JP3369059B2 - 自動停止装置付スライドファスナー用スライダー - Google Patents
自動停止装置付スライドファスナー用スライダーInfo
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- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
- Insertion Pins And Rivets (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、通常タイプのス
ライドファスナーに使用する自動停止機構を備えたスラ
イダーであって、停止爪を有する板状のスプリングを引
手の起伏操作によって、停止機能を働かせる自動停止装
置付スライドファスナー用スライダーに関するものであ
る。
ライドファスナーに使用する自動停止機構を備えたスラ
イダーであって、停止爪を有する板状のスプリングを引
手の起伏操作によって、停止機能を働かせる自動停止装
置付スライドファスナー用スライダーに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来この種の自動停止機構を備えたスラ
イドファスナー用スライダーは、たとえば図７に示すよ
うに、板状のスプリングの中央部分に引手の枢軸を被覆
する平坦状の被覆部を設け、この被覆部の一端に停止
爪、他端に中央から細巾状の屈曲片を設け、屈曲片の先
端を胴体の案内柱の前面に固定し、屈曲片の基部両側に
設けた肩部を上翼板上に斜状に突設したスプリング受部
に揺動可能に係止し、停止爪の基部における被覆部に開
口部を設け、この開口部の端縁を上翼板上に立設した係
止片に係止可能に形成し、引手の枢軸に設けたカム部に
よって、引手の起伏操作により停止機能を働かせる自動
停止装置付スライダーが実公昭５４−４３８４１号公報
に開示されている。
イドファスナー用スライダーは、たとえば図７に示すよ
うに、板状のスプリングの中央部分に引手の枢軸を被覆
する平坦状の被覆部を設け、この被覆部の一端に停止
爪、他端に中央から細巾状の屈曲片を設け、屈曲片の先
端を胴体の案内柱の前面に固定し、屈曲片の基部両側に
設けた肩部を上翼板上に斜状に突設したスプリング受部
に揺動可能に係止し、停止爪の基部における被覆部に開
口部を設け、この開口部の端縁を上翼板上に立設した係
止片に係止可能に形成し、引手の枢軸に設けたカム部に
よって、引手の起伏操作により停止機能を働かせる自動
停止装置付スライダーが実公昭５４−４３８４１号公報
に開示されている。
【０００３】また、図８に示すように、板状のスプリン
グの中央部分に引手の枢軸を被覆する平坦状の被覆部を
設け、この被覆部の一端に停止爪、他端の中央から細巾
状の突片を設け、この突片基部の両側に下方へ屈曲した
一対の係止片を突設し、上翼板上に設けた一対の斜状の
係止突片間に、スプリングの突片を介在させスプリング
を載置し、被覆部の後端に設けた開口部に、上翼板の後
部に設けた係止部を遊嵌係止し、引手の起伏操作により
停止機能を働かせる自動停止装置付スライダーがアメリ
カ特許第５０３１２８６号明細書に開示されている。
グの中央部分に引手の枢軸を被覆する平坦状の被覆部を
設け、この被覆部の一端に停止爪、他端の中央から細巾
状の突片を設け、この突片基部の両側に下方へ屈曲した
一対の係止片を突設し、上翼板上に設けた一対の斜状の
係止突片間に、スプリングの突片を介在させスプリング
を載置し、被覆部の後端に設けた開口部に、上翼板の後
部に設けた係止部を遊嵌係止し、引手の起伏操作により
停止機能を働かせる自動停止装置付スライダーがアメリ
カ特許第５０３１２８６号明細書に開示されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前項で述べた、図７に
示した自動停止装置付スライドファスナー用スライダー
は、胴体の上翼板上に配設した板状のスプリングは、現
出部分が屈曲状態に形成され、かつ上翼板上に突設した
スプリング受部が現出しているため、胴体上面の形態が
凹凸状を呈し不体裁であり、かつスライダーの摺動の際
にスプリング受部が物に衝接して損傷する恐れがあり、
しかも胴体が嵩高になり違和感を生じるなど問題点があ
る。
示した自動停止装置付スライドファスナー用スライダー
は、胴体の上翼板上に配設した板状のスプリングは、現
出部分が屈曲状態に形成され、かつ上翼板上に突設した
スプリング受部が現出しているため、胴体上面の形態が
凹凸状を呈し不体裁であり、かつスライダーの摺動の際
にスプリング受部が物に衝接して損傷する恐れがあり、
しかも胴体が嵩高になり違和感を生じるなど問題点があ
る。
【０００５】また、図８に示した自動停止装置付スライ
ドファスナー用スライダーは、板状スプリングの固定が
単に胴体上に載置し、スプリングの弾性によって支持す
るため不安定であり、またスプリング自体も引手の枢軸
部分で屈曲突出し、スライダーのデザイン上も好ましく
ない、しかも引手が単純に胴体上に載置されるため、胴
体が嵩高になり違和感を生じさせるなど問題点がある。
ドファスナー用スライダーは、板状スプリングの固定が
単に胴体上に載置し、スプリングの弾性によって支持す
るため不安定であり、またスプリング自体も引手の枢軸
部分で屈曲突出し、スライダーのデザイン上も好ましく
ない、しかも引手が単純に胴体上に載置されるため、胴
体が嵩高になり違和感を生じさせるなど問題点がある。
【０００６】この発明は、上述の問題点を考慮し発明し
たものであり、請求項１記載の発明は、スライダー胴体
とスプリングとを的確に係合保持し、かつスプリングの
作動が円滑に行え、胴体の頂面形態を前端から引手装着
