JPS6344980B2 - - Google Patents
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- JPS6344980B2 JPS6344980B2 JP56174838A JP17483881A JPS6344980B2 JP S6344980 B2 JPS6344980 B2 JP S6344980B2 JP 56174838 A JP56174838 A JP 56174838A JP 17483881 A JP17483881 A JP 17483881A JP S6344980 B2 JPS6344980 B2 JP S6344980B2
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- Japan
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- elastic member
- stopper means
- circumferential groove
- cylindrical
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G15/00—Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type
- B60G15/02—Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type having mechanical spring
- B60G15/06—Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type having mechanical spring and fluid damper
- B60G15/067—Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type having mechanical spring and fluid damper characterised by the mounting on the vehicle body or chassis of the spring and damper unit
- B60G15/068—Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type having mechanical spring and fluid damper characterised by the mounting on the vehicle body or chassis of the spring and damper unit specially adapted for MacPherson strut-type suspension
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2204/00—Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
- B60G2204/10—Mounting of suspension elements
- B60G2204/12—Mounting of springs or dampers
- B60G2204/128—Damper mount on vehicle body or chassis
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2204/00—Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
- B60G2204/40—Auxiliary suspension parts; Adjustment of suspensions
- B60G2204/41—Elastic mounts, e.g. bushings
- B60G2204/4104—Bushings having modified rigidity in particular directions
-
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
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- B60G2204/4104—Bushings having modified rigidity in particular directions
- B60G2204/41044—Bushings having modified rigidity in particular directions in a shell for being loaded mainly in axial direction, e.g. piston rod mounts, longitudinal push-pull rod mounts
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- B60G2204/4108—Resilient element being enclosed and or pres-tressed in a solid container
