JPH0159505B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0159505B2 JPH0159505B2 JP59061494A JP6149484A JPH0159505B2 JP H0159505 B2 JPH0159505 B2 JP H0159505B2 JP 59061494 A JP59061494 A JP 59061494A JP 6149484 A JP6149484 A JP 6149484A JP H0159505 B2 JPH0159505 B2 JP H0159505B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- timer
- section
- temperature sensor
- heating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 38
- 238000010411 cooking Methods 0.000 claims description 28
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 13
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 7
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 7
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 3
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 2
- 206010000369 Accident Diseases 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 235000011194 food seasoning agent Nutrition 0.000 description 1
- 239000002737 fuel gas Substances 0.000 description 1
- 239000008267 milk Substances 0.000 description 1
- 210000004080 milk Anatomy 0.000 description 1
- 235000013336 milk Nutrition 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24C—DOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
- F24C3/00—Stoves or ranges for gaseous fuels
- F24C3/12—Arrangement or mounting of control or safety devices
- F24C3/126—Arrangement or mounting of control or safety devices on ranges
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Electric Ovens (AREA)
- Electric Stoves And Ranges (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は調理コンロの自動制御装置に関するも
のである。
のである。
従来の技術
従来、調理コンロは家庭の調理器を代表する調
理器で、使用頻度も非常に高く、種々の調理に使
用する。しかしコンロの機能は「調理物を加熱す
る」という機能に留まり、使用者が経験により温
度管理、時間を行なつているのが現状である。
理器で、使用頻度も非常に高く、種々の調理に使
用する。しかしコンロの機能は「調理物を加熱す
る」という機能に留まり、使用者が経験により温
度管理、時間を行なつているのが現状である。
温度検知機能を有する調理コンロには、設定
温度に達すれば報知するもの、設定温度に達す
れば加熱を停止するもの、設定温度に保つもの
などが考えられ、一部実現された製品が市場に出
始めている。
温度に達すれば報知するもの、設定温度に達す
れば加熱を停止するもの、設定温度に保つもの
などが考えられ、一部実現された製品が市場に出
始めている。
発明が解決しようとする課題
しかし調理は非常に幅広く、種々の加熱パター
ンがあり、上述のような各種機能を有する加熱コ
ンロを使用しても一台で数多くの調理を実現する
ことは困難であつた。
