JP5336966B2 - 無線通信システム - Google Patents

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Description

この発明は、ネットワーク識別子を用いた無線通信システムに関するものである。
従来より、この種の無線通信システムでは、システム内に存在する無線ネットワークをネットワーク識別子を用いて特定するようにしている。例えば、無線LANの場合にはネットワーク識別子としてESSIDを用い、ジグビー(Zigbee(登録商標))プロトコルを利用した無線通信システムではPANIDを用い、そのシステム内の無線ネットワークを特定する。
この場合、無線ネットワークを構成する無線通信機器は、自己に設定されているネットワーク識別子(以下、自身のネットワーク識別子とも呼ぶ)と同一のネットワーク識別子で特定される無線ネットワークに接続される。例えば、自身のネットワーク識別子がPANID=100とされていた場合、PANID=100で特定される無線ネットワークに接続される。
このネットワーク識別子は無線通信機器に直接付番され、付番されるネットワーク識別子が機器の設置段階で決まっていない場合には、機器設置後に付番作業が必要となる。通常、このネットワーク識別子の付番作業は、手動で行われている。なお、無線通信機器には、工場出荷段階で、ネットワーク識別子の初期値がPANID=0などとして設定されている。
特開2006−191244号公報
しかしながら、無線通信機器は天井裏に設置されることが多く、この無線通信機器へのネットワーク識別子の付番作業が煩雑であるという問題があった。この問題は、設置後に誤付番を正す場合や再付番する場合も同様にして生じる。
なお、特許文献1には、センサと、センサに接続された無線ノードとを含む端末装置からなる無線センサネットワークにおいて、端末装置が、予め定められた事象を受信した時に予め設定された所定サーバに予め定められた事象の受信を通知し、この通知に応答して所定サーバから通知された遷移すべきネットワーク識別子に遷移することを特徴とする無線センサネットワークが開示されている。この無線センサネットワークでは、無線端末に対して遠隔からネットワーク識別子を通知することが可能である。
しかしながら、この特許文献1に示された構成を適用した場合、各無線通信機器が所定の信号を受信した時に、サーバに通知し、サーバからネットワーク識別子を受信する構成となるが、予めサーバ側に対応関係を記憶させる作業が必要となり、またサーバを通信圏内に設置しなければならない。複数の無線通信機器が存在し、ネットワーク識別子の初期設定から運用後の修正などを効率的に行うためには、本構成では作業効率およびコスト面から不十分である。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、遠隔から無線通信機器に対してネットワーク識別子の設定を直接かつ効率よく行うことが可能な無線通信システムを提供することにある。
このような目的を達成するために本発明は、ネットワーク識別子によって特定される無線ネットワークと、自己に設定されるネットワーク識別子と同一のネットワーク識別子で特定される無線ネットワークに接続される無線通信機器と、固有のネットワーク識別子が設定された機器情報設定端末とを備えた無線通信システムであって、無線通信機器に、自己に設定されるネットワーク識別子を第1のネットワーク識別子とし、機器情報設定端末に設定されている固有のネットワーク識別子と同一のネットワーク識別子を第2のネットワーク識別子とし、この第1のネットワーク識別子および第2のネットワーク識別子を記憶するネットワーク識別子記憶手段と、第1のネットワーク識別子によって特定される無線ネットワークへの接続要求を行い、この第1のネットワーク識別子によって特定される無線ネットワークと接続することができなかった場合、第2のネットワーク識別子によって特定される無線ネットワークへの接続要求を行う無線ネットワーク接続手段と、第2のネットワーク識別子によって特定される無線ネットワークとの接続中、機器情報設定端末から送られてくる当該機器情報設定端末においてユーザが指定した所望のネットワーク識別子を受信し、この受信したネットワーク識別子を自己に設定される新たなネットワーク識別子としてネットワーク識別子記憶手段が記憶している第1のネットワーク識別子を更新するネットワーク識別子更新手段とを設け、機器情報設定端末に、固有のネットワーク識別子を記憶する固有ネットワーク識別子記憶手段と、ユーザが指定する所望のネットワーク識別子の入力部と、この入力部より入力されたネットワーク識別子を無線通信機器へ送信するネットワーク識別子送信手段と、第2のネットワーク識別子により特定される無線ネットワークに接続された無線通信機器の一覧を表示する無線通信機器一覧表示手段と、表示された無線通信機器の一覧から所望の無線通信機器が選択された場合、その無線通信機器に対するネットワーク識別子の入力部を、その無線通信機器に設定されている現在の第1のネットワーク識別子と合わせて表示するネットワーク識別子入力部表示手段とを設けたものである。
この発明において、無線ネットワーク接続手段は、第1のネットワーク識別子によって特定される無線ネットワークへの接続要求を行い、この第1のネットワーク識別子によって特定される無線ネットワークと接続することができなかった場合、第2のネットワーク識別子によって特定される無線ネットワークへの接続要求を行うが、その具体例として、第1のネットワーク識別子によって特定される無線ネットワークへの接続要求および第2のネットワーク識別子によって特定される無線ネットワークへの接続要求をその何れか一方の無線ネットワークと接続されるまで交互に繰り返すようにすることが考えられる。