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Springs (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は車両用懸架装置におけるアツパサポー
トに係り、特に自動車の懸架装置におけるピスト
ン・シリンダからなる緩衝器を車体に支持させる
ための防振支持装置、即ちアツパサポートに関す
るものである。
トに係り、特に自動車の懸架装置におけるピスト
ン・シリンダからなる緩衝器を車体に支持させる
ための防振支持装置、即ちアツパサポートに関す
るものである。
従来より、自動車等の懸架装置の一つとして知
られているマツクフアーソン・ストラツト型のも
のは、ピストン・シリンダからなる緩衝器とコイ
ルスプリングとを備え、該緩衝器のピストンロツ
ドの一端部で、アツパーサポートたるストラツト
マウントを介して車体に固定せしめられる一方、
該緩衝器のシリンダ部でスピンドルを介して車軸
に回動可能に取り付けられている。また、コイル
スプリングは、該緩衝器の外周にそれを取り巻く
ようにして位置せしめられ、且つ一般に、前記ピ
ストンロツドに設けられたアツパスプリングシー
トと前記シリンダに設けられたロアスプリングシ
ートとの間に配置される。そして、それら緩衝器
とコイルスプリングとの共働作用の下に、前記ス
ピンドルの路面から受ける振動エネルギを阻止せ
しめ、該振動が車体に伝達されるのを遮断するよ
うになつている。
られているマツクフアーソン・ストラツト型のも
のは、ピストン・シリンダからなる緩衝器とコイ
ルスプリングとを備え、該緩衝器のピストンロツ
ドの一端部で、アツパーサポートたるストラツト
マウントを介して車体に固定せしめられる一方、
該緩衝器のシリンダ部でスピンドルを介して車軸
に回動可能に取り付けられている。また、コイル
スプリングは、該緩衝器の外周にそれを取り巻く
ようにして位置せしめられ、且つ一般に、前記ピ
ストンロツドに設けられたアツパスプリングシー
トと前記シリンダに設けられたロアスプリングシ
ートとの間に配置される。そして、それら緩衝器
とコイルスプリングとの共働作用の下に、前記ス
ピンドルの路面から受ける振動エネルギを阻止せ
しめ、該振動が車体に伝達されるのを遮断するよ
うになつている。
そして、前記ストラツトマウントは、緩衝器の
ピストンロツドが連結される筒状の内側部材と、
車体に取り付けられる、一般に筒状を呈する外側
部材と、該両部材間に位置せしめられ且つそれら
に加硫接着などにて保持された環状の弾性部材
(通常はゴム材料からなる)とから構成され、該
弾性部材は、前記緩衝器並びにコイルスプリング
で吸収しきれない車輪からの振動を吸収し、かか
る振動が車体に伝達されるのを阻止するようにな
つている。
ピストンロツドが連結される筒状の内側部材と、
車体に取り付けられる、一般に筒状を呈する外側
部材と、該両部材間に位置せしめられ且つそれら
に加硫接着などにて保持された環状の弾性部材
(通常はゴム材料からなる)とから構成され、該
弾性部材は、前記緩衝器並びにコイルスプリング
で吸収しきれない車輪からの振動を吸収し、かか
る振動が車体に伝達されるのを阻止するようにな
つている。
ところで、ピストンロツドより上、下方向に伝
達される上記振動は、該弾性部材に対して剪断応
力として作用することとなるが、そのような状況
下、自動車の乗心地を確保するうえにおいて、該
弾性部材には、微小入力時には線形の軟らかいバ
ネ特性を示す一方、大荷重時には大きく撓まない
バネ特性を示す構造、即ち非線形バネ特性を有す
ることが要請される。このため、従来より、適当
なストツパ手段を設け、大荷重時における弾性部
材の変形を阻止するようにした構造のアツパサポ
ートが提案されているが、そのような従来の構造
には、衝撃的な振動の入力によつて弾性部材とス
トツパ手段とが激しく衝突すること等に基因し
て、異音の発生が起り易い問題があつたのであ
る。特に、車室近くに配置されるリヤサスペンシ
ヨンにおいては、かかる異音がよく聞こえ、乗員
に著しい不快感を与えることとなるのである。
達される上記振動は、該弾性部材に対して剪断応
力として作用することとなるが、そのような状況
下、自動車の乗心地を確保するうえにおいて、該
弾性部材には、微小入力時には線形の軟らかいバ
ネ特性を示す一方、大荷重時には大きく撓まない
バネ特性を示す構造、即ち非線形バネ特性を有す
ることが要請される。このため、従来より、適当
なストツパ手段を設け、大荷重時における弾性部
材の変形を阻止するようにした構造のアツパサポ
ートが提案されているが、そのような従来の構造
には、衝撃的な振動の入力によつて弾性部材とス
トツパ手段とが激しく衝突すること等に基因し
て、異音の発生が起り易い問題があつたのであ
る。特に、車室近くに配置されるリヤサスペンシ
ヨンにおいては、かかる異音がよく聞こえ、乗員
に著しい不快感を与えることとなるのである。
ここにおいて、本発明は、かかる事情に鑑みて
為されたものであつて、その目的とするところ
は、車両の乗心地に大きく寄与する荷重と撓みの
関係を効果的に非線形としたバネ特性を有すると
共に、異音の発生を防止したアツパサポートの新
規な構造を提供することにある。
為されたものであつて、その目的とするところ
は、車両の乗心地に大きく寄与する荷重と撓みの