部にかけて平滑状な表面形状に形成し、上翼板上に突設
する突起物をスプリングにより掩蔽し、他物との衝接を
避け感触のよいスライダーであり、しかも胴体が嵩高に
ならず扁平状で体裁がよく、商品価値を高めることがで
きる自動停止装置付スライドファスナー用スライダーを
提供することが主たる目的である。
たものであり、請求項１記載の発明は、スライダー胴体
とスプリングとを的確に係合保持し、かつスプリングの
作動が円滑に行え、胴体の頂面形態を前端から引手装着
部にかけて平滑状な表面形状に形成し、上翼板上に突設
する突起物をスプリングにより掩蔽し、他物との衝接を
避け感触のよいスライダーであり、しかも胴体が嵩高に
ならず扁平状で体裁がよく、商品価値を高めることがで
きる自動停止装置付スライドファスナー用スライダーを
提供することが主たる目的である。
【０００７】請求項２記載の発明は、請求項１記載の発
明の目的に加え、スライダー胴体に対してスプリングが
円滑に作動でき、しかもスプリングの作動を的確に規制
することができる自動停止装置付スライドファスナー用
スライダーを提供することが目的である。
明の目的に加え、スライダー胴体に対してスプリングが
円滑に作動でき、しかもスプリングの作動を的確に規制
することができる自動停止装置付スライドファスナー用
スライダーを提供することが目的である。
【０００８】請求項３記載の発明は、請求項２記載の発
明の目的に加え、スライダー胴体に対してスプリングが
自由に作動でき、かつスプリングの作動範囲を胴体の低
位置に設定でき、しかも有効的に配置できる自動停止装
置付スライドファスナー用スライダーを提供することが
目的である。
明の目的に加え、スライダー胴体に対してスプリングが
自由に作動でき、かつスプリングの作動範囲を胴体の低
位置に設定でき、しかも有効的に配置できる自動停止装
置付スライドファスナー用スライダーを提供することが
目的である。
【０００９】請求項４記載の発明は、請求項１記載の発
明の目的に加え、胴体上に載置するスプリングのデザイ
ン、特にスプリングにおける先端側のデザインを考慮
し、美しい形態のスライダーに仕上げるとともに、安定
した弾性機能が発揮できる自動停止装置付スライドファ
スナー用スライダーを提供することが目的である。
明の目的に加え、胴体上に載置するスプリングのデザイ
ン、特にスプリングにおける先端側のデザインを考慮
し、美しい形態のスライダーに仕上げるとともに、安定
した弾性機能が発揮できる自動停止装置付スライドファ
スナー用スライダーを提供することが目的である。
【００１０】請求項５記載の発明は、請求項１記載の発
明の目的に加え、スプリングの胴体への固定部分の強化
を図り、かつ胴体に強固に固定でき、しかもデザイン上
からも優れたスプリングの固定部を具備した自動停止装
置付スライドファスナー用スライダーを提供することが
目的である。
明の目的に加え、スプリングの胴体への固定部分の強化
を図り、かつ胴体に強固に固定でき、しかもデザイン上
からも優れたスプリングの固定部を具備した自動停止装
置付スライドファスナー用スライダーを提供することが
目的である。
【００１１】請求項６記載の発明は、請求項１記載の発
明の目的に加え、スプリングを胴体の所定の位置に正確
に固定でき、しかもスプリングの脱落を未然に防ぐこと
ができる自動停止装置付スライドファスナー用スライダ
ーを提供することが目的である。
明の目的に加え、スプリングを胴体の所定の位置に正確
に固定でき、しかもスプリングの脱落を未然に防ぐこと
ができる自動停止装置付スライドファスナー用スライダ
ーを提供することが目的である。
【００１２】請求項７記載の発明は、請求項１記載の発
明の目的に加え、スライダーの摺動および停止操作を直
接行う引手の機能を的確に果たすとともに、引手を胴体
に嵩張らずに安定して保持できる自動停止装置付スライ
ドファスナー用スライダーを提供することが目的であ
る。
明の目的に加え、スライダーの摺動および停止操作を直
接行う引手の機能を的確に果たすとともに、引手を胴体
に嵩張らずに安定して保持できる自動停止装置付スライ
ドファスナー用スライダーを提供することが目的であ
る。
【００１３】請求項８記載の発明は、請求項１または４
記載の発明の目的に加え、胴体に配置されるスプリング
ががたつかず、しかもスプリングの作動に影響を与える
ことなく安定して胴体に保持できる自動停止装置付スラ
イドファスナー用スライダーを提供することが目的であ
る。
記載の発明の目的に加え、胴体に配置されるスプリング
ががたつかず、しかもスプリングの作動に影響を与える
ことなく安定して胴体に保持できる自動停止装置付スラ
イドファスナー用スライダーを提供することが目的であ
る。
【００１４】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、この発明のうち請求項１記載の発明は、自動停止機
構を備えたスライダーであり、スライダー胴体１は上翼
板４の上面前後にスプリング２を係止できる係止部１
３，１６を備えた突片１２，１５を突設し、案内柱６の
前面に凹溝２１を設け、後方の突片１５の基部に爪孔１
７を穿設し、板状のスプリング２は、中央に流線形を呈
する基板部７を設け、この基板部７の前後に突片１２，
１５が嵌挿できる開口部２２，２６を設け、その前後の
両端を屈曲して一方が細巾状の垂下片９、他方が停止爪
８を形成し、スプリング２の垂下片９を凹溝２１に固定
し、停止爪８を爪孔１７に嵌挿し、開口部２２，２６を
対応する突片１２，１５に遊嵌し、基板部７の後端によ
って引手３の枢軸１０を掩蔽して引手３を回動自在に取
り付けた自動停止装置付スライドファスナー用スライダ
ーを主な構成とするものである。
め、この発明のうち請求項１記載の発明は、自動停止機
