JPS6227536A - 溶融亜鉛めつき用亜鉛合金及びその使用方法 - Google Patents

溶融亜鉛めつき用亜鉛合金及びその使用方法

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JPS6227536A
JPS6227536A JP16830885A JP16830885A JPS6227536A JP S6227536 A JPS6227536 A JP S6227536A JP 16830885 A JP16830885 A JP 16830885A JP 16830885 A JP16830885 A JP 16830885A JP S6227536 A JPS6227536 A JP S6227536A
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JP
Japan
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corrosion resistance
weight
cast
plating
steel
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JP16830885A
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English (en)
Inventor
Susumu Yamamoto
進 山本
Kazuo Masuda
増田 一夫
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Nikko Aen KK
Original Assignee
Nikko Aen KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 所謂しho刊」]うげだ 本発明は、主として高耐食性を有するとともに光沢及び
美麗な外観を呈する鋳鋼、その他の溶融亜鉛めっき鋼板
の製造に利用される溶融亜鉛めっき用亜鉛合急、及び奇
の使用方法うこ関する。
丈末p且逝 従来、/8菊亜鉛めっき用鋼は、建築、土木、電力通信
、運輸、農業及び水産業関係の材料や施設に至る広範囲
な分野において耐食材料として使用されているが、近年
、工箔地4ivや7町洋地帯における苛酷な環境下で使
用される施設の部品、例えば送電用鉄塔の碍子カバー(
鋳物製)では高度の耐食性が要求されている。すなわち
、これらの地域で使用される、いわゆる“ドブ漬けめっ
き”による熔融亜鉛めっき鋼では、例えば田園地帯のよ
うな比較的温和な環境下で使用される場合の凡そ1ノ2
〜1,73程度の短い寿命であり、したがって、一層の
耐食性が必要とされる。
従来、一般に溶融亜鉛めっき鋼の耐食性を向上させるに
は、めっき付着量を増加させる方法が種々採用されてい
る。
しかしながら、工業地帯や海洋地帯のようなS02やN
aClが存在する環境下ではZn50.+、Zn5O*
4H20、Zn3%7thO及びZnCl2、ZnCl
24Zn(Of+)2等がめつき層に生成し、更に、こ
れろ生成物が雨水に溶解して流出するので、この生成と
流出を繰返すことによりめっき皮膜の腐食が著しく進行
するようになる。したがって、上記めっき付着量を増加
させることから成る従来法によっては熔融亜鉛めっき鋼
の耐食性の問題は解決し得ない。
また、溶融亜鉛めっき鋼の耐食性を改善する目的で、特
定範囲量のAlとTi、更にはMgやMnを含有させた
熔融亜鉛合金を用いてめっきすることも色ケ提案されて
いるが(例えば、特開昭51−136530号、特開昭
58−221247号、特公昭60−2374号)、A
lならびにTiの含有量の点から、前述したような苛酷
な環境下での満足すべき耐食性の改善は未だ得られてい
ない。
また、いわゆる鋳鋼等のドブ漬けめっきに至っては、合
金浴の検討が全くなされていない。
し が”ンしようとする。 占 本発明は、上述した状況に鑑みなされたものであって、
前述した苛酷な環境下でも長期に亘って鉄錆の発生を防
止し得る優れた耐食性を示す/8融亜鉛めっき用亜鉛合
金、及び該亜鉛合金から成る溶融金属浴を用いて鋳鋼の
ような被めっき体にめっきを施すだめの方法を提供する
ことを目的とする。
本発明では、Zn−Ti−Al熔融めっき用合金におい