また、機器情報設定端末に、ユーザ操作により、第2のネットワーク識別子により特定される無線ネットワークの開催および停止を行う無線ネットワーク管理手段を設けるようしてもよい
また、無線通信機器に、第1のネットワーク識別子によって特定される無線ネットワークおよび第2のネットワーク識別子によって特定される無線ネットワークの何れか一方との接続後、その接続された無線ネットワークが存在しているか否かを定周期で確認し、接続された無線ネットワークの存在が確認されなくなった場合、無線ネットワーク接続手段の動作を開始させるネットワーク存在確認手段を設けるようにしてもよい。
また、無線通信機器に、第1のネットワーク識別子により特定される無線ネットワークに接続された状態ではその動作モードを定周期でスリープモードからアクティブモードに移行させる定周期アクティブモード移行手段と、第2のネットワーク識別子により特定される無線ネットワークに接続された状態ではその動作モードをアクティブモードの状態に維持するアクティブモード維持手段とを設けるようにしてもよい。
本発明によれば、無線通信機器に機器情報設定端末に設定されている固有のネットワーク識別子と同一のネットワーク識別子を第2のネットワーク識別子として記憶させ、この第2のネットワーク識別子によって特定される無線ネットワークへの接続要求を行い、この第2のネットワーク識別子によって特定される無線ネットワークとの接続中、機器情報設定端末から送られてくる当該機器情報設定端末においてユーザが指定した所望のネットワーク識別子を受信し、この受信したネットワーク識別子を自己に設定されている新たなネットワーク識別子として第1のネットワーク識別子を更新するようにしたので、機器情報設定端末から無線通信機器に対してネットワーク識別子の設定を直接かつ効率よく行うことが可能となる。
本発明に係る無線通信システムをジグビープロトコルを利用した無線通信システムへ適用した例を示す図である。 この無線通信システムにおける無線通信機器が実行する特有の処理動作を示すフローチャートである。 この無線通信システムにおける無線操作端末が実行する特有の処理動作を示すフローチャートである。 この無線通信システムにおいて無線操作端末から所望のネットワーク識別子を無線通信機器に設定する際の動作を説明するためのシーケンス図である。 この無線通信システムにおいて無線操作端末が開催する無線ネットワークへ無線通信機器が接続された状態を示す図である。 無線操作端末からのユーザが指定する所望のネットワーク識別子により無線通信機器におけるネットワーク識別子(第1のネットワーク識別子)が更新される様子を示す図である。 無線操作端末が開催している無線ネットワークを停止した状態を示す図である。 ネットワーク識別子(第1のネットワーク識別子)が更新された無線通信機器がコーディネータが開催している無線ネットワークへの接続に成功した状態を示す図である。 無線操作端末が表示する無線通信機器の一覧およびユーザからの所望のネットワーク識別子の入力部を示す図である。 無線通信機器の機能ブロック図である。 無線操作端末の機能ブロック図である。 無線通信機器を無線センサとした場合の無線操作端末からネットワーク識別子を設定する際のシーケンス図である。 無線操作端末が開催する無線ネットワークへ無線センサが接続された状態を示す図である。 無線操作端末が表示する無線通信機器の一覧およびユーザからの所望のネットワーク識別子の入力部を示す図である。 無線操作端末からのユーザが指定する所望のネットワーク識別子により無線センサにおけるネットワーク識別子(第1のネットワーク識別子)が更新される様子を示す図である。 無線センサをコーディネータが開催している無線ネットワークの接続可能圏内に設置した状態を示す図である。 ネットワーク識別子(第1のネットワーク識別子)が更新された無線センサがコーディネータが開催している無線ネットワークへの接続に成功した状態を示す図である。 無線センサの機能ブロック図である。
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。図1に本発明に係る無線通信システムをジグビープロトコルを利用した無線通信システムへ適用した例を示す。
この例では、天井裏に、コーディネータ1および4台のルータ2(2−1〜2−4)が設置されている。また、居室内に、携帯型の無線操作端末3を配置している。この無線通信システムでは、ルータ2が本発明でいう無線通信機器に対応し、無線操作端末3が機器情報設定端末に対応する。以下、ルータ2を無線通信機器と呼ぶ。
また、この例において、コーディネータ1にはネットワーク識別子としてPANID=100が設定され、無線操作端末3には固有のネットワーク識別子として固定PANID=9999が設定されている。また、無線通信機器2−1〜2−4には、固有の識別子(物理識別子)と、自身のネットワーク識別子(第1のネットワーク識別子)と、無線操作端末3に設定されている固有のネットワーク識別子と同一のネットワーク識別子(第2のネットワーク識別子)が設定されている。
この例では、無線通信機器2−1に識別子#01とPANID=100(第1のネットワーク識別子)と固定PANID=9999(第2のネットワーク識別子)が設定されている。同様にして、無線通信機器2−2に識別子#02とPANID=100と固定PANID=9999が設定され、無線通信機器2−3に識別子#03とPANID=0と固定PANID=9999が設定され、無線通信機器2−4に識別子#04とPANID=0と固定PANID=9999が設定されている。
