JPS625998A - 膵腺からのグルカゴンの回収法 - Google Patents

膵腺からのグルカゴンの回収法

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JPS625998A
JPS625998A JP15258986A JP15258986A JPS625998A JP S625998 A JPS625998 A JP S625998A JP 15258986 A JP15258986 A JP 15258986A JP 15258986 A JP15258986 A JP 15258986A JP S625998 A JPS625998 A JP S625998A
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glucagon
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water
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    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 グルカゴンは、29個のアミノ酸からなる小さいポリペ
プチドホルモンである。このホルモンは膵島で合成され
、インシュリンと逆の生物活性を示し、したがって、グ
リコゲンの分解および新生の両者によって血中のグルコ
ース濃度がコントロールされている。
豚のグルカゴンのアミノ酸配列はブローマー(Brom
er 、 W、W、 )、シン(5inn、L、 ) 
オよびべ一1iン7. (1’3ehrens 、0 
、K 、) 9こよって決定された〔ジャーナル・オブ
・アメリカン・ケミカル・ンサエテ4 (J 、 Am
 、Chem、Soc )、792801−2805、
(1,957) ]。その後の研究Qこより、他の哺乳
動物から分間1されたグルカゴンも、豚のグルカゴンと
同一であることがわかった。
グルカゴン(分子i:3485ダルトン);ま、膵島の
A細胞に於いて、分子量約18.000〜19.000
ダルトンと推定される前駆体分子から合成される。この
プレプロホルモンは一連のタンパク分解によってグルカ
ゴンに変換される。
市販のグルカゴンは、インシュリン抽出の際の副産物と
して、牛または豚の膵臓から分離されたものである。膵
臓インシュリンの抽出の際、膵臓起源のグルカゴンに豊
んた塩ケーキを回収することができる。この塩ケーキ(
グルカゴン塩ケーキという)が、本発明方法の出発物質
となる。
発明の要約 即ち、本発明は、膵臓起源のグルカゴンを含有している
グルカゴン塩ケーキからグルカゴンを純化する方法であ
って、 (1)水混和性の溶媒を含有している水性媒質中に該グ
ルカゴン塩ケーキを溶解し、 (2)コ17) クルカゴン塩ケーキ溶液を、グルカゴ
ンが疎水性吸着担体に吸着される条件下、約4以下のp
Hまたは約7.5以上のpHで、該疎水性吸着担体Oこ
接触させ、 (3)水混和性有機溶媒を含んでいる水性溶液で該疎水
性吸着担体からグルカゴンを溶離して第1番目のグルカ
ゴン含有溶液を得、 (4)該疎水性吸着担体から溶離したpH約7.5〜約
1.0.5のグルカゴン含有溶液を、グルカゴンがアニ
オン交換担体に吸着される条件下で該アニオン交換担体
と接触させ、 (5)該アニオン交換担体からグルカゴンを溶離して第
2番目のグルカゴン含有溶液を得、そして(6)高めら
れた純度のグルカゴンを回収する、ことからなる方法を
提供するものである。
詳細な説明 本発明方法により、グルカゴン塩ケーキから高純度の膵
臓起源のグルカゴンを得ることができる。
本発明方法は、独立し、連続した3つの工程からなり、
それらは(1)疎水性吸着クロマトグラフィー、に)ア
ニオン交換クロマトグラフィー、および(3)グルカゴ
ン結晶化の順に行なわれる。
勿論、疎水性吸着工程は2段階、即ち疎水性吸着担体へ
のグルカゴンの適用段階、および担体からのグルカゴン
の溶離段階を含んでいる。絶対に必要であるということ
ではないが、この疎水性吸着工程の各段階は、異なった
条件で行なうのが好ましい。
本発明方法で使用される、出発物質としてのグルカゴン
含有物質は、膵臓抽出で得られるグルカゴン塩ケーキで
あるか、類似の処理で得られるグルカゴン含有物質であ
る。本発明に於いては、「グルカゴン塩ケーキ」という
用語は、上記のいずれをも含む広い意味で使用されてい
る。
疎水性吸着担体は、通常ポリスチレンコポリマー樹脂で
あり、より具体的に言うと、ポリスチレン−ジビニルベ
ンゼン・コポリマー樹脂でアル。
この疎水性吸着担体の例として、HP2Q、HP20−
 SS、XAD樹脂の全て、例えばXAD−2、XAD
−4、X A、 D −7、およびXAD−8が挙げら
れる。
特に重要な、そして好ましいのはHP2QおよびI(P
2O−8Sであり、後者が特に好ましい。
グルカゴン塩ケーキを水性媒質に溶解し、得られた溶液
のpHが約4.0以下、または約7.5以上になる様に
調節して疎水性吸着担体に適用する。
必ずしも絶対に必要ではないが、この様なpT(に維持
する緩衝能力のある塩を添加して、選択したpHK保持
してもよい。この様な緩衝剤の例として、グリシン、ト
リス、酢酸ナトリウムなどを挙げることができる。緩衝
剤を使用する場合、その非常Qこ好ましいものはグリシ
ンである。
既述した様に、グルカゴン塩ケーキ溶液のpHは約7.
