JPS63247333A - 着色溶融亜鉛メツキ用亜鉛合金 - Google Patents

着色溶融亜鉛メツキ用亜鉛合金

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JPS63247333A
JPS63247333A JP62081062A JP8106287A JPS63247333A JP S63247333 A JPS63247333 A JP S63247333A JP 62081062 A JP62081062 A JP 62081062A JP 8106287 A JP8106287 A JP 8106287A JP S63247333 A JPS63247333 A JP S63247333A
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JP
Japan
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water cooling
hot
galvanizing bath
galvanized
colored
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Pending
Application number
JP62081062A
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English (en)
Inventor
Masatoshi Tomita
昌利 冨田
Susumu Yamamoto
進 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikko Aen KK
Original Assignee
Nikko Aen KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、鉄鋼材料表面に黄金色、紫色及び青色を自在
に発色させることの出来る着色溶融亜鉛メッキ用のMn
−Ti−Zn合金に関するものであシ、0.2〜0.8
wt%Mnと0.01〜0.1wt%Tiを含み、pb
含有量をQ、o O5wt%以下に規制した、叙上亜鉛
合金に関する。
発明の背景 溶融亜鉛を用いてメッキ金施した溶融亜鉛メッキ鉄鋼材
料は、建築、土木、農業、水産、化学プラント、電力送
信等の部門での部材や施設に至る広範囲な分野において
耐食−目的で多用されている。
ところで、近年、鉄塔、照明用ボール、ガードレール、
各種作業及び展示場用仮設架台、外板等の施設に対し、
ては、従来の溶融亜鉛メッキ材のような金属色金星する
ものよシも周囲の環境に適合して美観色を呈する着色溶
融亜鉛メッキ材が要望されるようになっている。美観意
識の高まシと共に、今後、建築、土木、プラント、電力
送信、運輸、農業、水産その他の広い分野において着色
溶融亜鉛メッキ材のwl要が益々拡大していくものと予
想される。
従来技術とその問題点 従来の溶融亜鉛メッキ鋼の着色法としては、該メッキ鋼
に塗装によ多着色することが主として行なわれているが
、溶融亜鉛メッキ鋼のメッキ被膜中のZnは活性なため
、塗料の油分の構成分である脂肪酸が徐々にアルカリ分
解して亜鉛石けんを形成するようになる。そのため、着
色に用いた塗料の皮膜がメッキ皮膜表面に付層せずに剥
離するに至る欠点がある。
したがって、従来はこのような欠点を防ぐために、鉄鋼
に溶融亜鉛を用いてメッキを施し、ついで得られたメッ
キ鋼を大気中に1〜5MrT#rU@Nして上記メッキ
皮膜上にさらにZn(OH)z、ZnO%Z n CO
s  およびZnCl!等の腐食生成物を形成させ、つ
いでメッキ鋼の表面をクリーニングした後、着色のため
の塗装を施すという煩雑な操作を行なうことが余儀なく
されていた。
ところで、上記のような塗装法とは別に、溶融亜鉛メッ
キを施すに際しての酸化膜の発色作用を利用する増色処
理方法が知られている。例えば、特公昭46−4200
7号は、溶融亜鉛メッキ浴に、チタン、マンガン、バナ
ジウム等々の1種以上t−添加したメッキ浴を使用して
の着色処理方法を開示している。しかし、ここで開示さ
れた技術に従って得られた着色溶融亜鉛メッキの色調は
全般的に非常に薄く、経時的にすぐに退色し、皮膜も剥
げやすいことが認められた。求める色の発色全的確にコ
ントロールすることが出来ず、はやけた色調となること
が多々あった。
