JPS645632Y2 - - Google Patents

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JPS645632Y2
JPS645632Y2 JP10203482U JP10203482U JPS645632Y2 JP S645632 Y2 JPS645632 Y2 JP S645632Y2 JP 10203482 U JP10203482 U JP 10203482U JP 10203482 U JP10203482 U JP 10203482U JP S645632 Y2 JPS645632 Y2 JP S645632Y2
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JP
Japan
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roof
panel
groove
sub
roof panel
Prior art date
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Expired
Application number
JP10203482U
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English (en)
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JPS595445U (ja
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はルーフキヤリアを強固に取り付け得
る上に、車室内への水漏れを防止し得るようにし
た自動車のルーフキヤリア取付構造に関する。
従来、自動車のルーフキヤリア取付構造として
は、ルーフの溝部にルーフキヤリアの脚部を嵌め
込み、その脚部の下部をねじで横方向に押し拡げ
て、上記脚部を溝部に圧接して固定するようにし
たものが提案されている(実開昭55−34922号)。
しかしながら、上記自動車のルーフキヤリア取
付構造では、ルーフキヤリアの脚部を拡張させ
て、それをルーフの溝部に取付けているため、ど
うしても自動車のルーフキヤリアの取付強度が弱
いという問題がある。
そこで、ルーフキヤリアの取付強度を十分なも
のとするために、ルーフの溝部裏側にナツトを溶
着して、ルーフキヤリアの脚部をねじでナツトに
締着することも考えられるが、このようにする
と、ねじの締結部から雨水が車室内に漏れるとい
う問題がある。
この考案は、上記問題を解消すべくなしたもの
で、副ルーフパネルとルーフレールパネルの各々
の両端に形成した接合フランジ部を互いに接合し
て閉断面形状で車体前後方向に延びるルーフレー
ルを構成し、上記副ルーフパネルとルーフレール
パネルの車室内側接合フランジ部上に、主ルーフ
パネルの端部に形成した接合フランジを接合し
て、その接合フランジ上に溝部を形成し、上記溝
部のルーフキヤリア脚部取付位置に対応するルー
フレールパネルの接合フランジ部の部分を車室内
側に膨出させて、その膨出部で囲まれた副ルーフ
パネルの接合フランジ部裏面に上記ルーフキヤリ
ア脚部のねじ止め用ナツトを溶着することによ
り、ルーフキヤリアを強固に取り付け得る上に、
車室内への水漏れを防止し得る自動車のルーフキ
ヤリア取付構造を提供することを目的としてい
る。
以下、この考案を図示の実施例により詳細に説
明する。
第1図において、1は主ルーフパネル、2は上
記主ルーフパネル1の両側に配置される副ルーフ
パネル(片側のみを示す。)、3,4は主ルーフパ
ネル1と副ルーフパネル2との接合部上の溝部5
に配設された前、後のルーフキヤリア脚部、6は
前、後のルーフキヤリア脚部3,4を連結する連
結バー、7は前方の一対のルーフキヤリア脚部
3,3(片側のみを示す。)を連結する着脱自在
なサポートバー、8は後方の一対のルーフキヤリ
ア脚部4,4(片側のみを示す。)を連結する着
脱自在なサポートバー、9はフロントガラスであ
る。
上記副ルーフレールパネル2は、第2,3図に
示すように、屈曲しており、両端に接合フランジ
部11,12を形成している。上記接合フランジ
部11,12に、ルーフレールパネル13の両端
に形成した接合フランジ部14,15を夫々重ね
合せてスポツト溶接して、閉断面形状で車体の前
後方向に延びるルーフレールパネル17を構成し
ている。
上記副ルーフパネル2の接合フランジ部11
は、それらに連らなる副ルーフパネル2の中央側
よりも一段低くなるように屈曲させて、片溝状に
形成している。上記副ルーフレールパネル2の接
合フランジ部11上には、主ルーフパネル1の端
部を下方に屈曲させ、さらに水平に屈曲させて中
央側よりも一段低く形成した接合フランジ部21
を重ね合せて、スポツト溶接で接合している。こ
のように、副ルーフパネル2の一段低くなつてい
る接合フランジ11上に主ルーフパネル1の一段
低くなつている接合フランジ部21を重ね合わせ
て接合しているため、上記接合フランジ部21上
に溝部5が形成される。
一方、上記溝部5のルーフキヤリア脚部3の取
付位置に対応するルーフレールパネル13の接合
フランジ部14の部分を、第3,4図に示すよう
に、車室内側へ膨出させて、膨出部22を形成し
ている。上記膨出部22に囲まれた副ルーフパネ