構を備えたスライダーであり、スライダー胴体１は上翼
板４の上面前後にスプリング２を係止できる係止部１
３，１６を備えた突片１２，１５を突設し、案内柱６の
前面に凹溝２１を設け、後方の突片１５の基部に爪孔１
７を穿設し、板状のスプリング２は、中央に流線形を呈
する基板部７を設け、この基板部７の前後に突片１２，
１５が嵌挿できる開口部２２，２６を設け、その前後の
両端を屈曲して一方が細巾状の垂下片９、他方が停止爪
８を形成し、スプリング２の垂下片９を凹溝２１に固定
し、停止爪８を爪孔１７に嵌挿し、開口部２２，２６を
対応する突片１２，１５に遊嵌し、基板部７の後端によ
って引手３の枢軸１０を掩蔽して引手３を回動自在に取
り付けた自動停止装置付スライドファスナー用スライダ
ーを主な構成とするものである。
【００１５】請求項２記載の発明は、請求項１記載の発
明の構成に加え、スプリング２における前方の開口部２
２には、基板部７から細巾状の係止片２４を開口部２２
に向け斜設し、上翼板４上に設けた前方の突片１２内を
自由に揺動し、かつ突片１２の係止部１３と係止できる
ように形成するとともに、後方の開口部２６の口縁と後
方に突設した突片１５の下面の係止部１６とが係止でき
るように形成した自動停止装置付スライドファスナー用
スライダーである。
明の構成に加え、スプリング２における前方の開口部２
２には、基板部７から細巾状の係止片２４を開口部２２
に向け斜設し、上翼板４上に設けた前方の突片１２内を
自由に揺動し、かつ突片１２の係止部１３と係止できる
ように形成するとともに、後方の開口部２６の口縁と後
方に突設した突片１５の下面の係止部１６とが係止でき
るように形成した自動停止装置付スライドファスナー用
スライダーである。
【００１６】請求項３記載の発明は、請求項２記載の発
明の構成に加え、上翼板４上に突設した前方突片１２の
下方における上翼板４に、エレメントガイド溝１９に貫
通する透孔２０を設け、この透孔２０内へスプリング２
に設けた係止片２４が自由に揺動できるよう嵌装した自
動停止装置付スライドファスナー用スライダーである。
明の構成に加え、上翼板４上に突設した前方突片１２の
下方における上翼板４に、エレメントガイド溝１９に貫
通する透孔２０を設け、この透孔２０内へスプリング２
に設けた係止片２４が自由に揺動できるよう嵌装した自
動停止装置付スライドファスナー用スライダーである。
【００１７】請求項４記載の発明は、請求項１記載の発
明の構成に加え、スプリング２の基板部７における前方
の形状は、順次縮小する先細状の形状に形成し、この基
板部 ７の前方に設ける開口部２２は五角形を呈し、この
開口部２２の両側における側縁部２３は略Ｙ字形を呈す
るように形成した自動停止装置付スライドファスナー用
スライダーである。
明の構成に加え、スプリング２の基板部７における前方
の形状は、順次縮小する先細状の形状に形成し、この基
板部 ７の前方に設ける開口部２２は五角形を呈し、この
開口部２２の両側における側縁部２３は略Ｙ字形を呈す
るように形成した自動停止装置付スライドファスナー用
スライダーである。
【００１８】請求項５記載の発明は、請求項１記載の発
明の構成に加え、スプリング２の一端に設けた垂下片９
には長手方向に凹溝２７を縦設した自動停止装置付スラ
イドファスナー用スライダーである。
明の構成に加え、スプリング２の一端に設けた垂下片９
には長手方向に凹溝２７を縦設した自動停止装置付スラ
イドファスナー用スライダーである。
【００１９】請求項６記載の発明は、請求項１記載の発
明の構成に加え、スプリング２の一端に設けた垂下片９
の中間部分の両側に凹部２８を凹設した自動停止装置付
スライドファスナー用スライダーである。
明の構成に加え、スプリング２の一端に設けた垂下片９
の中間部分の両側に凹部２８を凹設した自動停止装置付
スライドファスナー用スライダーである。
【００２０】請求項７記載の発明は、請求項１記載の発
明の構成に加え、引手３の枢軸１０は胴体１面側へ偏倚
してカム部２９を形成し、上翼板４上の上面における突
片１２、１５間にカム部２９を収容するための凹陥部１
８を凹設した自動停止装置付スライドファスナー用スラ
イダーである。
明の構成に加え、引手３の枢軸１０は胴体１面側へ偏倚
してカム部２９を形成し、上翼板４上の上面における突
片１２、１５間にカム部２９を収容するための凹陥部１
８を凹設した自動停止装置付スライドファスナー用スラ
イダーである。
【００２１】請求項８記載の発明は、請求項１または４
記載の発明の構成に加え、スプリング２の基板部７にお
けるＹ字形の側縁部２３は、この側縁部２３が対応する
上翼板４の上面にスプリング２を載置するため支持台１
４を突設した自動停止装置付スライドファスナー用スラ
イダーである。
記載の発明の構成に加え、スプリング２の基板部７にお
けるＹ字形の側縁部２３は、この側縁部２３が対応する
上翼板４の上面にスプリング２を載置するため支持台１
４を突設した自動停止装置付スライドファスナー用スラ
イダーである。
【００２２】
【発明の実施の形態】以下、この発明の自動停止装置付
スライドファスナー用スライダーの実施の形態につい
て、図面を参照しながら具体的に説明する。
スライドファスナー用スライダーの実施の形態につい
て、図面を参照しながら具体的に説明する。
【００２３】この発明の自動停止装置付スライドファス
ナー用スライダーは、たとえば図４に示すように自動停
止機構を備えた通常タイプのスライダーであり、スライ
ダーは胴体１、スプリング２、引手３の３部材から構成
され、これらの部材は板金加工手段によって製造されて
いる。
ナー用スライダーは、たとえば図４に示すように自動停
止機構を備えた通常タイプのスライダーであり、スライ