関係を効果的に非線形としたバネ特性を有すると
共に、異音の発生を防止したアツパサポートの新
規な構造を提供することにある。
而して、本発明は、かかる目的を達成するため
に、 懸架装置における緩衝器のピストンロツドの端
部に連結される筒状の内側部材と、該内側部材の
外側に所定の距離を隔てて同心的に配置された、
車体に取り付けられる外側部材と、該内側部材と
該外側部材との間に位置せしめられた円環状且つ
筒状の弾性部材と、該弾性部材の軸方向の変形を
阻止するようにその軸方向の端部の少なくとも一
方の側に設けられたストツパ手段とを、含む懸架
装置におけるアツパサポートにおいて、 前記弾性部材が、前記ストツパ手段が設けられ
た側の端部において周方向に断続的に若しくは連
続的に形成された所定深さの周溝と、該周溝の内
側に位置して前記ストツパ手段に対向するストツ
パ手段作用部位に、その周方向に所定の間隔をも
つて設けられた、先端部が該ストツパ手段に常時
当接している複数個の突起とを、有することを特
徴とするものである。
に、 懸架装置における緩衝器のピストンロツドの端
部に連結される筒状の内側部材と、該内側部材の
外側に所定の距離を隔てて同心的に配置された、
車体に取り付けられる外側部材と、該内側部材と
該外側部材との間に位置せしめられた円環状且つ
筒状の弾性部材と、該弾性部材の軸方向の変形を
阻止するようにその軸方向の端部の少なくとも一
方の側に設けられたストツパ手段とを、含む懸架
装置におけるアツパサポートにおいて、 前記弾性部材が、前記ストツパ手段が設けられ
た側の端部において周方向に断続的に若しくは連
続的に形成された所定深さの周溝と、該周溝の内
側に位置して前記ストツパ手段に対向するストツ
パ手段作用部位に、その周方向に所定の間隔をも
つて設けられた、先端部が該ストツパ手段に常時
当接している複数個の突起とを、有することを特
徴とするものである。
かくの如き本発明によれば、前記弾性部材が周
溝によつて内側の円環状部分と外側の円環状部分
とに分割された如き状態となり、そしてそれらが
狭小なブリツジ部分にて接続されることとなるた
め、初期の微小な振動荷重に対しては該ブリツジ
部分にて軟らかいバネ特性が発揮され、また大荷
重に対してはストツパ手段にて弾性部材の変形が
阻止されることとなり、ここに極めて望ましい非
直線型の荷重−撓み特性がもたらされるのであ
る。しかも、弾性部材のストツパ手段作用部位に
設けられた複数個の突起がストツパ手段に常時当
接せしめられていることにより、該ストツパ手段
作用部位と該ストツパ手段との衝撃的な当接が抑
制されることとなるため、かかる衝撃的な当接に
よる異音、特に打音の発生が効果的に阻止せしめ
られ得るのである。
溝によつて内側の円環状部分と外側の円環状部分
とに分割された如き状態となり、そしてそれらが
狭小なブリツジ部分にて接続されることとなるた
め、初期の微小な振動荷重に対しては該ブリツジ
部分にて軟らかいバネ特性が発揮され、また大荷
重に対してはストツパ手段にて弾性部材の変形が
阻止されることとなり、ここに極めて望ましい非
直線型の荷重−撓み特性がもたらされるのであ
る。しかも、弾性部材のストツパ手段作用部位に
設けられた複数個の突起がストツパ手段に常時当
接せしめられていることにより、該ストツパ手段
作用部位と該ストツパ手段との衝撃的な当接が抑
制されることとなるため、かかる衝撃的な当接に
よる異音、特に打音の発生が効果的に阻止せしめ
られ得るのである。
また、大荷重が作用したときに、弾性部材の周
溝部分はストツパ手段にて塞がれて外部と遮断さ
れ、且つ体積変化により外部大気との圧力差を生
じ、以て接触部附近において急速な空気の流れを
生じて、異音(空気音)が発生し易いが、そのよ
うな異音は、前記ストツパ手段作用部位に、大荷
重時でも塞がれない、該周溝の内外を常に連通せ
しめる連通溝を設けることによつて、阻止せしめ
られ得るのである。
溝部分はストツパ手段にて塞がれて外部と遮断さ
れ、且つ体積変化により外部大気との圧力差を生
じ、以て接触部附近において急速な空気の流れを
生じて、異音(空気音)が発生し易いが、そのよ
うな異音は、前記ストツパ手段作用部位に、大荷
重時でも塞がれない、該周溝の内外を常に連通せ
しめる連通溝を設けることによつて、阻止せしめ
られ得るのである。
さらに、かかる本発明に従う弾性部材を、円環
状のハウジングからなる外側部材内に収容、保持
せしめるようにすれば、該外側部材との間の接着
面剥離の問題もなく、更には非接点の状態で保持
せしめ得ることによつて、アツパサポート全体と
しての製作や組立てなども容易と為し得るのであ
る。
状のハウジングからなる外側部材内に収容、保持
せしめるようにすれば、該外側部材との間の接着
面剥離の問題もなく、更には非接点の状態で保持
せしめ得ることによつて、アツパサポート全体と
しての製作や組立てなども容易と為し得るのであ
る。
以下、本発明を更に具体的に明らかにするため
に、本発明に従うアツパサポートの一例を図面に
基づいて詳細に説明する。
に、本発明に従うアツパサポートの一例を図面に
基づいて詳細に説明する。
先ず、第1図において、車輪10を回転可能に
支持する車軸12はスピンドル14に取り付けら
れており、そして該スピンドル14はアーム機構
18を介して車体16に取り付けられている。ま
た、該スピンドル14には、ピストン・シリンダ
からなる緩衝器20がそのアウタチユーブ22側