5以−ヒ、または約4.0以下Qこ維持する。酸性pI
lが好ましく、この範囲内0こ於いては、約2.0〜約
3.6のpHが最も好ましい。
グルカコン塩ケーキヲ溶解する目的にのみ使用され、従
って必ずしも必要ではないが、水混和性の有機溶媒をグ
ルカゴン塩ケーキー水性混合物に添加してもよい。この
水混和性有機溶媒として使用し得るものの例は、例えば
ニトリル類(アセトニトリルなど)、アルコール類(メ
タノール、エタノール、n−プロピルアルコール、イン
プロピルアルコールなど)、ケトン類(アセトンなど)
、エーテル類(テトラヒドロフラン、ジオキサンなト)
、アミド類(例えばN、N−ジメチルホルムアミド)な
どである。グルカゴン塩ケーキを溶解するのに十分な計
ではあるが、グルカゴンの担体への有効な吸着を減少さ
せる程多くない量の水混和性有機溶媒を、水性媒質に添
加する。非常に好ましい有機溶媒はアセトニトリルとエ
タノールテアリ、その内最も好ましいのはアセトニトリ
ルである。アセトニトリルを使用する場合は、吸着され
たグルカゴンを連続的に脱着させることなく、グルカゴ
ン塩ケーキを溶解させるに十分な様に、通常約20容量
%を越えない量のアセトニ) IJルを水性媒質に添加
する。エタノールを使用する場合、通常その量は、グル
カゴンの連続的な脱着をひき起すことなく、約35容量
%才で増加させることができる。
グルカゴン塩ケーキに含まれるグルカゴンが疎水性担体
に吸着されたら、グルカゴンを担体上に残しながら非グ
ルカゴン物質を溶離させる条件下で担体を洗浄してもよ
い。この洗浄用媒質は、水混和性の有機溶媒の量を増加
させるという点で、適用に用いた媒質と異なるのが普通
である。この増加する量は、非グルカゴン物質を溶離す
るには十分であるが、グルカゴンを溶離することはでき
ない量である。例えば、水混和性有機溶媒としてアセト
ンを使用する場合、先ず10%のアセトニトリルを含ん
でいる洗浄用媒質を使用し、次いで20チのアセトニト
リルを含んでいるものを使用する。この順序で行なうと
、2番目の洗浄で、例えば副生成物としての膵臓性ポリ
ペプチドが溶離される。
洗浄を行なった場合、これが終了したら、段階的、直線
的、あるいは段階的および直線的グラジェント(勾配)
クロマトグラフィーによりグルカゴンを溶離する。グル
カゴンを溶離する際、段階的であれ連続的であれ、溶離
が完了するまで、水性のpHを調節した媒質中の水混和
性有機溶媒の量が増加していく様に、この溶離液の組成
を変える。例えば、アセトニ) IJルが選択した有機
溶媒の場合、グルカゴンの溶離は、その溶離液の容量組
成が約35%アセトニトリルに達した時に完了する。水
混和性の有機溶媒が、例えばエタノールの場合、有機溶
媒の量はもつと必要になり、通常約55%になるであろ
う。
本発明の疎水性吸着工程から得たグルカゴン含有溶出液
を、直接または非直接的に第2工程、即ちアニオン交換
クロマトグラフィ一工程で処理する。
本発明の第2工程で使用されるアニオン交換クロマトグ
ラフィーの担体は、広範囲の材料から選ばれる。通常、