ダーは胴体１、スプリング２、引手３の３部材から構成
され、これらの部材は板金加工手段によって製造されて
いる。
【００２４】スライダーの胴体１は、上翼板４、下翼板
５および上下翼板４、５を連結する案内柱６から形成さ
れ、またスプリング２は板状で両端が屈曲し、中央に基
板部７、一端に停止爪８、他端に固定用の垂下片９が形
成され、引手３は胴体１に回動自在に枢着するための枢
軸１０が一端に設けられ、他端に摘手部１１が形成され
ている。
５および上下翼板４、５を連結する案内柱６から形成さ
れ、またスプリング２は板状で両端が屈曲し、中央に基
板部７、一端に停止爪８、他端に固定用の垂下片９が形
成され、引手３は胴体１に回動自在に枢着するための枢
軸１０が一端に設けられ、他端に摘手部１１が形成され
ている。
【００２５】さらに胴体１は、上翼板４の前方側の中央
に上方へ突出する突片１２が設けられ、この突片１２の
裏側内面には係止部１３が設けられ、さらに突片１２の
基部には前傾したスプリング２を載置するための支持台
１４が突設されている。上翼板４の後方側の中央には後
方へ傾倒する突片１５が突設され、この突片１５の先端
下側に係止部１６が設けられ、さらにこの突片１５の基
部後端に停止爪８が嵌挿する爪孔１７が穿設されてい
る。
に上方へ突出する突片１２が設けられ、この突片１２の
裏側内面には係止部１３が設けられ、さらに突片１２の
基部には前傾したスプリング２を載置するための支持台
１４が突設されている。上翼板４の後方側の中央には後
方へ傾倒する突片１５が突設され、この突片１５の先端
下側に係止部１６が設けられ、さらにこの突片１５の基
部後端に停止爪８が嵌挿する爪孔１７が穿設されてい
る。
【００２６】また上翼板４の上面前後に突設した突片１
２、１５の間には、引手３の偏倚した枢軸１０を収容で
きる凹陥部１８が凹設され、この凹陥部１８の前端から
突片１２の下方にかけて開放され、胴体１のエレメント
ガイド溝１９に通じる透孔２０が穿設され、さらに胴体
１の前端の案内柱６の表面には凹溝２１が凹設されてい
る。
２、１５の間には、引手３の偏倚した枢軸１０を収容で
きる凹陥部１８が凹設され、この凹陥部１８の前端から
突片１２の下方にかけて開放され、胴体１のエレメント
ガイド溝１９に通じる透孔２０が穿設され、さらに胴体
１の前端の案内柱６の表面には凹溝２１が凹設されてい
る。
【００２７】一方、板状のスプリング２は、略コ字形に
屈曲し、一端に停止爪８、他端に細巾状の垂下片９が設
けられているが、基板部７から垂下片９に向っては多少
下方へなだらかに傾斜するような表面形状に形成され、
基板部７の先端側は順次縮小する先細状の形状に形成す
るとともに、この内側に五角形の開口部２２が設けら
れ、この開口部２２の両側にはＹ字形の側縁部２３が設
けられている。
屈曲し、一端に停止爪８、他端に細巾状の垂下片９が設
けられているが、基板部７から垂下片９に向っては多少
下方へなだらかに傾斜するような表面形状に形成され、
基板部７の先端側は順次縮小する先細状の形状に形成す
るとともに、この内側に五角形の開口部２２が設けら
れ、この開口部２２の両側にはＹ字形の側縁部２３が設
けられている。
【００２８】さらに開口部２２における後方端部から前
方下側へ傾倒する細巾状の係止片２４が突設され、この
係止片２４の先端は屈曲し係止部２５が設けられ、突片
１２の係止部１３と係止できるように形成されている。
また基板部７の後端側には突片１５が遊嵌できる開口部
２６が設けられ、この開口部２６の口縁と突片１５の係
止部１６とが係止できるように形成されている。
方下側へ傾倒する細巾状の係止片２４が突設され、この
係止片２４の先端は屈曲し係止部２５が設けられ、突片
１２の係止部１３と係止できるように形成されている。
また基板部７の後端側には突片１５が遊嵌できる開口部
２６が設けられ、この開口部２６の口縁と突片１５の係
止部１６とが係止できるように形成されている。
【００２９】スプリング２の前方に屈曲して設けられた
細巾状の垂下片９は、表面に凹溝２７が長手方向に縦設
されて垂下片９の強度アップを図り、また垂下片９の中
間部における両側には凹部２８が凹設され、垂下片９を
胴体１における案内柱６の凹溝２１に固定した際、垂下
片９の脱落を阻止するように形成されている。
細巾状の垂下片９は、表面に凹溝２７が長手方向に縦設
されて垂下片９の強度アップを図り、また垂下片９の中
間部における両側には凹部２８が凹設され、垂下片９を
胴体１における案内柱６の凹溝２１に固定した際、垂下
片９の脱落を阻止するように形成されている。
【００３０】引手３は一端に枢軸１０、他端に摘手部１
１が設けられているが、引手３が胴体１に装着され垂下
したとき、枢軸１０が胴体１に対向する側に偏倚突出す
るとともに、枢軸１０の断面が引手３の長手方向に沿っ
て長い長方形を呈するカム部２９が形成され、引手３を
胴体１に装着し引手３の起伏操作により、スプリング２
を持ち上げるように形成されている。
１が設けられているが、引手３が胴体１に装着され垂下
したとき、枢軸１０が胴体１に対向する側に偏倚突出す
るとともに、枢軸１０の断面が引手３の長手方向に沿っ
て長い長方形を呈するカム部２９が形成され、引手３を
胴体１に装着し引手３の起伏操作により、スプリング２
を持ち上げるように形成されている。
【００３１】次に自動停止機構を備えたスライダーの組
立てについて説明すると、まず胴体１の上翼板４におけ
る前後の突片１２、１５の間に凹設した凹陥部１８に引
手３の枢軸１０のカム部２９が収容する状態に引手３を
載置重合し、その上面へスプリング２を配装するが、図
５に示すように上翼板４の爪孔１７に停止爪８を挿入す
るとともに、開口部２６に突片１５を遊嵌させて開口部
２６の口縁と突片１５の係止部１６とが係止できるよう