て、Tiの含有量ならびにA1の含有量とその使用目的
が前記公知の亜鉛合金と本質的に異にしているものであ
って、TiとAlの含有量を規定することにより上記目
的の達成に成功したものである。
以下本発明の詳細な説明する。
光皿旦撓底 本発明の特徴は、■Ti 0.3〜0.7重量%、およ
びAl 0.001〜0.011i%を含有し、且つ不
可避不純物の含有合計量が0.01重量%未満である亜
鉛合金から成る溶融亜鉛めっき用亜鉛合金、および■該
亜鉛合金の熔融金泥浴を用いて、浴温度480℃〜53
0℃で鋳鋼材料のような被めっき体にめっきを施す方法
にある。
なお、ここでいう“不可避不純物゛とはPb、 Cd。
FeもしくはSn等を意味するものである。
本発明においてチタン(Ti)ならびにアルミニウム(
Al)亜鉛合金における含有量を上述の特定範囲に規定
した技術的根拠を以下に説明する。
Tiについて: チタン成分は、めっき浴中において被めっき体である鋼
材と優先的に反応して鋼素地上にFe−Ti合金層を形
成すると共に、めっき層中に遊離して存在するFe1f
&粒子と化合し、また、めっき表層部においてチタン酸
化物を生成して保護膜を形成することによって、鋼の耐
食性を著しく向上させる作用をするものである。さらに
、チタンは特に鋳鋼中のセメンタイト(FeiC)との
結合が容易であるため、連室の熔融亜鉛めっき法と同様
な方法で容易にめっきし得る利点も有する。しかし、亜
鉛合金におけるTiの含有量が0.7EliiR%を越
えると、めつき浴上に生成するチタン酸化物の量が多く
なって、めっき母材とのめつき濡れ性が悪くなり、一方
含有量が0.3重量%未満ではめつき層中のFe〜Ti
合金層およびめっき表層部のチタン酸化物の生成が未熟
となって耐食効果が得られないことがわかった。
したがって、本発明では上記知見に基づいてTtの含有
量を0.3〜0.7重量%に規定するものである。
A1について: 上述のとおり、Tiの含有量を0.3〜0.7重量%に
規定することにより、鋼材の耐食性を著しく向上し得る
が、その反面めっき浴上表面にチタンの酸化膜による干
渉色の発光が生じ、それがめつき母材への黄色などの着
色の原因となることがわかった。
本発明では、上記チタンの酸化膜に起因する干渉色を消
去する目的でA1を0.001〜0.01重量%含有さ
せるものである。ここでAlの含有量が0.001重量
%未満では、上記消去の効果がなく、一方0゜01重量
%より多く含有させても一層の消去効果は得られない。
因に、本発明に係る亜鉛合金は、それに含有させるAl
の上記機能に鑑み、Zn−Ti合金から成るものである
ということができる。
次に、本発明における亜鉛合金の基体である亜鉛に不可
避的に混在する不純物金属の含有量について説明する。
不可避不純物について: 本発明では上記不純物としてのPb、 Cd、 Fe、
もしくはSn等の含有合計量が0.01fflff1%
未満を用いることにより、亜鉛合金中の上記不可避不純
物の含有合計量を0.01重量%未満にすることができ
る。
不可避不純物の含有合計量が0.01重ff1%未満で
ある亜鉛は、JIS 2107に規定される亜鉛地金に
おいて特殊亜鉛以上の亜鉛純度を有するものであって、
亜鉛地金中に含有される不純物が、例えばPb0.01
0重量%以下、Cd 0.0010重量%以下のもので
ある。
。 占を 1するための 本発明により、叙上の亜鉛合金を用いて、鋳鋼および鋼
材等の被めっき体にめっきを施すことによって、前述し
た問題点である、苛酷な環境下における溶融亜鉛めっき
鋼等の耐食性を著しく改善することができるようになる
本発明では、上記亜鉛合金から成る溶融金匝浴を用いて
、480〜530℃の温度において、被めっき体である
鋳鋼材料にめっきを施すものであるが、上記熔融亜鉛合
金浴に鋳鋼材料を浸漬する、いわゆる“ドブ漬けめっき
”の手法によりめっきを施すことが可能である。すなわ
ち、本発明に係る叙上の亜鉛合金を用いることにより、
優れた耐食性を有する溶融亜鉛めっき鋼材を得ることが
できる。
ここで用いるめっき浴組成は、Ti 0.3〜0.7重
量%、Al 0.001〜0.01重量%及び不可避不
純物の含有合計量が0.01市量%未満の亜鉛地金のほ
かに、実際上は、被めっき体である鋼材ならびにめっき
槽から溶出するFeを0.06〜0.3重量%程度含有
する亜鉛合金浴となる。
