JPS6358023A - 加熱調理器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は加熱調理器具に関し、さらに詳細にいえば、
温度センサによって調１！［！鋼の温度を検出づるとと
もに、電磁弁等のガス開閉手段によってガスの供給を停
止することのできる加熱調理器具に関する。

〈従来の技術〉 上記の加熱調理器具は、鍋底に当接して温度を検出する
サーミスタ、バイメタル等からなる温度センサを備えて
いる。そして、調理内容に合せて最適な調理温度を設定
し、該調理温度を基準にして火力の調節を行なっている
。また、火災予防のため、例えば油の発火湿度を基準に
して、この発火温度よりも安全度等を考慮して所定温度
低い自動消火温度を設け、温度センサの検出温度がこの
自動消火温度に達すると、電磁弁を駆動してバーナーへ
のガス供給を停止し、自動的に消火するようにしている
（特公昭６０−４７３４号公報参照）。

〈発明が解決しようとする問題点〉 上記の加熱調理器具は、調ｌ！Ｉ！温度に基づいて火力
調節を行なうものであるため、火力調節の制御をマイク
ロコンピュータで行なうようにしているのが通常である
。さらに、検出温度が自初消火温度に達したことの判別
や、自動消火温度に達した場合に、バーナーへのガス供
給を停止するための電磁弁駆動信号の送出の制御も、マ
イクロコンピュータで行なっている。

しかし、上記の加熱調理器具では、強火で加熱中にマイ
クロコンピュータが故障するという巽常事態が生じると
、火力調節を行なうことができなくなるので、引続き強
火での加熱が行なわれることとなる。したがって、すみ
やかに自動消火温度に達してしまい、火災のおそれが生
ずるので、直ちにガスを止める必要がある。ところが、
マイクロコンピュータが故障しているため、ガス開閉手
段を駆動することもできなくなっているので、ガスを自
助的に止めることができないという問題があった。

〈発明の目的〉 この発明は、上記の問題点に鑑みてなされたちのであり
、調理温度が上昇して自動消火温度に達した場合でも、
確実に自動消火ができる加熱調理器具を提供することを
目的と１６゜ 〈問題点を解決Ｊるための手段〉 上記の目的を達成するだめの、このサテ明の加熱調理器
具は、ガス開閉手段の駆動を制御する電気的手段を少な
くとも２つ有していることを特徴とするものである。

上記電気的手段の１つがマイクロコンピュータであり、
他の１つがマイクロコンピュータと独立して動作υる比
較回路であってもよい。

く作用〉 上記の構成の加熱調理器具であれば、自動消火温度に達
した場合に、それぞれの電気的手段がガス開閉手段の駆
動を制御し、自動消火を行なうことができる。また、１
つの電気的手段が故障したときに、自動消火温度に達し
た場合でも、他の電気的手段が作動して、ガス開閉手段
を駆動して、自動消火することができる。

上記電気的手段の１つがマイクロコンピュータによって
行なわれている場合、マイクロコンピュータが故障すれ
ば、火力調節機能が停止し、引続き加熱が行なわれるの
で、すみやかに自動消火温度に達する。その場合でも、
比較回路が温度センサの出力を自動消火温度に相当する
基準値と比較し、自動消火温度に達したことを検知する
ので、自動消火することができる。

〈実施例〉 以下、実施例を示す添付図面によって詳１１に説明する
。

第１図は、この弁明の加熱調理器具を承り斜視図である
。加熱調理器具（１）は、左コンロ（２）、右コンｏ（
７２）Ｊｊよびグリル（１１）を猫えている。左コンロ
（２）はバーナー（４）、鋼を置く五徳（７）、五徳（
７）の下に敷いた汁受け（６）等からなり、バーナー（
４）の中央部に保底の温度を検出する温度センサとして
のサーミスタ（３）が、五ａ　［７）の上面から若干突
出するように設けられている。バーナー（４）の周囲に
は、煮こぼれカバーリング（５）をはめ込み、こぼれた
汁がＩｎ熱調理器具（１）内部に入らないようにしであ
る。