また、この例では、コーディネータ1がPANID=100で特定される無線ネットワークを開催し、このコーディネータ1が開催するPANID=100で特定される無線ネットワークに無線通信機器2−1,2−2が接続されているものとする。すなわち、無線通信機器2−1,2−2は、自身のネットワーク識別子としてPANID=100が設定されているため、このPANID=100で特定されるコーディネータ1が開催する無線ネットワークに接続されている。
また、この例において、無線操作端末3は、固定PANID=9999で特定される無線ネットワークを開催するコーディネータとしての機能を有しているが、この状態では固定PANID=9999で特定される無線ネットワークをまだ開催しておらず、無線通信機器2−3,2−4はどの無線ネットワークにも接続されていないものとする。また、無線通信機器2−3,2−4は無線操作端末3の通信可能圏内に位置しているものとする。
以下、このような状態になっていることを前提として、無線通信機器2および無線操作端末3が有する特有の機能について、図2および図3に示すフローチャートおよび図4に示すシーケンス図を参照しながら説明する。
〔無線通信機器からの無線ネットワークへの接続要求〕
無線通信機器2−3,2−4は、自身のネットワーク識別子すなわち第1のネットワーク識別子(PANID=0)で特定される無線ネットワークに対して接続要求を行う(ステップS101(図2)、図4:矢印(1))。この例では、接続要求として、ジグビープロトコルの規約に基づいて、ネットワーク加入プロセスを実行する。しかし、PANIDID=0で特定される無線ネットワークは存在しないため、第1のネットワーク識別子で特定される無線ネットワークへの接続に失敗する(ステップS102のNO)。
そこで、無線通信機器2−3,2−4は、無線操作端末3に設定されている固有のネットワーク識別子と同一のネットワーク識別子すなわち第2のネットワーク識別子(固定PANID=9999)で特定される無線ネットワークに対して接続要求を行う(ステップS103、図4:矢印(2))。この場合、無線操作端末3は、固定PANID=9999で特定される無線ネットワークを開催していないため、第2のネットワーク識別子(固定PANID=9999)で特定される無線ネットワークへの接続にも失敗する(ステップS104のNO)。
無線通信機器2−3,2−4は、第1のネットワーク識別子(PANID=0)で特定される無線ネットワークへの接続も第2のネットワーク識別子(固定PANID=9999)で特定される無線ネットワークへの接続にも失敗するため、ステップS101〜S104の処理動作を繰り返す。すなわち、第1のネットワーク識別子で特定される無線ネットワークへの接続要求および第2のネットワーク識別子で特定される無線ネットワークへの接続要求を交互に繰り返す。
〔無線操作端末からの無線ネットワークの開催〕
ここで、無線操作端末3において、ユーザ操作により、固定PANID=9999で特定される無線ネットワークが開催されたとする(図4:矢印(3))。この場合、無線操作端末3は、ユーザからのネットワーク開催要求を待ち(ステップS201(図3))、ユーザからのネットワーク開催要求があると(ステップS202のYES)、固定PANID=9999で特定される無線ネットワークを開催する(ステップS203)。そして、この開催した固定PANID=9999で特定される無線ネットワークへの参加ノードを待つ(ステップS204)。
〔無線操作端末が開催する無線ネットワークへの無線通信機器の接続〕
無線通信機器2−3,2−4は、第1のネットワーク識別子(PANID=0)で特定される無線ネットワークへの接続要求および第2のネットワーク識別子(固定PANID=9999)で特定される無線ネットワークへの接続要求を交互に繰り返しており、固定PANID=9999で特定される無線ネットワークが開催されると、第2のネットワーク識別子(固定PANID=9999)で特定される無線ネットワークへの接続に成功する(ステップS104のYES、図4:矢印(5−3),(5−4))。
図5に無線操作端末3が開催する固定PANID=9999で特定される無線ネットワークへ無線通信機器2−3,2−4が接続された状態を示す。この例では、無線操作端末3をコーディネータとし、無線操作端末3の子ノードとして無線通信機器2−3,2−4が接続されるため、無線操作端末3は無線通信機器2−3,2−4が接続されたことを認識することができる。
なお、無線ネットワークに参加したことが無線操作端末3で認識できるようになっていない無線通信プロトコル上で本発明を実施する場合には、無線通信機器2−3,2−4から無線ネットワークとの接続時に無線操作端末3に対して自身の接続を通知するパケットを送信するようにし、そのパケットの受信によって無線操作端末3において無線通信機器2−3,2−4の接続を認識するようにしてもよい。
〔無線操作端末が開催する無線ネットワークに接続された無線通信機器の一覧の表示〕
無線操作端末3は、自己が開催する固定PANID=9999で特定される無線ネットワークへの無線通信機器2−3,2−4の接続を確認すると(ステップS205のYES)、この無線通信機器2−3,2−4の識別子#03,#04を自己が開催している無縁ネットワークに接続された無線通信機器の一覧G1(図9(a))中に表示する(ステップS206)。
なお、ステップS206では、無線操作端末3から無線通信機器2−3,2−4に対して固有の識別子を問い合わせるメッセージを送信し(図4:矢印(6−1),(6−2))、この問い合わせに対する無線通信機器2−3,2−4からの応答メッセージを受信し(図4:矢印(7−1),(7−2))、この応答メッセージに含まれる無線通信機器2−3,2−4の識別子#03,#04を無線通信機器の一覧G1中に表示する。