こうした状況において、本件出願人は、鮮明な発色を有
ししかも耐久性のある着色酸化膜を生成しうる着色溶融
亜鉛メッキ技術の確立に取組み、多くの成果fr、アげ
てきた。今では、成分コントロールとメッキ及び後処理
条件のコントロールとによシ、黄金色、紫色、青色、赤
色、黄色、暗赤色、緑色等バラエティに富む色相を自在
に発色することが可能となっている。
そうした合金の代表例として、α2〜α7 wt%T1
−Zn 、 l11〜α8wt%M n −Z n、α
2〜α5wt%TI−Q、05〜α15wt%Mn−Z
n等□が挙げられる。例えは、3番目のα2〜IIL5
wt%TI−α05〜α15wt%Mn−Zn ’(i
:例にとると、この合金の溶融メッキ浴を用いて次のよ
うな処理によ)黄色、暗赤色及び緑色の発色が可能であ
る: 黄色:浴温度580乃至600°Cで鉄鋼母材にメッキ
を施し、次いでこれを500乃至520℃の温度の雰囲
気中で20〜30秒加熱した後、水冷もしくは温水冷又
は冷却ガスで冷却すること 暗赤色:浴温度580乃至600℃で鉄鋼母材にメッキ
を施し、次いでこれl5oo〜520°Cの温度の雰囲
気中で30〜70秒加熱し九後、水冷もしくは温水冷す
る仁と 緑色:浴温度600乃至620℃で鉄鋼母材にメッキを
施し、次いでこれを5oO乃至520℃の温度の雰囲気
中で50〜60秒加熱した後、水冷もしくは温水冷又は
冷却ガスで冷却すること 上述した技術は鮮明な発色効果を与える優れた技術であ
るが、斯界ではこれら色相と異なった発色を望む声もあ
シ、更には上記技術においてはメッキ後に加熱雰囲気で
の保持時間が比較的長い点が連続操業上不利な点として
認識されるようになった。また、エネルギーコストの削
減も要望されるようになった。
発明の概要 本発明者等は、上記のようなMn及びT!ヲ含む合金に
おいて、Mnを比較的高目に維持し、T1i低目としそ
して不純物鉛量を抑制することによって、黄金色−紫一
青という色系列の発色が可能となシ、メッキ後の加熱雰
囲気での保持時間が大巾に削減しうる溶融亜鉛合金の開
発に成功した。生成メッキ表面は平滑性に優れ、一層の
美観を与える。浴温度は従来より低くてすむ。
この知見に基いて、本発明は、(L2−α8wt%Mn
及び(11〜11wt%Tl を含有しそして不純物p
bを1005%以下に抑制した、黄金色、紫色及び青色
管自在に発色しうる着色溶融亜鉛メッキ用亜鉛合金を提
供する。
発明の詳細な説明 着色溶融亜鉛メッキは、メッキ浴中に溶解された亜鉛合
金中に被メッキ材を浸漬することによシ実施される。亜
鉛合金は亜鉛地金に合金添加剤を加えることによ)#l
I製される。本発明において、亜鉛合金調製用に使用す
る亜鉛地金は、不純物Pb1α005%以下に抑制した
ものであることが必要である。従って、JIS H21
07に規定される最純亜鉛地金(99995%以上)の
使用が好ましいが、Pbを0.OO5%以下に規制した
ものなら特殊亜鉛地金(9999%以上)の使用も可能
である。鉛がメッキ浴中に(LOO5%以上存在すると
、黄金色−索一青系列の色相が短時間で発色しない。
本発明に従えば、上述した高純度の亜鉛地金にα2〜l
18wt%Mn及びQ、01−(L1wt%T’1 が
添加される。メッキ後の加熱雰囲気での保持時間を短縮
するには、TIを少なめとし且つMnt比較的多目にす
るとよいとの知見が添加量範囲決定の基礎となっている
。TIはそのため上限f (L 1 wt%と設定され
ている。Tl101wt%未満ではTI添加の効果が生
ぜず、所望の色相が発色しない。短時間で所望の色相ヲ
得るにはα2 wt%以上の多量のMnが必要であるが
、[18w4%を超えると色相の調整が困煩とな)、被
メッキ材のメッキ液への濡れが悪化する。
こうし九亜鉛合金管使用しての溶融亜鉛メッキに尚シ、
被メッキ材は、アルカリ浴を使用する等による脱脂、酸
洗等によるスケール除去その他の操作を経て、メッキの
ための7ラツクス処理を施される。フラックス処理は例
えはZnC12−KF  系溶液、ZnCh −NH4
C1溶液その他公知の7ラツクス溶液に短時間浸漬する
ことによシ実施しうる。
予備処理後1特定温度にコントロールされたメッキ浴に
被メツキ材t−1〜3分浸漬し、ついで被メッキ材を浴
から引上げ、メッキ皮膜の酸化度をコントロールするこ
とによシ、黄金色、紫色及び青色の発色が自由に得られ
る。酢化度を強化する順に黄金色、紫色及び青色が発色
する。
メッキ浴温度は一般に4,80〜550°C1好ましく