において接続され、そして該緩衝器20のピスト
ンロツド24の端部が、アツパサポートたるスト
ラツトマウント40を介して車体16に取り付け
られるようになつている。更に、該緩衝器20の
外周にはコイルスプリング26が配置され、その
両端が該アウタチユーブ22に設けられたロアス
プリングシート28と前記ストラツトマウント4
0に設けられたアツパスプリングシート30にそ
れぞれ当接、支持せしめられるようになつてい
る。なお、前記アーム機構18は、従来のマツク
フアーソン・ストラツト型懸架装置におけるアー
ム機構と同様の構造を有し、前記スピンドル14
は車体16にブツシユ36を介して枢着されたロ
アアーム32にブツシユ34により枢着されてい
る。
支持する車軸12はスピンドル14に取り付けら
れており、そして該スピンドル14はアーム機構
18を介して車体16に取り付けられている。ま
た、該スピンドル14には、ピストン・シリンダ
からなる緩衝器20がそのアウタチユーブ22側
において接続され、そして該緩衝器20のピスト
ンロツド24の端部が、アツパサポートたるスト
ラツトマウント40を介して車体16に取り付け
られるようになつている。更に、該緩衝器20の
外周にはコイルスプリング26が配置され、その
両端が該アウタチユーブ22に設けられたロアス
プリングシート28と前記ストラツトマウント4
0に設けられたアツパスプリングシート30にそ
れぞれ当接、支持せしめられるようになつてい
る。なお、前記アーム機構18は、従来のマツク
フアーソン・ストラツト型懸架装置におけるアー
ム機構と同様の構造を有し、前記スピンドル14
は車体16にブツシユ36を介して枢着されたロ
アアーム32にブツシユ34により枢着されてい
る。
また、本発明に従うアツパサポートたる前記ス
トラツトマウント40は、第2図〜6図に示され
るように、金属製で筒状のピストンロツド取付金
具(内側部材)42と、該取付金具42の外周部
に加硫接着により固着された円環状且つ筒状のゴ
ムブロツク(弾性部材)44と、かかるゴムブロ
ツク44を内部に収容、保持した円環状の金属製
ハウジング(外側部材)46から構成されてい
る。
トラツトマウント40は、第2図〜6図に示され
るように、金属製で筒状のピストンロツド取付金
具(内側部材)42と、該取付金具42の外周部
に加硫接着により固着された円環状且つ筒状のゴ
ムブロツク(弾性部材)44と、かかるゴムブロ
ツク44を内部に収容、保持した円環状の金属製
ハウジング(外側部材)46から構成されてい
る。
より具体的には、取付金具42は、第3図に示
される如く、円筒48と前記ゴムブロツク44内
に埋め込まれる座板50とを一体的に結合してな
り、該円筒48内に緩衝器20のピストンロツド
24の先端部が挿通せしめられ、ナツト52にて
締め付けられることにより、緩衝器20のストラ
ツトマウント40(取付金具42)への連結が行
なわれるようになつている。
される如く、円筒48と前記ゴムブロツク44内
に埋め込まれる座板50とを一体的に結合してな
り、該円筒48内に緩衝器20のピストンロツド
24の先端部が挿通せしめられ、ナツト52にて
締め付けられることにより、緩衝器20のストラ
ツトマウント40(取付金具42)への連結が行
なわれるようになつている。
そして、かかる取付金具42の外側に、所定形
状のゴムブロツク44が通常の加硫成形法によつ
て固着されているのである。該ゴムブロツク44
は、第4〜6図に示されるように、軸方向の両端
部にそれぞれ連続的な所定深さの周溝52,54
を有し、この二つの周溝52,54によつて狭小
なブリツジ部56を介して二つの円環状部分、即
ち内側環状部58と外側環状部60に分割された
如き形状を呈している。そして、かかるゴムブロ
ツク44の内側環状部58の上、下の端面(第5
図において)は外側環状部60より低くされ、即
ち軸方向において内方に凹んでおり、ストツパ手
段作用部位となるように構成されているが、そこ
には120゜の位相差をもつて3個の小突起62,6
4がそれぞれ設けられており、且つ外側環状部6
0よりも高い、換言すれば軸方向外方に突出せし
められている。また、該各小突起62,64の間
の内側環状部58の端面には、所定幅の連通溝6
6,68が設けられており、後述するストツパ手
段が該端面に当接せしめられても、該周溝52,
54と外部とを常に連通せしめるように構成され
ている。なお、内側環状部58の両端面の小突起
62と64、更には連通溝66と68とは、それ
ぞれ60゜の位相差をもつて配置されているのであ
る。
状のゴムブロツク44が通常の加硫成形法によつ
て固着されているのである。該ゴムブロツク44
は、第4〜6図に示されるように、軸方向の両端
部にそれぞれ連続的な所定深さの周溝52,54
を有し、この二つの周溝52,54によつて狭小
なブリツジ部56を介して二つの円環状部分、即
ち内側環状部58と外側環状部60に分割された
如き形状を呈している。そして、かかるゴムブロ
ツク44の内側環状部58の上、下の端面(第5
図において)は外側環状部60より低くされ、即
ち軸方向において内方に凹んでおり、ストツパ手
段作用部位となるように構成されているが、そこ
には120゜の位相差をもつて3個の小突起62,6
4がそれぞれ設けられており、且つ外側環状部6
0よりも高い、換言すれば軸方向外方に突出せし
められている。また、該各小突起62,64の間