〔無線通信機器からの接続した無線ネットワークが存在しているか否かの定期的な確認〕
無線通信機器2−3,2−4は、無線操作端末3が開催する固定PANID=9999で特定される無線ネットワークへの接続に成功すると、この無線ネットワークが存在するか否かのネットワーク存在確認メッセージを親ノードである無線操作端末3へ送信する(ステップS107、図4:矢印(8−1),(8−2))。
無線操作端末3は、無線通信機器2−3,2−4からのネットワーク存在確認メッセージを受信して(ステップS211のYES)、固定PANID=9999で特定される無線ネットワークが存在することを示す存在メッセージを返送する(ステップS212、図4:矢印(9−1),(9−2))。
無線通信機器2−3,2−4は、無線操作端末3からの存在メッセージを受信して(ステップS108のYES)、無線操作端末3へのネットワーク存在確認メッセージの送信を繰り返す(ステップS107)。
〔無線操作端末からの無線通信機器への所望のネットワーク識別子の設定〕
ここで、ユーザは、無線通信機器2−3および2−4に、所望のネットワーク識別子としてPANID=100を設定したいとする。
この場合、ユーザは、無線操作端末3が表示している無線通信機器の一覧G1(図9(a))中、先ず無線通信機器2−3の識別子#03を選択する。すると、無線操作端末3は、ネットワーク識別子の入力部G2(図9(b))を表示する。この入力部G2より、ユーザは、所望のネットワーク識別子としてPANID=100を入力する。
すると、無線操作端末3は、この入力部G2より入力されたネットワーク識別子をユーザが指定した所望のネットワーク識別子として、無線通信機器2−3へ送信する(ステップS207〜S209、図4:矢印(10))。
無線通信機器2−3は、無線操作端末3から送信されてくるネットワーク識別子を受信し(ステップS105のYES)、この受信したネットワーク識別子を自身の新たなネットワーク識別子として、メモリに記憶されている現在の自身のネットワーク識別子(第1のネットワーク識別子)を更新する(ステップS106)。これにより、メモリに記憶されているPANID=0がPANID=100に書き替えられる(図6参照)。
次に、ユーザは、無線操作端末3が表示している無線通信機器の一覧G1(図9(a))中、無線通信機器2−4の識別子#04を選択する。すると、無線操作端末3は、識別子#03が選択された場合と同様にして、ユーザからの所望のネットワーク識別子の入力部G2(図9(b))を表示する。そして、ユーザは、この入力部G2より、所望のネットワーク識別子としてPANID=100を入力する。
すると、無線操作端末3は、この入力部G2より入力されたネットワーク識別子をユーザが指定した所望のネットワーク識別子として無線通信機器2−4へ送信する(ステップS207〜S209、図4:矢印(11))。
無線通信機器2−4は、無線操作端末3から送信されてくるネットワーク識別子を受信し(ステップS105のYES)、この受信したネットワーク識別子を自身の新たなネットワーク識別子として、メモリに記憶されている現在の自身のネットワーク識別子(第1のネットワーク識別子)を更新する(ステップS106)。これにより、メモリに記憶されているPANID=0がPANID=100に書き替えられる(図6参照)。
〔更新された自身のネットワーク識別子で特定される無線ネットワークへの加入リトライ〕
ユーザは、このようにして無線通信機器2−3,2−4に所望のネットワーク識別子を設定した後、無線操作端末3が開催している固定PANID=9999で特定される無線ネットワークの動作を停止させる(図4:矢印(12))。
ユーザからの無線ネットワークの停止要求を受けると(ステップS214のYES)、無線操作端末3は、ユーザからの無線ネットワークの開催要求待ち状態に戻る(ステップS201、図7参照)。
無線操作端末3が開催している固定PANID=9999で特定される無線ネットワークの動作が停止されると、無線通信機器2−3,2−4から送信されるネットワーク存在確認メッセージに対し(図4:矢印(13−1),(13−2))、無線操作端末3からの存在メッセージの応答がなくなる(図4:矢印(14−1),(14−2))。
これにより、無線通信機器2−3,2−4は、ステップS108のNOに応じて、ステップS101へ戻り、自身のネットワーク識別子すなわち更新された第1のネットワーク識別子(PANID=100)で特定される無線ネットワークに対して接続要求を行う。
この場合、コーディネータ1によってPANID=100によって特定される無線ネットワークが開催されており、無線通信機器2−3,2−4はこのコーディネータ1が開催しているPANID=100によって特定される無線ネットワークへの接続に成功する(ステップS102のYES、図4:矢印(15−1),(15−2)、図8参照)。
このPANID=100によって特定される無線ネットワークへの接続後、無線通信機器2−3,2−4は、この無線ネットワークが存在するか否かのネットワーク存在確認メッセージを親ノードであるコーディネータ1へ送信する(ステップS107,S108、図4:矢印(16−1),(16−2))。このコーディネータ1へのネットワーク存在確認メッセージの送信は定期的に行われる。
なお、この例では、無線通信機器2−3,2−4からのPANID=100(第1のネットワーク識別子)で特定される無線ネットワークへの接続に成功するものとしたが(ステップS102のYES)、この無線ネットワークとの接続が失敗した場合には(ステップS102のNO)、固定PANID=9999(第2のネットワーク識別子)で特定される無線ネットワークへの接続要求が行われる(ステップS103)。