に配装する。
立てについて説明すると、まず胴体１の上翼板４におけ
る前後の突片１２、１５の間に凹設した凹陥部１８に引
手３の枢軸１０のカム部２９が収容する状態に引手３を
載置重合し、その上面へスプリング２を配装するが、図
５に示すように上翼板４の爪孔１７に停止爪８を挿入す
るとともに、開口部２６に突片１５を遊嵌させて開口部
２６の口縁と突片１５の係止部１６とが係止できるよう
に配装する。
【００３２】また、スプリング２の前方に設けた開口部
２２に、突片１２を嵌挿させるとともに、スプリング２
の係止片２４を突片１２の下方に設けた透孔２０に挿入
し、突片１２の係止部１３と、係止片２４の係止部２５
とが係止できるように配装され、かつスプリング２の側
縁部２３が上翼板４上に設置した支持台１４上に載置さ
れる。
２２に、突片１２を嵌挿させるとともに、スプリング２
の係止片２４を突片１２の下方に設けた透孔２０に挿入
し、突片１２の係止部１３と、係止片２４の係止部２５
とが係止できるように配装され、かつスプリング２の側
縁部２３が上翼板４上に設置した支持台１４上に載置さ
れる。
【００３３】さらにスプリング２の先端に設けた細巾状
の垂下片９を、胴体１の案内柱６に凹設した凹溝２１内
に嵌装させ、凹溝２１の溝縁をかしめて垂下片９を固定
するが、この際垂下片９の中間部分に設けた凹部２８に
凹溝２１の溝縁の肉の一部が圧入され、垂下片９の脱却
を阻止し、スプリング２を胴体１に装着することによっ
てスライダーは組立てられる。
の垂下片９を、胴体１の案内柱６に凹設した凹溝２１内
に嵌装させ、凹溝２１の溝縁をかしめて垂下片９を固定
するが、この際垂下片９の中間部分に設けた凹部２８に
凹溝２１の溝縁の肉の一部が圧入され、垂下片９の脱却
を阻止し、スプリング２を胴体１に装着することによっ
てスライダーは組立てられる。
【００３４】組立てられた自動停止機構を備えたスライ
ダーは、図６に示すように引手３を起立させると、引手
３のカム部２９によってスプリング２は弾力に抗して持
ち上げられ、停止爪８をエレメントガイド溝１９から退
避させることによりスライダーは自由に摺動させること
ができる。また引手３を元の位置へ倒伏させれば停止爪
８はエレメントガイド溝１９へ進出してエレメント間に
挿入されスライダーは停止する。なお引手３を胴体１の
前方へ倒せばスプリング２は偏倚したカム部２９によっ
て持ち上げられた状態を継続するから、スライダーは前
方へ自由に摺動させることができる。
ダーは、図６に示すように引手３を起立させると、引手
３のカム部２９によってスプリング２は弾力に抗して持
ち上げられ、停止爪８をエレメントガイド溝１９から退
避させることによりスライダーは自由に摺動させること
ができる。また引手３を元の位置へ倒伏させれば停止爪
８はエレメントガイド溝１９へ進出してエレメント間に
挿入されスライダーは停止する。なお引手３を胴体１の
前方へ倒せばスプリング２は偏倚したカム部２９によっ
て持ち上げられた状態を継続するから、スライダーは前
方へ自由に摺動させることができる。
【００３５】
【発明の効果】この発明の自動停止装置付スライドファ
スナー用スライダーは、以上説明したとおりの構成であ
り、この構成によって下記の効果を奏する。
スナー用スライダーは、以上説明したとおりの構成であ
り、この構成によって下記の効果を奏する。
【００３６】この発明のうち請求項１記載の発明は、ス
ライダー胴体の上翼板の前後に係止部を備えた突片を突
設し、案内柱の前面に凹溝を設け、後方の突片の基部に
爪孔を穿設し、板状スプリングは中央に流線形の基板部
を設け、基板部の前後に開口部を設け、両端は屈曲して
一方が垂下片、他方が停止爪を形成し、垂下片を凹溝に
固定し、停止爪を爪孔に嵌挿し、開口部を対応する突片
に遊嵌し、基板部の後端によって引手の枢軸を掩蔽した
ことによって、胴体の上面に流線形のスプリングを配
し、胴体の前端から引手装着部にかけての突起物をスプ
リングによって掩蔽し、他物との衝接を避け、しかもス
プリングを胴体に簡単な形態で、的確かつ容易に組付け
ることができ、スプリングの作動が円滑に行え、扁平で
感触がよく体裁のよいスライダーに仕上げられる効果が
ある。
ライダー胴体の上翼板の前後に係止部を備えた突片を突
設し、案内柱の前面に凹溝を設け、後方の突片の基部に
爪孔を穿設し、板状スプリングは中央に流線形の基板部
を設け、基板部の前後に開口部を設け、両端は屈曲して
一方が垂下片、他方が停止爪を形成し、垂下片を凹溝に
固定し、停止爪を爪孔に嵌挿し、開口部を対応する突片
に遊嵌し、基板部の後端によって引手の枢軸を掩蔽した
ことによって、胴体の上面に流線形のスプリングを配
し、胴体の前端から引手装着部にかけての突起物をスプ
リングによって掩蔽し、他物との衝接を避け、しかもス
プリングを胴体に簡単な形態で、的確かつ容易に組付け
ることができ、スプリングの作動が円滑に行え、扁平で
感触がよく体裁のよいスライダーに仕上げられる効果が
ある。
【００３７】請求項２記載の発明は、請求項１記載の発
明の効果に加え、スプリングの前方開口部に、基板部か
ら係止片を斜設し、この係止片は上翼板上の前方突片内
を揺動し、かつ係止部と係止し、後方開口部の口縁と後
方突片の係止部とが係止させたことによって、スプリン
グの作動を円滑に行うことができ、かつ胴体に容易に装
着することができるとともに、スプリングを必要以上に
作動できないよう的確に規制できる効果がある。
明の効果に加え、スプリングの前方開口部に、基板部か
ら係止片を斜設し、この係止片は上翼板上の前方突片内
を揺動し、かつ係止部と係止し、後方開口部の口縁と後
方突片の係止部とが係止させたことによって、スプリン
グの作動を円滑に行うことができ、かつ胴体に容易に装