の内側環状部58の端面には、所定幅の連通溝6
6,68が設けられており、後述するストツパ手
段が該端面に当接せしめられても、該周溝52,
54と外部とを常に連通せしめるように構成され
ている。なお、内側環状部58の両端面の小突起
62と64、更には連通溝66と68とは、それ
ぞれ60゜の位相差をもつて配置されているのであ
る。
また、外側部材となる、円環状を呈する金属ハ
ウジング46は、第2〜3図に示される如く、二
つのハツト状部材70及び80を対向させて、固
定せしめることによつて形成されている。即ち、
各ハツト状部材70,80は、それぞれ、断面円
形の筒状部72,82と、該筒状部の一端におい
て半径方向内方に延びるストツパ手段としての円
環状の内方フランジ部74,84と、該筒状部の
他端において半径方向外方に延びる車体への固定
のための外方フランジ部76,86とから構成さ
れており、前記取付金具42を固着せしめたゴム
ブロツク44(第4〜6図に示されるもの)を収
容した状態において該二つのハツト状部材70及
び80を対向して衝き合わせ、両者の外方フラン
ジ部76,86を必要に応じてスポツト溶接など
にて固定することによつて、第2〜3図のストラ
ツトマウントが完成されるのである。なお、外方
フランジ部76,86には、それらを挿通する適
数個のボルト90が植設されており、該ボルト9
0によつてハウジング46が車体16に取り付け
られるようになつている。
ウジング46は、第2〜3図に示される如く、二
つのハツト状部材70及び80を対向させて、固
定せしめることによつて形成されている。即ち、
各ハツト状部材70,80は、それぞれ、断面円
形の筒状部72,82と、該筒状部の一端におい
て半径方向内方に延びるストツパ手段としての円
環状の内方フランジ部74,84と、該筒状部の
他端において半径方向外方に延びる車体への固定
のための外方フランジ部76,86とから構成さ
れており、前記取付金具42を固着せしめたゴム
ブロツク44(第4〜6図に示されるもの)を収
容した状態において該二つのハツト状部材70及
び80を対向して衝き合わせ、両者の外方フラン
ジ部76,86を必要に応じてスポツト溶接など
にて固定することによつて、第2〜3図のストラ
ツトマウントが完成されるのである。なお、外方
フランジ部76,86には、それらを挿通する適
数個のボルト90が植設されており、該ボルト9
0によつてハウジング46が車体16に取り付け
られるようになつている。
そして、かかるゴムブロツク44のハウジング
46への組付けによつて、該ゴムブロツク44の
外側環状部60がハウジング46にしつかりと保
持せしめられる一方、内側環状部58の両端部に
設けられた小突起62,64がその先端部におい
て該ハウジング46を構成するハツト状部材7
0,80の各内方フランジ部(ストツパ手段)7
4,84にそれぞれ内側から当接せしめられるこ
ととなるのである。
46への組付けによつて、該ゴムブロツク44の
外側環状部60がハウジング46にしつかりと保
持せしめられる一方、内側環状部58の両端部に
設けられた小突起62,64がその先端部におい
て該ハウジング46を構成するハツト状部材7
0,80の各内方フランジ部(ストツパ手段)7
4,84にそれぞれ内側から当接せしめられるこ
ととなるのである。
従つて、かかる構成のストラツトマウント40
において、緩衝器20、特にピストンロツド24
から入力される振動荷重Pは、該ストラツトマウ
ント40のゴムブロツク44に対してその軸心方
向(上下方向)に作用することとなるが、該ピス
トンロツド24からの荷重を受ける内側環状部5
8が周溝52,54によつて外側環状部60から
仕切られ、そして両者が狭小なブリツジ部分56
を介して接続されているために、そのバネ特性は
極めて軟らかいものとなり、ストラツトマウント
として望ましい特性を示すこととなるのである。
において、緩衝器20、特にピストンロツド24
から入力される振動荷重Pは、該ストラツトマウ
ント40のゴムブロツク44に対してその軸心方
向(上下方向)に作用することとなるが、該ピス
トンロツド24からの荷重を受ける内側環状部5
8が周溝52,54によつて外側環状部60から
仕切られ、そして両者が狭小なブリツジ部分56
を介して接続されているために、そのバネ特性は
極めて軟らかいものとなり、ストラツトマウント
として望ましい特性を示すこととなるのである。
しかも、ストツパ手段作用部位たる内側環状部
58の端部に設けられた小突起62,64が各ス
トツパ手段74,84に常に当接し、そして作用
する振動荷重Pの大きさに応じて該小突起62.
64が漸次変形して該内側環状部58の端面全体
に全面的に接触する、換言すれば該小突起62,
64を介して比較的緩やかに荷重を受けるように
なるので、該ゴムブロツク44は、第7図に実
線:100にて示される如き、急激な曲折点のない
より一層良好な非線型のバネ特性を示すのであ
る。なお、この小突起62,64を設けない場合
には、第7図における破線:102の如く、内側
環状部の端面がハウジングのストツパ部分に接触
した時点より、ゴムブロツクのバネ特性は急激に
硬くなつて、急速に立ち上がり、そこに曲折点m
を示すようになるのである。
58の端部に設けられた小突起62,64が各ス
トツパ手段74,84に常に当接し、そして作用
する振動荷重Pの大きさに応じて該小突起62.