ル2の接合フランジ部11の裏面に上記ルーフキ
ヤリア脚部3に対応するようにねじ止め用ナツト
23を溶接し、このナツト23のねじ孔24に対
応する接合フランジ部11,21に貫通孔25を
開設している。
上記溝部5にルーフキヤリア脚部3を嵌合し、
そのルーフキヤリア脚部3を挿通するねじ部材2
6をナツト23に螺合して、ルーフキヤリア脚部
3を溝部5に締め付けて固定している。
また、後方のルーフキヤリア脚部4も、前方の
ルーフキヤリア脚部3と同様に、図示しないが膨
出部に囲まれたナツトにねじ部材を螺合して、溝
部5に固定している。
なお、第2,3図において、28は上記溝部5
内に配設され、主ルーフパネル1の接合フランジ
部21と副ルーフパネル2の接合フランジ部11
との間をシールするルーフモール、29は主ルー
フパネル1の接合フランジ部21の屈曲部31と
ルーフレールパネル13の先端の屈曲部32との
間をシールするマスチツクシーラ、33は内部に
心金34を備えて、副ルーフレールパネル2の接
合フランジ部12とルーフレールパネル13の接
合フランジ部15を挾み込んでシールするシーミ
ングウエルトである。
上記構成の自動車のルーフキヤリア取付構造
は、溝部5のルーフキヤリア取付位置に対応する
副ルーフパネル2の接合フランジ部11の裏面に
ナツト23を溶接しているので、このナツト23
に、溝部5に嵌合したルーフキヤリア脚部3に挿
通したねじ部材26を螺合して、ルーフキヤリア
脚部3を溝部5に確実に締め付けることができ
る。
また、上記ナツト23のねじ孔24から漏れる
水は、上記ナツト23が、ルーフレールパネル1
3の車室内側へ膨出した膨出部22で覆われてい
るため、ルーフレールパネル13内側の車室内へ
漏洩することはない。
以上の説明で明らかなように、この考案の自動
車のルーフキヤリア取付構造は、副ルーフパネル
と接合フランジ部と主ルーフパネルの接合フラン
ジ部とを接合して形成した溝部内のルーフキヤリ
ア脚部取付位置に対応する副ルーフパネルの接合
フランジ部にナツトを溶着し、このナツトを、ル
ーフレールパネルの接合フランジ部の部分を車室
内側へ膨出させて形成した膨出部で囲むようにし
ているので、上記ナツトを利用して、ルーフキヤ
リア脚部を溝部に強固に取り付けることが可能な
上に、上記膨出部によつて、ナツトのねじ孔から
漏洩した水が車室内へ浸入するのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の1実施例の斜視図、第2図
は第1図の−線断面図、第3図は第1図の
−線断面図、第4図は第3図の−線断面図
である。 1……主ルーフパネル、2……副ルーフパネ
ル、3,4……ルーフキヤリア脚部、5……溝
部、11,12,14,15,21……接合フラ
ンジ部、22……膨出部、23……ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 副ルーフパネルとルーフレールパネルの各々の
    両端に形成された接合フランジ部が互いに接合さ
    れて閉断面形状で車体前後方向に延びるルーフレ
    ールが構成されており、上記副ルーフパネルとル
    ーフレールパネルの車室内側接合フランジ部上に
    主ルーフパネル端部に形成された接合フランジ部
    が接合され、これらパネルの接合部分に上記主ル
    ーフパネルと副ルーフパネルとで溝部が形成され
    ていて、上記ルーフレールパネルの車室内側接合
    フランジ部は上記溝部のルーフキヤリア脚部取付
    位置に対応する部分が車室内側に膨出しており、
    その膨出部で囲まれる副ルーフパネルの接合フラ
    ンジ部裏面に上記ルーフキヤリア脚部のねじ止め
    用ナツトが溶着されていることを特徴とする自動
    車のルーフキヤリア取付構造。
JP10203482U 1982-07-05 1982-07-05 自動車のル−フキヤリア取付構造 Granted JPS595445U (ja)

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JP10203482U JPS595445U (ja) 1982-07-05 1982-07-05 自動車のル−フキヤリア取付構造

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Publication Number Publication Date
JPS595445U JPS595445U (ja) 1984-01-13
JPS645632Y2 true JPS645632Y2 (ja) 1989-02-13

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ID=30240690

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JP10203482U Granted JPS595445U (ja) 1982-07-05 1982-07-05 自動車のル−フキヤリア取付構造

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JPS595445U (ja) 1984-01-13

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