JPS6371332A - 積層体の製造方法 - Google Patents

積層体の製造方法

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JPS6371332A
JPS6371332A JP21413686A JP21413686A JPS6371332A JP S6371332 A JPS6371332 A JP S6371332A JP 21413686 A JP21413686 A JP 21413686A JP 21413686 A JP21413686 A JP 21413686A JP S6371332 A JPS6371332 A JP S6371332A
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JP
Japan
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plastic film
plate
laminated
lamination
vacuum
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Application number
JP21413686A
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English (en)
Inventor
Kenichi Ishikawa
健一 石川
Koji Kurita
栗田 康二
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6371332A publication Critical patent/JPS6371332A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C51/00Shaping by thermoforming, i.e. shaping sheets or sheet like preforms after heating, e.g. shaping sheets in matched moulds or by deep-drawing; Apparatus therefor
    • B29C51/16Lining or labelling

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は積層体の製造方法に関するものである。
[従来の技術] 従来2枚のガラス板を合せ中間膜により合せ加工した合
せガラスの製造方法としては、予備圧着ゴム袋による方
法がある。これは2枚のガラス板の間に合せ中間膜を挟
んだ積層体を予備圧着ゴム袋の中へ入れ、真空排気し袋
全体を加熱し、ガラス板と合せ中間膜とを熱圧着する方
法である。しかしながら、例えば、ガラス板にプラスチ
ックフィルムを貼り合せたパイレイヤータイプの安全ガ
ラスを製造する場合に上記した予備圧着ゴム袋法を利用
すると、予備圧着ゴム袋の内側の凹凸や、しわなどがプ
ラスチックフィルムへ転写し、安全ガラスとしての重大
な欠点となるという問題が見い出された。又、北記した
安全ガラスの改良された製造方法として、製造される安
全ガラスと同形状のカバーガラス板をガラス板と積層用
プラスチックフィルムとの積層体の積層用プラスチック
フィルムヒに重ね、予備圧着ゴム袋法等を利用して、ガ
ラス板と積層用プラスチックフィルムとを熱圧着し、カ
バーガラス板をはがすことで上記したタイプの安全ガラ
スを得る方法が特開昭58−194533号公報や特開
昭58−194534号公報で提案されている。この方
法によれば、熱可塑性の積層用プラスチックフィルムの
熱圧着は可能であるが、熱硬化性の積層用プラスチック
フィルムについては、界面に存在するほこりの影響を受
けて、離型表面に凹みができるという欠点があり、高度
の無塵室が必要であった。また、離型する場合の離型力
不足による歩留まりの低下もあった。
また、本出願人は特願昭59−255037号において
、真空袋と真空包装機を用いて従来の合せガラスで前述
したパイレイヤータイプの安全カラスを製造する方法を