この場合、固定PANID=9999(第2のネットワーク識別子)で特定される無線ネットワークとの接続にも失敗するため、無線通信機器2−3,2−4は、第1のネットワーク識別子で特定される無線ネットワークへの接続要求および第2のネットワーク識別子で特定される無線ネットワークへの接続要求を、何れか一方の無線ネットワークと接続されるまで交互に繰り返すものとなる。
〔機能ブロック図〕
この無線通信ネットワークにおいて、無線通信機器2および無線操作端末3は、プロセッサや記憶装置からなるハードウェアと、これらのハードウェアと協働して各種機能を実現させるプログラムとによって実現される。図10に無線通信機器2の機能ブロック図を示し、図11に無線操作端末3の機能ブロック図を示す。
無線通信機器2は、自身のネットワーク識別子(第1のネットワーク識別子(PANID=0))および無線操作端末3に設定されている固有のネットワーク識別子と同一のネットワーク識別子(第2のネットワーク識別子(固定PANID=9999))を記憶するネットワーク識別子記憶部2Aと、第1のネットワーク識別子によって特定される無線ネットワークへの接続要求および第2のネットワーク識別子によって特定される無線ネットワークへの接続要求をその何れか一方の無線ネットワークと接続されるまで交互に繰り返す無線ネットワーク接続部2Bとを備えている。
また、無線通信機器2は、無線ネットワーク接続部2Bによる第1のネットワーク識別子によって特定される無線ネットワークおよび第2の第1のネットワーク識別子によって特定される無線ネットワークの何れか一方との接続後、その接続された無線ネットワークの親ノードに対してその無線ネットワークが存在するか否かのネットワーク存在確認メッセージを送り、接続された無線ネットワークの親ノードからその無線ネットワークが存在する旨の応答が返送されてこなかった場合、無線ネットワーク接続部2Bの動作を開始させるネットワーク存在確認部2Cと、第2のネットワーク識別子によって特定される無線ネットワークとの接続中、無線操作端末3から送られてくる当該無線操作端末3においてユーザが指定した所望のネットワーク識別子を受信し、この受信したネットワーク識別子を自身の新たなネットワーク識別子としてネットワーク識別子記憶部2Aが記憶している第1のネットワーク識別子を更新するネットワーク識別子更新部2Dとを備えている。
この無線通信機器2の構成において、無線ネットワーク接続部2Bは、ネットワーク識別子記憶部2Aに記憶されている第1のネットワーク識別子によって特定される無線ネットワークへの接続要求を行う第1の無線ネットワーク接続部2B1と、ネットワーク識別子記憶部2Aに記憶されている第2のネットワーク識別子によって特定される無線ネットワークへの接続要求を行う第2の無線ネットワーク接続部2B2とから構成され、第1の無線ネットワーク接続部2B1は、第1のネットワーク識別子によって特定される無線ネットワークと接続することができなかった場合に第2の無線ネットワーク接続部2B2へ実行要求を送り、第2の無線ネットワーク接続部2B2は、第2のネットワーク識別子によって特定される無線ネットワークと接続することができなかった場合に第1の無線ネットワーク接続部2B1へ実行要求を送る。また、第1の無線ネットワーク接続部2B1は、第1のネットワーク識別子によって特定される無線ネットワークと接続することができた場合、その無線ネットワークの親ノードに対するネットワーク存在確認メッセージの定期的な送信をネットワーク存在確認部2Cへ指示し、第2の無線ネットワーク接続部2B2は、第2のネットワーク識別子によって特定される無線ネットワークと接続することができた場合、その無線ネットワークの親ノードに対するネットワーク存在確認メッセージの定期的な送信をネットワーク存在確認部2Cへ指示する。
なお、無線ネットワーク接続部2Bでの第1の無線ネットワーク接続部2B1および第2の無線ネットワーク接続部2B2の実行順序は、第1の無線ネットワーク接続部2B1,第2の無線ネットワーク接続部2B2の順とされている。すなわち、ネットワーク存在確認部2Cから無線ネットワーク接続部2Bへの動作を開始させる実行要求が送られてきた場合、最初に第1の無線ネットワーク接続部2B1による第1のネットワーク識別子によって特定される無線ネットワークへの接続要求が行われ、第1のネットワーク識別子によって特定される無線ネットワークへの接続ができなかった場合、第2の無線ネットワーク接続部2B2による第2のネットワーク識別子によって特定される無線ネットワークへの接続要求が行われる。
この無線通信機器2の機能ブロック図において、ネットワーク識別子記憶部2Aが本発明でいうネットワーク識別子記憶手段に相当し、無線ネットワーク接続部2Bが無線ネットワーク接続手段に相当し、ネットワーク存在確認部2Cがネットワーク存在確認手段に相当し、ネットワーク識別子更新部2Dがネットワーク識別子更新手段に相当する。
無線操作端末3は、固有のネットワーク識別子(PANID=9999)を記憶する固有ネットワーク識別子記憶部3Aと、固有ネットワーク識別子記憶部3Aに記憶されている固有のネットワーク識別子すなわち第2のネットワーク識別子によって特定される無線ネットワークの開催および停止を行う無線ネットワーク管理部3Bと、無線ネットワーク管理部3Bによって開催された第2のネットワーク識別子により特定される無線ネットワークに接続された無線通信機器2に対して固有の識別子問い合わせるメッセージを送信し、この問い合わせに対する無線通信機器2からの応答メッセージを受信するノード情報取得部3Cとを備えている。