この担体はDEAE(ジエチルアミノエチル)、QAE
(ジエチル−(2−ヒドロキシプロピル)アミノエチル
)などの官能基ヲ含んでいるものである。この様な官能
性アニオン交換基を含んでいる代表的な担体としては、
セファデックス(交差結合したデキストランビーズ)、
セファロース(アガロースビーズ)、セファセル(セル
ロースピース)、セルロファイン(セルロースピース)
、ワットマン(セルロース)、 IRA(スチレン−ジ
ビニルベンゼン)、モノビーズ(スチレン−ジビニルベ
ンゼン)、フラクトゲル(ビニルエーテル結合ポリマー
)、トリサクリル(アクリル性トリスポリマー)などが
挙げられる。好ましいアニオン交換担体はDEAE−セ
ファデックス、通常DEAE−セファデックスA25で
ある。
疎水性吸着工程から直接、または非+[接的に得られた
グルカゴン含有物質を、そのpHを約7.5〜約10.
5の範囲に調節した後、アニオン交換クロマトグラフィ
ー担体に適用する。このグルカゴン含有混合物の好まし
いpHは約8.0〜約9.0であり、最も好ましくは約
8.0〜約8.4である。通常、この混合物のpHは、
緩衝剤を使用して所望のレベルに維持する。広範囲の種
類の一般に認められている緩衝剤を使用することができ
る。好ましい緩衝剤はトリス(ヒドロキシメチル)アミ
ノメタン(Tris)である。
工程2に適用されるグルカゴン含有溶液は、溶解を可能
ならしめる量の水混和性有機溶媒、通常は疎水性吸着工
程からグルカゴンを溶離するのに使用した溶離液中に存
在しているものと同じ溶媒、を含んでいる。従って、ア
ニオン交換カラムに適用するグルカゴン溶液は、約15
%〜約50%の水混和性有機溶媒、通常はグルカゴン塩
ケーキを溶解するのに使用される溶媒として先に挙げた
もののいずれか、を陰んでいる。好ましい水混和性有機
溶媒はアセトニトリルおよびエタノールであり、最も好
ましいのはアセトニトリルである。
アニオン交換カラム【こ適用した後、有機−水性塩含有
溶離液を用いてグルカゴンを溶離する。代表的な塩はト
リスであり、インクラティック(同一組成)溶離を行な
ってもグラジェント溶raヲ行なってもよい。塩濃度は
、pHを含む多くの因子によって変わる。例えば、塩濃
度はアニオン交換担体からグルカゴンを溶離させるに十
分な高い濃度でなければならず、また、強く結合してい
る不純物がグルカゴンと共Qこ溶離してこない程十分低
濃度でなければならない。一般に、塩濃度は約0.02
M〜約IMの範囲に維持する。グルカゴン含有画分のプ
ールはタンパクを検出する常法によって行なう。
本発明方法の第3工程は、高められた純度のグルカゴン
を回収することである。一般に回収は結晶化により行な
い、通常、第2工程から得た溶出液のプールから1■接
結晶化させる。グルカゴンの結晶は、単に溶出液を通常
約り℃〜約5℃に冷却することによって得ることができ
る。しかし、冷却【こ加えて、pHの選択および溶媒組
成により結晶化を促進させることができる。即ち、ダル
カゴン混合物のpHf約7.0〜約8,0、好ましくは