提案している。この方法はヒートシールできる真空袋の
中に、積層体を入れ、真空室内を真空排気し、真空袋の
開口部についてヒートシールを行ない、真空袋全体を所
定の温度に加熱することで、熱圧着するものである。こ
の方法によれば、表面にガラス板または、硬質の積層用
プラスチックフィルムが配置された場合には、良好品を
作ることができるが、軟質の傷みやすい積層用プラスチ
ックフィルムが表面に配置された場合には、積層用プラ
スチックフィルムが変形し、透視歪が生じることがあっ
た。
更に、この種の積層体の製造方法として特公昭58−1
2140号が知られている。この方法によれば、板状体
の平滑面にプラスチックフィルムを積層するに当り、真
空室内に周縁を固着した膨らむことができる膜上に前記
プラスチックフィルムを設置し、このプラスチックフィ
ルムを積層する板状体の表面を、このプラスチックフィ
ルムに向けて板状体を水平に配置し、次いでこの膜の両
側の圧力を制御して膜を膨らませて前記プラスチックフ
ィルムを板状体の表面に抑圧して、プラスチックフィル
ムを板状体に圧着する方法が提案されている。
しかしながら、この方法では積層するプラスチックフィ
ルムを予め板状体の形に合せて切断して使用するので、
この切断されたプラスチックフィルムを板状体に対して
正確に位置決めし良好に貼付することは極めて困難であ
る。特に彎曲した板状体の面に正確に圧着することは難
しい。
更に、プラスチックフィルムの加圧のために膨縮性の例
えばシリコンゴムフィルムを使用スるため、このフィル
ムの表面性状あるいはその表面に付着するほこりなどに
より、プラスチックフィルムの表面に欠点を生ずること
がある。
[発明の解決しようとする問題点] 本発明は、板状体の少なくとも片方に積層用プラスチッ
クフィルムを積層した積層体の製造において、特にガラ
ス板の少なくとも片方に積層用プラスチックフィルムを
積層した安全ガラス積層体の製造において、積層相プラ
スチ−2クフイルムに凹凸、しわ、きす、変形、透視歪
などの各種欠点が発生されず、良好な品質の積層体を得
る製造方法を提供することを目的とするものである。
[発明の構成] 本発明は上記した目的に基づいて研究の結果発明された
ものであり、その要旨は、板状体の少なくとも片方に、
プラスチックフィルムを積層した積層体を製造するに当
り、積層されるべき2枚の積層用プラスチックフィルム
又は積層されるべき1枚の積層用プラスチックフィルム
と裏打ち用プラスチックフィルムとの間に板状体を配置
し、これら両フィルムの周囲を真空室内において脱気し
た状態で密封することにより板状体をこれらフィルムで
包装して板状体と積層用プラスチックフィルムとを密着
させ、板状体と積層用プラスチックフィルムとを圧着さ
せ後、板状体に積層された積層用プラスチックフィルム
の周辺を板状体の輪郭に合せて切断することを特徴とす
る積層体の製造方法に関するものである。
以下、本発明を更に詳細に説明する。
第1〜5図は、本発明により製造された積層体1の構成
のいくつかを模式的に示したものであり、第1図は板状
体2の一面に積層用プラスチックフィルム3を合せて加
工した積層体の横断面図、第2図は板状体2の一面に接
着層4を介して積層用プラスチックフィルム3を合せ加
工した積層体の横断面図、第3図は板状体2の一面に接
着性中間層5を介して積層用プラスチックフィルム3を
合せ加工した積層体lの横断面図、第4図は積層タイプ
の板状体2の一面に積層用プラスチックフィルム3を合
せ加工した積層体の横断面図、第5図は板状体2の両面
に積層用プラスチックフィルム3を接着層4を介して合
せ加工した積層体lの横断面図を示す。
本発明における板状体2は、積層用プラスチックフィル
ムを積層させる基体であり、無機ガラス板、あるいはポ
リカーボネート、アクリル樹脂、その他品種プラスチッ
クからなるプラスチック板などが代表的な例として挙げ
られるが勿論これらに限定されるものではない、かかる
板状体2の形状も特に限定されるものではない、又、板
状体に積層させる積層用プラスチックフィルム3として
は、目的に応じ熱可塑性プラスチックフィルム、熱硬化
性プラスチックフィルム、あるいは熱可塑性プラスチッ
クフィルムと熱硬化性プラスチックフィルムとを複数層
