JPS6320922A - 受信機の電源投入方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は受信機の電源投入方式に関し、特に無線移動体
識別システムにおける移動局において利用される。

（従来の技術） 無線を利用した移動体識別システムにおいて、移動体に
取付られた受信機は、送信側（例えば固定局）からの無
線信号を受けてその移動体固有の信号（符号等）を再放
射させる場合がある。このような場合には受信機側に内
蔵電源が必要になり、一般に装置が大損りになり、また
内蔵電源の寿命が短いといった問題をＢＥ（、；る。

そこで、このような間−点を解決するために、例えば第
３図に示すような無電源方式の受信機（送信機も兼ねる
）が堤案されている。同図において、ａは受信アンテナ
、ｂは同調回路、Ｃは整流回路、ｄは発振回路、ｅは変
調回路、ｒは送信アンテナである。この受信機は、外部
の別の送信機（図示省略）より大出力の信号を送信し、
この信号を受信アンテナａで受けるとその電波による電
気振動が同調回路すに誘起され、この誘起、電力を整流
回路Ｃで直流化して電源とし、発振回路ｄおよび変調回
路ｅを動作させて所定の信号を送信アンテナ「より送出
するものである。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、上記した方式では、大電力の輻射電波に
よる人体や他のシステムへの影否が大きいという問題が
あった。また、受信Ｆ！（送信機も兼ねる）に内蔵電源
を設ける必要はないものの、電力を供給するための大出
力の信号を外部から送信しなければならず、送信機側の
設備が大規模になるという問題もあった。

（問題点を解決するための手段） 本発明に係る受信機の電源投入方式は、送信機側から送
出された通常の送信信号より大振幅の短時間のパルス状
信号を受信機側で受信することにより、該パルス状信号
によって受信機内部の電源スイッチを投入するようにし
たものである。

（作用） 受信機内部の電源スイッチの投入を、通常の送信信号よ
り大振幅の短時間のパルス状信号を用いて行うことによ
り、受信機の内蔵電源の消費を少なくするとともに、輻
射電波による人体や他のシステムへの影響を少なくする
。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

第１図は本発明に係る受信機の電源投入方式の概略構成
を示している。

同図において、１は送信機、２は送信アンテナである。

また、３は受信機で、受信アンテナ４、検波回路５、切
換スイッチ（電源スイッチ）６、および電源回路（また
はＣＰＵ）７等で構成されている。

第２図は前記送信機１より放射される送信信号を示し、
時間τの間だけ前記切換スイッチ６を投入するための大
振幅のパルス状信号が送信されることを示している。

送信機１の送信アンテナ２から放射された上記のような
大振幅のパルス状信号は、受信機３の受信アンテナ４で
受信され、検波回路５で検波される。この検波電圧を切
換スイッチ６に入力することにより該切換スイッチ６が
閉成され、電源回路（またはＣＰＵ）７が駆動されるも
のである。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明に係る受信機の電源投入方
式によれば、電源スイッチが投入されたときにのみ受信
機が駆動されるので、内蔵電源の消費を少なく抑えるこ
とができる。また、大振幅のパルス状信号の放射時間は
短時間であるので、輻射電波による人体や他のシステム
への影響を少なくすることができるとともに、送信機側
の設備も小規模にすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る受信機の電源投入方式の概略ブロ
ック図、第２図は送信機から放射される送信信号の波形
図、第３図は従来の無電源方式の受信機の概略ブロック
図である。 ｌ・・・送信機　　　　　２・・・送信アンテナ３、・
・・受信機　　　　　４・・・受信アンテナ５・・・検
波回路　　　　６・・・切換スイッチ７・・・電源回路
（またはＣＰＵ） 代理人　弁理士　店内　義朗仁尽応土・第７図 第２図 時間 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）送信機側から送出された通常の送信信号より大振幅
   の短時間のパルス状信号を受信機側で受信することによ
   り、該パルス状信号によって受信機内部の電源スイッチ
   を投入するようにしたことを特徴とする受信機の電源投
   入方式。