ンがあり、上述のような各種機能を有する加熱コ
ンロを使用しても一台で数多くの調理を実現する
ことは困難であつた。
一例を上げると、煮物の場合には初期一定温度
に加熱してその後火力を低下して長時間煮込む必
要があり上記の方式が適している。また牛乳を
温める温度には求める温度に達したときに加熱を
停止しないと吹きこぼれが発生するための方式
がよい。さらにてんぷらでは一定温度に保つ必要
がありの方式がよい。以上のように一つの機能
を満足する調理器はあつてもコンロに必要な多機
能を実現する機器はなかつた。
に加熱してその後火力を低下して長時間煮込む必
要があり上記の方式が適している。また牛乳を
温める温度には求める温度に達したときに加熱を
停止しないと吹きこぼれが発生するための方式
がよい。さらにてんぷらでは一定温度に保つ必要
がありの方式がよい。以上のように一つの機能
を満足する調理器はあつてもコンロに必要な多機
能を実現する機器はなかつた。
本発明の第1の目的は、調理物の温度が予め設
定した温度になつた時に報知あるいは加熱を停止
する構成とし、この加熱を停止する装置の駆動の
有無を選択可能とするとともに、異常温度になつ
たときに強制的に加熱を停止する調理コンロ用制
御器を提供することにある。
定した温度になつた時に報知あるいは加熱を停止
する構成とし、この加熱を停止する装置の駆動の
有無を選択可能とするとともに、異常温度になつ
たときに強制的に加熱を停止する調理コンロ用制
御器を提供することにある。
さらに設定温度になつた時に報知し、その後に
予め設定した時間だけ加熱を継続して加熱を停止
する構成の調理コンロを提供することを第2の目
的とする。
予め設定した時間だけ加熱を継続して加熱を停止
する構成の調理コンロを提供することを第2の目
的とする。
課題を解決するための手段
本発明は上記第1の目的を達成するために、鍋
底の温度を検出する温度センサと、任意に設定可
能とした温度設定部と、温度センサで検出する温
度が温度設定部で設定した温度に達したときにこ
れを報知する装置、およびこのときに加熱を停止
する装置と、この加熱を停止する装置の駆動の有
無を任意に選択可能な切替部と、切替部の選択に
かかわらず、温度センサの温度が予め定められた
最高温度設定値に達したときに加熱を停止する比
較部を有する構成とした。
底の温度を検出する温度センサと、任意に設定可
能とした温度設定部と、温度センサで検出する温
度が温度設定部で設定した温度に達したときにこ
れを報知する装置、およびこのときに加熱を停止
する装置と、この加熱を停止する装置の駆動の有
無を任意に選択可能な切替部と、切替部の選択に
かかわらず、温度センサの温度が予め定められた
最高温度設定値に達したときに加熱を停止する比
較部を有する構成とした。
また第2の目的を達成するために、任意に加熱
時間設定可能なタイマ部と、温度センサで検出す
る温度が温度設定部で設定した温度に達したとき
にこれを報知する装置、およびこのときに加熱を
停止する装置と、タイマ部の駆動の有無を選択可
能なタイマ切替部と、このタイマ切替部によりタ
イマの駆動を選択して温度センサが温度設定値に
達した時にタイマ部の動作を駆動するアンド回路
と、タイマ切替部によりタイマの駆動を選択しな
い場合に温度センサが温度設定値に達した時、あ
るいはタイマが予め定められた時間経過した時の
いずれかの時に加熱を停止する装置を駆動するオ
ア回路とからなる構成とした。
時間設定可能なタイマ部と、温度センサで検出す
る温度が温度設定部で設定した温度に達したとき
にこれを報知する装置、およびこのときに加熱を
停止する装置と、タイマ部の駆動の有無を選択可
能なタイマ切替部と、このタイマ切替部によりタ
イマの駆動を選択して温度センサが温度設定値に
達した時にタイマ部の動作を駆動するアンド回路
と、タイマ切替部によりタイマの駆動を選択しな
い場合に温度センサが温度設定値に達した時、あ
るいはタイマが予め定められた時間経過した時の
いずれかの時に加熱を停止する装置を駆動するオ
ア回路とからなる構成とした。
作 用
本発明は上記した第1の構成によつて、前述の
との方式が選択切替可能とすることにより幅
広い調理に対応できる調理コンロを実現可能とす
るとともに、選択切替状態に関係なく異常温度に
なつたときには加熱を停止するという作用を有す
る。
との方式が選択切替可能とすることにより幅
広い調理に対応できる調理コンロを実現可能とす
るとともに、選択切替状態に関係なく異常温度に
なつたときには加熱を停止するという作用を有す
る。
また第2の構成により、設定温度になつてから
任意の時間加熱を続けた後に自動的に加熱を停止
する。
任意の時間加熱を続けた後に自動的に加熱を停止
する。
実施例の説明
以下、本発明の実施例を第1図から第7図を用