に重ねた積層用プラスチックフィルム、板状体2の面側
に接着剤層4を形成した積層用プラスチックフィルム、
各種加工を施した積層用プラスチックフィルムなど各種
の積層用プラスチックフィルムが使用されうる。この場
合、積層用プラスチックフィルムの厚みは特に限定され
ないが、通常は0.3〜2.5mmである。
本発明の積層体の代表的な例は、板状体が透明ガラス板
であって、かかるガラス板の破損時の安全性を高めるた
めに積層用プラスチックフィルムをガラス板に積層した
自動車、鉄道、船舶、航空機その他界種交通車輌用、あ
るいは!!築用、あるいは各種装置用の安全ガラスであ
る。かかる安全ガラスの場合には、衝突時のガラス板の
破損による皮膚損傷の軽減などの機能を持ち、更に耐貫
通性、耐擦傷性などの機能を持った透明性粒層用プラス
チックフィルム、例えばポリエチレンテレフタレートフ
ィルム、ナイロンフィルム、自己修復性熱硬化性ポリウ
レタンフィルムなどとポリビニールブチラール、エチレ
ン−酢ビ共重合体などの接着性中間膜とのラミネートプ
ラスチックフィルム、あるいはガラス板との積層面側に
接着剤層を有するポリエチレンテレフタレートフィルム
、ナイロンフィルム、自己修復性熱硬化性ウレタンなど
の積層用プラスチックフィルム、あるいはポリウレタン
の弔層又は複層のフィルム、例えばガラス板との面側に
熱可塑性ウレタン層、外側に自己修復性熱硬化性ウレタ
ン層を有する積層用プラスチックフィルム、あるいは表
面が改質された熱可塑性ウレタンからなるプラスチック
フィルムなどがガラス板に積層するプラスチックフィル
ムの代表的な例として挙げられる。
かかる積層用プラスチ−、クフイルムの板状体への積層
面側は、十分に排気され、予備圧着ないし圧着されるよ
うにその面全体に渡すエンポス加工を施しておくのが最
適である。かかるエンボスの深さは0.1〜5μm、更
に好ましくは1.0〜2.5μmの範囲である。又、積
層用プラスチックフィルムは、あるいは積層用プラスチ
ックフィルムを構成する各フィルムは接着性向丘のため
コロナ放電処理等の各種処理を施すこともできる。
上記した安全ガラスのガラス板は曲げ加工や強化加工を
施してもよいし、あるいは導電性コート、熱線反射コー
ト、着色コート、/\−ドコート等の透明性表面コート
、半透明性コート、あるいは不透明性表面コートを部分
的、あるいは全体に施してもよい、ガラス板の板厚とし
ては、1.0〜20mm、特に自動車用としては2.0
0〜[i、Omm程度が適当である。
本発明により積層体を製造するに当っては、板状体を真
空室内において包被するための囲繞部材が用意される。
この囲繞部材は板状体に積層されるべき2枚の積層用プ
ラスチックフィルム又は積層されるべき1枚の積層用プ
ラスチックフィルムと裏打ち用プラスチックフィルムと
から構成される。
即ち、この囲繞部材のそれぞれは少なくとも板状体に積
層用プラスチックフィルムを積層しようとする側は体を
構成する積層用プラスチックフィルムにより構成される
ものである。具体的には、最終的に形成される袋の全体
を体を構成する積層用プラスチックフィルムにより作ら
れる様にしてもよいし、袋の一側を板状体にさせるべき
積層用プラスチックフィルムにより作り、他側をその他
の材質の積層用プラスチックフィルムからなるフィルム
あるいは可撓性シート(以下これを裏打ち用プラスチッ
クフィルムとする)により作られる様にしてもよいし、
又、袋の板状体へ積層される部分を積層体を構成する積
層用プラスチックフィルムにより作り、その他の部分を
裏打ち用プラスチックフィルムにより作られる様にして
もよい、かかる裏打ち用プラスチックフィルムは少なく
とも板状体の片面を包被する。最終的にできあがる袋の
、積層体を構成するプラスチックフィルムにより作られ
ていない部分、例えば上記した裏打ち用プラスチックフ
ィルムの部分はプラスチックフィルムの一層ないし複数
層からなるフィルム状のもの、あるいは可撓性のプラス
チックシートなどが使用される。かかる材質としては、
板状体とは非接着性であって、真空室内に板状体が入っ
た袋を形成して予備圧着した後、板状体を真空袋から取
り出さずにそのまま加熱室内、あるいはオートクレーブ
内で加熱あるいは加熱加圧して本圧着する場合には、上
