JPS63145605A - 停止装置付きスライダーを有するスライドファスナー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、スライダーによって開離している左右のフ
ァスナーストリンガ一部に設定範囲内の横引き外力が作
用している限りファスナーチェーンが開離しないように
働くようにしたスプリングで附勢された停止爪によるロ
ック機能と、前記設定範囲を越える強い横引き力が開離
状態にある左右のファスナーチェーンから作用した時に
、スプリング力で附勢されている停止爪が強い横引き力
に負けて浮上し、ロックが外れる機能（以下ラチェット
機能という）とを備えるスライドファスナー用停止装置
付きスライダーに関する。

〔従来の技術〕

停止装置付きスライダーは、その停止装置によってファ
スナーチェーンに対してロックして摺動を阻止され、摺
動する時には引手を操作してロックを外すのが一般的で
あるが、ロックを外すにはスライダーに付いている引手
を摘みながら引く煩わしさがあり、殊にジーンズ布の如
く剛直性のある生地に取付けである場合、縫製メーカー
あるいは使用者などは、通常の引手操作によらず、左右
のファスナーストリンガ−を左右に開く力を加えてスラ
イドファスナーを開こうとする変則的な操作によること
が望まれ、これに対処するものとして、ロック機能に加
えてラチェット機能を加えたものが開発されている。

出願人はその一つの技術を、例えば実開昭５１−１２６
７０３号公報によって開示している。当該公報によるス
ライダーは、スライダー胴体の上片に設けた停止爪を、
スプリングによる下方への附勢力によってスライダー胴
体のＹ字状務歯案内溝内へ突入し、スライダー胴体の下
片に前記停止爪の下端と相対向して、停止爪の務歯案内
溝へ突入する長さとほぼ同等の深さをもった凹溝を設け
たもので、このスライダーによれば、開離し、ているフ
ァスナーストリンガ一部に横引き力を加えて開こうとす
ると、停止爪に圧接している務歯が傾倒しつつ前記凹溝
内へ下降し、ついには停止爪の下を潜り抜けることによ
って引手を操作することなしにスライドファスナーを開
放できるようにしたものである。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述の技術による場合、特に停止爪の務歯案内溝内への
突入寸法を厳しく管理する必要がある。

その寸法の狂いが直接に務歯の傾倒する角度に影響し、
浅い角度で停止爪の下を潜り抜ける時にはロック強度が
不足し、逆に傾倒する角度が深くなるとロック強度が強
くなり過ぎることになって。

そのロック強度を越える強い力を加えて始めてラチェッ
ト作用を起すため、務歯ずれ、務歯抜け、停止爪による
務歯の傷付き等を起す、更にロック機能とラチェット機
能とがたとえバランス良く作用したとしても、各務歯の
脚部が停止爪の垂直係止面に順次圧接し、その圧接を強
くすることによって務歯を傾倒しつつ下降させるもので
ある・から、ラチェット作用を繰返し行なうと、務歯と
停止爪との接触面に傷が付くだけではなく、摩耗までも
起し、これにより次第にロック強度が低下するものであ
った。このため、製品としてどうしても初期のロック強
度を務歯の摩耗等を見込んだ高いものにしなければなら
ず、この関係からしても務歯ずれ、務歯抜け、務歯の傷
付き等を起しやすい不安定な製品になってしまうなど、
従来のものには上述のようなどうしても避けられない問
題点があった・ そこでこの発明は、ロック機能とラチェット機能とを備
える停止装置付きスライダーを観点を変えて再検討し、
ラチェット作用を繰り返し行なっても、務歯抜は務歯ず
れ及び務歯の傷付き等を起さず、またロック強度の低下
を招くこもない等の確実かつ安定したロック作用とラチ
ェット作用とを長期間に亘って発揮できるスライダーを
得ることを目的として開発したものである。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明によるスライドファスナー用停止装置付きスラ
イダーは、スライダー胴体の上片にロッキングメンバー
のスプリング力で下方へ附勢して設けた停止爪が、スラ
イダー胴体のＹ字状務歯案内溝内における分岐部付近の
噛合直前の務歯と相対向する位置に向って突入させたこ
と、及び停止爪の下端部が務歯の噛合頭部に対して上方
から押圧可能に形成したことにある。

