ操作要求メッセージの送信が指示されると、サーバ装置30の通信部301に対し、該メッセージを送信する。
表示部104は、ネットワーク制御部1021、機器検索部1022、コンテンツ情報取得部1023及び記録情報生成部1024より入力される各種リスト情報を表示する。ネットワーク情報記憶部105は、ネットワーク制御部1021から入力されるネットワーク情報を記録し、また読み出しが指示されると、記録したネットワーク情報を出力する。
機器情報記憶部106は、機器検索部1022から入力されるネットワーク情報と機器情報を対応付けて記憶し、また、機器情報をキーにして読み出しが指示されると、機器情報とネットワーク情報を対にして出力する。コンテンツ情報記憶部107は、コンテンツ情報取得部1023から入力される機器情報とコンテンツ情報を対応付けて記憶し、また、コンテンツ情報をキーにして読み出しが指示されると、コンテンツ情報と機器情報を対にして出力する。
次に、アクセスポイント20の構成について説明する。アクセスポイント20は、無線通信部201と有線通信部202とから主に構成される。無線通信部201は、通信端末10の通信部103より送信されるプローブ要求を受信し、その応答として、アクセスポイント20が構成する無線ネットワークの識別子などを含むプローブ応答を送信する。また、無線通信部201は、通信端末10の通信部103より送信されたサーバ装置30宛のメッセージを有線通信部202に転送し、有線通信部202より転送された通信端末10宛のメッセージを通信部103に送信する。有線通信部202は、無線通信部201より転送されたサーバ装置30宛のメッセージを通信部301に送信し、また、通信部301より受信した通信端末10宛のメッセージを無線通信部201に転送する。
次に、サーバ装置30の構成について説明する。サーバ装置30は、通信部301と、制御部302と、コンテンツリスト生成部303と、コンテンツ保持部304とから主に構成される。通信部301は、通信端末10の通信部103から受信したコンテンツリスト取得の要求を制御部302に入力するとともに、後述するように制御部302から入力されたコンテンツリストを通信端末10に送信する。
制御部302は、通信部301から入力されたコンテンツリスト取得の要求に基づき、コンテンツリスト生成指令をコンテンツリスト生成部303に入力する。コンテンツリスト生成部303は、制御部302の制御に従い、コンテンツ保持部304が記憶しているコンテンツの内容を示すコンテンツリストを生成し、制御部302に入力する。コンテンツ保持部304は、多数のコンテンツの内容を記憶している。
図2は、ホームネットワーク9の動作を示すシーケンス図である。以下、図1及び図2に基づき、ホームネットワーク9の動作を説明する。通信端末10の利用者が操作入力部101を操作し、操作入力部101がネットワーク接続指令をネットワーク制御部1021に入力する(S201)。このとき、ネットワーク情報記憶部105には、既に優先的に接続すべきネットワーク情報が記憶されているものとする。
ネットワーク制御部1021は、操作入力部101からのネットワーク接続指令に応じて、ネットワーク情報記憶部105から接続先ネットワークのネットワーク情報を読み出し、通信部103にネットワークへの帰属を指示する。通信部103は、ネットワーク制御部1021からネットワークへの帰属指示を受けると、アクセスポイント20の無線通信部201との間で接続処理を行い、通信リンクを確立する(S202)。そして、通信リンクが確立すると、先に読み出したネットワーク情報を、帰属中のネットワークの情報として、ネットワーク情報記憶部105に記憶させる(S203)。
次に、通信端末10の利用者が操作入力部101を操作し、操作入力部101が機器検索要求指令を機器検索部1022に入力する(S204)。機器検索部1022は、操作入力部101からの機器検索要求指令に応じて機器検索メッセージを生成し、その送信を通信部103に指示する。
通信部103は、機器検索部1022から機器検索メッセージ送信の指示を受けると、機器検索メッセージをマルチキャスト送信する(S205)。このメッセージは、実際にはアクセスポイント20の無線通信部201によって受信されるが、前述の通り、通信端末10とサーバ装置30との間で論理的な通信リンクが確立しているため、機器検索メッセージはサーバ装置30によって受信される。
サーバ装置30は、通信部103からの機器検索メッセージを受信すると、機器検索応答メッセージを生成して送信し、通信端末10の通信部103に受信させる(S206)。通信部103は、サーバ装置30からの機器探索応答メッセージを受信すると、受信した機器探索応答メッセージを機器検索部1022に入力する。機器検索部1022は、機器探索応答メッセージを受けると、機器についてのさらに詳細な情報を取得するため、機器情報取得メッセージを生成し、通信部103に送信を指示する。
通信部103は、機器検索部1022からの機器情報取得メッセージを受けると、受け取った機器情報取得メッセージをサーバ装置30に送信し(S207)、機器情報の送信を要求する。サーバ装置30は、通信部103からの機器情報取得要求を受信すると、自身の機器情報を応答として送信する(S208)。
通信部103は、サーバ装置30から送信された機器情報を受信すると、受信メッセージを機器検索部1022に入力する。機器検索部1022は、通信部103から入力されたメッセージを解釈し、その内容に基づく機器情報を表示部104に入力し、表示させる。同時に、ネットワーク情報記憶部105より帰属中ネットワークのネットワーク情報を読み出し、機器情報と対応させて機器情報記憶部106に入力し、記憶させる(S209)。なお、機器情報記憶部106には複数の機器情報が記憶される。
図3は、機器情報記憶部106に記憶される情報の一例を示す図である。無線ネットワークがIEEE802.11で規定される無線LAN(Local Area Network)である場合、ネットワーク情報として、SSID(Service Set Identifier)を用いるのが好適である。また、機器情報として、機器のネットワークインタフェースに唯一の識別子として割り振られるMAC(Media Access Control)アドレスや、機器ID、機器の種別や、利用者が理解しやすいように設定された機器名称、及び、コンテンツリスト取得要求などの制御要求の送信先URL(Uniform Resource Locator)を含む。機器情報記憶部106は、これらを1組の情報として、複数の機器に関する情報を記憶する。
図2に戻り、次に、通信端末10の利用者が操作入力部101を操作し、操作入力部101が機器選択要求指令をコンテンツ情報取得部1023に入力する(S210)。コンテンツ情報取得部1023は、操作入力部101からの機器選択要求指令に応じて、該当する機器情報を機器情報記憶部106から読み出し、その内容に基づく送信先に対するコンテンツリスト取得要求メッセージを生成し、その送信を通信部103に指示する。通信部103は、コンテンツ情報取得部1023からコンテンツ情報取得要求メッセージ送信の指示を受けると、コンテンツ情報取得要求メッセージをサーバ装置30に送信する(S211)。
サーバ装置30の通信部301は、通信部103からのコンテンツ情報取得要求メッセージを受信すると、受信したコンテンツ情報取得要求メッセージを制御部302に入力する。制御部302は、通信部301からのコンテンツリスト生成指令を受けると、それをコンテンツリスト生成部303に入力する。コンテンツリスト生成部303は、制御部302からのコンテンツリスト生成指令を受けると、コンテンツ保持部304が記憶しているコンテンツの内容を示すコンテンツリストを生成し、制御部302に入力する。制御部302は、コンテンツリスト生成手段353から入力されたコンテンツリストに基づくコンテンツ情報取得応答メッセージを生成し、通信部301に入力する。通信部301は、制御部302から入力されたコンテンツ情報取得応答メッセージを送信し、通信端末10の通信部103に受信させる(S212)。
通信部103は、通信部301からのコンテンツ情報取得応答メッセージを受信すると、それをコンテンツ情報取得部1023に入力する。コンテンツ情報取得部1023は、通信部103から入力されたメッセージを解釈し、その内容に基づくコンテンツ情報を表示部104に入力し、表示させる。同時に、先に接続先として読み出した機器情報と、コンテンツ情報を対応させて、コンテンツ情報記憶部107に入力し、記憶させる(S213)。
コンテンツ情報記憶部107には複数のコンテンツ情報が記憶される。図4は、コンテンツ情報記憶部107に記憶される情報の一例を示す図である。図2における機器情報の1つのエントリと対応付けるための機器IDと対応付けて、コンテンツの情報が記憶される。コンテンツの情報としては、コンテンツの実データを取得するためのURLや、コンテンツのタイトル、コンテンツの種別を含む。コンテンツ情報記憶部107は、これらを1組の情報として、複数のコンテンツに関する情報を記憶する。以上のようにして、通信端末10には、ネットワーク識別子と、機器情報と、コンテンツ情報が間接的に対応付けられて記憶される。