上記左コンロ（２）側の前面には、コンロの点火、消火
、火力調節を行なう器具栓つまみ（１０）が設けられて
いる。また、同じく前面には、調理内容に応じて最適調
理温度を指示するモード切替つまみ（８）と、消火まで
の時間を設定するタイマーつまみ（９１とが取り付けら
れている。

尚、右コンロ（１２）側の前面には、右コンロ（１２）
およびグリル（１１）の点火、消火、火力調節を行なう
器具栓つまみ（１３）、（１４）が取り付けられている
。

第２図は、この発明の加熱調理器具における自動消火シ
ステムのブロック図である。

ガス樽入口（２３）からガスを導くガス導入路（２６）
は、セーフティバルブ（２１）を介してバーナー（１）
に通じている。

セーフティバルブ（２１）は、コイル（２７）によって
開閉される。コイル（２７）は、リレースイッチ（３１
）を介して熱雷対（３０）に接続されている。バーナー
（４）の炎で熱せられた熱雷対（３０）の起電力によっ
て、コイル（２７）は、セーフティバルブ（２１）を開
状態に保持する。

リレースイッチ（３１）は、リレーコイル（３２）、（
３３）によって駆動される。リレーコイル（３２）が通
電するとリレースイッチ（３１）は開き、リレーコイル
（３３）が通電するとリレースイッチ（３１）は閉じる
。

−Ｆ記号−ミスタ（３）の一端には、スイッチ（４０）
を介して電池（３９）から一定のバイアス電圧が与えら
れている。サーミスタ（３）は検出温度に応じた電圧降
下を示すので、勺−ミスタ（３）の他端には、電圧降下
に応じた電圧が現われる。この電圧は、比較器（３７）
に入力される。一方、Ｄ／Ａコンバータ（３８）には、
マイクロコンピュータ（３６）から複数の掃引ディジタ
ル信号が入力されている。そして、Ｄ／Ａコンバータ（
３８）からは、該掃引ディジタル信号に応じて、所定周
期、所定振幅範囲にわたって変化するアナログ信号が出
力され、比較回路（３７）の比較端子に、参照電圧とし
て入力される。

したがって、比較回路（３７）出力の変化時点における
上記ディジタル信号を知ることによって、サーミスタ（
３）の検出温度を知ることができる。

一方、サーミスタ（３）の他端は、比較回路（２９）に
入力されている。また、スイッチ（４０）を介して電池
（３９）から与えられる一定のバイアス電圧は、抵抗（
２８ａ）、　（２８ｂ）で分圧されて比較回路（２９）
の比較端子に、参照電圧として入力される。抵抗（２８
ａ）。

（２８ｂ）の値は、上記参照電圧が、自動消火温度を検
出中の丈−ミスタ（３）の他端に現われた電圧とほぼ等
しくなるように設定される。比較回路（２つ）の出力は
、後述するようにドライバ（３４）を介してリレーコイ
ル（３２）に入力される。

自動消火温度は、例えば浦の発火温度を基準にして、こ
の発火温度よりも安全度等を考慮して所定温度低く設定
した温度となっている。

マイクロコンピュータ（３６）は、ドライバ（３５）を
通してリレーコイル（３３）に接続されており、リレー
コイル（３３）には、リレースイッチ（３１）を閉じる
励磁信号が供給される。いったん励磁信号が供給される
と、リレースイッチ（３１）は閉じた状態を保持する。

また、マイクロコンピュータ（３６）は、論理和回路（
２２）、ドライバ（３４）を通してリレーコイル（３２
）に接続されている。論理和回路（２２）にはさらに、
比較回路（２９）の出力も入力されている。リレーコイ
ル（３２）は、マイクロコンピュータ（３６）からの励
磁信号が供給された場合、または比較回路（２９）から
の励磁信号が入力された場合に励磁され、上記閉じられ
ているリレースイッチ（３１）を開く。