64が漸次変形して該内側環状部58の端面全体
に全面的に接触する、換言すれば該小突起62,
64を介して比較的緩やかに荷重を受けるように
なるので、該ゴムブロツク44は、第7図に実
線:100にて示される如き、急激な曲折点のない
より一層良好な非線型のバネ特性を示すのであ
る。なお、この小突起62,64を設けない場合
には、第7図における破線:102の如く、内側
環状部の端面がハウジングのストツパ部分に接触
した時点より、ゴムブロツクのバネ特性は急激に
硬くなつて、急速に立ち上がり、そこに曲折点m
を示すようになるのである。
そして、かかる曲折点mでは、内側環状部58
の端面とストツパ手段たるハウジング46の内方
フランジ部74,84との衝激的な当接による不
快な異音、特に打音の発生が認められるが、上例
では小突起62,64の存在によつて該曲折点m
が解消されているため、大きな振動荷重Pが作用
した場合にあつても、そのような不快な異音の発
生が効果的に阻止されているのである。
の端面とストツパ手段たるハウジング46の内方
フランジ部74,84との衝激的な当接による不
快な異音、特に打音の発生が認められるが、上例
では小突起62,64の存在によつて該曲折点m
が解消されているため、大きな振動荷重Pが作用
した場合にあつても、そのような不快な異音の発
生が効果的に阻止されているのである。
また、上例のストラツトマウント40にあつて
は、周溝52,54を外部に連通せしめる連通溝
66,68が、大荷重時でも塞がれない充分な深
さの溝として、内側環状部58の両端部に設けら
れ、常に周溝内外が連通された状態とされている
ので、大荷重時に該内側環状部58が全面的にハ
ウジング46の内方フランジ部74,84に当接
せしめられても、該周溝52,54内に空気が閉
じ込められるようなことはなく、それ故急速な空
気の流れに基因する異音の発生も有効に阻止され
ているのである。なお、この異音としての空気音
の発生阻止の観点からすれば、前記連通溝66,
68に代えて、該周溝52,54の上方に位置す
る内方フランジ部74,84に外部に連通せしめ
るための孔やスリツトなどの連通手段を設けるこ
とも可能である。また、かかる内方フランジ部に
該当するストツパ手段が該周溝の入口部を覆蓋し
て空気を閉じ込めるものでなければ、前記連通手
段も不要となる。
は、周溝52,54を外部に連通せしめる連通溝
66,68が、大荷重時でも塞がれない充分な深
さの溝として、内側環状部58の両端部に設けら
れ、常に周溝内外が連通された状態とされている
ので、大荷重時に該内側環状部58が全面的にハ
ウジング46の内方フランジ部74,84に当接
せしめられても、該周溝52,54内に空気が閉
じ込められるようなことはなく、それ故急速な空
気の流れに基因する異音の発生も有効に阻止され
ているのである。なお、この異音としての空気音
の発生阻止の観点からすれば、前記連通溝66,
68に代えて、該周溝52,54の上方に位置す
る内方フランジ部74,84に外部に連通せしめ
るための孔やスリツトなどの連通手段を設けるこ
とも可能である。また、かかる内方フランジ部に
該当するストツパ手段が該周溝の入口部を覆蓋し
て空気を閉じ込めるものでなければ、前記連通手
段も不要となる。
さらに、上例の如く、二つのハツト状部材7
0,80から構成される円環状のハウジング46
内に前記ゴムブロツク44を収容、保持せしめる
ようにすれば、ストツパ手段の形成が容易とな
り、構造的にも簡略化し得ることは勿論、ピスト
ンロツド24よりの軸心方向の振動荷重Pに対
し、従来の如き外側金具とゴムとの接着面剥離の
現象が効果的に抑制され得て、安全性の点でも有
利となるのである。しかも、かかる接着面剥離の
現象は、ハウジング46内面とゴムブロツク44
の外側環状部60の外周面とを接着することな
く、該ゴムブロツク44をハツト状部材70,8
0にて挾持した状態でハウジング46内に収容、
保持せしめれば、全く顧慮する必要もないのであ
る。また、ゴムブロツク44を非接着の状態でハ
ウジング46内に収容するようにすれば、その製
作や組立てなども容易となる利点を生ずるのであ
る。
0,80から構成される円環状のハウジング46
内に前記ゴムブロツク44を収容、保持せしめる
ようにすれば、ストツパ手段の形成が容易とな
り、構造的にも簡略化し得ることは勿論、ピスト
ンロツド24よりの軸心方向の振動荷重Pに対
し、従来の如き外側金具とゴムとの接着面剥離の
現象が効果的に抑制され得て、安全性の点でも有
利となるのである。しかも、かかる接着面剥離の
現象は、ハウジング46内面とゴムブロツク44
の外側環状部60の外周面とを接着することな
く、該ゴムブロツク44をハツト状部材70,8
0にて挾持した状態でハウジング46内に収容、
保持せしめれば、全く顧慮する必要もないのであ
る。また、ゴムブロツク44を非接着の状態でハ
ウジング46内に収容するようにすれば、その製
作や組立てなども容易となる利点を生ずるのであ
る。
なお、上例のストラツトマウントにおいては、
外側部材として最も有効な、ストツパ手段が一体
に形成された円環状のハウジングを用いたが、他