めっきに際しては、上記亜鉛合金浴の温度を480〜5
30°Cの範囲に調整して鋼材を浸漬し、次いで引上げ
ることにより行なうが、その際の浸漬時間及び引上げ速
度については、被めっき体である鋼材の種類、形状及び
肉厚等を考慮して適宜選択するとよい。
なお、本名案において、浴温度480℃〜530℃でめ
っきを施すのは下記理由による。
すなわち、480℃より低い浴温度では、めっき浴粘度
が高いため、めっき皮膜が均一に形成されずに、いわゆ
るザラツキめっきになり(480℃以上になると、めっ
き浴の粘性が低下する)、一方、530℃より高い温度
にしても、めっき上効果の向上が認められないので経済
的に得策でない。
衾凱■殖来 上述したとおり、本発明に従って、めっきを施してi与
られるめっき!lii (Zn−Ti合金めつき鋼)は
、工業地帯や海洋地帯におけるような苛酷な環境下でも
長期間に亘って良好な耐食性を示すものであって、従来
の溶融亜鉛めっき鋼に比べて約5倍の耐食年数を維持す
る。したがって、上述した苛酷な環境下では前述したよ
うに、通常の溶融亜鉛めっき鋼の予想寿命が田園地帯な
どの環境下での寿命の172〜1/3であるが、本発明
によるZn−Ti合金めつき鋼を使用すれば上記苛酷な
環境下でも十分4食寿命を保持することが可能となる。
また、本発明によるZn−Ti合金めつき鋼を、田園地
帯や山岳地帯等の比較的温和な環境下で使用する場合に
は、めっき付着量を通常の熔融亜鉛めっき鋼の172〜
1/3に低減しても10年以上の長期耐食性を示すので
、その間の保守作業が不必要となり、省資源化と補修費
の節減が可能となる。
更に、本発明によると、前述したとおり、溶融亜鉛めっ
きを一段階の浴浸漬(どふ漬げめっき)で行ない(4る
ので、従来の鋼材に対するZn−Al合金めつき法(二
段階めっき法)に比し、作業及び設備を簡略化できる利
点がある。
よって、本発明は、溶融亜鉛めっき鋼を工業的に得るう
えで、極めて実用上有益であるといえる。
以下に実施例を示して本発明およびその効果を具体的に
説明する。
実施例 板子50I×板長100mm x板厚3.2+nmの寸
法のSS41鋼板を、温度80”Cのアルカ゛1浴Qこ
30分浸1’M シ、脱脂を(〒なった後楊恍し、次に
塩酸1.09≦溶液く常温)に30分/1 /Aするこ
とによってt青を6余去した。
このようにして前処理した上記ivJ板を、jJ% 、
’Jc後、ZnCl2−KF溶液(80°C)に30秒
浸〆貴してフラックス処理を行ない、表1に示す各めつ
き浴をそれぞれ用い浴温度480℃で1分浸漬後、1分
当り1mの速度で引上げた。めっき浴から引上げ;多、
温水(60”c)により冷却した。
また、坂中50mm x を反長100mm x J及
厚4.5mmの−・J法のFCD40鋼1反をショク1
−ブラスト熔液(常温)に1分浸漬し、湯洗後ZnC1
2ーgrン容液(80”C)に30秒浸漬してフラック
ス処理を行ない同様に表1に示す各めっき浴を用いて浴
温度480℃で2分浸漬後、1分当り1mの速度で引上
げた。めっき浴から引上げ後温水(60℃)により冷却
した。
次に、、上記によりめっきを施した各鋼板について、S
ST (塩水噴霧試験)で240時間の腐食減量を測定
し、その結果を表1に併せて示す。
表1にのられるとおり、本発明によると、めっき浴に一
段階浸債するのみで、二段階めっき法の比較例に匹斂す
るか、又はそれ以上の耐食効果が得られる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)Ti0.3乃至0.7重量%およびAl0.00
    1乃至0.01重量%を含有する亜鉛合金であつて、不
    可避不純物の含有合計量が0.01重量%未満であるこ
    とを特徴とする耐食性に優れた溶融亜鉛めつき用亜鉛合
    金。
  2. (2)Ti0.3乃至0.7重量%およびAl0.00
    1乃至0.01重量%を含有し、不可避不純物の含有合
    計量が0.01重量%未満である亜鉛合金から成る溶融
    金属浴を用いて、浴温度480℃乃至530℃で被めつ
    き体にめつきを施すことを特徴とする溶融亜鉛めつき方
    法。
  3. (3)被めつき体が鋳鋼材料である特許請求の範囲第(
    2)項記載の方法。
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