以下では、通信端末10において、接続可能な通信機器の選択を迅速かつ容易な操作で行うための動作シーケンスについて説明する。図5は、ホームネットワーク9の動作のうち、特に、記憶された機器情報を元に利用者に対し接続先機器を選択させる動作を示すシーケンス図である。以下、図1及び図5に基づき、これらの動作について説明する。
通信端末10の利用者が操作入力部101を操作し、操作入力部101が記録情報参照指令を記録情報生成部1024に入力する(S501)。記録情報生成部1024は、操作入力部101からの記録情報参照指令に応じて、通信部103にネットワークの検索を要求する(S502)。これにより、通信部103より、プローブ要求が送信され、近隣に配置されているアクセスポイント20や通信機器(図示略)により受信される。
アクセスポイント20は、通信端末10より送信されたプローブ要求を受信すると、プローブ応答を通信端末10に送信する(S503)。このプローブ応答は、通信端末10の通信部103により受信される。通信部103は、プローブ応答を受信すると、ネットワーク識別子を含むネットワーク情報を記録情報生成部1024に入力する。ここでは、図示するアクセスポイント20のネットワーク識別子が、「BBBBB」であるとして説明する。なお、図1では、アクセスポイントを1つしか図示していないが、当然、複数のアクセスポイントが存在する場合もあり得る。その場合、通信部103が受信するプローブ応答の数に応じて、記録情報生成部1024に入力するネットワーク情報は複数になる。
記録情報生成部1024は、通信部103からのネットワーク識別子を含むネットワーク情報を受けると、機器一覧表示のための表示データを生成する。機器一覧表示の態様は様々に考えられるが、ここでは、図6の(b)に示すような表示を行う例について説明する。図6の(b)の例は、機器一覧を表示する際に、接続可能な機器についてのみ表示する例である。
記録情報生成部1024は、機器情報記憶部106から、登録されているネットワーク情報と機器情報を読み出す。前述の通り、機器情報記憶部106に登録される機器情報は複数になり得る。ここでは、図3に示すような5つの機器情報が登録されているものとして説明する。図3に示す通り、「機器1」、「機器2」の名称を持つ機器情報は「AAAAA」のSSIDで表されるネットワークに対応付けられており、「機器3」、「機器4」、「機器5」の名称を持つ機器情報は「BBBBB」のSSIDで表されるネットワークに対応付けられている。
記録情報生成部1024は、機器情報記憶部106から1つずつ機器情報とネットワーク情報の対を読み出す(S504)。続いて、読み出した機器情報に対応付けられているネットワーク識別子(第1のネットワーク識別子)と、先に通信部103より入力されたネットワーク情報に含まれるネットワーク識別子(第2のネットワーク識別子)が一致するかを確認する(S505)。一致する場合は、表示データに機器情報を追加し(S506)、一致しない場合には、表示データには加えない。そして、機器情報記憶部106に、読み出していない機器情報が登録されているかを確認し(S507)、読み出していない機器情報が残っている場合には、再度、機器情報を読み出す処理(S504)に戻り、同様の処理を繰り返す。全ての機器情報についての確認を終えると、記録情報生成部1024は、生成した表示データを表示部104に入力し、通信端末10の利用者に利用可能な機器の一覧を選択可能に表示する(S508)。
このようにして、アクセスポイントへの帰属処理や機器検索処理を行うことなく、利用可能な機器の一覧のみを選択的に表示させることが可能となる。
なお、図5のシーケンスには図示していないが、機器一覧表示後に、図1を用いて説明したように、アクセスポイントへ20の帰属処理及び機器検索処理を行うことで、機器情報記憶部106の情報と表示部104の内容は更新される。なお、ここでは利用可能な機器のみの一覧表示するものとして説明したが、表示の態様は様々に考えられる。以下に例を挙げる。
図6の(a)は、利用可能な機器を上位に表示し、下位に利用不可能ではあるが、記録されている機器情報を表示している。さらに、利用可能な機器と利用不可能な機器とを区別するための表示として、中間に罫線を表示している。図6の(c)は、利用可能な機器の一覧を上位に表示するとともに、その機器を利用するために帰属すべきネットワークの情報を付随的に下位に表示している。こうすることで、機器を利用するために帰属すべきネットワークの情報が、利用者にとって目視できるという効果が得られる。
さらに、ここでは機器情報の一覧を表示する実施例を説明したが、機器情報の代わりに、コンテンツ情報記憶部107に記録されるコンテンツ情報について同様の処理を実施することで、図6の(e)及び(f)の表示も可能である。図6の(e)の表示は、コンテンツの情報として、タイトル及びサムネイルを表示し、そのコンテンツを利用するために帰属すべきネットワークの情報も付随的に表示している。さらに、それらは帰属すべきネットワーク毎にソートされて表示されている。また、その場所において利用不可能なコンテンツについては、グレーアウトするなど表示の態様を変えることによって、利用者にとって、利用可能なコンテンツと利用不可能なコンテンツが一目して判別可能になるという効果が得られる。
また、図1に示すような環境以外に、図7に示すような複数の無線アクセスポイントによって構成される無線エリアの重複する場所に通信端末が位置している場合、一覧表示されているコンテンツ情報を選択する操作によって、帰属無線ネットワークを切り替える動作も可能となる。
図7では、ネットワークA701とネットワークB702の重複するエリアに通信端末10が位置している。通信端末10の表示部104には、ネットワークA701のアクセスポイント20−1に接続されたサーバ装置30−1に格納されたコンテンツである「タイトル1」と「タイトル2」が表示され、また、ネットワークB702のアクセスポイント20−2に接続されたサーバ装置30−2に格納されたコンテンツである「タイトル3」と「タイトル4」が表示されている。コンテンツ「タイトル3」を利用するためには、通信端末10がネットワークB702に帰属している必要があるが、利用者によって「タイトル3」が選択されたときに自動的にネットワークB702への帰属に切り替える処理を行うことで、利用者によるネットワークを切り替える操作を要することなく、コンテンツが利用可能となる。
なお、図6の(b)に示すように、記録された機器情報に基づいて機器一覧の表示を行った場合、実際のネットワークに配置された機器の情報との差異が生じる可能性がある。例えば、図6の(b)においては、「機器3」、「機器4」、「機器5」が記録されている機器情報に基づいて機器一覧表示がなされたとする。そして、機器一覧表示と並行して、機器検索を行った結果、「機器3」及び「機器5」が発見され、「機器4」については応答がなく、発見されなかったとする。この事実に基づき、図6の(b)においては、有効な機器情報と、有効でない可能性のある機器情報を識別可能とするために、「機器4」についてはグレーアウトして表示している(薄いグレーで表示している)。
ここで、発見されなかった「機器4」については、ネットワーク上から該機器が取り除かれたことも考えられるが、据置機器が配置されることが多い家庭内のネットワークにおいては、電源が投入されていないために、機器検索の応答が得られずに、発見されなかったことが大いに考えられる。そこで、機器情報が記憶されているにもかかわらず、その機器情報に対応付けられた無線ネットワークにおいて、該機器が発見されなかった場合においては、ネットワーク経由で、機器の電源投入を指示するパケットを送信することができる。
図8は、機器検索の応答と、記録情報に基づいて電源投入指示パケットを送信する場合の動作を示すシーケンス図である。以下、このような実施例におけるシーケンスを図8に基づき説明する。説明の前提条件として、通信端末10には、図3に示すように「機器1」乃至「機器5」の機器情報が既に記録されているものとし、通信端末10が帰属しているネットワークには、「機器3」、「機器4」、「機器5」が接続されているものとする。ただし、このとき「機器4」については、電源が投入されていない状態(すなわち、OFF状態)であるとする。
まず、通信端末10の利用者によって、機器一覧表示の操作が行われ(S801)、近隣ネットワークの状況に応じた機器の一覧が表示された(S802)とする。この間における動作の詳細については、図5を用いて説明した動作(S501乃至S508)と同様であるため、説明及び図示は省略している。
次に、画面表示が完了すると、通信端末10は、記録された機器情報と、実際の機器の状況との差異を確認するために、改めて機器検索要求メッセージをマルチキャスト送信する(S803)。