の公知の筒状部材なども採用可能であり、またス
トツパ手段が外側部材とは別体とされていても何
等差支えない。更に、ストツパ手段は弾性部材の
両端部のみならず、一方の端部側にのみ設けられ
る場合もあり、そのような場合には、ストツパ手
段に対向する側の弾性部材端部に前記の如き周
溝、突起が設けられることとなる。
外側部材として最も有効な、ストツパ手段が一体
に形成された円環状のハウジングを用いたが、他
の公知の筒状部材なども採用可能であり、またス
トツパ手段が外側部材とは別体とされていても何
等差支えない。更に、ストツパ手段は弾性部材の
両端部のみならず、一方の端部側にのみ設けられ
る場合もあり、そのような場合には、ストツパ手
段に対向する側の弾性部材端部に前記の如き周
溝、突起が設けられることとなる。
また、ゴムブロツク44の少なくとも一方の端
部に設けられる周溝52,54は、内側環状部5
8と外側環状部60を区画、形成すべく適宜の位
置に配置され、且つそれらの幅や深さは、ブリツ
ジ部分56に要請される軟らかいバネ特性に従つ
て適宜に決定されることとなる。
部に設けられる周溝52,54は、内側環状部5
8と外側環状部60を区画、形成すべく適宜の位
置に配置され、且つそれらの幅や深さは、ブリツ
ジ部分56に要請される軟らかいバネ特性に従つ
て適宜に決定されることとなる。
さらに、かかる内側環状部58の端部に設けら
れる突起62,64や連通溝66,68の大きさ
やその数、配置形態なども、目的や要求される性
態に応じて適宜に決定されることとなる。
れる突起62,64や連通溝66,68の大きさ
やその数、配置形態なども、目的や要求される性
態に応じて適宜に決定されることとなる。
更にまた、本発明に従うアツパサポートは、自
動車の前輪、後輪のいずれの懸架装置においても
有利に用いられ得るものであり、また緩衝器を用
いたもので、そのピストンロツドが車体に固定せ
しめられる型式の懸架装置であれば、先の例で示
した如きマツクフアーソン・ストラツト型のもの
に限られることなく、本発明が適用され得るもの
である。
動車の前輪、後輪のいずれの懸架装置においても
有利に用いられ得るものであり、また緩衝器を用
いたもので、そのピストンロツドが車体に固定せ
しめられる型式の懸架装置であれば、先の例で示
した如きマツクフアーソン・ストラツト型のもの
に限られることなく、本発明が適用され得るもの
である。
その他、本発明には、本発明の趣旨を逸脱しな
い限りにおいて、当業者の知織に基づいて種々な
る変更、修正等を加え得るものである。
い限りにおいて、当業者の知織に基づいて種々な
る変更、修正等を加え得るものである。
第1図は本発明の一実施例に係るアツパサポー
トとしてのストラツトマウントを装備した懸架装
置を概略的に示す正面図であり、第2図は第1図
に示されたストラツトマウントの平面図であり、
第3図は第2図における−断面図であり、第
4図は加硫成形によつて形成された、弾性部材と
してのゴムブロツクを示す平面図であり、第5図
は第4図における−断面図であり、第6図は
第4図のゴムブロツクの斜視図(部分断面)であ
り、第7図は荷重−撓み特性を示すグラフであ
る。 10:車輪、14:スピンドル、16:車体、
20:緩衝器、22:アウタチユーブ、24:ビ
ストンロツド、26:コイルスプリング、40:
ストラツトマウント(アツパサポート)、42:
ピストンロツド取付金具(内側部材)、44:ゴ
ムブロツク(弾性部材)、46:ハウジング(外
側部材)、52,54:周溝、56:ブリツジ部、
58:内側環状部、60:外側環状部、62,6
4:小突起、66,68:連通溝、70,80:
ハツト状部材、72,82:筒状部、74,8
4:内方フランジ部、76,86:外方フランジ
部。
トとしてのストラツトマウントを装備した懸架装
置を概略的に示す正面図であり、第2図は第1図
に示されたストラツトマウントの平面図であり、
第3図は第2図における−断面図であり、第
4図は加硫成形によつて形成された、弾性部材と
してのゴムブロツクを示す平面図であり、第5図
は第4図における−断面図であり、第6図は
第4図のゴムブロツクの斜視図(部分断面)であ
り、第7図は荷重−撓み特性を示すグラフであ
る。 10:車輪、14:スピンドル、16:車体、
20:緩衝器、22:アウタチユーブ、24:ビ
ストンロツド、26:コイルスプリング、40:
ストラツトマウント(アツパサポート)、42:
ピストンロツド取付金具(内側部材)、44:ゴ
ムブロツク(弾性部材)、46:ハウジング(外
側部材)、52,54:周溝、56:ブリツジ部、
58:内側環状部、60:外側環状部、62,6
4:小突起、66,68:連通溝、70,80:
ハツト状部材、72,82:筒状部、74,8
4:内方フランジ部、76,86:外方フランジ
部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 懸架装置における緩衝器のピストンロツドの
端部に連結される筒状の内側部材と、該内側部材
の外側に所定の距離を隔てて同心的に配置され
た、車体に取り付けられる外側部材と、該内側部