更に他の解決手段として、前述の要件に加えて。

スライダー胴体の下片に、停止爪とほぼ対向した位置に
停止爪で押圧される務歯の噛合頭部を支える***部を設
けたことにある。

〔実　施　例〕

この発明によるスライドファスナー用停止装置付きスラ
イダーを図面の実施例によって具体的に説明すると、実
施例には大別して第１実施例系と第２実施例系がある。

第１実施例系には更に複数の実施態様例があるが、その
代表的例を第１図から第４図に示しており、特に第４図
に分解して示す如く、１はスライダー胴体、２は引手、
３はロッキングメンバーであって、スライダー胴体１は
、上片４と下片５とを前端中央部において水平横断面は
ぼＶ字状の連結部６で一体に形成して、内部にＹ字状務
歯案内溝７を備え、連結部６の前端面に取付溝８を縦方
向に設け、取付溝８の下部面コーナーに受部９を有し、
また上片４の長手方向の中間部で僅かに一側に寄せた位
置に透孔１０を設け、上片４の後端に上片４より例り起
し後方に向って傾斜し上端部を後方に向って折曲した支
持片１１を設けている。

引手２は、前部に略口状の窓孔１２を有し、その窓孔１
２の一辺を構成するようにカム軸１３を設けたもので、
スライダー胴体１の上片４上に、カム軸１３が透孔１０
と支持片１１間の胴体上面に載置されるものである。

ロッキングメンバー３は、金属板を特定形状に打抜き及
び屈折成形して所定形状に仕上げていると共に、それ自
体にスプリング性を帯びさせたもので、スライダー胴体
１の取付溝８に嵌まって加締められる脚部１４に続いて
、上片４の上面に沿って延びる平板部１５を有し、平板
部１５の後端に続いて前記カム軸１３及び支持片１１の
一部を上方より包む状態に***する山部１６を設け、更
に平板部１５より例り出して山部１６より下方へ突出す
る停止爪１７を設け、山部１６の後斜面にあけた抜孔１
８に支持片１１の先端の折曲部を嵌めることによりロッ
キングメンバー３の横ずれ及び必要以上の上動を阻止す
るように取付けてあり、また前記停止爪１７は上片４の
透孔１０よりＹ字状務歯案内溝７内へ突入しているもの
である。

以上のように組立てたスライダーを第１図に示している
が、引手２を起立するとカム軸１３によって山部１６と
共に停止爪１７が引き上げられ、引手２から手を離すと
ロッキングメンバー３のスプリングの力によって停止爪
１７が突入するものである。

ところでこの実施例による停止爪１７は、スライダー胴
体１の前方へ向って傾斜して突入するもので、その下端
部１８が第２図に明示する如く、Ｙ字状務歯案内ａ７の
分岐部付近で噛合直前の務歯の噛合頭部２３に向って突
入するように設けると共に、このスライダー胴体１内に
ファスナーチェーン２１を挿通した時、その噛合する直
前の務歯２２の噛合頭部２３に対して停止爪１７の下端
部１８が上方より押圧可能に形成したものである。尚、
務歯２２の噛合頭部２３は第１図と第２図に示す如く、
スライダー胴体１に対してその前方へ向って突出し、突
出する方向に順次細くなるように形成されているが、こ
れに限るものではない。