次に、機器検索要求を受信した機器3及び機器5によって、通信端末10宛に機器検索応答メッセージが送信される(S804及びS805)。このとき、機器4については電源OFFの状態であるため、機器検索応答は送信されない。
次に、通信端末10において、検索完了待ち時間として規定された一定時間が経過すると、機器4からの応答がないことが判断される(S806)。このとき、通信端末10の表示画面においては、図6の(b)に示すような、応答がない機器をグレーアウトするなど、利用者が識別できるような表示を行うことが望ましい。この事実に基づき、無線通信端末10は機器4宛に、電源ON制御パケットを送信する(S807)。この電源ON制御パケットは、例えば、Wake on LAN(登録商標)として知られるような仕組みに基づくパケットであり、一般的に、宛先のMACアドレスが既知でなければ、送信することはできない。本発明においては、図3に示すように、機器情報として、MACアドレスを端末内に記憶しているため、利用者が意図することなく、このような電源ON制御パケットの送信が可能となる。
次に、機器4が受信する電源ON制御パケットによって起動すると(S808)、機器4は、自身の存在の通知するための存在通知メッセージをマルチキャスト送信する(S809)。この存在通知メッセージに含まれる情報は、前述の機器検索応答と等価の情報が含まれる。
次に、通信端末10が機器4からの存在通知を受信することによって、機器4が利用可能となったことが判断できるため、この事実に基づき、グレーアウトしていた表示を通常の表示にするように表示画面の更新を行う(S810)ことで、利用者にとって、その時点における利用可能な機器が一目瞭然となり、操作性が向上する。以上のようにすることで、電源の投入されていない機器を自動的に検出し、電源投入の制御を行うことができる、利用者にとって操作性の優れた通信端末を提供することができる。
なお、上記の説明では、電源投入制御パケットを送信するようにしているが、利用者の操作を契機として、パケット送信するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、接続した機器及びコンテンツの情報を自動的に端末内に記録するようにしているが、利用者の意図する情報のみを記録するように、利用者による操作を加えてもよい。
また、無線アクセスポイントによって構成される無線ネットワークを例に挙げて説明したが、無線機器同士で構築する、アドホックネットワークにおいても、同様に実施可能である。
本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。
本発明は、無線を介して通信機器に接続することが可能な機能を持った無線通信装置などに適用することができる。
本発明は、ネットワークを介して通信機器に接続し、該通信機器上の情報を参照する通信端末及び該通信端末における機器接続可否判断方法に関し、さらに詳しくは、コンテンツを格納するサーバ装置を検索し、その検索結果から接続先を選択、決定し、サーバ装置に格納されたコンテンツのリストを取得し、操作対象とするコンテンツを選択する通信端末及び該通信端末における機器接続可否判断方法に関する。
現在、ネットワークを介して機器同士を相互に接続し、機器に格納されたコンテンツを共有する機能を有した情報家電機器が開発されている。このような機器においては、一方の機器はコンテンツを提供するサーバとして機能し、他方はサーバ上のコンテンツを視聴するクライアントとして機能する。また、視聴に限らず、クライアントからサーバに対して、コンテンツのダウンロード、アップロード、削除、編集などの様々な操作が可能である。
このような機器同士のコンテンツ共有を実現する仕組みの1つとして、DLNA(Digital Living Network Alliance)によりガイドラインが策定されている。このDLNAのガイドラインに対応した情報通信機器の例としては、PC(Personal Computer)、ハードディスクレコーダ、デジタルテレビなどが挙げられる。今後は、デジタルカメラや携帯電話などのモバイル機器においても、このような機能を有した機器の普及が予想される。これらの通信機器が相互に接続されることにより、家庭内にホームネットワークが構築される。
図9は、ホームネットワークにおける一般的な構成を示す図である。同図に示すように、通信端末を含むホームネットワーク100aにおいて、通信端末101aは、無線アクセスポイント102aにより構成される無線ネットワークに帰属する。無線アクセスポイント102aには、さらに、通信機器103aと通信機器104aが接続されている。このようなホームネットワーク100aにおいて、通信端末101aは、無線アクセスポイント102aを介して、通信機器103a及び通信機器104aを発見し、発見した機器に関する情報を自己の表示部105aに表示する。その後、利用者によって接続先が選択されることにより、接続先を決定する。
ここで、接続先が通信機器103aに決定されたとすると、通信端末101aは、通信機器103aに接続し、通信機器103aに格納されたコンテンツのメタ情報により構成されるコンテンツリストを取得して表示部105aに表示する。次いで、通信端末101aにおいて所望のコンテンツが選択されることにより、通信端末101aは、通信機器103aより、コンテンツデータの取得などの動作を行う。
図10は、公知のホームネットワークの動作を示すシーケンス図である。同図に示すように、通信端末201aは、ネットワーク上の通信機器を検索するために、検索要求メッセージをマルチキャスト送信する(S1001)。検索要求メッセージを受信した通信機器204a及び通信機器205aは、検索要求メッセージの送信元である通信端末201aに対し、検索完了時間として規定された一定時間内に検索応答メッセージを送信する(S1002)。通信端末201aは、検索応答メッセージを受信することで、通信機器204a及び通信機器205aの存在を検知することができる。この検索応答メッセージには、機器固有の識別子などの最低限の情報しか含まれていないため、応答メッセージを受信した通信端末201aは、さらに詳細な情報を取得するため、機器情報取得要求を送信し(S1003)、その応答として送信される機器情報を取得する(S1004)。機器情報には、例えば機器の名称や機器の提供する機能の一覧などが含まれている。
続いて、通信端末201aの利用者により、接続先機器を決定する操作が行われる(S1005)。この場合、接続先を通信機器204aに決定したとすると、通信端末201aはコンテンツリスト取得要求を送信し(S1006)、その応答として、コンテンツリストを取得する(S1007)。これらの一連のシーケンスを処理することにより、通信端末201aは、ネットワーク上の各機器の情報や、機器上に格納されたコンテンツの情報を知ることとなる。
以上説明したように、接続先を選択するためには、機器の検索、応答受信に加えて機器情報を取得する必要があるが、機器情報を記憶しておき、記憶しておいた機器情報を接続可能な機器の一覧として表示することで、迅速かつ容易な機器選択を行うことができる電子機器が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、機器上のコンテンツの取得などの操作を行う場合においては、接続先の機器を検索、決定し、さらにコンテンツリストを取得する手順を踏む必要があるが、一度、操作対象としたコンテンツについての情報を履歴として保持しておくことで、機器に接続することなく、コンテンツリストを参照することができる情報管理装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−109745号公報 特開2006−227843号公報
しかしながら、特許文献1で開示された電子機器にあっては、様々な場所に移動して利用する場合、様々な場所の機器の情報を記憶することになる。そして、記憶した情報から一覧表示を行う場合においては、その場所において近隣に存在せず接続できない機器も含めた全ての機器が一覧として表示される。このような場合においては、利用者に一覧の中から接続可能な機器を取捨選択することを強いることになり、利用者にとっての操作性が低下するという問題がある。
また、特許文献2で開示された情報管理装置においても、特許文献1で開示された電子機器と同様の問題がある。すなわち、特許文献2で開示された情報管理装置では、複数の異なるネットワークにおいて利用する場合、生成されるメタ情報のリストには、異なるネットワーク上のそれぞれの機器に格納されたコンテンツのメタ情報が含まれることになる。その場合、その場所において接続できない機器上のコンテンツも含めたメタ情報が一覧として表示されるため、利用者に一覧の中から利用可能なコンテンツを取捨選択することを強いることになり、利用者にとっての操作性が低下する。
本発明は、係る事情に鑑みてなされたものであり、様々な場所において利用可能な情報を迅速かつ容易に取得することができる通信端末及び機器接続可否判断方法を提供することを目的とする。