記加熱の温度、例えば50〜150℃の温度においても
溶融したり、軟化したりしないように、その加熱に応じ
た#熱性を有するものが好ましい。
特に、かかる裏打ち用プラスチックフィルムの材質は積
層体を構成する積層用プラスチックフィルムと熱融着、
接着等により気密性の良い真空袋が作成されるものが好
ましい0例えば、熱融着によりシールを行い、真空袋の
作成を行なう場合は、ポリエチレン、ポリプロピレン、
塩化ビニール樹脂、エチレン−酢ビ共重合体、ポリウレ
タン、無延伸ナイロン等からなる熱可塑性の一層の積層
用プラスチックフィルム、あるいは、これら積層用プラ
スチックフィルムをヒートシールする内側とし、これに
外面側としてナイロンフィルム、ポリエステルフィルム
を貼り合わせた二層タイプのものなどが代表的なものと
して挙げられるが、勿論これらに限定されるものではな
い、熱融着によりシールを行なう場合には、真空袋を構
成する全体、あるいは構成される真空袋の少なくとも開
口部の封止部をヒートシール性、あるいはホットメルト
性を有するものが適当である。
第6図〜第8図は本発明の実施例を示す、本発明におい
ては、真空室内において、′A#した囲繞部材の間に板
状体を配置した状態で囲繞部材の周辺を密封することに
より、板状体を囲繞部材で脱気した状IEに包被し、v
L層されるべき積層用プラスチックフィルムを板状体に
密着させる。
これら図は、積層用プラスチックフィルム22と裏打ち
用プラスチックフィルム23からなる囲繞部材を用いて
ガラス板12に積層用プラスチックフィルム22を積層
する場合の一例である。
積層用プラスチックフィルム22とガラス板12は下部
真空室25の支持台27のヒに置かれ、裏打ち用プラス
チックフィルム23は−E部真空室24と下部真空室2
5を分ける隔壁として設置される。
ここで、上部真空室24と下部真空室25ともに真空排
気するとともに、少なくとも裏打ち用プラスチックフィ
ルム23を加熱板26で加熱する。真空度および裏打ち
用プラスチックフィルム23の加熱が十分になり柔軟に
なったところで、支持台27を上昇させ、積層用プラス
チックフィルム22が加熱された裏打ち用プラスチック
フィルム23に押しつけることで、これら両フィルムの
周辺をシールし、真空を解除することで、ガラス板12
を積層用プラスチックフィルム22と裏打ち用プラスチ
ックフィルム23とにより脱気した状態に包被できる。
また、積層用プラスチックフィルム22と裏打ち用プラ
スチックフィルム23をシールするときには、上部真空
室24の真空を先に解除することで、裏打ち用プラスチ
ックフィルム23を積層用プラスチックフィルム22ヘ
シールしてもよいし、これを支持台27の上昇と併用し
てもよい、また、裏打ち用プラスチックフィルム23が
柔軟であり、かつ常温でシールできる場合は必ずしも加
熱は必要でない。
真空袋内を真空引きし予備圧着する丁程の温度は、40
℃以下が好ましく、更には20℃以Fが好ましい。
なお、真空袋内の真空脱気処理だけで板状体と積層用プ
ラスチックフィルムとが充分に圧着される場合には、真
空袋の開口部のシールは必ずしも要しない、あるいは又
、真空袋内の真空排気を続けながら真空袋を加熱するこ
とにより、板状体と積層用プラスチックフィルムとが充
分に圧着される場合も同様に真空袋の開口部のシールは
必ずしも要しない。
このように、脱気された板状体入り真空袋は真空袋内に
入れたままでそのまま加熱室内に入れて、あるいは加熱
ゾーンを通過させながら加熱してありいは真空室内で加
熱して、板状体と真空袋の積層体の積層用プラスチック
フィルムとを圧着する。なお、場合によってはE記した
ような加熱処理後更にオートクレーブ内に入れて加熱加
圧するが、あるいはヒ記したような加熱処理を行なわず
にオートクレーブ内に入れて加熱加圧して、板状体と真
空袋の積層体の積層用プラスチックフィルムとなる側の
積層用プラスチックフィルムとを圧着してもよい。
北記した加熱室での常圧下顎熱処理の温度条件は、使用
する積層用プラスチックフィルムあるいは接着性中間膜
あるいは接着剤の種類にょり異なり、その種類に応じて
適宜の条件が選択されるが一般的には60℃〜180℃
である0例えば積層用プラスチックフィルムが接着剤層