また、無線操作端末3は、ノード情報取得部3Cが受信した応答メッセージに含まれる固有の識別子を無線通信機器の一覧G1中に表示するノード情報表示部3Dと、このノード情報表示部3Dが表示する無線通信機器の一覧G1から所望の無線通信機器が選択された場合その無線通信機器に対するネットワーク識別子の入力部G2を表示するネットワーク識別子入力部表示部3Eと、このネットワーク識別子入力部表示部3Eが表示するネットワーク識別子の入力部G2より入力されたネットワーク識別子を無線通信機器2へ送信するネットワーク識別子送信部3Fとを備えている。
この無線操作端末3の機能ブロック図において、固有ネットワーク識別子記憶部3Aが本発明でいう固有ネットワーク識別子記憶手段に相当し、無線ネットワーク管理部3Bが無線ネットワーク管理手段に相当し、ノード情報取得部3Cおよびノード情報表示部3Bが無線通信機器一覧表示手段に相当し、ネットワーク識別子入力部表示部3Eがネットワーク識別子入力部表示手段に相当し、ネットワーク識別子送信部3Fがネットワーク識別子送信手段に相当する。
なお、上述した実施の形態では、無線通信機器2にネットワーク存在確認部2Cを設け、接続に成功した無線ネットワークの親ノードに対してネットワーク存在確認メッセージを定期的に送信し、このネットワーク存在確認メッセージに対する応答を受信しなくなったことによって、その無線ネットワークが存在しなくなったことを確認するようにしたが、接続に成功した無線ネットワークの親ノードから自己が開催している無線ネットワークを停止する旨の通知を送るようにし、この通知を受信することによって無線通信機器2において、その無線ネットワークが存在しなくなったことを確認するようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、無線操作端末3において、自己が開催する固定PANID=9999で特定される無線ネットワークに接続された無線通信機器の一覧G1を表示するようにし、この無線通信機器の一覧G1から選択された無線通信機器に対するネットワーク識別子の入力部G2を表示するようにし、さらに、このネットワーク識別子の入力部G2にその無線通信機器に設定されている現在の自身のネットワーク識別子(第1のネットワーク識別子)を表示するようにしている。すなわち、無線通信機器の一覧G1から所望の無線通信機器が選択された場合、その無線通信機器に対して設定されている現在の自身のネットワーク識別子を問い合わせ、この問い合わせに応じて返送されてくるネットワーク識別子を新たなネットワーク識別子を入力する際の参考として、ネットワーク識別子の入力部G2に表示するようにしている
〔無線センサへのネットワーク識別子の設定〕
上述した実施の形態では、無線通信機器2をルータとした場合について説明したが、無線通信機器2を無線センサとした場合も同様にして、無線操作端末3からネットワーク識別子の設定を行うことができる。
無線センサは、電池交換コストと手間を省くため、電池交換周期として数年程度の周期が要求される。そのため、無線センサは、消費電流を抑えるため、一般的にはCPUや通信回路は常時スリープモードとなっており、計測および送信を行うときだけアクティブモードになって送信を行う。すなわち、無線センサは、スリープモードとアクティブモードとを備え、その動作モードを定周期でスリープモードからアクティブモードへ切り替える機能を有している。
図12に無線通信機器2を無線センサとした場合の無線操作端末3からネットワーク識別子を設定する際のシーケンス図を示す。この例において、無線通信機器2−5は、無線センサ(エンドデバイス)であるとする。また、この無線センサ2−5は、図8に示したPANID=100で特定される無線ネットワークの接続可能圏外に位置しているものとする。
無線センサ2−5には、無線通信機器2−1〜2−4と同様にして、識別子#05とPANID=0(第1のネットワーク識別子)と固定PANID=9999(第2のネットワーク識別子)が設定されている。
無線センサ2−5は、自身のネットワーク識別子すなわち第1のネットワーク識別子(PANID=0)で特定される無線ネットワークに対して接続要求を行う(図12:矢印(1))。この場合、PANIDID=0で特定される無線ネットワークは存在しないため、第1のネットワーク識別子で特定される無線ネットワークへの接続に失敗する。
そこで、無線センサ2−5は、無線操作端末3に設定されている固有のネットワーク識別子と同一のネットワーク識別子すなわち第2のネットワーク識別子(固定PANID=9999)で特定される無線ネットワークに対して接続要求を行う(図12:矢印(2))。この場合、無線操作端末3は、固定PANID=9999で特定される無線ネットワークをまだ開催していないため、第2のネットワーク識別子(固定PANID=9999)で特定される無線ネットワークへの接続にも失敗する。
無線センサ2−5は、第1のネットワーク識別子(PANID=0)で特定される無線ネットワークへの接続も第2のネットワーク識別子(固定PANID=9999)で特定される無線ネットワークへの接続にも失敗するため、第1のネットワーク識別子で特定される無線ネットワークへの接続要求および第2のネットワーク識別子で特定される無線ネットワークへの接続要求を繰り返す。
ここで、無線操作端末3において、ユーザ操作により、固定PANID=9999で特定される無線ネットワークが開催されたとする(図12:矢印(3))。無線センサ2−5は、固定PANID=9999で特定される無線ネットワークが開催されると、この固定PANID=9999で特定される無線ネットワークへの接続に成功する(図12:矢印(5))。