本発明の通信端末は、周囲の無線ネットワークを検索する無線ネットワーク検索手段と、前記無線ネットワークに帰属し、機器との通信を行う通信手段と、前記通信手段を介して前記機器に関わる機器情報を取得する機器情報取得手段と、前記帰属中の無線ネットワークのネットワーク識別子と前記機器情報取得手段によって取得された機器情報とを対応付けて記憶する機器情報記憶手段と、前記機器情報記憶手段に記憶された機器情報について該機器情報に対応付けて記憶されている第1のネットワーク識別子と前記無線ネットワーク検索手段から取得された第2のネットワーク識別子又は帰属中ネットワークの識別子である第3のネットワーク識別子とが一致する場合に該機器にアクセス可能であると判断する機器アクセス判断手段と、を備える。
この構成によれば、機器に関わる機器情報と、その機器情報を取得した際に帰属していた無線ネットワークのネットワーク識別子を対応付けて機器情報記憶手段に記憶する。そして、接続先の候補として機器の一覧を表示する際に、無線ネットワーク検索手段で取得したネットワーク識別子、又は、帰属中ネットワークの識別子のいずれかと一致するネットワークが、そのときに位置する場所の近隣に存在するネットワークであるので、そのネットワーク識別子と対応付けて機器情報記憶手段に記憶させた機器情報が、その場所において利用可能な機器であると判断できる。したがって、その判断に基づいて、その場所において利用可能な機器と利用不可能な機器とを利用者が識別することができる。
また、上記構成において、機器情報のリストを表示する表示手段と、前記機器判断手段によってアクセス可能であると判断された機器の機器情報を第1の態様で表示するように制御し、前記機器判断手段によってアクセス可能であると判断されない機器を第2の態様で表示するように制御する表示制御手段と、を備える。
この構成によれば、機器情報のリストを表示する際に、アクセス可能と判断した機器の機器情報を第1の態様で表示し、アクセス不能と判断した機器の機器情報を第2の態様で表示するので、利用者は、利用可能な機器と利用不可能な機器とを明確に識別することができる。
また、上記構成において、機器情報のリストを表示する表示手段と、機器情報を表示する際に、前記機器情報記憶手段によって、該機器情報に対応付けて記憶されているネットワーク識別子を付加情報として表示するように制御する表示制御手段と、を備える。
この構成によれば、機器情報のリストを表示する際に、該機器情報に対応付けたネットワーク識別子を付加情報として表示するので、利用者は、機器情報の他に、該機器情報に対応付けられたネットワーク識別子を把握することができる。
また、上記構成において、機器情報のリストを表示する表示手段と、表示しようとする各々の機器情報を、前記機器情報記憶手段によって該機器情報に対応付けて記憶されているネットワーク識別子によって分類し、識別可能に表示するように制御する表示制御手段と、を備える。
この構成によれば、機器情報のリストを表示する際に、各々の機器情報に対応付けられたネットワーク識別子によって分類して表示するので、利用者は、各々の機器情報を容易に識別することができる。
また、上記構成において、前記通信手段を介して、機器に格納されたコンテンツに関わるコンテンツ情報を取得するコンテンツ情報取得手段と、前記コンテンツ情報取得手段によって取得されたコンテンツ情報と前記機器情報取得手段によって取得された機器情報とを対応付けて記憶するコンテンツ情報記憶手段と、前記コンテンツ情報記憶手段に記憶されたコンテンツ情報について、該コンテンツ情報に対応付けて記憶されている機器情報が、前記機器アクセス判断手段によってアクセス可能であると判断された場合に該コンテンツにアクセス可能であると判断するコンテンツ判断手段と、を備える。
この構成によれば、機器からコンテンツ情報と機器情報とを取得し、取得したコンテンツ情報と機器情報を対応付けてコンテンツ情報記憶手段に記憶し、このコンテンツ情報記憶手段に記憶させた機器情報がアクセス可能であれば、該機器情報に対応付けたコンテンツ情報によるコンテンツにアクセス可能と判断するので、アクセスが可能な機器情報であれば、該機器情報に対応付けられたコンテンツ情報によるコンテンツへのアクセスも行うことができる。
また、上記構成において、コンテンツ情報のリストを表示する表示手段と、前記コンテンツ判断手段によってアクセス可能であると判断されたコンテンツのコンテンツ情報を第1の態様で表示するように制御し、前記コンテンツ判断手段によってアクセス可能であると判断されない機器を第2の態様で表示するように制御する表示制御手段と、を備える。
この構成によれば、コンテンツ情報のリストを表示する際に、アクセス可能と判断したコンテンツのコンテンツ情報を第1の態様で表示し、アクセス不能と判断したコンテンツのコンテンツ情報を第2の態様で表示するので、利用者は、利用可能なコンテンツと利用不可能なコンテンツとを明確に識別することができる。
また、上記構成において、コンテンツ情報のリストを表示する表示手段と、コンテンツ情報を表示する際に、前記コンテンツ情報記憶手段によって、該コンテンツ情報に対応付けて記憶されている機器情報を参照し、前記機器情報記憶手段によって、該機器情報に対応付けて記憶されているネットワーク識別子を、該コンテンツ情報の付加情報として表示するように制御する表示制御手段と、を備える。
この構成によれば、コンテンツ情報のリストを表示する際に、該コンテンツ情報に対応付けられている機器情報を介し、該機器情報に対応付けられているネットワーク識別子を、コンテンツ情報の付加情報として表示するので、利用者は、コンテンツ情報の他に、該コンテンツ情報に対応付けられたネットワーク識別子を把握することができる。
また、上記構成において、コンテンツ情報のリストを表示する表示手段と、表示しようとする各々のコンテンツ情報を、前記コンテンツ情報記憶手段によって該コンテンツ情報に対応付けて記憶されている機器情報を参照し、前記機器情報記憶手段によって、該機器情報に対応付けて記憶されているネットワーク識別子によって、前記コンテンツ情報を分類し、識別可能に表示するように制御する表示制御手段と、を備える。
この構成によれば、コンテンツ情報のリストを表示する際に、各々のコンテンツ情報に対応付けている機器情報を参照して、該機器情報に対応付けて記憶されているネットワーク識別子によってコンテンツ情報を分類し、識別可能に表示するので、利用者は、各コンテンツ情報を容易に識別することができる。
また、上記構成において、コンテンツ情報をリストから選択指示する選択手段を備え、前記選択手段によって任意のコンテンツ情報が選択された場合に、該コンテンツ情報に対応付けられた機器情報を前記コンテンツ情報記憶手段から参照し、該機器情報に対応付けられたネットワーク識別子を前記機器情報記憶手段から参照し、該ネットワーク識別子の示す無線ネットワークへ自動的に帰属する。
この構成によれば、コンテンツ情報のリストから任意のものを選択することで、選択したコンテンツ情報に対応付けられた機器情報を介し、該機器情報に対応付けられたネットワーク識別子の示す無線ネットワークに自動的に帰属する。
また、上記構成において、前記通信手段を介して機器検索を行う機器検索手段と、帰属中のネットワーク識別子に対応付けて前記機器情報記憶手段に記憶された機器情報のうち、前記機器検索手段によって検出されなかった機器情報を参照し、該機器情報の示すアドレスに対して、起動を指示する制御パケットを送信する制御パケット送信手段と、を備える。
この構成によれば、機器検索で検出されなかった機器情報の示すアドレスに対して起動を指示する制御パケットを送信するので、当該アドレスの機器を起動させることができる。
本発明の機器接続可否判断方法は、無線通信機能を有するコンピュータにおける機器接続可否判断方法であって、周囲の無線ネットワークを検索する無線ネットワーク検索ステップと、前記無線ネットワークに帰属する帰属ステップと、無線通信により機器に接続し、前記機器に関わる情報を取得する機器情報取得ステップと、前記帰属中の無線ネットワークのネットワーク識別子と、前記機器情報取得ステップによって取得した機器情報とを対応付けてメモリ装置に記憶させる機器情報記憶ステップによって機器情報を記憶しておき、機器情報を表示する際には周囲の無線ネットワークを検索する第2の無線ネットワーク検索ステップと、前記機器情報記憶ステップにおいて記憶された機器情報について、該機器情報に対応付けて記憶されている第1のネットワーク識別子と、前記第2の無線ネットワーク検索ステップにおいて取得された第2のネットワーク識別子、又は、帰属中ネットワークの識別子である第3のネットワーク識別子が一致するか否かを判断する機器判断ステップと、を具備する。