いて説明する。
いて説明する。
第1図は本発明をガステーブルコンロに応用し
た例の外観図を示す。1はテーブルコンロの箱体
で上面に鍋を乗せるゴトク2、バーナ3を有し、
前面には点火および火力調整ツマミを兼ねるツマ
ミ5と温度設定ツマミ6および表示ランプ7、報
知用発音体8、さらに切替スイツチ9を有する。
また側面にはガスゴム管接続口10および乾電池
11を有する。4はゴトク2上に置いた鍋(図示
せず)の底部温度を検出するセンタタツチ式温度
センサを示す。
た例の外観図を示す。1はテーブルコンロの箱体
で上面に鍋を乗せるゴトク2、バーナ3を有し、
前面には点火および火力調整ツマミを兼ねるツマ
ミ5と温度設定ツマミ6および表示ランプ7、報
知用発音体8、さらに切替スイツチ9を有する。
また側面にはガスゴム管接続口10および乾電池
11を有する。4はゴトク2上に置いた鍋(図示
せず)の底部温度を検出するセンタタツチ式温度
センサを示す。
調理をするときにはまず調理物を鍋などにいれ
てゴトク2上に置く。次に温度設定ツマミ6によ
りその調理の最適温度に設定する。さらに調理パ
ターンにより報知のみか、加熱を停止するかを切
替スイツチ9で選択し点火ツマミ5によりバーナ
3に点火する。
てゴトク2上に置く。次に温度設定ツマミ6によ
りその調理の最適温度に設定する。さらに調理パ
ターンにより報知のみか、加熱を停止するかを切
替スイツチ9で選択し点火ツマミ5によりバーナ
3に点火する。
第2図はこの特性図を示す図で横軸Xは時間、
縦軸Tは鍋底の温度を示す。今、切替スイツチ9
が報知のみにセツトされている場合を実線Aで示
す。温度をT1に設定して時間XOで点火した場合
温度が上昇していく。温度TがT1となつたとき
にランプ7が点灯するとともに発音体が動作して
報知する。それ以後でもバーナ3は燃焼を続ける
ため人間が次の調理ステツプ(例えば味付けやツ
マミ5による火力調整あるいは設定温度変更等)
に移行できる。
縦軸Tは鍋底の温度を示す。今、切替スイツチ9
が報知のみにセツトされている場合を実線Aで示
す。温度をT1に設定して時間XOで点火した場合
温度が上昇していく。温度TがT1となつたとき
にランプ7が点灯するとともに発音体が動作して
報知する。それ以後でもバーナ3は燃焼を続ける
ため人間が次の調理ステツプ(例えば味付けやツ
マミ5による火力調整あるいは設定温度変更等)
に移行できる。
破線Bは切替スイツチ9を停止側にセツトした
場合であり温度Tが設定温度T1になつたときに
ランプ7、発音体8で報知すると同時にバーナ3
の燃焼を停止するため温度TはB線のように低下
する。
場合であり温度Tが設定温度T1になつたときに
ランプ7、発音体8で報知すると同時にバーナ3
の燃焼を停止するため温度TはB線のように低下
する。
第3図に制御装置の一部をブロツク図にして示
す。第1図と同じ部品は同一番号で示す。温度セ
ンサ4の信号と温度設定部6の信号を比較器12
で比較して検知部13で検知する。検知部13の
出力により発音体8やランプ7の駆動回路14が
動作して報知する。また燃料ガスはバルブ15を
通してバーナ3へ送られるため、点火ツマミ15
と連動してバルブ駆動回路16によりバルブ15
は開いている。9は報知と停止の切替スイツチで
停止の場合スイツチ9は導通されているため検知
部13の出力により遮断回路17が駆動され、バ
ルブ15が遮断される。また報知モードにセツト
した場合には切替スイツチ9が解放されているた
めバルブ15は遮断されない。
す。第1図と同じ部品は同一番号で示す。温度セ
ンサ4の信号と温度設定部6の信号を比較器12
で比較して検知部13で検知する。検知部13の
出力により発音体8やランプ7の駆動回路14が
動作して報知する。また燃料ガスはバルブ15を
通してバーナ3へ送られるため、点火ツマミ15
と連動してバルブ駆動回路16によりバルブ15
は開いている。9は報知と停止の切替スイツチで
停止の場合スイツチ9は導通されているため検知
部13の出力により遮断回路17が駆動され、バ
ルブ15が遮断される。また報知モードにセツト
した場合には切替スイツチ9が解放されているた
めバルブ15は遮断されない。
第4図は第3図のブロツク図を具体化した回路
図を示す。18は点火ツマミ5と連動する電源ス
イツチで点火と同時に制御回路の電源を乾電池1
1より供給する。温度センサ4は不特性感温抵抗
素子を使用した例で示し、温度設定用可変抵抗器
6と抵抗19により温度変化を電位eaに変換し
ている。抵抗20,21により基準電位ebを設
け、電位ea,ebは各々比較器22(ここでは一
般周知の2入力オープンコレクタ出力のコンパレ
ータを使用)の入力端子に接続されている。
図を示す。18は点火ツマミ5と連動する電源ス