約7.2に変え、水混和性有機溶媒の含量を通常約15
容量%以下に減らすことが好ましい。水混和性有機溶媒
の濃度は、例えば蒸発、希釈、サイズ・エクスクル−ジ
ョン・カラムを使った溶媒交換、カチオン交換樹脂から
のバッチ式吸着および脱着、などによって下げることが
できる。結晶は遠心、デカンテーションまたは沖過など
の常法により集めることができる。通常、得られた結晶
を水、希NaC1、またはエタノールで洗浄し、凍結乾
燥する。
この様にして得られたグルカゴンは高純度(即ち50%
以上)であり、そのま\使用できる。
以下に実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、
本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例 A、工程1 疎水性吸着による純化 HP−2Q S S樹脂を、15×100C1nのガラ
スカラム【こ、床高さ901まで充填する。全樹脂容量
は164であった。このカラムをアセトニトリル:00
2Mグリシン(1:9)で平衡化し、HC; lチル)
−I ’f、22.8 frこ調節した。グルカゴン塩
ケーキ(グルカゴン21.rJ8gを含む3.2 kg
 )を、室温で2時間、アセトニトリル:0.02Mグ
リシン(1: 9 ) (pH2,8)3211!1m
ft拌シナカラ溶解シた。パルストン(Ba1ston
 )フィルターを通し、400m11分の流速でカラム
に入れた。全負荷量は34eであった。溶出液からサン
プリングし、グルカゴンが含まれていないことを確認し
た後捨てた。アセトニトリルニゲリシン(1:9)(P
H2,8)18g1次いでアセトニトリルニゲリシン(
2:8)(pH2,8)31gg−用い、約40’ O
ynl1分の流速でカラムラ坏浄した。この最初の洗液
は捨てた。2番目の洗液は膵臓ポリペプチドを含んでい
たので貯蔵した。いずれの洗液0こもグルカゴンは含ま
れていなかった。次いでアセトニトリルニゲリシン(2
0:80)からなる混合用緩衝液321とアセトニトリ
ルニゲリシン(35:65)からなる制限的緩衝液32
r(いずれもpII2.8)のグラジェント混合緩衝液
を用いて溶離した。バルクフラクション24e”5集め
、次いで3分間フラクション(300ml/流速(分)
)を30個集めた(各940m1)。1つおきのフラク
ションをHPLCで分析し、フラクション1O−26i
主要フラクシヨンとしてプールし、フラクション1−9
を副フラクションとしてプールした。アセトニトリル:
0.2N水酸化ナトリウム(50:50)70g1次イ
テアセトニトリル:■I20(30ニア0)4、oi;
e使ってカラムを再生した。グルカゴンのカラム1■量
は、主プールで14.8g(70,2%)、副プールで
4.1%であった(分析用HP L にで測定)。
分析用HP L C系では、アセトニトリル:O,1M
燐酸塩(30ニア0)(p)(2,1)を使い、ンルバ
ックスC8150Aカラム(4,]、X250ffi)
i使用した。検出は214 nmで行ない、流速は0.