付熱硬化性ポリウレタンの場合には上記した加熱処理温
度は80℃〜150℃であり、積層面側が熱可塑性ポリ
ウレタン、外側が熱硬化性ウレタンの積層用プラスチッ
クフィルムの場合には、上記した加熱処理温度は80℃
〜150℃であり、又接着性中間膜材ポリエチレンテレ
フタレートからなる端層用プラスチックフィルムの場合
には上記した加熱処理温度は80℃〜150℃である。
加熱室内での加熱処理時間としては3〜60分程度が適
当である0例えば、かかる加熱処理後必要に応じて行な
われるオートクレーブ内での加熱圧着処理を行なっても
よい。この場合には、通常オートクレーブ内で80〜1
80℃、2〜lokglc−2程度の加熱加圧下で15
分〜2時間保持する。
なお、板状体に貼り付けられる真空袋の積層用プラスチ
−2クフイルムの貼付は面倒の全体にエンボス加にが施
されていると、真空排気が容易となるので、オートクレ
ーブ内での加熱加圧処理なしに加熱室内での加熱処理に
よって圧着が可能となり、製造コストを低減することが
できる。なお、加熱室あるいはオートクレーブ内での加
熱処理なしに真空袋内での真空排気処理のみにより板状
体と積層用プラスチックフィルムとの接着が充分な場合
には上記した加熱処理は不要である。
加熱室での加熱処理後、あるいはオートクレーブ内での
加熱加圧後、加熱室、又はオートクレーブから取り出し
、必要に応じて室温まで冷却する0次いで、真空袋の板
状体に貼り付けられた積層用プラスチックフィルムを板
状体の輪郭に応じて切り、板状体と積層用プラスチック
フィルムの貼り合された積層体を得る。かかる積層用プ
ラスチックフィルムを切る際、板状体の輪郭と一致して
切ってもよいし、板状体の周囲に所定巾をもって、ある
いは必要箇所に積層用プラスチックフィルムのトリミン
グが形成されるように切ってもよいし、あるいは板状体
の周辺あるいは必要箇所に積層用プラスチックフィルム
の余白部が形成されるように切ってもよい。
[実施例] 以下本発明の実施例について説明する。
実施例1 積層用プラスチックフィルムとして横700mm。
縦500mm 、厚さ0.8Hの自己修復性の熱硬化性
ウレタンと、厚さ0.03mmの接着層からなるフィル
ムを用い、裏打ち用プラスチックフィルムとして厚さ0
.05mmのロール状の無延伸ナイロンフィルムを用い
、これらを十分除塵しておく。
また、ガラスは縦441am、横337層腸、曲げ深さ
28■、厚さ3.01の形状のガラスを用意し、十分洗
浄および除塵しておく。
この積層用プラスチックフィルムとガラスを下部真空室
の中に設置された支持台のうえに置く、一方裏打ち用プ
ラスチックフィルムは上部真空室と下部真空室の隔壁と
して設置し、下部真空室とE部具空室とも真空に排気し
、2mmHgとすると、同時に上部真空室に設置されて
いる、予め 180℃に加熱されている加熱板により、
裏打ち用プラスチックフィルムを加熱する。
真空に排気後、加熱板を上げ、同時に下部真空室の支持
台をヒ昇させることで、積層用プラスチックフィルムの
周辺を、加熱された裏打ち用プラスチックフィルムとシ
ールし、上部真空室と下部真空室の真空を解除すること
で、袋内にガラスが入った真空袋を作ることができる。
以Hの操作はクラス1000の洗浄度の雰囲気の中で行
なった。
この真空袋を 100°Cの雰囲気の加熱室に入れ、ガ
ラス板の温度が97℃を越えてから10分保持し、加熱
室から取り出し冷却した。冷却後、真空袋のガラス板の
ない部分および裏打ち用プラスチックフィルムを取り除
き、良好な透視性をもつ体を得ることができた。
比較例1 厚さ2mmの表面が平滑なシリコンゴムシートでできた
真空袋内に、実施例1で述べた積層用プラスチックフィ
ルムとガラス板(寸法、それぞれ300 mmX300
mm )とを重ね合せた積層組立体を挿入した。このと
きも実施例1と同様、フィルムとガラスは十分洗浄除塵
を行なった。
また、真空袋についても除塵を行なった。
真空袋内を真空排気し、袋全体を加熱し、100℃とし
、10分保持した。これを冷却し、袋内の体を取り出し
たところ、シリコンゴムシートとガラス板に貼り付けら
れた積層用プラスチックフィルムの間にほこりがあり、
表面が凹凸となってしまった。
比較例2 実施例1と同様のa履用プラスチックフィルムの熱硬化