この方法によれば、機器に関わる機器情報と、その機器情報を取得した際に帰属していた無線ネットワークのネットワーク識別子を対応付けて機器情報記憶手段に記憶する。そして、接続先の候補として機器の一覧を表示する際に、無線ネットワーク検索手段で取得したネットワーク識別子、又は、帰属中ネットワークの識別子のいずれかと一致するネットワークが、そのときに位置する場所の近隣に存在するネットワークであるので、そのネットワーク識別子と対応付けて機器情報記憶手段に記憶させた機器情報が、その場所において利用可能な機器であると判断できる。したがって、その判断に基づいて、その場所において利用可能な機器と利用不可能な機器とを利用者が識別することができる。
本発明は、コンテンツを格納するサーバ装置を検索し、その検索結果から接続先を選択、決定し、サーバ装置に格納されたコンテンツのリストを取得して操作対象とするコンテンツを選択する通信端末及び該通信端末における機器接続可否判断方法において、迅速かつ容易に、その場所において利用可能な情報を提供することができる。
本発明の一実施の形態に係るホームネットワークの概略構成を示すブロック図 本発明の上記実施の形態に係るホームネットワークの動作のうち、取得情報を記録する動作を示すシーケンス図 記録される機器情報データを示す図 記録されるコンテンツ情報データを示す図 本発明の上記実施の形態に係るホームネットワークの動作のうち、記録情報を用いて一覧を表示する動作を示すシーケンス図 記録情報を用いて行う一覧表示の画面表示例を示す図 複数のネットワークエリアが重複したホームネットワークの構成を示す構成図 本発明の上記実施の形態に係るホームネットワークの動作のうち、通信機器の電源投入制御の動作を示すシーケンス図 一般的なホームネットワークの構成を示す構成図 従来のホームネットワークの問題点を説明するためのシーケンス図
以下、本発明を実施するための好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係るホームネットワークの概略構成を示すブロック図である。同図において、本実施の形態のホームネットワーク9は、通信端末10と、アクセスポイント20と、サーバ装置30とから主に構成される。
通信端末10は、操作入力部101と、制御部102と、通信部103と、表示部104と、ネットワーク情報記憶部105と、機器情報記憶部106と、コンテンツ情報記憶部107とから主に構成される。制御部102は、ネットワーク制御部1021と、機器検索部1022と、コンテンツ情報取得部1023と、記録情報生成部1024と、コンテンツ操作部1025とを備える。
操作入力部101は、制御部102に対し、ネットワーク検索要求指令、ネットワーク接続要求指令、機器検索要求指令、機器選択要求指令、記録情報参照指令、コンテンツ選択要求指令を出力する。制御部102は、操作入力部101からの各要求指令の種別に応じて、内包するネットワーク制御部1021、機器検索部1022、コンテンツ情報取得部1023、記録情報生成部1024及びコンテンツ操作部1025に制御を委譲する。すなわち、ネットワーク検索要求指令及びネットワーク接続要求指令が入力された場合は、ネットワーク制御部1021に制御を委譲する。また、機器検索要求指令が入力された場合は、機器検索部1022に制御を委譲する。また、機器選択要求指令が入力された場合は、コンテンツ情報取得部1023に制御を委譲する。また、記録情報参照指令が入力された場合は、記録情報生成部1024に制御を委譲する。また、コンテンツ選択要求指令が入力された場合は、コンテンツ操作部1025に制御を委譲する。
ネットワーク制御部1021は、操作入力部101からのネットワーク検索要求指令に従い、通信部103にネットワーク検索を指示する。また、後述するように、通信部103からネットワーク情報リストが入力されると、その内容に基づくネットワークの一覧を表示部104に入力して表示させ、同時にネットワークの一覧をネットワーク情報記憶部105に入力して記憶させる。さらに、ネットワーク制御部1021は、操作入力部101からのネットワーク接続要求指令に従い、該当するネットワーク情報をネットワーク情報記憶部105から読み出し、読み出したネットワーク情報を用いて通信部103にネットワークへの帰属を指示する。その後、接続指示に用いたネットワーク情報を、帰属中ネットワークの情報として、ネットワーク情報記憶部105に入力して記憶させる。
機器検索部1022は、操作入力部101からの機器検索要求指令に従い、機器検索メッセージを生成し、機器検索メッセージの送信を通信部103に指示する。また、後述するように、通信部103から機器検索応答メッセージが入力されると、その内容に基づく機器情報を表示部104に入力して表示させ、同時にネットワーク情報記憶部105より帰属中ネットワークのネットワーク識別子(第3のネットワーク識別子)を読み出し、前述の機器情報とネットワーク識別子を対応させて機器情報記憶部106に入力して記憶させる。
コンテンツ情報取得部1023は、操作入力部101からの機器選択要求指令に従い、該当する機器の機器情報を機器情報記憶部106から読み出し、読み出した機器情報に基づき、コンテンツリスト取得要求メッセージを生成し、生成したコンテンツリスト取得要求メッセージの送信を通信部103に指示する。また、後述するように、通信部103から出力されるコンテンツリスト取得応答メッセージが入力されると、その内容を解釈することでコンテンツ情報を得て、表示部104に入力して表示させる。同時に、先に機器情報記憶部106から読み出した機器情報をコンテンツ情報と対応させて、コンテンツ情報記憶部107に入力して記憶させる。
記録情報生成部1024は、操作入力部101からの記録情報参照指令に従い、コンテンツ情報記憶部107よりコンテンツ情報のリストを取得し、表示部104に入力して表示させる。
コンテンツ操作部1025は、操作入力部101からのコンテンツ選択要求指令に従い、コンテンツ情報記憶部107より該当するコンテンツ情報を読み出す。そして、読み出したコンテンツ情報に対応付けて記憶されている機器情報を機器情報記憶部106より読み出す。そして、読み出した機器情報に対応付けて記憶されているネットワーク情報と、帰属中のネットワークのネットワーク情報をネットワーク情報記憶部105より読み出し、2つのネットワーク情報が一致するかを比較し、一致する場合には、前述のコンテンツ情報に対する操作メッセージを生成し、前述の機器情報の示す送信先に対し送信するように通信部103を制御する。また、2つのネットワーク情報が一致しない場合には、前述の機器情報に対応付けて記憶されたネットワーク情報を用いて、通信部103にネットワークへの帰属を指示し、続けて、前述のコンテンツ情報に対する操作メッセージを生成し、前述の機器情報を示す送信先に対し送信するように通信部103を制御する。
通信部103は、ネットワーク制御部1021よりネットワーク検索を指示されると、プローブ要求を送信する。このプローブ要求は、特に宛先を指定しないブロードキャストとして送信されるが、送信エリア内にアクセスポイント20が位置している場合においては、アクセスポイント20の無線通信部201により受信される。また、通信部103は、アクセスポイント20の無線通信部201より送信されるプローブ応答を受信し、プローブ応答に含まれるネットワーク情報からネットワーク情報リストを生成し、ネットワーク制御部1021に出力する。また、通信部103は、ネットワーク制御部1021よりネットワークへの帰属が指示されると、アクセスポイント20の無線通信部201との間で接続処理を行い、通信リンクを確立する。
ここで、通信部103と、サーバ装置30の通信部301は、物理的には接続されていないが、前述の通信リンクが確立されると、アクセスポイント20を介して、通信部103とサーバ装置30の通信部301は、論理的な通信リンクを確立しているものと看做すことができる。以降の記述においては、通信部103と、サーバ装置30の通信部301においては、相互に信号の送受ができるものとして説明する。
通信部103は、機器検索部1022より機器検索メッセージの送信を指示されると、機器検索メッセージをマルチキャスト送信する。この機器検索メッセージは、論理的な通信リンクによってサーバ装置30の通信部301によって受信される。サーバ装置30の通信部301より送信される機器検索応答メッセージを受信し、機器検索部1022に入力する。
さらに、通信部103は、コンテンツ情報取得部1023からのコンテンツリスト取得要求メッセージの送信が指示されると、サーバ装置30の通信部301に対し、該メッセージを送信する。続けて、通信部301から応答として送信されるコンテンツリスト取得応答メッセージを受信し、受信したメッセージをコンテンツ情報取得部1023に入力する。また、通信部103は、コンテンツ操作部1025からのコンテンツ操作要求メッセージの送信が指示されると、サーバ装置30の通信部301に対し、該メッセージを送信する。
表示部104は、ネットワーク制御部1021、機器検索部1022、コンテンツ情報取得部1023及び記録情報生成部1024より入力される各種リスト情報を表示する。ネットワーク情報記憶部105は、ネットワーク制御部1021から入力されるネットワーク情報を記録し、また読み出しが指示されると、記録したネットワーク情報を出力する。