イツチで点火と同時に制御回路の電源を乾電池1
1より供給する。温度センサ4は不特性感温抵抗
素子を使用した例で示し、温度設定用可変抵抗器
6と抵抗19により温度変化を電位eaに変換し
ている。抵抗20,21により基準電位ebを設
け、電位ea,ebは各々比較器22(ここでは一
般周知の2入力オープンコレクタ出力のコンパレ
ータを使用)の入力端子に接続されている。
比較器22の出力ecは報知用ランプ7(ここで
は発光ダイオードを使用)および発音体8(ブザ
ーを使用)の発振駆動回路23に接続されてい
る。また比較器22の出力ecはダイオード24を
通して基準電位ebとともに比較器25の各々入
力に接続され出力edはバルブ15(電磁バルブ
を使用)のコイルに接続されている。また切り替
えスイツチ9は比較器25の負入力端子に接続さ
れている。27はプルダウン用の抵抗28,29
は比較器22,23の動作安定用の正帰還抵抗、
30はランプ7の電流制限用抵抗、31はコイル
15の逆起電力吸収用ダイオードである。
は発光ダイオードを使用)および発音体8(ブザ
ーを使用)の発振駆動回路23に接続されてい
る。また比較器22の出力ecはダイオード24を
通して基準電位ebとともに比較器25の各々入
力に接続され出力edはバルブ15(電磁バルブ
を使用)のコイルに接続されている。また切り替
えスイツチ9は比較器25の負入力端子に接続さ
れている。27はプルダウン用の抵抗28,29
は比較器22,23の動作安定用の正帰還抵抗、
30はランプ7の電流制限用抵抗、31はコイル
15の逆起電力吸収用ダイオードである。
次に動作を説明していく。点火ツマミ5により
電源スイツチ18が導通され、温度センサ4の温
度が十分低いとき電位ea>ebとなり、比較器2
2の出力ecはハイとなる。比較器22はオープン
コレクタ出力であるためハイ出力のときは出力が
オープンと同じになる。このために抵抗30、ラ
ンプ7、ダイオード24、抵抗27が直列に接続
される。この時抵抗27のインピーダンスを抵抗
30より十分に大きく設定してあるためにランプ
7は点灯しない。発振駆動回路23も動作しな
い。このことから電位efは電位ebよりも十分に大
きな値となるため比較器25の出力はローとな
る。これによりバルブ15に電流が通じてバルブ
15を開けガスを流通してバーナ3に点火され
る。
電源スイツチ18が導通され、温度センサ4の温
度が十分低いとき電位ea>ebとなり、比較器2
2の出力ecはハイとなる。比較器22はオープン
コレクタ出力であるためハイ出力のときは出力が
オープンと同じになる。このために抵抗30、ラ
ンプ7、ダイオード24、抵抗27が直列に接続
される。この時抵抗27のインピーダンスを抵抗
30より十分に大きく設定してあるためにランプ
7は点灯しない。発振駆動回路23も動作しな
い。このことから電位efは電位ebよりも十分に大
きな値となるため比較器25の出力はローとな
る。これによりバルブ15に電流が通じてバルブ
15を開けガスを流通してバーナ3に点火され
る。
温度センサ4の温度が上昇して行くと電位ea
が低下してゆきea≦ebとなつたとき比較器22
の出力ecはローとなり発光ダイオード7のカソー
ドを電源の―に接続する。このためランプ7が点
灯すると同時に発振駆動回路23が動作してブザ
ー8が鳴る。
が低下してゆきea≦ebとなつたとき比較器22
の出力ecはローとなり発光ダイオード7のカソー
ドを電源の―に接続する。このためランプ7が点
灯すると同時に発振駆動回路23が動作してブザ
ー8が鳴る。
切替スイツチ9が図の状態にあるときは停止モ
ードを示し(第3図のブロツク図とは逆の構成に
なつている)、電位ecが零となるためにefも零と
なりef<ebとなるので比較器25の出力edはハイ
となりバルブ15の通電を停止してバーナ3を消
火する。
ードを示し(第3図のブロツク図とは逆の構成に
なつている)、電位ecが零となるためにefも零と
なりef<ebとなるので比較器25の出力edはハイ
となりバルブ15の通電を停止してバーナ3を消
火する。
スイツチ9が報知モード(スイツチ9がオン)
にあるときには電位ecが零となつてもスイツチ9
により電源が供給され、ダイオード24が逆バイ
アスとなるため電位ef>ebを保ち続けバルブ15
は閉止しない。
にあるときには電位ecが零となつてもスイツチ9
により電源が供給され、ダイオード24が逆バイ
アスとなるため電位ef>ebを保ち続けバルブ15
は閉止しない。
また電位ea=ebとなるための温度センサ4の
抵抗値は設定用可変抵抗器6により可変できる。
可変抵抗6が小さいときは温度センサ4の抵抗値
が大きい点で電位ea=ebとなるが可変抵抗6が
大きくなるとその抵抗だけ温度センサ4の抵抗が