性ポリウレタン側にはポリメチルシロキサンの330℃
焼付処理による離型処理ガラスを、低熱可塑性ポリウレ
タン側には洗浄したガラス板をクラス1000の無塵室
内でした。かかる積層用プラスチックフィルムとガラス
板の大きさは、それぞれ200mmX 200mmであ
る。
これを真空ゴム袋に入れ、真空脱気後、オートクレーブ
に入れ、130℃、LOkg/ca2の雰囲気で、20
分保持し、冷却、減圧した。
圧着された体の離型処理がガラスを剥離させたところ、
一部に離型処理ガラスとフィルム界面に混入したほこり
により凹みが生じた。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば板状体と積層用プラスチ
ックフィルムが貼り合された積層体を製造する際、圧着
のために使用する真空袋の一部又は全部を上記積層体の
v1居用プラプラスチックフィルムるフィルムにより構
成し、真空袋内に板状体を入れて真空排気し、板状体と
積層用プラスチックフィルムとを圧着し、その後積層用
プラスチックフィルムの板状体周辺を切るだけで積層体
を製造することができ、又、真空袋の少なくとも一部が
板状体に貼り付ける積層用プラスチックフィルムを兼ね
ているので。
材料費も削減できる。しかも、従来の予備圧着ゴム袋に
比べ本発明に用いる真空袋はその作成も板状体に貼り付
けるI積層用プラスチックフィルムを用いて、あるいは
かかる積層用プラスチックフィルムと裏打ち用プラスチ
ックフィルムを用いて簡単にヒートシール等の手段によ
り簡単にできるもので、製造コストを低減することがで
きる。
又、本発明においては、板状体を真空袋内に入れて該真
空袋内を真空にし、その後真空袋の開口部を封止すると
いうだけで、特別な加熱を行なうことなく簡単に短時間
で予備圧着することができ、更にこの予備圧着された積
層体を常圧下の加熱室で加熱することだけで、あるいは
オートクレーブ内で加熱加圧することで本圧着を行なう
ことができるものであり、本圧着の製造工程を簡略化で
き、更に製造時間を短縮化できるという利点が発揮され
る。又、真空袋は薄く、軽いため、熱に対し省エネ効果
がある。更に、従来の予備圧着ゴム袋を使う予備圧着法
やニッパ−ロールを用いる予備圧着法では、予備圧着装
やニッパ−ロールの構造上表面に積層用プラスチックフ
ィルムを有する積層体の予備圧着時、圧着袋のシワや、
凹凸やきすが積層用プラスチックフィルムに転写され、
表面欠点の多い体となってしまうが、本発明では熱圧着
中に板状体の積層用プラスチックフィルム面側の上面に
と記した様な欠点を転写するものが存在しないため表面
品質の良い積層用プラスチックフィルムを得ることがで
きる。特に本発明は、−上記したように積層用プラスチ
ックフィルム表面にシワや凹凸のきすや光学歪を従来法
に比し大幅に低減することができるので、自動車、その
他品種交通車輛、航空機等の窓用の単板ガラス板、ある
いは合せガラス板の室内側にガラス板の破壊時の搭乗者
の皮膚損傷を防ぐために、抗裂傷性、耐擦傷性を持ち、
更に場合によっては#貫通性を有する積層用プラスチッ
クフィルムを貼り付けた高品位の表面性状が要求される
安全ガラスを製造するのに最適である。
本発明によれば、種々の形状、構成に適用しうる真空袋
を用いるので、複雑な曲面形状の積層体の製造に対して
も従来のゴム圧着装に比べ適用が可能となるという利点
も発揮されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図は本発明により製造される種々のタイプの積
層体の横断面図を示したものであり、:tS6〜8図は
本発明を実施するのに使用される積層装置を示す説明図
である。 1:積層体、     2,12:板状体、3.22+
積層用プラスチックフィルム、4:接着層、  5:接
着性中間膜、 17:吸排気パイプ。 23:裏打ち用プラスチックフィルム、24ニ−E部真
空室、  25;下部真空室、26:加熱板、    
27:支持台 211す 2G 矛31フ フ!rr) 矛CO 矛′7() 牙?Q

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)板状体の少なくとも片方にプラスチックフィルム