着することができるとともに、スプリングを必要以上に
作動できないよう的確に規制できる効果がある。
【００３８】請求項３記載の発明は、請求項２記載の発
明の効果に加え、前方突片の下方の上翼板に、エレメン
トガイド溝に通ずる透孔を設け、この透孔に係止片を遊
嵌させたことによって、スプリングが自由に作動でき、
かつスプリングの作動範囲を胴体の低位置に設定できる
から、胴体の厚さを薄くすることができ、体裁のよいス
ライダーに仕上げられる効果がある。
明の効果に加え、前方突片の下方の上翼板に、エレメン
トガイド溝に通ずる透孔を設け、この透孔に係止片を遊
嵌させたことによって、スプリングが自由に作動でき、
かつスプリングの作動範囲を胴体の低位置に設定できる
から、胴体の厚さを薄くすることができ、体裁のよいス
ライダーに仕上げられる効果がある。
【００３９】請求項４記載の発明は、請求項１記載の発
明の効果に加え、スプリングにおける基板部の前方は先
細状に形成するとともに、前方の開口部は五角形を呈
し、開口部の両側の側縁部はＹ字形に形成したことによ
って、スプリングの弾性変形が容易にできるから、引手
の操作がきわめて簡単かつ容易に行うことができ、しか
もスプリングのデザインも美しく仕上げられる効果があ
る。
明の効果に加え、スプリングにおける基板部の前方は先
細状に形成するとともに、前方の開口部は五角形を呈
し、開口部の両側の側縁部はＹ字形に形成したことによ
って、スプリングの弾性変形が容易にできるから、引手
の操作がきわめて簡単かつ容易に行うことができ、しか
もスプリングのデザインも美しく仕上げられる効果があ
る。
【００４０】請求項５記載の発明は、請求項１記載の発
明の効果に加え、スプリングの垂下片に凹溝を縦設した
ことによって、スプリングの弾性変形には支障を与えず
に、スプリングの固定部分の強化を図ることができると
ともに、デザイン上からしても美しい形態に仕上がり、
しかもスプリングを強固に固定できる効果がある。
明の効果に加え、スプリングの垂下片に凹溝を縦設した
ことによって、スプリングの弾性変形には支障を与えず
に、スプリングの固定部分の強化を図ることができると
ともに、デザイン上からしても美しい形態に仕上がり、
しかもスプリングを強固に固定できる効果がある。
【００４１】請求項６記載の発明は、請求項１記載の発
明の効果に加え、スプリングの垂下片の中間部両側に凹
部を設けたことによって、スプリングを正確に固定位置
に固定でき、しかもスプリングの脱落を簡単な肉盛り手
段によって防ぐことができる効果がある。
明の効果に加え、スプリングの垂下片の中間部両側に凹
部を設けたことによって、スプリングを正確に固定位置
に固定でき、しかもスプリングの脱落を簡単な肉盛り手
段によって防ぐことができる効果がある。
【００４２】請求項７記載の発明は、請求項１記載の発
明の効果に加え、引手の枢軸を偏倚させてカム部を設
け、上翼板上の前後の突片間にカム部を収容できる凹陥
部を設けたことによって、引手によるスライダーの摺動
停止操作が簡単かつ的確に行うことができ、しかもスラ
イダーを嵩張らず扁平製品に仕上げることができ体裁の
よいスライダーが得られる効果がある。
明の効果に加え、引手の枢軸を偏倚させてカム部を設
け、上翼板上の前後の突片間にカム部を収容できる凹陥
部を設けたことによって、引手によるスライダーの摺動
停止操作が簡単かつ的確に行うことができ、しかもスラ
イダーを嵩張らず扁平製品に仕上げることができ体裁の
よいスライダーが得られる効果がある。
【００４３】請求項８記載の発明は、請求項１または４
記載の発明の効果に加え、スプリングにおけるＹ字形の
側縁部が対応する上翼板上に、スプリング載置用の支持
台を設けたことによって、スプリングが必要以上に引手
の枢軸を押圧しないから、引手の始動操作が容易であ
り、しかもスプリングのがたつきを防ぎ安定して胴体に
保持できる効果があるなど、この発明が奏する効果は顕
著である。
記載の発明の効果に加え、スプリングにおけるＹ字形の
側縁部が対応する上翼板上に、スプリング載置用の支持
台を設けたことによって、スプリングが必要以上に引手
の枢軸を押圧しないから、引手の始動操作が容易であ
り、しかもスプリングのがたつきを防ぎ安定して胴体に
保持できる効果があるなど、この発明が奏する効果は顕
著である。
【図１】自動停止装置付スライドファスナーの平面図で
ある。
ある。
【図２】同上スライダーの側面図である。
【図３】同上スライダーの斜視図である。
【図４】同上スライダーの一部を切欠した分解斜視図で
ある。
ある。
【図５】同上スライダーの停止時における縦断側図であ
る。
る。
【図６】同上スライダーの摺動時における縦断側面図で
ある。
ある。
【図７】公知の自動停止装置付スライドファスナー用ス
ライダーの斜視図である。
ライダーの斜視図である。
【図８】他の公知の自動停止装置付スライドファスナー
用スライダーの一部切欠した分解斜視図である。
用スライダーの一部切欠した分解斜視図である。
１ 胴体
２ スプリング
３ 引手
４ 上翼板
６ 案内柱
７ 基板部
８ 停止爪
９ 垂下片
１０ 枢軸
１２ 突片（前方）
１３ 係止部（前方突片）
１４ 支持台
１５ 突片（後方）
１６ 係止部（後方突片）
１７ 爪孔
１８ 凹陥部
１９ エレメントガイド溝
２０ 透孔
２１ 凹溝（案内柱）
２２ 開口部（前方）
２３ 側縁部
２４ 係止片
２６ 開口部（後方）
２７ 凹溝（垂下片）
２８ 凹部
２９ カム部
Claims (8)
- 【請求項１】 自動停止機構を備えたスライダーであっ
て、胴体１の上翼板４の前後に係止部１３，１６を備え
た突片１２，１５を突設し、案内柱６の前面に凹溝２１
を設け、後方の突片１５の基部に爪孔１７を穿設し、板