小さくなつたところで電位ea=ebとなる。温度
センサ4の抵抗が小さくなるにはその分温度セン
サ4の温度が高くならなければならない。以上の
ように可変抵抗6を大きくするほど設定温度は上
昇する。
抵抗値は設定用可変抵抗器6により可変できる。
可変抵抗6が小さいときは温度センサ4の抵抗値
が大きい点で電位ea=ebとなるが可変抵抗6が
大きくなるとその抵抗だけ温度センサ4の抵抗が
小さくなつたところで電位ea=ebとなる。温度
センサ4の抵抗が小さくなるにはその分温度セン
サ4の温度が高くならなければならない。以上の
ように可変抵抗6を大きくするほど設定温度は上
昇する。
第5図は本願の全体構成を示す制御装置のブロ
ツク図で比較部12の他に最高温度設定値32と
温度センサ4を比較する第2の比較部33を有す
る。第2の比較部33の出力は遮断回路部17に
入力され、切替スイツチ9に関係なく遮断回路を
駆動する。
ツク図で比較部12の他に最高温度設定値32と
温度センサ4を比較する第2の比較部33を有す
る。第2の比較部33の出力は遮断回路部17に
入力され、切替スイツチ9に関係なく遮断回路を
駆動する。
これは報知モードで報知後温度が上昇し過ぎて
危険温度となることを防ぐもので最高温度32以
上になれば遮断してバーナ3を消火するものであ
る。具体回路は第4図の回路図を一部修正するの
みで容易に実現可能であるためにここでは説明を
省く。
危険温度となることを防ぐもので最高温度32以
上になれば遮断してバーナ3を消火するものであ
る。具体回路は第4図の回路図を一部修正するの
みで容易に実現可能であるためにここでは説明を
省く。
第6図はさらに他の実施例を示す。これは煮込
み料理などに最適な構成であり、温度センサ4が
設定温度T1になつた時間X1で報知して、この時
から予め設定された時間XT後の時間X2になつ
た時点で再度報知すると同時に加熱を停止する構
成である。この構成により時間X1の報知により
人がその料理の煮込み温度T2になるように火力
を調整できる。また時間X2で加熱を停止する事
なく報知のみにしてもよい。
み料理などに最適な構成であり、温度センサ4が
設定温度T1になつた時間X1で報知して、この時
から予め設定された時間XT後の時間X2になつ
た時点で再度報知すると同時に加熱を停止する構
成である。この構成により時間X1の報知により
人がその料理の煮込み温度T2になるように火力
を調整できる。また時間X2で加熱を停止する事
なく報知のみにしてもよい。
第7図にこのブロツク図を示す。タイマ34
は、タイマ切替スイツチ9′がタイマモードにセ
ツト(スイツチ9′のNC接点側)され、この状
態で検知部13により設定温度T1となつたこと
を検知した信号が入力されたときにアンド(論理
和)回路Pにより動作して、タイマ設定値35
(XT)と比較器36で比較する。
は、タイマ切替スイツチ9′がタイマモードにセ
ツト(スイツチ9′のNC接点側)され、この状
態で検知部13により設定温度T1となつたこと
を検知した信号が入力されたときにアンド(論理
和)回路Pにより動作して、タイマ設定値35
(XT)と比較器36で比較する。
タイマ34が設定値35になつたときタイマ検
知部37が報知部の駆動部14へ信号を送る。こ
れと同時に遮断回路17にもオア(論理積)回路
Qを通して信号を伝達する。タイマ検知部37の
出力が報知のみ、あるいは報知と遮断をするよう
に切替スイツチを設けることも可能である。具体
的な回路構成はマイクロコンピユータの応用など
種々の構成が考えられるが、ここでは説明は省
く。
知部37が報知部の駆動部14へ信号を送る。こ
れと同時に遮断回路17にもオア(論理積)回路
Qを通して信号を伝達する。タイマ検知部37の
出力が報知のみ、あるいは報知と遮断をするよう
に切替スイツチを設けることも可能である。具体
的な回路構成はマイクロコンピユータの応用など
種々の構成が考えられるが、ここでは説明は省
く。
尚、本実施例ではガス調理用コンロを例にとつ
て説明したが、電器コンロその他の加熱手段によ
る調理コンロにも応用が可能である。さらに温度
センサに負特性感温抵抗素子を使用し、加熱の停
止のために電磁弁を使用しているが熱電対その他
の感温素子やモータバルブ等の各種弁あるいは比
例弁などの応用も考えられる。また回路の電源も
乾電池以外に商用電源で駆動してもよいし、加熱
源がヒータなどの場合はバルブは不要となりサイ
リスタやリレーなどでコントロールできる。
て説明したが、電器コンロその他の加熱手段によ
る調理コンロにも応用が可能である。さらに温度
センサに負特性感温抵抗素子を使用し、加熱の停
止のために電磁弁を使用しているが熱電対その他
の感温素子やモータバルブ等の各種弁あるいは比
例弁などの応用も考えられる。また回路の電源も