機器情報記憶部106は、機器検索部1022から入力されるネットワーク情報と機器情報を対応付けて記憶し、また、機器情報をキーにして読み出しが指示されると、機器情報とネットワーク情報を対にして出力する。コンテンツ情報記憶部107は、コンテンツ情報取得部1023から入力される機器情報とコンテンツ情報を対応付けて記憶し、また、コンテンツ情報をキーにして読み出しが指示されると、コンテンツ情報と機器情報を対にして出力する。
次に、アクセスポイント20の構成について説明する。アクセスポイント20は、無線通信部201と有線通信部202とから主に構成される。無線通信部201は、通信端末10の通信部103より送信されるプローブ要求を受信し、その応答として、アクセスポイント20が構成する無線ネットワークの識別子などを含むプローブ応答を送信する。また、無線通信部201は、通信端末10の通信部103より送信されたサーバ装置30宛のメッセージを有線通信部202に転送し、有線通信部202より転送された通信端末10宛のメッセージを通信部103に送信する。有線通信部202は、無線通信部201より転送されたサーバ装置30宛のメッセージを通信部301に送信し、また、通信部301より受信した通信端末10宛のメッセージを無線通信部201に転送する。
次に、サーバ装置30の構成について説明する。サーバ装置30は、通信部301と、制御部302と、コンテンツリスト生成部303と、コンテンツ保持部304とから主に構成される。通信部301は、通信端末10の通信部103から受信したコンテンツリスト取得の要求を制御部302に入力するとともに、後述するように制御部302から入力されたコンテンツリストを通信端末10に送信する。
制御部302は、通信部301から入力されたコンテンツリスト取得の要求に基づき、コンテンツリスト生成指令をコンテンツリスト生成部303に入力する。コンテンツリスト生成部303は、制御部302の制御に従い、コンテンツリスト保持部304が記憶しているコンテンツの内容を示すコンテンツリストを生成し、制御部302に入力する。コンテンツリスト保持部304は、多数のコンテンツの内容を記憶している。
図2は、ホームネットワーク9の動作を示すシーケンス図である。以下、図1及び図2に基づき、ホームネットワーク9の動作を説明する。通信端末10の利用者が操作入力部101を操作し、操作入力部101がネットワーク接続指令をネットワーク制御部1021に入力する(S201)。このとき、ネットワーク情報記憶部105には、既に優先的に接続すべきネットワーク情報が記憶されているものとする。
ネットワーク制御部1021は、操作入力部101からのネットワーク接続指令に応じて、ネットワーク情報記憶部105から接続先ネットワークのネットワーク情報を読み出し、通信部103にネットワークへの帰属を指示する。通信部103は、ネットワーク制御部1021からネットワークへの帰属指示を受けると、アクセスポイント20の無線通信部201との間で接続処理を行い、通信リンクを確立する(S202)。そして、通信リンクが確立すると、先に読み出したネットワーク情報を、帰属中のネットワークの情報として、ネットワーク情報記憶部105に記憶させる(S203)。
次に、通信端末10の利用者が操作入力部101を操作し、操作入力部101が機器検索要求指令を機器検索部1022に入力する(S204)。機器検索部1022は、操作入力部101からの機器検索要求指令に応じて機器検索メッセージを生成し、その送信を通信部103に指示する。
通信部103は、機器検索部1022から機器検索メッセージ送信の指示を受けると、機器検索メッセージをマルチキャスト送信する(S205)。このメッセージは、実際にはアクセスポイント20の無線通信部201によって受信されるが、前述の通り、通信端末10とサーバ装置30との間で論理的な通信リンクが確立しているため、機器検索メッセージはサーバ装置30によって受信される。
サーバ装置30は、通信部103からの機器検索メッセージを受信すると、機器検索応答メッセージを生成して送信し、通信端末10の通信部103に受信させる(S206)。通信部103は、サーバ装置30からの機器探索応答メッセージを受信すると、受信した機器探索応答メッセージを機器検索部1022に入力する。機器検索部1022は、機器探索応答メッセージを受けると、機器についてのさらに詳細な情報を取得するため、機器情報取得メッセージを生成し、通信部103に送信を指示する。
通信部103は、機器検索部1022からの機器情報取得メッセージを受けると、受け取った機器情報取得メッセージをサーバ装置30に送信し(S207)、機器情報の送信を要求する。サーバ装置30は、通信部103からの機器情報取得要求を受信すると、自身の機器情報を応答として送信する(S208)。
通信部103は、サーバ装置30から送信された機器情報を受信すると、受信メッセージを機器検索部1022に入力する。機器検索部1022は、通信部103から入力されたメッセージを解釈し、その内容に基づく機器情報を表示部104に入力し、表示させる。同時に、ネットワーク情報記憶部105より帰属中ネットワークのネットワーク情報を読み出し、機器情報と対応させて機器情報記憶部106に入力し、記憶させる(S209)。なお、機器情報記憶部106には複数の機器情報が記憶される。
図3は、機器情報記憶部106に記憶される情報の一例を示す図である。無線ネットワークがIEEE802.11で規定される無線LAN(Local Area Network)である場合、ネットワーク情報として、SSID(Service Set Identifier)を用いるのが好適である。また、機器情報として、機器のネットワークインタフェースに唯一の識別子として割り振られるMAC(Media Access Control)アドレスや、機器ID、機器の種別や、利用者が理解しやすいように設定された機器名称、及び、コンテンツリスト取得要求などの制御要求の送信先URL(Uniform Resource Locator)を含む。機器情報記憶部106は、これらを1組の情報として、複数の機器に関する情報を記憶する。
図2に戻り、次に、通信端末10の利用者が操作入力部101を操作し、操作入力部101が機器選択要求指令をコンテンツ情報取得部1023に入力する(S210)。コンテンツ情報取得部1023は、操作入力部101からの機器選択要求指令に応じて、該当する機器情報を機器情報記憶部106から読み出し、その内容に基づく送信先に対するコンテンツリスト取得要求メッセージを生成し、その送信を通信部103に指示する。通信部103は、コンテンツ情報取得部1023からコンテンツ情報取得要求メッセージ送信の指示を受けると、コンテンツ情報取得要求メッセージをサーバ装置30に送信する(S211)。
サーバ装置30の通信部301は、通信部103からのコンテンツ情報取得要求メッセージを受信すると、受信したコンテンツ情報取得要求メッセージを制御部302に入力する。制御部302は、通信部301からのコンテンツリスト生成指令を受けると、それをコンテンツリスト生成部303に入力する。コンテンツリスト生成部303は、制御部302からのコンテンツリスト生成指令を受けると、コンテンツ保持部304が記憶しているコンテンツの内容を示すコンテンツリストを生成し、制御部302に入力する。制御部302は、コンテンツリスト生成部303から入力されたコンテンツリストに基づくコンテンツ情報取得応答メッセージを生成し、通信部301に入力する。通信部301は、制御部302から入力されたコンテンツ情報取得応答メッセージを送信し、通信端末10の通信部103に受信させる(S212)。
通信部103は、通信部301からのコンテンツ情報取得応答メッセージを受信すると、それをコンテンツ情報取得部1023に入力する。コンテンツ情報取得部1023は、通信部103から入力されたメッセージを解釈し、その内容に基づくコンテンツ情報を表示部104に入力し、表示させる。同時に、先に接続先として読み出した機器情報と、コンテンツ情報を対応させて、コンテンツ情報記憶部107に入力し、記憶させる(S213)。
コンテンツ情報記憶部107には複数のコンテンツ情報が記憶される。図4は、コンテンツ情報記憶部107に記憶される情報の一例を示す図である。図2における機器情報の1つのエントリと対応付けるための機器IDと対応付けて、コンテンツの情報が記憶される。コンテンツの情報としては、コンテンツの実データを取得するためのURLや、コンテンツのタイトル、コンテンツの種別を含む。コンテンツ情報記憶部107は、これらを1組の情報として、複数のコンテンツに関する情報を記憶する。以上のようにして、通信端末10には、ネットワーク識別子と、機器情報と、コンテンツ情報が間接的に対応付けられて記憶される。