は490〜520°Cの範囲とされ、従来の浴温度よυ
低くなしうる。これは大量処理の場合にエネルギーコス
)1大巾に削減する。
メッキ材をメッキ浴から引上げた後、メッキ材管大気放
冷、水冷、温水冷、強制冷却、炉内徐冷等冷却方式を変
えることによって冷却速度をコントロールすることによ
シ酸化度を変更しうるが、好ましい実施法は、450〜
550℃の温度雰囲気に所定時間保持し、その後の冷却
速度を変更することにより酸化度をコントロールするこ
とである。合金層が表層に達すると発色が生じないので
、合金層の発達よシも酸化膜を厚くすることが重要であ
る。保持湿度、保持時間、或いは冷却速度が適正な発色
をもたらしうるよう選定される。本発明の場合、加熱時
間が雉くてすむ。
こうして、従来よシ短い時間で黄金色、紫色及び青色系
列の色相が発色し、しかもメッキ表面が平滑性に富むこ
とから、美感も秀れている着色溶融亜鉛メッキ材が得ら
れる。
実施例 幅5Qm長さ100wII&及び厚さ&2■の8841
鋼板を80℃のアルカリ浴に30分間浸漬して脱脂を行
なった後、湯洗し次いで塩m10%溶液に常温で30分
間浸漬して鋼板のスケールを除去した。次にこの鋼板を
湯洗後80℃の55 % ZnC1x−NH4C1溶液
に1分間浸漬して7ラツクス処理を行なった。このよう
に処理した鋼板をα5wt%Mn及び108wt%TI
を含み、pb含有量を1004襲に抑制した、500°
Cf)温度のメッキ浴に1分間浸漬し、その後500°
Cの加熱雰囲気に保持しそして冷却することによシ処理
した。処理条件と着色との対応関係を示す。黄金色及び
紫色はごく短時間で発色しそして青色でも50秒で発色
した。有られ九メッキ表面は平滑性に冨む美麗な外観色
を呈した。
表 1 加熱雰囲気での加熱時間が短いことから連続溶融亜
鉛メツキラインへの適合性を有する。
2 浴温度が低く且つ加熱時間が短いことからエネルギ
ーコストが削減出来、大量処理に向く。
五 平滑性に富む美感を与え、鮮明な黄金色−紫色一臂
色系列の着色を与える。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)0.2〜0.8wt%Mn及び0.01〜0.1w
    t%Tiを含有しそして不純物Pbを0.005%以下
    に抑制した、黄金色、紫色及び青色を自在に発色しうる
    着色溶融亜鉛メッキ用亜鉛合金。
JP62081062A 1985-06-17 1987-04-03 着色溶融亜鉛メツキ用亜鉛合金 Pending JPS63247333A (ja)

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JP62081062A JPS63247333A (ja) 1987-04-03 1987-04-03 着色溶融亜鉛メツキ用亜鉛合金
US07/116,613 US5022937A (en) 1986-11-21 1987-11-03 Colored zinc coating
EP87117098A EP0269006B1 (en) 1986-11-21 1987-11-19 Colored zinc coating
DE8787117098T DE3781375T2 (de) 1986-11-21 1987-11-19 Gefaerbte zinkbeschichtung.
KR1019870013075A KR920004503B1 (ko) 1986-11-21 1987-11-20 착색용융아연 코우팅용 아연합금 및 그것을 사용한 착색아연코우팅방법
US07/694,750 US5141782A (en) 1985-06-17 1991-05-02 Colored zinc coating

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010525171A (ja) * 2007-04-27 2010-07-22 盛貽熱浸▲辛▼企業股▲分▼有限公司 鉛フリー熔融亜鉛めっき方法及びその完成品

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61288040A (ja) * 1985-06-17 1986-12-18 Nikko Aen Kk 溶融メツキ用亜鉛合金およびその使用方法

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