図13に無線操作端末3が開催する固定PANID=9999で特定される無線ネットワークへ無線センサ2−5が接続された状態を示す。この例では、無線操作端末3をコーディネータとし、この無線操作端末3の子ノードとして無線センサ2−5が接続されるため、無線操作端末3は無線センサ2−5が接続されたことを認識することができる。この固定PANID=9999で特定される無線ネットワークへ接続された状態において、無線センサ2−5は、アクティブモードの状態を維持し、常時受信可能な状態となる。
無線操作端末3は、自己が開催する固定PANID=9999で特定される無線ネットワークへの無線センサ2−5の接続を確認すると、この無線センサ2−5の識別子#05を自己が開催している無縁ネットワークに接続された無線通信機器の一覧G1(図14(a)参照)中に表示する(図12:矢印(6),(7))。
無線センサ2−5は、無線操作端末3が開催する固定PANID=9999で特定される無線ネットワークへの接続に成功すると、この無線ネットワークが存在するか否かのネットワーク存在確認メッセージを親ノードである無線操作端末3へ送信する(図12:矢印(8))。
無線操作端末3は、無線センサ2−5からのネットワーク存在確認メッセージを受信して、固定PANID=9999で特定される無線ネットワークが存在することを示す応答メッセージを返送する(図12:矢印(9))。
無線センサ2−5は、無線操作端末3からの固定PANID=9999で特定される無線ネットワークが存在することを示す応答メッセージを受信して、無線操作端末3へのネットワーク存在確認メッセージの送信を繰り返す。
ここで、ユーザは、無線センサ2−5に、所望のネットワーク識別子としてPANID=100を設定したいとする。この場合、ユーザは、無線操作端末3が表示している無線通信機器の一覧G1中、無線センサ2−5の識別子#05を選択する。すると、無線操作端末3は、ネットワーク識別子の入力部G2(図14(b))を表示する。この入力部G2より、ユーザは、所望のネットワーク識別子としてPANID=100を入力する。
すると、無線操作端末3は、この入力部G2より入力されたネットワーク識別子をユーザが指定した所望のネットワーク識別子として、無線センサ2−5へ送信する(図12:矢印(10))。
無線センサ2−5は、無線操作端末3から送信されてくるネットワーク識別子を受信し、この受信したネットワーク識別子を自身の新たなネットワーク識別子として、メモリに記憶されている現在の自身のネットワーク識別子(第1のネットワーク識別子)を更新する。これにより、メモリに記憶されているPANID=0がPANID=100に書き替えられる(図15参照)。
ユーザは、このようにして無線センサ2−5に所望のネットワーク識別子を設定した後、無線操作端末3が開催している固定PANID=9999で特定される無線ネットワークの動作を停止させる(図12:矢印(11))。
無線操作端末3が開催している固定PANID=9999で特定される無線ネットワークの動作が停止すると、無線センサ2−5から送信されるネットワーク存在確認メッセージに対し(図12:矢印(12))、無線操作端末3からの応答がなくなる(図12:矢印(13))。
これにより、無線センサ2−5は、固定PANID=9999で特定される無線ネットワークが存在しなくなったことを知る。これにより、無線センサ2−5は、再び、第1のネットワーク識別子(PANID=100)で特定される無線ネットワークへの接続要求および第2のネットワーク識別子(固定PANID=9999)で特定される無線ネットワークへの接続要求を繰り返す状態となる(図12:矢印(14),(15))。
ユーザは、この無線センサ2−5をコーディネータ1が開催しているPANID=100で特定される無線ネットワークの接続可能圏内に設置する(図16参照)。すると、無線センサ2−5は、第1のネットワーク識別子(PANID=100)で特定される無線ネットワークへの接続要求を行った時点で、コーディネータ2−1が開催しているPANID=100で特定される無線ネットワークへの接続に成功する(図14:矢印(16))。この例では、無線通信機器(ルータ)2−4の子デバイスとして無線ネットワークに加入したものとする(図17参照)。
無線センサ2−5は、自身のネットワーク識別子(PANID=100)で特定される無線ネットワークに接続したため、以降は、その動作モードを定周期でスリープモードからアクティブモードに移行させる定周期アクティブモード(通常のモード)に移行する。
この例では、無線操作端末3から無線センサ2−5へネットワーク識別子を設定する場合を例にとって説明したが、同様にして通信アドレスや送信周期などの機器情報を設定することも可能である。この場合、無線センサ2−5は、無線操作端末3が開催する無線ネットワークに接続されると、常時受信可能な状態となるので、無線センサ2に機器情報を設定するためのディップスイッチ等の物理的設定手段を設けたり、強制的にアクティブモードとなるようなスイッチ等の切替手段を設けたりする必要がなく、コストダウンが図られる。
図18に無線センサ2−5の機能ブロック図を示す。無線センサ2−5は、図10に示した無線通信機器2の構成に加えて、無線センサ2−5の動作モードを定周期でスリープモードからアクティブモードに移行させる定周期アクティブモード移行部2Eと、無線センサ2−5の動作モードをアクティブモードの状態に維持するアクティブモード維持部2Fとを備えている。
この無線センサ2−5において、第1の無線ネットワーク接続部2B1は、第1のネットワーク識別子で特定される無線ネットワークとの接続に成功した場合、定周期アクティブモード移行部2Eへ指令を送り、無線センサ2−5の動作モードを定周期アクティブモード(通常のモード)とする。また、第2の無線ネットワーク接続部2B2は、第2のネットワーク識別子で特定される無線ネットワークとの接続に成功した場合、アクティブモード維持部2Fへ指令を送り、無線センサ2−5の動作モードをアクティブモードの状態に維持する。