以下では、通信端末10において、接続可能な通信機器の選択を迅速かつ容易な操作で行うための動作シーケンスについて説明する。図5は、ホームネットワーク9の動作のうち、特に、記憶された機器情報を元に利用者に対し接続先機器を選択させる動作を示すシーケンス図である。以下、図1及び図5に基づき、これらの動作について説明する。
通信端末10の利用者が操作入力部101を操作し、操作入力部101が記録情報参照指令を記録情報生成部1024に入力する(S501)。記録情報生成部1024は、操作入力部101からの記録情報参照指令に応じて、通信部103にネットワークの検索を要求する(S502)。これにより、通信部103より、プローブ要求が送信され、近隣に配置されているアクセスポイント20や通信機器(図示略)により受信される。
アクセスポイント20は、通信端末10より送信されたプローブ要求を受信すると、プローブ応答を通信端末10に送信する(S503)。このプローブ応答は、通信端末10の通信部103により受信される。通信部103は、プローブ応答を受信すると、ネットワーク識別子を含むネットワーク情報を記録情報生成部1024に入力する。ここでは、図示するアクセスポイント20のネットワーク識別子が、「BBBBB」であるとして説明する。なお、図1では、アクセスポイントを1つしか図示していないが、当然、複数のアクセスポイントが存在する場合もあり得る。その場合、通信部103が受信するプローブ応答の数に応じて、記録情報生成部1024に入力するネットワーク情報は複数になる。
記録情報生成部1024は、通信部103からのネットワーク識別子を含むネットワーク情報を受けると、機器一覧表示のための表示データを生成する。機器一覧表示の態様は様々に考えられるが、ここでは、図6の(b)に示すような表示を行う例について説明する。図6の(b)の例は、機器一覧を表示する際に、接続可能な機器についてのみ表示する例である。
記録情報生成部1024は、機器情報記憶部106から、登録されているネットワーク情報と機器情報を読み出す。前述の通り、機器情報記憶部106に登録される機器情報は複数になり得る。ここでは、図3に示すような5つの機器情報が登録されているものとして説明する。図3に示す通り、「機器1」、「機器2」の名称を持つ機器情報は「AAAAA」のSSIDで表されるネットワークに対応付けられており、「機器3」、「機器4」、「機器5」の名称を持つ機器情報は「BBBBB」のSSIDで表されるネットワークに対応付けられている。
記録情報生成部1024は、機器情報記憶部106から1つずつ機器情報とネットワーク情報の対を読み出す(S504)。続いて、読み出した機器情報に対応付けられているネットワーク識別子(第1のネットワーク識別子)と、先に通信部103より入力されたネットワーク情報に含まれるネットワーク識別子(第2のネットワーク識別子)が一致するかを確認する(S505)。一致する場合は、表示データに機器情報を追加し(S506)、一致しない場合には、表示データには加えない。そして、機器情報記憶部106に、読み出していない機器情報が登録されているかを確認し(S507)、読み出していない機器情報が残っている場合には、再度、機器情報を読み出す処理(S504)に戻り、同様の処理を繰り返す。全ての機器情報についての確認を終えると、記録情報生成部1024は、生成した表示データを表示部104に入力し、通信端末10の利用者に利用可能な機器の一覧を選択可能に表示する(S508)。
このようにして、アクセスポイントへの帰属処理や機器検索処理を行うことなく、利用可能な機器の一覧のみを選択的に表示させることが可能となる。
なお、図5のシーケンスには図示していないが、機器一覧表示後に、図1を用いて説明したように、アクセスポイントへ20の帰属処理及び機器検索処理を行うことで、機器情報記憶部106の情報と表示部104の内容は更新される。なお、ここでは利用可能な機器のみの一覧表示するものとして説明したが、表示の態様は様々に考えられる。以下に例を挙げる。
図6の(a)は、利用可能な機器を上位に表示し、下位に利用不可能ではあるが、記録されている機器情報を表示している。さらに、利用可能な機器と利用不可能な機器とを区別するための表示として、中間に罫線を表示している。図6の(c)は、利用可能な機器の一覧を上位に表示するとともに、その機器を利用するために帰属すべきネットワークの情報を付随的に下位に表示している。こうすることで、機器を利用するために帰属すべきネットワークの情報が、利用者にとって目視できるという効果が得られる。
さらに、ここでは機器情報の一覧を表示する実施例を説明したが、機器情報の代わりに、コンテンツ情報記憶部107に記録されるコンテンツ情報について同様の処理を実施することで、図6の(d)及び(e)の表示も可能である。図6の(e)の表示は、コンテンツの情報として、タイトル及びサムネイルを表示し、そのコンテンツを利用するために帰属すべきネットワークの情報も付随的に表示している。さらに、それらは帰属すべきネットワーク毎にソートされて表示されている。また、その場所において利用不可能なコンテンツについては、グレーアウトするなど表示の態様を変えることによって、利用者にとって、利用可能なコンテンツと利用不可能なコンテンツが一目して判別可能になるという効果が得られる。
また、図1に示すような環境以外に、図7に示すような複数の無線アクセスポイントによって構成される無線エリアの重複する場所に通信端末が位置している場合、一覧表示されているコンテンツ情報を選択する操作によって、帰属無線ネットワークを切り替える動作も可能となる。
図7では、ネットワークA701とネットワークB702の重複するエリアに通信端末10が位置している。通信端末10の表示部104には、ネットワークA701のアクセスポイント20−1に接続されたサーバ装置30−1に格納されたコンテンツである「タイトル1」と「タイトル2」が表示され、また、ネットワークB702のアクセスポイント20−2に接続されたサーバ装置30−2に格納されたコンテンツである「タイトル3」と「タイトル4」が表示されている。コンテンツ「タイトル3」を利用するためには、通信端末10がネットワークB702に帰属している必要があるが、利用者によって「タイトル3」が選択されたときに自動的にネットワークB702への帰属に切り替える処理を行うことで、利用者によるネットワークを切り替える操作を要することなく、コンテンツが利用可能となる。
なお、図6の(b)に示すように、記録された機器情報に基づいて機器一覧の表示を行った場合、実際のネットワークに配置された機器の情報との差異が生じる可能性がある。例えば、図6の(b)においては、「機器3」、「機器4」、「機器5」が記録されている機器情報に基づいて機器一覧表示がなされたとする。そして、機器一覧表示と並行して、機器検索を行った結果、「機器3」及び「機器5」が発見され、「機器4」については応答がなく、発見されなかったとする。この事実に基づき、図6の(b)においては、有効な機器情報と、有効でない可能性のある機器情報を識別可能とするために、「機器4」についてはグレーアウトして表示している(薄いグレーで表示している)。
ここで、発見されなかった「機器4」については、ネットワーク上から該機器が取り除かれたことも考えられるが、据置機器が配置されることが多い家庭内のネットワークにおいては、電源が投入されていないために、機器検索の応答が得られずに、発見されなかったことが大いに考えられる。そこで、機器情報が記憶されているにもかかわらず、その機器情報に対応付けられた無線ネットワークにおいて、該機器が発見されなかった場合においては、ネットワーク経由で、機器の電源投入を指示するパケットを送信することができる。
図8は、機器検索の応答と、記録情報に基づいて電源投入指示パケットを送信する場合の動作を示すシーケンス図である。以下、このような実施例におけるシーケンスを図8に基づき説明する。説明の前提条件として、通信端末10には、図3に示すように「機器1」乃至「機器5」の機器情報が既に記録されているものとし、通信端末10が帰属しているネットワークには、「機器3」、「機器4」、「機器5」が接続されているものとする。ただし、このとき「機器4」については、電源が投入されていない状態(すなわち、OFF状態)であるとする。
まず、通信端末10の利用者によって、機器一覧表示の操作が行われ(S801)、近隣ネットワークの状況に応じた機器の一覧が表示された(S802)とする。この間における動作の詳細については、図5を用いて説明した動作(S501乃至S508)と同様であるため、説明及び図示は省略している。
次に、画面表示が完了すると、通信端末10は、記録された機器情報と、実際の機器の状況との差異を確認するために、改めて機器検索要求メッセージをマルチキャスト送信する(S803)。
次に、機器検索要求を受信した機器3及び機器5によって、通信端末10宛に機器検索応答メッセージが送信される(S804及びS805)。このとき、機器4については電源OFFの状態であるため、機器検索応答は送信されない。