リレーコイル（３２）には、自動消火温度に達していな
いときは、マイクロコンピュータ（３６）、比較回路（
２９）からの励磁信号は供給されないので、リレーコイ
ル（３２）は励磁されず、リレースイッチ（３１）は聞
かない。しかし、サーミスタ（３）の検出温度が上記自
動消火温度に達したときには、マイクロコンピュータ（
３６）および比較回路（２９）からそれぞれ励磁信号が
供給されるので、リレーコイル（３２）は励磁され、リ
レースイッチ（３１）は開かれる。

（４３）は、モード切替スイッチであり、上記モード切
替つまみ（８）に連動して調理温度設定を行なう。

（４４）はタイマーであり、上記タイマーつまみ（９）
に連動して消火時間の設定を行ない、設定ＩＲ間が経過
するとセーフティバルブ（２１）を閉じるべく、マイク
ロコンピュータ（３６）に所定の信号を送る。マイクロ
コンピュータ（３６）、比較回路（２９）等には、乾電
池（３９）からスイッチ（４０）を介してそれぞれ電源
が供給される。

上記の構成による動作について説明すると、まず、モー
ド切替スイッチ（４３）により調１！！！温度設定を行
なう。次いで、器具栓つまみ（１０）を押し回しづると
、スイッチ（４０）が閉じる。それとともに、セーフテ
ィバルブ（２１）が開いてガスが供給され、点火手段（
図示せず）が駆動されてバーナーへの点火が行なわれる
。セーフティバルブ（２１）の量弁状態は、炎に熱せら
れた熱雷対（３０）の起電力によって保持される。

点火後、加熱により鋼の温度が上背し、→ノーミスタ（
３）の検出温度が自動消火温度に達づると、マイクロコ
ンピュータ（３６）が自動消火温度に達したことを検出
して、論理和回路（２２）へリレーコイル励磁信号を送
り、リレースイッチ（３１）を開く。その結果、コイル
（２７）に流れていた電流はし’ｒ＋所され、セーフデ
ィバルブ（２１）は閉じられ、ガスの供給がしゃ断され
、自動消火が行なわれる。

諌だ、自動消火は、比較回路（２９）からの励１！（０
号によっても行なわれる。すなわち、サーミスタ（３）
の検出温度が自動消火温度に達すると、比較回路（２９
）への入力電圧が参照電圧より上り、比較回路（２９）
の出力端にリレーコイル励磁信号が発生する。この励磁
信号は、論理和回路（２２）に入力され、ドライバ（３
４）を通してリレーコイル（３２）を励ｔａする。

このようにマイクロコンピュータ（３６）、比較回路（
２９）という２つの電気的手段を用いて何れの信号によ
ってｂリレーコイル（３２）を励磁スることとしている
ので、マイクロコンピュータ（３６）故障時にＪりいて
も、比較回路（２９）の動作によってセーフティパルプ
（２１）を閉じ、ガスの供給を停止し、自動消火を行な
うことができる。

尚、この発明は、上記の実施例に限定されるものではな
く、例えば、マイクロコンピュータ（３６）の代わりに
それぞれ独立した１能を持つ回路で構成してもよく、そ
の他この発明の要旨を変更しない範囲内において、秤々
の設計変更を施すことが可能である。

〈発明の効果〉 以上のようにこの発明は、調理温度が上昇して自動消火
温度に達した場合でも、確実にガス開閉手段を閉じ、自
動消火ができるという特有の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の加熱調理器具の斜視図、第２図は自
動消火システムのブロック図。 （１）・・・加熱調理器具、（３）・・・温度センサ、
（２１）・・・ガス開閉手段、 （２９）・・・電気的手段を構成づる比較回路、（３６
）・・・電気的手段を構成するマイクロコンピュータ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、調理鍋の温度を検出する温度センサを設け、検出温
   度が自動消火温度に達したときにガス開閉手段を駆動し
   てガスの供給を自動停止する加熱調理器具において、 上記ガス開閉手段の駆動を制御する電気的手段を少なく
   とも２つ有していることを特徴とする加熱調理器具。 ２、上記電気的手段の１つがマイクロコンピュータであ
   り、他の１つがマイクロコンピュータと独立して動作す
   る比較回路である上記特許請求の範囲第１項記載の加熱
   調理器具。