乾電池以外に商用電源で駆動してもよいし、加熱
源がヒータなどの場合はバルブは不要となりサイ
リスタやリレーなどでコントロールできる。
発明の効果
以上説明してきたように本発明の調理コンロ用
制御器は次のような効果を有する。
制御器は次のような効果を有する。
(1) 調理物が設定された温度に達したときに報知
のみを行なう場合と報知と同時に加熱を停止す
る場合を選択部により選択可能な構成としたた
めに、湯沸しから煮込み料理、揚げ物料理まで
幅広い調理に使用できる。
のみを行なう場合と報知と同時に加熱を停止す
る場合を選択部により選択可能な構成としたた
めに、湯沸しから煮込み料理、揚げ物料理まで
幅広い調理に使用できる。
(2) 設定温度になつた時点で報知するために、調
理中に人間が側についている必要がなく、安心
して他の仕事ができる。
理中に人間が側についている必要がなく、安心
して他の仕事ができる。
(3) 同時に沸かし過ぎや、焦がし等の調理失敗が
なくなり省エネルギーにもなる。
なくなり省エネルギーにもなる。
(4) 選択スイツチの選択状態に関係なく、予め定
められた温度になると加熱を停止する最高温度
停止機能を有するために異常加熱による危険も
なく、特にてんぷら油の異常加熱による火災事
故防止になる。
められた温度になると加熱を停止する最高温度
停止機能を有するために異常加熱による危険も
なく、特にてんぷら油の異常加熱による火災事
故防止になる。
(5) 任意に時間設定可能なタイマ部、およびタイ
マ切替部を有する第2の構成とすることによ
り、調理物が設定温度になつた後に設定した時
間だけ加熱を継続して停止するために煮込み料
理などのように長時間加熱するときに消火忘れ
が防止でき、安心して使用できる。
マ切替部を有する第2の構成とすることによ
り、調理物が設定温度になつた後に設定した時
間だけ加熱を継続して停止するために煮込み料
理などのように長時間加熱するときに消火忘れ
が防止でき、安心して使用できる。
(6) 同様に調理のでき具合いも一定になり、使い
勝手の向上と同時に調理の均一化が実現され
る。
勝手の向上と同時に調理の均一化が実現され
る。
第1図は本発明の一実施例における調理コンロ
用制御器をガステーブルコンロに応用した外観
図、第2図は第1図の制御特性図、第3図は本発
明の制御装置の一部の動作を設明するブロツク
図、第4図は第3図の具体回路例を示す回路図、
第5図は本発明の実施例を説明する全体ブロツク
図、第6図は他の実施例の場合の制御特性図、第
7図は第6図の制御特性を実現する制御器のブロ
ツク図である。 4……温度センサ、6……可変抵抗器(温度設
定ツマミ、温度設定部)、7……ランプ(報知す
る装置)、8……発音体、9……切替スイツチ
(切替部)、9′……タイマ切替スイツチ(タイマ
切替部)、17……遮断回路部(加熱を停止する
装置)、32……最高温度設定値、33……第2
の比較部(比較部)、34……タイマ部、P……
…アンド回路、Q……オア回路。
用制御器をガステーブルコンロに応用した外観
図、第2図は第1図の制御特性図、第3図は本発
明の制御装置の一部の動作を設明するブロツク
図、第4図は第3図の具体回路例を示す回路図、
第5図は本発明の実施例を説明する全体ブロツク
図、第6図は他の実施例の場合の制御特性図、第
7図は第6図の制御特性を実現する制御器のブロ
ツク図である。 4……温度センサ、6……可変抵抗器(温度設
定ツマミ、温度設定部)、7……ランプ(報知す
る装置)、8……発音体、9……切替スイツチ
(切替部)、9′……タイマ切替スイツチ(タイマ
切替部)、17……遮断回路部(加熱を停止する
装置)、32……最高温度設定値、33……第2
の比較部(比較部)、34……タイマ部、P……
…アンド回路、Q……オア回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 鍋底の温度を検出する温度センサと、任意に
設定可能とした温度設定部と、前記温度センサで
検出する温度が前記温度設定部で設定した温度に
達したときにこれを報知する装置、およびこのと
きに加熱を停止する装置と、前記加熱を停止する
装置の駆動の有無を任意に選択可能な切替部と、
前記切替部の選択にかかわらず、前記温度センサ
の温度が予め定められた最高温度設定値に達した
ときに加熱を停止する比較部を有する構成とした
調理コンロ用制御器。 2 鍋底の温度を検出する温度センサと、任意に
温度設定可能とした温度設定部と、任意に加熱時
間設定可能なタイマ部と、前記温度センサで検出
する温度が前記温度設定部で設定した温度に達し
たときにこれを報知する装置、およびこのときに
加熱を停止する装置と、前記タイマ部の駆動の有
無を選択可能なタイマ切替部と、このタイマ切替