従って、前記停止爪１７の下端部１８が務歯噛合頭部２
３の傾斜している上面に圧接するが、この上面に停止爪
の鋭角部をもつ下端面を圧接すると噛合頭部２３に傷を
付ける恐れがあるので、噛合頭部２３を圧接する下端部
１８がその背面を角張りのない斜状あるいは弧状等の滑
り面に形成してあって、その具体例として、第５図の（
Ａ）図の如く、下端部１８を上方へ向って彎曲するか、
（Ｂ）図の如く、噛合頭部２３の傾斜面と平行に屈曲す
るか、（Ｃ）図の如く屈曲したアール状の角部で圧接す
るか、あるいは、下端部１８の背面を弧状又は斜状に面
取り等を施したもので、いずれにしても下端部１８の背
面を角張りのない斜状あるいは弧状の如き滑り面に成形
して務歯の噛合頭部２３に対して所定の押圧係止力と圧
接滑動を可能に形成したものである。

更に第１図、第２図及び第６図と第７・図によって示し
ている如く、スライダー胴体１の下片５において、前記
停止爪１７の下端部１８とほぼ対向する位置に***部１
９を設けているが、この***部１９は、噛合直前の務歯
２２の噛合頭部２３が上方より停止爪１７で押圧された
時に、その務歯２２が転びやすいものの場合に、その務
歯転びを防止すると共に、停止爪１７の押圧力を確実に
受は止めて所定のロック強度を安定して発揮できるよう
にするためのものである。

次に第８図と第９図に示す例は、ロッキングメンバー３
より突出する停止爪１７が前記例と異なるもので、第８
図に示す停止爪１７は、平板部１５の前側より後方に向
って突設したものである。第９図に示す停止爪１７は、
平板部１５よりＶ字状にプレス成形して突出させたもの
である。

また第１０図、第１１図及び第１２図に示す例は、ロッ
キングメンバー３より左右一対の停止爪１７．１７を設
けたもので、スライダー胴体１の上片４に一対の透孔１
０．１０を穿設し、脚部１４をスライダー胴体１の取付
溝８に係止し、山部１６の後端より突出した係止片２０
を、上片４に起立した支持片１１に係合したもので、一
対の停止爪１７．１７は透孔１０．１０よりＹ字状務歯
案内溝７内へロッキングメンバ−３自体のスプリング力
で下方に附勢した状態で突入しており、各停止爪１７．
１７は第１２図図示の如く、噛合する直前の左右の務歯
２２，２２の各噛合頭部２３゜２３に対して上から押圧
可能に形成しているものである。尚、各停止爪１７．１
７の各下端部１８．１８は第１１図に示すように前述と
同様にその背面が務歯噛台頭部に対して押圧可能に角張
りのない斜面あるいは弧状面などの如き滑り面に形成し
である。

以上の構造をもつスライダーをファスナーチェーン２１
に挿通すると、停止爪１７の下端部１８が噛合直前の務
歯２２の噛合頭部２３と圧接係止してスライダーをロッ
クする。このロック状態にある時、ファスナーチェーン
２１の左右のファスナーストリンガ−にこれを左右に開
く横引力を加え、その横引力が停止爪による所定のロッ
ク強度を越える強い力に至った時、第３図図示の如く、
スプリング力で係止方向に附勢している停止爪１７を務
歯２２の噛合頭部２３によって押上げながら、その務歯
２２がスライダー胴体１の前方へ進むことによってラチ
ェット作用が行なわれるものである。

次に第２実施例系は第１３図から示しており、前記第１
実施例系のものとの違いは、ロッキングメンバー３より
突出する停止爪１７の突出する状態が垂直状であること
、停止爪１７がその水平横断面において１分岐部付近の
噛合直前の務歯２２の姿勢に合せて斜状を成しているこ
と、及び第１３図に明示するが、ロッキングメンバー３
をスライダー胴体１に取付けた際に、ロッキングメンバ
ー３の平板部１５の前部とこれに続く脚部１４の上部と
がスライダー胴体１より浮上していることにある。更に
理想的には第１７図と第１８図図示の如く引手２のカム
軸１３における突出部分に切欠き部２４を設けたもので
ある。