次に、通信端末10において、検索完了待ち時間として規定された一定時間が経過すると、機器4からの応答がないことが判断される(S806)。このとき、通信端末10の表示画面においては、図6の(b)に示すような、応答がない機器をグレーアウトするなど、利用者が識別できるような表示を行うことが望ましい。この事実に基づき、通信端末10は機器4宛に、電源ON制御パケットを送信する(S807)。この電源ON制御パケットは、例えば、Wake on LAN(登録商標)として知られるような仕組みに基づくパケットであり、一般的に、宛先のMACアドレスが既知でなければ、送信することはできない。本発明においては、図3に示すように、機器情報として、MACアドレスを端末内に記憶しているため、利用者が意図することなく、このような電源ON制御パケットの送信が可能となる。
次に、機器4が受信する電源ON制御パケットによって起動すると(S808)、機器4は、自身の存在の通知するための存在通知メッセージをマルチキャスト送信する(S809)。この存在通知メッセージに含まれる情報は、前述の機器検索応答と等価の情報が含まれる。
次に、通信端末10が機器4からの存在通知を受信することによって、機器4が利用可能となったことが判断できるため、この事実に基づき、グレーアウトしていた表示を通常の表示にするように表示画面の更新を行う(S810)ことで、利用者にとって、その時点における利用可能な機器が一目瞭然となり、操作性が向上する。以上のようにすることで、電源の投入されていない機器を自動的に検出し、電源投入の制御を行うことができる、利用者にとって操作性の優れた通信端末を提供することができる。
なお、上記の説明では、電源投入制御パケットを送信するようにしているが、利用者の操作を契機として、パケット送信するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、接続した機器及びコンテンツの情報を自動的に端末内に記録するようにしているが、利用者の意図する情報のみを記録するように、利用者による操作を加えてもよい。
また、無線アクセスポイントによって構成される無線ネットワークを例に挙げて説明したが、無線機器同士で構築する、アドホックネットワークにおいても、同様に実施可能である。
本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。
本発明は、無線を介して通信機器に接続することが可能な機能を持った無線通信装置などに適用することができる。
1、2、3、4、5 機器
9 ホームネットワーク
10 通信端末
20、20−1、20−2 アクセスポイント
30、30−1、30−2 サーバ装置
101 操作入力部
102 制御部
103 通信部
104 表示部
105 ネットワーク情報記憶部
106 機器情報記憶部
107 コンテンツ情報記憶部
201 無線通信部
202 有線通信部
301 通信部
302 制御部
303 コンテンツリスト生成部
304 コンテンツリスト保持部
701 ネットワークA
702 ネットワークB
1021 ネットワーク制御部
1022 機器検索部
1023 コンテンツ情報取得部
1024 記録情報生成部
1025 コンテンツ操作部

Claims (11)

  1. 周囲の無線ネットワークを検索する無線ネットワーク検索手段と、
    前記無線ネットワークに帰属し、機器との通信を行う通信手段と、
    前記通信手段を介して前記機器に関わる機器情報を取得する機器情報取得手段と、
    前記帰属中の無線ネットワークのネットワーク識別子と前記機器情報取得手段によって取得された機器情報とを対応付けて記憶する機器情報記憶手段と、
    前記機器情報記憶手段に記憶された機器情報について該機器情報に対応付けて記憶されている第1のネットワーク識別子と前記無線ネットワーク検索手段から取得された第2のネットワーク識別子又は帰属中ネットワークの識別子である第3のネットワーク識別子とが一致する場合に該機器にアクセス可能であると判断する機器アクセス判断手段と、
    を備える通信端末。
  2. 機器情報のリストを表示する表示手段と、
    前記機器判断手段によってアクセス可能であると判断された機器の機器情報を第1の態様で表示するように制御し、前記機器判断手段によってアクセス可能であると判断されない機器を第2の態様で表示するように制御する表示制御手段と、
    を備える請求項1に記載の通信端末。
  3. 機器情報のリストを表示する表示手段と、
    機器情報を表示する際に、前記機器情報記憶手段によって、該機器情報に対応付けて記憶されているネットワーク識別子を付加情報として表示するように制御する表示制御手段と、
    を備える請求項1に記載の通信端末。
  4. 機器情報のリストを表示する表示手段と、
    表示しようとする各々の機器情報を、前記機器情報記憶手段によって該機器情報に対応付けて記憶されているネットワーク識別子によって分類し、識別可能に表示するように制御する表示制御手段と、
    を備える請求項1に記載の通信端末。
  5. 前記通信手段を介して、機器に格納されたコンテンツに関わるコンテンツ情報を取得するコンテンツ情報取得手段と、
    前記コンテンツ情報取得手段によって取得されたコンテンツ情報と前記機器情報取得手段によって取得された機器情報とを対応付けて記憶するコンテンツ情報記憶手段と、
    前記コンテンツ情報記憶手段に記憶されたコンテンツ情報について、該コンテンツ情報に対応付けて記憶されている機器情報が、前記機器アクセス判断手段によってアクセス可能であると判断された場合に該コンテンツにアクセス可能であると判断するコンテンツ判断手段と、
    を備える請求項1に記載の通信端末。
  6. コンテンツ情報のリストを表示する表示手段と、
    前記コンテンツ判断手段によってアクセス可能であると判断されたコンテンツのコンテンツ情報を第1の態様で表示するように制御し、前記コンテンツ判断手段によってアクセス可能であると判断されない機器を第2の態様で表示するように制御する表示制御手段と、
    を備える請求項5に記載の通信端末。
  7. コンテンツ情報のリストを表示する表示手段と、
    コンテンツ情報を表示する際に、前記コンテンツ情報記憶手段によって、該コンテンツ情報に対応付けて記憶されている機器情報を参照し、前記機器情報記憶手段によって、該機器情報に対応付けて記憶されているネットワーク識別子を、該コンテンツ情報の付加情報として表示するように制御する表示制御手段と、
    を備える請求項5に記載の通信端末。
  8. コンテンツ情報のリストを表示する表示手段と、
    表示しようとする各々のコンテンツ情報を、前記コンテンツ情報記憶手段によって該コンテンツ情報に対応付けて記憶されている機器情報を参照し、前記機器情報記憶手段によって、該機器情報に対応付けて記憶されているネットワーク識別子によって、前記コンテンツ情報を分類し、識別可能に表示するように制御する表示制御手段と、
    を備える請求項5に記載の通信端末。
  9. コンテンツ情報をリストから選択指示する選択手段を備え、前記選択手段によって任意のコンテンツ情報が選択された場合に、該コンテンツ情報に対応付けられた機器情報を前記コンテンツ情報記憶手段から参照し、該機器情報に対応付けられたネットワーク識別子を前記機器情報記憶手段から参照し、該ネットワーク識別子の示す無線ネットワークへ自動的に帰属する請求項6乃至請求項8のいずれかに記載の通信端末。
  10. 前記通信手段を介して機器検索を行う機器検索手段と、
    帰属中のネットワーク識別子に対応付けて前記機器情報記憶手段に記憶された機器情報のうち、前記機器検索手段によって検出されなかった機器情報を参照し、該機器情報の示すアドレスに対して、起動を指示する制御パケットを送信する制御パケット送信手段と、 を備える請求項1に記載の通信端末。
  11. 無線通信機能を有するコンピュータにおける機器接続可否判断方法であって、
    周囲の無線ネットワークを検索する無線ネットワーク検索ステップと、
    前記無線ネットワークに帰属する帰属ステップと、
    無線通信により機器に接続し、前記機器に関わる情報を取得する機器情報取得ステップと、
    前記帰属中の無線ネットワークのネットワーク識別子と前記機器情報取得ステップによって取得した機器情報とを対応付けてメモリ装置に記憶させる機器情報記憶ステップによって機器情報を記憶しておき、機器情報を表示する際には周囲の無線ネットワークを検索する第2の無線ネットワーク検索ステップと、
    前記機器情報記憶ステップにおいて記憶された機器情報について、該機器情報に対応付けて記憶されている第1のネットワーク識別子と前記第2の無線ネットワーク検索ステップにおいて取得された第2のネットワーク識別子又は帰属中ネットワークの識別子である第3のネットワーク識別子が一致するか否かを判断する機器判断ステップと、
    を具備する機器接続可否判断方法。
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