材と該外側部材との間に位置せしめられた円環状
且つ筒状の弾性部材と、該弾性部材の軸方向の変
形を阻止するようにその軸方向の端部の少なくと
も一方の側に設けられたストツパ手段とを、含む
懸架装置におけるアツパサポートにして、 前記弾性部材が、前記ストツパ手段が設けられ
た側の端部において周方向に断続的に若しくは連
続的に形成された所定深さの周溝と、該周溝の内
側に位置して前記ストツパ手段に対向するストツ
パ手段作用部位に、その周方向に所定の間隔をも
つて設けられた、先端部が該ストツパ手段に常時
当接している複数個の突起とを、有することを特
徴とする懸架装置におけるアツパサポート。 2 前記弾性部材のストツパ手段作用部位に、前
記周溝の内外を常に連通せしめる連通溝を設けた
特許請求の範囲第1項記載のアツパサポート。 3 前記ストツパ手段が、前記外側部材に一体的
に設けられ、該外側部材から前記弾性部材の端面
に対向するように且つ該端面から所定の距離を隔
てて延びている特許請求の範囲第2項記載のアツ
パサポート。 4 前記弾性部材の前記周溝よりも内側に位置す
るストツパ手段作用部位が、該周溝よりも外側に
位置する該弾性部材の前記外側部材への取付部分
よりも、軸方向において内方に凹んでいる特許請
求の範囲第3項記載のアツパサポート。 5 前記弾性部材が、その軸方向の両端部にそれ
ぞれ前記周溝、突起及び連通溝を有すると共に、 前記外側部材が、筒状部と、該筒状部の一端に
おいて半径方向内方に延びるストツパ手段として
の円環状の内方フランジ部と、該筒状部の他端に
おいて半径方向外方に延びる車体への固定のため
の外方フランジ部とからなるハツト状部材の2個
を対向、配置せしめることによつて構成される円
環状のハウジングからなり、且つ 該円環状のハウジング内に、前記内側部材を固
着せしめた前記弾性部材が収容せしめられる特許
請求の範囲第3項記載のアツパサポート。 6 前記内側部材を固着せしめた前記弾性部材
が、前記円環状のハウジング内に非接着の状態で
収容、保持されている特許請求の範囲第5項記載
のアツパサポート。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56174838A JPS5877945A (ja) | 1981-10-31 | 1981-10-31 | 懸架装置におけるアツパサポ−ト |
US06/359,105 US4465296A (en) | 1981-10-31 | 1982-03-17 | Upper support in vehicle suspension systems |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56174838A JPS5877945A (ja) | 1981-10-31 | 1981-10-31 | 懸架装置におけるアツパサポ−ト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5877945A JPS5877945A (ja) | 1983-05-11 |
JPS6344980B2 true JPS6344980B2 (ja) | 1988-09-07 |
Family
ID=15985533
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56174838A Granted JPS5877945A (ja) | 1981-10-31 | 1981-10-31 | 懸架装置におけるアツパサポ−ト |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4465296A (ja) |
JP (1) | JPS5877945A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0274479U (ja) * | 1988-11-28 | 1990-06-07 | ||
JP2007253926A (ja) * | 2006-02-21 | 2007-10-04 | Tokai Rubber Ind Ltd | 車両用サスペンションのスプリングシート |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0511046Y2 (ja) * | 1985-03-01 | 1993-03-18 | ||
JPH0351203Y2 (ja) * | 1985-05-07 | 1991-11-01 | ||
JPS62178410A (ja) * | 1986-01-31 | 1987-08-05 | Nissan Motor Co Ltd | ストラツトマウントインシユレ−タ |
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JPH0414844U (ja) * | 1990-05-30 | 1992-02-06 | ||
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