    を積層した積層体を製造するに当 り、板状体に積層されるべき2枚の積層用プラスチック
    フィルムの間、又は積層されるべき1枚の積層用プラス
    チックフィルムと板状体の片面を包被する板状体と非接
    着性の裏打ち用プラスチックフィルムとの間に板状体を
    配置し、これら両フィルムの周囲を真空室内において脱
    気した状態で密封することにより板状体をこれらフィル
    ムで包被して板状体と積層用プラスチックフィルムとを
    密着させ、板状体と積層用プラスチックフィルムとを圧
    着した後、板状体に積層された積層用プラスチックフィ
    ルムの周辺を板状体の輪郭に合せて切断することを特徴
    とする積層体の製造 方法。
  2. (2)上記裏打ち用プラスチックフィルムで2分された
    真空室の一方の真空室内に、板状体を該裏打ち用プラス
    チックフィルムと積層されるべき積層用プラスチックフ
    ィルムとの間に配置し、真空室全体を真空にし、次いで
    板状体と積層用プラスチックフィルムとがある真空室の
    真空を保ちながらこれら両フィルムを接近させてその周
    囲を密封することを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の積層体の製造方法。
  3. (3)積層用プラスチックフィルムと裏打ち用プラスチ
    ックフィルムの周囲を密封する際、板状体と積層用プラ
    スチックフィルムとがない真空室の真空を解除すること
    を特徴とする 特許請求の範囲第2項記載の積層体の製造 方法。
  4. (4)裏打ち用プラスチックフィルムを加熱することに
    より積層用プラスチックフィルムに シールすることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載
    の積層体の製造方法。
  5. (5)真空室内に設けた支持台上に積層用プラスチック
    フィルム及び板状体をこの順序で載置し、この支持台を
    裏打ち用プラスチックフィルムに向かって動かすことに
    より、積層用プラスチックフィルムを裏打ち用プラスチ
    ックフィルムに接近せしめ、これらフィルムの周辺を封
    密することを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の積
    層体の製造方法。
  6. (6)積層されるべき積層用プラスチックフィルムがポ
    リウレタンからなる特許請求の範囲第1項記載の積層体
    の製造方法。
  7. (7)板状体に積層させる積層用プラスチックフィルム
    の板状体面側に0.1〜5μmの深さを持つエンボスが
    付けられていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の積層体の製造方法。
  8. (8)板状体がガラス板であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の積層体の製造 方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5188692A (en) * 1990-11-05 1993-02-23 Horvath Steven J Method for applying anti-lacerative film to glass
US5250146A (en) * 1990-11-05 1993-10-05 Horvath Steven J Apparatus for applying anti-lacerative film to glass
JP2014200943A (ja) * 2013-04-02 2014-10-27 株式会社ニコン・エシロール 機能性膜を備えた光学素子の製造方法
CN111904813A (zh) * 2020-07-30 2020-11-10 上海交通大学医学院附属第九人民医院 一种负压抑疤贴片及包含其的负压抑疤组件

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