本発明の無線通信システムは、通信幹線を無線化したメッシュ構造の中規模、大規模の監視制御システムなど様々な分野で利用することが可能である。具体的には、VAV(可変風量調節)による居室内空調システムへの適用などが考えられる。
1…コーディネータ、2(2−1〜2−5)…無線通信機器(ルータ、無線センサ)、3…無線操作端末、G1…無線通信機器の一覧、G2…ネットワーク識別子の入力部、2A…ネットワーク識別子記憶部、2B…無線ネットワーク接続部、2B1…第1の無線ネットワーク接続部、2B2…第2の無線ネットワーク接続部、2C…ネットワーク存在確認部、2D…ネットワーク識別子更新部、2E…定周期アクティブモード移行部、2F…アクティブモード維持部、3A…固有のネットワーク識別子記憶部、3B…無線ネットワーク管理部、3C…ノード情報取得部、3D…ノード情報表示部、3E…ネットワーク識別子入力部表示部、3F…ネットワーク識別子送信部。

Claims (5)

  1. ネットワーク識別子によって特定される無線ネットワークと、自己に設定されるネットワーク識別子と同一のネットワーク識別子で特定される前記無線ネットワークに接続される無線通信機器と、固有のネットワーク識別子が設定された機器情報設定端末とを備えた無線通信システムであって、
    前記無線通信機器は、
    前記自己に設定されるネットワーク識別子を第1のネットワーク識別子とし、前記機器情報設定端末に設定されている固有のネットワーク識別子と同一のネットワーク識別子を第2のネットワーク識別子とし、この第1のネットワーク識別子および第2のネットワーク識別子を記憶するネットワーク識別子記憶手段と、
    前記第1のネットワーク識別子によって特定される無線ネットワークへの接続要求を行い、この第1のネットワーク識別子によって特定される無線ネットワークと接続することができなかった場合、前記第2のネットワーク識別子によって特定される無線ネットワークへの接続要求を行う無線ネットワーク接続手段と、
    前記第2のネットワーク識別子によって特定される無線ネットワークとの接続中、前記機器情報設定端末から送られてくる当該機器情報設定端末においてユーザが指定した所望のネットワーク識別子を受信し、この受信したネットワーク識別子を自己に設定される新たなネットワーク識別子として前記ネットワーク識別子記憶手段が記憶している第1のネットワーク識別子を更新するネットワーク識別子更新手段とを備え、
    前記機器情報設定端末は、
    前記固有のネットワーク識別子を記憶する固有ネットワーク識別子記憶手段と、
    ユーザが指定する所望のネットワーク識別子の入力部と、
    この入力部より入力されたネットワーク識別子を前記無線通信機器へ送信するネットワーク識別子送信手段と
    前記第2のネットワーク識別子により特定される無線ネットワークに接続された前記無線通信機器の一覧を表示する無線通信機器一覧表示手段と、
    前記表示された無線通信機器の一覧から所望の無線通信機器が選択された場合、その無線通信機器に対する前記ネットワーク識別子の入力部を、その無線通信機器に設定されている現在の前記第1のネットワーク識別子と合わせて表示するネットワーク識別子入力部表示手段と
    を備えることを特徴とする無線通信システム。
  2. 請求項1に記載された無線通信システムにおいて、
    前記無線ネットワーク接続手段は、
    前記第1のネットワーク識別子によって特定される無線ネットワークへの接続要求および前記第2のネットワーク識別子によって特定される無線ネットワークへの接続要求をその何れか一方の無線ネットワークと接続されるまで交互に繰り返す
    ことを特徴とする無線通信システム。
  3. 請求項1又は2に記載された無線通信システムにおいて、
    前記機器情報設定端末は、
    ユーザ操作により、前記第2のネットワーク識別子により特定される無線ネットワークの開催および停止を行う無線ネットワーク管理手段
    を備えることを特徴とする無線通信システム。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載された無線通信システムにおいて、
    前記無線通信機器は、
    前記第1のネットワーク識別子によって特定される無線ネットワークおよび前記第2のネットワーク識別子によって特定される無線ネットワークの何れか一方との接続後、その接続された無線ネットワークが存在しているか否かを定周期で確認し、接続された無線ネットワークの存在が確認されなくなった場合、前記無線ネットワーク接続手段の動作を開始させるネットワーク存在確認手段
    を備えることを特徴とする無線通信システム。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載された無線通信システムにおいて、
    前記無線通信機器は、
    前記第1のネットワーク識別子により特定される無線ネットワークに接続された状態ではその動作モードを定周期でスリープモードからアクティブモードに移行させる定周期アクティブモード移行手段と、
    前記第2のネットワーク識別子により特定される無線ネットワークに接続された状態ではその動作モードをアクティブモードの状態に維持するアクティブモード維持手段と
    を備えることを特徴とする無線通信システム。
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