7 m17分であった。
BJ程2 アニオン交換による純化0 .08Mトリス−アセトニトリル(70:30)中で平
衡化したDEAE−セファデックスA−25を17.1
. X 40αのガラスカラムに28(7)まで(6、
FM)充填し、nCeテpIl f 8.0 Gこ調節
した。
直径50門の、ねじ山をつけたテフロン製の栓と、溶媒
に耐えるO−リングでカラムに栓をし、同じ緩衝液を用
い、N2圧を使って0.717時間の割合で一夜平衡化
した。
)(P−2QSSからの主要プール(14,87?)に
1、 O% NaOH(100m1) ヲ加えてpHを
8.25に調節し、流速46m11分でDEAEカラム
に適用した。負荷後カラムをとめ、0.08M)リス−
アセ)=I−’Jル(70:30)(p)(8,0)緩
衝液のバッファーヘット(111りを入し、次いでカラ
ムにシールをし、42−42−5O分の流速で溶#を行
なった。フラクション(各々22 分間= 1.、O〜
1.14)と集め、溶出液を波長280 nmの紫外線
検出器I S CoモデルUA−7でモニターした(チ
ャー )スピーF: 1.5G/時間、感度:2.0)
。UVプロフィルからフラクションを選び、分光光度計
を使って276nmでの光学密度をより正確に測定し、
主要フラクション13−24%プールシタ(12,6e
)。このプールから全量13.23go)グルカゴンを
得た(カラムQこ適用したグルカゴン14.9gの88
.8%)。
C0王程3 グルカゴンの結晶化 DEAE  (7)主要プールにIN’ NaOH43
(Julヲ加えてpH1,O,Oに調節し、ロータリー
エバポレーターを使って10.961?まで濃縮した。
この濃縮したプールを、HE P A−沖過冷蔵室中C
UNOフィルター(90SP)を通して沖過し、IN燐
酸2.321を使ってp)(7,20に調節した。この
溶液を3日間4℃に保持すると、その間に結晶化した。
上清をデカントし、結晶スラリーを、 3000rpm
で30分間5℃で通むした。遠心Gこより得た結晶を水
冷した精製水で2回洗浄し、精製水に懸濁し、冷凍し、
36時間凍結乾燥した。グルカゴン9.40gを含んで
いる凍結乾燥粉末9.89g%得り。DEAE主要プー
ルからのグルカゴンの回収率は73.1%であった。グ
ルカゴン塩ケーキから通算回収率は44.6%であった
特許出願人 イーライ・リリー・アンド・カンパニー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、膵腺起源のグルカゴンを含んでいるグルカゴン塩ケ
    ーキからグルカゴンを純化する方法であつて、 (1)水混和性の溶媒を含有している水性媒質中に該グ
    ルカゴン塩ケーキを溶解し、 (2)このグルカゴン塩ケーキ溶液を、グルカゴンが疎
    水性吸着担体に吸着される条件下、約4以下のpHまた
    は約7.5以上のpHで、該疎水性吸着担体に接触させ
    、 (3)水混和性有機溶媒を含んでいる水性溶液で該疎水
    性吸着担体からグルカゴンを溶離して第1番目のグルカ
    ゴン含有溶液を得、 (4)該疎水性吸着担体から溶離したpH約7.5〜約
    10.5のグルカゴン含有溶液を、グルカゴンがアニオ
    ン交換担体に吸着される条件下で該アニオン交換担体と
    接触させ、 (5)該アニオン交換担体からグルカゴンを溶離して第
    2番目のグルカゴン含有溶液を得、そして(6)高めら
    れた純度のグルカゴンを回収する、ことからなる方法。 2、疎水性吸着担体がポリスチレンコポリマー樹脂であ
    る第1項に記載の方法。 3、グルカゴン塩ケーキを溶解する為の水性媒質中にグ
    リシンを使用する第2項に記載の方法。 4、グルカゴン塩ケーキ溶液のpHが約2.0〜約3.
    6である第3項に記載の方法。 5、グルカゴン塩ケーキ含有水性媒質中の水混和性有機
    溶媒が約20容量%を越えない量のアセトニトリルであ
    る第2項に記載の方法。 6、グルカゴン塩ケーキ含有水性媒質中の水混和性有機
    溶媒が約35容量%を越えない量のエタノールである第
    2項に記載の方法。 7、アニオン交換担体と接触させるグルカゴン含有溶液
    のpHが約8.0〜約8.4である第1項に記載の方法
    。 8、アニオン交換担体と接触させるグルカゴン含有溶液
    のpHを、緩衝剤としてトリス(ヒドロキシメチル)ア
    ミノメタンの添加により維持する第1項に記載の方法。 9、第2番目のグルカゴン含有溶液から結晶化によりグ
    ルカゴンを回収する第1項に記載の方法。 10、第2番目のグルカゴン含有溶液のpHを約7.0
    〜約8.0にすることにより、該溶液からグルカゴンを
    結晶化させる第9項に記載の方法。 11、第1項〜第10項のいずれかに記載の方法で純化
    されたグルカゴン。
JP61152589A 1985-07-01 1986-06-27 膵腺からのグルカゴンの回収法 Expired - Lifetime JPH0720998B2 (ja)

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