状のスプリング２は中央に流線形の基板部７を設け、該
基板部７の前後に開口部２２，２６を設け、両端は屈曲
して、一方が細巾状の垂下片９、他方が停止爪８を形成
し、スプリング２の垂下片９を凹溝２１に固定し、停止
爪８を爪孔１７に嵌挿し、開口部２２，２６を対応する
突片１２，１５に遊嵌し、基板部７の後端によって引手
３の枢軸１０を掩蔽したことを特徴とする自動停止装置
付スライドファスナー用スライダー。 - 【請求項２】 スプリング２における前方開口部２２に
は基板部７から細巾状の係止片２４を斜設し、該係止片
２４は上翼板４上の前方突片１２内を揺動し、かつ係止
部１３と係止可能に形成するとともに、後方開口部２６
の口縁と後方突片１５の係止部１６とが係止可能に形成
してなる請求項１記載の自動停止装置付スライドファス
ナー用スライダー。 - 【請求項３】 前方突片１２の下方の上翼板４に、エレ
メントガイド溝１９に貫通する透孔２０を設け、該透孔
２０にスプリング２の係止片２４を遊嵌してなる請求項
２記載の自動停止装置付スライドファスナー用スライダ
ー。 - 【請求項４】 スプリング２の基板部７の前方は先細状
に形成し、前方開口部２２は五角形を呈し、該開口部２
２の両側の側縁部２３は略Ｙ字形を呈してなる請求項１
記載の自動停止装置付スライドファスナー用スライダ
ー。 - 【請求項５】 スプリング２における垂下片９には凹溝
２７を縦設してなる請求項１記載の自動停止装置付スラ
イドファスナー用スライダー。 - 【請求項６】 スプリング２における垂下片９の中間両
側には凹部２８を凹設してなる請求項１記載の自動停止
装置付スライドファスナー用スライダー。 - 【請求項７】 引手３の枢軸１０は偏倚してカム部２９
を形成し、上翼板４上の突片１２、１５間にカム部２９
を収容できる凹陥部１８を凹設してなる請求項１記載の
自動停止装置付スライドファスナー用スライダー。 - 【請求項８】 スプリング２における基板部７のＹ字形
の側縁部２３が対応する上翼板４上にスプリング２の載
置用の支持台１４を突設してなる請求項１または４記載
の自動停止装置付スライドファスナー用スライダー。
Priority Applications (14)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25925696A JP3369059B2 (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 自動停止装置付スライドファスナー用スライダー |
| SG1997003263A SG64444A1 (en) | 1996-09-30 | 1997-09-08 | Auto-lock slide fastener slider |
| EP97116033A EP0832574B1 (en) | 1996-09-30 | 1997-09-15 | Auto-lock slide fastener slider |
| DE69712847T DE69712847T2 (de) | 1996-09-30 | 1997-09-15 | Automatisch verriegelbarer Schieber für Reissverschluss |
| ES97116033T ES2173361T3 (es) | 1996-09-30 | 1997-09-15 | Cursor de bloqueo automatico para cierres de cremallera. |
| CN97119564A CN1122475C (zh) | 1996-09-30 | 1997-09-25 | 自锁式拉锁的拉头 |
| TW087206067U TW369828U (en) | 1996-09-30 | 1997-09-25 | Auto-lock slide fastener slider |
| US08/938,955 US5896628A (en) | 1996-09-30 | 1997-09-26 | Auto-lock slide fastener slider |
| CA002217082A CA2217082C (en) | 1996-09-30 | 1997-09-26 | Auto-lock slide fastener slider |
| IDP973301A ID18373A (id) | 1996-09-30 | 1997-09-26 | Alat peluncur pengancing geser yang mengunci secara otomatis |
| KR1019970049346A KR100243725B1 (ko) | 1996-09-30 | 1997-09-27 | 오토록 슬라이드 파스너 슬라이더 |
| BR9702968A BR9702968A (pt) | 1996-09-30 | 1997-09-30 | Cursor de fecho corrediço com auto-trava |
| TR97/01085A TR199701085A3 (tr) | 1996-09-30 | 1997-09-30 | Otomatik kilitli fermuar sürgüsü. |
| HK98106054A HK1006636A1 (en) | 1996-09-30 | 1998-06-23 | Auto-lock slide fastener slider |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25925696A JP3369059B2 (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 自動停止装置付スライドファスナー用スライダー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1099107A JPH1099107A (ja) | 1998-04-21 |