更に詳しく説明すると、停止爪１７を垂直状に突設した
目的は、引手２によるロック解除時及びラチェット作用
時の停止爪１７の浮上に対する応答性を敏速化すること
、並びにスライダー胴体１の下片５に停止爪１７と相対
向して設ける***部１９の成形を容易にすることにある
。

上記の目的を達成するための手段は、スライダ、−胴体
１の取付溝８に固着されたロッキングメンバー３の脚部
１４と停止爪１７の下端部１８間の間隔を可及的に長く
することによるもので、ロック解除又はラチェット作用
時には、ロッキングメンバー３はその脚部１４のスライ
ダー胴体１との固着部分を支点として上方への回転モー
メントが作用するが、この時脚部１４の前記支点と停止
爪１７の下端部１８間の間隔が長い程、停止爪１７の浮
上する応答性が敏速になるものである。

従って、上記の支点と停止爪１７の下端部１８間の間隔
を可及的に長くする具体例として、前述の如く停止爪１
７を垂直状に突設したものである。ところで垂直状に突
設する停止爪１７の下端部１８が第１３図及び第１４図
に示すように噛合直前の務歯２２の噛。

台頭部２３に上方へ押圧可能に形成していることは前述
の説明の通りであり、又本発明における噛合直前の務歯
とは、第２図図示の如く相手の務歯と接する直前から第
１４図図示の如く相手の務歯と接する状態、及び多少噛
み始めた範囲内の務歯を指す、更に、前記停止爪１７は
第１４図に明示する如く、押圧する噛合直前の務歯２２
のＹ字状務歯案内溝７内にある時の傾斜状態とほぼ平行
になるように水平横断面において斜状を成して垂設して
あり、これによってロック作用とラチェット作用が共に
更に安定したものとなる。また、この停止爪１７の下端
部は第５図に示す如く、角張りのない滑り面に形成する
ものである。一方、停止爪１７を垂直に突出することか
ら、これに対向して設ける***部１９は、スライダー胴
体１の連結部６より第１図のものよりも後方部に離れて
成形されることになり、そのプレス成形が容易になるも
のである。

また、ロッキングメンバー３の平板部１５の前部とこれ
に連続する脚部１４の上部とをスライダー胴体１より離
間させて取付けている点について説明すると、第１３図
に明示する如く、平板部１５は前部が高くなるように傾
斜し、平板部１５より脚部１４に至る屈折部が大きな彎
曲を画いて取付けられ、停止爪１７より脚部１４の支点
に至る間の長さが第１図に示す場合より長くなり、これ
にともなってロッキングメンバー３のスプリング性に対
する耐久力を強化し得るものである。更に、このロッキ
ングメンバー３をスライダー胴体１に組み付ける場合に
、第１６図に示すロッキングメンバー３のａ部とｂ部が
上片４に接するものであり、これによりスライダー組立
の際に停止爪１７のＹ字状務歯案内溝７内への突入寸法
が正確になり、ロックとラチェット作用が確実に得られ
ることになる。

次いで、引手２について説明すると、この種の停止装置
付きスライダーを使用する時に、たまたま停止爪１７が
第１５図の鎖線で示す如く、務歯２２の噛合頭部におけ
る高い位置に圧接することがある。

この時、ロッキングメンバー３の山部１６が停止爪１７
を通して浮き上がった状態に成るものであり、この状態
で起立している引手２から手を離した際に、カム軸１３
にロッキングメンバー３のスプリング力で倒されるが、
引手２は第１９図図示の如く捩れて倒されることがあり
、こうして栖された時。

カム軸１３の両側部にある厚肉部ｃ、ｃの一方が山部１
６の中に潜ってしまい、山部１６を浮上状態に維持する
ことから、停止爪１７によるロック作用が得られなくな
る場合があった。