部によりタイマの駆動を選択して温度センサが温
度設定値に達した時に前記タイマ部の動作を駆動
するアンド回路と、前記タイマ切替部によりタイ
マの駆動を選択しない場合に温度センサが温度設
定値に達した時と前記タイマが予め定められた時
間経過した時のいずれかの時に加熱を停止する装
置を駆動するオア回路とからなる構成の調理コン
ロ用制御器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6149484A JPS59191815A (ja) | 1984-03-28 | 1984-03-28 | 調理コンロ用制御器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6149484A JPS59191815A (ja) | 1984-03-28 | 1984-03-28 | 調理コンロ用制御器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59191815A JPS59191815A (ja) | 1984-10-31 |
JPH0159505B2 true JPH0159505B2 (ja) | 1989-12-18 |
Family
ID=13172699
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6149484A Granted JPS59191815A (ja) | 1984-03-28 | 1984-03-28 | 調理コンロ用制御器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59191815A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01260220A (ja) * | 1988-04-07 | 1989-10-17 | Sanyo Electric Co Ltd | 調理器 |
JPH01263429A (ja) * | 1988-04-14 | 1989-10-19 | Sanyo Electric Co Ltd | 湯沸かし器 |
JPH02287019A (ja) * | 1989-04-27 | 1990-11-27 | Rinnai Corp | 電気調理器の制御装置 |
JPH03195824A (ja) * | 1989-12-26 | 1991-08-27 | Harman Co Ltd | 調理用加熱器 |
-
1984
- 1984-03-28 JP JP6149484A patent/JPS59191815A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59191815A (ja) | 1984-10-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5796346A (en) | Stove having grease fire avoidance circuitry | |
JPH0159505B2 (ja) | ||
JP3854407B2 (ja) | 換気扇の制御装置 | |
JP3843495B2 (ja) | ガス調理器 | |
JPH0474608B2 (ja) | ||
JP5203866B2 (ja) | 炊飯調理器 | |
JP4427412B2 (ja) | コンロ | |
JPS649532B2 (ja) | ||
JP3805550B2 (ja) | 加熱調理器 | |
JPS624611B2 (ja) | ||
KR0178343B1 (ko) | 가스오븐렌지 쿡탑버너의 과열방지 방법 | |
JP2005011670A (ja) | 誘導加熱調理器 | |
KR930007396B1 (ko) | 자동요리장치 제어회로 | |
JP2703413B2 (ja) | 調理器具の火力調節方法 | |
JP3902862B2 (ja) | 加熱調理器 | |
JPH0141377Y2 (ja) | ||
JP3150221B2 (ja) | 過熱防止機能付き加熱調理装置 | |
JPH0313488B2 (ja) | ||
AU750586B2 (en) | Gas grill burner system | |
JPH0462315A (ja) | こんろの制御装置 | |
JPH05272759A (ja) | 加熱調理器 | |
JPH0552337A (ja) | 加熱調理器 | |
JPS6022899Y2 (ja) | 過熱防止型電力可変炊飯器 | |
JPH04244517A (ja) | ガスこんろの自動消火装置 | |
JPH1130425A (ja) | 加熱調理器 |