| JP3369059B2 true JP3369059B2 (ja) | 2003-01-20 |
Family
ID=17331584
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25925696A Expired - Lifetime JP3369059B2 (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 自動停止装置付スライドファスナー用スライダー |
Country Status (14)
| Country | Link |
|---|---|
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| EP (1) | EP0832574B1 (ja) |
| JP (1) | JP3369059B2 (ja) |
| KR (1) | KR100243725B1 (ja) |
| CN (1) | CN1122475C (ja) |
| BR (1) | BR9702968A (ja) |
| CA (1) | CA2217082C (ja) |
| DE (1) | DE69712847T2 (ja) |
| ES (1) | ES2173361T3 (ja) |
| HK (1) | HK1006636A1 (ja) |
| ID (1) | ID18373A (ja) |
| SG (1) | SG64444A1 (ja) |
| TR (1) | TR199701085A3 (ja) |
| TW (1) | TW369828U (ja) |
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|---|---|---|---|---|
| KR19990024166A (ko) * | 1998-12-14 | 1999-03-25 | 정지옹 | 슬라이드파스너용 슬라이더 스톱퍼부재 |
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| JP3599644B2 (ja) | 2000-06-30 | 2004-12-08 | Ｙｋｋ株式会社 | 自動停止装置付スライドファスナー用スライダー |
| JP3714534B2 (ja) * | 2001-04-23 | 2005-11-09 | Ｙｋｋ株式会社 | 停止装置付スライドファスナー用スライダー |
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| JP4062621B2 (ja) * | 2003-12-16 | 2008-03-19 | Ｙｋｋ株式会社 | 自動停止装置付スライドファスナー用スライダー |
| JP4632924B2 (ja) * | 2005-10-21 | 2011-02-16 | Ｙｋｋ株式会社 | 自動停止装置付スライドファスナー用スライダー |
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| WO2011077566A1 (ja) | 2009-12-25 | 2011-06-30 | Ykk株式会社 | スライドファスナー用スライダー |
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| WO2013001597A1 (ja) * | 2011-06-28 | 2013-01-03 | Ykk株式会社 | スライドファスナー用スライダー |
| CN102771962B (zh) * | 2012-07-30 | 2016-04-13 | 福建浔兴拉链科技股份有限公司 | 一种平面拉头 |
| CN102845941B (zh) * | 2012-09-11 | 2016-04-27 | 福建浔兴拉链科技股份有限公司 | 一种自锁式拉头 |
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| GB201405748D0 (en) * | 2014-03-31 | 2014-05-14 | Coats Ltd J & P | Zip slider |
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| US10064457B2 (en) * | 2016-12-20 | 2018-09-04 | Shah Technologies, LLC | Metal one piece locking slide and pull for slide fastener |
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Family Cites Families (8)
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| JPS53133139A (en) * | 1977-04-14 | 1978-11-20 | Takashi Hasegawa | Pachinko machine game board |
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1998
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