そこで第１７図、第１８図に示す如く、カム軸１３を突
出させている部分の両側壁に斜めに肉薄となる切欠き部
２４を設けたものである。これにより山部１６を意に反
して浮上状態に維持することがなくなり、ロッキングメ
ンバー３の反発力で常に正しいロック状態に戻されるも
のである。

〔発明の効果〕

この発明によるスライドファスナー用停止装置付きスラ
イダーは、スライダー胴体の上片にスプリング力で下方
へ附勢して設けた停止爪が、スライダー胴体内のＹ字状
務歯案内溝内における分岐部付近の噛合直前の務歯と相
対向する位置に向って突入し、かつ停止爪の下端部が前
記務歯の噛合頭部に対して上方から押圧可能に形成した
もので、ロック作用は停止爪の下端部を務歯の噛合頭部
に対して上方からの押圧によって圧接係止させることに
よるものであるため、停止爪の突入する寸法あるいは務
歯などの仕上げ寸法に多少の誤差があっても、これがそ
のままロック力に作用するものではなく、務歯の噛合頭
部を上方から押圧する停止爪による確実な押圧係止力に
よって安定した所望のロック強度を得ることが出来る。

またラチェット作用は、停止爪が前位の務歯より外れ次
位の務歯に至る際、停止爪が務歯の噛合頭部に沿って滑
りながら作動するため、ラチェット作用が円滑で、務歯
への傷付きを起すことがないのみならず、このラチェッ
ト作用を繰返し行っても、務歯等にラチェット作用にと
もなう摩耗が起らないので長期間の使用に対してもロッ
ク強度が変ることがなく、耐久性を大きく向上し得るも
のである。又第２番目の発明のスライダーは、第１番目
のスランダーの構成に加えて、更に下片に***部を設け
ているので、停止爪で押圧された務歯が転ぶことがなく
、この務歯転び防止によって前記第１番目の発明の効果
に加えて、更に安定したロック機能とラチェット機能と
を発揮するものである。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明によるスライドファスナー用停止装置付
きスライダーを示し、第１図は第１実施例系のロック時
の状態を示す縦断面図、第２図は同じく水平横断面図、
第３図はラチェット作用時を示す要部の縦断面図、第４
図は分解して示す斜視図、第５図の（Ａ）〜（Ｃ）図は
停止爪の下端部の形状例を示す断面図、第６図は***部
を設けた胴体下片を示す斜視図、第７図は停止爪で押圧
された務歯と***部の関係を示す断面図、第８図と第９
図は停止爪の突出形態の各変形例を示す断面図、第１０
図は一対の停止爪をもった例のスライダーを分解して示
し、そのロッキングメンバーを裏返しにして示す斜視図
、第１１図は第１０図に示す例の縦断面図、第１２図は
同じく水平横断面図、第１３図は第２実施例系のロック
時の状態を示す縦断面図、第１４図は同じく水平横断面
図、第１５図は停止爪によるロック状態を拡大して示す
断面図、第１６図は務歯が***部に至った時の状態を示
す°断面図、第１７図は分解して示す斜視図、第１８図
は引手の類例を示す要部斜視図、第１９図は引手が捩れ
て倒れた時の状態を示す正面図である。 １・・・スライダー胴体、２・・・引手、３・・・ロッ
キングメンバー、４・・・上片、５・・・下片、７・・
・Ｙ字状務歯案内溝、１７・・・停止爪、１８・・・下
端部、１９・・・***部。 ２１・・・ファスナーチェーン、２２・・・噛合直前の
務歯。 ２３・・・噛合頭部 第　　１　　図 第４図 第　　８　　図 第　　９　　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）スライダー胴体１の上片４にロッキングメンバー３
   のスプリング力で下方へ附勢して設けた停止爪１７が、
   スライダー胴体１のＹ字状務歯案内溝７内における分岐
   部付近の噛合直前の務歯２２と相対向する位置に向って
   突入していると共に、該停止爪１７の下端部１８が前記
   務歯２２の噛合頭部２３に対して、上方から押圧可能に
   形成していることを特徴とするスライドファスナー用停
   止装置付きスライダー。 ２）前記停止爪１７の下端部１８が、その背面を噛合直
   前の務歯２２の噛合頭部２３に対して押圧可能な角張り
   のない滑り面に形成していることを特徴とする特許請求
   の範囲第１項記載のスライドファスナー用停止装置付き
   スライダー。 ３）前記停止爪１７が、Ｙ字状務歯案内溝７内にスライ
   ダー胴体１の前方へ向って傾斜して突入していることを
   特徴とする特許請求の範囲第１項記載のスライドファス
   ナー用停止装置付きスライダー。 ４）前記停止爪１７が、Ｙ字状務歯案内溝７内にほぼ垂
   直状に突入し、噛合直前の務歯２２の噛合頭部２３と相
   対向していることを特徴とする特許請求の範囲第１項又
   は第２項記載のスライドファスナー用停止装置付きスラ
   イダー。 ５）前記停止爪１７がその水平横断面において、Ｙ字状
   務歯案内溝７内における分岐部付近の噛合直前の務歯２
   ２の姿勢に合せて斜状を成していることを特徴とする特
   許請求の範囲第１項、第２項又は第４項記載のスライド
   ファスナー用停止装置付きスライダー。 ６）前記ロッキングメンバー３の平板部１５が、停止爪
   １７側部をスライダー胴体１の上片４に当接し、脚部１
   ４側部を上片４より離間させて取付けていることを特徴
   とする特許請求の範囲第４項又は第５項記載のスライド
   ファスナー用停止装置付きスライダー。 ７）スライダー胴体１の上片４にロッキングメンバー３
   のスプリング力で下方へ附勢して設けた停止爪１７が、
   スライダー胴体１のＹ字状務歯案内溝７内における分岐
   部付近の噛合直前の務歯２２と相対向する装置に向って
   突入していると共に、該停止爪１７の下端部１８が前記
   務歯２２の噛合頭部２３に対して上方から押圧可能に形
   成し、かつスライダー胴体１の下片５に、前記停止爪１
   ７とほぼ対向して停止爪１７で押圧されている務歯２２
   の噛合頭部２３を支える***部１９を設けていることを
   特徴とするスライドファスナー用停止装置付きスライダ
   ー。 ８）前記停止爪１７の下端部１８が、その背面を噛合直
   前の務歯２２の噛合頭部２３に対して押圧可能な角張り
   のない滑り面に形成していることを特徴とする特許請求
   の範囲第７項記載のスライドファスナー用停止装置付き
   スライダー。 ９）前記停止爪１７が、Ｙ字状務歯案内溝７内にスライ
   ダー胴体１の前方へ向って斜めに傾斜して突入している
   ことを特徴とする特許請求の範囲第７項又は第８項記載
   のスライドファスナー用停止装置付きスライダー。 １０）前記停止爪１７が、Ｙ字状務歯案内溝７内にほぼ
   垂直状に突入し、噛合直前の務歯２２の噛合頭部２３と
   相対向していることを特徴とする特許請求の範囲第７項
   又は第８項記載のスライドファスナー用停止装置付きス
   ライダー。 １１）前記停止爪１７がその水平横断面において、Ｙ字
   状務歯案内溝７内における分岐部付近の噛合直前の務歯
   ２２の姿勢に合せて斜状を成していることを特徴とする
   特許請求の範囲第７項、第８項又は第１０項記載のスラ
   イドファスナー用停止装置付きスライダー。 １２）前記ロッキングメンバー３の平板部１５が、その
   停止爪１７側部をスライダー胴体１の上片４に当接し、
   脚部１４側部を上片４より離間させて取付けていること
   を特徴とする特許請求の範囲第９項記載のスライドファ
   スナー用停止装置付きスライダー。